JP2001273747A - オーディオプレーヤー - Google Patents

オーディオプレーヤー

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JP2001273747A
JP2001273747A JP2000092180A JP2000092180A JP2001273747A JP 2001273747 A JP2001273747 A JP 2001273747A JP 2000092180 A JP2000092180 A JP 2000092180A JP 2000092180 A JP2000092180 A JP 2000092180A JP 2001273747 A JP2001273747 A JP 2001273747A
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JP2000092180A
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Ichiro Senoo
一郎 妹尾
Hiroki Furuya
博樹 古屋
Katsumi Ikuta
勝己 生田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの好みに合った曲を選曲し再生する機
能を有したオーディオプレーヤーを提供すること。 【解決手段】 操作部105からユーザによって再生開
始の操作が行われると(ステップ901)、再生総時間
および/または再生総回数の順位Nが最上位(N=1)
であるトラックを再生するように設定される(ステップ
903)。再生トラック決定処理(ステップ905)で
最上位のトラック番号401のトラック6が再生される
と、ディスク情報を更新し(ステップ907)トラック
6の再生を終了する(ステップ909)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオプレーヤ
ーに関するものであり、より具体的には、デジタルオー
ディオディスクを再生するオーディオプレーヤーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11に示す乱数テーブルは、従来のC
D(コンパクトディスク)プレーヤーのROM内に予め
書き込まれているものである。CDのランダムプレイを
行う場合には1〜99までの数字が配置されたこの乱数
テーブル内の一つを選択し、その数列順のトラックを再
生していた。例えば、列1103を選択した場合には、
トラック90→トラック54→トラック38→トラック
10→トラック2→トラック15の順でCD内の曲を再
生し、存在しないトラックはとばしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランダ
ムプレイのみではユーザがあまり好きではない曲も選択
されてしまい、聴きたくない場合は曲送りをしなければ
ならなかった。本発明の目的は、ユーザの好みに合った
曲を選曲し再生する機能を有したオーディオプレーヤー
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、トラック毎に再生時間および/または再
生回数を累計する手段と、累計結果である再生総時間お
よび/または再生総回数と、再生総時間および/または
再生総回数に対応するトラックのディスク上の位置を示
すトラック番号と、トラックを有すディスクの名称と、
トラックの最終再生日とを再生情報として記憶する記憶
手段と、再生総時間および/または再生総回数の降順に
再生情報を並べ替える並べ替え手段と、ディスクの再生
指示があった際、再生情報の順番にしたがってトラック
番号に対応するトラックを再生する再生手段とを具備し
たことを特徴とするオーディオプレーヤーを提供する。
さらに、本発明は、最終再生日からの経過日数を算出す
る手段と、経過日数が予め定めた日数以上である場合、
最終再生日に対応するトラックの再生総時間および/ま
たは再生総回数をクリアする手段とを具備したことを特
徴とするオーディオプレーヤーを提供する。
【0005】さらに、本発明は、ユーザを識別するため
のユーザ識別情報を入力する入力手段と、入力されたユ
ーザ識別情報毎に複数の再生情報を記憶する記憶手段
と、再生総時間および/または再生総回数の降順に、複
数の再生情報をそれぞれ並べ替える並べ替え手段と、デ
ィスクの再生指示があった際、再生指示を出したユーザ
のユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報を有する再生
情報を、複数の再生情報の中から検索する検索手段と、
検索一致した再生情報の順番にしたがって、再生情報の
トラック番号に対応するトラックを再生する再生手段と
を具備したことを特徴とするオーディオプレーヤーを提
供する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図1〜10を参照して本発
明をCDプレーヤーに適用した場合の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明を適用したCDプレーヤー内
部の概略図である。また、図2〜8は本発明を説明する
データ構成図であり、図9および図10は本発明を適用
したCDプレーヤーの処理フロー図である。なお、ここ
でいうCDとは音楽CDを意味する。
【0007】図1において、CPU101がCDプレー
ヤー全体の制御を行う。CPU101は、ROM10
3、操作部105、不揮発性RAM107、およびCD
ドライブ部109と接続している。ROM103にはC
Dプレーヤーの各種機能を動作させるためのプログラム
や、システムデータ等が記憶されている。ユーザは操作
部105を用いてCDの再生、再生ボリュームの調整、
およびCDドライブ部109へのCDの出入れ等を行
う。不揮発性RAMはワーキングエリアに使用されるほ
か、後述するTOC情報および再生情報の読み書きを行
う。図2に示すのは前述のTOC情報である。これはC
Dドライブ部109に挿入されているCDのトラック総
数201、CDに収録されている全ての曲の総時間20
3〜205で構成される。
【0008】一方、図3に示すのは前述の再生情報であ
る。これはCDドライブ部109に挿入されているCD
上のトラック番号301(図3ではトラック1)、トラ
ック番号301の再生総時間303〜305、トラック
番号301の再生総回数307、およびトラック番号3
01の最終再生年月日309で構成される。図2のTO
C情報より挿入されているCDのトラック総数はTであ
るため、図3の再生情報もトラック1〜トラックTに対
応する情報が全て存在する。図3に示したのは初期状態
(まだ、一度も再生していないCD)の再生情報の例で
あり、再生総時間303〜305は0分0秒、再生総回
数307は0回、最終再生年月日309は2000年1
月1日になっている。ユーザがこのCDを聴いてから、
ある程度日数が経過したのちの再生情報を図4に示す。
再生情報は再生総時間および/または再生総回数の降順
に並び替えられ、例えば、再生総時間の同じトラックが
複数存在する場合には再生総回数の降順に、再生総回数
の同じトラックが複数存在する場合には再生総時間の降
順に並べることが可能である。
【0009】図4では、再生総時間、再生総回数ともに
最も多いトラック番号401がトラック6となってお
り、その再生総時間403〜405は60分30秒、再
生総回数407は12回と記憶されている。そして、ト
ラック6の最終再生年月日409は2000年3月14
日となっている。次に再生総時間、再生総回数が多いト
ラック番号411はトラック2である。その再生総時間
413〜415は55分40秒、再生総回数417は1
1回と記憶されている。そして、トラック2の最終再生
年月日419は2000年2月14日となっている。
【0010】再生総時間、再生総回数の降順に並べたと
きの第N位のトラック番号421はトラック10であ
り、その再生総時間423〜425は30分50秒、再
生総回数427は7回と記憶されている。そして、トラ
ック10の最終再生年月日429は2000年2月23
日となっている。本実施の形態では再生総時間、再生総
回数の降順に並べたときの第M位までを再生する。第M
位のトラック番号431はトラック1であり、その再生
総時間433〜435は15分00秒、再生総回数43
7は3回と記憶されている。そして、トラック1の最終
再生年月日439は2000年3月1日となっている。
また、本実施の形態では最終再生日から1ヶ月以上経過
したトラックの再生総時間と再生総回数とを0クリアす
る。つまり、最終再生日から1ヶ月以上経過したトラッ
クは最下位になる。これは、ユーザが最近よく聴く曲に
的をしぼって再生させるためである。
【0011】現在の最下位(第T位)のトラック番号4
41はトラック11であり、その再生総時間443〜4
45は5分3秒、再生総回数447は1回、最終再生年
月日449は2000年3月1日と記憶されている。し
かし、例えば、現在日が2000年3月14日であった
場合、最終再生年月日419が2000年2月14日以
前のデータに相当するトラック2の再生総時間413〜
415と再生総回数11回とは0クリアされて最下位ま
で下がる。
【0012】次に、本発明の第2の実施の形態である再
生情報を図5にしめす。これはCDドライブ部109に
複数のCDが挿入されている場合にも対応できる再生情
報である。500には1枚目のCDの名称であるディス
クA、510には2枚目のCDの名称であるディスクB
が記憶されており、501〜509および511〜51
9は図3の再生情報と同様に、当該CD上のトラック番
号501(511)、トラック番号501(511)の
再生総時間503〜505(513〜515)、トラッ
ク番号501の再生総回数507(517)、およびト
ラック番号501の最終再生年月日509(519)で
構成される。
【0013】なお、ディスクAのトラック総数はT1
ディスクBのトラック総数はT2であるため、再生情報
もディスクAについてはトラック1〜トラックT1に対
応する情報、ディスクBについてはトラック1〜トラッ
クT2に対応する情報が全て存在する。図5に示したの
は初期状態(まだ一度も再生していない2枚のCD)の
再生情報の例であり、再生総時間503〜505(51
3〜515)は0分0秒、再生総回数507(517)
は0回、最終再生年月日509(519)は2000年
1月1日になっている。
【0014】ユーザがこのCDを聴いてから、ある程度
日数が経過したのちの再生情報を図6に示す。再生情報
は再生総時間および/または再生総回数の降順に並び替
えられ、例えば、再生総時間の同じトラックが複数存在
する場合には再生総回数の降順に、再生総回数の同じト
ラックが複数存在する場合には再生総時間の降順に並べ
ることが可能である。
【0015】図6では、再生総時間、再生総回数ともに
最も多いトラックを有するディスクのディスク名称60
0、およびそのトラック番号601がディスクAのトラ
ック6となっており、その再生総時間603〜605は
60分30秒、再生総回数607は12回と記憶されて
いる。そして、ディスクAのトラック6の最終再生年月
日609は2000年3月14日となっている。
【0016】次に再生総時間、再生総回数が多いトラッ
クを有するディスクのディスク名称610およびそのト
ラック番号611はディスクBのトラック1である。そ
の再生総時間613〜615は55分50秒、再生総回
数617は11回と記憶されている。そして、ディスク
Bのトラック1の最終再生年月日619は2000年3
月14日となっている。再生総時間、再生総回数の降順
に並べたときの第N位のトラックを有するディスクのデ
ィスク名称620およびそのトラック番号621は、デ
ィスクAのトラック8であり、その再生総時間623〜
625は40分30秒、再生総回数627は8回と記憶
されている。そして、その最終再生年月日629は20
00年2月14日となっている。
【0017】本実施の形態では再生総時間、再生総回数
の降順に並べたときの第M位までを再生する。第M位の
トラックを有するディスクのディスク名称630および
そのトラック番号631はディスクBのトラック5であ
り、その再生総時間633〜635は30分50秒、再
生総回数637は7回と記憶されている。そして、その
最終再生年月日639は2000年2月14日となって
いる。また、本実施の形態では最終再生日から1ヶ月以
上経過したトラックの再生総時間と再生総回数とを0ク
リアする。つまり、最終再生日から1ヶ月以上経過した
トラックは最下位になる。これは、ユーザが最近よく聴
く曲に的をしぼって再生させるためである。
【0018】現在の最下位、すなわち第(T1+T2)位
であるディスクBのトラック9(640〜641)は、
その再生総時間643〜645は14分39秒、再生総
回数647は3回、最終再生年月日649は2000年
2月29日と記憶されている。しかし、例えば、現在日
が2000年3月14日であった場合、最終再生年月2
000年2月14日以前のデータに該当する629およ
び639に対応する再生総時間623〜625(633
〜635)と、再生総回数627(637)とは0クリ
アされて最下位まで下がる。
【0019】次に、第3の実施の形態である再生情報を
図7に示す。図7の例では、操作部105から入力され
たユーザ識別情報(ユーザAおよびユーザB)毎に再生
情報を記憶する。列701の再生情報はユーザA用、列
702の再生情報はユーザB用に割当てられており、C
Dドライブ部109に挿入されているCD上のトラック
番号711(図7ではトラック1)、トラック番号71
1の再生総時間713〜715、トラック番号711の
再生総回数717、およびトラック番号711の最終再
生年月日719で構成される。図2のTOC情報より挿
入されているCDのトラック総数はTであるため、図7
の再生情報もトラック1〜トラックTに対応する情報が
全て存在する。図7に示したのは初期状態(まだ一度も
再生していないCD)の再生情報の例であり、再生総時
間713〜715は0分0秒、再生総回数717は0
回、最終再生年月日719は2000年1月1日になっ
ている。
【0020】ユーザAおよびユーザBが各自このCDを
聴いてから、ある程度日数が経過したのちの再生情報を
図8に示す。ユーザAの再生情報(列801)およびユ
ーザBの再生情報(列802)は、それぞれ再生総時間
および/または再生総回数の降順に並び替えられ、例え
ば、再生総時間の同じトラックが複数存在する場合には
再生総回数の降順に、再生総回数の同じトラックが複数
存在する場合には再生総時間の降順に並べることが可能
である。
【0021】図8からわかるように、再生総時間、再生
総回数ともに最も多いトラック番号811はユーザAで
はトラック2、ユーザBではトラック4となっている。
そして、その再生総時間813〜815はユーザAでは
60分50秒、ユーザBでは58分50秒となってい
る。さらに、再生総回数817はユーザA、ユーザBと
もに12回、最終再生年月日819はユーザA、ユーザ
Bともに2000年3月14日となっている。
【0022】次に再生総時間、再生総回数が多いトラッ
ク番号821は、ユーザAではトラック6、ユーザBで
はトラック7となっている。そして、その再生総時間8
23〜825はユーザAでは55分15秒、ユーザBで
は54分15秒となっている。さらに、再生総回数82
7はユーザA、ユーザBともに11回、最終再生年月日
829はユーザA、ユーザBともに2000年3月14
日となっている。再生総時間、再生総回数の降順に並べ
たときの第N位のトラック番号831はユーザAではト
ラック1、ユーザBではトラック5となっている。そし
て、その再生総時間833〜835はユーザAでは44
分20秒、ユーザBでは42分30秒となっている。さ
らに、再生総回数837はユーザAでは8回、ユーザB
では9回、最終再生年月日839はユーザAでは200
0年2月13日、ユーザBでは2000年2月14日と
なっている。
【0023】本実施の形態では再生総時間、再生総回数
の降順に並べたときの第M位までを再生する。第M位の
トラック番号841はユーザAではトラック12、ユー
ザBではトラック6となっている。そして、その再生総
時間843〜845はユーザAでは34分10秒、ユー
ザBでは33分11秒となっている。さらに、再生総回
数847はユーザAでは6回、ユーザBでは7回、最終
再生年月日849はユーザAでは2000年3月3日、
ユーザBでは2000年3月1日となっている。また、
本実施の形態では最終再生日から1ヶ月以上経過したト
ラックの再生総時間と再生総回数とを0クリアする。つ
まり、最終再生日から1ヶ月以上経過したトラックは最
下位になる。これは、ユーザが最近よく聴く曲に的をし
ぼって再生させるためである。現在の最下位(第T位)
のトラック番号851はユーザAではトラック4、ユー
ザBではトラック8となっている。そして、その再生総
時間853〜855はユーザAでは5分12秒、ユーザ
Bでは4分58秒となっている。さらに、再生総回数8
57はユーザA、ユーザBともに1回、最終再生年月日
859はユーザA、ユーザBともに2000年3月1日
となっている。
【0024】しかし、例えば、現在日が2000年3月
14日であった場合、最終再生年月日が2000年2月
14日以前のデータ(839)に相当する再生総時間8
33〜835と、再生総回数837とは0クリアされて
最下位まで下がる。以上のようにして再生総時間および
/または再生総回数の降順に並び替えた再生情報に基づ
き、CDを再生するときのCDプレーヤーの処理フロー
図を図9および図10を用いて説明する。
【0025】まず、図4の再生情報を用いて、CDドラ
イブ109に挿入できるCDが1枚の場合の説明をす
る。操作部105からユーザによって再生開始の操作が
行われると(ステップ901)、再生総時間および/ま
たは再生総回数の順位Nが最上位(N=1)であるトラ
ックを再生するように設定される(ステップ903)。
再生トラック決定処理(ステップ905)で最上位のト
ラック番号401のトラック6が再生されると、ディス
ク情報を更新し(ステップ907)トラック6の再生を
終了する(ステップ909)。なお、ディスク情報の更
新(ステップ907)では再生総時間403〜405お
よび再生総回数407の加算、最終再生年月日409の
更新を行う。トラック6の再生が終了すると、CDの再
生を中止するか否か確認し(ステップ911)再生を続
ける場合はステップ905に戻って上記の処理を繰り返
す。一方、中止する場合にはそのまま処理を終了する
(ステップ913)。
【0026】次に、再生トラック決定処理(ステップ9
05)の詳細を図10を用いて説明する。再生トラック
決定処理に入ると(ステップ1001)、ディスク情報
(再生情報)を参照する(ステップ1003)。本実施
の形態では再生情報を再生総時間および/または再生総
回数の降順に並べたときの第M位までを再生する。すな
わち、次に再生するトラックが再生情報の上位M位に入
っているか否か確認する(ステップ1005)。
【0027】最初に再生するトラックは再生情報の最上
位(N=1)のものであるため、トラック番号401の
トラック6を選曲し(ステップ1007)、トラック6
の再生を開始する(ステップ1009)。ステップ10
11では次に再生すべきトラックを上位2位、すなわち
トラック番号411であるトラック2にする。そして、
トラック6の再生が終わったところでトラックタイムの
2分の1以上再生したか否か確認する(ステップ101
3)。このとき、トラック6のトラックタイムの2分の
1以上再生していれば再生トラック決定処理を終了し
(ステップ1015)、ディスク情報更新処理(図9の
ステップ907)へ進む。
【0028】一方、トラック6のトラックタイムの2分
の1以上再生していなければディスク情報参照処理(ス
テップ1003)へ戻る。次に再生すべきトラックはト
ラック2、すなわち上位2位であるため上位M位に含ま
れている。よって、トラック2を選曲(ステップ100
7)し、トラック2を再生する(ステップ1009)。
以上の処理を次に再生すべきトラックの順位NがMに
なるまで繰り返し行い、NがMより大きくなった時点
で、次に再生すべきトラックを再生総時間および/また
は再生総回数の最も多いトラック番号401に戻す(ス
テップ1017)。
【0029】次に、図6の再生情報を用いて、2枚以上
のCDをCDドライブ109に挿入できる場合の説明を
する。操作部105からユーザによって再生開始の操作
が行われると(ステップ901)、再生総時間および/
または再生総回数の順位Nが最上位(N=1)であるト
ラックを有するディスクのディスク名称600(ディス
クA)およびそのトラック番号601(トラック6)を
再生するように設定される(ステップ903)。
【0030】再生トラック決定処理(ステップ905)
でディスクAのトラック6が再生されると、ディスク情
報を更新し(ステップ907)ディスクAのトラック6
の再生を終了する(ステップ909)。なお、ディスク
情報の更新(ステップ907)では再生総時間603〜
605および再生総回数607の加算、最終再生年月日
609の更新を行う。ディスクAのトラック6の再生が
終了すると、CDの再生を中止するか否か確認し(ステ
ップ911)再生を続ける場合はステップ905に戻っ
て上記の処理を繰り返す。一方、中止する場合にはその
まま処理を終了する(ステップ913)。
【0031】次に、再生トラック決定処理(ステップ9
05)の詳細を図10を用いて説明する。再生トラック
決定処理に入ると(ステップ1001)、ディスク情報
(再生情報)を参照する(ステップ1003)。本実施
の形態では再生情報を再生総時間および/または再生総
回数の降順に並べたときの第M位までを再生する。すな
わち、次に再生するトラックが再生情報の上位M位に入
っているか否か確認する(ステップ1005)。
【0032】最初に再生するトラックは再生情報の最上
位(N=1)のものであるため、ディスク名称600
(ディスクA)のトラック番号601(トラック6)を
選曲し(ステップ1007)、再生を開始する(ステッ
プ1009)。ステップ1011では次に再生すべきト
ラックを上位2位、すなわち、ディスク名称610(デ
ィスクB)のトラック番号611(トラック1)にす
る。そして、再生が終わったところでトラックタイムの
2分の1以上再生したか否か確認する(ステップ101
3)。このとき、トラックタイムの2分の1以上再生し
ていれば再生トラック決定処理を終了し(ステップ10
15)、ディスク情報更新処理(図9のステップ90
7)へ進む。
【0033】一方、トラックタイムの2分の1以上再生
していなければディスク情報参照処理(ステップ100
3)へ戻る。次に再生すべきトラックはディスクBのト
ラック1、すなわち上位2位であるため上位M位に含ま
れている。よって、ディスクBのトラック1を選曲し
(ステップ1007)、再生する(ステップ100
9)。以上の処理を次に再生すべきトラックの順位Nが
Mになるまで繰り返し行い、NがMより大きくなった時
点で、次に再生すべきトラックを再生総時間および/ま
たは再生総回数の最も多いトラックを有するディスクの
ディスク名称600のトラック番号601に戻す(ステ
ップ1017)。
【0034】次に、図8の再生情報を用いて、2人のユ
ーザが同じCDをCDドライブ109に挿入し、それぞ
れ一定期間そのCDを聴いた場合の処理を説明する。ま
ず、ユーザは操作部105を使って各自を識別するため
の情報(図8ではユーザAまたはユーザB)を入力す
る。ここではユーザAが自分を識別するための情報を入
力し、再生操作を行ったとする。操作部105からユー
ザAによって再生開始の操作が行われると(ステップ9
01)、ユーザAの再生情報(列801)から再生総時
間および/または再生総回数の順位Nが最上位(N=
1)であるトラック番号811(トラック2)を再生す
るように設定される(ステップ903)。
【0035】再生トラック決定処理(ステップ905)
でトラック2が再生されると、ディスク情報を更新し
(ステップ907)トラック2の再生を終了する(ステ
ップ909)。なお、ディスク情報の更新(ステップ9
07)では再生総時間813〜815および再生総回数
817の加算、最終再生年月日819の更新を行う。ト
ラック2の再生が終了すると、CDの再生を中止するか
否か確認し(ステップ911)再生を続ける場合はステ
ップ905に戻って上記の処理を繰り返す。一方、中止
する場合にはそのまま処理を終了する(ステップ91
3)。
【0036】次に、再生トラック決定処理(ステップ9
05)の詳細を図10を用いて説明する。再生トラック
決定処理に入ると(ステップ1001)、ディスク情報
(再生情報)を参照する(ステップ1003)。本実施
の形態では再生情報を再生総時間および/または再生総
回数の降順に並べたときの第M位までを再生する。すな
わち、次に再生するトラックが再生情報の上位M位に入
っているか否か確認する(ステップ1005)。
【0037】最初に再生するトラックは再生情報の最上
位(N=1)のものであるため、トラック番号811
(トラック2)を選曲し(ステップ1007)、再生を
開始する(ステップ1009)。ステップ1011では
次に再生すべきトラックを上位2位、すなわち、トラッ
ク番号821(トラック6)にする。そして、再生が終
わったところでトラック2のトラックタイムの2分の1
以上再生したか否か確認する(ステップ1013)。こ
のとき、トラック2のトラックタイムの2分の1以上再
生していれば再生トラック決定処理を終了し(ステップ
1015)、ディスク情報更新処理(図9のステップ9
07)へ進む。
【0038】一方、トラック2のトラックタイムの2分
の1以上再生していなければディスク情報参照処理(ス
テップ1003)へ戻る。次に再生すべきトラックはト
ラック6、すなわち上位2位であるため上位M位に含ま
れている。よって、トラック6を選曲(ステップ100
7)し、トラック6を再生する(ステップ1009)。
以上の処理を次に再生すべきトラックの順位NがMに
なるまで繰り返し行い、NがMより大きくなった時点
で、次に再生すべきトラックを再生総時間および/また
は再生総回数の最も多いトラック番号811に戻す(ス
テップ1017)。
【0039】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明のオーディオプレーヤーはCDプレーヤーに限定
されず、MDプレーヤーおよびDVDプレーヤー等に適
用することも可能である。また、再生情報のデータ構成
も上記説明に限定されず、3枚以上のデジタルオーディ
オディスクに対応させたり、3つ以上のユーザ識別情報
毎に再生情報を記憶することも可能であることは明らか
である。
【0040】
【発明の効果】このように本発明によれば、ユーザの好
みに合った曲を選曲し再生する機能を有したオーディオ
プレーヤーを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオディスクを示す機能ブ
ロック図。
【図2】TOC情報のデータ構成図。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図4】本発明の第1の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図7】本発明の第3の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明するデータ構
成図。
【図9】本発明の実施の形態を説明する処理フロー図。
【図10】本発明の実施の形態を説明する処理フロー
図。
【図11】従来のランダムプレイを説明するためのデー
タ構成図。
【符号の説明】
101 CPU 103 ROM 107 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田 勝己 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5D066 BA03 BA05 BA06 5D077 AA26 BA18 CA10 CB04 DC12 DC22 DF07 EA12 EA13 EA14 EA34 5D110 AA15 AA27 BB02 DA14 DA17 DB09 DC07 DC22 DD11 DE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルオーディオディスクを再生する
    オーディオプレーヤーにおいて、 トラック毎に再生時間および/または再生回数を累計す
    る手段と、 累計結果である再生総時間および/または再生総回数
    と、 前記再生総時間および/または前記再生総回数に対応す
    るトラックのディスク上の位置を示すトラック番号と、 前記トラックを有すディスクの名称と、 前記トラックの最終再生日とを再生情報として記憶する
    記憶手段と、 前記再生総時間および/または前記再生総回数の降順に
    前記再生情報を並べ替える並べ替え手段と、 前記ディスクの再生指示があった際、 前記再生情報の順番にしたがって前記トラック番号に対
    応するトラックを再生する再生手段とを具備したことを
    特徴とするオーディオプレーヤー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーディオプレーヤー
    において、 前記最終再生日からの経過日数を算出する手段と、 前記経過日数が予め定めた日数以上である場合、 前記最終再生日に対応するトラックの再生総時間および
    /または再生総回数をクリアする手段とを具備したこと
    を特徴とするオーディオプレーヤー。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のオーデ
    ィオプレーヤーにおいて、 ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力する入力
    手段と、 入力されたユーザ識別情報毎に複数の再生情報を記憶す
    る記憶手段と、 再生総時間および/または再生総回数の降順に、前記複
    数の再生情報をそれぞれ並べ替える並べ替え手段と、 前記ディスクの再生指示があった際、 再生指示を出したユーザのユーザ識別情報と同一のユー
    ザ識別情報を有する再生情報を、前記複数の再生情報の
    中から検索する検索手段と、 検索一致した再生情報の順番にしたがって、前記再生情
    報のトラック番号に対応するトラックを再生する再生手
    段とを具備したことを特徴とするオーディオプレーヤ
    ー。
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