JP2001276340A - 遊技機の役物装置 - Google Patents

遊技機の役物装置

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JP2001276340A
JP2001276340A JP2000092665A JP2000092665A JP2001276340A JP 2001276340 A JP2001276340 A JP 2001276340A JP 2000092665 A JP2000092665 A JP 2000092665A JP 2000092665 A JP2000092665 A JP 2000092665A JP 2001276340 A JP2001276340 A JP 2001276340A
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Japan
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base plate
bonnet body
opening
accessory device
functional component
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JP2000092665A
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Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Osamu Nagasaka
修 長坂
Hajime Shiomi
肇 塩見
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能の異なる複数の役物装置の間において、台
板及びボンネット体との双方の主要部品を共用可能にす
ることである。 【解決手段】機能部品を装着して、遊技盤1の盤面に密
着固定される台板10と、遊技球が通過可能な開口部2
3が上面に設けられていて、前記台板10の前面に取付
けられるボンネット体20とを備えた遊技機の役物装置
であって、前記台板10と前記ボンネット体20との双
方を共用させると共に、前記機能部品のみを変更させ
て、前記台板10に装着することにより、異種機能を有
する複数の装置として使用可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台板とボンネット
体とを共用させて、異種機能装置として使用可能な遊技
機の役物装置に関するものである。なお、本明細書にお
いて「共用」とは、異なる役物装置の間において、これ
を構成している複数の部品の一部が同一であることをい
う。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤に取付けられる役物
装置、普通図柄表示装置等の各種装置は、遊技盤の盤面
に密着固定される台板と、機能部品を収容して前記台板
に取付けられるボンネット体とを収容部品として必ず備
えている。例えば、入賞装置と普通図柄表示装置のよう
に、機能の異なる装置間において、部品を共用させる例
はあるが、この共用部品とは、前記台板のみであるか、
或いは前記ボンネット体のみであって、その双方を共用
させてはいない。
【0003】そして、機能の異なる装置間において、台
板とボンネット体とのいずれか一方のみを共用させた場
合には、残りの部品(台板又はボンネット体)は、互い
に異なる構造となる。また、前記台板、及びボンネット
体は、いずれも遊技盤上の遊技球の流路に配置されるこ
とが多いので、そのいずれか一方の変更のみであって
も、遊技球の流路に大きな影響を与え、遊技盤の盤面構
成、遊技釘の配置設計等の変更を余儀なくさせていた。
【0004】一方、役割のみが異なって、機能は同一の
入賞装置の間においては、前記台板とボンネット体との
双方を共用させる例は存在するが、異なる機能を有する
装置の間において、台板とボンネット体との双方を共用
させるものは、出現していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、機能
の異なる複数の役物装置の間において、台板及びボンネ
ット体との双方の主要部品を共用可能にすることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明は、第1機能部品もしくは第2機能部
品を装着可能な台板と、遊技球が通過可能な開口部、及
び該開口部とは別の窓部を有するボンネット体とを備え
た役物装置であって、第1機能部品が装着された場合に
は、前記開口部は、遊技球が入賞可能な開放状態とな
り、第2機能部品が装着された場合には、前記開口部
は、遊技球が入賞不能な閉塞状態となることを、その特
徴としている。
【0007】請求項1の発明によれば、台板とボンネッ
ト体とを共用して、該台板に装着される機能部品を変更
することにより、ボンネット体の開口部に遊技球が入賞
可能になったり、或いは不能になったりして、異種機能
を有する複数の装置として使用できる。このように、主
要部品である台板とボンネット体との双方が共用されて
いるので、釘配置を含めた遊技盤の盤面設計、及び装置
の構成部品の設計において、共通部を有するために、そ
れらの設計が容易となって、設計コストが低減されると
共に、共用部品の存在により、部品製作コストも低減さ
れる。また、台板とボンネット体とを共用している機能
の異なる複数の装置を同じ遊技盤に設置した場合には、
前記複数の装置は、そのデザイン(外観)が同一となる
ために、トータルデザインが可能となって、遊技機のデ
ザイン自体も高まる。
【0008】請求項2の発明は、第1機能部品は、遊技
球検出器であり、第2機能部品は、光伝達部材であっ
て、入賞装置と光発光装置との間において、台板とボン
ネット体とを共用させたものであって、全く機能の異な
る二つの役物装置の間において台板とボンネット体との
共用を可能にした。
【0009】請求項3の発明は、機能部品を装着して、
遊技盤の盤面に密着固定される台板と、遊技球が通過可
能な開口部が上面に設けられていて、前記台板の前面に
取付けられるボンネット体とを備えた遊技機の役物装置
であって、前記台板と前記ボンネット体との双方を共用
させると共に、前記機能部品のみを変更させて、前記台
板に装着することにより、異種機能を有する複数の装置
として使用可能にしたものであって、請求項1の発明と
同一の作用効果が奏される。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、異種機能を有する複数の装置の一つは、前記台板に
装着されるレンズ部材の後方に発光部材が配設されて、
前記ボンネット体の前面の表示部に発光表示される装置
であることを、その特徴としている。この発光表示装置
は、発光部材を最も後方に配置して、レンズ部材を通し
て、前面の表示部に発光表示を行っているために、配線
の引き廻しが不用となって、配線処理が容易となる利点
がある。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記ボンネット体の開口部は、前記レンズ部材又は
前記発光部材に一体成形された蓋部により覆われること
を、その特徴としている。発光表示装置として使用する
場合には、前記ボンネット体の開口部は、閉塞する必要
があるが、レンズ部材又は発光部材に一体成形された蓋
部により閉塞される構造であるので、別体の蓋体が不用
となる利点がある。
【0012】請求項6の発明は、請求項3又は4の発明
において、前記ボンネット体は、その開口部を下方に向
けた上下反転姿勢で、前記台板に取付けられることを、
その特徴としている。遊技球が入賞可能な装置(入賞装
置)と共用しているボンネット体を上下反転させると、
その開口部が直下を向いて、別途蓋体を使用しなくて
も、発光表示装置のボンネット体として使用可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機
Pの遊技領域3を主体に示す正面図であり、図2は、図
1の一般入賞装置Aの全体斜視図であり、図3は、同じ
く分解斜視図であり、図4は、一般入賞装置Aの中央縦
断面図であり、図5は、同じく中央横断面図であり、図
6は、球検出器30の部分の横断面図である。また、図
7は、普通図柄表示装置B1 の全体斜視図であり、図8
は、同じく分解斜視図であり、図9は、同じく中央縦断
面図であり、図10は、同じく中央横断面図であり、図
11は、レンズ部材40と発光部材50との一体連結部
を主体に示す部分拡大断面図である。パチンコ機Pは、
遊技盤1に取付けられた内外のレール2によって遊技領
域3が形成され、該遊技領域3の中央部には、特別図柄
表示装置Dが配設され、該特別図柄表示装置Dの直下に
は、該装置Dを始動させるための始動入賞口4が配設さ
れている。また、前記特別図柄表示装置Dの両側方に
は、それぞれ一般入賞装置Aと普通図柄表示装置B1
が対称となって配設されている。また、始動入賞口4の
直下には、内部に大入賞口を備えたアタッカー装置5が
配設され、該アッタカー装置5の直上には、遊技球が通
過することにより普通図柄表示装置B1 を変動させるゲ
ート6が設けられていると共に、その直下には、前記普
通図柄表示装置B1 が「当り」表示となった場合に、開
放して作動する普通電動役物7が配設されている。な
お、図1において、8,9は、前記特別図柄表示装置D
の左右両端部の斜上方、及び左右下端部の側方に配置さ
れた回転風車を示す。
【0014】引き続いて、本発明の対象となっている一
般入賞装置Aと普通図柄表示装置B 1 とについて説明す
る。一般入賞装置Aは、図2ないし図6に示されるよう
に、遊技盤1に固定される台板10と、該台板10の前
面に固定されるボンネット体20と、前記台板10と前
記ボンネット体20との内部に跨がった状態で挿入配置
される球検出器30とで構成される。前記台板10は、
一般入賞装置Aと普通図柄表示装置B1 とに共用される
部品であって、遊技盤1の前面に密着固定される取付基
板11の背面側に、複数片の球検出器保持片12、13
が一体成形された構成である。
【0015】前記取付基板11の中央部には、球通過孔
部14aと球検出器嵌合孔部14bとから成る開口孔1
4が形成されており、該開口孔14の両側方には、該台
板10を遊技盤1に取付けるビス61を挿通するための
一対のビス挿通孔15が開けられ、該一対のビス挿通孔
15の内側には、台板10に対してボンネット体20を
固定するビス63を挿通させるための一対のビス挿通孔
16が設けられている。また、前記球検出器30は、厚
肉長方形状をしていて、その前半部に球通過孔31が設
けられた構成であって、その後半部を保持する保持片
は、左右に配置された一対の球検出器保持片12と、上
方に配置された球検出器保持片13との3片で構成され
て、これらの3片の球検出器保持片12,13によっ
て、球検出器30の後半部は、その全周を抱きかかえら
れるようにして嵌合保持される。
【0016】また、前記ボンネット体20は、円筒体の
前面が閉塞されて、周壁部21と前壁部22との2つの
部分を有していて、前記周壁部21の一部に、遊技球が
通過可能な方形状の開口部23が設けられた構成であっ
て、該開口部23が上方を向くか、或いは下方を向く姿
勢で、一般入賞装置Aと普通図柄表示装置B1 とに共用
される部品である。このボンネット体20には、周壁部
21の内部に一対の球検出器嵌合溝24が対向して水平
に設けられていると共に、前壁部22の背面にも、球検
出器嵌合溝25(図4参照)が水平に設けられており、
球検出器30の前半部は、これらの3つの溝24,25
に嵌合される。また、球検出器30の手前側のコーナー
部は、組み付けの誤りを防止するために大きく面取りさ
れ、該面取り部32に対応して、ボンネット体20の内
部における球検出器30の前記面取り部32が配置され
る部分は、内方に向けて膨肉状に成形されて、平面視に
おいて前記面取り部32に対応して前壁部22に対して
傾斜した傾斜凸部26(図6参照)が設けられている。
この構造により、球検出器30の組付け時において、前
後方向の配置の誤りを確実に防止している。
【0017】また、ボンネット体20の前壁部22の前
面側には、横長となった凹部27が形成されて、前壁部
22における前記凹部27が形成されている部分には、
後述のレンズ部材40を構成する一対の透光ロッド41
の先端部を非突出状態で挿入するための一対の透光ロッ
ド挿入孔28が形成され、この透光ロッド挿入孔28を
含む凹部27の部分が普通図柄表示装置B1 の表示部を
構成している。また、図6に示されるように、ボンネッ
ト体20の内部には、その開口部23が上方を向いた状
態において、前壁部22の高さ方向の中央部よりも僅か
に下方の部分から、周壁部21の前後方向の中央部に至
る部分には、傾斜面状の球誘導路29が形成されてい
る。
【0018】そして、一般入賞装置Aは、上記した台板
10とボンネット体20と球検出器30との3つの部品
を組み付けて構成される。即ち、図2ないし図6に示さ
れるように、球検出器30の前半部をボンネット体20
の球検出器嵌合溝24,25に嵌合させると共に、その
後半部を台板10の3片の球検出器保持片12,13に
嵌合保持させて、球検出器30を介して台板10とボン
ネット体20とを連結した状態にして、台板10の取付
基板11の背面側から、該取付基板11に設けられた一
対のビス挿通孔16にそれぞれビス61を挿通して、該
ビス61を介して台板10とボンネット体20を一体化
させる。
【0019】次に、図2ないし図6に示されるように、
台板10の取付基板11の背面側に後方に向けて突設さ
れた3片の球検出器保持片12,13を、遊技盤1に開
けられた貫通孔62に挿入配置して、前記取付基板11
を遊技盤1の盤面に密着させた状態にして、該取付基板
11に設けられた一対のビス挿通孔15にそれぞれ挿通
したビス63を遊技盤1にねじ込んで、前記台板10を
遊技盤1の盤面に取付けると、遊技盤1の所定位置に一
般入賞装置Aが配設される。即ち、ボンネット体20の
開口部23が上方を向いて、該開口部23に入った入賞
球は、球検出器30の球通過孔31を通過することによ
り、入賞が検出されて、所定数の入賞球が払い出される
ようになっている。
【0020】引き続いて、前記一般入賞装置Aに使用さ
れた台板10とボンネット体20とを共用して、普通図
柄表示装置B1 を構成する場合について説明する。この
普通図柄表示装置B1 には、前記台板10と前記ボンネ
ット体20の他に、レンズ部材40と発光部材50との
2つの部品を必要とする。レンズ部材40は、図8ない
し図10に示されるように、横方向に所定間隔をおいた
一対の透光ロッド41の中央部が、横方向に配置された
支持部42に支持固定され、該支持部42の上端部に
は、組付け状態において、ボンネット体20の開口部2
3を閉塞するための方形状の蓋部43が前方に向けて一
体に形成され、前記支持部42の背面側に発光部材取付
部44が、前記透光ロッド41の後端よりも更に後方に
突出して設けられた構成である。また、前記支持部42
の両端部には、台板10とボンネット体20とレンズ部
材40とを一体化させるビス61を挿通させるビス挿通
孔45が設けられている。
【0021】また、発光部材50は、円板状をした取付
基板51の前面に異なる色(緑色と赤色)に発光する一
対のLED52a,52bが、前記一対の透光ロッド4
1と同一間隔をおいて取付けられていて、前記取付基板
51には、該基板51を前記レンズ部材40の支持部4
2に連結するビス64のビス挿通孔53が設けられてい
ると共に、該ビス挿通孔53の両斜下方には、前記発光
部材取付部44の幅方向の両端から後方に突出している
位置決めピン部44aを嵌合させる位置決め孔54がそ
れぞれ設けられている。
【0022】そして、普通図柄表示装置B1 は、台板1
0とボンネット体20とレンズ部材40と発光部材50
との4つの部品で構成される。即ち、図8に示されるよ
うに、レンズ部材40の蓋部43を、台板10の開口孔
14を通して、その前面側に配置することにより、支持
部42を台板10の取付基板11の背面側に密着配置さ
せると共に、該取付基板11の前面側にボンネット体2
0を密着配置して、ビス63を介してボンネット体20
と台板10とレンズ部材40との3つの部品を一体に連
結する。これにより、図10に示されるように、レンズ
部材40の一対の透光ロッド41の各先端部は、ボンネ
ット体20の前壁部に設けられた一対の透光ロッド挿入
孔28に非突出状態で挿入されると共に、該ボンネット
体20の開口部23は、レンズ部材40の蓋部43によ
って覆われる。なお、ボンネット体20の開口部23を
覆うための蓋部は、発光部材50に一体に設けることも
可能である。
【0023】また、図11に示されるように、レンズ部
材40の発光部材取付部44の後方に発光部材50を配
置して、該レンズ部材40の後端から更に後方に突出し
た前記一対の位置決めピン部44aを、発光部材50の
位置決め孔54にそれぞれ嵌合させて、レンズ部材40
に対する発光部材50の位置決めを行った状態で、発光
部材50のビス挿通孔53に挿通したビス64を介して
レンズ部材40の後端部に発光部材50を一体に連結す
る。このようにして、レンズ部材40の後方に発光部材
50を一体に連結すると、図10に示されるように、発
光部材50の取付基板51の前面に取付けられた一対の
LED52a,52bは、それぞれレンズ部材40の各
透光ロッド41の後端面の直後に非接触状態で配置され
る。このため、LED52a,52bが発光されると、
その光は、透光ロッド41を通して、ボンネット体20
の前壁部22の前面の表示部に導かれて、遊技者の側か
ら視認可能となる。
【0024】上記のようにして、一般入賞装置Aに対し
て台板10とボンネット体20との2つの部品を共用さ
せて、この2つの共用部品を含む計4つの部品を組み付
けた普通図柄表示装置B1 は、前記一般入賞装置Aと全
く同様にして、遊技盤1の盤面に一対のビス61を介し
て取付けられる。そして、一般入賞装置A及び普通図柄
表示装置B1 を遊技盤1の盤面に取付けた状態では、こ
の盤面から突出している部品は、台板10の取付基板1
1の部分と、ボンネット体20の全体のみであり、両装
置A,B1 は、この両部品(台板10とボンネット体2
0)とを共用して組み付けられているために、外観上は
ほぼ同一形状となる。このため、一般入賞装置Aと普通
図柄表示装置B1 とでは、その機能は全く異なるにもか
かわらず、その外観がほぼ同一となるために、パチンコ
機を構成する役物装置のデザイン統一が図られる。
【0025】また、上記したパチンコ機Pの遊技内容に
ついて簡単に説明する。遊技領域3に発射された遊技球
が始動入賞口4に入賞すると、特別図柄表示装置Dが変
動表示を開始して、停止した複数の特別図柄が特定の組
み合わせになると、「大当り遊技状態」となって、アタ
ッカー装置5の開閉板が開いて、その内部の大入賞口に
入賞し易くなる。「大当り遊技状態」においては、前記
大入賞口は、1ラウンドにつき、所定数(例えば、10
個)又は所定時間(例えば、29.5秒)だけ開放した
ら、次のラウンドに進むようになっていて、最大16ラ
ウンドまで行われるようになっている。また、大入賞口
には、特定入賞口(「V入賞口」とも称される)と、一
般入賞口とに分かれていて、そのラウンド中に特定入賞
口に遊技球が入賞しないと、次のラウンドまで進むこと
ができなくなって、「大当り遊技状態」が終了する。
【0026】また、遊技領域3に発射された遊技球がゲ
ート6を通過すると、普通図柄表示装置B1 が変動を開
始して、緑色のLED52aと赤色のLED52bとが
交互に点灯し、最終的に赤色が点灯されると「当り」と
なり、緑色が点灯されると「ハズレ」となる。そして、
「当り」となると、普通電動役物7が開放されて、この
部分を流れる遊技球が入賞し易い状態となる。なお、普
通図柄表示装置B1 を構成するボンネット体20の開口
部23は、レンズ部材40に一体成形された蓋部43に
より覆われているため、前記ボンネット体20の内部に
遊技球が入ることはない。
【0027】また、図12ないし図14には、別の普通
図柄表示装置B2 が示されており、前記表示装置B1
異なる部分についてのみ説明する。この表示装置B
2 は、ボンネット体20を上下反転させて、その開口部
23を下方に向けることにより、レンズ部材40の蓋部
43を不用にしたものである。ボンネット体20に設け
られた左右一対の透光ロッド挿入孔28は、一端面が閉
塞された円筒状をしたボンネット体20の中心線に対し
て対称位置に設けられているために、該ボンネット体2
0を上下反転させて使用しても、レンズ部材40’に設
けられた一対の透光ロッド41の先端部は、上下反転さ
れて、その開口部23が下方を向いたボンネット体20
の各透光ロッド挿入孔28に挿入可能となるのである。
この表示装置B2 においては、そのボンネット体20の
開口部23が下方を向いているために、遊技盤1の盤面
に表れている台板10及びボンネット体20の外観が同
一になるので、パチンコ機Pの盤面のトータルデザイン
性は一層に高まる。
【0028】また、上記実施例では、一般入賞装置Aを
構成する台板10とボンネット体20との2部品を普通
図柄表示装置との間において共用させた例であるが、こ
の一般入賞装置Aと全体形状が類似しておれば、他の入
賞装置とは機能の異なる役物装置との間において、前記
台板10とボンネット体20とを共用させることも可能
である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機の機能の異なる
複数の役物装置の間において、台板及びボンネット体と
の双方の主要部品の共用が可能となって、共通部を有す
ることになるので、遊技盤の盤面設計、及び装置の構成
部品の設計において、それらの設計が容易となって、設
計コストが低減されると共に、共通部品の存在により、
部品製作コストも低減される。
【0030】また、台板とボンネット体とを共用してい
る機能の異なる役物装置を同一の遊技機に設置した場合
には、機能の異なる複数の役物装置の間におけるデザイ
ン(外観)の統一が図られて、遊技機としてのデザイン
自体も高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機Pの遊技領域3を主体
に示す正面図である。
【図2】図1の一般入賞装置Aの全体斜視図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】一般入賞装置Aの中央縦断面図である。
【図5】同じく中央横断面図である。
【図6】球検出器30の部分の横断面図である。
【図7】普通図柄表示装置B1 の全体斜視図である。
【図8】同じく分解斜視図である。
【図9】同じく中央縦断面図である。
【図10】同じく中央横断面図である。
【図11】レンズ部材40と発光部材50との一体連結
部を主体に示す部分拡大断面図である。
【図12】普通図柄表示装置B2 の全体斜視図である。
【図13】同じく分解斜視図である。
【図14】同じく中央縦断面図である。
【符号の説明】
A:一般入賞装置 B1,B2 :普通図柄表示装置(発光表示装置) P:パチンコ機(遊技機) 1:遊技盤 10:台板 20:ボンネット体 23:開口部 30:球検出器(第1機能部品) 40,40’:レンズ部材(第2機能部品) 43:蓋部 50:発光部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩見 肇 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 BA03 BA04 BA05 DA07 DA24 EA24 EA25 EB63

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1機能部品もしくは第2機能部品を装
    着可能な台板と、 遊技球が通過可能な開口部と、該開口部とは別の窓部と
    を有するボンネット体とを備えた役物装置であって、 第1機能部品が装着された場合には、前記開口部は、遊
    技球が入賞可能な開放状態となり、 第2機能部品が装着された場合には、前記開口部は、遊
    技球が入賞不能な閉塞状態となることを特徴とする遊技
    機の役物装置。
  2. 【請求項2】 第1機能部品は、遊技球検出器であり、
    第2機能部品は、光伝達部材であることを特徴とする請
    求項1に記載の遊技機の役物装置。
  3. 【請求項3】 機能部品を装着して、遊技盤の盤面に密
    着固定される台板と、遊技球が通過可能な開口部が上面
    に設けられていて、前記台板の前面に取付けられるボン
    ネット体とを備えた遊技機の役物装置であって、 前記台板と前記ボンネット体との双方を共用させると共
    に、前記機能部品のみを変更させて、前記台板に装着す
    ることにより、異種機能を有する複数の装置として使用
    可能にした遊技機の役物装置。
  4. 【請求項4】 異種機能を有する複数の装置の一つは、
    前記台板に装着されるレンズ部材の後方に発光部材が配
    設されて、前記ボンネット体の前面の表示部に発光表示
    される装置であることを特徴とする請求項3に記載の遊
    技機の役物装置。
  5. 【請求項5】 前記ボンネット体の開口部は、前記レン
    ズ部材又は前記発光部材に一体成形された蓋部により覆
    われることを特徴とする請求項4に記載の遊技機の役物
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ボンネット体は、その開口部を下方
    に向けた上下反転姿勢で、前記台板に取付けられること
    を特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機の役物装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312941A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Heiwa Corp パチンコ遊技機の入賞部品
JP2009219781A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機

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