JP2001278811A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2001278811A JP2000090592A JP2000090592A JP2001278811A JP 2001278811 A JP2001278811 A JP 2001278811A JP 2000090592 A JP2000090592 A JP 2000090592A JP 2000090592 A JP2000090592 A JP 2000090592A JP 2001278811 A JP2001278811 A JP 2001278811A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】皮膚に対して安全性が高く、経時安定性に優れ
た皮膚外用剤の提供。 【解決手段】リン脂質及び2価のマグネシウムイオンを
有する有機酸塩及び/又は無機酸塩を配合した粗分散液
において、高圧乳化機により分散液の平均粒子径100
nm以下に微粒子化処理をした皮膚外用剤。上記高圧乳
化機での圧力は25,000〜50,000psi、か
つ、冷却部の排出部にかかる圧力は500〜2,000
psiの範囲に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は新規な皮膚外用剤、さ
らに詳しくはリン脂質及び2価のマグネシウムイオンを
有する有機酸塩及び/又は無機酸塩を配合した粗分散液
において、該粗分散液を高圧乳化機により微粒子化処理
を施すことで得られる、100nm以下の平均粒子径を
有し、皮膚に対して安全性が高く、経時安定性に優れた
皮膚外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、リン脂質を配合した化粧料とし
ては特開昭56−115452号、特開昭57−111
169号、特開昭57−227465号、特開昭57−
228795号、特開昭61−177248号及び特開
平3−235341号など公報に記載されている通り、
リン脂質を安定に配合する技術が知られている。
【0003】リン脂質としては、卵黄、大豆、紅花、ヒ
マワリなどから抽出し精製したものが知られており、一
般的には卵黄あるいは大豆由来が用いられる。このリン
脂質は未水素添加リン脂質及び/あるいは水素添加リン
脂質であるが、化粧品としての配合を考慮すると、色、
におい及び脂質の酸化において経時的に安定な水素添加
リン脂質が汎用されている。
【0004】リン脂質を含む皮膚外用剤、例えば、リポ
ソーム分散液やリン脂質を乳化剤とした乳化懸濁液など
は、リン脂質界面が電気的に中性のため、分散液あるい
は懸濁液は不安定化し、経時的に分離する。特に、電解
質の種類及び配合量によってもその安定性は大きく変化
する。
【0005】一方、リン脂質を含む皮膚外用剤の工業規
模での生産は、一旦粗分散液あるいは懸濁液を調製後、
これを微粒子化装置、例えばゴーリンタイプの高圧ホモ
ジナイザーや超音波照射等で処理する方法で製造されて
いる。さらに、特公平2976526号や特開平11−
47580号などにある新しいタイプの高圧乳化機が提
案されているが、高圧乳化機では乳化させる圧力を高く
設定すると処理時にベース温度が上昇することから、リ
ン脂質を含む皮膚外用剤では経時的に沈殿や変色など、
その安定性に問題が生じる。
【0006】しかしながら、従来のリン脂質を含む皮膚
外用剤ではリン脂質膜界面が電気的に中性であるため、
経時的に不安定化し分離する。特に、電解質の種類及び
配合量によってもその安定性は大きく変化する。また、
分離を防ぐためには乳化剤、脂肪酸石鹸などを添加し安
定化させているが乳化剤等の添加量が多く、使用性及び
安全性に問題がある。さらに、リン脂質は天然由来のも
のが多く、その品質のばらつきが大きいために化粧品の
品質にも影響を及ぼすことがしばしばあった。これを防
ぐために、微粒子化装置、例えばゴーリンタイプの高圧
ホモジナイザーや超音波照射等で処理する方法で製造し
ているが、製造方法、製造時間の長時間化あるいは製造
工程の煩雑化などの問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のリン脂質を含む皮膚外用剤がもつ欠点、さらにリ
ン脂質を含む皮膚外用剤の製造方法に由来する欠点を克
服し、リン脂質及び2価のマグネシウムイオンを有する
有機酸塩及び/又は無機酸塩を配合した粗分散液におい
て、該粗分散液を高圧乳化機により微粒子化処理を施す
ことで得られる、100nm以下の平均粒子径を有し、
経時的に安定で、皮膚への安全性が高く、使用性に優れ
た皮膚外用剤を提供することを目的となされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
事情に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成し
た。すなわち、本発明は(1)リン脂質及び2価のマグ
ネシウムイオンを有する有機酸塩及び/又は無機酸塩を
配合した粗分散液において、該粗分散液を高圧乳化機に
より微粒子化処理を施することで得られる、100nm
以下の平均粒子径を有する皮膚外用剤、(2)2価のマ
グネシウムイオンの配合濃度を1.0mM〜150mM
の範囲である(1)の皮膚外用剤、(3)リン脂質に含
まれるフォスファチジルコリン含量が90%以上、か
つ、ヨウ素価が平均して0.1〜44の範囲である
(2)の皮膚外用剤、(4)リン脂質の配合量が0.0
1〜5.0wt%の範囲である(3)の皮膚外用剤、
(5)高圧乳化機での圧力が25,000〜50,00
0psi、かつ、冷却部の排出部にかかる圧力を500
〜2,000psiの範囲に設定する(4)の皮膚外用
剤、を提供するものである。
【0009】
【発明実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明において「リン脂質」とは、分子内にリン酸基と
アシル基及び/またはアルキル基からなる疎水基を2個
以上有するものをいい、例えば、フォスファチジルコリ
ン、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチ
ジルセリン、フォスファチジルイノシトール、フォスフ
ァチジルグリセロール、フォスファチジン酸、スフィン
ゴミエリン、カルジオリピンまたはこれら誘導体の1種
または2種以上の混合物等が挙げられる。その中で、フ
ォスファチジルコリン含量は特に限定されるものではな
いが好ましくは90%以上であり、さらに好ましくはフ
ォスファチジルコリン含量92%以上が好ましい。本発
明において「ヨウ素価」とは、粧原基の一般試験法の
「ヨウ素価測定法」である。本発明での「ヨウ素価」の
範囲は、この「ヨウ素価測定法」に準じリン脂質を分析
したとき特に限定されるものではないが、好ましくは平
均で0.1〜44の範囲であり、さらに好ましくは平均
で0.5〜40である。本発明でのリン脂質の配合量は
特に限定されるものではないが好ましくは0.01〜
5.0wt%の範囲であり、さらに好ましくは0.1〜
2.0wt%である。安定性、安全性には問題ないが
0.01wt%よりも少ない量では皮膚外用剤として効
果が期待できなく、5.0wt%を越える量では使用性
に問題がある。
【0010】このようなリン脂質としては、例えば、ジ
ラウロイルフォスファチジルコリン、ジミリストイルフ
ォスファチジルコリン、ジパルミトイルフォスファチジ
ルコリン、ジステアロイルフォスファチジルコリン、ジ
オレイルフォスファチジルコリン、ジベヘノイルフォス
ファチジルコリン、1−ステアルイル−2−ラウロイル
−sn−フォスファチジルコリン、1−ステアルイル−
2−ミリストイル−sn−フォスファチジルコリン、1
−ステアルイル−2−パルミトイル−sn−フォスファ
チジルコリン、1−ステアルイル−2−オレイル−sn
−フォスファチジルコリン、1−ステアルイル−2−ベ
ヘノイル−sn−フォスファチジルコリン、1−パルミ
トイル−2−ラウロイル−sn−フォスファチジルコリ
ン、1−パルミトイル−2−ミリストイル−sn−フォ
スファチジルコリン、1−パルミトイル−2−ステアロ
イル−sn−フォスファチジルコリン、1−パルミトイ
ル−2−オレイル−sn−フォスファチジルコリン、1
−パルミトイル−2−ベヘノイル−sn−フォスファチ
ジルコリン、1−ミリストイル−2−ラウロイル−sn
−フォスファチジルコリン、1−ミリストイル−2−パ
ルミトイル−sn−フォスファチジルコリン、1−ミリ
ストイル−2−ステアロイル−sn−フォスファチジル
コリン、1−ミリストイル−2−オレイル−sn−フォ
スファチジルコリン、1−ミリストイル−2−ベヘノイ
ル−sn−フォスファチジルコリン、1−ラウロイル−
2−ミリストイル−sn−フォスファチジルコリン、1
−ラウロイル−2−パルミトイル−sn−フォスファチ
ジルコリン、1−ラウロイル−2−ステアロイル−sn
−フォスファチジルコリン、1−ラウロイル−2−オレ
イル−sn−フォスファチジルコリン、1−ラウロイル
−2−ベヘノイル−sn−フォスファチジルコリン、1
−ベヘノイル−2−ラウロイル−sn−フォスファチジ
ルコリン、1−ベヘノイル−2−ミリストイル−sn−
フォスファチジルコリン、1−ベヘノイル−2−パルミ
トイル−sn−フォスファチジルコリン、1−ベヘノイ
ル−2−ステアロイル−sn−フォスファチジルコリ
ン、1−ベヘノイル−2−オレイル−sn−フォスファ
チジルコリン、1−オレイル−2−ラウロイル−sn−
フォスファチジルコリン、1−オレイル−2−ミルスト
イル−sn−フォスファチジルコリン、1−オレイル−
2−パルミトイル−sn−フォスファチジルコリン、1
−オレイル−2−ステアロイル−sn−フォスファチジ
ルコリン、1−オレイル−2−ベヘノイル−sn−フォ
スファチジルコリンなどがあり、天然系では大豆リン脂
質、紅花リン脂質、サフラワーリン脂質あるいはヒマワ
リリン脂質などの植物系リン脂質及び卵黄リン脂質を水
素添加により還元したものなどが挙げられる。また、本
発明では、これらリン脂質から選ばれる1種もしくは2
種以上を用いることができる。
【0011】本発明において「2価のマグネシウムイオ
ンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩」は無機酸塩及
び/又は有機酸塩を1種または2種以上の混合物等が挙
げられる。「2価のマグネシウムイオンを有する無機酸
塩及び/又は有機酸塩」は特に限定されるものではない
が、無機酸塩として、例えば、酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、
水酸化マグネシウム、リン酸マグネシウムなどがあり、
有機酸塩として、例えば、ステアリン酸マグネシウム、
L−アスパラギン酸マグネシウム、クエン酸マグネシウ
ム、グルコン酸マグネシウム、乳酸マグネシウム、モリ
ブデン酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、ラウリン酸
マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン
酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、アスコル
ビン酸マグネシウム、リン酸−L−アスコルビルマグネ
シウム、ヤシ油アルキル硫酸マグネシウム・トリエタノ
ールアミン、ラウリル硫酸マグネシウム、ミリスチル硫
酸マグネシウム、パルミチル硫酸マグネシウム、ステア
ロイル硫酸マグネシウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリン
マグネシウム、ラウリン酸メチルタウリンマグネシウ
ム、パルミチン酸メチルタウリンマグネシウム、N−ラ
ウロイル−L−グルタミン酸・1/2マグネシウム、プ
ロピオン酸マグネシウム、グリセロリン酸マグネシウ
ム、PCA(ピロリドンカルボン酸)マグネシウムなど
があげられる。
【0012】本発明での2価のマグネシウムイオンを有
する無機酸塩及び/又は有機酸塩の配合濃度は、特に限
定されないが1.0〜150mMの範囲が好ましい。さ
らに、好ましくは5.0〜110mMの範囲である。
1.0mM以下では皮膚外用剤としての経時的な安定性
が悪くなる。150mMを越える濃度では、皮膚外用剤
としての使用性が悪くなる。また、2価のマグネシウム
イオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩の水への溶
解度が飽和濃度を越えるものがあり逆に沈殿を生じるこ
ともあり、皮膚外用剤としては不適切となる。
【0013】本発明において「粗分散液」とは、微粒子
化処理を施す前の皮膚外用剤をいい、その調製方法は特
に限定されるものではないが、工業規模の生産として
は、予めリン脂質及び2価のマグネシウムイオンを有す
る無機酸塩及び/又は有機酸塩を水に分散後、相転移温
度以上に加温する方法、相転移温度以上に加温した水に
リン脂質及び2価のマグネシウムイオンを有する無機酸
塩及び/又は有機酸塩を分散させる方法などがある。
【0014】本発明において使用する高圧乳化機は、高
圧処理ができる乳化機であれば特に限定されるものでは
ないが、既存の高圧乳化機としては、例えば、マイクロ
フルイダイザー(マイクロフルイディスク社製)、ナノ
マイザー(ナノマイザー社製)、アルティマイザー(タ
ウテクノロジー社製)、DeBEE2000(B.E.
E.International社製)などがあげられ
る。処理する圧力は特に限定されるものではないが、好
ましくは25,000〜50,000psiがよい。処
理する圧力が50,000psiを超えると、配管とし
ての耐圧性に注意する必要があり、25,000psi
より低いと目的とする微粒子化ができない場合もある。
さらに好ましくは、前述の既存の高圧乳化機において乳
化部の次に冷却部を入れ、冷却部と排出部の間に圧力
(以下、背圧とする)をかけると良い。高圧の設定によ
り乳化部でのベースの温度上昇を瞬時に冷却させ排出部
に圧力をかけることによって、従来の方式とは異なりリ
ン脂質を含む外用剤の経時的な沈殿や変色、かつ、粒子
径を100nm以下に製造することが可能となる。上記
背圧をかけることができる装置は、冷却部の出口に直接
装着するか、又は出口側の配管と溶接や耐圧ジョイント
等で装着することができる。背圧は特に限定されるもの
ではないが、好ましくは500〜2,000psiの範
囲がよい。背圧が2,000psiを超えると冷却部の
耐圧性に注意する必要があり、500psiより低いと
目的とする微粒子化ができない場合もある。乳化部の次
に冷却部を入れ、冷却部と排出部の間に背圧をかけない
場合、平均粒子径100nm以下であっても、経時的に
沈殿物等が生じ、皮膚外用剤としては好ましくない。
【0015】以下、図1及び図2に従って説明する。粗
分散液を図1のに添加し、にある高圧ポンプによっ
ての乳化部で微粒子化処理を行う。その後、冷却装置
であるをとおり、で排出部において冷却部からの流
れに背圧をかけ、皮膚外用剤を調製する。図1のでの
背圧をかける方法とは、冷却部の太い配管から細い配管
に導く方法であり、特に限定されるものではないが、例
えば、冷却部の配管よりも内径が細い配管を有する装置
(図2参照)、処理液が流れる配管を狭くすることが
できる調整バルブを有する装置(図2参照)である。
かかる装置の主要部の材質は、背圧に耐え、腐食し難い
ものであれば特に制限はなく、例えば、ステンレス、ガ
ラス、焼結ダイヤモンド、アルミナ、ジルコニア、セラ
ミックス等を挙げることができる。
【0016】本発明において「平均粒子径100nm以
下」とは、本発明の皮膚外用剤の粒子径を、市販の動的
光散乱法による粒子径測定装置である大塚電子製のDL
S−7000またはこれに準ずる装置により測定したと
き、平均粒子径100nm以下のものをいう。特に平均
粒子径が80nm以下のものは、経時的な平均粒子径の
変化が少なく、外観上もほとんど変化がなく好ましい。
一方、平均粒子径が100nmを超えると、経時的な平
均粒子径の変化が大きく、沈殿物等の外観上の変化があ
り好ましくない。
【0017】本発明の皮膚外用剤としては、化粧水、乳
液、クリーム、洗顔料、クレンジングクリーム、マッサ
ージクリーム、パック料などとして用いることができ
る。本発明の皮膚外用剤は各種成分、例えば、スクワラ
ンなどの炭化水素類、油脂、ロウ類、各種エステル油、
動物油、植物油、シリコーン油、脂肪酸、高級アルコー
ルなどの油剤、エタノール、多価アルコールなどのアル
コール類、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、陰
イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤などの両親
媒性物質、酸化チタン、マイカ、酸化鉄などの顔料、カ
ルボキビニルポリマー、キサンタンガム、ヒアルロン酸
ナトリウムなどの高分子類、色素、ビタミン類、紫外線
吸収剤、ホルモン剤、香料、抗酸化剤、防腐剤、キレー
ト剤などを適宜配合することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は、リン脂質及び2
価のマグネシウムイオンを有する有機酸塩及び/又は無
機酸塩を配合した粗分散液において、該粗分散液を高圧
乳化機により微粒子化処理を施すことで得られる、10
0nm以下の平均粒子径を有し、皮膚に対して安全性が
高く、経時安定性に優れることを特徴とするものであ
る。本発明において、高圧乳化機での圧力が25,00
0〜50,000psi、かつ、冷却部の排出部にかか
る圧力を500〜2,000psiの範囲での製造条件
は、従来の製造方法に比べてより少ないエネルギーで短
時間に製造することも特徴としている。
【0019】次に実験例により本発明の効果をさらに詳
しく説明する。
【0020】(1)粒子径測定 粒子径測定は、動的光散乱法であるDLS−7000
(大塚電子製)を用い、25℃、角度90度の条件で、
キュムラント(Cumulant)法によって算出し
た。
【0021】(2)経時安定性 経時安定性は、5℃、室温、40℃の3ヶ所で1ヶ月間
の保存した状態のものについて、目視で判断し、離油、
離水、沈殿物など生じた場合のものを×、外観上、変化
がなかったものについて、特に問題なし:△、良い:
〇、非常に良い:◎とした。
【0022】(3)使用性の評価 使用性とは、皮膚外用剤としてののび、肌へのなじみ、
塗布した後のしっとり感の項目について、専門のパネラ
ー5名によって以下の基準で評価した。 ◎:非常に良い、〇:良い、△:ふつう、×:不良
【0023】本実験例
【表1】
【0024】本実験例
【表2】
【0025】本実験例
【表3】
【0026】本実験例
【表4】
【0027】本実験例
【表5】
【0028】本実験例
【表6】
【0029】次に実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。本発明はこれに限定されるものではない。実施
例中の物性の測定と評価は以下の方法で行った。例中、
%とあるのはすべて重量%である。
【0030】
【実施例1】フォスファチジルコリン含量95%及びヨ
ウ素価が5.0である大豆由来のリン脂質1.0wt%
に精製水19.0wt%を加え、ホモジナイザーで攪拌
し、これに塩化マグネシウム0.1wt%及び精製水7
9.9wt%を加えて、粗分散液とした。この粗分散液
を処理圧力30,000psi、背圧1,000psi
としたDeBEE2000(B.E.E. Inter
national社製)で1回通過処理(1パス)を行
い皮膚外用剤とした。その結果、平均粒子径65nmの
粒子から構成される皮膚外用剤を得た。背圧の1,00
0psiは冷却部の排出部 内径3mmの配管に内径
0.2mmのステンレス製の配管を接続すること(図2
参照)により得た。
【0031】
【実施例2】フォスファチジルコリン含量99%及びヨ
ウ素価が13.0である卵黄由来のリン脂質1.8wt
%に精製水18.8wt%を加え、ホモジナイザーで攪
拌し、これに硫酸マグネシウム0.6wt%及び精製水
79.4wt%を加えて、粗分散液とした。この粗分散
液を処理圧力25,000psi、背圧1,200ps
iとしたマイクロフルイダイザー(マイクロフルイディ
スク社製)で1回通過処理(1パス)を行い皮膚外用剤
とした。その結果、平均粒子径80nmの粒子から構成
される皮膚外用剤を得た。背圧の1,200psiは冷
却部の排出部 内径3mmの配管に内径0.15mmの
アルミナ製の配管を接続すること(図2参照)により
得た。
【0032】
【実施例3】フォスファチジルコリン含量92%及びヨ
ウ素価が38.0である大豆由来のリン脂質0.5wt
%に精製水19.5wt%を加え、ホモジナイザーで攪
拌し、これにクエン酸マグネシウム1.5wt%及び精
製水78.5wt%を加えて、粗分散液とした。この粗
分散液を処理圧力40,000psi、背圧1,800
psiとしたDeBEE2000(B.E.E. In
ternational社製)で1回通過処理(1パ
ス)を行い皮膚外用剤とした。その結果、平均粒子径5
6nmの粒子から構成される皮膚外用剤を得た。背圧の
1,800psiは冷却部の排出部の配管にニードル式
圧力調節バルブを有する装置(図2参照)を接続し、
これを調整することにより得た。
【0033】
【実施例4】ジパルミトイルフォスファチジルコリン
0.5wt%及びフォスファチジルコリン含量92%及
びヨウ素価が87である卵黄由来のリン脂質0.5wt
%を混合しトータルのヨウ素価を43.0に設定したリ
ン脂質に精製水19.0wt%を加え、ホモジナイザー
で攪拌し、これにリン酸−L−アスコルビルマグネシウ
ム3.0wt%及び精製水77.0wt%を加えて、粗
分散液とした。この粗分散液を処理圧力45,000p
si、背圧2,000psiとしたDeBEE2000
(B.E.E. International社製)で
1回通過処理(1パス)を行い皮膚外用剤とした。その
結果、平均粒子径66nmの粒子から構成される皮膚外
用剤を得た。背圧の2,000psiは冷却部の排出部
の配管にニードル式圧力調節バルブを有する装置(図2
参照)を接続し、これを調整することにより得た。
【0034】
【実施例5】ジオレオイルフォスファチジルコリン0.
2wt%及びフォスファチジルコリン含量92%及びヨ
ウ素価が5である大豆由来のリン脂質1.3wt%を混
合しトータルのヨウ素価を23.0に設定したリン脂質
に精製水18.5wt%を加え、ホモジナイザーで攪拌
し、これにL−アスパラギン酸マグネシウム0.2wt
%及び精製水79.8wt%を加えて、粗分散液とし
た。この粗分散液を処理圧力38,000psi、背圧
700psiとしたDeBEE2000(B.E.E.
International社製)で1回通過処理
(1パス)を行い皮膚外用剤とした。その結果、平均粒
子径41nmの粒子から構成される皮膚外用剤を得た。
背圧の1,200psiは冷却部の排出部 内径3mm
の配管に内径0.18mmの焼結ダイヤモンド製の配管
を接続すること(図2参照)により得た。
【0035】
【実施例6】ジステアロイルフォスファチジルコリン
0.8wt%及びフォスファチジルコリン含量92%及
びヨウ素価が21であるヒマワリ由来のリン脂質0.3
wt%を混合しトータルのヨウ素価を5.7に設定した
リン脂質に精製水18.9wt%を加え、ホモジナイザ
ーで攪拌し、これにリン酸マグネシウム0.6wt%及
び精製水79.4wt%を加えて、粗分散液とした。こ
の粗分散液を処理圧力38,000psi、背圧700
psiとしたDeBEE2000(B.E.E.Int
ernational社製)で1回通過処理(1パス)
を行い皮膚外用剤とした。その結果、平均粒子径57n
mの粒子から構成される皮膚外用剤を得た。背圧の70
0psiは冷却部の排出部の配管にニードル式圧力調節
バルブを有する装置(図2参照)を接続し、これを調
整することにより得た。
【0036】
【実施例7】フォスファチジルコリン含量96%及びヨ
ウ素価が33.0である大豆由来のリン脂質1.9wt
%に精製水18.1wt%を加え、ホモジナイザーで攪
拌し、これに乳酸マグネシウム0.8wt%及び精製水
79.2wt%を加えて、粗分散液とした。この粗分散
液を処理圧力48,000psi、背圧600psiと
したDeBEE2000(B.E.E. Intern
ational社製)で1回通過処理(1パス)を行い
皮膚外用剤とした。その結果、平均粒子径35nmの粒
子から構成される皮膚外用剤を得た。背圧の800ps
iは冷却部の排出部 内径3mmの配管に内径0.22
mmのアルミナ製の配管を接続すること(図2参照)
により得た。
【0037】
【実施例8】フォスファチジルコリン含量95%及びヨ
ウ素価が5.0である大豆由来のリン脂質1.0wt%
に精製水19.0wt%を加え、ホモジナイザーで攪拌
し、これに塩化マグネシウム0.1wt%、クエン酸マ
グネシウム1.5wt%及び精製水78.4wt%を加
えて、粗分散液とした。この粗分散液を処理圧力30,
000psi、背圧1,000psiとしたDeBEE
2000(B.E.E.International社
製)で1回通過処理(1パス)を行い皮膚外用剤とし
た。その結果、平均粒子径55nmの粒子から構成され
る皮膚外用剤を得た。背圧の1,000psiは冷却部
の排出部 内径3mmの配管に内径0.2mmのステン
レス製の配管を接続すること(図2参照)により得
た。
【0038】
【実施例9】フォスファチジルコリン含量96%及びヨ
ウ素価が38.0である大豆由来のリン脂質0.5wt
%に精製水19.5wt%を加え、ホモジナイザーで攪
拌し、これにクエン酸マグネシウム0.5wt%、L−
アスパラギン酸マグネシウム1.2%及び精製水78.
3wt%を加えて、粗分散液とした。この粗分散液を処
理圧力40,000psi、背圧1,800psiとし
たDeBEE2000(B.E.E. Interna
tional社製)で1回通過処理(1パス)を行い皮
膚外用剤とした。その結果、平均粒子径63nmの粒子
から構成される皮膚外用剤を得た。背圧の1,800p
siは冷却部の排出部の配管にニードル式圧力調節バル
ブを有する装置(図2参照)を接続し、これを調整す
ることにより得た。
【0039】
【実施例10】フォスファチジルコリン含量98%及び
ヨウ素価が42.0である大豆由来のリン脂質3.9w
t%に精製水16.1wt%を加え、ホモジナイザーで
攪拌し、これにPCA(ピロリドンカルボン酸)マグネ
シウム0.5wt%、クエン酸マグネシウム1.5wt
%及び精製水78.0wt%を加えて、粗分散液とし
た。この粗分散液を処理圧力37,000psi、背圧
1,500psiとしたDeBEE2000(B.E.
E. International社製)で1回通過処
理(1パス)を行い皮膚外用剤とした。その結果、平均
粒子径55nmの粒子から構成される皮膚外用剤を得
た。背圧の1,500psiは冷却部の排出部の配管に
ニードル式圧力調節バルブを有する装置(図2参照)
を接続し、これを調整することにより得た。
【0040】
【比較例1】実施例1と同様の条件で、2価のマグネシ
ウムイオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩を塩化
ナトリウムに置き換えて、皮膚外用剤とした。その結
果、平均粒子径120nmの粒子から構成される皮膚外
用剤を得た。
【0041】
【比較例2】実施例1と同様の条件で、2価のマグネシ
ウムイオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩を塩化
ナトリウムに置き換えて、皮膚外用剤とした。その結
果、平均粒子径160nmの粒子から構成される皮膚外
用剤を得た。
【0042】
【比較例3】実施例3と同様の条件で、2価のマグネシ
ウムイオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩をクエ
ン酸ナトリウムに置き換えて、皮膚外用剤とした。その
結果、平均粒子径110nmの粒子から構成される皮膚
外用剤を得た。
【0043】本実施例
【表7】
【0044】
【比較例4】実施例6と同様の条件で、2価のマグネシ
ウムイオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩をリン
酸ナトリウムにそれぞれ置き換えて、皮膚外用剤とし
た。その結果、平均粒子径131nmの粒子から構成さ
れる皮膚外用剤を得た。
【0045】
【比較例5】実施例7と同様の条件で、2価のマグネシ
ウムイオンを有する無機酸塩及び/又は有機酸塩をクエ
ン酸ナトリウムに置き換えて、皮膚外用剤とした。その
結果、平均粒子径132nmの粒子から構成される皮膚
外用剤を得た。
【0046】
【比較例6】実施例1と同様の条件で、圧力設定を2
0,000psi、冷却部の排出部からの配管を変えず
に背圧を0psiとなるようにし、皮膚外用剤とした。
その結果、平均粒子径800nmの粒子から構成される
皮膚外用剤を得た。
【0047】本実施例
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、高圧乳化機の模式図を表す。矢印は液
の流れを示す。図中の符号は粗分散液供給槽、符号
は高圧ポンプ、符号は高圧乳化処理部、符号は冷却
部、符号は冷却部の排出部にかかる圧力をかけること
ができる装置、符号は高圧乳化処理部にかかる圧力を
測定する圧力メーター及び符号は冷却部の排出部にか
かる圧力を測定する圧力メーターを、それぞれ表す。
【図2】図2は冷却部の排出部にかかる圧力をかけるこ
とができる装置の主要部の模式図を表す。矢印は液の流
れの方向と冷却部の排出部にかかる圧力が発生する周辺
部を表す。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 國寛 愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メ ナード化粧品株式会社総合研究所 (72)発明者 中田 悟 愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メ ナード化粧品株式会社総合研究所 Fターム(参考) 4C076 AA16 BB31 DD22Q DD48F EE53F FF36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン脂質及び2価のマグネシウムイオン
    を有する有機酸塩及び/又は無機酸塩を配合した粗分散
    液において、高圧乳化機により分散液の平均粒子径10
    0nm以下に微粒子化処理をした皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 2価のマグネシウムイオンの配合濃度を
    1.0〜150mMの範囲であることを特徴とする第1
    項記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 リン脂質に含まれるフォスファチジルコ
    リン含量が90%以上、かつ、ヨウ素価が平均して0.
    1〜44の範囲であることを特徴とする第1又は2項記
    載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 リン脂質の配合量が0.01〜5.0w
    t%の範囲であることを特徴とする第3項記載の皮膚外
    用剤。
  5. 【請求項5】 高圧乳化機での圧力が25,000〜5
    0,000psi、かつ、冷却部の排出部にかかる圧力
    を500〜2,000psiの範囲に設定することを特
    徴とする第4項記載の皮膚外用剤。
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