JP2001280245A - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

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JP2001280245A
JP2001280245A JP2000092250A JP2000092250A JP2001280245A JP 2001280245 A JP2001280245 A JP 2001280245A JP 2000092250 A JP2000092250 A JP 2000092250A JP 2000092250 A JP2000092250 A JP 2000092250A JP 2001280245 A JP2001280245 A JP 2001280245A
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JP
Japan
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upper plate
pump
pump body
reciprocating pump
lower plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000092250A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
洋志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/007General arrangements of parts; Frames and supporting elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復動ポンプの振動を低減すること。 【解決手段】 往復動ポンプ10において、架台10B
が、上部プレート41と下部プレート42と制振部43
とを有してなり、ポンプ本体10Aを上部プレート41
に固定し、この上部プレート41と下部プレート42の
間に制振部43を介装してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンプレッサやバ
キュームポンプとして用いられる往復動ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、往復動ポンプは、特開平7-310651
号公報に記載の如く、ポンプ本体を架台に支持してい
る。そして、ポンプ本体は、モータの駆動軸に偏心部材
を含み、シリンダ内に往復動自在に設けたピストンにコ
ンロッドを結合し、コンロッドを偏心部材に連結して構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】然しながら、従来の往復
動ポンプでは、ポンプ本体を構成する偏心部材等の回転
運動による慣性力、及びピストン等の往復運動による慣
性力の動的不釣合いにより床面上を動き出すほどの振動
を生ずる。この振動は、モータの駆動軸の片側端にのみ
偏心部材を含み、偏心部材の一側にのみピストンを備え
る往復動ポンプにおいて特に顕著である。
【0004】本発明の課題は、往復動ポンプの振動を低
減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ポンプ本体を架台に支持してなる往復動ポンプにお
いて、前記架台が、上部プレートと下部プレートと制振
部とを有してなり、ポンプ本体を上部プレートに固定
し、この上部プレートと下部プレートの間に制振部を介
装してなるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記架台が、上部プレートと
下部プレートの両端部を制振部の外側にまで延ばし、上
部プレートの両端部に下向きの折り返し部を設け、ポン
プ本体と上部プレートが一定以上傾いたときに上部プレ
ートの折り返し部が下部プレートに衝合するように設定
してなるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記ポンプ本体が、モ
ータの駆動軸に偏心部材を含み、シリンダ内に往復動自
在に設けたピストンにコンロッドを結合し、コンロッド
を偏心部材に連結してなるようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば下記の作用がある。 往復動ポンプは、ポンプ本体の動的不釣合いに起因す
る振動を、架台の上部プレートと下部プレートに挟まれ
る制振部により吸収して低減し、この振動が下部プレー
トにまで伝わるのを防止する。
【0009】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 往復動ポンプでは、ポンプ本体と上部プレートが一定
以上傾いたときに、上部プレートの折り返し部が下部プ
レートに衝合するように設定されているから、ポンプ本
体と上部プレートは一定以上傾いて転倒したり、上部プ
レートが制振部から剥離する等を防止できる。
【0010】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 往復動ポンプでは、ポンプ本体がモータの駆動軸に偏
心部材を含み、シリンダ内に往復動自在に設けたピスト
ンにコンロッドを結合し、コンロッドを偏心部材に連結
して構成されているから、ポンプ本体を構成する偏心部
材等の回転運動による慣性力、及びピストン等の往復運
動による慣性力の動的不釣合いによる振動を、前述に
より防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は往復動ポンプを示す断面
図、図2は図1の側面図、図3は架台の分解斜視図、図
4は架台の傾斜制限作用を示す模式図である。
【0012】往復動ポンプ10は、図1、図2に示す如
く、ポンプ本体10Aを架台10Bに支持している。
【0013】ポンプ本体10Aは、図1に示す如く、ハ
ウジング11に取着したモータケース12に電動モータ
13を内蔵し、モータ13の駆動軸14を軸受15、1
5で支持し、駆動軸14の片側端にフライホイール16
を設け、フライホイール16に偏心ピン17(偏心部
材)を備えている。偏心ピン17はモータ13の駆動軸
14に対し偏心量eで偏心配置せしめられている。
【0014】ポンプ本体10Aは、ハウジング11に単
一のシリンダ21を嵌着し、シリンダ21に往復動自在
に設けたピストン22にコンロッド23を一体結合して
いる。ピストン22には、シリンダ21に摺接するピス
トンリング22Aが装着されている。
【0015】ポンプ本体10Aは、ピストン22のコン
ロッド23を前述の偏心ピン17の一側に軸受を介して
連結している。これにより、モータ13が作動すると、
偏心ピン17の偏心回転により、ピストン22がコンロ
ッド23を介してシリンダ21内を往復動する。
【0016】ポンプ本体10Aは、シリンダ21にシリ
ンダヘッド25を嵌着し、シリンダヘッド25に吸入室
26と吐出室27を形成している。そして、シリンダヘ
ッド25は、吸入室26に吸気導入口26Aを、吐出室
27に送気口27Aを備えている。また、シリンダヘッ
ド25は、吸入室26をシリンダ21に連通する吸入孔
26Bとその吸入弁26Cを備えるとともに、吐出室2
7をシリンダ21に連通する吐出孔27Bとその吐出弁
27Cを備えている。
【0017】ポンプ本体10Aは、モータ13の駆動軸
14に対し偏心量eで偏心配置せしめられている前述の
偏心ピン17に軸流ファン30を同軸的に結合してい
る。
【0018】従って、往復動ポンプ10にあっては、電
源スイッチのオンによりモータ13が作動すると、ピス
トン22がシリンダ21内で往復動する。そして、ピス
トン22の往動(吸入行程)時には、シリンダ21の内
部が負圧となり、吸入弁26Cが開き、吸入室26から
シリンダ21の内部に大気が吸入される。他方、ピスト
ン22の復動(吐出行程)時には、シリンダ21の内部
が圧縮され、吐出弁27Cが開き、シリンダ21の内部
の圧縮空気が吐出室27に吐出される。これにより、往
復動ポンプ10では、吸入室26の吸気導入口26Aに
接続した機器を負圧にし、バキュームポンプとして機能
する。また、往復動ポンプ10は、吐出室27の送気口
27Aに接続した機器に圧縮空気を供給し、コンプレッ
サとして機能する。
【0019】然るに、本実施形態において、架台10B
は、図1〜図3に示す如く、上部プレート41と下部プ
レート42と制振部43とを有し、ポンプ本体10Aを
ボルト44により上部プレート41に固定し、この上部
プレート41と下部プレート42の間に制振部43を介
装している。上部プレート41と下部プレート42は鋼
板、アルミ板等からなり、制振部43は発泡ウレタン、
ゴム等の制振材料からなり、制振部43の両面に上部プ
レート41と下部プレート42を接着剤等により接着し
ている。下部プレート42の下面の4隅には、ゴム脚4
5がボルト46により取着されている。
【0020】架台10Bは、上部プレート41と下部プ
レート42の両端部を制振部43の外側にまで延ばし、
上部プレート41の短手方向の両端部に下向きの折り返
し部41A、41Aを設け、ポンプ本体10Aと上部プ
レート41が制振部43を弾性変形させて一定以上傾い
たときに、上部プレート41の折り返し部41Aが下部
プレート42の短手方向の端部42Aに衝合するように
設定してある(図4)。尚、上部プレート41の両折り
返し部41A、41Aの内寸L1 は、下部プレート42
の両端部42A、42Aの外寸L2 より若干大きく設定
されており(図4(A))、ポンプ本体10Aと上部プ
レート41が水平を維持しながら制振部43を弾性変形
させて沈み込むときには、上部プレート41の折り返し
部41Aが下部プレート42の端部42Aに干渉しな
い。
【0021】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 往復動ポンプ10は、ポンプ本体10Aの動的不釣合
いに起因する振動を、架台10Bの上部プレート41と
下部プレート42に挟まれる制振部43により吸収して
低減し、この振動が下部プレート42にまで伝わるのを
防止する。
【0022】往復動ポンプ10では、ポンプ本体10
Aと上部プレート41が一定以上傾いたときに、上部プ
レート41の折り返し部41Aが下部プレート42に衝
合するように設定されているから、ポンプ本体10Aと
上部プレート41は一定以上傾いて転倒したり、上部プ
レート41が制振部43から剥離する等を防止できる。
【0023】往復動ポンプ10では、ポンプ本体10
Aがモータ13の駆動軸14に偏心ピン17を含み、シ
リンダ内に往復動自在に設けたピストン22にコンロッ
ド23を結合し、コンロッド23を偏心ピン17に連結
して構成されているから、ポンプ本体10Aを構成する
偏心ピン17等の回転運動による慣性力、及びピストン
22等の往復運動による慣性力の動的不釣合いによる振
動を、前述により防止できる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、架
台10Bは、上部プレート41の短手方向の両端部にだ
け折り返し部41A、41Aを設けるものに限らず、上
部プレート41の長手方向の両端部にも下向きの折り返
し部41B、41B(不図示)を設け、この折り返し部
41Bを下部プレート42の長手方向の端部42Bに衝
合するものであっても良い。更には、折り返し部を上部
プレートではなく、下部プレート側に上向き状態で設け
るものであっても良い。
【0025】また、制振部43は発泡ウレタン、ゴムに
限らず、スプリング等であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、往復動ポ
ンプの振動を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は往復動ポンプを示す断面図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3は架台の分解斜視図である。
【図4】図4は架台の傾斜制限作用を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 往復動ポンプ 10A ポンプ本体 10B 架台 13 モータ 14 駆動軸 17 偏心ピン(偏心部材) 21 シリンダ 22 ピストン 23 コンロッド 41 上部プレート 42 下部プレート 43 制振部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ本体を架台に支持してなる往復動
    ポンプにおいて、 前記架台が、上部プレートと下部プレートと制振部とを
    有してなり、ポンプ本体を上部プレートに固定し、この
    上部プレートと下部プレートの間に制振部を介装してな
    ることを特徴とする往復動ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記架台が、上部プレートと下部プレー
    トの両端部を制振部の外側にまで延ばし、上部プレート
    の両端部に下向きの折り返し部を設け、ポンプ本体と上
    部プレートが一定以上傾いたときに上部プレートの折り
    返し部が下部プレートに衝合するように設定してなる請
    求項1記載の往復動ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ポンプ本体が、モータの駆動軸に偏
    心部材を含み、シリンダ内に往復動自在に設けたピスト
    ンにコンロッドを結合し、コンロッドを偏心部材に連結
    してなる請求項1又は2記載の往復動ポンプ。
JP2000092250A 2000-03-29 2000-03-29 往復動ポンプ Pending JP2001280245A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005201111A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Hitachi Ltd 往復動型圧縮機
JP2017180167A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 株式会社日立産機システム 圧縮機
KR101914497B1 (ko) * 2017-04-20 2018-11-05 (주)일신오토클레이브 시린지 펌프 형식을 가지는 고점도 원유용 이송장치

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