JP2001278138A - 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン - Google Patents

鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン

Info

Publication number
JP2001278138A
JP2001278138A JP2000093899A JP2000093899A JP2001278138A JP 2001278138 A JP2001278138 A JP 2001278138A JP 2000093899 A JP2000093899 A JP 2000093899A JP 2000093899 A JP2000093899 A JP 2000093899A JP 2001278138 A JP2001278138 A JP 2001278138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler belt
rubber pad
iron crawler
hook
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000093899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Miyoshi
康夫 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority to JP2000093899A priority Critical patent/JP2001278138A/ja
Priority to US09/636,480 priority patent/US6412888B1/en
Priority to CA002342452A priority patent/CA2342452A1/en
Priority to NL1017735A priority patent/NL1017735C2/nl
Publication of JP2001278138A publication Critical patent/JP2001278138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/26Ground engaging parts or elements
    • B62D55/275Ground engaging parts or elements with street plate, i.e. means to prevent tread from cutting into road surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/26Ground engaging parts or elements
    • B62D55/28Ground engaging parts or elements detachable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトを必要とせずに取付け・交換作業が容
易にできるようにする。 【解決手段】 鉄履帯1に装着されるゴムパッド2にお
いて、平な芯金5の片面に加硫されたゴム材6が固着さ
れ、芯金5の他面側両端には一方のフック8の長さが他
方のフック7よりも長くなるように折り返したフック
7,8を有し、長さの長いフック8の内面の芯金5の他
面側に形成された凹部9の長さが芯金5の長さの5分の
1以下になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無限軌道帯の鉄履
帯用ゴムパッド及びそれに使用するロックピンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】走行を必要とする建設、土木機械等に
は、鉄製の無限軌道帯が足回りとして用いられている。
その無限軌道帯の鉄履帯は、シュープレートと呼ばれる
長方形の金属板がトラックリンクと呼ばれるリンク機構
により、連続した帯状になるように相互に枢着されてい
る。そして鉄履帯は、滑りの抑制、騒音防止等を目的と
して、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴ
ム等の合成ゴムの単独又は混合物からなるゴムパッドを
取り付けて用いられている。厚さ方向に単層又は複層に
したゴムを備えたゴムパッドを鉄履帯に取り付けること
によって、舗装路面を走行する際に、車体重量による衝
撃力をゴムの弾性変形により吸収すると共に、車体重量
を極力均一に分散させて路面の損傷防止を図っている。
【0003】従来技術の履帯構造には、次のようなもの
が開発されている。 (1)実公昭63−12066号「鉄クローラ用ゴムパ
ッド」は、あらかじめシュープレートにゴムパッド取付
け用の穴をあけて置き、ボルトを溶接して構成した芯金
にゴムを加硫・接着したゴムパッドと鉄履帯のシュープ
レートとをナットによって締め付ける。
【0004】(2)実開昭63−202584号「クロ
ーラ走行装置のゴムパッド取り付け構造」は、金属材に
ゴムを加硫・接着したゴムパッドの金属材とシュープレ
ートとを左右端部夫々クリップによって挟持固定する。
【0005】(3)実開昭56−136868号「履帯
用パッド」は、ゴムを加硫・接着したゴムパッドの芯金
と一体または別々からなる駒係止片とシュープレートの
両端部とをボルトにて固着する。
【0006】(4)実開平2−42884号「装軌車両
の履帯用ゴムパッド」は、シュープレートのグローサと
ゴムパッドの対抗面に半円形の溝を成形し、この溝に一
対の長いピンを挿入して固着するものなどがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)及び(3)は、無限軌道帯の狭い場所にボルト・
ナットの締付けに技術を要し、わずらわしく取付け交換
に長時間を要する。(2)はシュープレートとゴムパッ
ドの金属材とをクリップによって挟持固定しているの
で、建設機構等が走行中の振動等により脱落し易い。
(4)は一対の長いピンを挿入するため技術を要し、
又、ピンがゴムに圧入しているので脱落しやすい。
【0008】上記のように従来技術ではボルトを用いて
ゴムパッドを鉄履帯に装着しており、そのため、ボルト
の締付に技術を要し、わずらわしく、その取付け交換に
長時間を要するとともに、その作業は機械メーカーおよ
びディーラーなどの専門技術者に頼らざるを得ないなど
の欠点を有していた。そこで取付け・交換を容易にし、
誰もが現場で取付け・交換作業ができるような鉄履帯と
ゴムパッドが必要であった。
【0009】上記の実情に鑑み本発明は、ボルトを必要
とせずに取付け・交換作業が容易にできるようにした鉄
履帯用ゴムパッド及びそれに使用するロックピンを提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、鉄履
帯に装着されるゴムパッドにおいて、平な芯金の片面に
加硫されたゴム材が固着され、前記芯金の他面側両端に
は一方のフックの長さが他方のフックよりも長くなるよ
うに折り返したフックを有し、長さの長いフックの内面
の芯金の他面側に形成された凹部の長さが芯金の長さの
5分の1以下になっていることを特徴とする鉄履帯用ゴ
ムパッドに係るもので、鉄履帯の端部を傾斜した状態で
芯金のフックに着脱できるため、鉄履帯に対するゴムパ
ッドの装着が簡単にでき、芯金の塑性変形も生じない。
【0011】請求項2の発明は、芯金に貫通孔が穿設さ
れ、該貫通孔を通してゴム材が芯金の他面側にはみ出し
ていることを特徴とする請求項1に記載の鉄履帯用ゴム
パッドに係るもので、貫通孔を通してゴム材が芯金の他
面側にはみ出して、芯金と鉄履帯との接触面の間にゴム
材が介在することにより金属同士が直接接触することが
なく、芯金や鉄履帯の摩耗、並びに騒音の発生を防止す
る。
【0012】請求項3の発明は、ゴム材のほぼ中央部に
貫通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1に記
載の鉄履帯用ゴムパッドに係るもので、芯金と鉄履帯と
の間に入った泥が外部に排出されやすくなる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載の鉄履
帯用ゴムパッドを鉄履帯に固定するするためのロックピ
ンであって、横断面がほぼ矩形に成形され、両側に金属
板が設けられて該金属板の表面に平行する方向に突起状
係止片が突設され、前記両側の金属板の間に弾性体が固
着されていることを特徴とする鉄履帯用ゴムパッドのロ
ックピンに係るもので、鉄履帯の長さにバラツキがあっ
ても、鉄履帯の端部と芯金のフックの折り返し内面の凹
部との間の空隙に挿入したロックピンの弾性体の撓みに
より鉄履帯の長さの誤差を吸収して、鉄履帯用ゴムパッ
ドを鉄履帯に密に固定することが可能である。
【0014】請求項5の発明は、金属板の少なくとも一
面が傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の鉄
履帯用ゴムパッドのロックピンに係るもので、鉄履帯の
端部と芯金のフックの折り返し内面の凹部との間の空隙
に、ロックピンを簡単に挿入することが可能である。
【0015】請求項6の発明は、両側の金属板の突起状
係止片が突設されている面、並びにその反対面に対し、
弾性体の一部が突出していることを特徴とする請求項4
または請求項5に記載の鉄履帯用ゴムパッドのロックピ
ンに係るもので、ロックピンの弾性体が鉄履帯や芯金の
金属表面に圧接し、ロックピンが抜け出すのを防止す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。図5は、鉄履帯1とゴムパッド2
とを示す斜視図であって、鉄履帯1は、長方形の金属板
より成るシュープレート3がトラックリンク4により連
続した帯状になるように相互に枢着されて形成されてい
る。そして鉄履帯1に装着する本発明のゴムパッド2
は、平らな芯金5の片面(図5において下面)に加硫さ
れたゴム材6を固着し、芯金5の他面側(図5において
上面側)の両端には、次に詳述するように折り返したフ
ック7,8を有している。
【0017】図1は、本発明のゴムパッド2の実施の形
態の一例を鉄履帯1に装着する状態を示す縦断面図であ
って、芯金5の他面側両端に設けてあるフック7,8
は、一方のフック8の水平に折り返した部分の長さは、
他方のフック7の水平に折り返した部分の長さよりも長
くなっており、それぞれのフック7,8の内面と芯金5
の他面との間の間隔は、鉄履帯1を構成しているシュー
プレート3の厚さと等しい寸法になっている。そして長
さの長い方のフック8の折り返してある内面と対向して
いる芯金5の他面側は、ゴム材6側に凹ませて凹部9を
形成している。凹部9の図1における左右方向の長さ
は、芯金5の長さの5分の1以下の寸法になっている。
【0018】芯金5の複数箇所には貫通孔10が穿設さ
れていて、この貫通孔10を通してゴム材6の一部が芯
金5の他面側にはみ出し、ゴム突出部11を形成してい
る。さらにゴム材6のほぼ中央部には、複数の貫通孔1
2が穿設されている。
【0019】上述したゴムパッド2を鉄履帯1に装着す
る場合には、図1に示すように鉄履帯1のシュープレー
ト3に対してゴムパッド2の芯金5を若干傾けた状態に
して、長さの長い方のフック8をシュープレート3に一
端に係合し、シュープレート3の他端をハンマー等で叩
いて衝撃を与え、図6に示すようにシュープレート3の
一端を凹部9の奥まで突き当てると、シュープレート3
の他端側はフック7よりも内側の位置まで前進し、芯金
5をシュープレート3に密接させてゴム突出部11を芯
金5とシュープレート3とにより挟持した状態にするこ
とができる。
【0020】図6の状態になったゴムパッド2に対しフ
ック7の側からハンマー等で叩いて衝撃を与えると、図
7に示すようにシュープレート3の他端はフック7の内
側に突き当たるまで移動し、ゴムパッド2は、芯金5の
両端にあるフック7,8によって鉄履帯1のシュープレ
ート3に装着された状態になる。この図7の状態で、長
い方のフック8内側の凹部9に対して図8に示すように
ロックピン13を打ち込むと、ゴムパッド2はシュープ
レート3に固定された状態になって、鉄履帯1から外れ
なくなる。
【0021】凹部9の図1における左右方向の長さは、
芯金5の長さの5分の1以下の寸法になっているが、凹
部9の長さを芯金5の長さの5分の1以上にすると、芯
金5の補強材としての強度が弱くなり、塑性変形等の問
題が起こるようになる。
【0022】図2は、上述したロックピン13の実施の
形態の一例を斜め上方から見た斜視図、図3はロックピ
ン13を斜め下方から見た斜視図、図4は図2の平面図
であって、ロックピン13は横断面がほぼ矩形に形成さ
れており、図2ないし図4に示すように両側にはステン
レス鋼板等の金属板14,14が設けられていて、金属
板14,14の間には、ゴムなどの弾性体15が加硫接
着等の手段で固着されている。
【0023】各金属板14の両端には、金属板14の表
面16に平行する方向で同一の方向に、突起状係止片1
7,18が突設されている。金属板14を側面から見る
と、上下の面は突起状係止片17に近い箇所では互いに
平行する平行面19,19になっており、中間部から突
起状係止片18の方に対しては上下の面が上昇しながら
接近する傾斜面20になっていて、突起状係止片18側
の上下方向の寸法が小さくなっている。またロックピン
13を上方から見ると、両側の金属板14,14は図4
に示すように突起状係止片18側が互いに接近するよう
に傾斜状態になっていて、ロックピン13の水平幅は、
突起状係止片17側よりも突起状係止片18側が小さい
寸法になっている。さらに金属板14,14の間に固着
されている弾性体15は、その一部が金属板14の上面
及び下面から突出して、突出部21になっている。
【0024】上述したロックピン13を、図8に示すよ
うにフック8の内側に打ち込む際には、上下方向の寸法
並びに水平幅が小さくなっている突起状係止片18側か
らロックピン13をフック8内側に挿入すると作業が容
易であり、シュープレート3の端部とフック8内側との
間の空間の大きさに寸法のバラツキがあっても、金属板
14,14の間に固着されている弾性体15が撓んで、
鉄履帯1のシュープレート3とゴムパッド2とを確実に
固定する。また弾性体15の突出部21がフック8や芯
金5に密に接して、ロックピン13が抜け出すのを防止
する。
【0025】ゴムパッド2が鉄履帯1のシュープレート
3固定された状態では、芯金5とシュープレート3との
間にゴム突出部11が介在しているため、金属同士が直
接接触することがなく、芯金5や鉄履帯1の摩耗、並び
に騒音の発生を防止することができるようになる。また
ゴム材6のほぼ中央部に貫通孔12が穿設されているた
め、芯金5と鉄履帯1との間に入った泥が外部に排出さ
れやすい。
【0026】ゴムパッド2を鉄履帯1のシュープレート
3から外す際には、最初にロックピン13をフック8の
内側から抜き取って図7に示す状態にした後、図6、図
1に示す手順を行えばよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、鉄履帯の端部を傾斜
した状態で芯金のフックに着脱できるため、鉄履帯に対
するゴムパッドの装着が簡単にでき、芯金の塑性変形も
生じない効果がある。
【0028】請求項2の発明は、貫通孔を通してゴム材
が芯金の他面側にはみ出して、芯金と鉄履帯との接触面
の間にゴム材が介在することにより金属同士が直接接触
することがなく、芯金や鉄履帯の摩耗や騒音の発生を防
止できる効果がある。
【0029】請求項3の発明は、ゴム材のほぼ中央部に
貫通孔が穿設されているので、芯金と鉄履帯との間に入
った泥が外部に排出されやすい効果がある。請求項4の
発明は、鉄履帯の長さにバラツキがあっても、鉄履帯の
端部と芯金のフックの折り返し内面の凹部との間の空隙
に挿入したロックピンの弾性体の撓みにより鉄履帯の長
さの誤差を吸収し、鉄履帯用ゴムパッドを鉄履帯に密に
固定できる効果がある。
【0030】請求項5の発明は、金属板の少なくとも一
面が傾斜しているので、鉄履帯の端部と芯金のフックの
折り返し内面の凹部との間の空隙に、ロックピンを簡単
に挿入できる効果がある。
【0031】請求項6の発明は、ロックピンの弾性体が
鉄履帯や芯金の金属表面に圧接し、ロックピンが抜け出
すのを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴムパッドの実施の形態の一例を鉄履
帯に装着する状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明のロックピンの実施の形態の一例を斜め
上方から見た斜視図である。
【図3】図2のロックピンを斜め下方から見た斜視図で
ある。
【図4】図2の平面図である。
【図5】鉄履帯とゴムパッドの斜視図である。
【図6】本発明のゴムパッドの装着段階を示す縦断面図
である。
【図7】本発明のゴムパッドの装着段階を示す縦断面図
である。
【図8】本発明のゴムパッドの装着段階を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 鉄履帯 2 ゴムパッド 5 芯金 6 ゴム材 7 フック 8 フック 9 凹部 10,12 貫通孔 13 ロックピン 14 金属板 15 弾性体 16 表面 17,18 突起状係止片
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月8日(2000.8.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、鉄履
帯に装着されるゴムパッドにおいて、平な芯金の片面に
加硫されたゴム材が固着され、前記芯金の他面側両端に
は一方のフックの長さが他方のフックよりも長くなるよ
うに折り返したフックを有し、長さの長いフックの内面
の芯金の他面側に形成された凹部の長さが、鉄履帯の進
行方向に直角な方向(鉄履帯の幅方向)において芯金の
長さの5分の1以下になっていることを特徴とする鉄履
帯用ゴムパッドに係るもので、シュープレートの端部を
傾斜した状態で芯金のフックに着脱できるため、シュー
プレートに対するゴムパッドの装着が簡単にでき、芯金
の塑性変形も生じない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項2の発明は、芯金に貫通孔が穿設さ
れ、該貫通孔を通してゴム材が芯金の他面側にはみ出し
ていることを特徴とする請求項1に記載の鉄履帯用ゴム
パッドに係るもので、貫通孔を通してゴム材が芯金の他
面側にはみ出して、芯金とシュープレートとの接触面の
間にゴム材が介在することにより金属同士が直接接触す
ることがなく、芯金やシュープレートの摩耗、並びに騒
音の発生を防止する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項3の発明は、ゴム材のほぼ中央部に
貫通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1に記
載の鉄履帯用ゴムパッドに係るもので、芯金とシュープ
レートとの間に入った泥が外部に排出されやすくなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載の鉄履
帯用ゴムパッドを鉄履帯に固定するためのロックピンで
あって、長さの長い方のフックと芯金とで形成される空
間に合う形状に形成され、両側に金属板が設けられて該
金属板の表面に平行する方向に突起状係止片が穿設
れ、前記両側の金属板の間に弾性体が固着されているこ
とを特徴とする鉄履帯用ゴムパッドのロックピンに係る
もので、シュープレートの長さにバラツキがあっても、
シュープレートの端部と芯金のフックの折り返し内面の
凹部との間の空隙に挿入したロックピンの弾性体の撓み
によりシュープレートの長さの誤差を吸収して、鉄履帯
用ゴムパッドをシュープレートに密に固定することが可
能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項5の発明は、金属板の少なくとも一
面が傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の鉄
履帯用ゴムパッドのロックピンに係るもので、シュープ
レートの端部と芯金のフックの折り返し内面の凹部との
間の空隙に、ロックピンを簡単に挿入することが可能で
ある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項6の発明は、両側の金属板の突起状
係止片が突設されている面、並びにその反対面に対し、
弾性体の一部が突出していることを特徴とする請求項4
または請求項5に記載の鉄履帯用ゴムパッドのロックピ
ンに係るもので、ロックピンの弾性体がシュープレート
や芯金の金属表面に圧接し、ロックピンが抜け出すのを
防止する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図1は、本発明のゴムパッド2の実施の形
態の一例を鉄履帯1を構成するシュープレート3に装着
する状態を示す縦断面図であって、芯金5の他面側両端
に設けてあるフック7,8は、一方のフック8の水平に
折り返した部分の長さは、他方のフック7の水平に折り
返した部分の長さよりも長くなっており、それぞれのフ
ック7,8の内面と芯金5の他面との間の間隔は、鉄履
帯1を構成しているシュープレート3の厚さと等しい寸
法になっている。そして長さの長い方のフック8の折り
返してある内面と対向している芯金5の他面側は、ゴム
材6側に凹ませて凹部9を形成している。凹部9の図1
における左右方向の長さは、芯金5の長さの5分の1以
下の寸法になっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ゴムパッド2が鉄履帯1のシュープレート
固定された状態では、芯金5とシュープレート3と
の間にゴム突出部11が介在しているため、金属同士が
直接接触することがなく、芯金5やシュープレート3
摩耗、並びに騒音の発生を防止することができるように
なる。またゴム材6のほぼ中央部に貫通孔12が穿設さ
れているため、芯金5とシュープレート3との間に入っ
た泥が外部に排出されやすい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、シュープレートの端
部を傾斜した状態で芯金のフックに着脱できるため、鉄
履帯に対するゴムパッドの装着が簡単にでき、芯金の塑
性変形も生じない効果がある。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項2の発明は、貫通孔を通してゴム材
が芯金の他面側にはみ出して、芯金とシュープレート
の接触面の間にゴム材が介在することにより金属同士が
直接接触することがなく、芯金や鉄履帯の摩耗や騒音の
発生を防止できる効果がある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】請求項3の発明は、ゴム材のほぼ中央部に
貫通孔が穿設されているので、芯金とシュープレート
の間に入った泥が外部に排出されやすい効果がある。請
求項4の発明は、シュープレートの長さにバラツキがあ
っても、シュープレートの端部と芯金のフックの折り返
し内面の凹部との間の空隙に挿入したロックピンの弾性
体の撓みによりシュープレートの長さの誤差を吸収し、
鉄履帯用ゴムパッドをシュープレートに密に固定できる
効果がある。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項5の発明は、金属板の少なくとも一
面が傾斜しているので、シュープレートの端部と芯金の
フックの折り返し内面の凹部との間の空隙に、ロックピ
ンを簡単に挿入できる効果がある。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項6の発明は、ロックピンの弾性体が
シュープレートや芯金の金属表面に圧接し、ロックピン
が抜け出すのを防止する効果がある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄履帯に装着されるゴムパッドにおい
    て、平な芯金の片面に加硫されたゴム材が固着され、前
    記芯金の他面側両端には一方のフックの長さが他方のフ
    ックよりも長くなるように折り返したフックを有し、長
    さの長いフックの内面の芯金の他面側に形成された凹部
    の長さが芯金の長さの5分の1以下になっていることを
    特徴とする鉄履帯用ゴムパッド。
  2. 【請求項2】 芯金に貫通孔が穿設され、該貫通孔を通
    してゴム材が芯金の他面側にはみ出していることを特徴
    とする請求項1に記載の鉄履帯用ゴムパッド。
  3. 【請求項3】 ゴム材のほぼ中央部に貫通孔が穿設され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の鉄履帯用ゴム
    パッド。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の鉄履帯用ゴムパッドを
    鉄履帯に固定するするためのロックピンであって、横断
    面がほぼ矩形に成形され、両側に金属板が設けられて該
    金属板の表面に平行する方向に突起状係止片が突設さ
    れ、前記両側の金属板の間に弾性体が固着されているこ
    とを特徴とする鉄履帯用ゴムパッドのロックピン。
  5. 【請求項5】 金属板の少なくとも一面が傾斜している
    ことを特徴とする請求項4に記載の鉄履帯用ゴムパッド
    のロックピン。
  6. 【請求項6】 両側の金属板の突起状係止片が突設され
    ている面、並びにその反対面に対し、弾性体の一部が突
    出していることを特徴とする請求項4または請求項5に
    記載の鉄履帯用ゴムパッドのロックピン。
JP2000093899A 2000-03-30 2000-03-30 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン Pending JP2001278138A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093899A JP2001278138A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン
US09/636,480 US6412888B1 (en) 2000-03-30 2000-08-10 Rubber pad and lock pin for iron crawler belt
CA002342452A CA2342452A1 (en) 2000-03-30 2001-03-29 Rubber pad and lock pin for iron crawler belt
NL1017735A NL1017735C2 (nl) 2000-03-30 2001-03-29 Rubberen kussen en vergrendelingspin voor ijzeren rupsband.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093899A JP2001278138A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278138A true JP2001278138A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18609021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093899A Pending JP2001278138A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6412888B1 (ja)
JP (1) JP2001278138A (ja)
CA (1) CA2342452A1 (ja)
NL (1) NL1017735C2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006130423A1 (en) * 2005-05-27 2006-12-07 Hickey Charles P Game set including projectiles with internal distance measuring means
ATE536303T1 (de) * 2008-07-28 2011-12-15 Gmt Gummi Metall Technik Gmbh Kettenpolster für ein kettenglied
US20110148187A1 (en) * 2009-12-18 2011-06-23 Scott Francis Lyons Replaceable Track Pad and Mounting Plate
WO2017217836A1 (en) * 2016-06-14 2017-12-21 Eik Engineering Sdn Bhd Track shoe assembly for caterpillar track
US10625798B2 (en) 2016-09-09 2020-04-21 Soucy International Inc. Grouser assembly for endless track systems

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5388900A (en) * 1992-07-15 1995-02-14 Kabushiki Kaisha Suzuki Shoji Crawler pad
JP3325422B2 (ja) * 1994-06-13 2002-09-17 三菱製鋼株式会社 ゴムパッド付鉄履帯
AU2806695A (en) * 1994-06-30 1996-01-25 Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha Rubber pad
AU671250B3 (en) * 1995-09-13 1996-08-15 Art Japan Co. Ltd. Caterpillar track shoe cover for protection of road surface
JPH11245862A (ja) * 1998-03-01 1999-09-14 Bridgestone Corp 後付け用ゴムパッド
JP2000025662A (ja) * 1998-07-14 2000-01-25 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 金属製クローラ用弾性パッド

Also Published As

Publication number Publication date
NL1017735C2 (nl) 2003-04-04
NL1017735A1 (nl) 2001-10-02
US6412888B1 (en) 2002-07-02
CA2342452A1 (en) 2001-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7841675B2 (en) Lug arrangement for elastic crawler
JP4809549B2 (ja) 脱着式クローラ
EP0811546A2 (en) Crawler
JP2003089366A (ja) 弾性クローラ
JP2001278138A (ja) 鉄履帯用ゴムパッド及びロックピン
JP3325422B2 (ja) ゴムパッド付鉄履帯
JPH11286284A (ja) 脱着式パッド
JP6665973B2 (ja) 耐久性が向上したクローラーパッド
JPH09301233A (ja) 鉄クローラのゴムパッド取付構造
JPH1016835A (ja) 無限軌道のシュープレート用保護パッド
JP4803221B2 (ja) 無限軌道車両の履帯
JPH10119842A (ja) 鉄履帯用ゴムパッド
JPH10119843A (ja) 鉄履帯用ゴムパッド
JP3514596B2 (ja) クローラ構成部品
WO2020179932A1 (ja) クローラ用芯金及び該芯金を装着してなるクローラ用パッド
JPH09207841A (ja) 履帯ゴムシュ−
JPH11192983A (ja) 無限軌道帯の履帯シュー
JP2601477Y2 (ja) 鉄履帯と交換可能なゴム履帯
JPH10119844A (ja) 鉄履帯用ゴムパッド
JPH1067351A (ja) ゴムシュ−
JPS5936547Y2 (ja) 無限軌道帯構成ユニット
JP2001278139A (ja) 履帯用ゴムパッド
JPH0730186U (ja) 無限軌道帯用弾性履板
JPH04345583A (ja) 装軌式車輌の履帯
JPH08104262A (ja) 無限軌道履帯

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030128