JP2001279207A - 接着性ゴム組成物 - Google Patents

接着性ゴム組成物

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JP2001279207A
JP2001279207A JP2000097617A JP2000097617A JP2001279207A JP 2001279207 A JP2001279207 A JP 2001279207A JP 2000097617 A JP2000097617 A JP 2000097617A JP 2000097617 A JP2000097617 A JP 2000097617A JP 2001279207 A JP2001279207 A JP 2001279207A
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hose
rubber composition
nipple
adhesive rubber
resin
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JP2000097617A
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Kazumasa Nakakita
一誠 中北
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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    • Y02P20/141Feedstock

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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホース最内樹脂層を劣化させずに、継手金具、
樹脂層及びゴムへの接着性を上げ、気密性、耐熱性を高
め、流体の漏れを防ぐ接着性ゴム組成物、及びホース内
の流体の漏れを効果的に防ぐホースと継手金具の接合方
法の提供。 【解決手段】CSM系ゴム組成物と、メチレンドナー・
アクセプターを有するRF樹脂とを含有する接着性ゴム
組成物において、メチレンドナーとしてHMMMを、メ
チレンアクセプターとしてクレゾール系化合物を、それ
ぞれ1phr超、15phr未満含有する接着性ゴム組
成物、及び、少なくとも最内層に樹脂層を有するホース
と継手金具との接合方法であって、ニップルとソケット
からなる継手金具を用い、ニップルをホースの内側空間
に挿入し、ホースの最外層にソケットを外嵌し、前記接
着性ゴム組成物をニップルと樹脂層との接合部に介在さ
せて、ニップルとソケットとでホースを挟扼する接合方
法により上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着性塩素系ゴム
組成物に関するものであり、より詳しくはRF樹脂を配
合した接着性、気密性に優れる塩素系ゴム組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、冷媒輸送用、燃料輸送用またはパ
ワーステアリング用等に使用されるホースとして、特に
ホースの内管として、耐油性があり、かつ冷媒や燃料の
透過性の低いゴム、例えば、アクリロニトリルブタジエ
ンゴム(NBR)やクロロスルホン化ポリエチレン(C
SM)等が用いられてきた。近年、耐油耐透過性を更に
向上させるために、ホース内管の最内層にナイロン樹脂
等の熱可塑性樹脂層を設け、ホース内管外層にNBR、
CSM、ブチルゴム(IIR)等のゴムを配したゴム/
樹脂内管層構造ホースが提案され、使用されている。
【0003】このような流体輸送用のホースは、ホース
内部を流れる流体の透過量を非常に少なくするため、通
常外面ゴム層、補強層、内面ゴム層、最内樹脂層等から
構成された多層構造をなしている。このようなホース
は、クーラーのコンプレッサーや燃料タンクといった装
置の冷媒入口や燃料入口等に接続して使用するため、ホ
ースの先端には継手金具が接合されている。このような
継手金具は、一般にニップルとソケットから構成され、
ニップルをホースの内側空間に挿入し、ホースの最外層
にソケットを外嵌し、ニップルとソケットとでホースを
挟扼することによりホースと接合される。
【0004】しかし、上述のような最内層に樹脂薄層を
設けたホースを常温以上の高温で長時間使用すると、こ
の薄層樹脂は継手金具のニップル部の応力を受けてへた
り、再び常温に戻っても使用圧力以下でも、ホース内を
流れる冷媒や燃料等の流体の漏れを生じさせてしまうと
いう欠点があった。この漏れを防止する技術として、継
手金具の形状を台形溝、鋸歯形状およびタケノコ形状ニ
ップルとし、ソケットの加締形状をウェーブ締め、ある
いはフラット締め等とする方法や、Oリング、スリーブ
等のパッキング類を用いる方法が提案されていた。しか
し、安定した性能を発揮できないという問題を有してい
た。
【0005】特開平2−236086号公報には、流体
漏れ防止の目的で、少なくとも最内層に熱可塑性樹脂層
を有するホースとその継手金具との結合方法において、
最内層の熱可塑性樹脂層と継手金具のニップルとの結合
部に、一定の粘度を有する未加硫ゴム組成物を介在して
結合するホースと継手金具との結合方法が開示されてい
る。しかし、同公報第6頁4段落目には、未加硫ゴム組
成物の代わりに接着剤を使用して流体の漏れを防止する
という方法では、ホース最内層の樹脂を劣化させ、クラ
ックを発生させ、逆に流体漏れ防止効果が損なわれる恐
れがあるため好ましくないとあり、未加硫ゴム組成物の
ゴム粘性にのみ着目して流体漏れを防止するものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従
来、金属との接着性が比較的良好なため、金属接着性に
関して充分検討されてこなかったCSM等の塩素系ゴム
組成物を含有するゴム組成物に、該ゴム組成物のゴム弾
性を維持しつつ、更に接着性を与え、かつ、ホース最内
層である樹脂層を劣化させることなく、継手金具、該樹
脂層およびゴムへの接着性を向上させ、このことにより
ホース全体の気密性、耐熱性を高め、もってホース内を
流れる流体の漏れを防ぐ接着性ゴム組成物を提供するこ
とである。また、ホース内を流れる流体の漏れを効果的
に防ぐホースと継手金具の接合方法を提供することを目
的とする。更には、ホース内を流れる流体の漏れのない
ホースおよび継手金具システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記課題につ
いて鋭意検討した結果、CSMに所定のRF樹脂を配合
することにより、ゴム組成物がゴム弾性を維持し、かつ
ホース最内層の樹脂層の劣化を招くことなく、継手金
具、樹脂層およびゴムへの接着性、気密性を向上させる
ということを見出し、本発明を完成させた。
【0008】即ち、本発明の第一の態様に係る接着性ゴ
ム組成物は、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)
系ゴム組成物並びに、メチレンドナーおよびメチレンア
クセプターを有するRF樹脂を含有する接着性ゴム組成
物において、前記メチレンドナーがヘキサメトキシメチ
ロールメラミンであり、前記メチレンアクセプターがク
レゾール系化合物であり、かつ、前記接着性ゴム組成物
が前記メチレンドナーを1phr超、15phr未満、
前記メチレンアクセプターを1phr超、15phr未
満含有することを特徴とするものである。
【0009】ここで、前記クレゾール系化合物が、下記
式(1)で表されるメタクレゾールの部分縮合物である
ことが好ましい。
【化2】
【0010】また、本発明の第二の態様に係るホースと
継手金具の接合方法は、少なくとも最内層に樹脂層を有
するホースと継手金具との接合方法であって、ニップル
とソケットからなる継手金具を用い、ニップルをホース
の内側空間に挿入し、ホースの最外層にソケットを外嵌
し、前記接着性ゴム組成物をニップルと樹脂層との接合
部に介在させて、ニップルとソケットとでホースを挟扼
することを特徴としている。
【0011】また、本発明の第三の態様に係るホースお
よび継手金具システムは、少なくとも最内層に樹脂層を
有するホースと、ニップルとソケットとからなるホース
の継手金具とを有し、ニップルと樹脂層との接合部に前
記接着性ゴム組成物を介してニップルをホースの内側空
間に挿入し、ホースの最外層にソケットを外嵌し、ニッ
プルとソケットとでホースを圧接してホースと継手金具
とを接合したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を具体的に説明す
る。 <接着性ゴム組成物>本発明の第一の態様に係る接着性
ゴム組成物に使用されるゴム組成物は、クロロスルホン
化ポリエチレン(CSM)系ゴム組成物である。加硫剤
としては、金属酸化物、有機過酸化物および有機酸を挙
げることができる。具体的には、酸化マグネシウム、酸
化鉛、三塩基マレイン酸鉛等の金属酸化物、ジクミルパ
ーオキシド、ジターシャリブチルパーオキシド等の有機
過酸化物、水添ロジン、アビエチン酸等の樹脂酸、ステ
アリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸等の有機酸を挙げるこ
とができる。
【0013】本発明で、上述したCSM系ゴム組成物に
接着性を与える配合物として、メチレンドナーおよびメ
チレンアクセプターを有するRF樹脂を使用する。接着
性ゴム組成物を金属、ゴム、樹脂の間に介在させて使用
する場合、一般的な接着配合、例えばフェノール樹脂・
酸化マグネシウム・シランカップリング剤等を加えると
いう配合等では、接着性ゴム組成物と接触する樹脂を劣
化させるおそれがある。このような接着配合のゴム組成
物をホース・金具間の接合部に使用すると、該接着性付
与のための配合物により樹脂層が硬化し、最悪の場合は
ホースが途中で折れてしまうことがある。このため、本
発明の接着性ゴム組成物に接着性を与える配合物として
は、上述のRF樹脂を用いる。
【0014】ここで、RF樹脂とは、メチレンドナーお
よびメチレンアクセプターを有する樹脂を指し、アクセ
プター・ドナー間の重合が始まる前の化合物、および重
合度の低いプレポリマー、例えば重合度が2〜5である
プレポリマーおよび重合後の樹脂を含む。
【0015】メチレンドナーとしては、ヘキサメトキシ
メチロールメラミン(HMMM)を用いる。比較的反応
性の低いHMMMを用いることにより、接着性ゴム組成
物のゴム弾性の劣化を最小限に押え、かつ接着性ゴム組
成物のゴム弾性と接着性を担保することができる。
【0016】また、メチレンアクセプターとしては、ク
レゾール系化合物を用いる。ここで、クレゾール系化合
物とは、オルトクレゾール、メタクレゾール、パラクレ
ゾール、オルトクレゾールの部分縮合物、メタクレゾー
ルの部分縮合物またはパラクレゾールの部分縮合物を指
し、または、これらの混合物であってもよい。クレゾー
ル系化合物として、好ましくは、メタクレゾールまたは
メタクレゾールの部分縮合物を挙げることができ、最も
好ましくは、下記式(1)で表されるメタクレゾールの
部分縮合物を挙げることができる。
【0017】
【化3】
【0018】この場合も、比較的反応性の低いメタクレ
ゾール系化合物、特に上記式(1)で表されるメタクレ
ゾールの部分縮合物を用いることにより、接着性ゴム組
成物のゴム弾性と接着性とを担保することができる。
【0019】本発明の接着性ゴム組成物で、RF樹脂が
有するメチレンドナー・メチレンアクセプターの組合せ
は、ヘキサメトキシメチロールメラミンと、上記式
(1)で表されるメタクレゾールの部分縮合物との組合
せが最も好ましい。この組合せであると、反応性の低い
もの同士であるため、メチレンドナー・アクセプター間
の反応性も低く、強固なネットワークを形成せず、接着
性も弱まると考えられる。しかし、この組合せを有する
RF樹脂をCSM系ゴム組成物に配合させたところ、反
応性が弱い分、接着性ゴム組成物の破断伸び等のゴム物
性を劣化させることがなく、かつ継手金具とホース間に
必要な接着力を充分担保でき、継手金具とホースの接合
に最適に使用され得る接着性ゴム組成物となった。
【0020】本発明において、接着性ゴム組成物は、C
SM系ゴム100質量部に対してメチレンドナーを1p
hr超、15phr未満含有し、かつ、メチレンアクセ
プターを1phr超、15phr未満含有する。含有量
がこの範囲であると、接着性ゴム組成物の弾性を劣化さ
せないためである。なお、好ましい含有量は、メチレン
ドナー、メチレンアクセプターともに、CSM系ゴム1
00重量部に対してそれぞれ5phr〜10phrであ
る。
【0021】以上のように本発明の接着性ゴム組成物は
CSM系ゴム組成物と上述した所定のRF樹脂を必須成
分として含有する。CSM系ゴム組成物は、上述したよ
うなCSM系ゴム、加硫剤以外に、公知の他の樹脂、エ
ラストマー、他の配合剤、ゴム副資材を広く含有してい
てもよい。例えば、充填剤、補強剤としては、カーボン
ブラック、酸化チタン、ホワイトカーボン(ケイ酸系充
填剤)、ケイ酸マグネシウム、硫酸バリウム等の無機充
填剤、有機質充填剤として、フェノール樹脂、ハイスチ
レン樹脂等を含有することができる。
【0022】可塑剤としては、二塩基酸エステル類、グ
リコール誘導体、グリセリン誘導体、パラフィン誘導
体、エポキシ誘導体等、具体的には、トリメリット酸エ
ステル、ジオクチルフタレート、ジ−n−ブチル−セバ
ケート等を含有することができる。滑剤としては、ステ
アリン酸、ステアリン酸の金属せっけん、ワックス、ポ
リエチレン等を含有することができる。その他に、加硫
(硬化)促進剤、加硫促進助剤、活性剤、加硫遅延剤、
軟化剤、粘着剤、粘着付与剤、硬化剤、発泡剤、発泡助
剤、老化防止剤、着色剤、顔料、難燃剤、離型剤などが
配合されていてもよい。これらは、練り加工時、加硫
時、補強充填時などのいずれの工程で配合されたもので
あってもよい。
【0023】本発明の第一の態様に係る接着性ゴム組成
物は、接着性ゴム組成物を接続させたい被着体間に介在
させることで被着体同士を接続させることができる。本
発明の接着性ゴム組成物は、接着性とゴム弾性に優れて
いるため、ゴム・ゴム間、ゴム・金属間、ゴム・樹脂
間、金属・金属間、金属・樹脂間、樹脂・樹脂間に介在
させることが好ましい。例えば、IIR、NBR、スチ
レン−ブタジエンゴム(SBR)等製のホースに,鉄、
アルミ、ブラス等からなるニップル等の継手金具を差し
込むことでホースと継手金具とを接合する場合は、該継
手金具のうち、ホースの内部に接触する部分に本発明の
接着性ゴム組成物を介在させ、ホースに該継手金具を差
し込むことで、ホースと金属との接合を気密にし、ホー
ス内を流れる流体の漏れを防ぐことができる。
【0024】この際、ホースの内層に流体透過防止の目
的で樹脂層がある場合、例えばナイロン、PET、ウレ
タン等の樹脂からなる層を有する場合も、接着性成分と
して所定のRF樹脂を使用した本発明の接着性ゴム組成
物を樹脂−金属間に介在させることで、この樹脂層を劣
化させることなく、ホースと金属と間に極めて良好なシ
ール性を与えることができる。また、本発明の接着性ゴ
ム組成物はゴム弾性に優れているため、ホースの内部に
継手金具のニップル部を差し込んだ後、更に気密性を担
保するため、ホースの最外層にソケット等の金具を外嵌
し、ニップルとソケットとでホースを圧接しても良い。
【0025】被着体間に介在させた本発明の接着性ゴム
組成物は、被着体同士を接続させた状態のまま加熱し、
加硫させることもできる。この際、硫黄雰囲気中で加硫
させることもできる。また、加硫するために特に加熱を
しなくてもよく、被着体間に介在させた接着性ゴム組成
物の一部または全部を未加硫のまま出荷し、環境温度で
組成物中の加硫剤により加硫が進行する。また、製品が
使用に際し、高温にさらされる場合等は、使用により該
温度で被着体間に介在させた接着性ゴム組成物を加硫す
ることもできる。
【0026】例えば、被着体がホースと継手金具である
場合は、ホースと継手金具のニップルとの間に本発明の
接着性ゴム組成物を介在させ、この継手金具付きホース
を上述のような種々の条件で加硫させることもでき、ま
た、この継手金具付きホースを使用する際にホース内に
流れる流体が高温である場合は、この流体の温度により
該接着性ゴム組成物を加硫させることもできる。
【0027】<ホースと継手金具の接合方法>本発明の
第二の態様に係るホースおよび継手金具の接合方法は、
少なくとも最内層に樹脂層を有するホースと継手金具と
の接合方法であって、ニップルとソケットからなる継手
金具を用い、ニップルをホースの内側空間に挿入し、ホ
ースの最外層にソケットを外嵌し、上述した接着性ゴム
組成物をニップルと樹脂層との接合部に介在させて、ニ
ップルとソケットとでホースを挟扼するという接合方法
である。以下、本発明の接合方法を添付の図面に示す好
適実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の第二の態様に係るホースお
よび継手金具の接合方法で使用される代表的なゴム/樹
脂複合ホースの一部切り欠き斜視図である。図1中、ホ
ース10は、外面ゴム層40、補強層30、内面ゴム層
20bおよび樹脂層20aから構成される多層構造をな
している。このようなホース10は、冷媒輸送用、燃料
輸送用またはパワーステアリング用等に使用される。外
面ゴム層40および内面ゴム層20bは、ホースとして
使用されるゴムであれば何でも良く、例えばIIR、N
BR、SBR等により製造される。補強層30は、ホー
ス10の強度を上げるために設けられたものであり、例
えば鋼線編組層、樹脂編組層等により形成される。
【0029】樹脂層20aは耐油耐透過性を向上させる
ために設けられるものである。樹脂層20aを形成する
樹脂としては、一般にナイロン6および/またはナイロ
ン6・66共重合体のそれぞれ単独または混合樹脂、ナ
イロン11、ナイロン12、ナイロン8、ナイロン1
0、ナイロン610等のポリアミド系樹脂、ポリアミド
・ポリエーテル共重合体を挙げることができる。例え
ば、ポリアミドセグメントは、ナイロン6、ナイロン1
1、ナイロン12、ナイロン6・66共重合体、ナイロ
ン6・12共重合体等から選択でき、ポリエーテルセグ
メントは、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール等からなるポ
リアミド・ポリエーテル共重合体、PET、ウレタン等
の樹脂を挙げることができる
【0030】本発明の接合方法に使用されるホースに
は、樹脂層20aの更に内側に最内層を設けたものも含
まれる。この場合、最内層は、アルミ、鉄、銅等の金属
や、内面ゴム層20bと同様のゴム配合物からなる場合
もある。
【0031】図2は、本発明のホースおよび継手金具の
接合方法により接合された、ホースおよび継手金具の接
合状態の一例を示した部分断面図である。図2に示すよ
うに、紙面横方向を長手方向の軸とする多層構造のホー
ス10に、ニップル50bとソケット50aとから構成
される継手金具50を接合させるにあたり、ホース10
の内部空間にニップル50bを挿入し、ホース10の最
外層である外面ゴム層40にソケット50aを外嵌し、
ニップル50bと樹脂層20aとの接合部60に、本発
明の第一の態様である接着性ゴム組成物70を介在さ
せ、ニップル50bとソケット50aとでホース10を
挟扼している。
【0032】継手金具50を構成するニップル50bお
よびソケット50aの形状は、ホース10に接合できる
形状をしていればいかなる形状をしていてもよい。ホー
ス10内を流れる流体の漏れを防止するように加工して
あるものが特に好ましく、例えば台形溝、鋸歯形状およ
びタケノコ形状のニップル、ソケットの加締形状がウェ
ーブであるもの、あるいはフラットであるものを好まし
く使用することができる。継手金具50は鉄、アルミ、
ブラス等を成形して製造することができる。
【0033】また、接合部60に介在させる接着性ゴム
組成物70の占める面積は、漏れ防止効果を効果的に発
揮できるという点、および接着性ゴム組成物70と、ホ
ース10内を流れる流体との反応を避けるという点か
ら、ニップル50bの先端から15%の面積部分を除く
部分に、ホース10とニップル50bの接合部60の面
積に対し、15%〜85%の面積を被覆するように接着
性ゴム組成物70を介在させることが好ましい。
【0034】また、接着性ゴム組成物の介在方法は、ニ
ップル50bと樹脂層20aとの間に接着性ゴム組成物
70を介在させることができればどのような方法でもよ
く、例えば、接着性ゴム組成物70を有機溶剤に溶融さ
せセメント状にして樹脂層20aおよびニップル50b
の少なくとも一方に塗布することにより接合部60に介
在させても良く、また、接着性ゴム組成物70をシート
状にしてニップル50bに被覆することにより接合部6
0に介在させても良い。
【0035】接着性ゴム組成物をセメント状にするに
は、トルエン、キシレン、MEK、酢酸エチル、ヘキサ
ン等の溶剤を用いる。濃度は作業できる範囲ならいずれ
でもよいが、通常の濃度は5重量%〜50重量%とする
のがよい。また、接着性ゴム組成物をシート状に加工す
るには、ローラ、ロール、プレス等を用いて行なえばよ
い。
【0036】接着性ゴム組成物をセメント状にして塗布
すると、均一な薄膜形成が可能で微妙な厚さ調整が容易
な点で優れている。また、シート状にすると、作業性、
環境衛生性の点で好ましい。ニップルとホースの間に被
覆する接着性ゴム組成物の厚さは、0.05mm〜0.
5mmであることが好ましい。この範囲内であれば、ホ
ース挿入作業性が良好であり、また、ソケットを加締た
ときに生じ得る応力集中部分のセメント状組成物の動き
により、漏れ防止効果を発揮できない等の不都合を解消
することができる。
【0037】また、ニップル50bと樹脂層20aとの
接合部60に介在させた接着性ゴム組成物70は、接合
部60を加熱することで加硫させても良く、この際、硫
黄雰囲気中で加硫させることもできる。また、本発明の
接合方法では、接着性ゴム組成物70をニップル50b
と樹脂層20aとの接合部60に介在させ、更にニップ
ル50bとソケット50aとでホース10を挟扼するた
め、継手金具付きホースのホースと金具間の接着性を出
荷前から発揮させておく必要はなく、接着性ゴム組成物
70の一部または全部が未加硫のまま継手金具付きホー
スを出荷し、接着性ゴム組成物70を環境温度で自然加
硫させることもでき、また、継手金具付きホースを使用
する際に高温にさらされる場合、例えばホース内を流れ
る流体が高温である場合は、この流体の温度により接着
性ゴム組成物70を加硫させることもできる。
【0038】以上、本発明の第二の態様に係るホースと
継手金具との接合方法について詳細に説明したが、本発
明は上記実施形態には限定されず、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいの
はもちろんである。
【0039】<ホースおよび継手金具システム>本発明
の第三の態様に係るホースおよび継手金具システムは、
少なくとも最内層に樹脂層を有するホースと、ニップル
とソケットとからなるホースの継手金具とを有し、ニッ
プルと樹脂層との接合部に上述した接着性ゴム組成物を
介してニップルをホースの内側空間に挿入し、ホースの
最外層にソケットを外嵌し、ニップルとソケットとでホ
ースを圧接してホースと継手金具とを接合するホースと
継手金具システムである。
【0040】本発明において、ホースと継手金具システ
ムとは、ホースに継手金具が接合した装置をいい、例え
ば、ホースと継手金具との接合状態の断面の一部が、図
2に示す接合状態である継手金具付きホースをいう。ま
た、このホースと継手金具システムに使用される、少な
くとも最内層に樹脂層を有するホース、その継手金具お
よび接着性ゴム組成物として、本発明の第一および第二
の態様において挙げたすべてのものを好ましく使用する
ことができ、また、継手金具とホースとの接合方法、ニ
ップル−ホース間の接着性ゴム組成物の介在方法、加硫
方法は本発明の第二の態様において挙げたすべても方法
を好ましく挙げることができる。
【0041】本発明のホースと継手金具システムは、継
手金具−ホース間の接着性、気密性に非常に優れている
ため、ホース内を流れる流体を外部に漏らすことがな
く、冷媒輸送用、燃料輸送用またはパワーステアリング
用等のホースとして最適に使用することができる。
【0042】
【実施例】本発明を実施例に基づき、更に詳細に説明す
る。
【0043】実施例1〜5および比較例1〜8 <接着性ゴム組成物の調製>以下に示される原料を第1
表に示すような成分組成で配合したベースゴム298.
2重量部に、第2表に示すRF樹脂を配合して、ミキシ
ングロールにて60℃で15分間混合し、接着性ゴム組
成物を調製した。
【0044】 クロロスルホン化ポリエチレン(CSM):ハイパロン
40、デュポン社製 ホワイトカーボン:ニップシールAQ、日本シリカ工業
製 ケイ酸マグネシウム:ミストロン ベイパー、日本ミス
トロン製 トリメリット酸エステル:Witamol 218、ダ
イナマイトノーベル製 TiO2 :タイベークR−820、石原産業製 ステアリン酸 リサージ:リサージ黄1号 促進剤DM:サンセラーDM−PO、三新化学工業製 促進剤TRA:サンセラーTRA、三新化学工業製
【0045】
【表1】 ヘキサメトキシメチロールメラミン(HMMM)含有
物:CYREZ964P、三井サイアナミッド製(65
重量%樹脂含有) ペンタメトキシメチロールメラミン(PMMM)含有
物:スミカノール507、住友化学工業製(50重量%
樹脂含有) メタクレゾール縮合物:スミカノール610、住友化学
工業製 レゾルシン:レゾルシンテクニカルグレード、住友化学
工業製 レゾルシン縮合物:B−18S、インドスペックケミカ
ルコーポレーション製
【0046】実施例1〜5および比較例1〜8の接着性
ゴム組成物を、溶剤としてトルエンを用い、接着性ゴム
組成物の濃度が30重量%となるように溶剤を加え、溶
解させてセメントとした。なお、セメント塗布は、乾燥
後の膜厚が0.1mmとなるように塗布回数を調整し
た。
【0047】<ホースの製造>まず、樹脂押出機を使用
し、予め離型剤を付与した外径10.6mmのナイロン
11マンドレル上に、押出ヘッドからホースの内管を形
成する樹脂ナイロン6/ナイロン11/ポリオレフィン
(組成比59.6/25.5/14.9)を0.10m
mの厚さで押出し、樹脂チューブを形成した。この樹脂
チューブを形成したマンドレルをゴム押出機に通し、樹
脂チューブ上にIIRゴムを2.0mmの厚さで押出
し、ゴム製の内管外層を形成した。上記のように形成さ
れた内管上に、編組機を使用して適宜ポリエステル補強
糸を編組し、その上にゴム押出機を用いてCl−IIR
ゴム製の外管を1.5mmの厚さで形成した。さらに、
150℃の温度で60分間加圧加硫し、冷却後マンドレ
ルを引き抜くことにより、本発明に供するホースを製造
した。
【0048】継手金具は、図2に示す形状のアルミニウ
ム製継手金具を使用した。ニップルに実施例1〜5およ
び比較例1〜8より調製した該セメントを塗布し、その
後ホースに挿入し、6MPaの圧力でソケットを締めつ
けることにより、該接着性ゴム組成物をニップルとホー
ス最内層樹脂との層間に介在させ、ホースと継手金具を
接合した。
【0049】<気密試験>気密試験として、このホース
を160℃の雰囲気下に24時間放置し、室温に放置冷
却した後に、ホースを水中に静置し、第3表に示すよう
な各内圧をかけ、漏れが生じないかどうか目視観察し
た。漏れが生じなければ○、漏れが生じれば×とした。
また、漏れが生じた場合は、そこで試験を中止した。結
果を第3表に示す。
【0050】<接着性試験>上述のホースを160℃で
24時間放置した後、ホースを幅10mmにて軸方向に
ニップルから剥離し、ニップルとホースの接合部の剥離
力を測定することにより接着性を試験した。なお、剥離
力は比較例1の剥離力を100として指数表示とした。
結果を第3表に示す。
【0051】<樹脂劣化試験>上述のホースを160℃
で24時間放置した後、継手金具を取り去り、ホースを
360度折り曲げることにより樹脂劣化試験を行った。
樹脂部分にクラックが入った場合を×とし、入らなかっ
た場合を○で表示した。結果を第3表に示す。
【0052】
【表2】
【0053】第3表に示すように、RF樹脂を含有しな
い比較例1および所定のRF樹脂を含有しない比較例2
〜4の接着性ゴム組成物を使用したホースにおいては、
接着性ゴム組成物のゴム弾性が不充分であるため気密性
が悪く、接着性にも劣ることがわかる。また、メチレン
アクセプターとしてクレゾール系化合物を含有しない比
較例3および4の接着性ゴム組成物は、ホース最内層の
樹脂層を劣化させていることがわかる。一方、RF樹脂
を過剰に含有した比較例6および8の接着性ゴム組成物
は、優れた接着性を奏するものの、これらの接着性ゴム
組成物を使用したホースは気密性が不充分であり、ホー
ス最内層の樹脂層を劣化させている。また、RF樹脂の
含有量が少ない比較例5および7の接着性ゴム組成物を
使用したホースにおいては、ホース最内層の樹脂層の劣
化は免れているものの、気密性・接着性が不充分である
ことがわかる。
【0054】これに対して、本発明の接着性ゴム組成物
を使用したホースは、気密性に優れ、良好な接着性を奏
しているため、本発明の接着性ゴム組成物が優れたゴム
弾性を有し、かつ良好な接着性を接合部に与えているこ
とがわかる。また、これらの接着性ゴム組成物を使用す
ることにより、ホース最内層の樹脂層に劣化を招くこと
がないことがわかる。
【0055】
【発明の効果】以上から、本発明の接着性ゴム組成物を
接合部に使用することにより、樹脂の劣化を招くことな
く、金具、ゴム、樹脂間の接着性が向上し、極めて良好
なシール性、耐熱性を接合部に与えることができる。ま
た、本発明のホースおよび継手金具の接合方法を採用す
ることにより、ホース内を流れる流体の漏れを効果的に
防ぐことが可能となる。また、本発明のホースおよび継
手金具システムはホース内を流れる流体の漏れがないシ
ステムであるため、流体輸送用のホースとして最適に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第二の態様に係るホースおよび継手
金具の接合方法で使用される代表的なゴム/樹脂複合ホ
ースの一部切り欠き斜視図である。
【図2】 本発明の第二の態様に係るホースおよび継手
金具の接合方法により接合されたホースおよび継手金具
の接合状態の一例の一部断面図である。
【符号の説明】
10 ホース 20a 樹脂層 20b 内面ゴム層 30 補強層 40 外面ゴム層 50 継手金具 50a ソケット 50b ニップル 60 接合部 70 接着性ゴム組成物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)
    系ゴム組成物並びに、メチレンドナーおよびメチレンア
    クセプターを有するRF樹脂を含有する接着性ゴム組成
    物において、 前記メチレンドナーがヘキサメトキシメチロールメラミ
    ンであり、前記メチレンアクセプターがクレゾール系化
    合物であり、かつ、前記接着性ゴム組成物が前記メチレ
    ンドナーを1phr超、15phr未満、前記メチレン
    アクセプターを1phr超、15phr未満含有するこ
    とを特徴とする接着性ゴム組成物。
  2. 【請求項2】前記クレゾール系化合物が、下記式(1)
    で表されるメタクレゾールの部分縮合物であることを特
    徴とする請求項1に記載の接着性ゴム組成物。 【化1】
  3. 【請求項3】少なくとも最内層に樹脂層を有するホース
    と継手金具との接合方法であって、 ニップルとソケットからなる継手金具を用い、 ニップルをホースの内側空間に挿入し、ホースの最外層
    にソケットを外嵌し、 請求項1に記載の接着性ゴム組成物をニップルと樹脂層
    との接合部に介在させて、 ニップルとソケットとでホースを挟扼することを特徴と
    するホースと継手金具との接合方法。
  4. 【請求項4】少なくとも最内層に樹脂層を有するホース
    と、 ニップルとソケットとからなるホースの継手金具とを有
    し、 ニップルと樹脂層との接合部に請求項1に記載の接着性
    ゴム組成物を介してニップルをホースの内側空間に挿入
    し、 ホースの最外層にソケットを外嵌し、ニップルとソケッ
    トとでホースを圧接してホースと継手金具とを接合する
    ホースと継手金具システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008248996A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tokai Rubber Ind Ltd 二酸化炭素冷媒輸送用の継手金具付ホース
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JP2016505773A (ja) * 2012-11-22 2016-02-25 マンタレイ イノベーションズ リミテッドMantaray Innovations Limited フレキシブル管及びその継手

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