JP2001279456A - 堆積膜処理装置及び堆積膜処理方法 - Google Patents

堆積膜処理装置及び堆積膜処理方法

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JP2001279456A
JP2001279456A JP2000093126A JP2000093126A JP2001279456A JP 2001279456 A JP2001279456 A JP 2001279456A JP 2000093126 A JP2000093126 A JP 2000093126A JP 2000093126 A JP2000093126 A JP 2000093126A JP 2001279456 A JP2001279456 A JP 2001279456A
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electrode
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magnetic permeability
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Yuzo Koda
勇蔵 幸田
Shotaro Okabe
正太郎 岡部
Sunao Yoshisato
直 芳里
Kouichirou Moriyama
公一朗 森山
Hiroyuki Ozaki
裕之 尾崎
Kenji Shishido
健志 宍戸
Masahiro Kanai
正博 金井
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Canon Inc
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール・ツー・ロール方式等のような帯状部
材上に堆積膜を連続的にあるいは処理を行う場合、各々
の反応室内に設けざるを得ない帯状部材入口部および出
口部の開口部近傍において生じ易いプラズマ放電の不均
一領域、局所異常放電、スパーク等の放電不安定要因を
抑制するための堆積膜処理装置および堆積膜処理方法を
提供する。 【解決手段】 プラズマ放電に曝される高周波電力印加
電極を比透磁率が異なる複数の部材から構成し、高周波
電力導入部から距離的に遠ざかる方向に比透磁率が大き
くなるように構成し、帯状部材入口部および出口部の開
口部近傍におけるプラズマ放電の不均一領域、局所異常
放電、スパーク等の放電不安定要因を抑制する。この場
合、高周波電力導入部から最も遠い部材の比透磁率は1
00以上の磁性材料であることが望ましく、電極端部部
材のCS間距離をL1、電極中央部材のCS間距離をL
2とすれば、L1≦15mmかつL1<L2であること
が望ましく、電極端部部材の電力導入部から遠ざかる方
向の長さW1≧5mmであることがさらに望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマCVD
法、水素プラズマ処理法、ドライエッチング法等の高周
波プラズマを使って、処理空間であるところの反応室内
において堆積膜を堆積あるいはエッチング等の処理を行
う際に、連続搬送可能な長尺の帯状部材上に上記処理を
行うが故に問題となるプラズマ放電の不安定性、不均一
性を改善する為の堆積膜形成装置及び堆積膜形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマCVD法、水素プラズマ
処理法、プラズマエッチング法においては、ステンレス
や石英管等の材質で構成される処理空間であるところの
反応室内に、ガスミキシング設備等を経由して混合原料
ガスを導入した後、高周波電力による分解エネルギーを
印加し、反応室内で原料ガスを分解して反応種を生成
し、所望の基体上に堆積膜を処理し、残留する排気ガス
を真空ポンプ等の排気手段へ繋がった排気管を通して排
気する手法が一般的に行われていた。
【0003】特に複数個の反応室を連結したロール・ツ
ー・ロール方式なる堆積膜処理装置においては、前記基
体が連続搬送可能な長尺の帯状部材であり、該帯状部材
が各々の反応室を順に貫通した構成をとるが故に、各々
の反応容器において少なくとも一対の帯状部材入口部及
び出口部を設けざるを得ないという事情があった。
【0004】この帯状部材入口部及び出口部は、帯状部
材が開口部材に対し物理的に接触することなく且つプラ
ズマ放電が漏れ出さない程度の開口を有するスリット状
の形状をしていることが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
・ツー・ロール方式に代表される連続搬送型の堆積膜処
理装置においては、各々の反応室の帯状部材入口部及び
出口部は、帯状部材が開口部材に対し物理的に接触し擦
り傷等の不良を回避するためにはできるだけ広い開口寸
法を有することが望ましい反面、プラズマ放電が反応室
の外へ漏れ出すことのないようプラズマ遮蔽効果を持た
せるためにはできるだけ狭い開口寸法を有することが望
ましいという相反する要求を満たさなくてはならず、両
者の要求を満たすある妥協点を以って設計を行っていた
のが実状であり、必ずしも両者の要求を満足しうる構成
にはなっていなかった。
【0006】また、ある開口部寸法が決定されたとし
て、前記両者の要求をさらに高いレベルで満足させるた
めに開口部の奥行き寸法を長くすること、すなわち帯状
部材搬送方向の有効長を長くとることが有効であった
が、部品数の増加や装置全長が大型化してしまう等、装
置メンテナンス性低下や装置作製コスト高等の欠点が有
った。
【0007】従って、反応容器外へのプラズマ放電漏れ
抑制と帯状部材への接触傷低減をより確実に達成し、な
おかつ装置が複雑、大型化することがない技術が望まれ
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術に
おける上述の諸問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、本発明に至ったものである。
【0009】本発明の堆積膜処理装置は、真空気密可能
な反応室内に、高周波電力導入手段を有する高周波印加
電極、原料ガス導入手段、ガス排気手段、連続搬送可能
な帯状部材を該反応室内を通過せしめることが可能な手
段を有し、高周波電力により該反応室内に高周波プラズ
マを生起し該帯状部材上に堆積膜を処理するための堆積
膜処理装置において、前記高周波印加電極は、高周波プ
ラズマに曝される部位の比透磁率が、高周波電力導入部
から距離的に遠ざかる方向において連続的もしくは段階
的に大きくなるように複数の部材で構成されていること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の堆積膜処理装置において
は、前記高周波印加電極の高周波電力導入部から最も遠
い位置の電極部材は、比透磁率が100以上の磁性材料
で構成されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の堆積膜処理装置において
は、前記高周波印加電極の高周波電力導入部から最も遠
い位置における前記帯状部材との距離(CS間距離)
は、高周波電力導入部から近い位置におけるCS間距離
よりも短く、且つ15mm以下であることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の堆積膜処理装置において
は、前記高周波印加電極のCS間距離15mm以下の部
位は、高周波電力導入部から遠ざかる方向における長さ
が5mm以上であることを特徴とする。
【0013】また、本発明の堆積膜処理装置において
は、前記高周波印加電極を構成している複数の部材の中
で比透磁率が最小の部位に対して高周波電力が印加され
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明の堆積膜処理方法は、真空気
密可能な反応室内に、高周波電力導入手段を有する高周
波印加電極、原料ガス導入手段、ガス排気手段、連続搬
送可能な帯状部材を該反応室内を通過せしめることが可
能な手段を設け、高周波電力により該反応室内に高周波
プラズマを生起し該帯状部材上に堆積膜を処理するため
の堆積膜処理方法において、前記高周波印加電極とし
て、高周波プラズマに曝される部位の比透磁率が、高周
波電力導入部から距離的に遠ざかる方向において連続的
もしくは段階的に大きくなるように複数の部材で構成さ
れた高周波印加電極を用いることを特徴とする。
【0015】また、本発明の堆積膜処理方法において
は、高周波電力の周波数は、30MHz以上500MH
z未満であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の堆積膜処理装置に関し、
以下に具体的に例を挙げて記述をするが、本発明の主旨
はなんらこれらの記述に限定されるものではない 本発明の堆積膜処理装置の一例として、ロール・ツー・
ロール方式CVD装置の場合を取り上げ説明を行うと、
例えば、アモルファスシリコン膜、アモルファスシリコ
ン合金膜などの非単結晶半導体膜を形成するためには、
プラズマCVD法なる手法を使うことになる。
【0017】ロール・ツー・ロール方式CVD装置で
は、雰囲気分離を行うためのガスゲートを介して複数個
の反応室を直列に連結し、長尺の帯状部材を各々反応室
を貫通させて連続的に搬送し該帯状部材上に堆積膜を積
層形成する構成をとる。
【0018】図1は、ロール・ツー・ロール方式CVD
装置における連結された複数個の反応容器のうちの1反
応容器を取り出し模式化した図である。処理空間として
ステンレス、アルミニウム合金等の材質で構成される反
応室1000を使用し、マスフローコントローラー、ス
トップバルブ等で構成されるガスミキシング装置100
4からシランガス(SiH4)や水素ガス(H2)を所望
の比率で混合した原料ガスを反応室1000内へガス導
入管1012を通して導入した後、高周波電力源100
6から高周波整合器1005を経由して電力印加電極A
1009、電力印加電極B1010へ分解エネルギーと
しての高周波電力を印加し、反応室内の原料ガスを分解
し、ステンレスや樹脂フィルムなどからなる帯状部材1
003上に堆積膜を形成する手法となる。堆積膜になら
なかった残ガスは排気ガスとしてガス排気管1013を
通り真空ポンプ1014によって反応室外へ排出され
る。
【0019】本発明の装置における特徴を有する電力印
加電極は、例えば図1において、電力印加電極A100
9および電力印加電極B1010からなり、処理空間
(放電空間)1011に曝された部位が複数の部材から構
成される。電力印加電極A1009は、電力印加電極全
体の中央部分に位置し、高周波電力源1006が高周波
整合器1005を介して電気的に接続され高周波電力が
印加される。電力印加電極B1010は、電力印加電極
A1009の外側で、高周波電力源1006から遠い個
所に位置する。電力印加電極A1009と電力印加電極
B1010は、比透磁率が異なった材質であり、それぞ
れの比透磁率をμa、μbとすれば、μa<μbとなる
関係を有する。
【0020】帯状部材1003は処理空間(放電空間)
1011に一定時間曝されるように搬送されるわけであ
るが、その入口部および出口部において電力印加電極B
1010を配置することが望ましい。高周波電力導入部
から遠ざかる方向に、すなわち帯状部材搬送方向におい
て、電力印加電極の中央部から端部へ向かって比透磁率
が大きくなるような構成をとる。更に電力印加電極端
部、すなわち電力導入部から距離的に最も遠い位置にあ
る部材における材質の比透磁率(この場合、電力印加電
極B1010でありμb)が100以上となるような材
質を選定することが望ましい。高周波電力導入部、すな
わち高周波電力が印加されるべき個所としては、複数材
質で構成される電力印加電極のうち最も小さな比透磁率
を有する部材へ印加されることが望ましく、さらに電力
伝播の対称性を考慮すれば、最も小さな比透磁率を有す
る部材上においても可能な限り部材の中央部に印加され
ることがさらに望ましい。
【0021】以上のことは、従来型技術の反応室におけ
る電力印加電極がステンレス単体やアルミニウム合金単
体といった具合に1種の材質で構成される(例えば、第
2図における電力印加電極C2009)ことが多く、ま
た従来型の電力印加電極で複数の部材から構成される場
合であっても構成される各部材の比透磁率の違いに着目
し上記のように配慮し配置構成にされることはなかっ
た。
【0022】一般的に高周波電力を、ある材質の中を伝
播させようとした場合、その材質がもつ固有の比透磁率
から一意的に決まるインダクタンス成分を反映し、位相
のずれ、伝播の減衰、反射等が起こるわけだが、従来か
ら用いられている高周波印加電極は、多くの場合、ステ
ンレスやアルミニウム合金等が用いられており、これら
の材質の比透磁率がきわめて1に近い(すなわち真空の
透磁率とほぼ同じ)ため、上記のような高周波伝播に係
る乱れはほとんど無視できるレベルであった。さらに異
なる材質1、材質2を組み合わせた電力印加電極の場合
であっても、いずれの比透磁率も1に近い材質だけの組
み合わせで使っているような従来の手法の限りにおいて
は、同様に高周波伝播に係る乱れはほとんど無視可能で
あった。
【0023】しかし、本発明によれば、前述の通り高周
波印加電極を比透磁率の異なる部材(仮に高周波電力導
入部から近い順に材質3、材質4とし、比透磁率μ3<
μ4)の組み合わせで構成することで、材質3側から高
周波電力が伝播する場合、材質3と材質4との界面や材
質4の比透磁率から決まるインダクタンス成分の増加の
影響により高周波電力の位相ずれ、減衰、反射等が起こ
り、材質3から材質4へ高周波電力が伝播しにくくな
る。さらには、高周波電力導入部から最も遠い個所の部
材(材質4)の比透磁率を100以上のものを選定する
ことで、より材質4のインダクタンス成分は大きくな
り、より高周波電力の伝播が抑制されることとなる。こ
の結果、帯状部材を連続搬送するために設けざるを得な
いところの帯状部材入口部および出口部における開口部
付近で問題となっていたプラズマ放電の不均一領域、局
所的異常放電、スパークなどの放電不安定要因を抑制す
ることが可能となる。これらの効果は、13.56MH
zに代表されるRF帯を含み、RF帯よりも高い周波数
帯の場合において有効である。より高周波になるほどイ
ンダンクタンス成分の影響が大きくなるため上述の効果
も大きくなってくることから、より望ましい高周波電力
の周波数帯としては、30MHz以上500MHz未満
VHF帯の領域が挙げられる。
【0024】さらに、高周波電力印加電極と帯状部材と
の距離(Cathod−Substrate間距離、C
S間距離)を考えた場合、一般的な平行平板型高周波プ
ラズマCVD装置におけるCS間距離は50mm程度で
あるが、放電条件(圧力、高周波電力等)を一定とし、
CS間距離を短くしていくと、ある距離よりも短くなる
と放電生起可能条件から外れ、放電を生起維持し得なく
なる領域が存在する。これを、上記材質4の部材の位置
において適用すればより効果的である。すなわち、上記
材質4の部位のCS間距離(図1中L1)を、材質3の
それ(図1中L2)よりも短くすることにより、帯状部
材入口部および出口部の開口部近傍に位置する材質4と
帯状部材との間に放電が生起しにくくなり、比透磁率の
違いによる効果と相まって開口部近傍における異常放電
が大幅に抑制可能となる。さらにこの材質4と帯状部材
との距離、すなわち高周波電力導入部から最も遠い位置
におけるCS間距離は、15mm以下にすることが望ま
しい。さらに、このCS間距離が15mm以下の部位で
電力導入部から遠ざかる方向の長さ(図1中W1)は5
mm以上であることが望ましい。これらの寸法を満たす
ことにより、本発明の効果は、より一層発揮されること
となる。
【0025】本発明において選定される比透磁率の大き
な材質としては、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッ
ケル(Ni)等の強磁性元素からなる純金属体やこれら
の元素を母体としシリコン(Si)、マンガン(Mn)
等微量の添加物を含有する金属体、パーマロイとして称
される鉄−ニッケル系の合金材料やMFe24(Mは2
価の金属イオンでMn2+、Ni2+、Cu2+等)系に代表
される高透磁率フェライト材料等を挙げることができる
が、比透磁率が100以上の材質であればなんらこれら
に限定されるものではない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0027】(装置例)本発明による高周波電力印加電
極の主な具体例を図6に示す。
【0028】図6(a)においては、電力印加電極が、
比透磁率が異なる2種の材質で構成されている。高周波
電力はまず部材501に投入され、そこから両端部の部
材502へ伝送される。部材501、部材502のそれ
ぞれの比透磁率をμ1、μ2とした場合、μ1<μ2と
なるように組み合わせる。例えば、部材501にアルミ
ニウム合金を、部材502に純ニッケル材を使うことで
達成される。
【0029】図6(b)においては、電極印加電極が、
比透磁率が異なる3種の材質で構成されている。高周波
電力はまず部材503に投入され、そこから両端部の部
材504,505の順で伝送される。部材503、部材
504、部材505のそれぞれの比透磁率をμ3、μ
4、μ5とした場合、μ3<μ4<μ5となるように組
み合わせる。例えば、部材503にアルミニウム合金
を、部材504に純ニッケル材を、部材505に78パ
ーマロイを使うことで達成される。
【0030】図6(c)及び図6(d)においては、電
力印加電極が、比透磁率が異なる3種の材質で構成され
ていることは図6(b)と同様であるが、3種の部材の
高さが全て異なっている。すなわち電力導入部から遠ざ
かる方向に、CS間距離が短くなっている。図6(c)
では部材506が平坦な形状をしているが、図6(d)
では部材510がテーパー形状をしている。
【0031】(実施例1)図3は、ロール・ツー・ロー
ル方式の非単結晶半導体シングルジャンクション型光起
電力素子の製造装置を示す模式的概念図である。帯状部
材3004を送り出す為の送り出しボビン3001を備
えた真空容器3000、第1の導電層を形成するための
反応室ユニット3009、i型層を形成するための反応
室ユニット3012、第2の導電層を形成するための反
応室ユニット3015、巻き取りボビン3019を備え
た真空容器3018をそれぞれ各ガスゲート3007、
3011、3014、3017を隔てて一列に連結され
た構造を有し、帯状部材3004を真空中にて連続的に
搬送可能な搬送系を備える。
【0032】第1の導電層、i型層、第2の導電層を形
成する為の反応室ユニット3009、3012、301
5として、図1に示したような複数の部材で構成された
電力印加電極を有する反応室でそれぞれ構成されてい
る。
【0033】高周波印加電極を構成する複数の部材とし
て、図1でいうところの電力印加電極A1009として
アルミニウム合金を、電力印加電極B1010として純
ニッケル材を使用した。比透磁率はそれぞれ約1、約1
00である。高周波電力の導入は電力印加電極A100
9の中央部に対して行った。
【0034】このような装置構成で、シングルジャンク
ション型光起電力素子を作製した。以下に具体的な製作
例を述べる。
【0035】まず、真空容器3000に、十分に脱脂洗
浄を行い下部電極として、スパッタリング法により、銀
薄膜を100nm、ZnO薄膜を1μm蒸着してあるS
US430BA製帯状部材(幅120mm×長さ800
m×厚さ0.13mm)が巻きつけられた送り出しボビ
ン3001をセットし、該帯状部材3004をガスゲー
ト、各半導体層形成用反応室ユニットを介して、帯状部
材巻き取り機構を有する真空容器3018まで通し、た
るみのない程度に張力調整を行った。
【0036】そこで、各真空容器および反応室容器ユニ
ット3000、3009、3012、3015、301
8を真空ポンプで1.3×10-2Pa以下まで真空引き
した。
【0037】次に、各ガスゲート3007、3011、
3014、3017に各々ゲートガス導入管3008、
3010、3013、3016よりゲートガスとしてH
2ガスを各々800sccmずつ流し、反応室容器ユニ
ット3009、3012、3015の各々のヒーターユ
ニットにより、帯状部材3004を、各々350℃、3
50℃、300℃に加熱した。
【0038】そして、第1の導電層形成容器3009に
は、SiH4ガスを60sccm、PH3ガス(2%H2
希釈品)を50sccm、H2ガスを500sccm、
i型形成容器3012には、SiH4ガスを100sc
cm、H2ガスを300sccm、第2の導電層形成容
器3015には、SiH4ガスを20sccm、BF3
ス(2%H2希釈品)を100sccm、H2ガスを20
00sccmを、ガス導入管より各々導入した。
【0039】真空容器3000内の圧力が、真空計で
1.3×102Paになるように排気調整バルブ300
5で調整した。反応室ユニット3009内の圧力が、真
空計で2×102Paになるように排気調整バルブで調
整した。反応室ユニット3012内の圧力が、真空計で
2.7×102Paになるように排気調整バルブで調整
した。反応室ユニット3015内の圧力が、真空計で
2.1×102Paになるように排気調整バルブで調整
した。真空容器3018内の圧力が、真空計で1.3×
102Paになるように排気調整バルブ3022で調整
した。
【0040】その後、第1の導電の層形成容器3009
内のカソード電極に周波数80MHzのVHF電力を4
00W印加し、i型層形成容器3012内のカソード電
極に周波数80MHzのVHF電力を400W印加し、
第2の導電層形成容器3015内のカソード電極に周波
数80MHzのVHF電力を800W印加した。
【0041】次に、帯状部材3004を図中の矢印の方
向に搬送させ、帯状部材上に、第1の導電層を反応室ユ
ニット3009で、i型層を反応室ユニット3012
で、第2の導電層を反応室ユニット3015で、順に積
層形成し、帯状部材長で600m分形成した後搬送を停
止し、光起電力素子の半導体層の形成を終了した。
【0042】次に、第2の導電型層上に、透明電極とし
てITO(In23+SnO2)を真空蒸着にて80n
m蒸着し、さらに集電電極として、Alを真空蒸着にて
2μm蒸着し、光起電力素子(素子−実1)を作製し
た。
【0043】以上の、光起電力素子の作成条件を表1に
示す。また、素子の概念図を図5に示す。
【0044】
【表1】
【0045】(比較例1)図4に示す装置、すなわち第
1の導電層、i型層、第2の導電層を形成する為の反応
室ユニット3209,3212,3215として、従来
型技術の典型例である図2に示したような単一の部材で
構成された電力印加電極2009を有する反応室200
0でそれぞれ構成されていること以外は実施例1と同様
の手順、成膜条件にてシングル型光起電力素子(素子−
比1)を製作した。
【0046】実施例1(素子−実1)および比較例1
(素子−比1)で作成した光起電力素子の平均変換効
率、特性均一性および歩留の評価を行なった。本発明に
より抑制されるところの帯状部材入口部および出口部に
おける異常放電の頻度は、平均変換効率、特性均一性お
よび歩留といった3項目の数値に反映され、異常放電の
頻度が多くなるとこれらの数値は悪化することから判断
が可能である。
【0047】平均変換効率は、10mおきに5cm角の
面積で切出された60個の光起電力素子を個々に、AM
−1.5(100mW/cm2)光照射下に設置し、個
々の電流−電圧特性を測定することで得られる各光起電
力素子の変換効率を平均化し算出した。その結果を表2
に示す。各値は、素子−比1の各特性を1.00とした
場合の任意値である。
【0048】特性均一性は、60個の光起電力素子から
得られた個々の変換効率のバラツキから評価した。比較
例1(素子−比1)の光起電力素子を基準にして、バラ
ツキの大きさの逆数を求めた特性評価の結果を表2に示
す。
【0049】歩留は、60個の光起電力素子から得られ
た個々の暗状態でのシャント抵抗を測定し、抵抗値が1
×103オーム・cm2以上のものを良品としてカウント
し、全数中の比率を百分率で表し、評価した。このよう
にして求めた、実施例1(素子−実1)および比較例1
(素子−比1)の光起電力素子の歩留を求めた結果を表
2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】素子−実1では、素子−比1に比べ、変換
効率が1.07倍に、特性均一性が1.19倍に、歩留
まりが1.26倍にそれぞれ向上した。
【0052】このように、実施例1(素子−実1)の光
起電力素子は、比較例1(素子−比1)の光起電力素子に
対して、変換効率、特性均一性及び歩留のいずれにおい
ても優れており、本発明により作成した光電力素子が、
優れた特性を有し、均一性、生産性も向上することが判
明し、本発明の効果が実証された。
【0053】(実施例2)電極の比透磁率変化の検討 図1における高周波電力印加電極として、図6(b)に
示したような比透磁率が3種に異なる部材により構成さ
れた電極を使って、高周波電力導入個所からの比透磁率
の値をいろいろ変化させ、電極上の比透磁率の分布変化
にともなうプラズマ放電の安定性および均一性を調べる
実験を行った。その結果を表3に示す。
【0054】電力導入部からの距離が近い方から、部材
503、504、505とし、電力導入部は部材503
に設けた。電極上の場所により比透磁率を変化させるた
めに前記部材503、504、505の全てにおいて3
種の材質(材質A、材質B、材質C)を用意した。材質
Aとして透磁率が約1のアルミニウム合金、材質Bとし
て比透磁率が約100の純ニッケル材、材質Cとして比
透磁率が約8000の78パーマロイを使用し、材質を
入れ替えることで電極の比透磁率の変化を持たせた。
【0055】放電安定性の評価法としては、プラズマ放
電時に生起されるセルフバイアス値の変動の仕方や放電
を覗き窓越しに観測し異常発光等の回数から総合的に判
断した。放電均一性の評価法としては、帯状部材を停止
させた状態にて一定時間プラズマ放電を生起させ堆積膜
を1μm程度堆積させた試料を作製し、膜の厚さ分布や
局所的な膜厚ムラがないか等を総合的に判断した。いず
れの場合においても、行った放電条件は表1に示すi型
層の条件を使用した。
【0056】表3中の放電安定性欄および放電均一性欄
に記載の記号の意味は次の通りである。 <放電安定性> ◎…極めて安定している ○…安定している △…異常放電が多少起こる ×…異常放電が多発する <放電均一性> ◎…極めて均一である ○…ほぼ均一である △…一部膜厚ムラが認められる ×…全体的に膜厚ムラが発生している。
【0057】
【表3】
【0058】表3に示す通り、高周波印加電極上の比透
磁率の分布は、電力導入部から遠ざかる方向に比透磁率
が大きくなるよう構成された高周波印加電極(電極2、
電極3、電極5、電極6、電極9、電極15、電極1
8)において放電安定性および放電均一性が向上してい
ることがわかる。従って、本発明の効果が実証された。
【0059】(実施例3)L1、L2の検討 図6(a)に示した高周波電力印加電極を構成する部材
501、502の高さを変えたものを用意し、図1で示
すところのL1、L2の長さを変化させ、CS間距離の
検討を行った。ただし、W1は5mm一定とした。部材
501の材質として比透磁率が約1のアルミニウム合
金、部材502の材質として比透磁率が約100の純ニ
ッケル材を使用した。これらのこと以外は実施例2と同
様の手法にて放電安定性、放電均一性を評価した。その
結果を表4に示す。
【0060】
【表4】
【0061】表4に示す通り、L1≦15mmでなおか
つL1<L2である高周波印加電極(電極32、電極3
6、電極37、電極40、電極41、電極42)におい
て放電安定性および放電均一性が向上していることがわ
かる。従って、本発明の効果が実証された。
【0062】(実施例4)W1の検討 図6(a)に示した高周波電力印加電極を構成する部材
502の高周波電力導入部から遠ざかる方向の長さを変
えたものを用意し、図1で示すところのW1の長さを変
化させ検討を行った。ただし、L1、L2はそれぞれ1
0mm、20mm一定とした。部材501の材質として
比透磁率が約1のアルミニウム合金、部材502の材質
として比透磁率が約100の純ニッケル材を使用した。
これらのこと以外は実施例2と同様の手法にて放電安定
性、放電均一性を評価した。その結果を表5に示す。
【0063】
【表5】
【0064】表4に示す通り、W1≧5mmである高周
波印加電極(電極47、電極48、電極49)において
放電安定性および放電均一性が向上していることがわか
る。従って、本発明の効果が実証された。
【0065】
【発明の効果】本発明の堆積膜処理方法および堆積膜処
理装置によれば、ロール・ツー・ロール方式の各反応室
に設けざる得えない帯状部材入口部及び出口部の開口部
近傍において生じ易いプラズマ放電の不均一領域、局所
的異常放電、スパーク等の放電不安定要因の抑制が可能
となると同時に、帯状部材への機械的接触キズも低減す
ることが可能となる。
【0066】さらに、放電安定性および放電均一性が向
上する結果、作製される堆積膜(例えば光起電力素子
等)の大面積にわたる膜厚や特性の均一性が向上し、歩
留まりが向上する結果、作製される半導体素子のコスト
ダウンも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の堆積膜処理装置の一構造例を模式的に
示す断面図である。
【図2】従来型の堆積膜処理装置の構造例を模式的に示
す断面図である。
【図3】本発明の堆積膜処理装置の別の構造例を模式的
に示す断面図である。
【図4】従来型の堆積膜処理装置の別の構造例を模式的
に示す断面図である。
【図5】光起電力素子の層構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の電力印加電極の例を示す図である。
【符号の説明】
1000、2000 反応室 1001、2001 ヒーターユニット 1002、2002 真空計 1003、2003 帯状部材 1004、2004 ガスミキシング装置 1005、2005 高周波整合器 1006、2006 高周波電力源 1007、2007 ガスゲート 1008 電力印加電極A 1009 電力印加電極B 1011、2011 処理空間(放電空間) 1012、2012 ガス導入管 1013、2013 ガス排気管 1014、2014 真空ポンプ 1015、2015 開閉バルブ 1016、2016 排気調整バルプ 2009 電力印加電極C 3000、3018、3200、3218 真空容器 3001、3201 送り出しボビン 3002、3021、3202、3221 ステアリン
グローラー 3003、3020、3203、3220 真空計 3004、3204 帯状部材 3005、3022、3205、3222 排気調整バ
ルブ 3006、3023、3206、3223 ガス排気管 3007、3011、3014、3017、3207、
3211、3214、3217 ガスゲート 3008、3010、3013、3016、3208、
3210、3213、3216 ゲートガス導入管 3009、3012、3015、3209、3212、
3215 反応室ユニット 3019、3219 巻き取りボビン 4001 ステンレス(SUS)基板 4002 銀(Ag)薄膜 4003 酸化亜鉛(ZnO)薄膜 4004 第1の導電型層 4005 i型層 4006 第2の導電型層 4007 透明導電薄膜 4008 集電電極 501 比透磁率がμ1の部材 502 比透磁率がμ2の部材 503 比透磁率がμ3の部材 504 比透磁率がμ4の部材 505 比透磁率がμ5の部材 506 比透磁率がμ6の部材 507 比透磁率がμ7の部材 508 比透磁率がμ8の部材 509 比透磁率がμ9の部材 510 比透磁率がμ10の部材 511 比透磁率がμ11の部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳里 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森山 公一朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 尾崎 裕之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宍戸 健志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金井 正博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA06 AA17 BA30 CA02 CA17 FA03 GA14 HA03 HA04 JA03 KA14 LA16 5F045 AA08 AB04 AC01 AD07 AE21 AF07 AF10 BB02 BB08 CA13 DA52 DP22 DQ15 EH08 EH13 EH19 5F051 AA05 BA14 CA16 CA22 CA23 CA34 DA04 FA04 FA06 FA14 FA23 GA02 GA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空気密可能な反応室内に、高周波電力
    導入手段を有する高周波印加電極、原料ガス導入手段、
    ガス排気手段、連続搬送可能な帯状部材を該反応室内を
    通過せしめることが可能な手段を有し、高周波電力によ
    り該反応室内に高周波プラズマを生起し該帯状部材上に
    堆積膜を処理するための堆積膜処理装置において、 前記高周波印加電極は、高周波プラズマに曝される部位
    の比透磁率が、高周波電力導入部から距離的に遠ざかる
    方向において連続的もしくは段階的に大きくなるように
    複数の部材で構成されていることを特徴とする堆積膜処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記高周波印加電極の高周波電力導入部
    から最も遠い位置の電極部材は、比透磁率が100以上
    の磁性材料で構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の堆積膜処理装置。
  3. 【請求項3】 前記高周波印加電極の高周波電力導入部
    から最も遠い位置における前記帯状部材との距離(CS
    間距離)は、高周波電力導入部から近い位置におけるC
    S間距離よりも短く、且つ15mm以下であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の堆積膜処理装置。
  4. 【請求項4】 前記高周波印加電極のCS間距離15m
    m以下の部位は、高周波電力導入部から遠ざかる方向に
    おける長さが5mm以上であることを特徴とする請求項
    3に記載の堆積膜処理装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波印加電極を構成している複数
    の部材の中で比透磁率が最小の部位に対して高周波電力
    が印加されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の堆積膜処理装置。
  6. 【請求項6】 真空気密可能な反応室内に、高周波電力
    導入手段を有する高周波印加電極、原料ガス導入手段、
    ガス排気手段、連続搬送可能な帯状部材を該反応室内を
    通過せしめることが可能な手段を設け、高周波電力によ
    り該反応室内に高周波プラズマを生起し該帯状部材上に
    堆積膜を処理するための堆積膜処理方法において、 前記高周波印加電極として、高周波プラズマに曝される
    部位の比透磁率が、高周波電力導入部から距離的に遠ざ
    かる方向において連続的もしくは段階的に大きくなるよ
    うに複数の部材で構成された高周波印加電極を用いるこ
    とを特徴とする堆積膜処理方法。
  7. 【請求項7】 前記高周波電力の周波数は、30MHz
    以上500MHz未満であることを特徴とする請求項6
    に記載の堆積膜処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017085984A1 (ja) * 2015-11-19 2017-05-26 コニカミノルタ株式会社 プラズマcvd成膜装置
WO2018180487A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 富士フイルム株式会社 ガスバリアフィルムおよび成膜方法
CN110241397A (zh) * 2019-07-24 2019-09-17 合肥百思新材料研究院有限公司 一种卧式多层磁控镀膜复合cvd设备及其工作方法

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