JP2001274399A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2001274399A JP2000082692A JP2000082692A JP2001274399A JP 2001274399 A JP2001274399 A JP 2001274399A JP 2000082692 A JP2000082692 A JP 2000082692A JP 2000082692 A JP2000082692 A JP 2000082692A JP 2001274399 A JP2001274399 A JP 2001274399A
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trench
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igbt
semiconductor
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Koji Hotta
幸司 堀田
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Toyota Motor Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L2224/06Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of a plurality of bonding areas
    • H01L2224/0601Structure
    • H01L2224/0603Bonding areas having different sizes, e.g. different heights or widths

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄熱が少なく安定な動作を行える半導体装置
を提供すること。 【解決手段】 IGBTが行列状に配置された半導体装
置100における中央部のIGBTのトレンチ62を周
辺部のIGBTのトレンチより浅く形成する。中央部の
IGBTではトレンチ62が浅いため、周辺部のIGB
Tより第二導電型低濃度ドリフト領域54のゲート絶縁
膜64に沿う部分に蓄積する多数キャリアの量が少なく
なり、中央部の領域へのコレクタ電極からの少数キャリ
アの量も少なくなる。従って、中央部のIGBT40,
42,44のオン抵抗は周辺部のIGBTより高くな
る。この結果、半導体装置100の中央部の領域は周辺
部の領域と比較すると電流密度が低くなり、中央部の領
域の温度上昇を小さくし、蓄熱を緩和することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、詳しくは、ゲート電極を有する半導
体素子が複数配置されたゲート電極型の半導体装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置として、IG
BT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とMOS
FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Tra
nsistor)とでトレンチの深さが異なるものが提案され
ている(例えば、特開平9−82954号公報)。この
半導体装置では、MOSFETのトレンチの深さをIG
BTのベースに達しない深さにすることで、IGBTの
短絡耐量を確保することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体装置、特に、IGBTが行列状に複数配置さ
れている半導体装置では、複数のIGBTのうち周辺部
より内側にあるIGBTはその周囲を他のIGBTで囲
まれているため、蓄熱が起こりやすく安定な動作が阻害
されることがある。
【0004】本発明の半導体装置は、半導体装置の蓄熱
を防ぎ安定な動作を行なうことを目的の一つとする。ま
た、本発明の半導体装置の製造方法は、蓄熱を防ぐこと
ができる半導体装置を製造することを目的の一つとす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の半導体装置とその製造方法は、上述の目的の少な
くとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】本発明の第1の半導体装置は、ゲート電極
を有する半導体素子が複数配置されたゲート電極型の半
導体装置であって、前記複数の半導体素子のうち周辺部
より内側に配置された少なくとも一つの半導体素子を、
前記複数の半導体素子のうち周辺部に配置された半導体
素子のオン抵抗より高くなるように形成してなることを
要旨とする。
【0007】この本発明の第1の半導体装置では、周辺
部より内側に配置された半導体素子のオン抵抗が複数の
半導体素子のうち周辺部に配置された半導体素子のオン
抵抗より高いため、周辺部より内側の領域の電流密度を
減らすことができる。この結果、周辺部より内側の領域
の過度の温度上昇を防ぐことができる。
【0008】本発明の第2の半導体装置は、トレンチに
形成されたゲート電極を有する半導体素子が複数配置さ
れたゲート電極型の半導体装置であって、前記複数の半
導体素子のうち周辺部より内側に配置された少なくとも
一つの半導体素子のトレンチを、前記複数の半導体素子
のうち周辺部に配置された半導体素子のトレンチより浅
く形成してなることを要旨とする。
【0009】この本発明の第2の半導体装置では、周辺
部より内側に配置された半導体素子のトレンチを周辺部
に配置された半導体素子のトレンチより浅く形成してい
るため、周辺部より内側の領域のオン抵抗が高くなり、
周辺部より内側の領域の電流密度を減らすことができ
る。その結果、周辺部より内側の領域の過度の温度上昇
を防ぐことができる。
【0010】本発明の第3の半導体装置は、ゲート電極
を有する半導体素子が複数配置されたゲート電極型の半
導体装置であって、前記複数の半導体素子のうち周辺部
より内側に配置され隣接する半導体素子のゲート電極の
間隔のうち少なくとも一つを、前記複数の半導体素子の
うち周辺部に配置され隣接する半導体素子のゲート電極
の間隔より大きく形成してなることを要旨とする。
【0011】この本発明の第3の半導体装置では、周辺
部より内側に配置される半導体素子のゲート電極の間隔
を周辺部に配置された半導体素子のゲート電極間隔より
大きく形成しているため、周辺部より内側の領域のオン
抵抗が高くなり、周辺部より内側の領域の電流密度が減
る。その結果、周辺部より内側の領域の過度の温度上昇
を防ぐことができる。
【0012】これらの態様の本発明の半導体装置におい
て、前記半導体素子は、IGBT,MOSFET,GT
O(Gate Turn-Off)サイリスタのいずれかとすること
ができる。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法は、トレン
チに形成されたゲート電極を有する半導体素子が複数配
置されたゲート電極型の半導体装置の製造方法であっ
て、前記複数の半導体素子のうち周辺部より内側に配置
された少なくとも一つの半導体素子のトレンチを、前記
複数の半導体素子のうち周辺部に配置された半導体素子
のトレンチより浅く形成するトレンチ形成工程を備える
ことを要旨とする。
【0014】この本発明の半導体装置の製造方法では、
周辺部より内側に配置された半導体素子のトレンチを周
辺部に配置された半導体素子のトレンチより浅く形成す
ることができるため、半導体装置において周辺部より内
側の領域のオン抵抗が高くなり、周辺部より内側の領域
の電流密度を減らすことができる。その結果、周辺部よ
り内側の領域の過度の温度上昇を防ぐことができる半導
体装置を製造することができる。
【0015】また、この態様の本発明の半導体装置の製
造方法において、前記トレンチ形成工程は、周辺部より
内側に形成された開口部の幅が周辺部に配置された開口
部の幅より狭いマスク材を用いて前記トレンチを形成す
る工程であってもよい。このようなマスク材を用いるこ
とで、一つの製造工程で深さが異なるトレンチを形成す
ることができ、製造工程の増加を抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
半導体装置100の工程の一例を示す平面図である。実
施例の半導体装置100は、行列状に配置された複数の
IGBTを備えており、各IGBTは、行方向に配列さ
れたエミッタ電極10,12,14,16,18の下に
各々列方向に配置されている。例えば、エミッタ電極1
4の下に、半導体装置の端部の方向から中央部へ向かっ
て順にIGBT30,32,34,40,42,44が
一列に配置されている。各IGBTのゲート電極はゲー
ト電極パッド20に共通接続され、コレクタはコレクタ
電極58(図2参照)に共通接続されている。また、各
IGBTのエミッタは、その上部のエミッタ電極に接続
されている。
【0017】図2は、図1の半導体装置100のAA’
線での断面図である。半導体装置100は、第一導電型
高濃度基板50上に、第二導電型高濃度ドリフト層52
と、第二導電型低濃度ドリフト領域54と、第一導電型
ボディ領域56とを形成して構成されている。第一導電
型高濃度基板50の下面には全面にコレクタ電極58が
形成されている。IGBT30,32,34,40,4
2,44は、エミッタ電極14と電気的に接続される第
二導電型エミッタ領域60と、第二導電型エミッタ領域
60から第一導電型ボディ領域56を貫いて第二導電型
低濃度ドリフト領域54に達するトレンチ62と、トレ
ンチ62内壁に形成されたシリコン酸化物からなるゲー
ト絶縁膜64と、ゲート絶縁膜64上に形成されたポリ
シリコンからなる埋め込みゲート電極66と、埋め込み
ゲート電極66とエミッタ電極14とを絶縁する層間絶
縁膜68とを各々備える。半導体装置100において、
中央部に配置されているIGBT40,42,44の各
トレンチは、周辺部に配置されているIGBT30,3
2,34のトレンチより10%程度浅く形成されてい
る。
【0018】次にこうして構成された実施例の半導体装
置100の動作について説明する。埋め込みゲート電極
66と第二導電型エミッタ領域60との間に電位差が生
じると、第一導電型ボディ領域56のゲート絶縁膜64
に沿った部分にチャネルが形成され、第二導電型低濃度
ドリフト領域54に多数キャリアが注入される。この多
数キャリアの注入を受けて、コレクタ電極58から第一
導電型高濃度基板50と第二導電型高濃度ドリフト層5
2とを介して第二導電型低濃度ドリフト領域54へ少数
キャリアが注入されることで、第二導電型エミッタ領域
60からコレクタ電極58へ電流が流れる。
【0019】実施例の半導体装置100の中央部のIG
BT40,42,44では、トレンチを浅く形成してい
るため、周辺部のIGBTより第二導電型低濃度ドリフ
ト領域54の絶縁膜64に沿う部分に蓄積する多数キャ
リアの量が少なくなり、コレクタ電極から中央部のIG
BT40,42,44の領域へ注入される少数キャリア
の量も少なくなる。従って、中央部のIGBT40,4
2,44のオン抵抗は周辺部のIGBTより高くなる。
この結果、半導体装置100の中央部の領域は周辺部の
領域と比較すると電流密度が低くなり、中央部の領域の
温度上昇を小さくし、蓄熱を緩和することができる。
【0020】図3は、トレンチの深さが中央部と周辺部
と同一の比較例としての半導体装置300の表面温度分
布の一例を示す説明図であり、図4は、半導体装置10
0の表面温度分布の一例を示す説明図である。図3及び
図4において、「高」は表面温度が高温である領域を結
ぶ等温線、「中」は表面温度が中温である領域を結ぶ等
温線、「低」は表面温度が低温な領域を結ぶ等温線であ
る。比較例の半導体装置300は、トレンチの深さが異
なっている他は実施例の半導体装置100と同じ構成と
なっている。図3及び図4に示すように、半導体装置1
00の中央部は、半導体装置300の中央部に比して表
面温度が低くなっている。これは、上述したように、実
施例の半導体装置100の中央部のIGBT40,4
2,44では、トレンチを浅く形成しているため、周辺
部のIGBTより第二導電型低濃度ドリフト領域54に
蓄積する多数キャリアの量が少なくなり、コレクタ電極
からの少数キャリアの注入量が少なくなり、中央部のI
GBT40,42,44のオン抵抗が周辺部のIGBT
より高くなることによる。
【0021】なお、実施例の半導体装置100では、周
辺部に配置されたIGBTと中央部に配置されたIGB
Tとは、第一導電型ボディ領域56に形成されるチャネ
ル長はほぼ等しいため、IGBTの耐圧や破壊耐量が低
下することなく、中央部における蓄熱を緩和することが
できる。
【0022】実施例の半導体装置100では、2段階の
深さのトレンチを周辺部と中央部に形成したが、深さは
2段階に限定されるものでなく、3段階以上あってもよ
い。また、中央部から周辺部へトレンチの深さを順次深
くしてもよい。なお、トレンチの深さは、半導体装置1
00内の温度分布により設定すればよい。
【0023】また、半導体装置100の中央部の蓄熱を
緩和するため、中央部のトレンチを浅く形成したが、半
導体装置100内の温度分布によっては、中央部以外の
場所の蓄熱を緩和する必要が生じることもある。このと
き、蓄熱を緩和したい場所に配置されているIGBTの
トレンチを、その周辺部に配置されているIGBTのト
レンチより浅く形成すればよい。
【0024】次に、実施例の半導体装置100の製造方
法について説明する。図5は半導体装置100の製造方
法の一例を示す製造工程図である。
【0025】半導体装置100の製造は、まず、第一導
電型高濃度基板50上に、第二導電型高濃度ドリフト層
52と、第二導電型低濃度ドリフト領域54と、第一導
電型ボディ領域56とを形成し、第一導電型ボディ領域
56内に複数の第二導電型エミッタ領域60をイオン注
入法または熱拡散法で形成する工程から始まる(工程S
10)。次に、トレンチをエッチングするときに用いる
マスク材80を全面に成膜し、マスク材80上にレジス
ト82を塗布し、フォトリソグラフィ法を用いてトレン
チを形成する部分のレジストに複数の開口部を形成する
(工程S12)。マスク材80として、例えばHTOの
ようにトレンチをエッチングする際にシリコンに対する
選択比が高く、且つ、成膜した際に平坦性の高い材料を
用いる。図6は、工程S12の終了時における半導体装
置100の断面図である。フォトリソグラフィ法を用い
てレジストを部分的に除去する際に、半導体装置100
の中央部の開口部84を、その開口幅W1が周辺部の開
口部86の開口幅W2より狭くなるよう形成する。
【0026】次に、レジスト82をマスクとして、RI
E(Reactive Ion Etcning)法を用いてマスク材80を
ドライエッチングして、レジスト82の開口部84,8
6の開口幅とほぼ同じ寸法の開口部84a、86aをマ
スク材80に形成する(工程S14)。図7は、この工
程S14の終了時における半導体装置100の断面図で
ある。このとき、半導体装置100の中央部の開口部8
4aの開口幅はほぼW1となり、周辺部の開口部86a
の開口幅はほぼW2とる。
【0027】そして、マスク材80をマスクとして、R
IE法を用いたドライエッチングを行ない、各開口部8
4a、86aにトレンチ62を形成するとともに、マス
ク材80を除去する(工程S16)。図8は、この工程
S16の終了時における半導体装置100の断面図であ
る。一般的に、RIE法を用いたドライエッチングで
は、マスク材の開口幅が広いほど反応ガスが供給されや
すく、また反応生成物が排気されやすいために、より深
いトレンチが形成される。本実施例の半導体装置100
の製造方法では、マスク材80の中央部の開口部84a
の開口幅は周辺部の開口部86aの開口幅より狭いの
で、周辺部より中央部のほうのトレンチ62を浅く形成
することができる。このようにトレンチ62を形成した
後、トレンチにゲート絶縁膜64、埋め込みゲート電極
66を形成し、層間絶縁膜68,エミッタ電極14、コ
レクタ電極58を形成し(工程S18)、半導体装置1
00を完成する。
【0028】このような実施例の半導体装置の製造工程
によれば、マスク材の開口部の開口幅を変えるだけで異
なる深さのトレンチを形成することができる。したがっ
て、半導体装置の製造工程数を少なく抑えることができ
るとともに、深さの異なるトレンチを有する半導体装置
を製造することができる。
【0029】実施例の半導体装置100では、中央部の
各IGBTのトレンチ62の深さを浅くすることによっ
て中央部の蓄熱を緩和したが、中央部の各IGBTのゲ
ート電極間隔を周辺部のゲート電極間隔より大きくする
ことにより中央部の蓄熱を緩和するものとしてもよい。
以下にこのゲート電極間隔を変えた第2実施例の半導体
装置600について説明する。図9は、第2実施例の半
導体装置600の断面図である。IGBT30,32,
34は半導体装置600の周辺部に配置されており、I
GBT60,62は半導体装置600の中央部に配置さ
れている。中央部のIGBT60とIGBT62のトレ
ンチの深さは周辺部のIGBT30,32,34のトレ
ンチの深さと同じであるが、中央部のIGBT60とI
GBT62とのゲート電極の間隔S1は、周辺部のIG
BT30とIGBT32とのゲート電極間隔S2より大
きくなっている。このように、IGBT60とIGBT
62とのゲート電極間隔S1を大きくすると、中央部の
第二導電型低濃度ドリフト領域54に供給されるキャリ
ア量が少なくなり、中央部のIGBT60及びIGBT
62のオン抵抗が高くなる。したがって、半導体装置6
00の中央部の領域での電流密度が周辺部の領域と比較
して低くなり、中央部での蓄熱を緩和することができ
る。なお、半導体装置600では、周辺部に配置された
IGBTと中央部に配置されたIGBTとの第一導電型
ボディ領域56に形成されるチャネル長はほぼ等しいた
め、IGBTとしての耐圧や破壊耐量を低下させること
なく、中央部における蓄熱を緩和することができる。
【0030】また、第2実施例の半導体装置600で
は、2段階のゲート電極間隔を持つIGBTを周辺部と
中央部に形成したが、ゲート電極間隔は2段階に限定さ
れるものでなく、3段階以上であってもよい。また、中
央部から周辺部へゲート電極間隔を連続して狭くしても
よい。ゲート電極の間隔は、半導体装置100内の温度
分布より最適な水準に設定すればよい。
【0031】第2実施例の半導体装置600では、中央
部の蓄熱を緩和するため、中央部のゲート電極間隔を広
くしたが、半導体装置600内の温度分布によっては、
中央部以外の場所の蓄熱を緩和する必要が生じることが
ある。このとき、蓄熱を緩和したい場所に配置されてい
るIGBTのゲート電極間隔を、その周辺部に配置され
ているIGBTのゲート電極間隔を大きくすればよい。
【0032】なお、半導体装置100及び半導体装置6
00はIGBTを複数備えるが、これはIGBTに限定
したものではなく、MOSFETやGTOサイリスタな
どのゲート電極型半導体素子と代替してもよい。
【0033】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体装置100の平面図である。
【図2】 図1の半導体装置100のAA’線での断面
図である。
【図3】 中央部と周辺部でトレンチの深さが等しい半
導体装置300の表面温度分布の一例を示す図である。
【図4】 半導体装置100の表面温度分布の一例を示
す図である。
【図5】 半導体装置100の製造工程を示す製造工程
図である。
【図6】 半導体装置100の製造工程のうちトレンチ
形成工程の際の半導体装置100の断面図である。
【図7】 図6に示された工程に続く工程における半導
体装置100の断面図である。
【図8】 図7に示された工程に続く工程おける半導体
装置100の断面図である。
【図9】 半導体装置600の断面図である。
【符号の説明】
30,32,34,40,42,44,70,74 I
GBT、62 トレンチ、100,300,600 半
導体装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極を有する半導体素子が複数配
    置されたゲート電極型の半導体装置であって、 前記複数の半導体素子のうち周辺部より内側に配置され
    た少なくとも一つの半導体素子を、前記複数の半導体素
    子のうち周辺部に配置された半導体素子のオン抵抗より
    高くなるように形成してなる半導体装置。
  2. 【請求項2】 トレンチに形成されたゲート電極を有す
    る半導体素子が複数配置されたゲート電極型の半導体装
    置であって、 前記複数の半導体素子のうち周辺部より内側に配置され
    た少なくとも一つの半導体素子のトレンチを、前記複数
    の半導体素子のうち周辺部に配置された半導体素子のト
    レンチより浅く形成してなる半導体装置。
  3. 【請求項3】 ゲート電極を有する半導体素子が複数配
    置されたゲート電極型の半導体装置であって、 前記複数の半導体素子のうち周辺部より内側に配置され
    隣接する半導体素子のゲート電極の間隔のうち少なくと
    も一つを、前記複数の半導体素子のうち周辺部に配置さ
    れ隣接する半導体素子のゲート電極の間隔より大きく形
    成してなる半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体素子は、IGBT,MOSF
    ET,GTOサイリスタのいずれかである請求項1ない
    し3いずれか記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 トレンチに形成されたゲート電極を有す
    る半導体素子が複数配置されたゲート電極型の半導体装
    置の製造方法であって、 前記複数の半導体素子のうち周辺部より内側に配置され
    た少なくとも一つの半導体素子のトレンチを、前記複数
    の半導体素子のうち周辺部に配置された半導体素子のト
    レンチより浅く形成するトレンチ形成工程を備える半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記トレンチ形成工程は、周辺部より内
    側に形成された開口部の幅が周辺部に配置された開口部
    の幅より狭いマスク材を用いて前記トレンチを形成する
    工程である請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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