JP2001278004A - チャイルドシートのシートベルト装置およびバックル - Google Patents

チャイルドシートのシートベルト装置およびバックル

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JP2001278004A
JP2001278004A JP2000094492A JP2000094492A JP2001278004A JP 2001278004 A JP2001278004 A JP 2001278004A JP 2000094492 A JP2000094492 A JP 2000094492A JP 2000094492 A JP2000094492 A JP 2000094492A JP 2001278004 A JP2001278004 A JP 2001278004A
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Yusuke Arii
祐輔 有井
Nobuaki Takamizu
信明 高水
Saori Atsuizumi
さおり 温泉
Kojiro Yamazaki
浩二郎 山崎
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Combi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右肩ベルトのタングプレートがバックルに
確実に係止されているか否かを容易に確認できるチャイ
ルドシートのシートベルト装置を提供する。 【解決手段】 左右肩ベルトのタングプレートを腹当て
パッドに配設したバックルに挿嵌させて係止するチャイ
ルドシートのシートベルト装置において、前記左右のタ
ングプレート11,12、31,32、51,52を同
時に前記バックル13、33、53のタングプレート挿
嵌路15、35、55a,55bに挿嵌したときにの
み、前記タングプレートが前記バックルに係止されるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャイルドシート
のシートベルト装置に関するもので、詳しくは、左右肩
ベルトのタングプレートをバックルに係止させる構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は本発明に係るチャイルドシート
のシートベルト装置が適用されるチャイルドシートを示
した概念的な斜視図である。同図に示したように、チャ
イルドシート1は、シート本体2と基台3とによって構
成され、基台3の両側に貫設させたベルト挿通孔3aに
車両のシートベルト4を挿通させ、該シートベルト4の
タングプレート4aをバックル4bに装着させることに
よって、車両の座席5に保持される。
【0003】そして、幼児をシート本体2のシートクッ
ション2aに着座させ、幼児の背中をシートバック2b
に当てた状態で、肩ベルト6,6を幼児の肩から腹に掛
け、肩ベルト6,6の先端のタングプレート6a,6a
を腹当てパッド7のバックル7aに係止させることによ
って、幼児をチャイルドシート1に拘束させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、肩ベルト
6,6のタングプレート6a,6aは双方共に腹当てパ
ッド7のバックル7aに確実に係止しなければならな
い。万一、タングプレート6a,6aの一方がバックル
7aに係止され、他方がバックル7aに挿入されている
ものの係止されていないときは、一方の肩ベルトだけで
は衝突等のショックに耐えきれず、危険であった。しか
しこのような他方のタングプレートの非係止状態は外観
では確認しにくいのが現状であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、片方のタングプ
レートのみの係止を受け付けず、両方のタングプレート
が同時にバックルに挿入されたときにのみ係止可能とす
るもので、これによって左右肩ベルトのタングプレート
がバックルに確実に係止されているか否かを容易に確認
できるようになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
願の請求項1記載のシートベルト装置は、左右の肩ベル
トの各タングプレートと、腹当て部に配設されて該各タ
ングプレートをそれぞれ挿嵌させる各タングプレート挿
嵌路と該各タングプレートを該各タングプレート挿嵌路
内に保持するロック機構とを内蔵するバックルと、を備
えたチャイルドシートのシートベルト装置において、前
記タングプレートが切欠きまたは孔を備え、かつ前記ロ
ック手段が該切欠きまたは孔に係合する爪を備え、該爪
が前記切欠きまたは孔に係合することによって前記タン
グプレートを前記バックル内に係止し、前記タングプレ
ート挿嵌路に前記タングプレートの進入を常時阻止する
タングプレート進入阻止機構を備え、前記各タングプレ
ートを同時に前記タングプレート挿嵌路に挿嵌したと
き、前記タングプレート進入阻止機構が解除されること
を特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記タング
プレートの切欠きが前記タングプレートが対向配置され
たとき一体孔が形成されるように設けられており、前記
ロック手段の爪が、前記一体孔に挿入される大きさに形
成されかつスプリングの付勢力によって前記両タングプ
レート挿嵌路へ常時臨ませられ、また、前記ロック手段
のプレート挿嵌路側にテーパ状の突起部とおよび反対側
に前記ロック手段のタングプレート挿嵌路からの退却を
阻止するロック部とを備えた拘束手段が前記ハウジング
に軸支され、該拘束手段が前記ロック手段をその状態に
拘束することで前記タングプレートの進入を阻止してな
るチャイルドシートのシートベルト装置において、前記
両タングプレートを対向配置状態で前記タングプレート
挿嵌路に挿嵌させることにより前記拘束手段による拘束
状態を解除させるとともに前記ロック手段の爪を前記両
タングプレート挿嵌路からスプリングの付勢力に抗して
退却させ、前記両タングプレートを前記両タングプレー
ト挿嵌路の最終位置に挿嵌させると前記ロック手段の爪
が前記タングプレートの一体孔に挿入されることを特徴
としている。この発明のチャイルドシートのシートベル
ト装置によれば、左右のタングプレートが一方のみのバ
ックルへの装着が拒否されるため、左右肩ベルトのタン
グプレートがバックルに確実に係止されているか否かを
容易に確認できるようになる。また、いずれか一方のタ
ングプレートのみをバックルに挿嵌させた場合には、そ
のタングプレートはロック手段の爪によって侵入が阻止
されるものの、続いて他方のタングプレートをバックル
に挿嵌させた場合には、該タングプレートによってロッ
ク手段の爪が解放されることになり、その後、両タング
プレートは一体となって挿嵌路内への侵入が許容され、
両タングプレートはロック手段の爪に係止されることと
なる。
【0008】また、請求項3記載の発明は、前記各ロッ
ク手段を前記それぞれのタングプレートに対応させて配
設し、かつ一方のタングプレートを他方のロック手段の
爪で係止させ、他方のタングプレートを一方のロック手
段の爪で係止させるように構成し、いずれか一方のタン
グプレートを前記タングプレート挿嵌路へ挿嵌して一方
のロック手段を作動させたとき、該ロック手段の爪がい
ずれか他方のタングプレートのタングプレート挿嵌路に
突出させるようにしたことを特徴としている。また、請
求項4記載の発明は、前記タングプレート挿嵌路にそれ
ぞれのタングプレートに対応させてタングプレート確認
手段をそれぞれ臨ませるとともに、前記タングプレート
の何れか一方のタングプレートのみを前記タングプレー
ト挿嵌路に侵入させたとき、前記一方のタングプレート
で前記一方のタングプレート確認手段を作動させて該タ
ングプレート確認手段を前記タングプレート挿嵌路から
退避させ、かつ他方のタングプレート確認手段を前記他
方のタングプレートの挿嵌路内にロックするようにし、
前記タングプレートの両方を一体的に前記タングプレー
ト挿嵌路に侵入させたとき、前記両タングプレート確認
手段を前記タングプレート挿嵌路から退避させるように
したことを特徴としている。このような構成により、一
方のタングプレートをバックルに嵌挿させた後に、他方
のタングプレートをバックルに挿嵌させようとしても、
後のタングプレートはバックルへの挿嵌が阻止されるの
で、両タングプレートがバックルに係止されていないこ
とが一目で確認できる。また、請求項5〜7記載のバッ
クルの発明は、それぞれ前記請求項2〜4の各シートベ
ルト装置に対応して用いられるバックルを規定してい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示したチャイルドシ
ートのシートベルト装置の実施の形態に基づいて本発明
を説明する。図1〜図5は、本発明に係るチャイルドシ
ートのシートベルト装置の一実施の形態を示しており、
その要部である肩ベルトのタングプレートと腹当てパッ
ドに配設されるバックルを示している。
【0010】この実施の形態のチャイルドシートのシー
トベルト装置10では、左右の肩ベルトに係合されるタ
ングプレート11,12の側面を互いに当接させてバッ
クル13に挿嵌させる形態のもので、タングプレート1
1,12の先端の互いに相接する側面に切欠き11a,
12aが形成されている。一方、バックル13のハウジ
ング14には、その上部にタングプレート11,12の
挿嵌路15を画成するガイド16が形成されている。ま
た、このハウジング14の中間部には、一方の面に係止
爪17a(図2〜5を参照)を有するロックプレート1
7(ロック手段)が配置され、該ロックプレート17は
ロックプレート上端部17bにてハウジング14に揺動
自在に係合され、スプリング18によってその下部の係
止爪17aが常時挿嵌路15に臨ませる方向に付勢され
ている。さらに、このハウジング14の上部には、ロッ
クアーム(拘束手段)19,20が上部軸支部にて揺動
自在に設置されている。このロックアーム19,20
は、下方にロックアーム19,20の鉤(かぎ)部を構
成するロック部19a,20aが形成されており、ロッ
クプレート17の挿嵌路15からの退却を裏側(図1で
は表側)で阻止している。また、このロックアーム1
9,20は上部軸支部に、ロックプレート17の厚み分
程度挿嵌路15側に近い位置にテーパ付き突起19b,
20bを有し、この突起19b,20bは挿嵌路15に
出没可能となっており、常時(すなわち、タングプレー
ト11,12の非嵌挿時)、スプリング、例えば板バネ
21,22によって互いに内方へ付勢され、挿嵌路15
内に突出している。
【0011】このように構成されたチャイルドシートの
シートベルト装置10の動作は次のようになる。 A)両タングプレート11,12の非嵌挿時:図2は両
タングプレート11,12の非嵌挿時を示すもので、図
2(a)はその断面正面図,図2(b)はその断面側面
図である。バックル13のハウジング14内のロックプ
レート17はスプリング18によってその下部の係止爪
17aが常時挿嵌路15に臨ませる方向に付勢されてお
り、さらに、ロックアーム19,20のロック部19
a,20aがロックプレート17の裏側に位置している
ので、ロックプレート17は挿嵌路15からの退却を阻
止されている。
【0012】B)両タングプレート11,12の同時嵌
挿時:図3は、図1の実施の形態におけるタングをバッ
クルに途中まで挿嵌した状態を示したもので、図3
(a)はその断面正面図,図3(b)はその断面側面図
である。同図のように、左右のタングプレート11,1
2を並べた状態で、ハウジング14の挿嵌路15に挿入
すると、タングプレート11,12の外側先端がロック
アーム19,20のテーパ付き突起19b,20bに当
たり、ロックアーム19,20を軸支部を中心に外側に
板バネ21,22の付勢力に抗して左右外方へ回動さ
せ、それに伴ってロック部19a,20aがロックプレ
ート17の裏側から後退し、ロックプレート17が裏側
挿嵌路15から退却可能となる。しかし、スプリング1
8によって付勢されているのでまだ退却はしない。さら
に、タングプレート11,12が下方へ押し込まれる
と、ついにタングプレート11,12の先端がロックプ
レート17の係止爪17aに当たり、該ロックプレート
17をスプリング18の付勢力に抗して外方へ回動させ
る。図3はこの状態を示している。そしてさらに、タン
グプレート11,12が押し込まれると、図4に示した
ように、タングプレート11,12の切欠き11a,1
2aによって一体に形成される一体孔にロックプレート
17の係止爪17aが係合し、それによってタングプレ
ート11,12はハウジング14内に係止される。な
お、タングプレート11,12の係止状態を解除する場
合は、ロックプレート17をスプリング18の付勢力に
抗して外方へ回動させた上で、タングプレート11,1
2をハウジング14から引き出せばよい。
【0013】C)一方のタングプレートのみの嵌挿時:
図5はこの状態を示したもので、図5(a)はその断面
正面図,図5(b)はその断面側面図である。同図にお
いて、一方のタングプレート、例えば右側のタングプレ
ート11のみを先にハウジング14内へ挿入させた場合
には、該タングプレート11によって右側のロックアー
ム19は外方へ回動されるが、左側のロックアーム20
はそのままの位置にあるため、ロックアーム20のロッ
ク部20aがロックプレート17の裏側に依然位置する
ので、ロックプレート17は後退(すなわち、図5
(b)で左方向へ回動)することができず、したがって
タングプレート11をそれ以上挿入しようとしても、タ
ングプレート11は係止爪17aによって進行が妨げら
れて進行することはできない。したがって、使用者はタ
ングプレートの挿嵌の不完全さに気づき、改めて両タン
グプレートを揃えてバックルに挿嵌し直すこととなるの
で、タングプレートの片側ロックが防止できる。
【0014】図6〜図9は、本発明に係るチャイルドシ
ートのシートベルト装置の他の実施の形態を示すもの
で、その要部である肩ベルトのタングプレートと腹当て
パッドに配設されるバックルを示している。図6はこの
実施の形態を示すバックルを概念的に示した斜視図であ
る。同図において、シートベルト装置30は、左右の肩
ベルトに係合されるタングプレート31,32を互いに
重ね合わせてバックル33に挿嵌させる形態のもので、
前方のタングプレート31には左側側面の上方に切欠き
31aが形成され、後方のタングプレート32には右側
側面の上方に切欠き32aが形成されている。一方、バ
ックル33のハウジング34には、その上部にタングプ
レート31,32の挿嵌路35が形成されている。ま
た、このハウジング34の中間部には、挿嵌路35の左
右にL字形をしたロックプレート(ロック手段)36,
37がそれぞれ回動軸36b,37bを中心としL字の
横棒部分を下底36c,37cとして揺動自在に設置さ
れている。また、このロックプレート36,37は、そ
れぞれの内側側面に張り出す係止爪36a,37aを有
しており、この係止爪36aは後方のタングプレート3
2の切欠き32aに、また係止爪37aは前方のタング
プレート31の切欠き31aに係合して、タングプレー
ト31,32をロックする。また、ロックプレート3
6,37の各下底36c,37cを下方からスプリング
38,39によって付勢し、その結果、係止爪36a,
37aは常時外方へ付勢されている。さらに、このロッ
クプレート36,37の回動軸36b,37bにはカム
40,41が一体的に添設されている。このカム40,
41は一部に段部40a,41aを有し、それらの段部
40a,41aはロックアーム(拘束手段)42,43
に係合される。このロックアーム42,43は、ロック
プレート36,37の外側に位置して軸42a,43a
を中心にしてそれぞれ回動自在に配設されている。この
ロックアーム42,43は、その中間部に内方へ向けて
延設された突出片42b,43bを有しており、スプリ
ング、例えば板バネ44,45に突出片42b,43b
がカム40,41に圧接するように常時付勢されてい
る。
【0015】このように構成されたチャイルドシートの
シートベルト装置30の動作は次のようになる。 A)両タングプレート31,32の同時嵌挿時:図7は
図6の実施の形態における両タングプレートをバックル
途中まで挿嵌した状態を示し、図8はバックルに完全に
挿嵌した状態を示した各正面断面図である。両図からわ
かるように、左右のタングプレート31,32を重ねた
状態で、ハウジング34の挿嵌路35に挿入すると、最
終的にタングプレート31,32がロックプレート3
6,37の底部36c,37cに当たる。そうすると、
図8に示したように、ロックプレート36,37はスプ
リング38,39の付勢力に抗して左右から内方へ回動
され、ロックプレート36の係止爪36aがタングプレ
ート32の切欠き32aに係合され、ロックプレート3
7の係止爪37aがタングプレート31の切欠き31a
に係合される。またこれと同時に、ロックプレート3
6,37の回動によりカム40,41が回動されるの
で、ロックアーム42,43の突出片42b,43bが
段部40a,41aから下方へ落下し、突出片42b,
43bが段部40a,41aに係合する。したがって、
ロックプレート36,37は、図8の状態、即ちそれら
の係止爪36a,37aがタングプレート32,31の
切欠き32a,31aに係合した状態に維持される。な
お、タングプレート31,32の係止状態を解除する場
合は、ロックアーム42,43の下端部を互いに内方へ
回動させて、ロックアーム42,43の突出片42b,
43bをカム40,41の段部40a,41aから離脱
させればよい。すると、ロックプレート36,37は、
スプリング38,39の付勢力によってそれらの係止爪
36a,37aがタングプレート32,31の切欠き3
2a,31aから離脱し、タングプレート32,31を
解放する。
【0016】B)一方のタングプレートのみの嵌挿時:
図9は図6の実施の形態におけるタングの一方のみをバ
ックルに挿嵌した状態を示した正面断面図である。同図
において、チャイルドシートのシートベルト装置30の
一方のタングプレート、例えば後側のタングプレート3
2のみを先にハウジング34内へ挿入させた場合には、
該タングプレート32によって左側のロックプレート3
7のみが回動され、該ロックプレート37の係止爪37
aがタングプレート31の挿嵌路35上に突出する。し
たがって、その後に、タングプレート31をハウジング
34内に挿嵌させようとしても、ロックプレート37の
係止爪37aによって進行が妨げられて進入することは
できない。また、タングプレート32をハウジング34
内へ挿入した後、タングプレート32から手を離すと、
タングプレート32の切欠き32aはロックプレート3
6の係止爪36aで係止されていないので、ロックプレ
ート37の下底37cがスプリング39の付勢力によっ
て勢いよく跳ね上げられ、タングプレート32はハウジ
ング34から飛び出す。したがって、使用者はタングプ
レートの挿嵌の不完全さに気づき、改めて両タングプレ
ートを揃えてバックルに挿嵌し直すこととなるので、タ
ングプレートの片側ロックが防止できる。
【0017】図10〜図12は、本発明に係るチャイル
ドシートのシートベルト装置のさらに他の実施の形態を
示しており、その要部である肩ベルトのタングプレート
と腹当てパッドに配設されるバックルを示している。こ
の実施の形態のチャイルドシートのシートベルト装置5
0では、左右の肩ベルトに係合されるタングプレート5
1,52の側面を互いに当接させてバックル53に挿嵌
させる形態のもので、同図で見てタングプレート51,
52の上方位置にそれぞれ独立した孔51a,52aが
形成され、また下方先端に切欠溝51b,52bが形成
されている。一方、バックル53のハウジング54に
は、その上部にタングプレート51,52の挿嵌路55
a,55bが形成されている。また、このハウジング5
4の中間部には、一方の面に上方から下方へ向けて広が
るテーパ付き係止爪56a,56bを有するロックプレ
ート56(ロック手段)がその係止爪56a,56bを
挿嵌路55a,55b側に向けて配置され、該ロックプ
レート56はハウジング54に揺動自在に係合されてい
る。そして、このロックプレート56は、スプリング5
7によって常時挿嵌路55a,55b側へ付勢され、そ
の係止爪56a,56bを挿嵌路55a,55bに臨ま
せている。さらに、このハウジング54には、挿嵌路5
5a,55bの下方の左右にタングプレート確認アーム
(タングプレート確認手段)58,59が揺動自在に設
置されている。このタングプレート確認アーム58,5
9は、下部がV字状に形成されてその上方へ延設された
突起58a,59aを常時各挿嵌路55a,55bの延
長線上に位置せしめている。上部には内方へ向けた突起
58b,59bが形成されている。そして、このタング
プレート確認アーム58,59は、下部がスプリング6
0によって互いに連結されている。
【0018】このように構成されたチャイルドシートの
シートベルト装置50の動作は次のようになる。 A)両タングプレート51,52の非嵌挿時:両タング
プレート51,52の非嵌挿時は図10に示すように、
タングプレート確認アーム58,59が挿嵌路55a,
55bの下方中央に均衡しており、したがってその各突
起58a,59aもタングプレート51,52の各切欠
溝51b,52bの延長線上に位置している。
【0019】B)両タングプレート51,52の同時嵌
挿時:そこで、図11に示したように、左右のタングプ
レート51,52を並べた状態でハウジング54の挿嵌
路55a,55bに挿入すると、タングプレート51,
52の先端がそれぞれ同時にロックプレート56のテー
パ付き係止爪56a,56bに当たり、該ロックプレー
ト56をスプリング57の付勢力に抗して外方へ回動さ
せる。さらにタングプレート51,52を押し込むと、
タングプレート51,52がタングプレート確認アーム
58,59の突起58b,59bに接し、それによって
タングプレート確認アーム58,59はスプリング60
の付勢力に抗して互いに外方へ回動される。そして、さ
らにタングプレート51,52を押し込むと、タングプ
レート51,52の孔51a,52aがロックプレート
56の係止爪56a,56bに達し、該係止爪56a,
56bに係止される。図11の吹き出し図はこの係止状
態を断面図で示したものである。なお、タングプレート
51,52の係止状態を解除する場合は、ロックプレー
ト56をスプリング57の付勢力に抗して外方へ回動さ
せた上で、タングプレート51,52をハウジング54
から引き出せばよい。
【0020】C)一方のタングプレートのみの嵌挿時:
この実施の形態のチャイルドシートのシートベルト装置
50において、一方のタングプレート、例えば右側のタ
ングプレート51のみを先にハウジング54内へ挿入さ
せた場合には、図12に示したように、該タングプレー
ト51によって右側のタングプレート確認アーム58は
外方へ回動される。ところが、タングプレート確認アー
ム58が外方へ回動されると、スプリング60を介して
タングプレート確認アーム59も同方向に回動され、該
アーム59の突起59aがタングプレート51の挿嵌路
55aに位置するようになり、したがって、さらにタン
グプレート51を押し込むと、該タングプレート51の
切欠溝51bがタングプレート確認アーム59の突起5
9aに嵌合する。そして、タングプレート確認アーム5
9はタングプレート52の挿嵌路55bを塞ぐこととな
る。したがって、その後にタングプレート52を挿嵌路
55bに差し込もうとしても、タングプレート52はタ
ングプレート確認アーム59に阻まれて、進入すること
ができない。したがって、使用者はタングプレートの挿
嵌の不完全さに気づき、改めて両タングプレートを揃え
てバックルに挿嵌し直すこととなるので、タングプレー
トの片側ロックが防止できる。
【0021】なお、上記各実施の形態は、本発明を例示
したに過ぎず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、種
々の態様を採用することができることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のチ
ャイルドシートのシートベルト装置によれば、左右のタ
ングプレートが一体的にバックルへ装着されるため、タ
ングプレートがバックルに係止されているか否かの確認
が容易である。
【0023】また、請求項2記載のチャイルドシートの
シートベルト装置によれば、いずれか一方のタングプレ
ートのみをバックルに挿嵌させた場合には、そのタング
プレートはロック手段の爪によって侵入が阻止されるも
のの、続いて他方のタングプレートをバックルに挿嵌さ
せた場合には、該タングプレートによってロック手段の
爪が解放されることになり、その後、両タングプレート
は一体となって挿嵌路内への侵入が許容され、両タング
プレートはロック手段の爪に係止される。
【0024】また、請求項3および4記載のチャイルド
シートのシートベルト装置によれば、 一方のタングプ
レートをバックルに嵌挿させた後に、他方のタングプレ
ートをバックルに挿嵌させようとしても、いずれかのタ
ングプレートはバックルへの挿嵌が阻止される。したが
って、両タングプレートの少なくとも一方がバックルに
係止されていないことが確認できる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャイルドシートのシートベルト
装置の一実施の形態を示したもので、その要部である肩
ベルトのタングと腹当てパッドに配設されるバックルを
概念的に示した斜視図である。
【図2】図1の実施の形態におけるタングをバックルに
挿嵌する前の状態を示したもので、図2(a)はその断
面正面図,図2(b)はその断面側面図である。
【図3】図1の実施の形態におけるタングをバックルに
途中まで挿嵌した状態を示したもので、図3(a)はそ
の断面正面図,図3(b)はその断面側面図である。
【図4】図1の実施の形態におけるタングをバックルに
完全に挿嵌した状態を示したもので、図4(a)はその
断面正面図,図4(b)はその断面側面図である。
【図5】図1の実施の形態におけるタングをバックルに
不完全に挿嵌した状態を示したもので、図5(a)はそ
の断面正面図,図5(b)はその断面側面図である。
【図6】本発明に係るチャイルドシートのシートベルト
装置の他の実施の形態を示したもので、その要部である
肩ベルトのタングと腹当てパッドに配設されるバックル
を概念的に示した斜視図である。
【図7】図6の実施の形態におけるタングをバックルに
途中まで挿嵌した状態を示した正面断面図である。
【図8】図6の実施の形態におけるタングをバックルに
完全に挿嵌した状態を示した正面断面図である。
【図9】図6の実施の形態におけるタングをバックルに
不完全に挿嵌した状態を示した正面断面図である。
【図10】本発明に係るチャイルドシートのシートベル
ト装置のさらに他の実施の形態を示したもので、その要
部である肩ベルトのタングと腹当てパッドに配設される
バックルを概念的に示した斜視図である。
【図11】図10の実施の形態におけるタングをバック
ルに完全に挿嵌した状態を示した正面断面図である。
【図12】図10の実施の形態におけるタングをバック
ルに不完全に挿嵌した状態を示した正面断面図である。
【図13】本発明に係るチャイルドシートのシートベル
ト装置が適用されるチャイルドシートを示した概念的な
斜視図である。
【符号の説明】
10 シートベルト装置 11,12 タングプレート 11a,12a 切欠き 13 バックル 14 ハウジング 15 挿嵌路 16 ガイド 17 ロックプレート(ロック手段) 17a 係止爪 18 スプリング 19,20 ロックアーム(拘束手段) 19a,20a ロック部 19b,20b 突起 21,22 板バネ 30 シートベルト装置 31,32 タングプレート 31a,32a 切欠き 33 バックル 34 ハウジング 35 挿嵌路 36,37 ロックプレート(ロック手段) 36a,37a 係止爪 36b,37b 回動軸 38,39 スプリング 40,41 カム 40a,41a 段部 42,43 ロックアーム 42a,43a 軸 42b,43b 突出片 50 シートベルト装置 51,52 タングプレート 51a,52a 孔 51b,52b 切欠溝 53 バックル 54 ハウジング 55a,55b 挿嵌路 56 ロックプレート(ロック手段) 56a,56b 係止爪 57 スプリング 58,59 タングプレート確認アーム(タングプ
レート確認手段) 58a,59a 突起 58b,59b 突起 60 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 温泉 さおり 埼玉県浦和市南浦和3丁目36番18号 コン ビ株式会社南浦和テクノセンター内 (72)発明者 山崎 浩二郎 埼玉県浦和市南浦和3丁目36番18号 コン ビ株式会社南浦和テクノセンター内 Fターム(参考) 3B087 CE01 DE06 3D018 BA08 BA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の肩ベルトの各タングプレートと、 腹当て部に配設されて該各タングプレートをそれぞれ挿
    嵌させる各タングプレート挿嵌路と該各タングプレート
    を該各タングプレート挿嵌路内に保持するロック機構と
    を内蔵するバックルと、を備えたチャイルドシートのシ
    ートベルト装置において、 前記タングプレートが切欠きまたは孔を備え、かつ前記
    ロック手段が該切欠きまたは孔に係合する爪を備え、該
    爪が前記切欠きまたは孔に係合することによって前記タ
    ングプレートを前記バックル内に係止し、 前記タングプレート挿嵌路に前記タングプレートの進入
    を常時阻止するタングプレート進入阻止機構を備え、前
    記各タングプレートを同時に前記タングプレート挿嵌路
    に挿嵌したとき、前記タングプレート進入阻止機構が解
    除されることを特徴とするチャイルドシートのシートベ
    ルト装置。
  2. 【請求項2】 前記タングプレートの切欠きは前記タン
    グプレートが対向配置されたとき一体孔が形成されるよ
    うに設けられており、 前記ロック手段の爪は、前記一体孔に挿入される大きさ
    に形成されかつスプリングの付勢力によって前記両タン
    グプレート挿嵌路へ常時臨ませられ、 また、前記ロック手段のプレート挿嵌路側にテーパ状の
    突起部とおよび反対側に前記ロック手段のタングプレー
    ト挿嵌路からの退却を阻止するロック部とを備えた拘束
    手段が前記ハウジングに軸支され、該拘束手段が前記ロ
    ック手段をその状態に拘束することで前記タングプレー
    トの進入を阻止してなるチャイルドシートのシートベル
    ト装置において、 前記両タングプレートを対向配置状態で前記タングプレ
    ート挿嵌路に挿嵌させることにより前記拘束手段による
    拘束状態を解除させるとともに前記ロック手段の爪を前
    記両タングプレート挿嵌路からスプリングの付勢力に抗
    して退却させ、 前記両タングプレートを前記両タングプレート挿嵌路の
    最終位置に挿嵌させると前記ロック手段の爪が前記タン
    グプレートの一体孔に挿入されることを特徴とする請求
    項1記載のチャイルドシートのシートベルト装置。
  3. 【請求項3】 前記各ロック手段を前記それぞれのタン
    グプレートに対応させて配設し、かつ一方のタングプレ
    ートを他方のロック手段の爪で係止させ、他方のタング
    プレートを一方のロック手段の爪で係止させるように構
    成し、いずれか一方のタングプレートを前記タングプレ
    ート挿嵌路へ挿嵌して一方のロック手段を作動させたと
    き、該ロック手段の爪がいずれか他方のタングプレート
    のタングプレート挿嵌路に突出させるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のチャイルドシートのシートベ
    ルト装置。
  4. 【請求項4】 前記タングプレート挿嵌路にそれぞれの
    タングプレートに対応させてタングプレート確認手段を
    それぞれ臨ませるとともに、前記タングプレートの何れ
    か一方のタングプレートのみを前記タングプレート挿嵌
    路に侵入させたとき、前記一方のタングプレートで前記
    一方のタングプレート確認手段を作動させて該タングプ
    レート確認手段を前記タングプレート挿嵌路から退避さ
    せ、かつ他方のタングプレート確認手段を前記他方のタ
    ングプレートの挿嵌路内にロックするようにし、前記タ
    ングプレートの両方を一体的に前記タングプレート挿嵌
    路に侵入させたとき、前記両タングプレート確認手段を
    前記タングプレート挿嵌路から退避させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のチャイルドシートのシー
    トベルト装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングの上部にタングプレートの挿
    嵌路を画成するガイドが形成され、前記ハウジングの中
    間部には、一方の面に係止爪を有するロックプレートが
    その上端部にて前記ハウジングに揺動自在に係合され、
    かつスプリングによって前記係止爪が常時前記挿嵌路に
    臨ませる方向に付勢され、 また、ロックアームがハウジングの上部に軸支にて揺動
    自在に設置され、下方に前記ロックプレートの挿嵌路か
    らの退却を阻止するロック部が形成され、前記軸支部に
    前記ロックプレートの厚み分程度前記挿嵌路側に近い位
    置にテーパ付き突起を有し、該突起が常時互いに内方へ
    付勢されて前記挿嵌路内に突出していることを特徴とす
    るチャイルドシート用バックル。
  6. 【請求項6】 ハウジングにタングプレートの挿嵌路が
    形成され、ハウジングの中間部に該挿嵌路の両端にL字
    形ロックプレートがそれぞれ回動軸を中心として揺動自
    在に設置され、該ロックプレートはそれぞれの内側側面
    に張り出す係止爪を有し、該一方の係止爪は該係止爪を
    備えるロックプレート以外の他のタングプレートの切欠
    きに係合し、また他方の係止爪は前記一方の係止爪を備
    えるロックプレートの切欠きに係合してそれぞれのタン
    グプレートをロックし、 前記ロックプレートの各下底を下方からスプリングによ
    って付勢し、 前記ロックプレートの回動軸にはカムが一体的に添設さ
    れ、該カムは一部に段部を有し、該段部が前記ロックア
    ームに係合され、該ロックアームは前記ロックプレート
    の外側に位置して軸を中心にしてそれぞれ回動自在に配
    設され、その中間部に内方へ向けて延設された突出片を
    有し、該突出片が常時前記カムに圧接するように付勢さ
    れていることを特徴とするチャイルドシート用バック
    ル。
  7. 【請求項7】 ハウジングにタングプレートの挿嵌路が
    形成され、該ハウジングの中間部に一方の面に上方から
    下方へ向けて広がるテーパ付き係止爪を有するロックプ
    レートが前記ハウジングに揺動自在に係合され、スプリ
    ングによって常時前記挿嵌路側へ付勢されて、該係止爪
    を前記挿嵌路に臨ませ、また前記ハウジングには、前記
    挿嵌路の下方左右にタングプレート確認アームが揺動自
    在に設置され、該タングプレート確認アームは、下部が
    V字状に形成されて上方へ延設された突起を有し、上部
    には内方へ向けたテーパ付き突起が形成され、両タング
    プレート確認アームは下部がスプリングによって互いに
    連結されていることを特徴とするチャイルドシート用バ
    ックル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005178513A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Takata Corp チャイルドシート用トング及びチャイルドシート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178513A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Takata Corp チャイルドシート用トング及びチャイルドシート
JP4604482B2 (ja) * 2003-12-18 2011-01-05 タカタ株式会社 チャイルドシート用トング及びチャイルドシート

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