JP2001277639A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及び媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及び媒体

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JP2001277639A
JP2001277639A JP2000091573A JP2000091573A JP2001277639A JP 2001277639 A JP2001277639 A JP 2001277639A JP 2000091573 A JP2000091573 A JP 2000091573A JP 2000091573 A JP2000091573 A JP 2000091573A JP 2001277639 A JP2001277639 A JP 2001277639A
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JP2000091573A
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Bungo Shimada
文吾 嶋田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を回転して出力すべき後処理モードに係
るジョブを実行中に後処理の実行が停止された場合で
も、後処理の停止の前後で画像の向きが変わらないよう
にする。 【解決手段】 ジョブのモードに応じて画像を回転して
出力する画像処理装置において、画像を回転して出力す
べき後処理モードに係るジョブを実行中に後処理の実行
が停止された場合でも、引き続いて画像を回転して出力
するように制御する、或いは、複数の画像出力装置を用
いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて画
像を回転して出力する画像処理装置において、重連出力
を行う複数の画像出力装置は、画像を回転して出力すべ
き後処理モードに係るジョブを実行中に後処理の実行が
停止された場合でも、引き続いて画像を回転して出力す
るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリやプリンタ等の画像処理装置に関し、特に画像出力
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィニッシャやソータを備えた複
写機やプリンタでは、一般に、迅速に処理を遂行するた
めに、通常の出力時には、読み込んだ画像をそのままの
方向で出力しており、ステイプル等の後処理を行う場合
は、ステイプル位置に応じて画像の向きを回転して出力
する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステイプル可
能な束の紙数には制限があり、制限数以上の紙をステイ
プル処理して出力しようとした場合、ステイプル制限数
を超えると分かった時点でステイプルモードをキャンセ
ルして画像を出力していた。
【0004】したがって、ステイプルモードをキャンセ
ルした後では、回転されずに出力され、ステイプル処理
をキャンセルする前と後では画像の向きが異なった出力
となってしまっていた。
【0005】また、重連コピーなどで、複数のプリンタ
を用いて同一の画像を出力すると共に、これら複数のプ
リンタからステイプル出力する場合、ステイプル針無し
(ステイプル針切れ、使い切り)のプリンタからの出力
結果は、ステイプル処理を行なったプリンタからの出力
結果と画像の向きが異なってしまっていた。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、その課題は、画像を回転して出力すべき後処理
モードに係るジョブを実行中に後処理の実行が停止され
た場合でも、後処理の停止の前後で画像の向きが変わら
ないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジョブのモードに応じて画像を回転して
出力する画像処理装置において、画像を回転して出力す
べき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理の実
行が停止された場合でも、引き続いて画像を回転して出
力する回転出力制御手段を備えている。
【0008】また、本発明は、複数の画像出力装置を用
いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて画
像を回転して出力する画像処理装置において、前記重連
出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転して出力
すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理の
実行が停止された場合でも、引き続いて画像を回転して
出力する回転出力制御手段を夫々備えている。
【0009】また、本発明は、ジョブのモードに応じて
画像を回転して出力する画像処理方法において、画像を
回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中
に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続いて画
像を回転して出力している。
【0010】また、本発明は、複数の画像出力装置を用
いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて画
像を回転して出力する画像処理方法において、前記重連
出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転して出力
すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理の
実行が停止された場合でも、夫々引き続いて画像を回転
して出力している。
【0011】また、本発明は、ジョブのモードに応じて
画像を回転して出力する画像処理システムにおいて、画
像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを実
行中に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続い
て画像を回転して出力する回転出力制御手段を備えてい
る。
【0012】また、本発明は、複数の画像出力装置を用
いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて画
像を回転して出力する画像処理システムにおいて、前記
重連出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転して
出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処
理の実行が停止された場合でも、引き続いて画像を回転
して出力する回転出力制御手段を夫々備えている。
【0013】また、本発明は、ジョブのモードに応じて
画像を回転して出力する画像処理装置に適用可能なコン
ピュータ読取り可能な媒体において、画像を回転して出
力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理
の実行が停止された場合でも、引き続いて画像を回転し
て出力する内容を有している。
【0014】また、本発明は、複数の画像出力装置を用
いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて画
像を回転して出力する画像処理装置に適用可能なコンピ
ュータ読取り可能な媒体において、画像を回転して出力
すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理の
実行が停止された場合でも、前記重連出力を行う複数の
画像出力装置では引き続いて画像を回転して出力する内
容を夫々有している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】[ハードウェア構成] (全体構成)図1は、本発明を適用した画像処理装置
(複合機)のハードウェアの全体構成を示す図である。
図1において、コントローラユニット2000は、画像
入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイ
スであるプリンタ2095と接続し、一方ではLAN
(ローカルエリアネットワーク)2011や公衆回線
(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバ
イス情報の入出力を行うためのコントローラである。
【0017】CPU2001は、複合機全体を制御する
コントローラとして機能する。RAM2002は、CP
U2001が動作するためのワークメモリや画像データ
を一時記憶するための画像メモリとしても利用される。
ROM2003は、ブートROMとして利用され、複合
機のブートプログラムが格納されている。HDD200
4は、ハードディスクドライブであり、制御ソフトウェ
ア、画像データ等が格納されている。
【0018】操作部I/F2006は、操作部(UI:
ユーザインタフェース)2012と接続されており、操
作部2012に表示する画像データを操作部2012に
対して出力する。また、操作部2012から入力された
情報をCPU2001に伝える役割を担っている。ネッ
トワークI/F部2010は、LAN101との間のイ
ンタフェース機能を司る。モデム2050は、公衆回線
2051を介してデータ送受信を行なうための変調、復
調処理を行なう。以上のデバイスがシステムバス200
7上に配置されている。
【0019】イメージバスI/F部2005は、画像デ
ータを高速で転送する画像バス2008とシステムバス
2007とを接続し、データ構造を変換するバスブリッ
ジである。画像バス2008は、PCI(Periph
eral Component Interconne
ct)バスまたはIEEE(Institute of
Electrical and Electroni
cs Engineers)1394で構成されてい
る。
【0020】画像バス2008上には、以下のデバイス
が配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)2
060は、コードデータをビットマップイメージデータ
に展開する。デバイス1/F部2020は、画像入出力
デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095と
コントローラユニット2000を接続し、画像データの
同期系/非同期系の変換を行う。
【0021】スキャナ画像処理部2080は、スキャナ
2070により読み取られた画像データに対して補正、
加工、編集処理を行う。プリンタ画像処理部2090
は、プリンタ2095によりプリントアウトすべき画像
データに対して、プリンタ2095の特性に応じた補正
や解像度変換等の処理を行う。また、画像回転部203
0は、画像データを回転処理し、圧縮/伸長部2040
は、LAN2011を介して送受信する画像データを圧
縮/伸長する。
【0022】以上説明したような構成は、画像処理部分
の拡張性を考慮してシステムバス2007に接続された
デバイスの部分と、画像バス2008に接続されたデバ
イスの部分とを分離可能に構成されており、一般的なコ
ンピュータの構成を応用したものである。
【0023】上記の構成では、イメージバスI/F部2
005を汎用にすることで、各種の画像処理機能を任意
に組み合わせることができるように、拡張性を持たせて
いる。特に、コ一デック部分は将来様々な規格が提案さ
れる可能性もあり、容易に交換できるよう画像バス20
08側に接続されている。
【0024】(画像入出力部)図2は複合機の外観図で
あり、この図2に基づいて画像入出力部を説明する。
【0025】画像入力部であるスキャナ2070は、原
稿上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)
を走査することで電気信号に変換し、ラスタイメージデ
ータ2071(図1参照)として出力する。原稿は原稿
フィーダ2072のトレイ2073にセットする。そし
て、ユーザが操作部2012から読み取りを指示する
と、コントローラCPU2001はスキャナ2070に
対して読取り信号を与え、フィーダ2072は原稿を1
枚ずつ読取位置にフィードし、その原稿上の画像がCC
Dラインセンサ等により読み取られる。
【0026】画像出力部であるプリンタ2095は、ラ
スタイメージデータ2096(図1参照)に基づいて用
紙上に画像を形成する部分であり、そのプリンタエンジ
ン2110の方式としては、感光体ドラムや感光体ベル
トを用いた電子写真方式、微小なノズルのアレイからイ
ンクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェ
ット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント
動作の起動は、コントローラCPU2001からの指示
によって開始する。プリンタ部2095は、異なる用紙
サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の
用紙カセット2101、2102、2103、2104
が内蔵されている。また、排紙トレイ2111は、印字
処理済みの用紙を蓄積するものである。
【0027】また、プリンタ2095には、アクセサリ
としてフィニィシャ2098を装着可能であり、プリン
タ部2095で印字が完了した用紙を受け、ステイプル
やパンチ穴開けなどのシート加工処理(以下、後処理と
もいう)を行い、排紙トレイ2099に排紙する。
【0028】(操作部)操作部2012の構成を図3に
示す。操作部2012のLCD表示部2013は、LC
D上にタッチパネルシートが貼られてLCDタッチパネ
ルとして構成されており、システムの操作画面を表示す
ると共に、操作画面中に表示されているキーが押される
と、その位置情報をコントローラCPU2001に伝え
る。
【0029】スタートキー2014は、原稿画像の読み
取り動作を開始する場合などに用いる。スタートキー2
014の中央部には、緑と赤の2色のLED2018が
あり、その色によってスタートキー2014が使える状
態にあるかどうかを示す。
【0030】ストップキー2015は稼働中の動作を止
める働きをする。IDキー2016は、使用者のユーザ
IDを入力する場合に用いる。リセットキー2017
は、操作部2012にてなされた設定の内容を初期化す
る場合に用いる。
【0031】(スキャナ画像処理部)スキャナ画像処理
部2080の構成を図4に示す。
【0032】画像バスI/Fコントローラ2081は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能と、スキャナ画像処理部2080内の
各デバイスの制御信号、及びタイミング信号を発生させ
る機能を有する。フィルタ処理部2082は、空間フィ
ルタであり、コンボリューション演算を行なう。編集部
2083は、例えば入力画像データからマーカーペンで
囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データ
に対して影つけ、網かけ、ネガポジ反転等の画像加工処
理を行なう。
【0033】変倍処理部2084は、読取り画像の解像
度を変える場合に、ラスタイメージの主走査方向につい
て補間演算を行うことにより拡大、縮小処理を行なう。
副走査方向の変倍については、上記CCDラインセンサ
を走査する速度を変えることで行なう。テーブル208
5は、読取った画像データ(輝度データ)を濃度データ
に変換するための変換用テーブルである。
【0034】2値化部2086は、多値のグレースケー
ル画像データを、既知の中間調処理技術(誤差拡散処理
やスクリーン処理)によって2値化する。JPEG圧縮
部2087は、テーブル2085から出力された多値画
像データを既知のJPEG(Joint Photog
raphic Expert Group)圧縮処理に
よりリアルタイムに圧縮する部分である。JPEG圧縮
部2087からは、JPEG符号化された符号データが
出力される。2値化処理、又はJPEG圧縮処理が施さ
れた画像データ、又は符号データは、再び画像バスコン
トローラ2081を介して、画像バス2008上に転送
される。
【0035】(プリンタ画像処理部)プリンタ画像処理
部2090の構成を図5に示す。
【0036】画像バス1/Fコントローラ2091は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能と、プリンタ画像処理部2090内の
各デバイスの制御信号、及びタイミング信号を発生させ
る機能を有する。解像度変換部2092は、LAN10
1、或いは公衆回線109から伝送されてきた画像デー
タの解像度を、プリンタ2095の解像度に変換する。
【0037】スムージング処理部2093は、解像度変
換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に
現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0038】(画像圧縮部)画像圧縮部2040の構成
を図6に示す。画像バスI/Fコントローラ2041
は、画像バス2008と接続して、そのバスアクセスシ
ーケンスを制御する機能と、入力バッファ2042、出
力バッファ2045とのデータの授受を行うためのタイ
ミング制御、及び画像圧縮部2043に対するモード設
定などの制御を行う機能を有する。
【0039】画像圧縮処理は、次のような処理手順で行
なう。すなわち、まず、画像バス2008を介して、C
PU2001から画像バスI/Fコントローラ2041
に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により画
像バスI/Fコントローラ2041は、画像圧縮部20
43に対して画像圧縮に必要な設定、例えばMMR(m
odified modified READ)圧縮、
JBIG(Joint Bi−level Image
Experts Group)伸長等ための設定を行
う。必要な設定を行った後に、再度、CPU2001か
ら画像バスI/Fコントローラ2041に対して画像デ
ータ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/
Fコントローラ2041は、RAM2002、又は画像
バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開
始する、受け取った画像データは、入カバッファ204
2に一時格納され、画像圧縮部2043の画像データ要
求に応じて一定のスピードで画像を転送する。
【0040】この際、入力バッファ2042は、画像バ
スI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043
両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断
し、画像バス2008からの画像データの読み込み、及
び画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能であ
る場合は、データの転送を行わないような制御を行う
(以後、このような制御をハンドシェークと呼ぶ)。
【0041】画像圧縮部2043は、受け取った画像デ
ータを一旦RAM2044に格納する。この格納処理
は、画像圧縮を行う際には、実行する画像圧縮処理の種
類によって数ライン分のデータを要し、最初の1ライン
分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意
してからでないと画像圧縮が行えないために行なわれ
る。画像圧縮を施された画像データは、直ちに出カバッ
ファ2045に送られる。
【0042】出カバッファ2045は、画像バスI/F
コントローラ2041、及び画像圧縮部2043とのハ
ンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコン
トローラ2041に転送する。画像バスI/Fコントロ
ーラ2041は、転送されてきた圧縮(もしくは伸長)
された画像データをRAM2002、もしくは画像バス
2008上の各デバイスにデータを転送する。こうした
一連の処理は、必要なページ数の処理が終わり、CPU
2001からの処理要求が無くなるまで、若しくは、圧
縮、又は伸長時のエラー発生等により、画像圧縮部20
43から停止要求が出されるまで繰り返される。
【0043】(画像回転部)画像回転部2030の構成
を図7に示す。画像バスI/Fコントローラ2031
は、画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスを
制御する機能と、画像回転部2032にモード等を設定
する制御、及び画像回転部2032に画像データを転送
するためのタイミングを制御する機能を有する。
【0044】画像回転処理は、次のような処理手順で行
なう。すなわち、まず、画像バス2008を介して、C
PU2001から画像バスI/Fコントローラ2031
に画像回転制御のための設定を行う。この設定により画
像バスI/Fコントローラ2041は、画像回転部20
32に対して画像回転に必要な設定、例えば画像サイズ
や回転方向・角度等の設定を行う。必要な設定を行った
後に、再度、CPU2001から画像バスI/Fコント
ローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。
この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031
は、RAM2002、もしくは画像バス2008上の各
デバイスから画像データの転送を開始する。なお、本実
施形態では、回転を行う画像サイズを32×32bit
とし、また、画像バス2008上に画像データを転送さ
せる際に32bitを単位とする画像転送を行うものと
する(扱う画像は2値を想定する)。
【0045】上述のように、32×32bitの回転画
像を得るためには、上述の32bit単位のデータ転送
を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画
像データを転送する必要がある(図8参照)。不連続ア
ドレッシングにより転送された画像データは、通常の読
み出し方で読み出した場合に所望の角度に回転されてい
るように、RAM2033に書き込まれる。例えば、9
0度反時計方向回転であれば、最初に転送された32b
itの画像データを、図9のようにY方向に書き込んで
いく。そして、通常通りX方向に読み出すことで、画像
が回転された状態となる。
【0046】32×32bitの画像回転(RAM20
33への書き込み)が完了した後、画像回転部2032
は、RAM2033から上述した読み出し方法で画像デ
ータを読み出して、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。回転処理された画像データを受け
取った画像バスI/Fコントローラ2031は、連続ア
ドレッシングにより、RAM2002、もしくは画像バ
ス2008上の各デバイスにデータを転送する。こうし
た一連の処理は、必要なページ数の処理が終わり、CP
U2001からの処理要求が無くなるまで繰り返され
る。
【0047】(デバイスI/F部)デバイスI/F部2
020の構成を図10に示す。
【0048】画像バスI/Fコントローラ2021は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能と、デバイスI/F部2020内の各
デバイスの制御信号、及びタイミング信号を発生させる
機能を有する。また、外部のスキャナ2070、及びプ
リンタ2095への制御信号を発生する機能を有する。
スキャンバッファ2022は、スキャナ2070から送
られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008
に同期させて画像データを出力する。
【0049】シリアルパラレル・パラレルシリアル変換
2023は、スキャンバッファ2022に保存された画
像データを順番に並べて、或いは分解して、画像バス2
008に転送可能なデータ幅に変換する。パラレルシリ
アル・シリアルパラレル変換2024は、画像バス20
08から転送された画像データを分解して、或いは順番
に並べて、プリントバッファ2025に保存可能なデー
タ幅に変換する。
【0050】プリントバッファ2025は、画像バス2
008から送られてくる画像データを一時保存し、プリ
ンタ2095の動作に同期させて画像データを出力す
る。
【0051】画像スキャンは、次のような処理手順で行
なう。すなわち、まず、スキャナ2070から転送され
てくる画像データを、その転送タイミング信号に同期さ
せてスキャンバツファ2022に保存する。そして、画
像バス2008がPCIバスの場合には、スキャンバツ
ファ2022内に画像データが32ビット以上格納され
たときに、その画像データを先入れ先出しで32ビット
分、スキャンバツファ2022からシリアルパラレル・
パラレルシリアル変換2023に送り、32ビットの画
像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ202
1を通して画像バス2008上に転送する。また、画像
バス2008がIEEE1394の場合には、スキャン
バツファ2022内の画像データを先入れ先出しで、ス
キャンバツファ2022からシリアルパラレル・パラレ
ルシリアル変換2023に送り、シリアル画像データに
変換し、画像バスl/Fコントローラ2021を通して
画像バス2008上に伝送する。
【0052】画像プリントは、次のような処理手順で行
なう。すなわち、画像バス2008がPCIバスの場合
には、まず、画像バスから送られてくる32ビットの画
像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パ
ラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024に送
り、プリンタ2095の入力データビット数の画像デー
タに分解し、プリントバッファ2025に保存する。ま
た、画像バス2008がIEEE1394の場合には、
画像バス2008から送られてくるシリアル画像データ
を画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシ
リアル・シリアルパラレル変換2024に送り、プリン
タ2095の入力データビット数の画像データに変換
し、プリントバッファ2025に保存する。そして、プ
リンタ2095から送られてくるタイミング信号に同期
させて、プリントバッファ2025内の画像データを先
入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
【0053】[ソフトウェアの全体構成] (システム全体)本発明を適用した画像処理装置が接続
されているネットワークシステム全体の構成図を図11
に示す。1001は本発明を適用した画像処理装置(複
合機)であり、上記のようにスキャナ2070とプリン
タ2095を有し、スキャナ2070から読み込んだ画
像をLAN2011に送出したり、LAN2011から
受信した画像をプリンタ2095によりプリントアウト
することができる。また、スキャナ2070から読取っ
た画像を図示しないFAX送受信部によりPSTNまた
はISDN1030に送信したり、PSTNまたはIS
DNから受信した画像をプリンタによりプリントアウト
できる。
【0054】1002は、データベースサーバであり、
本発明に係る画像処理装置1001により読み込んだ2
値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1
003は、データべ一スサーバ1002のデータベース
クライアントであり、データベース1002に保存され
ている画像データを閲覧/検索すること等が可能であ
る。1004は、電子メールサーバであり、本発明に係
る画像処理装置1001により読み取った画像を電子メ
ールの添付資料として受け取ることができる。1005
は、電子メールのクライアントであり、電子メールサー
バ1004が受け取ったメールを受信して閲覧したり、
電子メールを送信したりすることが可能である。
【0055】1006は、HTML文書をLAN201
1に提供するWWWサーバであり、本発明に係る画像処
理装置1001により、WWWサーバ1006で提供さ
れるHTML文書をプリントアウトすることができる。
1007は、ルータであり、LAN2011をインター
ネット/イントラネット1012と連結する。インター
ネット/イントラネット1012には、前述したデータ
ベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メ
ールサーバ1004、本発明に係る画像処理装置100
1と同様の装置、すなわちデータベースサーバ102
1、WWWサーバ1022、電子メールサーバ102
3、画像処理装置1024が連結されている。
【0056】一方、本発明に係る画像処理装置1001
は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX
装置1031と送受信可能になっている。また、LAN
2011上にはプリンタ1040も連結されており、こ
のプリンタ1040により、本発明に係る画像処理装置
1001により読み取った画像をプリントアウト可能な
ように構成されている。
【0057】(ソフトウェアの全体構成)図12は、本
発明を適用した画像処理装置(複合機)1001のソフ
トウェアの全体構成図である。
【0058】図12において、1501は、UI、すな
わちユーザインターフェイスを司るものであり、オペレ
ータが本複合機1001の各種操作・設定を行う際に、
機器本体との仲介を行うモジュールである。本UI15
01のモジュールは、オペレータの操作に従い、後述の
各種モジュールに入力情報を転送し、処理の依頼、或い
はデータの設定等を行う。
【0059】1502はAddress一Book、す
なわちデータの送付先、通信先等を管理するデータベー
スモジュールである。 Address−Bookの内
容については、UI1501からの操作によりデータの
追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後
述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与える
ものとして使用されるものである。
【0060】1503はWeb−Serverモジュー
ルであり、図示省略したWebクライアントからの要求
により、本複合機の管理情報を通知するために使用され
る。この管理情報は、後述のControl−API1
518を介して読み取られ、後述のHTTP1512、
TCP/IP1516、Network−Driver
1517を介してWebクライアントに通知される。
【0061】1504はUniversal−Sen
d、すなわち、データの配信を司るモジュールであり、
UI1501によりオペレータに指示されたデータを、
同様に指示された出力先に配布するものである。また、
オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用し配布
データの生成が指示された場合は、後述のContro
l−API1518を介して機器を動作させ、データの
生成を行う。
【0062】1505のP550は、Universa
l−Send1504内で出力先にプリンタが指定され
た際に実行されるモジュールである。1506のE−m
ailは、Universal−Send1504内で
通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行さ
れるモジュールである。1507のDBは、Unive
rsal−Send1504内で出力先にデータベース
が指定された際に実行されるモジュールである。150
8のDPは、Universal−Send1504内
で出力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実行
されるモジュールである。
【0063】1509はRemote−Copy−Sc
anモジュールであり、本複合機のスキャナ機能を使用
し、ネットワーク等で接続された他の複合機を出力先と
し、本複合機単体で実現しているCopy機能と同等の
処理を行うモジュールである。1510はRenote
−Copy−Printモジュールであり、本複合機の
プリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他
の複合機を入力先とし本複合機単体で実現しているCo
py機能と同等の処理を行うモジュールである。151
1はWeb−Pull−Print、すなわちインター
ネット、またはイントラネット上の各種ホームページの
情報を読み出し、印刷するモジュールである。
【0064】1512はHTTPモジュールであり、本
複合機がHTTPにより通信する際に使用されるモジュ
ールであって、後述のTCP/IP1516モジュール
により前述のWeb−Server1503、Web−
Pull−Print1511モジュールに通信機能を
提供するものである。1513はlprモジュールであ
り、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述
のUniversa1−Send1504内のプリンタ
モジュール1505に通信機能を提供するものである。
【0065】1514はSMTPモジュールであり、後
述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUn
iversal−Send1504内のE−mailモ
ジュール1506に通信機能を提供するものである。1
515はSLM、すなわちSalutation−Ma
nagerモジュールであり、後述のTCP/IP15
16モジュールにより前述のUniversal−Se
nd1504内のデータベースモジュール1517、D
Pモジュール1518、及びRemote−Copy−
Scan1509モジュール、Remote−Copy
−Print1510モジュールに通信機能を提供する
ものである。
【0066】1516はTCP/IP通信モジュールで
あり、前述の各種モジュールに後述のNetwork−
Driverによりネットワーク通信機能を提供するも
のである。1517はネットワークドライバであり、ネ
ットワークに物理的に接続される部分を制御するもので
ある。
【0067】1518はControl−APIであ
り、Universal−Send1504等の上流モ
ジュールに対し、後述のJob−Manager151
9等の下流モジュールとのインターフェイスを提供する
ものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係
を軽減し、それぞれの流用性を高めるものである。
【0068】1519はJob−Managerであ
り、前述の各種モジュールよりControl−API
1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モ
ジュールに指示を与えるものである。また、本モジュー
ルは、本複合機内で実行されるハード的な処理を一元管
理するものである。
【0069】1520はCODEC(COder−DE
Coder)−Managerであり、Job−Man
ager1519が指示する処理の中でデータの各種圧
縮・伸長を管理・制御するものである。
【0070】1521はFBE(First Bina
ri Encoding)−Encoderであり、J
ob−Manager1519、Scan−Manag
er1524により実行されるスキャン処理により読み
込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するも
のである。
【0071】1522はJPEG(Joint Pho
tographic ExpertGroup)−CO
DECでありJob−Manager1519、Sca
n−Manager1524により実行されるスキャン
処理、及びPrint−Manager1526により
実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJ
PEG圧縮、及び印刷データのJPEG展開処理を行う
ものである。
【0072】1523はMMR(Modified M
odified Read)−CODECであり、Jo
b−Mamger1519、Scan−Manager
1524により実行されるスキャン処理、及びPrin
t−Manager1526により実行される印刷処理
において、読み込まれたデータのMMR圧縮、及び印刷
データのMMR伸長処理を行うものである。
【0073】1524はScan−Managerであ
り、Job−Manager1519が指示するスキャ
ン処理を管理制御するものである。1525はスキャナ
ドライバであり、Scan−Manager1524と
本複合機が内部的に接続しているスキャナ部との通信を
行うものである。1526はPrint−Manage
rであり、Job−Manager1519が指示する
印刷処理を管理・制御するものである。
【0074】1527はEngine I/F(プリン
タドライバ)であり、Print−Manager15
26とプリンタ2095とのI/Fを提供するものであ
る。1523はパラレルポートドライバであり、Web
−Pull−Print1511がパラレルポートを介
して図示省略した出力機器にデータを出力する際のI/
Fを提供するものである。
【0075】(アプリケーション)以下、本発明に係る
画像処理装置1001に組み込まれているアプリケーシ
ョンについて説明する。
【0076】図13は、配信に関するアプリケーション
ブロックを表すものである。なお、図13に示した構成
要素は、図12に示した構成要素に対応するものも有る
が、この対応関係は、必ずしも1対1に対応していると
は限らないので、便宜上、1対1に対応している場合で
も異なる符号で示している。
【0077】図13において、4050は、操作部のア
プリケーションを示すブロックであり、図12のUI1
501に相当する。4100は、リモートコピーアプリ
ケーションの送信側を示すブロックである。4150
は、同報配信の送信側を示すブロックである。4200
は、Web Pull Printモジュールを示すブ
ロックである。4250は、Web Serverモジ
ュールを示すブロックである。
【0078】4300は、リモートコピーの受信側(プ
リント側)を示すブロックである。4350は、同報配
信で送信されてきたイメージデータを汎用のプリンタで
受信してプリントするブロックである。4400は、リ
モートプリントの受信側(プリント側)を示すブロック
である。4450は、同報配信で送信されてきたイメー
ジデータを公知のNotes Serverで受信して
格納するブロックである。4500は、同報配信で送信
されてきた2値のイメージデータを受信して格納するブ
ロックである。4550は、同報配信で送信されてきた
イメージデータを公知のMail Serverで受信
して格納するブロックである。4600は、同報配信で
送信されてきた多値のイメージデータを受信して格納す
るブロックである。4650は、情報コンテンツを含ん
だ、公知のWeb Serverを示すブロックであ
る。4700は、Web Serverなどにアクセス
する公知のWeb Browserを示すブロックであ
る。
【0079】以下、それぞれのブロックに照らし合わせ
ながら、アプリケーション群を詳細に説明する。
【0080】(User Interface アプリ
ケーション)4050ブロックに示したUser In
terface(UI)の詳細は、前述した通りである
が、ここでは、405lのAddress Bookに
ついて説明する。
【0081】このAddress Bookは、画像処
理装置1001内の不揮発性の記憶装置(ROM200
3やハードディスク2004など)に保存されており、
この中には、ネットワークに接続された機器の特徴が記
載されている。例えば、以下に列挙するようなものが含
まれている。機器の正式名やエイリアス名、機器の
ネットワークアドレス、機器の処理可能なネットワー
クプロトコル、機器の処理可能なドキュメントフォー
マット、機器の処理可能な圧縮タイプ、機器の処理
可能なイメージ解像度、プリンタ機器の場合の給紙可
能な紙サイズや給紙段情報、サーバー(コンピュー
タ)機器の場合のドキュメントを格納可能なフォルダ
名。
【0082】以下に説明する各アプリケーションは、上
記Address Book4051に記載された情報
により<配信先の特徴を判別することが可能となる。ま
た、このAddress Bookは、編集可能である
と共に、ネットワーク内のサーバーコンピュータなどに
保存されているものをダウンロードして使用する、また
は、直接参照することも可能である。
【0083】(リモートコピーアプリケーション)リモ
ートコピーアプリケーションは、配信先に指定された機
器の処理可能な解像度情報をAddress Book
4051により判別し、その解像度に従って、スキャナ
2070により読みとった2値画像を公知のMMR方式
で圧縮し、その圧縮データを公知のTIFF(Tagg
ed Image File Form)化し、SLM
4103に通して、ネットワーク上のプリンタ機器に送
信する。
【0084】SLM4103とは、詳細には説明しない
が、公知のSalutationManager(また
は、Smart Link Manager)と呼ばれ
る機器制御情報などを含んだネットワークプロトコルの
一種である。
【0085】(同報配信アプリケーション)同報配信ア
プリケーションは、前記リモートコピーアプリケーショ
ンと違い、一度の画像走査で複数の配信宛先に画像を送
信することが可能である。また、配信先もプリンタ機器
にとどまらず、いわゆるサーバーコンピュータにも直接
信可能である。
【0086】以下、配信先に従って順に説明する。
【0087】配信先の機器が公知のネットワークプリン
タプロトコルであるLPD(Line Printer
Daemon)、プリンタ制御コマンドとして公知の
LIPSを処理可能だと、Address Book4
051によりより判別した場合、同様にAddress
Book4051により判別した画像解像度に従って
画像読み取りを行い、画像自体は、本実施形態では、公
知のFBE(First Binari Encodi
ng)を用いて圧縮し、さらにLIPS(LBP Im
age Processing System)コード
化して、公知のネットワークプリンタプロトコルである
LPRで相手機器に送信する。
【0088】配信先の機器が前記SLMで通信可能で、
サーバー機器の場合、Address Book405
1より、サーバーアドレス、サーバー内のフォルダの指
定を判別し、リモートコピーアプリケーションと同様
に、スキャナ2070により読みとった2値画像を公知
のMMR方式により圧縮し、その圧縮データを公知のT
IFF(Tagged Imge File Form
at)化し、SLM4103を通して、ネットワーク上
のサーバー機器の特定のフォルダに格納することが可能
である。
【0089】また、本実施形態では、相手機器であるサ
ーバーが公知のJPEG圧縮された多値画像を処理可能
だと判別した場合、前記の2値画像と同様に、多値画像
を公知のJPEG圧縮を用いて、公知のJFIF(JP
EG File Interchange Forma
t)化し、SLM4103を通して、ネットワーク上の
サーバー機器の特定のフォルダに格納することが可能で
ある。
【0090】配信先の機器が公知のE−Mailサーバ
ーである場合、Address Book405lに記
載されたメールアドレスを判別し、スキャナ2070に
より読み取った2値画像をMMR方式で圧縮し、その圧
縮データをTIFF化し、SMTP(Simple M
ail Transfer Protocol)415
3を使用して、E−Mailサーバーに送信する。その
後の配信は、MailServer4550に従って実
行される。
【0091】Web Pull Printアプリケー
ション、Web Serverアプリケーションについ
ては、ここでは説明を省略する。
【0092】(操作画面)次に、操作部160の画面に
ついて簡単に説明する。
【0093】本発明に係る画像処理装置1001が提供
する機能は、Copy、Send、Retrieve、
Tasks、Management、Configur
ationの6つの大きなカテゴリに分かれており、例
えば図14のコピー操作画面3010に示したように、
これら機能に対応する各メインタブ3011〜3016
が操作画面の上部に表示される。これらメインタブ30
11〜3016を押すことにより、各カテゴリーに対応
する操作画面への切り替えが行われる。他のカテゴリー
への切り換えが許可されない場合は、メインタブ301
1〜3016の表示色が変わり、メインタブ3011〜
3016を押しても反応しないように構成されている。
【0094】Copy機能は、自機が有するスキャナ2
070とプリンタ2095を使用して通常のドキュメン
ト複写を行う機能と、自機が有するスキャナ2070と
ネットワークで接続されたプリンタを使用してドキュメ
ントの複写を行うリモートコピー機能を含んでいる。S
end機能は、自機が有するスキャナ2070に載置さ
れたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、
ファックス、ファイル転送(FTP)、およびデータベ
ースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが
可能である。
【0095】Retrieve機能は、外部にあるドキ
ュメントを取得し、自機が有するプリンタ2095で印
刷する機能である。この際、ドキュメントを取得すると
きは、WWW、電子メール、ファイル転送、およびファ
ックスを使用することが可能である。Tasks機能
は、ファックスやインターネットプリンタなどの外部か
ら送られるドキュメントを自動処理し、定期的にRet
rieveを行うためのタスクの生成を行う。Mana
gement機能は、ジョブ、アドレス帳、ブックマー
ク、ドキュメント、アカウント情報などの管理を行う。
Configuration機能は、自機に関しての設
定(ネットワーク、時計など)を行う。
【0096】(DIS:Device lnforma
tion Service)コントローラユニット20
00内でジョブに対する設定値、デバイス(スキャナ、
プリンタなど)の機能、ステータス、課金情報等をCo
ntrol APIに準拠したデータ形態で保持するデ
ータベースと、そのデータベースとのI/FをDevi
ce Infomation Service(以下、
DlSと呼称する)として定義している。
【0097】図15にDIS7101とJob Man
ager1519、及びScan、Printの各Ma
nager1524、1526とのやり取りを示す。
【0098】基本的に、Jobの開始命令など動的な情
報はJob Manager1519から各Manag
er1524、1526に直接指示され、デバイスの機
能やジョブの内容など静的な情報はDIS7101を参
照する。各Manager1524、1526からの静
的、動的情報、イベントはDIS7101を介してJo
b Manager1519に伝えられる。
【0099】各Manager1524、1526から
DIS7101のデータベースにデータの設定、取得を
行う場合、DIS7101の内部データ形式がCont
rol API準拠であることから、Control
APIに準拠したデータ形式と各Manager152
4、1526が理解できるデータ形式との相互の変換処
理を行う。例えば、各Manager1524、152
6からステータスデータの設定を行う場合、デバイス固
有のデータを解釈し、Control APIで定義さ
れる対応するデータに変換し、DIS7101のデータ
ベースへ書き込みを行う。
【0100】Job Manager1519からDI
S7101のデータベースにデータの設定、取得を行う
場合には、Job Manager1519とDIS7
101の間でデータの変換は生じない。また、DIS7
101では、各Manager1519、1524、1
526から通知される各種イベント情報に基づき、イベ
ントデータの更新が行われる。
【0101】図16にDIS7101内部に保持される
各種データベース(以下、DBと呼称する)を示し、そ
れぞれのDBについて説明する。
【0102】図16中の丸角長方形は個々のDBを表し
ている。7201はSupervisorDBであり、
機器全体についてのステータスやユーザ情報を保持して
いるDBであり、ユーザ1Dやパスワード等、バックア
ップが必要な情報はハードディスク2004、あるいは
バックアップメモリなどの不揮発性の記憶装置に保持さ
れる。
【0103】7202はScan Component
DB、7203はPrint ComponentDB
であり、これらComponentDBは存在するCo
mponent毎に対応して保持される。例えば、プリ
ンタのみからなる機器の場合はPrint Compo
nentDBのみが存在し、また、FAXを備えた機器
の場合はFAX ComponentDBが保持され
る。各ComponentDBには、初期化時に、それ
ぞれ対応するManagerがComponentの機
能やステータスを設定する。
【0104】7204はScan Job Servi
ceDB、7205はPrintJob Servic
eDBであり、これらのJob ServiceDBも
ComponentDBと同様に、初期化時にそれぞれ
対応するManagerが、機器で使用できる機能やそ
れらのサポート状況を設定する。
【0105】次にJobDB、DocumentDBに
ついて説明する。7206はScan JobDB、7
207はPrnt JobDB、7208はScan
DocumentDB、7209はPrint Doc
umentDBである。
【0106】JobDB、DocumentDBは、J
obとそれに付随するDocumentが生成される度
に、Job Managerにより動的に確保、初期化
が行われ、必要な項目の設定が行われる。各Manag
erは、Jobの処理開始前に、JobDB、およびD
ocumentDBから処理に必要な項目を読み出し、
Jobを開始する。その後、Jobが終了すると、これ
らのJob、及びそれに付随していたDocument
のDBは解放される。Jobは1つ以上のDocume
ntを持つので、或るJobに対して複数のDocum
entDEが確保される場合がある。
【0107】7210は各Managerから通知され
るイベント情報を保侍するデータベース、7211は装
置のScan回数、Print回数を記録するためのカ
ウンタテーブルである。Managerから通知される
イベントには、Scan ManagerからのCom
ponentの状態遷移、Scan処理動作完了や各種
のエラー、またPrint ManagerからのCo
mponentの状態遷移、Print処理動作完了、
紙詰まり、絵紙カセットオープンなどがあり、それぞれ
のイベントを識別するためのイベントIDが予め定めら
れている。
【0108】Managerからイベントが発行された
場合、DIS7101は、イベントデータベース721
lに発行されたイベントIDと、必要に応じてイベント
に付随する詳細データを登録する。また、Manage
rからイベントの解除が通知された場合、解除指定され
たイベントデータをイベントデータべース7211から
削除する。
【0109】Job Managerよりイベントのポ
ーリングが行われた場合、DlS7101は、イベント
データベース7210を参照し、現在発生しているイベ
ントIDと、必要に応じてイベントに付随する詳細デー
タをJob Managerへ返信し、現在イベントが
発生していなければ<その旨を返信する。
【0110】また、Scan処理動作完了、Print
処理動作完了のイベントが通知された場合は、Sca
n、Printを行ったユーザのカウンタ値を更新す
る。このソフトウェアによるカウンタは、不慮の電源遮
断などでその値が失われないように、バックアップされ
たメモリ装置やハードディスク2004等の不揮発性記
憶装置に、その値が更新される毎に書き直す。
【0111】(スキャン動作)図17は、スキャン動作
に関するソフトウェア構造を示した図である。JobM
anager1519は、アプリケーションレベルの要
求を分類、保存する機能を持つ。DIS7101は、ア
プリケーションレベルからのスキャン動作に必要なパラ
メータを保存する。アプリケーションからの要求は、R
AM2002に保存される。スキャン動作管理部820
3は、Job Manager1519とD1S710
1からスキャンを行うのに必要な情報を取得する。すな
わち、スキャン動作管理部8203は、Job Man
ager1519から図18に示したジョブ番号テーブ
ル8303、及びドキュメント番号テーブル8304の
テーブルデータ8301を受け取り、ジョブ番号テーブ
ル8303、ドキュメント番号テーブル8304のテー
ブルデータ8301を元に、DIS7101よりスキャ
ンパラメータ8302を受取る。このスキャンパラメー
タ8302により、アプリケーションから要求されてい
るスキャン条件に基づくスキャンを行う。
【0112】スキャン動作理部8203は、D1S71
01から取得したスキャンパラメータ8302を、ドキ
ュメント番号8305の順にスキャンシーケンス制御部
8204に渡す。スキャンパラメータ8302を受け取
ったスキャンシーケンス制御部8204は、スキャン画
像属性8308の内容に従ってデバイスI/F制御部8
207をコントロールする。これにより、画像バス20
08に接続されたデバイスI/F2020を動作させ
て、ケーブル2071を介してスキャナ2070に制御
コマンドを送ることにより、スキャンが実行される。ス
キャンした画像は、ケーブル2071、デバイスI/F
2020、画像バス2008を介してRAM2002に
格納される。
【0113】スキャンシーケンス制御部8204は、ス
キャンが終了し、画像バス2008を介してRAM20
02に画像が格納された時点で、スキャンパラメータ8
302のスキャン画像圧縮形式8309の内容に従って
RAM2002に格納されているスキャン画像を圧縮す
るために、CODEC Manager1520に対し
て圧縮要求を出す。圧縮要求を受け取ったCODEC
Manager1520は、画像バス2008に接続さ
れている圧縮/伸長部2040、或いはMMRCODE
Cl523内のソフトウェア圧縮モジュールを用いて、
スキャンシーケンス制御部8204からのスキャン画像
圧縮形式8309の指定で圧縮を行い、圧縮された画像
をバス2008を介してRAM2002に格納する。
【0114】スキャンシーケンス制御部8204は、C
ODEC Manager1520がスキャン画像圧縮
形式8309で指定された形式にスキャン画像を圧縮
し、RAM2002に格納した時点で、スキャンパラメ
ー夕8302の画像ファイルタイプ8307に従って、
RAM2002に格納されている圧縮されたスキャン画
像をファイル化する。すなわち、スキャンシーケンス制
御部8204は、ファイルシステム8206に対して、
スキャンパラメー夕8302の画像ファイルタイプ83
07で指定されたファイル形式でファイル化することを
要求する。ファイルシステム8206は、スキャンシー
ケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ830
7に従って、RAM2002に格納されている圧縮され
た画像をファイル化し、画像バス2008を介してハー
ドディスク2004に転送することにより、スキャンさ
れた圧縮画像をファイル化する。
【0115】スキャンシーケンス制御部8204は、フ
ァイルシステム8206がハードディスク2004にフ
ァイル化された画像を格納した時点で、スキャナ207
0上の1枚の原稿に対する一連のスキャン処理が終了し
た旨の通知をスキャン動作管理部8203に返信する。
【0116】この時点でスキャナ2070上にまだスキ
ャンが行われていない原稿が存在し、Job Mana
ger1519からスキャン要求が存在する場合には、
再度、D1S7101に格納されているスキャンパラメ
ータ8302を用いてスキャンシーケンス制御部820
4にスキャン動作を要求する。スキャナ2070上にス
キャンされていない原稿が存在しない場合、またはJo
b Manager1519からのスキャン要求が存在
しない場合には、スキャン動作が終了したものとして、
Job Manager1519に対してスキャン終了
通知を発行する。
【0117】(プリント動作)次に、プリント動作につ
いて詳細に説明する。
【0118】デバイスI/F2020は、内部にDPR
AMを持ち、このDPRAMを介してプリンタ2095
へのパラメータ設定及びプリンタ2095の状態読み出
しと、プリントの制御コマンドの授受を行う。また、こ
のデバイスI/F2020は、Videoコントローラ
を待ち、プリンタ2095から与えられるVCLK(V
ideo Clock)信号とHSYNC信号に合わせ
て、画像バス2008上に展開されているイメージデー
タをプリンタ2095に送信する。
【0119】この送信のタイミングは、図19のように
なる。すなわち、VCLK信号は常に出し続け、HSY
NC信号はプリンタ2095の1ラインの開始に同期し
て与えられる。Videoコントローラは、設定された
画像幅(WIDTH)分のデータを、RAM2002か
ら読み出して、Video信号としてプリンタ2095
に出力する。これを指定ライン分(LINES)繰り返
した後、IMAGE−END割り込みを発生する。
【0120】先に説明した94I、CPU2001上の
アプリケーションプログラムからControl AP
Iにプリントジョブの指示が渡されると、Contro
lAPIは、これをコントローラレベルのジョブとして
Job Manager1519に渡す。さらに、この
Job Manager1519は、ジョブの設定をD
IS7101に格納し、Prit Manager15
26にジョブの開始を指示する。
【0121】Print Manager1526は、
ジョブを受け付けると、DIS7101からジョブ実行
に必要な情報を読み出し、EngineI/F152
7、及びDPRAMを介してプリンタ2095に設定す
る。画像が圧縮されている場合、CODEC Mana
ger1520に展開を依頼し、CODEC Mana
ger1520は、依頼に従ってPrinter Ma
nager1529から指示された展開方法(JPE
G、MMRなど)により、画像ファイルからビットマッ
プ画像へ展開する。展開されたビットマップ画像はRA
M2002に格納される。
【0122】デバイスI/F2020の設定項目を図2
0に、プリンタ2095のDPRAMを介した設定項
目、及び制御コマンド、状態コマンドを図22に示す。
【0123】次に、ヒットマップ画像の印刷について、
レター(11″×8.5″)サイズの2値画像の2ペー
ジ1部プリント、プリンタ2095が600dpiの性
能を待つものとして、具体的に動作を説明する。
【0124】画像の展開終了後、Prit Manag
er1526は、この画像の幅(この場合8.5の幅と
する)の画像バイト数を算出する。
【0125】WIDTH=8.5×600÷8 630
(Bytes) 次にライン数を演算する。
【0126】 LINES=11×600=6600(Lines) これら算出値と、与えられた1ページ目の画像が格納さ
れているRAM2002のSOURCEアドレスを、図
20に示したWIDTH、LINES、SOURCEに
設定する。この時点で、デバイスI/F2020は、画
像出力の用意が完了しているが、プリンタ2095から
のHSYNC信号が来ていないため(VCLK信号は来
ている)、画像データを出力していない。
【0127】次に、Prit Manager1526
は、図21に示したDPRAMの所定のアドレス(Bo
ok No.)に、出力部数である“1”を書き込む。
その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙要求信号
(FEED−REQ)を出し、プリンタ2095からの
IMAGE−REQ信号を待つ、プリンタ2095から
IMAGE−REQ信号が来たら、IMAGE−STA
RT信号を出す。これを受けて、プリンタ2095はH
SYNC信号を出し始め、HSYNC信号の入力待ちで
あったデバイスI/F2020は、画像を出力する。
【0128】プリンタ2095は、出力用紙の後端を検
出すると、IMAGE−END信号を出力し、出力用紙
が排出されると、SHEET−OUT信号を出力する。
Print Manager1526は、1ページ目の
IMAGE−END信号を受けて、2ページ目のWID
TH、LINES、SOURCEをEngineI/F
1527に設定し、FEED−REQ信号を出して、I
MAGE−REQ信号を待つ。2ページ目のIMAGE
−REQ信号が来てからの動作は、1ページ目と同様で
ある。
【0129】[画像格納・出力処理の概要]次に、スキ
ャナ2070から読み取られた原稿画像、或いは装置外
部から入力された画像等の出力対象の画像の格納処理、
及び出力処理の概要を説明する。
【0130】図22の10101、10102、101
03はスキャナ2070にて読み取られて入力される原
稿画像、或いはネットワークを介して装置外部から入力
される原稿画像を例示したものであり、図23の101
11、10112、10113は、これら原稿の読取り
画像データを回転処理を行なうことなくそのままハード
ディスク2004に格納した状態を示す図である。
【0131】なお、図23では、画像が180度回転さ
れた状態で格納されているが、これは画像回転処理を行
なった結果として回転されたものではなく、読取り画像
データをハードディスク2004に格納する場合には、
回転処理を意図的に行なわなくても、ハードウェアの構
成上、ユーザから見ると自然に回転された状態で格納さ
れることを意味している。
【0132】図23のように、画像データは回転された
状態でハードディスク2004に格納されるので、ステ
イプル処理等を行わずに通常の出力を行なうと、印字結
果も読取り原稿に対して回転された画像が出力される。
【0133】図24、図25は、スキャナ2070で読
み取り、180度回転状態でハードディスク2004に
格納された画像データをプリンタ2095で印字し、フ
ィニッシャ2098でステイプル処理して出力した場合
の説明図である。図25は、フィニッシャ2098から
用紙が排出され、排紙トレイ2099に出力される様子
を装置の上方向から見た場合を示している。
【0134】図24は、ユーザが得る出力結果であり、
この場合、左上のコーナ1個所にステイプルされてい
る。本発明に係る画像処理装置100lは、フェースダ
ウンで用紙を排出するため、図24では、画像処理装置
1001からの出力結果の長手部分を持ち裏返した結果
を示している。この図24の出力結果を得るために、図
26のように、180度回転状態でハードディスク20
04に格納された画像データに対して、画像回転部20
30により意図的に180度回転処理を施して印字し、
フェースダウンで1ページ目から3ページ目までフィニ
ッシャ2095に出力し、図25の右上にステイプルを
打つことにより、ユーザの求める結果を得ている。
【0135】図26、図27は、スキャナ2070で読
み取り、そのままハードディスク2004に格納した画
像データをプリンタ2095で印字し、フィニッシャ2
098でステイプル処理せずに出力した場合の説明図で
ある。図27は、フィニッシャ2098から用紙が排出
され、排紙トレイ2099に出力される様子を装置の上
方向から見た場合を示している。
【0136】図26は、ユーザが得る出力結果であり、
本発明に係る画像処理装置100lは、フェースダウン
で用紙を排出するため、図26では、画像処理装置10
01からの出力結果の長手部分を持ち裏返した結果を示
している。この図26の出力結果を得るために、図27
のように、180度回転された状態でハードディスク2
004に格納されている画像データを、回転処理を施さ
ないで印字して、フェースダウンで1ページ目から3ペ
ージ目までフィニッシャ2095に出力している。
【0137】[画像出力制御手順]次に、要求されたペ
ージを出力する時の制御手順を、図28のフローチャー
トに基づいて説明する。なお、図28の制御手順はジョ
ブ毎に実行され、ジョブが終了するとこの制御手順も終
了する。
【0138】まず、ジョブが開始されると、ステップS
1で回転フラグをOFFにする。次に、ステップS2で
ページの出力要求を待つ。ページの出力要求がなされる
と、ジョブのモードを解析する(ステップS3)。次
に、ステップS3での解析結果に基づいて、そのページ
の画像データに対して回転処理が必要であるか否かを判
断する(ステップS4)。例えば、図24の出力結果の
ように、出力用紙の左上のコーナーに1個所ステイプル
の場合は回転処理必要、図26の出力結果のように、ス
テイプル指定がない場合は回転処理不要などの判断を行
なう。
【0139】ステップS4で、回転処理が必要と判断し
た場合は、回転フラグをONにして(ステップS5)、
ステップS6に進み、回転処理が不要と判断した場合
は、ステップS5をスキップしてステップS6に進む。
ステップS6では、回転フラグがONであるか否かを判
断する。
【0140】その結果、回転フラグがONであれば、ハ
ードディスク2004から読み出した画像データ、すな
わち180度回転された状態の画像データを、画像回転
部2030で意図的に180度回転してRAM2002
に書き込んで(ステップS7)、ステップS9に進む。
一方、回転フラグがOFFであれば、ハードディスク2
004から読み出した画像データ、すなわち180度回
転された状態の画像データを、そのまま回転処理しない
でRAM2002に書き込んで(ステップS8)、ステ
ップS9に進む。
【0141】ステップS9では、RAM2002から画
像を読み出して、ページ出力処理、すなわち1ページ分
の印字を行い、印字済みの用紙をプリンタ2095から
排出させる。そして、ステップS2に戻ることにより、
次のページ出力に備える。
【0142】このような制御手順を踏むことにより、ジ
ョブの途中でステイプル針無しを検知したり、当該ジョ
ブがステイプル可能な枚数を超えていると判断した場合
(例えばステイプラにより1度に綴じ処理することが可
能なシートの最大枚数が50枚で、1ジョブ分の出力枚
数が50枚を超えていると判断した場合など)、或いは
ユーザがステイプルモードを途中で解除した場合等、ジ
ョブの途中でステイプル処理の実行状態から非実行状態
に移行したとしても、ステップS4での回転処理の必要
性の判断は、ステップS3でのジョブのモード判断にの
み基づいて行なわれて回転処理必要と判断されるので、
ステイプル処理の非実行状態に移行した後も実行状態時
と同様に、蓄積画像が回転されて印字された出力結果を
得ることができる。
【0143】なお、ステイプル可能な枚数を超えている
か否かの判断は、例えば、現在記録紙を何枚出力したか
認識可能にするために、装置内部のカウンタによって、
記録紙を1枚出力する毎にカウントしていき、当該カウ
ント値に基づいて、ステイプラにより綴じ処理すること
が可能なシートの最大枚数を超えたか否かを判断するこ
とが考えられる。
【0144】このように、本実施形態では、例えばステ
イプルモード等のシート加工処理モードの場合と、例え
ば、通常のコピーモード等のシート加工処理モード以外
のモードの場合とで、入力されたジョブに対する処理の
仕方が異なる装置(本実施形態では、ステイプルモード
の場合は、画像の180度回転出力処理を行い、通常の
コピー処理モードの場合は、180度回転処理を行なわ
ずに、そのまま画像出力する装置において、例えば、オ
ペレータによりステイプルモードが設定されたことに応
じて、通常のコピーモードとは異なる処理(蓄積画像の
180度回転処理)を行い、通常のコピーモードとは異
なる処理を施した当該画像をシート上に形成し、このシ
ートを排紙トレイへ排出、積載するなどの一連の動作を
行なっている最中に、すなわち、1ジョブ分の出力処理
が完了するまでの間の途中の時点で、オペレータにより
ステイプルモードがキャンセルされたり、当該ジョブに
対してステイプル処理を実行することは不可能と判断し
た場合、例えば、出力枚数がステイプル可能枚数を超え
ていると判断した場合や、ステイプル針の無し状態を検
出した場合、ステイプラの故障を検出した場合等、シー
トに対するステイプル処理等のシート加工処理を実際に
停止したとしても、シート加工処理モード以外の通常の
コピーモード等に対応する他の画像処理モードに切り替
えることなく、シート加工処理モードに対応する画像処
理モードのまま、後続する蓄積(入力)画像に対して処
理を行い(すなわち、180度回転処理を解除せずに、
そのまま後続する蓄積画像に対しても180度回転処理
を行なう)、当該処理を施した画像をシート上に形成す
るように制御している。
【0145】このように、ジョブの途中で画像を回転し
て出力する必要性がなくなった場合でも、画像は回転処
理されて出力されるため、同一ジョブに係る複数の出力
用紙において、シート加工処理等の後処理の停止の前後
で画像の向きが変化しないようにすることができる。
【0146】[重連出力制御手順]図29は、重連出力
を行なう際の制御手順を示すフローチャートである。な
お、重連出力とは、複数のプリンタから同一画像を分散
して出力することである。例えば、原稿3枚の画像を2
00部コピーする場合、2台のプリンタで重連出力する
ことにより、1台のプリンタからの出力は100部ずつ
となり、短時間で全ての出力を完了することが可能とな
る。
【0147】まず、ステップS21で重連出力する全て
のプリンタの状態をチェックする。次に、ステップS2
2で、ジョブのモードを解析する。そして、ステップS
23で、ステップS21,S23での結果に基づいて、
回転処理の必要性を判断する。
【0148】例えば、ステイプル指定されたジョブであ
っても、重連出力を行なうべき全てのプリンタにおいて
ステイプル処理が行なえない場合、例えば、重連出力を
行なうべき全てのプリンタが、ステイプル針が無かった
り、ステイプラが故障していたり、フィニッシャが装着
されておらずステイプルできないような場合は、回転処
理不要と判断する。逆に、1台でもステイプル可能な場
合は、回転処理必要と判断する。
【0149】すなわち、オペレータにより指定された分
散出力すべき複数のプリンタに関し、実際にシートに対
してステイプル処理を実行可能なプリンタと、ステイプ
ル処理を実行不可能なプリンタが混在する場合は、分散
出力すべき複数のプリンタの全てにおいて、画像回転出
力処理を行なわせる。
【0150】次に、ステップS24で、重連出力する全
てのプリンタに、ジョブのモードと画像モードととも
に、画像回転出力処理の必要性の有無を通知する。例え
ば、ステイプル処理を実行可能なプリンタが1台も無い
場合は、画像回転処理を施さない旨の信号を全てのプリ
ンタに対して与える。また、全てのプリンタにおいてス
テイプル処理が実行可能な場合は、画像回転処理を施す
旨の信号を全てのプリンタに対して与える。
【0151】図30は、重連出力する場合の前準備の制
御手順である。
【0152】図29のステップS24で分散出力すべき
複数のプリンタに画像回転出力処理の必要性の有無が伝
えられ、ジョブが転送されてくると、各プリンタでは、
この制御手順が実行される。
【0153】まず、ステップS31で、送られてきたジ
ョブが回転指定に係るジョブであるか否かを判断する。
その結果、回転指定に係るジョブであれば、回転フラグ
をONし(ステップS32)、回転指定に係るジョブで
なければ、回転フラグをOFFする(ステップS3
2)。
【0154】回転フラグをON、又はOFFした後は、
図28のステップS2に進み、このステップS2以降の
各ステップの処理を実行する。このように、図30のフ
ローにより、ジョブの初期値として画像回転出力処理の
必要性の有無が決定されて、図28のステップS2に進
むので、重連出力においても、たとえジョブの途中で画
像を回転処理して出力する必要性がなくなったとして
も、全てのプリンタ上で同じ画像の向きの出力結果を得
ることができる。
【0155】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れることなく、例えば、ステイプルする場合に限らず、
パンチ穴を開ける場合等の他の後処理(シート加工処
理)を行なう場合にも適用することが可能である。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジョブのモードに応じて画像を回転して出力する画像処
理装置において、画像を回転して出力すべき後処理モー
ドに係るジョブを実行中に該後処理の実行が停止された
場合でも、引き続いて画像を回転して出力する回転出力
制御手段を備えたので、或いは、複数の画像出力装置を
用いて重連出力を行うと共に、ジョブのモードに応じて
画像を回転して出力する画像処理装置において、前記重
連出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転して出
力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該後処理
の実行が停止された場合でも、引き続いて画像を回転し
て出力する回転出力制御手段を夫々備えたので、画像を
回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中
に後処理の実行が停止された場合でも、後処理の停止の
前後で画像の向きが変わらないようにすることが可能と
なり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置のハードウェア
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置の外観図である。
【図3】図1の画像処理装置の操作部の構成図である。
【図4】図1の画像処理装置のスキャナ画像処理部の構
成を示すブロック図である。
【図5】図1の画像処理装置のプリンタ画像処理部の構
成を示すブロック図である。
【図6】図1の画像処理装置の画像圧縮部の構成を示す
ブロック図である。
【図7】図1の画像処理装置の画像回転部の構成を示す
ブロック図である。
【図8】画像回転処理を行なう場合の読出(転送)時の
アドレッシングを説明するための説明図である。
【図9】画像回転処理を行なう場合の書込時のアドレッ
シングを説明するための説明図である。
【図10】図1の画像処理装置のデバイスI/F部の構
成を示すブロック図である。
【図11】図1の画像処理装置が接続されているネット
ワークシステムの全体の構成を示す図である。
【図12】図1の画像処理装置のソフトウェアの全体構
成を示すブロック図である。
【図13】図12のソフトウェアのうちの配信に関する
アプリケーションを示すブロック図である。
【図14】コピー操作画面を示す図である。
【図15】DIS、Job Manager、Prit
Manager、Scan Manager間のデー
タ授受を説明するための説明図である。
【図16】DIS内に保持されている各種データベース
を示す図である。
【図17】スキャン動作に関するソフトウェアの構造を
説明するための図である。
【図18】スキャンにおけるパラメータを示す図であ
る。
【図19】プリント対象のデータの転送タイミングを示
すタイミングチャートである。
【図20】プリントパラメータ用のレジスタを示す図で
ある。
【図21】プリンタとEngineボードとの間で授受
される通信コマンドを示す図である。
【図22】読取原稿画像を例示した図である。
【図23】図22の読取原稿画像をハードディスクに蓄
積した状態を示す図である。
【図24】ステイプル処理を行なった場合の出力結果を
示す図である。
【図25】ステイプル処理を行なった場合のフィニッシ
ャへの排紙状態を示す図である。
【図26】ステイプル処理を行なわなかった場合の出力
結果を示す図である。
【図27】ステイプル処理を行なわなかった場合のフィ
ニッシャへの排紙状態を示す図である。
【図28】ページ出力を行なう場合の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図29】重連出力を行なう場合の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図30】重連出力を行なう場合の前準備の制御手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1001,1023…画像処理装置 1519…Job Manager 1526…Print Manager 1527…Engine I/F 2000…コントローラユニット 2001…CPU 2002…RAM 2003…ROM 2004…ハードディスク 2070…スキャナ 2095…プリンタ 2030…画像回転処理部 2031…画像バスI/Fコントローラ 2032…画像回転部 2033…RAM

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブのモードに応じて画像を回転して
    出力する画像処理装置において、 画像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを
    実行中に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続
    いて画像を回転して出力する回転出力制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像出力装置を用いて重連出力を
    行うと共に、ジョブのモードに応じて画像を回転して出
    力する画像処理装置において、 前記重連出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該
    後処理の実行が停止された場合でも、引き続いて画像を
    回転して出力する回転出力制御手段を夫々備えたことを
    特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記後処理モードは、シート加工処理モ
    ードであることを特徴とする請求項1、又は請求項2記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シート加工処理モードは、ステイプ
    ルモードであることを特徴とする請求項3記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記シート加工処理モードは、パンチ穴
    開けモードであることを特徴とする請求項3記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記回転出力制御手段は、前記ステイプ
    ルモードに係るコピージョブを実行中にステイプルモー
    ドのキャンセルが指示されてステイプル処理が停止され
    た場合でも、引き続いて画像を回転して出力することを
    特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記回転出力制御手段は、前記ステイプ
    ルモードに係るコピージョブを実行中にステイプル針が
    無くなったことによってステイプル処理が停止された場
    合でも、引き続いて画像を回転して出力することを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記回転出力制御手段は、前記ステイプ
    ルモードに係るコピージョブを実行中にステイプル対象
    の出力用紙がステイプル可能枚数を超えたことによって
    ステイプル処理が停止された場合でも、引き続いて画像
    を回転して出力することを特徴とする請求項4記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記回転出力制御手段は、前記パンチ穴
    開けモードに係るコピージョブを実行中にパンチ穴開け
    モードのキャンセルが指示されてステイプル処理が停止
    された場合でも、引き続いて画像を回転して出力するこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記回転出力制御手段は、前記パンチ
    穴開けモードに係るコピージョブを実行中にパンチ穴開
    け対象の出力用紙がパンチ穴開け可能枚数を超えたこと
    によってパンチ穴開け処理が停止された場合でも、引き
    続いて画像を回転して出力することを特徴とする請求項
    5記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像は、前記画像処理装置に搭載
    された画像読取り装置から入力された画像であることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  12. 【請求項12】 前記画像は、ネットワークを介して前
    記画像処理装置の外部から入力された画像であることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記回転出力制御手段は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行するに
    先立って、前記重連出力を行なう複数の画像出力装置の
    全てが該後処理を実行できない状態の場合は、画像回転
    不要である旨を予め設定することを特徴とする請求項2
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記回転出力制御手段は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行するに
    先立って、前記重連出力を行なう複数の画像出力装置の
    全てが該後処理を実行できる状態の場合は、画像回転必
    要である旨を予め設定することを特徴とする請求項2記
    載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記回転出力制御手段は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行するに
    先立って、前記重連出力を行なう複数の画像出力装置に
    おいて、該後処理を実行できる状態の画像出力装置と該
    後処理を実行できない状態の画像出力装置とが混在する
    場合は、画像回転必要である旨を予め設定することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 ジョブのモードに応じて画像を回転し
    て出力する画像処理方法において、 画像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを
    実行中に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続
    いて画像を回転して出力することを特徴とする画像処理
    方法。
  17. 【請求項17】 複数の画像出力装置を用いて重連出力
    を行うと共に、ジョブのモードに応じて画像を回転して
    出力する画像処理方法において、 前記重連出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該
    後処理の実行が停止された場合でも、夫々引き続いて画
    像を回転して出力することを特徴とする画像処理方法。
  18. 【請求項18】 ジョブのモードに応じて画像を回転し
    て出力する画像処理システムにおいて、 画像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを
    実行中に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続
    いて画像を回転して出力する回転出力制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像処理システム。
  19. 【請求項19】 複数の画像出力装置を用いて重連出力
    を行うと共に、ジョブのモードに応じて画像を回転して
    出力する画像処理システムにおいて、 前記重連出力を行う複数の画像出力装置は、画像を回転
    して出力すべき後処理モードに係るジョブを実行中に該
    後処理の実行が停止された場合でも、引き続いて画像を
    回転して出力する回転出力制御手段を夫々備えたことを
    特徴とする画像処理システム。
  20. 【請求項20】 ジョブのモードに応じて画像を回転し
    て出力する画像処理装置に適用可能なコンピュータ読取
    り可能な媒体において、 画像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを
    実行中に該後処理の実行が停止された場合でも、引き続
    いて画像を回転して出力する内容を有することを特徴と
    する媒体。
  21. 【請求項21】 複数の画像出力装置を用いて重連出力
    を行うと共に、ジョブのモードに応じて画像を回転して
    出力する画像処理装置に適用可能なコンピュータ読取り
    可能な媒体において、 画像を回転して出力すべき後処理モードに係るジョブを
    実行中に該後処理の実行が停止された場合でも、前記重
    連出力を行う複数の画像出力装置では引き続いて画像を
    回転して出力する内容を夫々有することを特徴とする媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014100866A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム

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