JP2001280128A - 排気ガス処理装置の製造方法 - Google Patents
排気ガス処理装置の製造方法Info
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Abstract
径された非同軸首部を有し、該非同軸首部に内管を挿入
配置した排気ガス処理装置を容易に製造する方法を提供
する。 【解決手段】 外管1の一端部1bを該外管1の中心軸
線Aと非同軸に縮径して外管に非同軸首部2を一体形成
する工程と、該非同軸首部2の開口端面4をその非同軸
首部2の中心軸線Bに対して略垂直になるように整形す
る工程と、前記外管1の内部に内管5を挿入して前記非
同軸首部2に内管5を嵌入する工程とを含むことを特徴
とする。
Description
製造方法に関する。
の消音器を二重管で構成するものがあり、例えば図6に
示すような製造方法によって製造するものが、特開平1
0−280953号公報に開示されている。
101の外周に空間102を設けて外管103を配置
し、その外管103の一端部104をテーパ状に縮径し
て外管103の一端に首部105を形成し、該首部10
5を内管101に密着して固定し、また、外管103の
他端部106をテーパ状に縮径して外管103の他端に
首部107を形成し、該首部107を内管101に定着
するようにしたものである。なお、前記の縮径はスピニ
ングローラ108によるスピニング加工で行っている。
び外管が夫々一体の管であって外管の端部を縮径して成
形するため、溶接やカシメなどにより接合して形成され
るものに比べて、生産性、耐久性、気密性などに優れて
いる。
を防止するため複数の湾曲部を設けて配置される。その
ため、このような湾曲する排気管に接続する消音器を形
成するために、図7に示すように、消音器を構成する管
の本体部201の中心軸X1と、端部にスピニングロー
ラ203によるスピニング加工によって縮径して形成さ
れる首部202の中心軸X2 とを相対的に偏芯させて非
同軸にしたり(特開平11−147138号公報)、図
8に示すように、消音器を構成する管の本体部301の
中心軸X1 と、端部にスピニングローラ303によるス
ピニング加工によって縮径して形成される首部302の
中心軸X3 とを相対的に傾斜させて非同軸にしたり(特
開平11−151535号公報)して車両搭載の自由度
を上げ、容量の増大などを図るようにしたものがある。
であって、かつ図7または図8に示すような偏芯または
傾斜した首部を形成できれば、前記のような生産性、耐
久性、気密性に優れ、かつ、高い車両搭載の自由度など
を兼ね備えた消音器などの排気ガス処理装置を形成でき
る。
として図9に示すように、内管401として、その端部
402の軸芯が内管本体部の軸芯X4 に対して傾斜した
内管を使用し、該内管401を外管403内に挿入し、
その後、外管403の一端側404をスピニングローラ
405でテーパ状に縮径してその端部406を内管40
1の端部402に密着させる方法も考えられる。
401の挿入後に、外管403の一端部404を非同軸
のテーパ状に加工する際、縮径加工の初期においては、
外管403の中心軸線X4 に対して僅かに傾斜した線X
5 を中心軸としてスピニングローラ405が公転してス
ピニング加工が行われることから、スピニングローラ4
05は図9の実線位置から、前記線X5 に略平行な線X
6 の軌跡で点線の位置へ移動し、内管401の端部40
7とスピニングローラ405とが干渉する。そのため、
このような干渉が生じないように、加工装置を複雑に制
御する必要が生じる。
器を構成する場合においては、外管103の開口端部か
ら内管101の端部を僅かに突出させ、該外管103と
内管101とを同時に排気管に溶接することが行われて
いる。この際、管の外径や加工のバラツキなどによって
外管の開口端部の位置もバラツクが、内外管の首部が同
軸の場合には内管の配置を僅かにずらすことによってそ
のバラツキを吸収することができる。
1の端部402と外管403の首部406が非同軸であ
ると、内管401を前記のようにずらしてバラツキを吸
収することはできず、排気管との溶接が困難である。ま
た、外管403の端部406を縮径して内管401に密
着させた後に、外管403の開口端部を切断してバラツ
キを吸収しようとすると、内管401と外管403が密
着した状態下において外管403のみを切断するという
困難な工程が必要になる。
に優れ、かつ偏芯或いは傾斜した首部を有する排気ガス
処理装置を、前記の問題を解決して容易に製造できる製
造方法を提供することを目的とするものである。
めに、請求項1記載の第1の発明は、外管の一端部を該
外管の中心軸線と非同軸に縮径して外管に非同軸首部を
一体形成する工程と、該非同軸首部の開口端面をその非
同軸首部の中心軸線に対して略垂直になるように整形す
る工程と、前記外管の内部に内管を挿入して前記非同軸
首部に内管を嵌入する工程とを含むことを特徴とするも
のである。
部を該外管の中心軸線と非同軸に縮径して外管に非同軸
首部を一体形成する工程と、前記外管の内部に内管を挿
入して前記非同軸首部に内管を遊嵌する工程と、該非同
軸首部と内管とを近接させる工程とを含むことを特徴と
するものである。
部を該外管の中心軸線と非同軸に縮径して外管に非同軸
首部を一体形成する工程と、該非同軸首部の開口端面を
その非同軸首部の中心軸線に対して略垂直になるように
整形する工程と、前記外管の内部に内管を挿入して前記
非同軸首部に内管を遊嵌する工程と、該非同軸首部と内
管とを近接させる工程とを含むことを特徴とするもので
ある。
部を該外管の中心軸線と非同軸に縮径して外管に非同軸
首部を一体形成する工程と、該非同軸首部の開口端面を
その非同軸首部の中心軸線に対して略垂直になるように
整形する工程と、前記外管の内部に内管を挿入して前記
非同軸首部に内管を遊嵌する工程と、該非同軸首部と内
管とを近接させる工程と、外管の縮径されていない他端
部から前記外管と前記内管との間に吸音材を充填する工
程と、前記外管の他端部を縮径する工程とを含むことを
特徴とするものである。
至第4のいずれかの発明において、前記非同軸首部と内
管との近接を、型によって非同軸首部を縮径加工するこ
とによって行うようにしたものである。
至第4のいずれかの発明において、前記非同軸首部と内
管との近接を、型によって内管を拡径加工することによ
って行うようにしたものである。
至第6のいずれかの発明において、前記非同軸首部をス
ピニング加工によって形成するものである。
て本発明の実施の形態について説明する。
明する。
関の消音器に適用した例である。
意する。該外管1はステンレスなどの金属管を使用し、
その横断面が円形で、軸方向に所定の長さを有する筒状
体である。
(b)に示すように、外管1の素管部(一般部)1aの
中心軸線Aに対して所定の角度θ傾斜した中心軸線Bを
有すようにテーパ状に縮径するとともに素管部1aと非
同軸の非同軸首部2を縮径形成する。
1 は、該非同軸首部2に挿入される後述の内管5の外径
R2 よりも若干大きく設定する。
て傾斜するとともに縮径した非同軸首部2を形成する方
法としては、スピニング加工やその他の種々な周知の加
工方法を採用することができるが、スピニング加工で形
成する場合には、本出願人が先に提案した前記図8に示
すスピニング加工方法(特開平11−151535号公
報参照)を採用することが、その加工容易上から望まし
い。
同軸首部2における図1(b)に示すE側はF側に比べ
て加工量が大きいため、E側がF側に比べて突出した状
態になり、その開口部3の端面4は非同軸首部2の中心
軸線Bに対して非直角になる。
の端面が非同軸首部2の中心軸線Bに対して略直角にな
るように非同軸首部2の開口部3側を所定量切断して非
同軸首部2の整形を行う。すなわち、図1(b)の鎖線
Gで切断する。この整形工程により、図1(c)に示す
ように、非同軸首部2の開口部3の端面4aが、非同軸
首部2の中心軸線Bに対して略直角な面の外管1が得ら
れる。
加工以外に、整形すべき程度に応じて切削による加工で
もよい。
素管部1aの中心軸線Aに略沿う直管状の主体部5a
と、外管1の非同軸首部2の中心軸線Bに略沿うように
予め屈曲させた屈曲部5bを有する内管5を外管1内に
挿入する。
の縮径されていない他端部1cの開口部より、内管5の
屈曲部5bを先にして挿入し、図1(d)に示すよう
に、内管5の屈曲部5bが外管1の非同軸首部2に略同
軸に嵌入し、かつ、内管5の両端部5b,5cが外管1
の両端部1b,1cの開口部よりも僅かに突出するよう
にして配置する。
1 が内管5の屈曲部5bの外径R2よりも若干大きく設
定されており、これらの間に、これらが遊嵌する所定の
隙間dが形成されるようになっている。すなわち、内管
5の屈曲部5bの屈曲角に対応して内管5を前記のよう
に挿入配置できるように隙間dの寸法が設定されてい
る。なお、外管1の素管部1aの内径R3 は内管5の主
体部5aの外径R4 よりもかなり大きく設定されてお
り、これらの間に大きな隙間Dが設けられている。
同軸首部2に遊嵌できるようにしたことにより、内管5
を外管1に対し、内管5の屈曲部5bを外管1の非同軸
首部2に略同軸に嵌入させる挿入作業が容易に行える。
する例であるため、前記内管5には小孔6が形成され、
また、内管5の他端部5cの外周にはワイヤメッシュな
どからなる環状の保持部材7が外装されている。
保持手段により図1(d)の配置状態で保持し、前記の
ように縮径された非同軸首部2を更に縮径加工して図1
(e)に示すように非同軸首部2を内管5の屈曲部5b
の外周面に近接させる。なお、この近接及び本明細書で
いう近接とは、外管1と内管5とが溶接可能な程度に近
接している状態を示すものであり、気密状態に接触した
密着状態及び略密着状態をも含むものである。前記非同
軸首部2の縮径加工方法としては、その縮径加工量が僅
かであるため、例えば分割した型を非同軸首部2の外周
に配置して求心方向へ加圧する方法でもよく、また、ス
ピニングローラによるスピニング加工によってもよい。
する例であるため、図2(a)に示すように、外管1の
縮径されていない他端部1cの開口部から外管1と内管
5との空隙内にグラスウールなどの吸音材8を吹き込み
充填する。
(d)に示す工程において、予め吸音材8を外装した内
管5を外管1内に挿入して行ってもよいが、この方法に
よると、非同軸首部2と屈曲部5bとの隙間の形状に合
わせて吸音材8を成形する必要が生じる。したがって、
この図2(a)に示す吹き込み充填の方法が望ましい。
端部1cを縮径する。この縮径部9は、実施例では図2
(b)に示すように、テーパ状縮径部9aと、その先部
に延長的に設けた直管状の縮径首部9bとからなる。ま
た、その縮径部9を前記内管5に外装した保持部材7の
外周に密着させる。この他端部1cの縮径加工は、型加
工やスピニング加工など周知の縮径加工方法によるが、
スピニング加工が望ましい。
に、一端側10bが主体部10aの中心軸線Aに対して
傾斜し、他端側10cが主体部10aの中心軸線Aと同
軸の2重管よりなる消音管10が製造される。
首部2と内管5の屈曲部5bとの近接を、外管1の非同
軸首部2側を縮径して行うようにしたが、内管5の屈曲
部5b内に分割した型を挿入して屈曲部5bの管を外側
へ加圧し、該屈曲部5b側を拡径して外管1の屈曲部5
bに近接させるようにしてもよい。
機関の消音器に適用した例である。
意する。該外管1も前記第1実施例と同様に、ステンレ
スなどの金属管を使用し、その横断面が円形で、軸方向
に所定の長さを有する筒状体である。
1の素管部(一般部)1aの中心軸線Aに対して所定量
Hだけ偏芯した線Cを中心軸線とする径で縮径し、外管
1の素管部1aの中心軸線Aと非同軸の非同軸首部12
を形成する。また、この非同軸首部1と素管部1aの間
にはテーパ部12aが形成されている。
軸首部12に挿入される後述の内管15の外径R2 より
も若干大きく形成する。
線Aに対して偏芯するとともに縮径した非同軸首部12
を形成する方法としては、スピニング加工やその他の種
々な周知の加工方法を採用することができるが、スピニ
ング加工で形成する場合には、本出願人が先に提案した
前記図7に示すスピニング加工方法(特開平11−14
7138号公報)を採用することが、その加工容易上か
ら望ましい。
非同軸首部12における図3(b)に示すE側はF側に
比べて加工量が大きいため、E側がF側に比べて突出し
た状態になり、その開口部13の端面14は図3(b)
に示すように非同軸首部12の中心軸線Cに対して非直
角になる。
2の端面が非同軸首部12の中心軸線Cに対して略直角
になるように非同軸首部12の開口部13側を所定量切
断して非同軸首部12の整形を行う。すなわち、図3
(b)の鎖線Gで切断する。この整形工程により、図3
(c)に示すように非同軸首部12の開口部13の端面
14aが、非同軸首部12の中心軸線Cに対して略直角
な面の外管1が得られる。
加工以外に、整形すべき程度に応じて切削による加工で
もよい。
1の内径R1 より若干小径の外径R 2 を有する内管15
の他端部15cに仕切板16を固設した内蔵物17を用
意する。この仕切板16は、その軸芯が内管15の中心
軸線Cに対し前記のH量分偏芯して固設されている。そ
して、この内蔵物17を、外管1の縮径されていない他
端部1c側から挿入し、図3(d)に示すように、内管
15の一端部15bが外管1の非同軸首部12に略同軸
で遊嵌し、かつ一端部15bが外管1の端面14aから
僅かに突出するようにして配置する。これにより、外管
1の非同軸首部12と内管15の一端部15bとの間に
隙間dが形成される。また、仕切板16の外径は外管1
の素管部1aの内面に一ぱいに嵌合する径に設定されて
いる。
する例であるため、前記内管15の中間部15aには、
その内部と消音室を構成する室18とを連通する小孔1
9が形成されている。
い保持手段により図3(d)の配置状態で保持し、内管
15の一端部15b内に分割した型を挿入してその型に
より内管15の一端部15bを外側へ加圧し、内管15
の一端部15bに、図3(e)に示すような拡径部20
を形成して、該拡径部20と外管1の非同軸首部12と
を近接させる。
方法は、非分割の型を内管15内に圧入して拡径する方
法でもよい。
ては、通常、外管1に対して内管15の肉厚が薄く設定
されている場合が多く、このように内管15側が薄い場
合には、前記のように内管15側を拡径することが望ま
しい。
非同軸首部12側を型加工或いはスピニング加工により
縮径して、内管15の一端部15bと外管1の非同軸首
部12を近接させるようにしてもよい。
端部1cを図4に示すようにテーパ状縮径部21と縮径
首部22に縮径する。この縮径加工は、型加工やスピニ
ング加工など周知の縮径加工方法によるが、スピニング
加工が望ましい。
端側23bが主体部23aの中心軸線Aに対して偏芯
し、他端側23cが主体部23aの中心軸線Aと同軸の
2重管よりなる消音器23が製造される。
内管5として、一端部に前記のような屈曲部5bを形成
し、中間の主体部5aを傾斜させ、他端部5cを外管1
の中心軸線Aに平行させるとともに若干縮径したものを
使用し、前記第1実施例の図1に示す工程により、外管
1の非同軸首部2と内管5の屈曲部5bを夫々外管1の
素管部1aの中心軸線Aに対して傾斜させて近接させ、
その後、前記図2(a)に示すような工程により吸音材
8を充填し、次で、外管1の他端部1cをスピニング加
工などにより縮径する。
心軸線Aに対して一端の首部がθ量傾斜し、他端の首部
がH量偏芯した消音器が製造される。
本発明を適用した例であるが、本発明は内管の内部に触
媒担体を内蔵し、その内管の外周を外管で被覆するよう
な触媒コンバータの製造に適用することもでき、更に、
これら消音器、触媒コンバータ以外の排気ガス処理装置
の製造にも適用できるものである。したがって、本発明
は前記実施例の消音器に限定するものではなく、広く排
気ガス処理装置の製造をも含むものである。
ば、内外管をそれぞれかしめや溶接などによる接合部を
設けることなく形成できるため、接合して形成されるも
のに比べて、生産性、耐久性、気密性に優れた排気ガス
処理装置を製造できる。
部を成形するため、この非同軸首部を成形する際には、
内管に拘束されることなく非同軸首部を単独で成形で
き、複雑な加工機器制御を行う必要がない。また、非同
軸度を大きくすることも容易に行える。
の非同軸首部の中心軸線に対して略垂直に整形すること
により、その開口端面での溶接に際しては、溶接機器を
回転方向の一軸のみで制御すれば足りる。すなわち、開
口端面が中心軸線に対して非直角なものにおいては、回
転方向と軸方向の二軸で溶接機器を制御する必要がある
が、本発明によれば、このような二軸制御を必要としな
い。したがって、設備の小型化、単純化を図ることが可
能になる。
軸首部に内管の端部を遊嵌した後にこれらを近接させる
ようにしたので、外管の首部が主体部と非同軸でかつ、
この非同軸首部内に内管の端部を近接状に配置した排気
ガス処理装置を容易に製造できる。
を兼ね備えた排気ガス処理装置を容易に製造できる。
に内管を挿入した後に縮径されていない外管の他端部か
ら吸音材を充填することにより、外管の非同軸首部と内
管との間に複雑な形状の空間があっても、この空間に吸
音材を容易に充填することができる。
軸首部と内管との近接を型によって行うことにより、ス
ピニング加工に比べて短時間で近接加工できる。
の非同軸首部と内管との近接を、型によって内管を拡径
加工することによって行うようにすると、通常、消音器
の内管の板厚が外管の板厚に比べて薄い場合が多いこと
から、このような消音器の製造に適する。
軸首部をスピニング加工で縮径形成することにより、高
い縮径率を実現できる上に、種々の非同軸形状を形成す
ることができる。
示す図。
吸音材と外管の他端部を縮径する工程を示す図。
示す図。
径する工程を示す図。
渉状態を説明する断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 外管の一端部を該外管の中心軸線と非同
軸に縮径して外管に非同軸首部を一体形成する工程と、
該非同軸首部の開口端面をその非同軸首部の中心軸線に
対して略垂直になるように整形する工程と、前記外管の
内部に内管を挿入して前記非同軸首部に内管を嵌入する
工程とを含むことを特徴とする排気ガス処理装置の製造
方法。 - 【請求項2】 外管の一端部を該外管の中心軸線と非同
軸に縮径して外管に非同軸首部を一体形成する工程と、
前記外管の内部に内管を挿入して前記非同軸首部に内管
を遊嵌する工程と、該非同軸首部と内管とを近接させる
工程とを含むことを特徴排気ガス処理装置の製造方法。 - 【請求項3】 外管の一端部を該外管の中心軸線と非同
軸に縮径して外管に非同軸首部を一体形成する工程と、
該非同軸首部の開口端面をその非同軸首部の中心軸線に
対して略垂直になるように整形する工程と、前記外管の
内部に内管を挿入して前記非同軸首部に内管を遊嵌する
工程と、該非同軸首部と内管とを近接させる工程とを含
むことを特徴とする排気ガス処理装置の製造方法。 - 【請求項4】 外管の一端部を該外管の中心軸線と非同
軸に縮径して外管に非同軸首部を一体形成する工程と、
該非同軸首部の開口端面をその非同軸首部の中心軸線に
対して略垂直になるように整形する工程と、前記外管の
内部に内管を挿入して前記非同軸首部に内管を遊嵌する
工程と、該非同軸首部と内管とを近接させる工程と、外
管の縮径されていない他端部から前記外管と前記内管と
の間に吸音材を充填する工程と、前記外管の他端部を縮
径する工程とを含むことを特徴とする排気ガス処理装置
の製造方法。 - 【請求項5】 前記非同軸首部と内管との近接を、型に
よって非同軸首部を縮径加工することによって行うよう
にした請求項2乃至4のいずれかに記載の排気ガス処理
装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記非同軸首部と内管との近接を、型に
よって内管を拡径加工することによって行うようにした
請求項2乃至4のいずれかに記載の排気ガス処理装置の
製造方法。 - 【請求項7】 前記非同軸首部をスピニング加工によっ
て形成する請求項1乃至6のいずれかに記載の排気ガス
処理装置の製造方法。
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