JP2001275002A - 色データ変換装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、色データ変換方法、画像読取方法、画像形成方法、および画像処理方法 - Google Patents

色データ変換装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、色データ変換方法、画像読取方法、画像形成方法、および画像処理方法

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JP2001275002A
JP2001275002A JP2000083002A JP2000083002A JP2001275002A JP 2001275002 A JP2001275002 A JP 2001275002A JP 2000083002 A JP2000083002 A JP 2000083002A JP 2000083002 A JP2000083002 A JP 2000083002A JP 2001275002 A JP2001275002 A JP 2001275002A
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JP
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data
color
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Hiroyuki Baba
裕行 馬場
Tomoyuki Yoshida
知行 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1クロックで補間演算に使用される複数のデ
ータを取り出すことが可能な色データ変換装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の領域に分割された色空間に色デー
タをマッピングすることによって色データを標準の色デ
ータに変換する色データ変換装置であって、複数の特定
データを、それぞれ異なるテーブルに記憶するSRAM
103と、色データを入力するイメージスキャナ104
と、色データが複数の領域のいずれに含まれるのかを判
定すると共に、特定データをSRAM103から取り出
して色データを標準の色データに変換する色変換モジュ
ール101と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色データ変換装
置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、色デ
ータ変換方法、画像読取方法、画像形成方法、および画
像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、オフィスなどにおいて、紙上に形
成された文書、図画、写真(書類)を紙に代えて磁気テ
ープや光ディスクといった電子ファイルに保存すること
も多い。書類を電子ファイルに保存するシステムは、電
子ファイリングシステムと呼ばれている。
【0003】ところで、近年では、オフィスで使用され
る書類がカラー化される傾向にある。電子ファイリング
システムでは、文書、図画、写真(以降、総称して画像
という)に基づいて作成されたデータ(画像データ)
が、スキャナ、モニタ、プリンタ、ファクシミリといっ
た多様な入出力デバイスの間で授受される。このとき、
画像データがカラーデータであると、デバイス間でデー
タの色がマッチングしない、すなわち、入出力デバイス
の機種によって画像データに基づいて形成される画像の
色が変化することがある。
【0004】画像の色が入出力デバイスによって変化す
ることを解決する方法として、カラーマネジメントシス
テムがある。カラーマネジメントシステムは、デバイス
に依存するR,G,B信号を、デバイスに依存しないs
R,sG,sB信号に変換するシステムである。カラー
マネジメントシステムの処理は、電子ファイリングシス
テムの中心となるパーソナルコンピュータにおいてソフ
トウェアにより実行されている。
【0005】近年、入出力デバイスにR,G,B信号を
sR,sG,sB信号に変換する機能(カラーマネジメ
ント機能)を持つ色データの変換部(色データ変換部)
を設けることが望まれている。色データ変換部を入出力
デバイスに設ける場合、カラーマネジメントシステムの
処理は、入出力デバイスの全般的な機能を制御するCP
Uによって実行することが考えられる。しかし、CPU
でカラーマネジメントシステムを実行することは、カラ
ーマネジメントシステムの演算量が比較的多いため、C
PUによる入出力デバイスの制御に影響を及ぼすことに
なる。
【0006】このため、色データ変換部を入出力デバイ
スを組み合わせて構成される画像処理装置に対し、CP
Uとは別個に色データ変換部を設ける技術が提唱されて
いる。CPUとは別個に設けられた色データ変換部の従
来例としては、たとえば、特開平9−245159号公
報に記載された発明が挙げられる。特開平9−2451
59号公報に記載された色データ変換部は、3次元LU
T(Look up table)と補間演算とを用いてディジタル
回路で色データを変換し、CPUの機能に影響を及ぼす
ことなく画像処理装置に色データ変換部を設けることを
実現している。
【0007】また、画像処理装置で取り扱われる画像に
は、たとえば写真のように画質が重視されるものと、画
質よりも処理速度が優先されるものとがある。画像処理
装置は、イメージスキャナなどで生成される画像データ
のビット数を切り替え可能にすることにより、画質を重
視する画像と処理速度を重視する画像との両方に対処し
ている。
【0008】また、画像処理装置で取り扱われる画像に
は、カラー写真のように多数の色を使って表現する必要
のあるものと、カラーの図表やグラフのように比較的少
数の色だけで表現することが可能なものとがある。一般
的に画像処理装置は、カラー写真を表現できる3次元L
UTを備え、さらに補間演算のような高い精度で画像を
表現できる機能を持つことによって、カラー写真とカラ
ーの図表などとの両方に対応している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】補間演算は、1回の演
算処理に3次元LUTのデータ(テーブルデータ)を複
数使用する。しかしながら、ディジタル回路は、テーブ
ルデータを記憶するRAMの複数のアドレスに同時にア
クセスすることができず、最低でも補間演算に使用され
るテーブルデータの数に相当する回数だけ繰り返してメ
モリにアクセスする必要がある。このため、画像処理装
置は、画像処理装置の動作タイミングを決める基本クロ
ックの1クロックで1回の補間演算で使用するテーブル
データを取り出すことができない。
【0010】複数クロックでテーブルデータを取り出す
場合には、テーブルデータの遅延をFIFOのような遅
延回路を設けて補う、あるいは同じテーブルデータを保
存するメモリを1回の補間演算に使用されるテーブルデ
ータの個数設けることが必要となる。遅延回路を設ける
ことは、色データ変換部の回路規模を大型化し、ひいて
は画像処理装置を大型化することになる。また、同じテ
ーブルデータを保存するメモリを複数設けることは、総
合的なメモリの規模を大きくすることによって画像処理
装置を大型化するばかりでなく、画像処理装置のコスト
をも上昇させる。さらに、同じテーブルデータを保存す
るメモリを複数設けることによる画像処理装置の大型
化、コスト上昇は、画像処理装置で取り扱える色データ
数が大きいほど顕著になる。
【0011】また、ビット数の大きい画像データは、テ
ーブルデータ保存のため、ビット数がより小さい画像デ
ータよりも大きな容量のメモリを必要とする。このた
め、生成される画像データのビット数を切り替えて画質
重視の画像と処理速度重視の画像とに対処する技術に
は、より大きいビット数に合わせた容量のメモリを画像
処理装置に設けることが必要になる。メモリの大容量化
は、メモリが設けられた画像処理装置の大型化、高コス
ト化の原因ともなり得る。
【0012】さらに、高精度の画像を表現できる機能を
持った画像処理装置で少数の色だけで表現できる画像を
処理することは、メモリの容量を不必要なテーブルデー
タを保存するために消費することになり、メモリの利用
効率を低下させる。その上、低いビット数で識別できる
色数を高いビット数で表し、必要以上の精度の処理を施
すことによって色データ変換の演算処理効率をも低下さ
せる。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、色データ変換部を大型化することなく、補間
演算に使用されるテーブルデータを1クロックで取得で
きる色データ変換装置、画像読取装置、画像形成装置、
画像処理装置、色データ変換方法、画像読取方法、画像
形成方法、および画像処理方法を提供することを目的と
する。
【0014】また、本発明は、入力するデータのビット
数に応じてメモリに割り当てられるテーブルデータを書
き換え、より高ビット数の入力データにも対応できる色
データ変換装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処
理装置、色データ変換方法、画像読取方法、画像形成方
法、および画像処理方法を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、処理すべき画像に使用さ
れている色数に応じてテーブルデータを保存するメモリ
の使用量を切り替えることにより、メモリの大型化を抑
え、かつ、メモリの使用効率が高い色データ変換装置、
画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、色データ
変換方法、画像読取方法、画像形成方法、および画像処
理方法を提供することを目的とする。
【0016】さらに、本発明は、画像の処理に応じてメ
モリに保存されるテーブルデータの内容を書き換えると
共に色データ変換の処理を変更することにより、処理効
率を低下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれ
にも対応できる色データ変換装置、画像読取装置、画像
形成装置、画像処理装置、色データ変換方法、画像読取
方法、画像形成方法、および画像処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
手段によって解決できる。すなわち、請求項1に記載の
発明は、複数の領域に分割された色空間に色データをマ
ッピングすることによって前記色データを標準の色デー
タに変換する色データ変換装置であって、前記領域の各
々を特定する複数の特定データを、それぞれ異なるテー
ブルに記憶する記憶手段と、前記色データを入力する色
データ入力手段と、前記色データが前記複数の領域のい
ずれに含まれるのかを判定する領域判定手段と、前記色
データが含まれる前記領域の前記特定データを前記記憶
手段から取り出して、前記色データを標準の色データに
変換する色データ変換手段と、を備えたことを特徴とす
るものである。
【0018】このように構成することにより、色データ
変換手段における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0019】また、請求項2に記載の発明は、画像を色
ごとに読み取って色データを作成する色データ作成手段
と、複数の領域に分割された色空間に色データをマッピ
ングすることによって前記色データを標準の色データに
変換する色データ変換手段と、を有してなり、前記色デ
ータ変換手段は、前記領域の各々を特定する複数の特定
データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する記憶手段
と、前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれる
のかを判定する領域判定手段と、前記色データが含まれ
る前記領域の前記特定データを前記記憶手段から取り出
して、前記色データを標準の色データに変換する色デー
タ変換手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0020】このように構成することにより、色データ
変換手段における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0021】また、請求項3に記載の発明は、複数の領
域に分割された色空間に色データをマッピングすること
によって前記色データを標準の色データに変換する色デ
ータ変換手段と、前記標準の色データに基づいて画像を
形成する画像形成手段と、を有してなり、前記色データ
変換手段は、前記領域の各々を特定する複数の特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルに記憶する記憶手段と、
前記色データを入力する色データ入力手段と、前記色デ
ータが前記複数の領域のいずれに含まれるのかを判定す
る領域判定手段と、前記色データが含まれる前記領域の
前記特定データを前記記憶手段から取り出して、前記色
データを標準の色データに変換する色データ変換手段
と、を備えることを特徴とするものである。
【0022】このように構成することにより、色データ
変換手段における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0023】また、請求項4に記載の発明は、画像を色
ごとに読み取って色データを作成する色データ作成手段
と、複数の領域に分割された色空間に色データをマッピ
ングすることによって前記色データを標準の色データに
変換する色データ変換手段と、前記標準の色データに基
づいて画像を形成する画像形成手段と、を有してなり、
前記色データ変換手段は、前記領域の各々を特定する複
数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
記憶手段と、前記色データが前記複数の領域のいずれに
含まれるのかを判定する領域判定手段と、前記色データ
が含まれる前記領域の前記特定データを前記記憶手段か
ら取り出して、前記色データを標準の色データに変換す
る色データ変換手段と、を備えることを特徴とするもの
である。
【0024】このように構成することにより、色データ
変換手段における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0025】また、請求項5に記載の発明は、前記色空
間が、より小さな小立方体に分割された立方体で表され
る3次元ルックアップテーブルを構成し、かつ、前記特
定データは、前記小立方体の各頂点表す8個のデータで
あることを特徴とするものである。
【0026】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0027】また、請求項6に記載の発明は、前記色デ
ータ変換装置の色空間が、より小さな小立方体に分割さ
れた立方体で表される3次元ルックアップテーブルを構
成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の各頂点
表す8個のデータであることを特徴とするものである。
【0028】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0029】また、請求項7に記載の発明は、前記色デ
ータ変換装置の色空間が、より小さな小立方体に分割さ
れた立方体で表される3次元ルックアップテーブルを構
成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の各頂点
を表す8個のデータであることを特徴とするものであ
る。
【0030】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0031】また、請求項8に記載の発明は、前記色デ
ータ変換手段の色空間が、より小さな小立方体に分割さ
れた立方体で表される3次元ルックアップテーブルを構
成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の各頂点
を表す8個のデータであることを特徴とするものであ
る。
【0032】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0033】また、請求項9に記載の発明は、さらに、
前記色データ入力手段に入力する色データのビット数に
応じて前記色空間を分割する領域を変更する領域変更手
段を有することを特徴とするものである。
【0034】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0035】また、請求項10に記載の発明は、さら
に、前記色データ作成手段が作成した色データのビット
数に応じて前記色データ変換手段の色空間を分割する領
域を変更する領域変更手段を有することを特徴とするも
のである。
【0036】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0037】また、請求項11に記載の発明は、さら
に、前記色データ入力手段に入力する色データのビット
数に応じて前記色データ変換手段の色空間を分割する領
域を変更する領域変更手段を有することを特徴とするも
のである。
【0038】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0039】また、請求項12に記載の発明は、さら
に、前記色データ作成手段が作成した色データのビット
数に応じて前記色データ変換手段の色空間を分割する領
域を変更する領域変更手段を有することを特徴とするも
のである。
【0040】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0041】また、請求項13に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の標準色データに変換す
る色データ変換装置であって、前記領域の各々に前記標
準色データを割り当てる標準色データ割当手段と、前記
領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域と対
応させて保存する標準色データ保存手段と、n成分の色
データを入力する色データ入力手段と、前記n成分の色
データを組み合わせて構成されるn成分データが、前記
領域のいずれに含まれるのかを判定する領域判定手段
と、前記n成分データを、前記n成分データを含む前記
領域に対応する前記標準色データに変換する標準色デー
タ変換手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0042】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0043】また、請求項14に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取ってn成分の色データを作成する色デー
タ作成手段と、複数の領域に分割された色空間に色デー
タをマッピングすることによって前記色データを標準の
色データに変換する色データ変換手段と、を有してな
り、前記色データ変換手段は、前記領域の各々に前記標
準色データを割り当てる標準色データ割当手段と、前記
領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域と対
応させて保存する標準色データ保存手段と、前記n成分
の色データを組み合わせて構成されるn成分データが、
前記領域のいずれに含まれるのかを判定する領域判定手
段と、前記n成分データを、前記n成分データを含む前
記領域に対応する前記標準色データに変換する標準色デ
ータ変換手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0044】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0045】また、請求項15に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の色データに変換する色
データ変換手段と、前記標準の色データに基づいて画像
を形成する画像形成手段と、を有してなり、前記色デー
タ変換手段は、前記領域の各々に前記標準色データを割
り当てる標準色データ割当手段と、前記領域に割り当て
られた前記標準色データを前記領域と対応させて保存す
る標準色データ保存手段と、n成分の色データを入力す
る色データ入力手段と、前記n成分の色データを組み合
わせて構成されるn成分データが、前記領域のいずれに
含まれるのかを判定する領域判定手段と、前記n成分デ
ータを、前記n成分データを含む前記領域に対応する前
記標準色データに変換する標準色データ変換手段と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0046】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0047】また、請求項16に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取ってn成分の色データを作成する色デー
タ作成手段と、複数の領域に分割された色空間に色デー
タをマッピングすることによって前記色データを標準の
色データに変換する色データ変換手段と、前記標準の色
データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、を有
してなり、前記色データ変換手段は、前記領域の各々に
前記標準色データを割り当てる標準色データ割当手段
と、前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記
領域と対応させて保存する標準色データ保存手段と、前
記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分デ
ータが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する領
域判定手段と、前記n成分データを、前記n成分データ
を含む前記領域に対応する前記標準色データに変換する
標準色データ変換手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0048】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0049】また、請求項17に記載の発明は、前記標
準色データ保存手段がそれぞれ独立にアクセス可能な複
数のブロックメモリで構成され、一部の該ブロックメモ
リにのみ前記標準色データを保存することを特徴とする
ものである。
【0050】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないブロックメモリを設けること
ができる。
【0051】また、請求項18に記載の発明は、前記標
準色データ保存手段がそれぞれ独立にアクセス可能な複
数のブロックメモリで構成され、一部の該ブロックメモ
リにのみ前記標準色データを保存することを特徴とする
ものである。
【0052】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないブロックメモリを設けること
ができる。
【0053】また、請求項19に記載の発明は、前記標
準色データ保存手段が、それぞれ独立にアクセス可能な
複数のブロックメモリで構成され、一部の該ブロックメ
モリにのみ前記標準色データを保存することを特徴とす
るものである。
【0054】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないブロックメモリを設けること
ができる。
【0055】また、請求項20に記載の発明は、前記標
準色データ保存手段が、それぞれ独立にアクセス可能な
複数のブロックメモリで構成され、一部の該ブロックメ
モリにのみ前記標準色データを保存することを特徴とす
るものである。
【0056】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないブロックメモリを設けること
ができる。
【0057】また、請求項21に記載の発明は、前記標
準色データを前記ブロックメモリの一部にのみ保存する
ことを特徴とするものである。
【0058】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないメモリの容量をより多く確保
することができる。
【0059】また、請求項22に記載の発明は、前記色
データ変換手段が前記標準色データを前記ブロックメモ
リの一部にのみ保存することを特徴とするものである。
【0060】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないメモリの容量をより多く確保
することができる。
【0061】また、請求項23に記載の発明は、前記色
データ変換手段が前記標準色データを前記ブロックメモ
リの一部にのみ保存することを特徴とするものである。
【0062】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないメモリの容量をより多く確保
することができる。
【0063】また、請求項24に記載の発明は、前記色
データ変換手段が、前記標準色データを前記ブロックメ
モリの一部にのみ保存することを特徴とするものであ
る。
【0064】このように構成することにより、標準色デ
ータの保存に使用されないメモリの容量をより多く確保
することができる。
【0065】また、請求項25に記載の発明は、さら
に、前記色データ保存手段に保存された標準色データ
を、前記領域の各々を特定する複数の特定データに変更
するデータ変更手段を備えることを特徴とするものであ
る。
【0066】このように構成することにより、色データ
保存手段を、標準色データを用いる色データ変換、特定
データを用いた演算処理による色データ変換のいずれに
も使用することができる。
【0067】また、請求項26に記載の発明は、前記色
データ変換手段が、さらに、前記色データ保存手段に保
存された標準色データを、前記領域の各々を特定する複
数の特定データに変更するデータ変更手段を備えること
を特徴とするものである。
【0068】このように構成することにより、色データ
保存手段を、標準色データを用いる色データ変換、特定
データを用いた演算処理による色データ変換のいずれに
も使用することができる。
【0069】また、請求項27に記載の発明は、前記色
データ変換手段が、さらに、前記色データ保存手段に保
存された標準色データを、前記領域の各々を特定する複
数の特定データに変更するデータ変更手段を備えること
を特徴とするものである。
【0070】このように構成することにより、色データ
保存手段を、標準色データを用いる色データ変換、特定
データを用いた演算処理による色データ変換のいずれに
も使用することができる。
【0071】また、請求項28に記載の発明は、前記色
データ変換手段が、さらに、前記色データ保存手段に保
存された標準色データを、前記領域の各々を特定する複
数の特定データに変更するデータ変更手段を備えること
を特徴とするものである。
【0072】このように構成することにより、色データ
保存手段を、標準色データを用いる色データ変換、特定
データを用いた演算処理による色データ変換のいずれに
も使用することができる。
【0073】また、請求項29に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の色データに変換する色
データ変換方法であって、前記領域の各々を特定する複
数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
記憶工程と、前記色データを入力する色データ入力工程
と、前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれる
のかを判定する領域判定工程と、前記記憶工程において
記憶された特定データから前記色データが含まれる前記
領域の前記特定データを取り出して、前記色データを標
準の色データに変換する色データ変換工程と、を含むこ
とを特徴とするものである。
【0074】このように構成することにより、色データ
変換工程における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0075】また、請求項30に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取って色データを作成する色データ作成工
程と、複数の領域に分割された色空間に色データをマッ
ピングすることによって前記色データを標準の色データ
に変換する色データ変換工程と、を含んでなり、前記色
データ変換工程は、前記領域の各々を特定する複数の特
定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する記憶工
程と、前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれ
るのかを判定する領域判定工程と、前記記憶工程におい
て記憶された特定データから前記色データが含まれる前
記領域の前記特定データを取り出して、前記色データを
標準の色データに変換する色データ変換工程と、を含む
ことを特徴とするものである。
【0076】このように構成することにより、色データ
変換工程における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0077】また、請求項31に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の色データに変換する色
データ変換工程と、前記標準の色データに基づいて画像
を形成する画像形成工程と、を含んでなり、前記色デー
タ変換工程は、前記領域の各々を特定する複数の特定デ
ータを、それぞれ異なるテーブルに記憶する記憶工程
と、前記色データを入力する色データ入力工程と、前記
色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのかを判
定する領域判定工程と、前記記憶工程において記憶され
た特定データから前記色データが含まれる前記領域の前
記特定データを取り出して、前記色データを標準の色デ
ータに変換する色データ変換工程と、を含むことを特徴
とするものである。
【0078】このように構成することにより、色データ
変換工程における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0079】また、請求項32に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取って色データを作成する色データ作成工
程と、複数の領域に分割された色空間に色データをマッ
ピングすることによって前記色データを標準の色データ
に変換する色データ変換工程と、前記標準の色データに
基づいて画像を形成する画像形成工程と、を含んでな
り、前記色データ変換工程は、前記領域の各々を特定す
る複数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶
する記憶工程と、前記色データが前記複数の領域のいず
れに含まれるのかを判定する領域判定工程と、前記記憶
工程において記憶された特定データから前記色データが
含まれる前記領域の前記特定データを取り出して、前記
色データを標準の色データに変換する色データ変換工程
と、を含むことを特徴とするものである。
【0080】このように構成することにより、色データ
変換工程における色データの変換に使用される特定デー
タを、それぞれ異なるテーブルから取り出すことが出き
る。このため、色データの変換にあたって同一のテーブ
ルに対して1度ずつアクセスすることによって色データ
の変換に使用する特定データをすべて取り出すことがで
きる。
【0081】また、請求項33に記載の発明は、前記色
空間が、より小さな小立方体に分割された立方体で表さ
れる3次元ルックアップテーブルを構成し、かつ、前記
特定データは、前記小立方体の各頂点表す8個のデータ
であることを特徴とするものである。
【0082】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0083】また、請求項34に記載の発明は、前記色
空間が、より小さな小立方体に分割された立方体で表さ
れる3次元ルックアップテーブルを構成し、かつ、前記
特定データは、前記小立方体の各頂点表す8個のデータ
であることを特徴とするものである。
【0084】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0085】また、請求項35に記載の発明は、前記色
空間が、より小さな小立方体に分割された立方体で表さ
れる3次元ルックアップテーブルを構成し、かつ、前記
特定データは、前記小立方体の各頂点表す8個のデータ
であることを特徴とするものである。
【0086】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0087】また、請求項36に記載の発明は、前記色
空間が、より小さな小立方体に分割された立方体で表さ
れる3次元ルックアップテーブルを構成し、かつ、前記
特定データは、前記小立方体の各頂点表す8個のデータ
であることを特徴とするものである。
【0088】このように構成することにより、3成分の
色データの変換に適した3次元ルックアップテーブルを
構成することができる。
【0089】また、請求項37に記載の発明は、さら
に、前記色データ入力工程において入力された色データ
のビット数に応じて前記色空間を分割する領域を変更す
る領域変更工程を含むことを特徴とするものである。
【0090】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0091】また、請求項38に記載の発明は、前記デ
ータ変換工程が、さらに、前記色データ作成工程におい
て作成された色データのビット数に応じて前記色空間を
分割する領域を変更する領域変更工程を含むことを特徴
とするものである。
【0092】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0093】また、請求項39に記載の発明は、前記デ
ータ変換工程が、さらに、前記色データ入力工程におい
て入力された色データのビット数に応じて前記色空間を
分割する領域を変更する領域変更工程を含むことを特徴
とするものである。
【0094】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0095】また、請求項40に記載の発明は、前記デ
ータ変換工程が、さらに、前記色データ作成工程におい
て作成された色データのビット数に応じて前記色空間を
分割する領域を変更する領域変更工程を含むことを特徴
とするものである。
【0096】このように構成することにより、色データ
の変換に使用される色空間の領域を入力色データのビッ
ト数に応じて変更することができる。
【0097】また、請求項41に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の標準色データに変換す
る色データ変換方法であって、前記領域の各々に前記標
準色データを割り当てる標準色データ割当工程と、前記
領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域と対
応させて保存する標準色データ保存工程と、n成分の色
データを入力する色データ入力工程と、前記n成分の色
データを組み合わせて構成されるn成分データが、前記
領域のいずれに含まれるのかを判定する領域判定工程
と、前記n成分データを、前記n成分データを含む前記
領域に対応する前記標準色データに変換する標準色デー
タ変換工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0098】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0099】また、請求項42に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取ってn成分の色データを作成する色デー
タ作成工程と、複数の領域に分割された色空間に色デー
タをマッピングすることによって前記色データを標準の
色データに変換する色データ変換工程と、を有してな
り、前記色データ変換工程は、前記領域の各々に前記標
準色データを割り当てる標準色データ割当工程と、前記
領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域と対
応させて保存する標準色データ保存工程と、前記n成分
の色データを組み合わせて構成されるn成分データが、
前記領域のいずれに含まれるのかを判定する領域判定工
程と、前記n成分データを、前記n成分データを含む前
記領域に対応する前記標準色データに変換する標準色デ
ータ変換工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0100】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0101】また、請求項43に記載の発明は、複数の
領域に分割された色空間に色データをマッピングするこ
とによって前記色データを標準の色データに変換する色
データ変換工程と、前記標準の色データに基づいて画像
を形成する画像形成工程と、を有してなり、前記色デー
タ変換工程は、前記領域の各々に前記標準色データを割
り当てる標準色データ割当工程と、前記領域に割り当て
られた前記標準色データを前記領域と対応させて保存す
る標準色データ保存工程と、n成分の色データを入力す
る色データ入力工程と、前記n成分の色データを組み合
わせて構成されるn成分データが、前記領域のいずれに
含まれるのかを判定する領域判定工程と、前記n成分デ
ータを、前記n成分データを含む前記領域に対応する前
記標準色データに変換する標準色データ変換工程と、を
含むことを特徴とするものである。
【0102】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0103】また、請求項44に記載の発明は、画像を
色ごとに読み取ってn成分の色データを作成する色デー
タ作成工程と、複数の領域に分割された色空間に色デー
タをマッピングすることによって前記色データを標準の
色データに変換する色データ変換工程と、前記標準の色
データに基づいて画像を形成する画像形成工程と、を有
してなり、前記色データ変換工程は、前記領域の各々に
前記標準色データを割り当てる標準色データ割当工程
と、前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記
領域と対応させて保存する標準色データ保存工程と、前
記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分デ
ータが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する領
域判定工程と、前記n成分データを、前記n成分データ
を含む前記領域に対応する前記標準色データに変換する
標準色データ変換工程と、を含むことを特徴とするもの
である。
【0104】このように構成することにより、入力デー
タと小立方体と対応させるだけで標準色データに変換す
ることができる。
【0105】また、請求項45に記載の発明は、さら
に、前記色データ保存工程において保存された標準色デ
ータを、前記領域の各々を特定する複数の特定データに
変更するデータ変更工程を含むことを特徴とするもので
ある。
【0106】このように構成することにより、色データ
保存工程において保存されたデータを、標準色データを
用いる色データ変換、特定データを用いた演算処理によ
る色データ変換のいずれにも使用することができる。
【0107】また、請求項46に記載の発明は、前記色
データ変換工程が、さらに、前記色データ保存工程にお
いて保存された標準色データを、前記領域の各々を特定
する複数の特定データに変更するデータ変更工程を含む
ことを特徴とするものである。
【0108】このように構成することにより、色データ
保存工程において保存されたデータを、標準色データを
用いる色データ変換、特定データを用いた演算処理によ
る色データ変換のいずれにも使用することができる。
【0109】また、請求項47に記載の発明は、前記色
データ変換工程が、さらに、前記色データ保存工程にお
いて保存された標準色データを、前記領域の各々を特定
する複数の特定データに変更するデータ変更工程を含む
ことを特徴とするものである。
【0110】このように構成することにより、色データ
保存工程において保存されたデータを、標準色データを
用いる色データ変換、特定データを用いた演算処理によ
る色データ変換のいずれにも使用することができる。
【0111】また、請求項48に記載の発明は、前記色
データ変換工程が、さらに、前記色データ保存工程にお
いて保存された標準色データを、前記領域の各々を特定
する複数の特定データに変更するデータ変更工程を含む
ことを特徴とするものである。
【0112】このように構成することにより、色データ
保存工程において保存されたデータを、標準色データを
用いる色データ変換、特定データを用いた演算処理によ
る色データ変換のいずれにも使用することができる。
【0113】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の順序
で説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、いずれ
も本発明を色データ変換装置に画像読取装置と画像形成
装置とを組み合わせた画像処理装置として構成したもの
である。
【0114】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態に共通の画像処理装置のブロック図である。図示し
た画像処理装置は、色データ変換装置である色データ変
換部1と、画像読取装置であるイメージスキャナ104
と、画像形成装置であるプリンタ106と、画像処理装
置を統括的に制御するCPU105とを有している。本
発明の実施の形態1〜3では、CPU105が、R,
G,B信号のビット数などに応じて3次元の色空間で構
成される3次元LUTを作成するものとする。また、イ
メージスキャナ104は、画像に関する情報を画像デー
タとして読み取り、R(Red)、G(Green)、B(Blu
e)の3成分の色データを作成する構成である。作成さ
れた色データは、R,G,B信号として色データ変換部
1に出力される。
【0115】色データ変換部1は、複数の領域に分割さ
れた色空間に色データをマッピングすることによって色
データを標準の色データに変換する装置である。また、
色データの変換は、R,G,B信号で入力される色デー
タを補間演算によって基準データであるsR,sG,s
B信号に変換するものとする。
【0116】図2は、色データ変換部1の色データ変換
に使用される色空間を説明する図である。図示したよう
に、色空間は、より小さな小立方体Cに分割された立方
体で表されていて、色データ変換に使用される3次元L
UT(ルックアップテーブル)となる。R,G,B信号
が8ビットで表される場合、立方体の1辺は15分割さ
れて16個の格子点を有し、1つの3次元LUTは、合
計4096個の格子点を有している。
【0117】図示した色データ変換部1は、色変換モジ
ュール101と、3つのSRAM(Static Random Acce
ss Memory)103と、SRAM103を制御するSR
AMコントローラ102とを有している。色変換モジュ
ール101は、入力したR,G,B信号を表す座標
(R,G,B)が小立方体Cのいずれに含まれるのかを
判定する構成である。
【0118】SRAM103は、3次元LUTの小立方
体Cの各々を特定する特定データを、それぞれ異なるテ
ーブルに記憶する構成である。なお、実施の形態1の特
定データは、小立方体Cの各頂点を示す点(格子点)で
表されることから、以降、格子点データというものとす
る。つまり、SRAM103は、小立方体Cの8つの頂
点をそれぞれ異なるテーブルに保存しており、このため
に8つの部分に分割されている。8つに分割された各部
分は、それぞれ異なるアドレスバス上にあり、同時にア
クセスを受けることができる。
【0119】なお、3次元LUTには、sR信号作成
用、sG信号作成用、sB信号作成用にそれぞれ専用の
ものがあり、sR,sG,sB信号の作成には合計3個
の3次元LUTが用いられる。図1に示した3つのSR
AM103は、それぞれsR信号生成、sG信号生成、
sB信号生成に使用される格子点データを保存するもの
である。
【0120】CPU105は、色変換モジュール101
およびSRAMコントローラ102に制御信号を入力し
ている。制御信号は、色変換モジュール101やSRA
Mコントローラ102に色データ変換のモードなどを指
示する、あるいは、色変換モジュール101に指示して
3次元LUTに応じた格子点データを作成させ、SRA
Mコントローラ102を介してSRAM103に書き込
むように指示する信号である。なお、色データ変換のモ
ードについては、後述する実施の形態2、実施の形態3
で詳述する。
【0121】図3は、色変換モジュール101の構成を
説明するための図である。図示したように、色変換モジ
ュール101は、γ変換処理ブロック201とsRGB
変換処理ブロック202とを有している。γ変換処理ブ
ロック201は、イメージスキャナ104から色変換モ
ジュール101に入力したR,G,B信号としての色デ
ータをγ変換する。
【0122】なお、ここでいうγ変換は、電気的な信号
であるR,G,B信号を明度に対してリニアな値に変換
する処理を指すものとする。実施の形態1のγ変換は、
R,G,B信号に対応した変換データを予め図示しない
SRAMなどに保存しておき、入力したR,G,B信号
に対応する変換データを読み出してR,G,B信号と置
き換えることによって実行される。
【0123】一方、sRGB変換処理ブロック202
は、SRAMコントローラ102を介してSRAM10
3にアクセスし、SRAM103にあるそれぞれ異なる
テーブルから格子点データを1クロックで1つずつ取り
出す。この動作により、1クロックで複数の格子点デー
タがSRAM103から取り出される。そして、取り出
した複数の格子点データを使用し、γ変換されたR,
G,B信号を補間演算することによってsR,sG,s
B信号に変換する。
【0124】次に、以上述べた画像処理装置で行われ
る、R,G,B信号からsR,sG,sB信号への色デ
ータ変換について説明する。図4は、R,G,B信号を
sR,sG,sB信号に変換する処理の手順(a)〜
(g)について簡単に説明するための図である。手順
(a)では、イメージスキャナ104で画像を読み取っ
てR,G,B信号を作成する。手順(b)では、作成さ
れたR,G,B信号をそれぞれγ変換する。手順(c)
では、γ変換後のR,G,B信号の補間演算に使用する
データを3次元LUTに基づいて決定する。
【0125】SRAMに保存される格子点データは、3
次元LUTの4096個の格子点を表すデータを指して
いる。R,G,B信号の補間演算に使用される格子点デ
ータは、3次元LUTにおいてR,G,Bの値で表され
る座標(R,G,B)を内包する小立方体Cの格子点の
データである。
【0126】手順(c)によりR,G,B信号の補間演
算に使用される格子点データが特定されると、手順
(d)では、小立方体Cをさらに三角柱に2等分割し、
座標(R,G,B)が2等分割された三角柱のいずれの
側に内包されるのかを判定する。そして、手順(e)で
は、座標(R,G,B)を内包する三角柱を構成する6
つの格子点データに基づいて、座標(R,G,B)を補
間演算することによってsR信号に変換する。
【0127】また、手順(f)では、手順(e)で作成
されたsR信号を1次元LUTを用いてγ補正する。手
順(e)の補正により、R,G,B信号に基づくsR信
号の作成が完了する(手順(g))。なお、手順(f)
の1次元LUTによるγ補正は、必要に応じてなされる
ものであって、本実施の形態に必須の処理ではない。
【0128】次に、図4で説明した手順のうちの手順
(c)、手順(d)、手順(e)について、以下の順序
でより詳細に説明する R,G,B信号の補間演算に使用する格子点データの
決定 三角柱の判定 補間演算
【0129】R,G,B信号の補間演算に使用される
格子点データの決定 (格子点データの保存方法)実施の形態1では、R,
G,B信号の補間演算に使用される格子点データを1ク
ロックでSRAM103から取り出すため、各格子点デ
ータをそれぞれ異なるテーブルに保存する。このような
保存は、R,G,B信号の値を成分とする座標(R,
G,B)が内包される小立方体Cを構成する格子点デー
タをそれぞれ別のテーブルに保存することによって実現
できる。
【0130】図5は、3次元LUTを構成する小立方体
Cの格子点データをそれぞれ別のテーブルに保存する具
体的な方法について説明する図である。図中に示したr
h,gh,bhは、以下の式によって定められる。 rh=R信号の値/17 …(1) gh=G信号の値/17 …(2) bh=B信号の値/17 …(3) ただし、余りは切り捨て
【0131】CPU105は、入力し得るR,G,B信
号の最小値から最大値までをそれぞれ15分割して16
個の格子点を作成することにより4096個の格子点を
持つ3次元LUTを作成する。色変換モジュール101
は、各格子点の格子点データを作成し、作成した格子点
データを表す座標(R,G,B)の各値をそれぞれ17
で割り、rh,gh,bhを得る。さらに、rh,g
h,bhの各値の奇数(odd)、偶数(even)の組み合
わせによって格子点データを8個のグループに分類す
る。
【0132】また、実施の形態1の画像処理装置の各S
RAM103は、互いに異なるアドレスバス上にある8
つのSRAM(ブロックメモリ)に分割されている。つ
まり、各SRAM103をアドレス上で8つのブロック
メモリに分割し、各ブロックメモリに同時にアクセスで
きるようにアドレスバスを構成している。分割された各
ブロックメモリは、格子点データを1グループずつ保存
する。このため、SRAM103全体には、合計8つの
テーブル(TableA〜TableH)が構成され
る。なお、8つのブロックメモリは、それぞれ512×
8bitの容量を持っている。
【0133】図5によれば、たとえば、rh,gh,b
hの全てが偶数である格子点データは、TableAに
保存される。また、rh,gh,bhのうちのrhだけ
が偶数である格子点データは、TableFに保存され
る。そして、rh,gh,bhの全てが奇数である格子
点データは、TableHに保存される。このような処
理により、R,G,B信号の1回に行われる補間演算に
使用される格子点データが、それぞれ異なるテーブルで
あるTableA〜TableHに1つずつ保存される
ことになる。
【0134】(格子点データの取り出し方法)次に、イ
メージスキャナ104から入力したR,G,B信号の補
間演算に使用される格子点データをSRAM103から
取り出す処理について説明する。図6は、入力したR,
G,B信号と、R,G,B信号を補間演算するのに必要
な格子点データを取り出すためにアクセスすべきアドレ
スとの関係を示す図である。また、図7は、図6からア
ドレスを求めるために必要なデータを示す図である。
【0135】色変換モジュール101は、R,G,B信
号を入力し、R,G,Bの値を式(1)〜(3)に代入
してrh,gh,bhを求める。R,G,Bの値を3成
分とする座標(R,G,B)は、座標(rh,gh,b
h)を基点とする小立方体Cに内包されることになる。
小立方体Cは、図6に示したように、rh,gh,bh
の各値の奇数(odd)、偶数(even)の組み合わせによ
って8個のグループ(Apoint〜Hpoint)に分類される。
【0136】図6によれば、rh,gh,bhがすべて
偶数である場合、座標(R,G,B)を内包する小立方
体CはApointに分類される。また、rh,gh,
bhのうちのrhだけが偶数である場合、座標(R,
G,B)を内包する小立方体CはFpointに分類さ
れる。さらに、rh,gh,bhがすべて奇数である場
合、座標(R,G,B)を内包する小立方体CはHpo
intに分類される。
【0137】また、前述したように、小立方体Cを表す
格子点データはそれぞれ異なるテーブルであるTabl
eA〜TableHに1つずつ保存されている。色変換
モジュール101は、座標(R,G,B)を内包する、
つまり座標(R,G,B)の補間演算に使用される格子
点データを取り出すため、TableA〜TableH
に同時にアクセスする。
【0138】色変換モジュールが格子点データを取り出
すためにTableA〜TableHにアクセスする際
のアドレス(tableX RAM address)は、図中に示した
rhX,ghX,bhX(X:A〜H)を用い、次の式
(4)によって求められる。 tableX RAM address=rhX+ghX×8+bhX×64 …(4) (X:A〜H)
【0139】たとえば座標(R,G,B)が内包される
小立方体Cが、rh,gh,bhがいずれも偶数である
Apointに分類された場合、図7を参照してTab
leA〜TableHそれぞれのrh,gh,bhの偶
数(even)の値を検出する。検出の結果、TableA
のrhのevenがrh/2、ghのevenがgh/
2、bhのevenがbh/2であることが分かる。
【0140】図6に示したように、Apointに分類
された小立方体CのrhA,ghA,bhAはrh/
2,gh/2,bh/2である。したがって、Apoi
ntに分類された小立方体Cの格子点データのうちのT
ableAに保存されている格子点データは、Tabl
eAに対し、 rh/2+gh/2×8+bh/2×64 …(4)´ の式によって得られた値で表されるアドレスにアクセス
することによって得られる。
【0141】同様にしてApoint〜Hpointに
分類されたいずれの小立方体Cについても、格子点デー
タを得るためにTableA〜TableHに対してア
クセスするべきアドレスが求められる。色変換モジュー
ル101は、各テーブルに対して求めたアドレスに同時
にアクセスし、R,G,B信号の補間演算に使用される
8つの格子点データを1クロックで取り出すことができ
る。
【0142】ところで、以上説明した処理によって取り
出された8つの格子点データは、どの格子点データが小
立方体Cのどの位置にある格子点に対応するものか特定
することができない。図8(a)〜(i)は、小立方体
Cにおける格子点の位置について説明する図である。図
8のうちの(a)〜(h)は、8つの格子点が小立方体
Cにおいて取り得る位置を示す図であり、図(i)は、
小立方体Cにおいて特定された各格子点の位置を示す図
である。
【0143】たとえば、小立方体Cの3次元LUTの原
点に最も近い格子点をp0とし、格子点p0に対する格
子点p1〜p7の位置を図8(i)のように決定する
と、小立方体Cを構成する格子点a〜hは、図8(a)
〜(h)に示した8通りの位置を取り得ることになる。
実施の形態1では、取り出された8つの格子点データと
格子点p0〜p7との対応関係を調べ、格子点p0〜p
7の格子点データに基づいて補間演算を行っている。
【0144】図9は、小立方体CのApoint〜Hp
ointの分類と格子点p0〜p7の格子点データが保
存されているテーブルとの関係を示した図である。色変
換モジュール101は、たとえば、入力したR,G,B
信号がApointに分類される小立方体Cに分類され
た場合、取り出した格子点データのうち、格子点p0に
TableAから取り出した格子点データを対応させ
る。また、格子点p1にTableCから取り出した格
子点データに、格子点p2にTableBから取り出し
た格子点データに、格子点p3にTableDから取り
出した格子点データに、格子点p4にTableFから
取り出した格子点データに、格子点p5にTableH
から取り出した格子点データに、格子点p6にTabl
eEから取り出した格子点データに、格子点p7にTa
bleGから取り出した格子点データにそれぞれ対応さ
せる。
【0145】以上の処理により、入力したR,G,B信
号を表す座標(R,G,B)が内包される小立方体Cに
おいて、取り出された格子点データと格子点データに対
応する格子点の位置との関係が決定する。すなわち、補
間演算に必要な格子点データに関する情報がすべて取得
できる。
【0146】三角柱の判定 さらに、実施の形態1では、取り出された格子点データ
によって規定される小立方体Cを2つの三角柱に分割
し、座標(R,G,B)が、分割された三角柱のうちの
いずれに含まれるかを判定する。図10(a)〜(e)
は、小立方体Cを分割して得られる三角柱を説明するた
めの図である。図10(a)は、小立方体Cにおいて決
定された格子点p0〜p7を示している。(a)に示し
た小立方体Cを、格子点p1,p5,p4,p0で規定
される平面で分割すると、図10(b)、(c)に示し
た2つの三角柱が得られる。図10(b)に示した三角
柱をAタイプという。また、図10(c)に示した三角
柱をBタイプという。
【0147】座標(R,G,B)がAタイプの三角柱と
Bタイプ三角柱とのいずれに含まれるかは、以下の式に
よって判定される。 Aタイプ gl≦rl …(5) Bタイプ gl>bl …(6) ただし、rl:R/17の余り gl:G/17の余り bl:B/17の余り
【0148】座標(R,G,B)がAタイプの三角柱、
Bタイプの三角柱のいずれに内包されるかが判定される
と、三角柱に図10(b)、(c)のように点S,点
T,点Uを定める。なお、点S,点T,点Uは、以下の
式(7)によって決定されるテンポラリ値である。 S=p0+(p1−p0)×rl/17 …(7.1) T=p2+(p3−p2)×rl/17 …(7.2) U=p4+(p5−p4)×rl/17 …(7.3) そして、図10(d)、(e)のように点S,点T,点
Uを用い、補間演算によって求められる最終的な値であ
るPを算出する。
【0149】補間演算 座標(R,G,B)で表されるR,G,B信号がAタイ
プの三角柱に含まれる場合、色変換モジュール101
は、以下に示す式(8)を用いてPを算出する。 P=p0+z×dR/D+y×dB/D+x×dG/D +zy×dR/D×dB/D+zx×dR/D×dG/D …式(8) ただし、 x=p4−p2 …式(8.1) y=p2−p0 …式(8.2) z=p1−p0 …式(8.3) zx=p5−p4−p3+p2 …式(8.4) zy=p3−p2−p1+p0 …式(8.5)
【0150】また、座標(R,G,B)で表されるR,
G,B信号がBタイプの三角柱に含まれる場合、色変換
モジュール101は、以下に示す式(9)を用いてPを
算出する。 P=p0+z×dR/D+x×dG/D+y×dB/D +zx×dR/D×dG/D+zy×dR/D×dB/D …式(9) ただし、 x=p6−p0 …式(9.1) y=p4−p6 …式(9.2) z=p1−p0 …式(9.3) zx=p7−p6−p5+p4 …式(9.4) zy=p5−p4−p7+p6 …式(9.5)
【0151】また、以下に示す数値は、上述した式
(8)、式(9)で共通の値を持つものである。 D:格子点間距離(実施の形態1では17) dR,dG,dB:格子点p0から各格子点までのR
軸、G軸、B軸に沿う方向の距離、0,1,2,…1
4,15,16のいずれかの値を持つ。さらに、式
(8)、式(9)の除算処理では、得られた値の小数点
以下の部分を切り捨てるものとする。
【0152】式(8)、式(9)によって得られる値P
は、R信号に関する3次元LUTの格子点データに基づ
いて計算された場合にはsR信号となる。また、G信号
に関する3次元LUTの格子点データに基づいて計算さ
れた場合にはsG信号となる。さらに、B信号に関する
3次元LUTの格子点データに基づいて計算された場合
にはsB信号となる。
【0153】図11は、以上説明した実施の形態1の画
像処理装置においてなされる画像処理方法を説明するた
めの図であって、特に、色データ変換部1がR,G,B
信号をsR,sG,sB信号に変換する色データ変換処
理の手順を説明するための図である。以下、図11に従
って実施の形態1の色データ変換処理をまとめて説明す
る。
【0154】実施の形態1の画像処理装置に内蔵されて
いる色データ変換部1は、8ビットで表されるR,G,
Bの各信号を入力する(手順111r,手順111g,
手順111b)。そして、CPU105から出力する制
御信号にしたがってSRAM103を8つのブロックメ
モリに分割し、分割された各ブロックメモリに格子点デ
ータを書き込んで8つのテーブルを作成する(手順11
2r,手順112g,手順112b)。なお、各テーブ
ルを構成するブロックメモリの容量は、それぞれ512
×8ビットである。
【0155】次に色データ変換部1は、入力したR,
G,B信号の補間演算に使用される8つの格子点データ
が書き込まれたテーブルのアドレスを演算によって決定
する。(手順113r,手順113g,手順113
b)。そして、8つのテーブルに対し、決定したアドレ
スにアクセスして格子点データを取り出す(手順114
r,手順114g,手順114b)。
【0156】また、色データ変換部1は、取り出した格
子点データによって形成される小立方体Cの格子点に格
子点データを対応させて小立方体Cを特定する(手順1
15r,手順115g,手順115b)。さらに、小立
方体Cの格子点と対応した格子点データを用い、補間演
算を実行する(手順116r,手順116g,手順11
6b)。
【0157】手順116r,手順116g,手順116
bで実行される補間演算により、入力したR信号はsR
信号に変換される(手順117r)。また、G信号はs
G信号に変換され(手順117g)、B信号はsB信号
に変換される(手順117b)。
【0158】以上述べた実施の形態1の画像処理装置お
よび画像処理方法は、色データの変換にあたって同一の
テーブルに対し1度ずつアクセスすることによって色デ
ータの変換に使用する格子点データをすべて取り出すこ
とができる。このため、色データ変換部1を大型化する
ことなく、しかも補間演算に使用されるテーブルデータ
を1クロックで取得できる画像処理装置および画像処理
方法を提供することができる。
【0159】なお、本発明は、以上述べた実施の形態1
に限定されるものではない。すなわち、実施の形態の色
データ変換装置は、画像処理装置に取り付けられること
に限定されるものではなく、イメージスキャナのような
画像読み取り装置、あるいはプリンタのような画像形成
装置に取り付けることも可能である。また、本発明の画
像処理装置は、実施の形態1のように3成分の色データ
を8ビットのR,G,B信号として処理するものに限定
されるものではなく、色データの成分数、ビット数に関
わらず色データを変換することができる。
【0160】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2の画像処理装置について説明する。なお、実施の形
態2の画像処理装置は、図1に示した実施の形態1の画
像処理装置と同一の部材で構成されており、構成の図示
および説明は略すものとする。
【0161】実施の形態2の画像処理装置は、SRAM
コントローラ102が、入力する色データであるR,
G,B信号のビット数に応じて色空間を分割する領域を
変更するものである。実施の形態2の色空間を分割する
領域の変更は、色空間が図2に示したように小立方体C
に分割された立方体で表せられることから、R,G,B
信号のビット数応じて小立方体Cの大きさを変更するこ
とによってなされる。
【0162】実施の形態2では、R,G,B信号が8ビ
ットで構成されるデータである場合には立方体の1辺に
16個の格子点を設け、合計4096個の小立方体Cを
構成する。また、R,G,B信号が16ビットで構成さ
れるデータである場合には立方体に8個の格子点を設
け、合計512個の小立方体Cを構成するものとする。
【0163】格子点データの数の変更は、以下のように
して行われる。すなわち、CPU105は、イメージス
キャナ104が読み取ったR,G,B信号が8ビット、
または16ビットであるか判断し、立方体で表される3
次元LUTをビット数に応じて作成する。そして、作成
した3次元LUTを表すデータを制御信号と共に色デー
タ変換部1に転送する。
【0164】色データ変換部1では、SRAMコントロ
ーラ102が、CPU105から入力した3次元LUT
を表すデータに基づいて格子点データを作成する。小立
方体Cの大きさが格子点データによって決定することか
ら、このとき、入力するR,G,B信号のビット数が変
更された場合、色空間を分割する領域である小立方体C
の大きさが変更されることになる。
【0165】SRAMコントローラ102は、作成した
格子点データを、SRAM103に保存する。この際、
実施の形態2の画像処理装置は、実施の形態1と同様に
SRAM103を8つのブロックメモリに分割して8つ
のテーブルを作成する。また、1つの小立方体Cを構成
する格子点データをそれぞれ異なる8つのテーブルに保
存する。
【0166】色変換モジュール101は、イメージスキ
ャナ104から入力したR,G,B信号に基づいて、座
標(R,G,B)を内包する小立方体Cを選択する。そ
して、R,G,B信号のビット数に関わらずSRAM1
03から格子点データを取り出し、実施の形態1と同様
にしてR,G,B信号をsR,sG,sB信号に変換す
る。
【0167】図12は、実施の形態2の画像処理装置に
おいてなされる画像処理方法を説明するためのフローチ
ャートであって、特にCPU105で行われる処理を説
明するための図である。また、図13は、図12で示し
たCPU105の処理によって色データ変換部1で実行
される処理の手順を説明するための図である。
【0168】CPU105は、入力したR,G,B信号
が8ビットであるか判断する(S121)。判断の結
果、R,G,B信号が8ビットであった場合には(S1
21:Yes)、立方体の1辺を16分割した3次元L
UTを表す(8ビット用データ)を色データ変換部1に
転送する(S123)。一方、ステップS121の判断
でR,G,B信号が8ビットでなかった場合には(S1
21:No)、R,G,B信号が16ビットであるか否
か判断する(S122)。
【0169】ステップS122でR,G,B信号が16
ビットであると判断された場合には(S122:Ye
s)、立方体の1辺を8分割した3次元LUTを表すデ
ータ(16ビット用データ)を色データ変換部1に転送
する(S124)。また、ステップS122の判断の結
果R,G,B信号が16ビットの信号でなかった場合に
は(S122:No)、ステップS121に戻ってR,
G,B信号のビット数を判断する。
【0170】8ビット用データ、または16ビット用デ
ータのデータ転送の後、CPU105は、制御信号とし
て8ビット/16ビット用データ切替信号を出力する
(S125)。8ビット/16ビット用データ切替信号
は、色変換モジュール101に対してR,G,B信号が
8ビットのデータであるか、16ビットのデータである
かを通知し、sR,sG,sB信号変換の処理を切り替
える信号である。
【0171】R,G,B信号が8ビットであることを示
す8ビット/16ビット用データ切替信号が色データ変
換部1に入力すると、色データ変換部1は、図11に示
した手順でR,G,B信号をsR,sG,sB信号に変
換する。一方、R,G,B信号が16ビットであること
を示す8ビット/16ビット用データ切替信号が色デー
タ変換部1に入力すると、色データ変換部1は、16ビ
ットで表されるR,G,Bの各信号を入力する(手順1
31r,手順131g,手順131b)。そして、CP
U105から出力する8ビット/16ビット用データ切
替信号を含む制御信号にしたがってSRAM103を8
つのブロックメモリに分割し、各ブロックメモリに格子
点データを書き込んで8つのテーブルを作成する(手順
132r,手順132g,手順132b)。なお、各テ
ーブルを構成するブロックメモリの容量は、それぞれ6
4×64ビットである。
【0172】次に色データ変換部1は、入力したR,
G,B信号の補間演算に使用される8つの格子点データ
が書き込まれたテーブルのアドレスを演算によって決定
する。(手順133r,手順133g,手順133
b)。そして、8つのテーブルに対し、決定したアドレ
スにアクセスして格子点データを取り出す(手順134
r,手順134g,手順134b)。
【0173】また、色データ変換部1は、取り出した格
子点データによって形成される小立方体Cの格子点に格
子点データを対応させて小立方体Cを特定する(手順1
35r,手順135g,手順135b)。さらに、小立
方体Cの格子点と対応した格子点データを用い、補間演
算を実行する(手順136r,手順136g,手順13
6b)。
【0174】手順136r,手順136g,手順136
bで実行される補間演算により、入力したR信号はsR
信号に変換される(手順137r)。また、G信号はs
G信号に変換され(手順137g)、B信号はsB信号
に変換される(手順137b)。なお、以上の変換によ
って得られるsR信号、sG信号、sB信号は、いずれ
も64ビットの信号となる。
【0175】以上述べた実施の形態2の画像処理装置お
よび画像処理方法は、色データの変換に使用される色空
間の小立方体Cを入力色データのビット数に応じて変更
することができる。このため、より高ビット数の入力デ
ータにも対応できる色データ変換装置および画像処理方
法を提供することができる。
【0176】また、実施の形態2の画像処理装置および
画像処理方法は、入力する色データのが8ビットであっ
ても16ビットであっても共通のSRAM103で対応
できるため、それぞれの処理に専用の記憶装置を設ける
必要がなく、画像処理装置の大型化、高コスト化を抑え
ることができる。
【0177】なお、本発明は、以上述べた実施の形態2
に限定されるものではない。すなわち、実施の形態2で
は、R,G,B信号が8ビットのデータであるか16ビ
ットのデータであるかによってCPU105が色データ
変換部1の制御を切り替えている。しかし、色データ変
換部1に例えばROM(Read Only Memory)を設け、色
変換モジュール101がR,G,B信号のビット数に応
じてROMから格子点データや制御信号を読み出すよう
にしても良い。
【0178】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3の画像処理装置について説明する。なお、実施の形
態3の画像処理装置は、図1に示した実施の形態1の画
像処理装置と同一の部材で構成されており、構成の図示
および説明は略すものとする。
【0179】実施の形態3の画像処理装置は、図2に示
した複数の小立方体Cに分割された立方体で表される色
空間に色データをマッピングすることにより、R,G,
B信号を標準の色データに変換する色データ変換部1を
有している。なお、標準の色データは、予め定められた
複数の種類の色データであれば良く、実施の形態3で
は、例えば256色でなるインデックスデータとする。
【0180】実施の形態3の画像処理装置は、小立方体
Cの各々にインデックスデータに含まれる色を1色ずつ
割り当てる。SRAM103は、小立方体Cと小立方体
Cに割り当てられた色とを対応させて保存する。色変換
モジュール101は、R,G,Bの3成分の色データを
組み合わせて1つの色データ(組合せ色データ)を生成
し、生成された組合せ色データが小立方体Cのいずれに
含まれるのかを判定する。そして、組合せ色データを含
む小立方体Cに割り当てられた色に組合せ色データを置
換することによってR,G,B信号をインデックスデー
タのうちのいずれかの色に変換する。
【0181】実施の形態3の色データ変換の処理は、以
上の処理で完了する。したがって、実施の形態3では、
実施の形態1、実施の形態2で行っていた補間演算を行
わない。このため、実施の形態3の色データ変換は、実
施の形態1、実施の形態2の色データ変換に比べて処理
が簡易であり、処理にかかる時間が短縮できる上に処理
に使用されるSRAM103の容量を抑えることができ
る。
【0182】なお、実施の形態3では、先に説明した実
施の形態1、実施の形態2の画像処理装置とハードウェ
アを共用し、SRAM103に保存されるデータとして
前記した格子点データをインデックスデータに変更でき
る構成とした。また、実施の形態3の画像処理装置は、
画像形成に必要な色数や変換後の色データのビット数に
応じて色データの変換モードを複数有している。そし
て、CPU105の指示によって色データの変換モード
を切り替えることができる構成を有している。
【0183】以下、実施の形態3の色データ変換モード
について、変換モード1、変換モード2、変換モード
3、変換モード4の順番で説明する。 変換モード1 変換モード1は、CPU105が、画像処理装置が有す
るR信号処理用、G信号処理用、B信号処理用の3つの
SRAM103のうちの1つのSRAM(R信号処理用
SRAMとする)103にのみインデックスデータを保
存するモードである。このため、G信号処理用SRA
M、B信号処理用SRAMの4096×2×8ビットの
メモリ容量を他の目的に使用することができる。そし
て、このメモリ容量を画像処理精度の向上の目的に使用
することにより、実施の形態3の画像処理装置は、より
高画質の画像を形成することができる。
【0184】なお、実施の形態3の画像処理装置は、実
施の形態1、実施の形態2の画像処理装置とハードウェ
アを共用することから各SRAM103が8個の同時に
アクセスできるブロックメモリで構成されている。変換
モード1では、8個のブロックメモリでなるSRAM全
体を1つのテーブルとみなしてインデックスデータを保
存するものとした。
【0185】図14は、CPU105によって行われる
変換モードの切り替え処理を説明するフローチャートで
ある。また、図15は、色データ変換部1の変換モード
1による処理手順を説明するための図である。
【0186】CPU105は、先ず、R,G,B信号を
インデックスデータに変換するモード(カラーインデッ
クスモード)で色データを変換するか否か判断する(S
141)。この判断の結果、色データ変換がカラーイン
デックスモードではなくR,G,B信号を補間演算して
sR,sG,sB信号に変換するモード(補間演算モー
ド)で行われる場合には(S141:No)、補間演算
モード処理用サブルーチンを用いて色データ変換部1を
制御する(S147)。
【0187】この制御の結果、色データ変換部1の色変
換モジュール101は、補間演算用の格子点データを作
成すると共にSRAMコントローラ102を介してSR
AM103に書き込む。そして、補間演算によりR,
G,B信号をsR,sG,sB信号に変換する。なお、
ステップS147に示した補間演算モード処理用サブル
ーチンは、色データ変換部1を、図11、または図13
に示した手順にしたがって色データを変換するように制
御する処理である。
【0188】一方、ステップS141の判断で、カラー
インデックスモードで色データ変換を実行すると判断さ
れた場合には(S141:Yes)、カラーインデック
スモードのうちの変換モード1を実行するのか否か判断
し(S142)、変換モード1によって色データを変換
する場合には(S142:Yes)変換モード1用のイ
ンデックスデータを転送する(S148)。変換モード
1用のインデックスデータとは、変換モード1において
小立方体Cの各々に割り当てられる色(インデックスデ
ータ)と小立方体Cとを対応付けて表すデータである。
なお、実施の形態3では、予め小立方体Cに対応する色
空間を代表する色を色評価などの演算によって求めてお
き、求められた色を各小立方体Cに割り当てるものとす
る。
【0189】また、ステップS142において変換モー
ド1を実行しないと判断された場合(S142:N
o)、後述する変換モード2を実行するのか否か判断す
る(S143)。この判断の結果、変換モード2によっ
て色データを変換する場合には(S143:Yes)変
換モード2用のインデックスデータを転送する(S14
9)。変換モード2用のインデックスデータとは、変換
モード2において小立方体Cの各々に割り当てられるイ
ンデックスデータと小立方体Cとを対応付けて表すデー
タである。
【0190】また、ステップS143において変換モー
ド2を実行しないと判断された場合(S143:N
o)、後述する変換モード3を実行するのか否か判断す
る(S144)。この判断の結果、変換モード3によっ
て色データを変換する場合には(S144:Yes)変
換モード3用のインデックスデータを転送する(S14
10)。変換モード3用のインデックスデータとは、変
換モード3において小立方体Cの各々に割り当てられる
インデックスデータと小立方体Cとを対応付けて表すデ
ータである。
【0191】さらに、ステップS144において変換モ
ード3を実行しないと判断された場合(S144:N
o)、CPU105は、後述する変換モード4を実行す
るものとして変換モード4用のインデックスデータを転
送する(S145)。変換モード4用のインデックスデ
ータとは、変換モード4において小立方体Cの各々に割
り当てられるインデックスデータと小立方体Cとを対応
付けて表すデータである。そして、変換モード切替信号
を出力し(S146)、色変換モジュール101を制御
して補間演算を停止させる。
【0192】変換モード1による色データ変換を実行す
る場合、色データ変換部1は、8ビットで表されるR,
G,Bの各信号を入力する(手順151r,手順151
g,手順151b)。CPU105は、入力するR,
G,B信号が8ビットであることから1辺に16個の格
子点持つ立方体で表される3次元LUTに基づいて変換
モード1用データを作成し、色データ変換部1に転送す
る。
【0193】色データ変換部1のSRAMコントローラ
102は、変換モード1用データに基づいて、SRAM
103のうち例えばR信号用のものにのみインデックス
データを保存する(手順152)。このとき、実施の形
態3のSRAM103は、補間演算によって色データ変
換する画像処理に対応できるように予め8個のブロック
メモリに分割されている。変換モード1は、8個のブロ
ックメモリ全体をインデックスデータの保存テーブルと
みなして処理を実行するものとする。
【0194】また、8個のブロックメモリでなるSRA
M103には、512×8×8ビットのメモリ容量が確
保されている。実施の形態3の変換モード1では、R,
G,B信号の上位4ビットを組み合わせて1つの組合せ
データを作成し、作成した組合せデータに512×8×
8ビットのメモリ容量を割り付ける。そして、割り付け
られたメモリ容量に応じて決定したアドレスに組合せデ
ータに対応するインデックスデータを記憶するものとす
る。
【0195】色変換モジュール101は、入力したR,
G,B信号の上位4ビットから組合せデータを作成す
る。そして、組合せデータの値から組合せデータに対応
するインデックスデータが記憶されているSRAM10
3のアドレスを決定する(手順153)。そして、決定
したアドレスからインデックスデータを取り出し(手順
154)、組合せデータを取り出したインデックスデー
タに置き換えることによって変換する(手順155)。
インデックスデータが8ビットのデータであることか
ら、変換モード1によれば、8ビットのインデックスデ
ータが得られる。
【0196】変換モード2 変換モード2は、CPU105が、画像処理装置が有す
るR信号処理用、G信号処理用、B信号処理用の3つの
SRAM103の3つのSRAMのうちの2つのSRA
M(R信号処理用SRAMおよびG信号処理用SRAM
とする)にインデックスデータを保存するモードであ
る。なお、変換モード2においても、8個のブロックメ
モリでなるSRAM全体を1つのテーブルとみなしてイ
ンデックスデータを保存するものとした。
【0197】このため、変換後のデータをインデックス
データよりも高ビット数のデータとして得ることがで
き、B信号処理用SRAMの4096×8ビットのメモ
リ容量を他の目的に使用することができる。そして、こ
のメモリ容量を画像処理精度の向上の目的に使用するこ
とにより、実施の形態3の画像処理装置は、より高画質
の画像を形成することができる。
【0198】図16は、色データ変換部1の変換モード
2による処理手順を説明するための図である。変換モー
ド2による色データ変換を実行する場合、色データ変換
部1は、8ビットで表されるR,G,Bの各信号を入力
する(手順161r,手順161g,手順161b)。
CPU105は、入力するR,G,B信号が8ビットで
あることから1辺に16個の格子点を持つ立方体で表さ
れる3次元LUTに基づいて変換モード1用データを作
成し、色データ変換部1に転送する。
【0199】さらに、変換モード2では、小立方体Cに
分割されていない立方体で表される3次元LUTを作成
し、インデックスデータに512×8×1ビットのメモ
リ容量を割り付ける。
【0200】色データ変換部1のSRAMコントローラ
102は、変換モード2用データに基づいて、3つのS
RAM103のうちの例えばR信号用のものに8ビット
のインデックスデータを保存する(手順162r)。ま
た、例えばG信号用のものに1ビットのインデックスデ
ータを保存する(手順162g)。このとき、変換モー
ド2でも、8個のブロックメモリ全体をインデックスデ
ータの保存テーブルとみなして処理を実行するものとす
る。
【0201】色変換モジュール101は、入力したR,
G,B信号の上位4ビットから8ビットの組合せデータ
と、1ビットの組合せデータとを作成する。そして、8
ビットの組合せデータの値から組合せデータに対応する
インデックスデータが記憶されているR信号処理用のS
RAM103のアドレスを決定する(手順163r)。
また、1ビットの組合せデータの値から組合せデータに
対応するインデックスデータが記憶されているG信号処
理用のSRAM103のアドレスを決定する(手順16
3g)。そして、決定したアドレスからインデックスデ
ータを取り出し(手順164r、手順164g)、合計
9ビットの組合せデータをインデックスデータに置き換
えることによって変換する(手順165r、手順165
g)。
【0202】変換モード3 変換モード3は、CPU105が、3つのSRAM10
3のうちの1つのSRAM(R信号処理用SRAMとす
る)の、さらに一部にのみインデックスデータを保存す
るモードである。実施の形態3の変換モード3では、8
個のブロックメモリでなるSRAM103のうちの1つ
のブロックメモリにのみインデックスデータを保存する
ものとした。このため、G信号処理用SRAM、B信号
処理用SRAMの4096×2×8ビットのメモリ容量
の他、R信号処理用SRAMの7個のブロックメモリを
も他の目的に使用することができる。そして、このメモ
リ容量を画像処理精度の向上の目的に使用することによ
り、実施の形態3の画像処理装置は、より高画質の画像
を形成することができる。
【0203】図17は、変換モード3の色データ変換の
手順を説明するための図である。変換モード3による色
データ変換を実行する場合、色データ変換部1は、8ビ
ットで表されるR,G,Bの各信号を入力する(手順1
71r,手順171g,手順171b)。変換モード3
においてCPU105は、1辺に8個の格子点持つ立方
体で表される3次元LUTに基づいて変換モード3用デ
ータを作成し、色データ変換部1に転送する。
【0204】色データ変換部1のSRAMコントローラ
102は、SRAM103のうちの例えばR信号用のも
のにのみインデックスデータを保存する(手順17
2)。このとき、実施の形態3のSRAM103は、補
間演算によって色データ変換する画像処理に対応できる
ように予め8個のブロックメモリに分割されている。変
換モード3は、8個のブロックメモリのうちの1つのブ
ロックメモリをインデックスデータの保存テーブルとす
る。
【0205】また、8個のブロックメモリでなるSRA
M103には、512×8×8ビットのメモリ容量が確
保されている。実施の形態3の変換モード3では、R,
G,B信号の上位3ビットを組み合わせて1つの組合せ
データを作成し、作成した組合せデータに512×8ビ
ットのメモリ容量を割り付ける。そして、割り付けられ
たメモリ容量に応じて決定したアドレスに組合せデータ
に対応するインデックスデータを記憶するものとする。
【0206】色変換モジュール101は、入力したR,
G,B信号の上位3ビットから組合せデータを作成す
る。そして、組合せデータの値から組合せデータに対応
するインデックスデータが記憶されているSRAM10
3のアドレスを決定する(手順173)。そして、決定
したアドレスからインデックスデータを取り出し(手順
174)、組合せデータを取り出したインデックスデー
タに置き換えることによって8ビットのインデックスデ
ータに変換する(手順175)。
【0207】変換モード4 変換モード4は、CPU105が、3つのSRAM10
3のうちの1つのSRAM(R信号処理用SRAMとす
る)を構成するブロックメモリのうち1つの、さらに一
部にのみインデックスデータを保存するモードである。
このため、G信号処理用SRAM、B信号処理用SRA
Mの4096×2×8ビットのメモリ容量、R信号処理
用SRAMの7個のブロックメモリのメモリ容量の他、
さらに1つのブロックメモリのうちのメモリ容量をも他
の目的に使用することができる。そして、このメモリ容
量を画像処理精度の向上の目的に使用することにより、
実施の形態3の画像処理装置は、より高画質の画像を形
成することができる。
【0208】図18は、変換モード3の色データ変換の
手順を説明するための図である。変換モード3による色
データ変換を実行する場合、色データ変換部1は、8ビ
ットで表されるR,G,Bの各信号を入力する(手順1
81r,手順181g,手順181b)。変換モード4
においてCPU105は、1辺に8個の格子点持つ立方
体で表される3次元LUTに基づいて変換モード3用デ
ータを作成し、色データ変換部1に転送する。
【0209】色データ変換部1のSRAMコントローラ
102は、SRAM103のうちの例えばR信号用のも
のにのみインデックスデータを保存する(手順18
2)。このとき、実施の形態3のSRAM103は、補
間演算によって色データ変換する画像処理に対応できる
ように予め8個のブロックメモリに分割されている。変
換モード3は、8個のブロックメモリのうちの1つのブ
ロックメモリをインデックスデータの保存テーブルとす
る。
【0210】また、8個のブロックメモリでなるSRA
M103には、512×8×8ビットのメモリ容量が確
保されている。実施の形態3の変換モード4では、R,
G,B信号の上位3ビットを組み合わせて1つの組合せ
データを作成し、作成した組合せデータに512×4ビ
ットのメモリ容量を割り付ける。そして、割り付けられ
たメモリ容量に応じて決定したアドレスに組合せデータ
に対応するインデックスデータを記憶するものとする。
【0211】色変換モジュール101は、入力したR,
G,B信号の上位3ビットから組合せデータを作成す
る。そして、組合せデータの値から組合せデータに対応
するインデックスデータが記憶されているSRAM10
3のアドレスを決定する(手順183)。そして、決定
したアドレスからインデックスデータを取り出し(手順
184)、組合せデータを取り出したインデックスデー
タに置き換えることによって4ビットのインデックスデ
ータに変換する(手順185)。なお、変換モード4の
インデックスデータは、16色のデータとなる。
【0212】以上述べた本発明の実施の形態3の画像処
理装置および画像処理方法によれば、より簡易な処理で
色データを変換することができ、色データ変換の処理速
度を高めることができる。また、メモリの使用量を切り
替えることにより、メモリの大型化を抑え、かつ、メモ
リの使用効率が高い画像処理装置および画像処理方法を
提供することができる。
【0213】なお、本発明は、以上述べた実施の形態3
に限定されるものではない。すなわち、実施の形態3
は、実施の形態1、実施の形態2の画像処理装置と共通
のハードウェアで構成されているために8個のブロック
メモリに分割されたSRAM103を用いている。しか
し、実施の形態3の画像処理装置は、インデックスデー
タによる色データ変換専用の装置としても構成すること
が可能であり、この場合にはSRAM103をインデッ
クスデータ保存の目的で適宜ブロックメモリ化しても良
い。
【0214】
【発明の効果】以上説明した本発明は、以下の効果を奏
する。すなわち、請求項1に記載の発明は、色データの
変換にあたって同一のテーブルに対して1度ずつアクセ
スすることによって色データの変換に使用する特定デー
タをすべて取り出すことができる。このため、色データ
変換部を大型化することなく、しかも補間演算に使用さ
れるテーブルデータを1クロックで取得できる色データ
変換装置を提供することができる。
【0215】請求項2に記載の発明は、色データの変換
にあたって同一のテーブルに対して1度ずつアクセスす
ることによって色データの変換に使用する特定データを
すべて取り出すことができる色データ変換手段を画像読
取装置に設けることができる。このため、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる画像読取装置
を提供することができる。
【0216】請求項3に記載の発明は、色データの変換
にあたって同一のテーブルに対して1度ずつアクセスす
ることによって色データの変換に使用する特定データを
すべて取り出すことができる色データ変換手段を画像形
成装置に設けることができる。このため、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる画像形成装置
を提供することができる。
【0217】請求項4に記載の発明は、色データの変換
にあたって同一のテーブルに対して1度ずつアクセスす
ることによって色データの変換に使用する特定データを
すべて取り出すことができる色データ変換手段を画像処
理装置に設けることができる。このため、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる画像処理装置
を提供することができる。
【0218】請求項5に記載の発明は、3成分の色デー
タの変換に適した3次元LUTを構成することができ、
ひいては3成分の色データの変換に適した色データ変換
装置を提供することができる。
【0219】請求項6に記載の発明は、3成分の色デー
タの変換に適した色データ変換装置を備えた画像読取装
置を提供することができる。
【0220】請求項7に記載の発明は、3成分の色デー
タの変換に適した色データ変換装置を備えた画像形成装
置を提供することができる。
【0221】請求項8に記載の発明は、3成分の色デー
タの変換に適した色データ変換装置を備えた画像処理装
置を提供することができる。
【0222】請求項9に記載の発明は、色データの変換
に使用される色空間の領域を入力色データのビット数に
応じて変更することができ、より高ビット数の入力デー
タにも対応できる色データ変換装置を提供することがで
きる。
【0223】請求項10に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換装置を備え
た画像読取装置を提供することができる。
【0224】請求項11に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換装置を備え
た画像形成装置を提供することができる。
【0225】請求項12に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換装置を備え
た画像処理装置を提供することができる。
【0226】請求項13に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換装置
を提供することができる。
【0227】請求項14に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換装置
を備えた画像読取装置を提供することができる。
【0228】請求項15に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換装置
を備えた画像形成装置を提供することができる。
【0229】請求項16に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換装置
を備えた画像処理装置を提供することができる。
【0230】請求項17に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないブロックメモリを確保することが
でき、メモリの使用効率の高い色データ変換装置を提供
することができる。
【0231】請求項18に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないブロックメモリを確保することが
でき、メモリの使用効率の高い色データ変換装置を備え
た画像読取装置を提供することができる。
【0232】請求項19に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないブロックメモリを確保することが
でき、メモリの使用効率の高い色データ変換装置を備え
た画像形成装置を提供することができる。
【0233】請求項20に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないブロックメモリを確保することが
でき、メモリの使用効率の高い色データ変換装置を備え
た画像処理装置を提供することができる。
【0234】請求項21に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないメモリの容量をより高めることが
でき、メモリの使用効率のいっそう高い色データ変換装
置を提供することができる。
【0235】請求項22に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないメモリの容量をより高めることが
でき、メモリの使用効率のいっそう高い色データ変換装
置を備えた画像読取装置を提供することができる。
【0236】請求項23に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないメモリの容量をより高めることが
でき、メモリの使用効率のいっそう高い色データ変換装
置を備えた画像形成装置を提供することができる。
【0237】請求項24に記載の発明は、標準色データ
の保存に使用されないメモリの容量をより高めることが
でき、メモリの使用効率のいっそう高い色データ変換装
置を備えた画像処理装置を提供することができる。
【0238】本発明は、以上のようにメモリの使用量を
切り替えることにより、メモリの大型化を抑え、かつ、
メモリの使用効率が高い色データ変換装置、画像読取装
置、画像形成装置、画像処理装置を提供することができ
る。なお、メモリの使用量は、処理すべき画像に使用さ
れている色数に応じて決定できる。
【0239】請求項25に記載の発明は、色データ保存
手段を、標準色データを用いる色データ変換、特定デー
タを用いた演算処理による色データ変換のいずれにも使
用することができ、標準色データを用いる色データ変換
と特定データを用いた演算処理による色データ変換とで
共用可能な色データ変換装置を提供することができる。
このため、請求項25に記載の発明は、処理効率を低下
させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対応
できる色データ変換装置を提供することができる。
【0240】請求項26に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換装置を備えた画像読取装置を提供
することができる。
【0241】請求項27に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換装置を備えた画像形成装置を提供
することができる。
【0242】請求項28に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換装置を備えた画像処理装置を提供
することができる。
【0243】請求項29に記載の発明は、色データの変
換にあたって同一のテーブルに対して1度ずつアクセス
することによって色データの変換に使用する特定データ
をすべて取り出すことができる。このため、色データ変
換部を大型化することなく、しかも補間演算に使用され
るテーブルデータを1クロックで取得できる色データ変
換方法を提供することができる。
【0244】請求項30に記載の発明は、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる色データ変換
方法を含む画像読取方法を提供することができる。
【0245】請求項31に記載の発明は、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる色データ変換
方法を含む画像形成方法を提供することができる。
【0246】請求項32に記載の発明は、色データ変換
部を大型化することなく、しかも補間演算に使用される
テーブルデータを1クロックで取得できる色データ変換
方法を含む画像処理方法を提供することができる。
【0247】請求項33に記載の発明は、3成分の色デ
ータの変換に適した3次元LUTを構成することがで
き、ひいては3成分の色データの変換に適した色データ
変換方法を提供することができる
【0248】請求項34に記載の発明は、3成分の色デ
ータの変換に適した色データ変換方法を含む画像読取方
法を提供することができる。
【0249】請求項35に記載の発明は、3成分の色デ
ータの変換に適した色データ変換方法を含む画像形成方
法を提供することができる。
【0250】請求項36に記載の発明は、3成分の色デ
ータの変換に適した色データ変換方法を含む画像処理方
法を提供することができる。
【0251】請求項37に記載の発明は、色データの変
換に使用される色空間の領域を入力色データのビット数
に応じて変更することができ、より高ビット数の入力デ
ータにも対応できる色データ変換方法を提供することが
できる
【0252】請求項38に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換方法を含む
画像読取方法を提供することができる。
【0253】請求項39に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換方法を含む
画像形成方法を提供することができる。
【0254】請求項40に記載の発明は、より高ビット
数の入力データにも対応できる色データ変換方法を含む
画像処理方法を提供することができる。
【0255】請求項41に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換方法
を提供することができる。
【0256】請求項42に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換方法
を含む画像読取方法提供することができる。
【0257】請求項43に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換方法
を含む画像形成方法提供することができる。
【0258】請求項44に記載の発明は、より簡易な処
理で色データを変換することができる色データ変換方法
を含む画像処理方法提供することができる。
【0259】請求項45に記載の発明は、色データ保存
工程で保存されたデータを、標準色データを用いる色デ
ータ変換、特定データを用いた演算処理による色データ
変換のいずれにも使用することができ、標準色データを
用いる色データ変換と特定データを用いた演算処理によ
る色データ変換とで共用可能な色データ変換処理を提供
することができる。このため、請求項45に記載の発明
は、処理効率を低下させずに色数の多い画像、少ない画
像のいずれにも対応できる色データ変換処理を提供する
ことができる。
【0260】請求項46に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換方法を含む画像読取方法を提供す
ることができる。
【0261】請求項47に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換方法を含む画像形成方法を提供す
ることができる。
【0262】請求項48に記載の発明は、処理効率を低
下させずに色数の多い画像、少ない画像のいずれにも対
応できる色データ変換方法を含む画像処理方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に共通の画像処理装置の構成を説明する
ためのブロック図である。
【図2】3次元LUTを説明するための図である。
【図3】図1に示した色変換モジュールを説明するため
のブロック図である。
【図4】色データ変換の処理を簡単に説明する図であ
る。
【図5】色データ変換に使用されるテーブルについて説
明する図である。
【図6】色データ変換に使用されるテーブルについて説
明する他の図である。
【図7】色データ変換に使用されるテーブルについて説
明する他の図である。
【図8】小立方体の格子点がとり得る位置について説明
するための図である。
【図9】色データ変換に使用されるテーブルについて説
明する他の図である。
【図10】色データ変換に使用される三角柱について説
明する図である。
【図11】実施の形態1の色データ変換処理の手順につ
いて説明する図である。
【図12】実施の形態2のCPUの処理を説明するため
のフローチャートである。
【図13】実施の形態2の色データ変換処理の手順につ
いて説明する図である。
【図14】実施の形態3のCPUの処理を説明するため
のフローチャートである。
【図15】実施の形態3の変換モード1の処理手順につ
いて説明する図である。
【図16】実施の形態3の変換モード2の処理手順につ
いて説明する図である。
【図17】実施の形態3の変換モード3の処理手順につ
いて説明する図である。
【図18】実施の形態3の変換モード4の処理手順につ
いて説明する図である。
【符号の説明】
1 色データ変換部 101 色変換モジュール 102 SRAMコントローラ 103 SRAM 104 イメージスキャナ 106 プリンタ 201 γ変換処理ブロック 202 変換処理ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CB01 CC01 CE11 CE18 CH07 CH08 CH11 CH18 5C077 LL17 LL18 MP08 PP15 PP31 PP32 PP43 PQ08 PQ23 RR19 5C079 HB01 HB11 LA01 LA12 LA28 LA31 LA39 MA01 MA04 PA02 PA03

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の領域に分割された色空間に色デー
    タをマッピングすることによって前記色データを標準の
    色データに変換する色データ変換装置であって、 前記領域の各々を特定する複数の特定データを、それぞ
    れ異なるテーブルに記憶する記憶手段と、 前記色データを入力する色データ入力手段と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定手段と、 前記色データが含まれる前記領域の前記特定データを前
    記記憶手段から取り出して、前記色データを標準の色デ
    ータに変換する色データ変換手段と、を備えたことを特
    徴とする色データ変換装置。
  2. 【請求項2】 画像を色ごとに読み取って色データを作
    成する色データ作成手段と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶手段と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定手段と、 前記色データが含まれる前記領域の前記特定データを前
    記記憶手段から取り出して、前記色データを標準の色デ
    ータに変換する色データ変換手段と、を備えることを特
    徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 複数の領域に分割された色空間に色デー
    タをマッピングすることによって前記色データを標準の
    色データに変換する色データ変換手段と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶手段と、 前記色データを入力する色データ入力手段と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定手段と、 前記色データが含まれる前記領域の前記特定データを前
    記記憶手段から取り出して、前記色データを標準の色デ
    ータに変換する色データ変換手段と、を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像を色ごとに読み取って色データを作
    成する色データ作成手段と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換手段と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶手段と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定手段と、 前記色データが含まれる前記領域の前記特定データを前
    記記憶手段から取り出して、前記色データを標準の色デ
    ータに変換する色データ変換手段と、を備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記色空間は、より小さな小立方体に分
    割された立方体で表される3次元ルックアップテーブル
    を構成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の各
    頂点表す8個のデータであることを特徴とする請求項1
    に記載の色データ変換装置。
  6. 【請求項6】 前記色データ変換装置の色空間は、より
    小さな小立方体に分割された立方体で表される3次元ル
    ックアップテーブルを構成し、かつ、前記特定データ
    は、前記小立方体の各頂点表す8個のデータであること
    を特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記色データ変換装置の色空間は、より
    小さな小立方体に分割された立方体で表される3次元ル
    ックアップテーブルを構成し、かつ、前記特定データ
    は、前記小立方体の各頂点を表す8個のデータであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記色データ変換手段の色空間は、より
    小さな小立方体に分割された立方体で表される3次元ル
    ックアップテーブルを構成し、かつ、前記特定データ
    は、前記小立方体の各頂点を表す8個のデータであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記色データ入力手段に入力す
    る色データのビット数に応じて前記色空間を分割する領
    域を変更する領域変更手段を有することを特徴とする請
    求項1または請求項5に記載のデータ変換装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記色データ作成手段が作成
    した色データのビット数に応じて前記色データ変換手段
    の色空間を分割する領域を変更する領域変更手段を有す
    ることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の画
    像読取装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記色データ入力手段に入力
    する色データのビット数に応じて前記色データ変換手段
    の色空間を分割する領域を変更する領域変更手段を有す
    ることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記色データ作成手段が作成
    した色データのビット数に応じて前記色データ変換手段
    の色空間を分割する領域を変更する領域変更手段を有す
    ることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の画
    像処理装置。
  13. 【請求項13】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の標準色データに変換する色データ変換装置であって、 前記領域の各々に前記標準色データを割り当てる標準色
    データ割当手段と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存手段と、 n成分の色データを入力する色データ入力手段と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定手段と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換手段と、を備えたことを特徴とする色データ変換装
    置。
  14. 【請求項14】 画像を色ごとに読み取ってn成分の色
    データを作成する色データ作成手段と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当手段と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存手段と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定手段と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の色データに変換する色データ変換手段と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当手段と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存手段と、 n成分の色データを入力する色データ入力手段と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定手段と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 画像を色ごとに読み取ってn成分の色
    データを作成する色データ作成手段と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換手段と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    手段と、を有してなり、 前記色データ変換手段は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当手段と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存手段と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定手段と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記標準色データ保存手段は、それぞ
    れ独立にアクセス可能な複数のブロックメモリで構成さ
    れ、一部の該ブロックメモリにのみ前記標準色データを
    保存することを特徴とする請求項13に記載の色データ
    変換装置。
  18. 【請求項18】 前記標準色データ保存手段は、それぞ
    れ独立にアクセス可能な複数のブロックメモリで構成さ
    れ、一部の該ブロックメモリにのみ前記標準色データを
    保存することを特徴とする請求項14に記載の画像読取
    装置。
  19. 【請求項19】 前記標準色データ保存手段は、それぞ
    れ独立にアクセス可能な複数のブロックメモリで構成さ
    れ、一部の該ブロックメモリにのみ前記標準色データを
    保存することを特徴とする請求項15に記載の画像形成
    装置。
  20. 【請求項20】 前記標準色データ保存手段は、それぞ
    れ独立にアクセス可能な複数のブロックメモリで構成さ
    れ、一部の該ブロックメモリにのみ前記標準色データを
    保存することを特徴とする請求項16に記載の画像処理
    装置。
  21. 【請求項21】 前記標準色データを前記ブロックメモ
    リの一部にのみ保存することを特徴とする請求項17に
    記載の色データ変換装置。
  22. 【請求項22】 前記色データ変換手段は、前記標準色
    データを前記ブロックメモリの一部にのみ保存すること
    を特徴とする請求項18に記載の画像読取装置。
  23. 【請求項23】 前記色データ変換手段は、前記標準色
    データを前記ブロックメモリの一部にのみ保存すること
    を特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記色データ変換手段は、前記標準色
    データを前記ブロックメモリの一部にのみ保存すること
    を特徴とする請求項20に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 さらに、前記色データ保存手段に保存
    された標準色データを、前記領域の各々を特定する複数
    の特定データに変更するデータ変更手段を備えることを
    特徴とする請求項13または17に記載の色データ変換
    装置。
  26. 【請求項26】 前記色データ変換手段は、さらに、前
    記色データ保存手段に保存された標準色データを、前記
    領域の各々を特定する複数の特定データに変更するデー
    タ変更手段を備えることを特徴とする請求項14または
    18に記載の画像読取装置。
  27. 【請求項27】 前記色データ変換手段は、さらに、前
    記色データ保存手段に保存された標準色データを、前記
    領域の各々を特定する複数の特定データに変更するデー
    タ変更手段を備えることを特徴とする請求項15または
    19に記載の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記色データ変換手段は、さらに、前
    記色データ保存手段に保存された標準色データを、前記
    領域の各々を特定する複数の特定データに変更するデー
    タ変更手段を備えることを特徴とする請求項16または
    20に記載の画像処理装置。
  29. 【請求項29】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の色データに変換する色データ変換方法であって、 前記領域の各々を特定する複数の特定データを、それぞ
    れ異なるテーブルに記憶する記憶工程と、 前記色データを入力する色データ入力工程と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定工程と、 前記記憶工程において記憶された特定データから前記色
    データが含まれる前記領域の前記特定データを取り出し
    て、前記色データを標準の色データに変換する色データ
    変換工程と、を含むことを特徴とする色データ変換方
    法。
  30. 【請求項30】 画像を色ごとに読み取って色データを
    作成する色データ作成工程と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換工程と、を含んでなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶工程と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定工程と、 前記記憶工程において記憶された特定データから前記色
    データが含まれる前記領域の前記特定データを取り出し
    て、前記色データを標準の色データに変換する色データ
    変換工程と、 を含むことを特徴とする画像読取方法。
  31. 【請求項31】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の色データに変換する色データ変換工程と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    工程と、を含んでなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶工程と、 前記色データを入力する色データ入力工程と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定工程と、 前記記憶工程において記憶された特定データから前記色
    データが含まれる前記領域の前記特定データを取り出し
    て、前記色データを標準の色データに変換する色データ
    変換工程と、 を含むことを特徴とする画像形成方法。
  32. 【請求項32】 画像を色ごとに読み取って色データを
    作成する色データ作成工程と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換工程と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    工程と、を含んでなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々を特定する複
    数の特定データを、それぞれ異なるテーブルに記憶する
    記憶工程と、 前記色データが前記複数の領域のいずれに含まれるのか
    を判定する領域判定工程と、 前記記憶工程において記憶された特定データから前記色
    データが含まれる前記領域の前記特定データを取り出し
    て、前記色データを標準の色データに変換する色データ
    変換工程と、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  33. 【請求項33】 前記色空間は、より小さな小立方体に
    分割された立方体で表される3次元ルックアップテーブ
    ルを構成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の
    各頂点表す8個のデータであることを特徴とする請求項
    29に記載の色データ変換方法。
  34. 【請求項34】 前記色空間は、より小さな小立方体に
    分割された立方体で表される3次元ルックアップテーブ
    ルを構成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の
    各頂点表す8個のデータであることを特徴とする請求項
    30に記載の画像読取方法。
  35. 【請求項35】 前記色空間は、より小さな小立方体に
    分割された立方体で表される3次元ルックアップテーブ
    ルを構成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の
    各頂点表す8個のデータであることを特徴とする請求項
    31に記載の画像形成方法。
  36. 【請求項36】 前記色空間は、より小さな小立方体に
    分割された立方体で表される3次元ルックアップテーブ
    ルを構成し、かつ、前記特定データは、前記小立方体の
    各頂点表す8個のデータであることを特徴とする請求項
    32に記載の画像処理方法。
  37. 【請求項37】 さらに、前記色データ入力工程におい
    て入力された色データのビット数に応じて前記色空間を
    分割する領域を変更する領域変更工程を含むことを特徴
    とする請求項29または請求項33に記載のデータ変換
    方法。
  38. 【請求項38】 前記データ変換工程は、さらに、前記
    色データ作成工程において作成された色データのビット
    数に応じて前記色空間を分割する領域を変更する領域変
    更工程を含むことを特徴とする請求項30または請求項
    34に記載の画像画像読取方法。
  39. 【請求項39】 前記データ変換工程は、さらに、前記
    色データ入力工程において入力された色データのビット
    数に応じて前記色空間を分割する領域を変更する領域変
    更工程を含むことを特徴とする請求項31または請求項
    35に記載の画像形成方法。
  40. 【請求項40】 前記データ変換工程は、さらに、前記
    色データ作成工程において作成された色データのビット
    数に応じて前記色空間を分割する領域を変更する領域変
    更工程を含むことを特徴とする請求項32または請求項
    36に記載の画像処理方法。
  41. 【請求項41】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の標準色データに変換する色データ変換方法であって、 前記領域の各々に前記標準色データを割り当てる標準色
    データ割当工程と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存工程と、 n成分の色データを入力する色データ入力工程と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定工程と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換工程と、 を含むことを特徴とする色データ変換方法。
  42. 【請求項42】 画像を色ごとに読み取ってn成分の色
    データを作成する色データ作成工程と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換工程と、を有してなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当工程と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存工程と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定工程と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換工程と、を含むことを特徴とする画像読取方法。
  43. 【請求項43】 複数の領域に分割された色空間に色デ
    ータをマッピングすることによって前記色データを標準
    の色データに変換する色データ変換工程と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    工程と、を有してなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当工程と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存工程と、 n成分の色データを入力する色データ入力工程と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定工程と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法。
  44. 【請求項44】 画像を色ごとに読み取ってn成分の色
    データを作成する色データ作成工程と、 複数の領域に分割された色空間に色データをマッピング
    することによって前記色データを標準の色データに変換
    する色データ変換工程と、 前記標準の色データに基づいて画像を形成する画像形成
    工程と、を有してなり、 前記色データ変換工程は、前記領域の各々に前記標準色
    データを割り当てる標準色データ割当工程と、 前記領域に割り当てられた前記標準色データを前記領域
    と対応させて保存する標準色データ保存工程と、 前記n成分の色データを組み合わせて構成されるn成分
    データが、前記領域のいずれに含まれるのかを判定する
    領域判定工程と、 前記n成分データを、前記n成分データを含む前記領域
    に対応する前記標準色データに変換する標準色データ変
    換工程と、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  45. 【請求項45】 さらに、前記色データ保存工程におい
    て保存された標準色データを、前記領域の各々を特定す
    る複数の特定データに変更するデータ変更工程を含むこ
    とを特徴とする請求項41に記載の色データ変換方法。
  46. 【請求項46】 前記色データ変換工程は、さらに、前
    記色データ保存工程において保存された標準色データ
    を、前記領域の各々を特定する複数の特定データに変更
    するデータ変更工程を含むことを特徴とする請求項42
    に記載の画像読取方法。
  47. 【請求項47】 前記色データ変換工程は、さらに、前
    記色データ保存工程において保存された標準色データ
    を、前記領域の各々を特定する複数の特定データに変更
    するデータ変更工程を含むことを特徴とする請求項43
    に記載の画像形成方法。
  48. 【請求項48】 前記色データ変換工程は、さらに、前
    記色データ保存工程において保存された標準色データ
    を、前記領域の各々を特定する複数の特定データに変更
    するデータ変更工程を含むことを特徴とする請求項44
    に記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7800780B2 (en) 2004-06-30 2010-09-21 Adobe Systems Incorporated N-dimensional hedral interpolation for color conversion

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