JP2001278275A - 運搬用容器 - Google Patents
運搬用容器Info
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- JP2001278275A JP2001278275A JP2000091267A JP2000091267A JP2001278275A JP 2001278275 A JP2001278275 A JP 2001278275A JP 2000091267 A JP2000091267 A JP 2000091267A JP 2000091267 A JP2000091267 A JP 2000091267A JP 2001278275 A JP2001278275 A JP 2001278275A
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Abstract
部が凹部に当接してスライドが停止されることを防止
し、そのままスタッキングすることができる運搬用容器
を提供するものである。 【解決手段】 平面方形状の底部に側壁を立設し、側壁
の上端縁にはフランジを設けると共に、側壁外面の隅部
近傍に脚部を突設する一方、フランジには脚部とは点対
称の位置に脚部を嵌入する凹部を形成し、スタッキング
及びネスティングを可能とした運搬用容器において、凹
部よりも隅部に近接して設けられた脚部の下面に側壁に
沿って間隔を有する2つの突起を設ける。前記突起の上
方に位置するフランジ上面には、前記2つの突起に対応
する溝を設け、運搬用容器を同一方向に向けて上下に積
み重ねたとき上段容器の突起が下段容器の溝に嵌合する
ようにした。前記突起は側壁に対して直交する筋状突起
であり、2つの突起のうち一方は、脚部の角部に設ける
ことが好ましい。
Description
り、特に側壁外面に突出した脚部を設け、前記脚部を下
段容器のフランジ上面に載置させた状態でスタッキング
する運搬用容器に関する。
成樹脂製容器に、スタッキング及びネスティングが可能
な運搬用容器が知られている。即ち、運搬用容器を同一
方向に向けた状態で、側壁外面に設けた脚部を下段容器
のフランジに載置してスタッキングし、内部が空の状態
のとき上段の容器を水平方向に180度回転させるとネ
スティングすることができる運搬用容器が広く使用され
ている。
が可能な容器は、平面方形状の底部に側壁を立設し、側
壁上端には外方に水平に突出させたフランジを設けてな
る箱状の容器であって、側壁外面の四隅近傍には外方に
突出した脚部を設け、四隅近傍の内面には容器を水平方
向に180度回転させて重ねたとき、前記脚部が嵌入す
る凹部を設けてなる。複数の容器を同一方向に向けて積
み重ねると、下段容器のフランジ上面に上段容器の脚部
の下端面を載置してスタッキングすることが可能とな
り、一方の容器も水平方向に180度回転させて上段容
器の脚部を下段容器の凹部に嵌入することによってネス
ティングすることが可能となる。
スタッキングする際に、上段容器のスライド方向先端側
の脚部を下段容器のフランジ上面に載せ、手前側を少し
持ち上げながらスライドさせると、上段容器のスライド
方向先端部の底部は下段容器のフランジ上面よりも沈み
込んだ状態でスライドしていくので、スライドの方向に
よっては、上段容器の脚部の下端部が下段容器の凹部の
縁部に突き当たる。
すると、大きな力を加えなければならないばかりでな
く、衝撃によって荷崩れのおそれもある。そこで、スラ
イドを止めると、底部の一部がフランジ上面に載ったま
ま不安定な状態でスタッキングされることになる。この
ような場合には、引き戻して再度スライドさせ強く押し
込んでスライドさせるか、スライド方向先端部を持ち上
げてスライドさせることが必要であった。
ば、特開平9−193936号公報記載のように、フラ
ンジ上面に突起を設けたり、実開平6−3836号公報
記載のように、脚部に逃げを形成したりすることが提案
されている。しかしながら、実開平6−3836号公報
記載の運搬用容器では必ずしも満足できる逃げとはなし
得ず、また、特開平9−193936号公報記載の運搬
用容器では、突起がフランジ上面から突出する等の問題
がある。
ドさせてスタッキングさせる際に、上段容器の脚部の底
部が下段容器の凹部の縁部に突き当たったとき、スムー
ズに上昇して確実にスタッキングできる運搬用容器を提
供するものである。
成するために次のような構成とした。即ち、この発明の
運搬用容器は、平面方形状の底部に側壁を立設し、側壁
の上端縁にはフランジを設けると共に、側壁外面の隅部
近傍に脚部を突設する一方、フランジには脚部とは点対
称の位置に脚部を嵌入する凹部を形成してスタッキング
及びネスティングを可能とした運搬用容器において、凹
部よりも隅部に近接して設けられた脚部の下面に、側壁
に沿って間隔を有する2つの突起を設け、2つの突起の
上方のフランジ上面には前記突起を嵌合する溝を設け、
同一方向に向けて上下に積み重ねたとき上段容器の突起
が下段容器の溝に嵌合することを特徴とする。前記突起
は側壁に対して直交する筋状突起であることが好まし
い。また、2つの突起のうち一方は、脚部下面の角部に
設けることが好ましい。
態に基づいて詳細に説明する。運搬用容器10は、方形
状の底部15の四周に側壁11,12,13,14を立
設し、前記側壁11,12,13,14の上端縁に外方
に突出したフランジ20を設け、高さ方向の略中間部の
外周面にフランジ30を設けてなる。また、前記側壁1
1,12,13,14の外周面にはフランジ20とフラ
ンジ30とを連結する補強リブ11a,12a,13
a,14aが設けられている。
スティングが可能なように、外周面に脚部21,22,
23,24を突設し、内周面に前記脚部21,22,2
3,24が嵌入する凹部31,32,33,34を設け
てなる。前記脚部21,22,23,24の下面は底部
15の下面よりも上方に位置しており、言い換えれば、
底部15が脚部21,22,23,24の下面よりも僅
かに下方に突出している。
2,14に対向して設けられており、脚部21が脚部2
3よりも幅が広く形成されている。また、脚部23は側
壁13に、脚部24は側壁11にそれぞれ設けられてい
る。また、側壁12,14には、前記脚部21,22が
嵌合する凹部31,32が点対称に設けられており、側
壁13には脚部24が嵌入する凹部33が設けられ、側
壁11には脚部23が嵌入する凹部34が設けられてい
る。
の関係では、脚部21の方が凹部31よりも容器の隅部
に近接して設けられており、脚部22と凹部32との関
係では、凹部32の方が脚部22よりも容器の隅部に近
接して設けられている。また、脚部23と凹部33との
関係では、脚部23の方が凹部33よりも容器の隅部に
近接して設けられており、脚部24と凹部34との関係
では、凹部34の方が脚部24よりも容器の隅部に近接
して設けられている。
同士を段積みした場合には、上段容器の底部15が下段
容器の開口部に嵌合し、上段容器の脚部21,22,2
3,24の下面が下段容器のフランジ20の上面に載っ
てスタッキングされる。また、一方の運搬用容器10を
水平に180度回転させて逆方向にして積み重ねた場合
には、下段容器の脚部21,22,23,24が下段容
器の凹部32,31,34,33にそれぞれ嵌入するこ
とによってネスティングすることができる。
面には突起21a,21bが平行に突設されており、対
応するフランジ20の上面には前記突起21a及び突起
21bが嵌合する溝20a,20bが設けられている。
突起21aは脚部21下面の角部に設け、突起21bは
脚部21下面の略中央部に設けられている。このような
突起21a,21bは、凹部31よりも隅部に近接して
突設されている脚部21の下面に設けられる。これは、
凹部31よりも隅部に近接して突設されている脚部21
は、スライドさせてスタッキングする際に、必ず凹部3
1を跨いでスライドするからである。従って、スライド
させるとき凹部32を跨がない脚部22の下面には必ず
しも突起を設ける必要はない。
bの作用について説明する。図4に示すように、運搬用
容器10同士を同じ方向に向けて上段容器の脚部21側
を下段容器のフランジ20上に載置し、上段容器の脚部
22側を少し持ち上げた状態でスライドさせると、上段
容器のスライド方向先端部の底部が下段運搬用容器の開
口部に嵌合し、上段容器の突起21bが下段容器のフラ
ンジ20の上面に載った状態でスライドする。このよう
な状態でさらにスライドさせていくと、上段容器の脚部
21の下面先端部が下段容器の凹部31の縁に当接す
る。
容器の脚部22側を下方に押し下げると突起21bが支
点となってスライド方向先端部が持ち上げられるから、
当接状態を解除しながら脚部31の下面先端部が凹部3
1の縁を乗り越える。さらに、スライドさせると突起2
1bが凹部31の縁に当接するので、スライド方向後端
部を押し下げると突起21aが支点となってスライド方
向先端部が持ち上げられて突起21bと凹部31との係
止状態が解除される。従って、スライド方向後端部を押
し下げながらスライドするだけで、確実にスタッキング
することができる。
起21a,21bを突設した場合について説明したが、
運搬用容器の短手方向にスライドさせてスタッキングす
る場合には、凹部33を跨いでスライドされる脚部23
の下面に突起21a,21bと同様の突起を設けること
が好ましい。また、前記突起の形状は特に限定されるも
のではなく、2つの突起が間隔を有していればよい。ま
た、前記突起は、脚部の下面において側壁の中央部方向
に寄せて形成するのが好ましい。
に係る運搬用容器によれば上段容器をスライドさせてス
タッキングする際に下段容器の凹部の縁に上段容器の脚
部が当接しても上段容器のスライド方向後端部を押し下
げることによって解除され連続したスライドが可能とな
り、スムーズにスタッキングすることができる。
である。
の関係を示す要部斜視図である。
うとすると、大きな力を加えなければならないばかりで
なく、衝撃によって荷崩れのおそれもある。そこで、ス
ライドを止めると、底部の一部がフランジ上面に載った
まま不安定な状態でスタッキングされることになる。こ
のような場合には、引き戻して再度スライドさせ強く押
し込んでスライドさせるか、スライド方向先端部を持ち
上げてスライドさせることが必要であった。
同士を段積みした場合には、上段容器の底部15が下段
容器の開口部に嵌合し、上段容器の脚部21,22,2
3,24の下面が下段容器のフランジ20の上面に載っ
てスタッキングされる。また、一方の運搬用容器10を
水平に180度回転させて逆方向にして積み重ねた場合
には、上段容器の脚部21,22,23,24が下段容
器の凹部32,31,34,33にそれぞれ嵌入するこ
とによってネスティングすることができる。
の作用について説明する。図4に示すように、運搬用容
器10同士を同じ方向に向けて上段容器の脚部21側を
下段容器のフランジ20上に載置し、上段容器の脚部2
2側を少し持ち上げた状態でスライドさせると、上段容
器のスライド方向先端部の底部が下段運搬用容器の開口
部に嵌合し、上段容器の突起21bが下段容器のフラン
ジ20の上面に載った状態でスライドする。このような
状態でさらにスライドさせていくと、上段容器の脚部2
1の下面先端部が下段容器の凹部31の縁に当接する。
Claims (3)
- 【請求項1】 平面方形状の底部に側壁を立設し、側壁
の上端縁にはフランジを設けると共に、側壁外面の隅部
近傍に脚部を突設する一方、フランジには脚部とは点対
称の位置に脚部を嵌入する凹部を形成してスタッキング
及びネスティングを可能とした運搬用容器において、凹
部よりも隅部に近接して設けられた脚部の下面に、側壁
に沿って間隔を有する2つの突起を設け、2つの突起の
上方のフランジ上面には前記突起を嵌合する溝を設け、
同一方向に向けて上下に積み重ねたとき上段容器の突起
が下段容器の溝に嵌合することを特徴とする運搬用容
器。 - 【請求項2】 前記突起は側壁に対して直交する筋状突
起であることを特徴とする請求項1記載の運搬用容器。 - 【請求項3】 2つの突起のうち一方は、脚部下面の角
部に設けられていることを特徴とする請求項1または2
記載の運搬用容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000091267A JP4318129B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 運搬用容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000091267A JP4318129B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 運搬用容器 |
Publications (2)
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JP2001278275A true JP2001278275A (ja) | 2001-10-10 |
JP4318129B2 JP4318129B2 (ja) | 2009-08-19 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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