JP2001277684A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2001277684A
JP2001277684A JP2000100764A JP2000100764A JP2001277684A JP 2001277684 A JP2001277684 A JP 2001277684A JP 2000100764 A JP2000100764 A JP 2000100764A JP 2000100764 A JP2000100764 A JP 2000100764A JP 2001277684 A JP2001277684 A JP 2001277684A
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Norihiko Koike
範彦 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リボンホルダのリボンカセットに対するがた
つきを防止して、キャリッジの走行安定性を確保できる
ようにすること。 【解決手段】 キャリッジ19に搭載された記録ヘッド
18の記録ワイヤを、キャリッジの走行中に、リボンカ
セット40から繰り出されるインクリボン31へ向かっ
て突出動作させて、このインクリボンの背面側に搬送さ
れるシートに画像を記録し、インクリボンをその幅方向
(矢印B)に保持するリボンホルダ38が、キャリッジ
の走行方向(矢印A)に延在するリボンカセットの長手
方向(矢印A)に沿って移動可能に設けられたプリンタ
10において、キャリッジには、リボンホルダをその移
動方向(矢印A)に支持するリブ39が設置されたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドが記録
ワイヤを有し、記録ヘッドを搭載するキャリッジに、イ
ンクリボンを保持するリボンホルダを備えたドットイン
パクト型の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、記録ヘッドをプラテンの
軸方向に走行させる間に、この記録ヘッドにおける多数
の記録ワイヤをインクリボンを介して、上記プラテンの
前方周面で、インクリボンの背面側に位置するシートに
打ち付け、このシートに記録書込を実施するドットイン
パクトプリンタがある。
【0003】このようなプリンタでは、特にインクリボ
ンの幅が広い場合に、このインクリボンを幅方向に保持
するリボンホルダを備えたものがある。このリボンホル
ダは、キャリッジに遊嵌されると共に、キャリッジの走
行方向に延在するリボンカセットに嵌装されて、キャリ
ッジの走行中に、リボンカセットの長手方向に沿って移
動可能に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
リボンホルダは、リボンカセットの長手方向に沿って移
動する際に、この移動方向に対し直交するプリンタの前
後方向にがたついて、その移動が阻害される場合があ
る。このため、キャリッジの走行負荷が過大となる場合
が生じて、キャリッジの走行にばらつきが発生する恐れ
がある。
【0005】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、リボンホルダのリボンカセットに対するが
たつきを防止して、キャリッジの走行安定性を確保でき
る記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、キャリッジに搭載された記録ヘッドの記録ワイヤ
を、上記キャリッジの走行中に、リボンカセットから繰
り出されるインクリボンへ向かって突出動作させて、こ
のインクリボンの背面側に搬送されるシートに画像を記
録し、上記インクリボンをその幅方向に保持するリボン
ホルダが、上記キャリッジの走行方向に延在するリボン
カセットの長手方向に沿って移動可能に設けられた記録
装置において、キャリッジには、上記リボンホルダをそ
の移動方向に支持する支持部材が設置されたことを特徴
とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記支持部材はリボンホルダを、当該
リボンホルダの移動方向に直交する記録装置の前後方向
に規制するよう構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記支持部材はリボンホルダ
を、当該リボンホルダが保持するインクリボンの幅方向
に相対移動可能に支持するよう構成されたことを特徴と
するものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、上記インクリボン
は、その幅方向に異なった色のインクが複数帯状に染み
込まれたカラー印刷用インクリボンであることを特徴と
するものである。
【0010】請求項1に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0011】インクリボンをその幅方向に保持するリボ
ンホルダが、キャリッジの走行に伴ってリボンカセット
の長手方向に沿って移動する際に、キャリッジに設置さ
れた支持部材により当該リボンホルダの移動方向に支持
されたことから、リボンホルダがその移動時に、リボン
カセットの長手方向に対し直交する方向にがたつくこと
を防止できる。この結果、キャリッジの走行負荷が低減
されてキャリッジが滑らかに走行し、キャリッジの走行
安定性を良好に確保することができる。
【0012】請求項2に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0013】支持部材がリボンホルダを、当該リボンホ
ルダの移動方向に直交する記録装置の前後方向に規制す
るよう構成されたことから、リボンホルダは、キャリッ
ジの走行に伴ってリボンカセットの長手方向に沿って移
動する際に、記録装置の前後方向にがたつくことが確実
に防止される。この結果、キャリッジの走行負荷が一層
低減されて、キャリッジの走行安定性をより一層良好に
確保できる。
【0014】請求項3または4に記載の発明には、次の
作用がある。
【0015】支持部材がリボンホルダをインクリボンの
幅方向に相対移動可能に支持することから、インクリボ
ン、リボンホルダ及びリボンカセットをインクリボンの
幅方向にシフトさせることが可能となるので、インクリ
ボンの幅方向に異なった色のインクが複数帯状に染み込
まれたカラー印刷用インクリボンに対しても良好に対応
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0017】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
を示す側断面図である。
【0018】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、記録ヘッドの図示しない多数の記録ワイヤ
を、インクリボン31(図2)を介してシートSに打ち
付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を
印刷するドットインパクトプリンタである。ここで、シ
ートSは、単票紙や連続紙などの普通紙の他に、OHP
(オーバーヘッドプロジェクト)シートやコート紙、フ
ィルムなどである。
【0019】上記プリンタ10は、図1に示すように、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリン
タ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13と、同じくプリンタ本
体11に着脱自在に装着されたシート供給ガイド34
(図2)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ
覆う図示しないアッパケース及びロアケースと、を有し
て構成される。
【0020】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15
(図2)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印
刷機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピ
ンチローラ25(図2)を備えたシート搬送機構部23
と、を有して構成される。
【0021】ベースフレーム14及びシート案内フレー
ム15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これら
のベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両
端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17
がそれぞれ立設して固定される。こららの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよう
に、キャリッジガイド軸24が架け渡されて回動可能に
枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に配設
されている。シート案内22は、左サイドフレーム16
と右サイドフレーム17との間に配設されて、シート案
内フレーム15に嵌合して固定されている。また、左サ
イドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方部、
上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニット1
2、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示しない
トラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設けら
れている。
【0022】図1に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、シート供給ガイド34は、シートSとしての
単票紙を1枚づつシート供給機構部23へ供給する。ま
た、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシート
搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すものであ
る。
【0023】つまり、図2に示すように、プッシュトラ
クタユニット12のトラクタベルト26の回転により、
このトラクタベルト26のピン27の作用で、連続紙
は、シート搬送機構部23のシート案内22に案内さ
れ、このシート案内22とプラテン21との間に形成さ
れるシート搬送経路28を経てプラテン21へ向い、矢
印α方向に送給される。このプッシュトラクタユニット
12の非動作時に、シート供給ガイド34から単票紙が
一枚づつ、シート搬送経路28を経てプラテン21へ供
給可能とされる。また、排出ユニット13の排出ローラ
29の回転により、後述のごとく、記録ヘッド18によ
り文字等が記録された連続紙または単票紙は、シート搬
送機構部23のプラテン21から矢印β方向に引き出さ
れる。これにより、連続紙または単票紙は、キャリッジ
19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送さ
れる。
【0024】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録
ヘッド18を搭載する。キャリッジガイド軸24がプラ
テン21と平行に配置されることから、キャリッジ19
は、これらのプラテン21及びキャリッジガイド軸24
の軸方向と一致する主走査方向に移動(走行)可能に設
けられる。
【0025】図示しないキャリッジ駆動モータの正転ま
たは逆転により、キャリッジ19は、タイミングベルト
30(図2)を介しキャリッジガイド軸24に案内され
て、主走査方向における図1の左向きまたは右向きに走
行される。
【0026】前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
にインクリボン31が位置する。記録ヘッド18は、キ
ャリッジ19と共に主走査方向に走行する間に、記録ワ
イヤを突出させてインクリボン31に打ち当て、インク
リボン31のインクを、プラテン21の前方周面に接し
且つインクリボン31の背面側に搬送されるシートS
(連続紙または単票紙)に付着させて、このシートSに
文字を含む画像を記録する。
【0027】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行する間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の記録が
なされ、この一行分の記録がなされる度に、シートSが
連続紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン2
1、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット1
3が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬送
機構部23のプラテン21、ピンチローラ25及び排出
ユニット13が、それぞれシートSを所定量(通常行間
分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより
実施される。
【0028】尚、図2に示す符号32は、ベースフレー
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
【0029】ところで、プラテン21、プッシュトラク
タユニット12及び排出ユニット13の駆動制御と、キ
ャリッジ19の走行制御と、記録ヘッド18の記録ワイ
ヤによる記録動作の制御は、制御装置としての制御基板
33(図2)により実施される。この制御基板33は、
例えばプリンタ本体11の後方におけるシート案内フレ
ーム15の下方に配置される。
【0030】図1に示すように、上記記録ヘッド18に
おける記録ワイヤの記録動作に関する記録書込情報は、
制御基板33(図2)から、ヘッドケーブル35(FF
C)を経て記録ヘッド18へ伝送される。このヘッドケ
ーブル35は、ケーブルホルダ36を用いてベースフレ
ーム14に固定されると共に、図3にも示すように、薄
板状の取付片37を用いてキャリッジ19に装着され
る。
【0031】また、このキャリッジ19には、リボンホ
ルダ38(図4)を支持する支持部材としてのリブ39
が、記録ヘッド18の両側に一体に立設されている。リ
ボンホルダ38は、図4及び図5に示すように、後述の
保持部42の先端面42Aを幅広のインクリボン31に
接触させて、当該リボンホルダ38を幅方向(矢印B)
に保持するものである。
【0032】本実施の形態では、インクリボン31は、
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの異なった4色
のインクを、その幅方向に順次染み込ませ、これらの4
色のインクをインクリボン31の長手方向に帯状に延在
して構成されたカラー印刷用のインクリボンである。
【0033】このようなインクリボン31は、図4及び
図5に示すリボンカセット40内に収納されている。こ
のリボンカセット40は、キャリッジ19の走行方向
(矢印A)に沿って延在され、これらの両端部が、図1
に示す左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17
に揺動可能に枢支される。このリボンカセット40の揺
動方向は、キャリッジ19の走行方向(矢印A)に対し
直交する、インクリボン31の幅方向(矢印B)とほぼ
一致する図1の上下方向である。
【0034】インクリボン31は、図4及び図5に示す
ように、キャリッジ19の走行中にリボンカセット40
から繰り出されて、プラテン21の前方のリボンマスク
ホルダ41と記録ヘッド18との間を、プラテン21の
軸方向に沿って移動するよう構成される。このプラテン
21の軸方向は、矢印Aに示すキャリッジ19の走行方
向と一致する。
【0035】また、上記リボンマスクホルダ41は、キ
ャリッジ19と一体化されて、プラテン21の周面に接
して搬送されるシートSに対し、インクリボン31を保
護するものである。
【0036】前記リボンホルダ38は、平面視コ字形状
の保持部42と、側面視ロ字形状の摺動部43とが一体
化されたものである。この摺動部43は、リボンカセッ
ト40に摺動自在に嵌装されて、キャリッジ19の走行
に伴い、リボンホルダ38を、キャリッジ19の走行方
向(矢印A)と一致するリボンカセット40の長手方向
に沿って移動可能とする。
【0037】リボンホルダ38の保持部42は、前述の
如く、その先端面42Aの全長がインクリボン31に接
触して、このインクリボン31を幅方向(矢印B)に保
持する。また、この保持部42は、キャリッジ19に一
体化されたリブ39によって、リボンホルダ38の移動
方向(矢印A)に支持され、キャリッジ19に対するリ
ボンホルダ38の上記移動方向の相対的な動きが規制さ
れる。
【0038】つまり、リブ39には、図3及び図6に示
すように、その外面に凹部44が形成され、またリボン
ホルダ38の保持部42における内面に、上記凹部44
に係合可能な凸部45が形成される。これらの凹部44
及び凸部45は、キャリッジ19の走行方向(矢印A)
に直交するインクリボン31の幅方向(矢印B)に湾曲
して延在されて、リボンカセット40及びリボンホルダ
38の前記揺動を可能とする。
【0039】したがって、リボンホルダ38の保持部4
2は、リブ39によりその移動方向(つまり、キャリッ
ジ19の走行方向(矢印A))に支持されて、その方向
の動きが規制されると共に、これらリブ39の凹部44
と保持部42の凸部45との係合によって、キャリッジ
19の走行方向に直交するプリンタ10の前後方向(矢
印C)の動きが規制され、更に、インクリボン31の幅
方向(矢印B)の動きが許容される。
【0040】リボンホルダ38の保持部42における、
キャリッジ19の走行方向(矢印A)及びプリンタ10
の前後方向(矢印C)の動きが規制されることにより、
リボンホルダ38は、キャリッジ19の走行中に、リボ
ンカセット40の長手方向(矢印A)に直交するプリン
タ10の前後方向(矢印C)のがたつきが防止されて、
キャリッジ19の走行負荷が低減される。また、リボン
ホルダ38の保持部42における、インクリボン31の
幅方向(矢印B)の動きが許容されることにより、イン
クリボン31、リボンホルダ38及びリボンカセット4
0がインクリボン31の幅方向(矢印B)にシフト可能
とされて、図示しない記録ワイヤを、インクリボン31
における所望の色のインク縞に対応させることができ、
カラー印刷が可能となる。
【0041】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果〜を奏する。
【0042】インクリボン31をその幅方向(矢印
B)に保持するリボンホルダ38が、キャリッジ19の
走行に伴って、このキャリッジ19の走行方向(矢印
A)と一致するリボンカセット40の長手方向に沿って
移動する際に、キャリッジ19に設置されたリブ39に
より当該リボンホルダ38の移動方向(キャリッジ19
の走行方向(矢印A)と一致する)に支持されたことか
ら、リボンホルダ38がその移動時に、リボンカセット
40の長手方向に対し直交するプリンタ10の前後方向
(矢印C)にがたつくことを防止できる。この結果、キ
ャリッジ19の走行負荷が低減されてキャリッジ19が
滑らかに走行し、キャリッジ19の走行安定性を良好に
確保することができる。
【0043】リブ39の凹部44とリボンホルダ38
の凸部45との係合により、リブ39がリボンホルダ3
8を、当該リボンホルダ38の移動方向(矢印A)に直
交するプリンタ10の前後方向(矢印C)に規制するよ
う構成されたことから、リボンホルダ38は、キャリッ
ジ19の走行に伴って、このキャリッジ19の走行方向
(矢印A)と一致するリボンカセット40の長手方向に
沿って移動する際に、プリンタ10の前後方向(矢印
C)にガタつくことが確実に防止される。この結果、キ
ャリッジ19の走行負荷が一層低減されて、キャリッジ
19の走行安定性をより一層良好に確保できる。
【0044】リブ39がリボンホルダ38を、インク
リボン31の幅方向(矢印B)に相対移動可能に支持す
ることから、インクリボン31、リボンホルダ38及び
リボンカセット40をインクリボン31の幅方向(矢印
B)にシフトさせることが可能となるので、インクリボ
ン31の幅方向に異なった色のインクが帯状に染み込ま
れたカラー印刷用インクリボンに対しても良好に対応で
きる。
【0045】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、リブ39には、リボンホルダ38の凸部45に
係合可能な凹部44が形成されていなくてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る記録装置に
よれば、インクリボンをその幅方向に保持するリボンホ
ルダが、キャリッジの走行方向に延在するリボンカセッ
トの長手方向に沿って移動可能に設けられ、上記キャリ
ッジに、リボンホルダをその移動方向に支持する支持部
材が設置されたことから、リボンホルダのリボンカセッ
トに対するがたつきを防止して、キャリッジの走行安定
性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1の記録ヘッド及びキャリッジを示す斜視図
である。
【図4】図1のキャリッジにリボンホルダが装着された
状態を、リボンカセット等と共に示す斜視図である。
【図5】図4のキャリッジ及びリボンカセット等を示す
平面図である。
【図6】図5のVI部を拡大して示す拡大平面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 31 インクリボン 38 リボンホルダ 39 リブ(支持部材) 40 リボンカセット 42 保持部 43 摺動部 44 凹部 45 凸部 A 矢印(キャリッジの走行方向、リボンホルダの移
動方向、リボンカセットの長手方向) B 矢印(インクリボンの幅方向) C 矢印(プリンタの前後方向)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載された記録ヘッドの記
    録ワイヤを、上記キャリッジの走行中に、リボンカセッ
    トから繰り出されるインクリボンへ向かって突出動作さ
    せて、このインクリボンの背面側に搬送されるシートに
    画像を記録し、 上記インクリボンをその幅方向に保持するリボンホルダ
    が、上記キャリッジの走行方向に延在するリボンカセッ
    トの長手方向に沿って移動可能に設けられた記録装置に
    おいて、 キャリッジには、上記リボンホルダをその移動方向に支
    持する支持部材が設置されたことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記支持部材はリボンホルダを、当該リ
    ボンホルダの移動方向に直交する記録装置の前後方向に
    規制するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記支持部材はリボンホルダを、当該リ
    ボンホルダが保持するインクリボンの幅方向に相対移動
    可能に支持するよう構成されたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記インクリボンは、その幅方向に異な
    った色のインクが複数帯状に染み込まれたカラー印刷用
    インクリボンであることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の記録装置。
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