JP2001279572A - 立体編物布帛 - Google Patents
立体編物布帛Info
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- JP2001279572A JP2001279572A JP2000089639A JP2000089639A JP2001279572A JP 2001279572 A JP2001279572 A JP 2001279572A JP 2000089639 A JP2000089639 A JP 2000089639A JP 2000089639 A JP2000089639 A JP 2000089639A JP 2001279572 A JP2001279572 A JP 2001279572A
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- knitted fabric
- dimensional knitted
- fabric
- dimensional
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 堅牢で保持強度の優れた端縁部を有する立体
編物布帛の提供。 【解決手段】 表裏編面を構成する糸と該表裏編面を連
結する連結糸とから編成された立体編物の一枚でなるか
もしくは複数枚の積層でなる布帛であり、該布帛の端縁
部がその少なくとも一つの表面に配置された熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマー材片に一体に溶融接合され
ていてなることを特徴とする立体編物布帛。
編物布帛の提供。 【解決手段】 表裏編面を構成する糸と該表裏編面を連
結する連結糸とから編成された立体編物の一枚でなるか
もしくは複数枚の積層でなる布帛であり、該布帛の端縁
部がその少なくとも一つの表面に配置された熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマー材片に一体に溶融接合され
ていてなることを特徴とする立体編物布帛。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体編物布帛にお
いてその端縁部の端面等のほつれが防止され、かつ、高
負荷使用に耐える補強をされた端縁部を有する立体編物
布帛に関する。
いてその端縁部の端面等のほつれが防止され、かつ、高
負荷使用に耐える補強をされた端縁部を有する立体編物
布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体編物は、その特異な構造から
通気性クッション材として、ベッドパッド、カーシート
や椅子の表皮材等に使用されている。この種の用途にお
いて、立体編物は、その端縁に特に何も処置を施されて
いないか、縁部にせいぜいバイアステープを縫製で取り
付けて、ほつれ防止構造を形成して使用に供されてい
る。立体編物が事務用椅子の座部材として使用される場
合、立体編物はそれ自身の力学的強度が充分体重を支え
得るものではあっても、端縁部にほつれが発生するの
で、立体編物単体で用いることができず、せいぜい合成
樹脂製の支持材と発泡ウレタンでできた通常の椅子用の
表面材として使用される程度であった。その結果、立体
編物が本来もっている通気性の活用が妨げられでしま
う。立体編物に高周波ウエルダー、超音波ウエルダー加
工等を適用することによって、立体編物を構成している
素材そのものを編物構造内で溶融圧着させて、その端縁
部のほつれを防止する方法も知られている。しかし、立
体編物を構成している素材そのものが溶融されることに
なるので、素材自身がもっている本来の強度が大幅に低
下して、立体編物単体での使用が著しく妨られる。
通気性クッション材として、ベッドパッド、カーシート
や椅子の表皮材等に使用されている。この種の用途にお
いて、立体編物は、その端縁に特に何も処置を施されて
いないか、縁部にせいぜいバイアステープを縫製で取り
付けて、ほつれ防止構造を形成して使用に供されてい
る。立体編物が事務用椅子の座部材として使用される場
合、立体編物はそれ自身の力学的強度が充分体重を支え
得るものではあっても、端縁部にほつれが発生するの
で、立体編物単体で用いることができず、せいぜい合成
樹脂製の支持材と発泡ウレタンでできた通常の椅子用の
表面材として使用される程度であった。その結果、立体
編物が本来もっている通気性の活用が妨げられでしま
う。立体編物に高周波ウエルダー、超音波ウエルダー加
工等を適用することによって、立体編物を構成している
素材そのものを編物構造内で溶融圧着させて、その端縁
部のほつれを防止する方法も知られている。しかし、立
体編物を構成している素材そのものが溶融されることに
なるので、素材自身がもっている本来の強度が大幅に低
下して、立体編物単体での使用が著しく妨られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、立体
編物を構成する素材の強度を損なわずに、その端縁部を
補強して、立体編物本来の特徴である通気性、クッショ
ン性に優れた立体編物の提供にある。
編物を構成する素材の強度を損なわずに、その端縁部を
補強して、立体編物本来の特徴である通気性、クッショ
ン性に優れた立体編物の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、表裏編
面を構成する糸と該表裏編面を連結する連結糸とから編
成された立体編物の一枚でなるかもしくは複数枚の積層
でなる布帛であり、該布帛の端縁部がその少なくとも一
つの表面に配置された熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラス
トマー材片に一体に溶融接合されていてなることを特徴
とする立体編物布帛によって達成される。
面を構成する糸と該表裏編面を連結する連結糸とから編
成された立体編物の一枚でなるかもしくは複数枚の積層
でなる布帛であり、該布帛の端縁部がその少なくとも一
つの表面に配置された熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラス
トマー材片に一体に溶融接合されていてなることを特徴
とする立体編物布帛によって達成される。
【0005】本発明において、立体編物を編組する繊維
素材はいかなる繊維であってもよい。天然繊維、化学繊
維もしくは合成繊維のいずれかが、それぞれ単独で編成
されても、交編で編成されてもよい。表裏編面を構成す
る繊維素材を違えても、また連結糸の繊維が製品につい
て要求される性能に応じて任意に選択されてもよい。本
発明でいう立体編物布帛の代表例には、二列針床を有す
る編機で形成される編地であって、例えばダブルラッシ
ェル機、ダブル丸編機等で編成できる編物である。図6
に、表編地(3)と裏編地(4)のそれぞれの面を連結
糸(5)で連結してなる立体編物の一例を示す。
素材はいかなる繊維であってもよい。天然繊維、化学繊
維もしくは合成繊維のいずれかが、それぞれ単独で編成
されても、交編で編成されてもよい。表裏編面を構成す
る繊維素材を違えても、また連結糸の繊維が製品につい
て要求される性能に応じて任意に選択されてもよい。本
発明でいう立体編物布帛の代表例には、二列針床を有す
る編機で形成される編地であって、例えばダブルラッシ
ェル機、ダブル丸編機等で編成できる編物である。図6
に、表編地(3)と裏編地(4)のそれぞれの面を連結
糸(5)で連結してなる立体編物の一例を示す。
【0006】本発明の立体編物布帛は、立体編物一枚で
なる布帛であるか、あるいは複数枚重ね合わせた積層構
造の布帛であることができる。また、前記した立体編物
に通常の織編物を重ねた積層構造の布帛であることもで
きる。ここで、通常の織編物とは、平織、綾織、朱子
織、変化組織織物( ジャガード織物) 、パイル織物等の
織物およびシングル針床の緯編機及び経編機によって編
成される編物である。通常の織編物が通気度の大きいメ
ッシュ状の織編組織をもつていると、溶着処理が適用さ
れるとき溶融した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ
ーの流動阻害を小さくすることができるので、好適であ
る。立体編物と通常織編物は、それぞれが複数枚用いら
れた積層された構造の布帛であることができる。この積
層構造における立体編物と通常織編物との積層の配置関
係は、特に限定されるものではない。図7は、一枚の立
体編物(1)の表地(3)を覆って通常編物であるメッ
シュ状編物(9)が重ね合された積層構造による本発明
の布帛の調製例を示している。図7に示されるように、
積層布帛の一部の表裏面に熱可塑性樹脂又は熱可塑性エ
ラストマー材片(2)、(2)が配置され、この部分に
おいて、この材片が後述する溶着手段の適用にを受け
て、熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーが溶融せし
められ、積層布帛構造が固定される。
なる布帛であるか、あるいは複数枚重ね合わせた積層構
造の布帛であることができる。また、前記した立体編物
に通常の織編物を重ねた積層構造の布帛であることもで
きる。ここで、通常の織編物とは、平織、綾織、朱子
織、変化組織織物( ジャガード織物) 、パイル織物等の
織物およびシングル針床の緯編機及び経編機によって編
成される編物である。通常の織編物が通気度の大きいメ
ッシュ状の織編組織をもつていると、溶着処理が適用さ
れるとき溶融した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ
ーの流動阻害を小さくすることができるので、好適であ
る。立体編物と通常織編物は、それぞれが複数枚用いら
れた積層された構造の布帛であることができる。この積
層構造における立体編物と通常織編物との積層の配置関
係は、特に限定されるものではない。図7は、一枚の立
体編物(1)の表地(3)を覆って通常編物であるメッ
シュ状編物(9)が重ね合された積層構造による本発明
の布帛の調製例を示している。図7に示されるように、
積層布帛の一部の表裏面に熱可塑性樹脂又は熱可塑性エ
ラストマー材片(2)、(2)が配置され、この部分に
おいて、この材片が後述する溶着手段の適用にを受け
て、熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーが溶融せし
められ、積層布帛構造が固定される。
【0007】熱可塑性合成樹脂または熱可塑性エラスト
マー材片は、ABS樹脂、ポリオキシメチレン(ポリア
セタール)樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレン
エーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂等の熱可塑性樹脂、又
はスチレン系、オレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン
系、エステル系、アミド系等の熱可塑性エラストマー等
からなる。
マー材片は、ABS樹脂、ポリオキシメチレン(ポリア
セタール)樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレン
エーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂等の熱可塑性樹脂、又
はスチレン系、オレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン
系、エステル系、アミド系等の熱可塑性エラストマー等
からなる。
【0008】熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー
は、更に立体編物を構成している繊維素材の内、最も低
い融点を示す繊維素材の融点よりも低い融点をもってい
る材料であることが好ましい。なお、ここでいう融点と
は、JISL−1013のB法によって測定される融点
をいう。立体編物布帛の端縁部と熱可塑性樹脂又は熱可
塑性エラストマー材片との融着による結合は、振動溶着
法、超音波ウエルダー法、高周波ウエルダー法、熱板溶
着法又はホットワイヤー面溶着法等を適用することによ
って行われる。その場合、熱可塑性樹脂又は熱可塑性エ
ラストマー片材は、立体編地の面の上下に相対するよう
に配置され、その上下の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラ
ストマー材片の間に立体編物が配置される態様で溶着が
行われる。このとき、立体編物の端縁部が上下の熱可塑
性樹脂又は熱可塑性エラストマー材片が10乃至20m
m程度はみ出すように配置する。そうすることによっ
て、溶着加工時に立体編地が熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマー材片に完全に挟みこまれることになる。
は、更に立体編物を構成している繊維素材の内、最も低
い融点を示す繊維素材の融点よりも低い融点をもってい
る材料であることが好ましい。なお、ここでいう融点と
は、JISL−1013のB法によって測定される融点
をいう。立体編物布帛の端縁部と熱可塑性樹脂又は熱可
塑性エラストマー材片との融着による結合は、振動溶着
法、超音波ウエルダー法、高周波ウエルダー法、熱板溶
着法又はホットワイヤー面溶着法等を適用することによ
って行われる。その場合、熱可塑性樹脂又は熱可塑性エ
ラストマー片材は、立体編地の面の上下に相対するよう
に配置され、その上下の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラ
ストマー材片の間に立体編物が配置される態様で溶着が
行われる。このとき、立体編物の端縁部が上下の熱可塑
性樹脂又は熱可塑性エラストマー材片が10乃至20m
m程度はみ出すように配置する。そうすることによっ
て、溶着加工時に立体編地が熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマー材片に完全に挟みこまれることになる。
【0009】図8及び図9は、本発明の布帛の溶着態様
の一例の説明図である。図8には、熱可塑性樹脂又は熱
可塑性エラストマー材片(2)、(2)が立体編地
(1)の表地(3)の面側に普通編地の積層した構造の
布帛の上下両面上に配置され、溶着処理が熱可塑性樹脂
又は熱可塑性エラストマー材片面に適用されることを示
している。図9は、溶着処理が適用された後の構造を示
している。図9の例では、立体編地(1’)の熱可塑性
樹脂又は熱可塑性エラストマ材片(2)が端縁部を若干
余して配置される態様で示されているが、端縁辺まで熱
可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー材片を配置して溶
着処理することもできる。
の一例の説明図である。図8には、熱可塑性樹脂又は熱
可塑性エラストマー材片(2)、(2)が立体編地
(1)の表地(3)の面側に普通編地の積層した構造の
布帛の上下両面上に配置され、溶着処理が熱可塑性樹脂
又は熱可塑性エラストマー材片面に適用されることを示
している。図9は、溶着処理が適用された後の構造を示
している。図9の例では、立体編地(1’)の熱可塑性
樹脂又は熱可塑性エラストマ材片(2)が端縁部を若干
余して配置される態様で示されているが、端縁辺まで熱
可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー材片を配置して溶
着処理することもできる。
【0010】本発明において、融点の技術的意義は、立
体編物を構成している繊維材料の強度を大きく低下させ
ないで、立体編物に対してのアンカー効果および樹脂に
よるブリッジ作用により端縁部の補強効果を与えること
にある。材料間の摩擦発熱で材料を溶融圧着する振動溶
着法の適用により本発明の立体編物布帛の調製を例に説
明すると、圧着に際して、立体編物を構成している繊維
素材に大きなダメージを与えない温度、すなわち繊維の
融点温度に加熱されないで、熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマーが溶融することが重要である。この条件が
満たされる温度で樹脂が溶融して、立体編物に対しての
アンカー効果並びに当該熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラ
ストマー同士のブリッジが形成されることが肝要であ
る。かくして、立体編物を構成している繊維材料の強度
を大きく低下させないで、椅子の座部材等に最適な布帛
材料を提供することができる。
体編物を構成している繊維材料の強度を大きく低下させ
ないで、立体編物に対してのアンカー効果および樹脂に
よるブリッジ作用により端縁部の補強効果を与えること
にある。材料間の摩擦発熱で材料を溶融圧着する振動溶
着法の適用により本発明の立体編物布帛の調製を例に説
明すると、圧着に際して、立体編物を構成している繊維
素材に大きなダメージを与えない温度、すなわち繊維の
融点温度に加熱されないで、熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマーが溶融することが重要である。この条件が
満たされる温度で樹脂が溶融して、立体編物に対しての
アンカー効果並びに当該熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラ
ストマー同士のブリッジが形成されることが肝要であ
る。かくして、立体編物を構成している繊維材料の強度
を大きく低下させないで、椅子の座部材等に最適な布帛
材料を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施態様を説明する。図1〜図3は、立体編物布
帛(1)における端縁部での熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマー材片(2)の溶着態様を説明している。こ
の図は、立体編物布帛が裁断され端縁部が形成される部
位の編地表面に熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー
材片を配置して、樹脂材片の上面から型面により押圧し
つつ振動溶着法、超音波ウエルダー法、高周波ウエルダ
ー法、熱版溶着又はホットワイヤー法等の何れかを適用
することで、熱可塑性樹脂(又は熱可塑性エラストマ
ー)材片(2)の溶着帯が形成されることを示してい
る。このように加工された立体編物布帛は、この溶着帯
がその長手方向に沿って裁断されることで、溶着層を端
縁部の周辺に有する本発明の立体編物布帛が得られる。
図8、図9による実施態様においても同様の溶着手段が
適用される。
発明の実施態様を説明する。図1〜図3は、立体編物布
帛(1)における端縁部での熱可塑性樹脂又は熱可塑性
エラストマー材片(2)の溶着態様を説明している。こ
の図は、立体編物布帛が裁断され端縁部が形成される部
位の編地表面に熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー
材片を配置して、樹脂材片の上面から型面により押圧し
つつ振動溶着法、超音波ウエルダー法、高周波ウエルダ
ー法、熱版溶着又はホットワイヤー法等の何れかを適用
することで、熱可塑性樹脂(又は熱可塑性エラストマ
ー)材片(2)の溶着帯が形成されることを示してい
る。このように加工された立体編物布帛は、この溶着帯
がその長手方向に沿って裁断されることで、溶着層を端
縁部の周辺に有する本発明の立体編物布帛が得られる。
図8、図9による実施態様においても同様の溶着手段が
適用される。
【0012】本発明において、立体編物布帛を構成する
繊維素材は、特に限定されるものではないが、クッショ
ン性、通気性、透湿性を考慮した場合、連結糸としては
合繊モノフィラメントの使用が好ましい。 熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマー片材は、既述のようにその
融点が立体編物編地を構成する繊維素材のうちで最も低
い融点を示す繊維材料の融点よりも低い融点をもつ材料
であることが好ましい。より好ましくは、前記した融点
よりも更に50℃以上低い融点、100℃以上低い融点
をもつ樹脂を用いれば成型時間の短縮等を図ることがで
きるので更に好ましい。
繊維素材は、特に限定されるものではないが、クッショ
ン性、通気性、透湿性を考慮した場合、連結糸としては
合繊モノフィラメントの使用が好ましい。 熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマー片材は、既述のようにその
融点が立体編物編地を構成する繊維素材のうちで最も低
い融点を示す繊維材料の融点よりも低い融点をもつ材料
であることが好ましい。より好ましくは、前記した融点
よりも更に50℃以上低い融点、100℃以上低い融点
をもつ樹脂を用いれば成型時間の短縮等を図ることがで
きるので更に好ましい。
【0013】熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーか
らなる溶着用材片は、一般にその厚みを1〜3mm程度
として、立体編物の厚みや、それを構成している繊維材
料の繊維径等を考慮して適宜選定される。溶着材の幅
は、接着強度及び取り扱い性の観点から10mm前後程
度とするが、立体編物布帛が高負荷を受ける用途を対象
とする場合には、更に広いものとすることを妨げるもの
ではない。
らなる溶着用材片は、一般にその厚みを1〜3mm程度
として、立体編物の厚みや、それを構成している繊維材
料の繊維径等を考慮して適宜選定される。溶着材の幅
は、接着強度及び取り扱い性の観点から10mm前後程
度とするが、立体編物布帛が高負荷を受ける用途を対象
とする場合には、更に広いものとすることを妨げるもの
ではない。
【0014】本発明の立体編物布帛は、所望のクッショ
ン性、通気性、透湿性を示す立体編地を調製した後、こ
れを所望の形状、サイズに裁断した後、先ずは立体編地
のその裁断端縁部の表裏(3)、(4)を、別途調製し
た厚さ5〜10mm程度、幅10mm程度で所定長さを
有する熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー片材で、
挟み込むように溶着手段の敷設した金型に固定した後、
溶着手段を適用して、加圧の下で前記融着材を溶融し、
溶融樹脂を編物構造内に飽充させた後固化することで融
着帯が形成される。既に述べたように、立体編地の形望
の形状、サイズへの裁断に先立って融着材片を形望の形
状、サイズに適用して融着加工を適用した後、融着帯に
沿って裁断することによって端縁部が融着された本発明
の立体編物布帛を調製することもできる。
ン性、通気性、透湿性を示す立体編地を調製した後、こ
れを所望の形状、サイズに裁断した後、先ずは立体編地
のその裁断端縁部の表裏(3)、(4)を、別途調製し
た厚さ5〜10mm程度、幅10mm程度で所定長さを
有する熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー片材で、
挟み込むように溶着手段の敷設した金型に固定した後、
溶着手段を適用して、加圧の下で前記融着材を溶融し、
溶融樹脂を編物構造内に飽充させた後固化することで融
着帯が形成される。既に述べたように、立体編地の形望
の形状、サイズへの裁断に先立って融着材片を形望の形
状、サイズに適用して融着加工を適用した後、融着帯に
沿って裁断することによって端縁部が融着された本発明
の立体編物布帛を調製することもできる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。 〔実施例1〕9ゲージのダブルラッシェル編機を用い
て、表裏の編地を240dtex/1fのポリアミドモ
ノフィラメント糸で、連結糸には1220dtexのポ
リアミドモノフィラメント糸( 融点225℃) を用いて
編成した後ヒートセットを実施し、厚さ17mm、目付
1200g/m2 に仕上がった立体編地(1)を得た。
この立体編地の原反を4辺各30cmの布帛片に裁断し
た。
明する。 〔実施例1〕9ゲージのダブルラッシェル編機を用い
て、表裏の編地を240dtex/1fのポリアミドモ
ノフィラメント糸で、連結糸には1220dtexのポ
リアミドモノフィラメント糸( 融点225℃) を用いて
編成した後ヒートセットを実施し、厚さ17mm、目付
1200g/m2 に仕上がった立体編地(1)を得た。
この立体編地の原反を4辺各30cmの布帛片に裁断し
た。
【0016】立体編物片を、あらかじめ振動溶着機の上
下に固定された熱可塑性樹脂である低密度ポリエチレン
樹脂片(2)(融点110℃、縦10mm×横11.5
mm×厚み5mm)で挟みこみ、振動周波数240H
z、溶着圧7×106 Paで加工し、溶着厚み1.5m
mで立体編物を挟み込むように溶着した(図1参照)。
得られた立体編物布帛の溶着部の引張り強度は、溶着前
の引張り強度に比べて80%の強度保持率を示し、布帛
の溶着縁部における編地のほつれは起こらなかった。結
果を表1に示す。なお、強度の測定は、JIS L−1
018のカットスプリット法、低速伸張形試験機によっ
た。
下に固定された熱可塑性樹脂である低密度ポリエチレン
樹脂片(2)(融点110℃、縦10mm×横11.5
mm×厚み5mm)で挟みこみ、振動周波数240H
z、溶着圧7×106 Paで加工し、溶着厚み1.5m
mで立体編物を挟み込むように溶着した(図1参照)。
得られた立体編物布帛の溶着部の引張り強度は、溶着前
の引張り強度に比べて80%の強度保持率を示し、布帛
の溶着縁部における編地のほつれは起こらなかった。結
果を表1に示す。なお、強度の測定は、JIS L−1
018のカットスプリット法、低速伸張形試験機によっ
た。
【0017】〔実施例2〕実施例1で使用したのと立体
編物(1)に加えて、18ゲージのダブルラッシェル編
機を用い、表裏の編地に167dtex/48fのポリ
エチレンテレフタレートマルチフィラメント(融点26
0℃)、連結糸にポリアミドモノフィラメント(融点2
25℃)を用いて編成した後、ヒートセット加工を施
し、厚み4mm、目付け300g/cm2 の立体編物
(1’)を各辺それぞれ30cmの布帛片に裁断した編
地片を重ねて、振動溶着機の上下に予め固定した低密度
ポリエチレン片(2’)(融点110℃、縦10mm×
横115mm×厚み5mm)で挟み、周波数240H
z、溶着圧7×106 Pa、溶着厚み1.5mmで
(1)、(1’)2種類の立体編物を挟み込むように溶
着した。
編物(1)に加えて、18ゲージのダブルラッシェル編
機を用い、表裏の編地に167dtex/48fのポリ
エチレンテレフタレートマルチフィラメント(融点26
0℃)、連結糸にポリアミドモノフィラメント(融点2
25℃)を用いて編成した後、ヒートセット加工を施
し、厚み4mm、目付け300g/cm2 の立体編物
(1’)を各辺それぞれ30cmの布帛片に裁断した編
地片を重ねて、振動溶着機の上下に予め固定した低密度
ポリエチレン片(2’)(融点110℃、縦10mm×
横115mm×厚み5mm)で挟み、周波数240H
z、溶着圧7×106 Pa、溶着厚み1.5mmで
(1)、(1’)2種類の立体編物を挟み込むように溶
着した。
【0018】その結果、上部の低密度ポリエチレン片
(2’)には立体編物(1’)が、最下部の低密度ポリ
エチレン片(2)には立体編物(1’)が溶着した。そ
れぞれの低密度ポリエチレン片が溶着した立体編物の引
張り強度を測定した結果、低密度ポリエチレン片の溶着
前の強度に比べて強度保持率はそれぞれ80%、75%
あった。
(2’)には立体編物(1’)が、最下部の低密度ポリ
エチレン片(2)には立体編物(1’)が溶着した。そ
れぞれの低密度ポリエチレン片が溶着した立体編物の引
張り強度を測定した結果、低密度ポリエチレン片の溶着
前の強度に比べて強度保持率はそれぞれ80%、75%
あった。
【0019】〔実施例3〕実施例2で得られた低密度ポ
リエチレン片が溶着した状態の立体編物(1)、
(1’)をそのまま、再度振動溶着機に固定し、振動溶
着機の条件を実施例2で実施した同じ条件で再度振動法
を適用した。その結果、低密度ポリエチレン(2’)
(2’)が立体編物(1)、(1’)をブリッジしてい
る積層立体編地布帛が得られた(図3参照)。この布帛
のブリッジした融着帯部分の引張り強度は、低密度ポリ
エチレン(2’)溶着前の立体編物(1)、(1’)の
強度の各々75%、75%を示した。
リエチレン片が溶着した状態の立体編物(1)、
(1’)をそのまま、再度振動溶着機に固定し、振動溶
着機の条件を実施例2で実施した同じ条件で再度振動法
を適用した。その結果、低密度ポリエチレン(2’)
(2’)が立体編物(1)、(1’)をブリッジしてい
る積層立体編地布帛が得られた(図3参照)。この布帛
のブリッジした融着帯部分の引張り強度は、低密度ポリ
エチレン(2’)溶着前の立体編物(1)、(1’)の
強度の各々75%、75%を示した。
【0020】〔比較例1〕実施例1で準備した立体編物
地(1)の縁部に市販のポリエステルタフタ(縦、横8
3dtex糸使用)のウレタンコーティング布(6)を
ポリエステル紡績糸20番に相当する縫い糸で縫線
(7)にて縫着した(図4参照)。縫合部の引張り強度
を測定したところ、縫製部のホツレや縫糸切れが発生
し、立体編物(1)の本体強度の20%程度の強度保持
率であった。
地(1)の縁部に市販のポリエステルタフタ(縦、横8
3dtex糸使用)のウレタンコーティング布(6)を
ポリエステル紡績糸20番に相当する縫い糸で縫線
(7)にて縫着した(図4参照)。縫合部の引張り強度
を測定したところ、縫製部のホツレや縫糸切れが発生
し、立体編物(1)の本体強度の20%程度の強度保持
率であった。
【0021】〔比較例2〕立体編地(1)の端末部を熱
可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーを介さずに直接超音
波ウエルダーにて、立体編物を構成している素材そのも
のを融接幅幅2mmの融接帯(8)を形成した(図5参
照)。得られた融着部の引張り強度を測定した結果、立
体編物(1)の端末のほつれは防止されていが、一方、
融接部の引張り強度はバラツキが大きく、その引張強度
の絶対値も本体強度の25〜50%の強度保持率であっ
た(図5参照)。
可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーを介さずに直接超音
波ウエルダーにて、立体編物を構成している素材そのも
のを融接幅幅2mmの融接帯(8)を形成した(図5参
照)。得られた融着部の引張り強度を測定した結果、立
体編物(1)の端末のほつれは防止されていが、一方、
融接部の引張り強度はバラツキが大きく、その引張強度
の絶対値も本体強度の25〜50%の強度保持率であっ
た(図5参照)。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明は、立体編物の端縁部ほつれを防
止すると共に、高負荷用途にも耐えうる端末補強をした
立体編物布帛を提供することができる。
止すると共に、高負荷用途にも耐えうる端末補強をした
立体編物布帛を提供することができる。
【図1】本発明における立体編物布帛の端縁部の融着構
造の一態様を示す模式的外観図である。
造の一態様を示す模式的外観図である。
【図2】本発明における積層立体編物布帛の端縁部融着
部の加工過程を説明する模式的外観図である。
部の加工過程を説明する模式的外観図である。
【図3】本発明における積層立体編物布帛の端縁部融着
構造を例示する模式的外観図である。
構造を例示する模式的外観図である。
【図4】縫合布帛片による端縁部補強立体編地布帛を示
す模式図である。
す模式図である。
【図5】立体編物に超音波ウエルダー加工を直に施した
立体編物布帛の外観を示す。
立体編物布帛の外観を示す。
【図6】立体編物の編組織の一例を拡大して示す斜視図
である。
である。
【図7】普通布帛層を含む積層立体編物布帛の端縁部融
着構造の模式的正面右斜視外観図である。
着構造の模式的正面右斜視外観図である。
【図8】普通編物層付加した立体編物積層布帛における
熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ−材片の溶着前配
置実施例を示す模式図である。
熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ−材片の溶着前配
置実施例を示す模式図である。
【図9】図8の実施例の溶着処理物全体の模式的外観図
である。
である。
1、1’…立体編物 2、2’…熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー片材 3…立体編物の表地面 4…立体編物の裏地面 5…立体編物の連結糸 6…ポリエステルタフタウレタン加工布 7…縫線 8…溶着編地帯 9…メッシュ状非立体編物
フロントページの続き Fターム(参考) 3B154 AA08 AB21 BA48 BA49 BB23 BB62 BD18 BF01 DA06 DA09 DA10 DA18 4F100 AK01G AK06G AK46 AL09G BA02 BA03 BA04 BA05 BA10A BA10B BA13 CB03 DB15 DG13A DG13B EC03 EJ46 GB33 GB71 GB81 JA04 JB16 JK01 JK06 JL00 4L002 BB01 CB01 DA00 DA01 EA02 EA05 EA06 FA10 4L031 AB21 AB33 CA08 CA09 DA00
Claims (3)
- 【請求項1】 表裏編面を構成する糸と該表裏編面を連
結する連結糸とから編成された立体編物の一枚でなるか
もしくは複数枚の積層でなる布帛であり、該布帛の端縁
部がその少なくとも一つの表面に配置された熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマー材片に一体に溶融接合され
ていてなることを特徴とする立体編物布帛。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマー
が、立体編物を構成している繊維素材の内、最も低い融
点を示す繊維素材の融点よりも低い融点をもっているこ
とを特徴とする請求項1記載の立体編物布帛。 - 【請求項3】 表裏編面を構成する糸と該表裏編面を連
結する連結糸とから編成された立体編物の一枚でなるか
もしくは複数枚の積層でなる布帛の少なくとも一方の面
に更に通常の織編物を一枚又は複数枚が積層された複合
布帛あり、該複合布帛の端縁部がその少なくとも一つの
表面に配置された熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ
ー材片に一体に溶融接合されていてなることを特徴とす
る立体編物布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089639A JP2001279572A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 立体編物布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089639A JP2001279572A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 立体編物布帛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001279572A true JP2001279572A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18605370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000089639A Pending JP2001279572A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 立体編物布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001279572A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006057313A1 (ja) * | 2004-11-25 | 2008-06-05 | 株式会社デルタツーリング | 生体信号検出装置 |
JP2009268371A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Union Tire Cord Kk | 薬剤担持体 |
WO2014119029A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 株式会社オーシンエムエルピー | 立体構造編物及びその製造方法 |
JP2017213865A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-12-07 | トヨタ紡織株式会社 | 表皮材及び構造体並びに表皮材の製造方法 |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000089639A patent/JP2001279572A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006057313A1 (ja) * | 2004-11-25 | 2008-06-05 | 株式会社デルタツーリング | 生体信号検出装置 |
JP2009268371A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Union Tire Cord Kk | 薬剤担持体 |
WO2014119029A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 株式会社オーシンエムエルピー | 立体構造編物及びその製造方法 |
JP2017213865A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-12-07 | トヨタ紡織株式会社 | 表皮材及び構造体並びに表皮材の製造方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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