JP2001273734A - ディスク記録又は再生装置 - Google Patents

ディスク記録又は再生装置

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JP2001273734A
JP2001273734A JP2000085504A JP2000085504A JP2001273734A JP 2001273734 A JP2001273734 A JP 2001273734A JP 2000085504 A JP2000085504 A JP 2000085504A JP 2000085504 A JP2000085504 A JP 2000085504A JP 2001273734 A JP2001273734 A JP 2001273734A
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JP
Japan
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pickup
gear
disk
disk recording
rack
Prior art date
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Application number
JP2000085504A
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Inventor
Tadashi Inoue
正 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップを移動方向にガタ付くことを防
ぐ機構に於いて、構成部品を減らす。 【解決手段】 ディスク記録又は再生装置は、シャーシ
1上に、ディスク7を回転させるターンテーブル3と、タ
ーンテーブル3に接近離間可能に移動自在に設けられ一
側部にラック片40を具えたピックアップ2と、ピックア
ップ2を移動させるギア20を有する駆動機構を具えてい
る。ラック片40は、シャーシ1上面に平行な面内にてピ
ックアップ2の移動方向と略直交する方向に撓んで、ギ
ア20に押圧付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギアにてピックア
ップを駆動するディスク記録又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のディスク記録又は再生装
置の平面図である。シャーシ(1)上にはディスクを回転
させるターンテーブル(3)と、該ターンテーブル(3)に
接近離間するピックアップ(2)が設けられ、ピックアッ
プ(2)はガイド軸(5)に移動を案内される。ピックアッ
プ(2)の側方にはギア列から構成される駆動機構(21)が
設けられ、ピックアップ(2)の一側部には2枚のラック
片(40)(40)が重なって設けられる。両ラック片(40)(40)
は駆動機構(21)の下流端のギア(20)に噛合する。ピック
アップ(2)はディスクにビームを発する対物レンズ(22)
を上面に有する。図7は、ディスク(7)の裏面図であ
る。周知の如く、ディスク(7)の裏面には多数のピット
(71)(71)が凹設され、該ピット(71)(71)に向けてビーム
を照射する。ビームスポット(70)がピット(71)に対し、
ディスク半径方向にずれると、ディスク(7)が正確に再
生されないから、ピックアップ(2)は対物レンズ(22)を
ディスク半径方向に微少量だけ移動させて、ビームスポ
ット(70)をピット(71)に正確に当てている。この移動動
作が周知のトラッキングサーボである。
【0003】ラック片(40)とギア(20)間には、本来バッ
クラッシがあるから、ピックアップ(2)はガイド軸(5)
に沿ってこのバックラッシ分だけガタ付く。しかし、ピ
ックアップ(2)がガタ付くと、トラッキングサーボが正
確に作動せず、ディスク(7)が正確に再生されない。こ
の点に鑑みて、従来からピックアップ(2)がバックラッ
シ分だけガタ付かない工夫がされている。図6は、図5
をA方向から見て一部を破断した側面図である。これは
2枚のラック片(40)(40)間に引張りバネ(48)を設け、両
ラック片(40)(40)をピックアップ(2)の移動方向に沿っ
て互いに逆向きに引っ張る。ギア(20)の歯面は何れかの
ラック片(40)(40)に接するから、ピックアップ(2)は移
動方向にガタ付かない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、2枚
のラック片(40)(40)及び引張りバネ(48)が必要であり、
構成部品が増加していた。本発明の目的は、ピックアッ
プを移動方向にガタ付くことを防ぐ機構に於いて、構成
部品を減らすことにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】ピックアップ(2)には、シ
ャーシ(1)上面に平行な面内にてピックアップ(2)の移
動方向と略直交する方向にラック片(40)をギア(20)に押
圧付勢するバネ手段が設けられている。
【0006】
【作用及び効果】ラック片(40)はバネ手段により、シャ
ーシ(1)上面に平行な面内にてピックアップ(2)の移動
方向と略直交する方向にギア(20)に押圧される。即ち、
ピックアップ(2)は移動方向と略直交する方向にギア(2
0)に押圧されて、ギア(20)とのバックラッシがなくな
り、ガタ付きが防止される。これにより、1つのバネ手
段によりピックアップを移動方向にガタ付くことを防止
できるから、装置の構成部品を減らすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。本例にあっては、ピックアップ(2)のラック
片(40)を駆動機構(21)に押圧する点に特徴があるが、先
ず全体を概説する。図1は、本例に関わるディスク記録
又は再生装置の平面図であり、ディスク(7)の最内周部
を再生する状態を示す。シャーシ(1)には、従来と同様
に、ターンテーブル(3)及びピックアップ(2)が設けら
れている。周知の如く、ディスク(7)が回転し、ピック
アップ(2)が移動して、ディスク(7)に対する信号の記
録又は再生ができる。
【0008】シャーシ(1)上にてピックアップ(2)の側
方には、モータ(M)が設けられ、該モータ(M)はギア列
から構成される駆動機構(21)に連繋する。ピックアップ
(2)には駆動機構(21)に向けて合成樹脂から形成された
弾性押圧部材(4)が設けられている。弾性押圧部材(4)
は、ピックアップ(2)の側面に接し、ピックアップ(2)
の移動方向に延びた取付け条(43)と、該取付け条(43)の
長手方向の略中央部からギア(20)に向けて延びた支え片
(42)と、該支え片(42)の端部から取付け条(43)と平行に
延び、外側にギア(20)に噛合する歯面(41)を形成したラ
ック片(40)を具えている。支え片(42)は前記ガイド軸
(5)に被さり、ラック片(40)の内側面がガイド軸(5)に
沿う。ギア(20)はラック片(40)に稍食い込む位置に設け
られている。ラック片(40)の中央部にはピックアップ
(2)の移動方向に延びた開口(44)が設けられ、開口(44)
の両側方には撓み支持片(45)(45)が位置する。ラック片
(40)の歯面(41)は、ピックアップ(2)に向けて撓み変形
可能である。
【0009】ギア(20)がラック片(40)に稍食い込むか
ら、ラック片(40)がギア(20)に噛合した状態で、歯面(4
1)が撓み変形し、その付勢力にて歯面(41)はギア(20)に
押圧される。即ち、ラック片(40)が両端部を撓み支持片
(45)(45)に受けられていることにより、ギア(20)に押圧
接触するバネ手段を構成する。図3は、歯面(41)とギア
(20)の噛合部分の拡大図である。歯面(41)とギア(20)の
間には本来、図3にLで示すバックラッシがある。然る
に、図3に一点鎖線で示すように歯面(41)はギア(20)に
向けて撓んでいるから、歯面(41)とギア(20)の間にはバ
ックラッシがなくなる。これにより、ピックアップ(2)
のガタ付きを無くすことができる。
【0010】図2は、ディスク(7)の最外周部を再生す
る状態を示す平面図である。この状態にあっても、歯面
(41)は撓み支持片(45)(45)を基端部とした撓み変形によ
りギア(20)に押圧されている。従って、ピックアップ
(2)がディスク(7)の最内周部に位置しても、最外周部
に位置しても、歯面(41)は撓み変形による付勢力にてギ
ア(20)に押圧されている。この撓み変形量はギア(20)と
ラック片(40)のピッチ間距離によるから、ピックアップ
(2)の移動位置に拘わらず一定であり、歯面(41)はピッ
クアップ(2)の移動位置に拘わらず一定の付勢力にてギ
ア(20)に押圧されている。
【0011】尚、図1に示す構成に代えて、図4に示す
ように、ラック片(40)と取付け条(43)を互いに離間した
一対の圧縮バネ(49)(49)にて繋ぐ構成であってもよい。
本例にあっては、ラック片(40)は弾性変形して、シャー
シ(1)上面に平行な面内にてピックアップ(2)の移動方
向と略直交する方向にギア(20)に押圧される。即ち、ピ
ックアップ(2)は移動方向と略直交する方向にギア(20)
に押圧されて、ギア(20)とのバックラッシがなくなり、
ガタ付きが防止される。これにより、1つのバネ手段に
よりピックアップを移動方向にガタ付くことを防止でき
るから、装置の構成部品を減らすことができる。
【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の平面図であり、デ
ィスクの最内周部を再生する状態を示す。
【図2】ディスク記録又は再生装置の平面図であり、デ
ィスクの最外周部を再生する状態を示す。
【図3】歯面とギアの噛合部分の拡大図である。
【図4】別のディスク記録又は再生装置の平面図であ
る。
【図5】従来のディスク記録又は再生装置の平面図であ
る。
【図6】図5をA方向から見て一部を破断した側面図で
ある。
【図7】ディスクの裏面図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) ピックアップ (3) ターンテーブル (7) ディスク (20) ギア (40) ラック片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(1)上に、ディスク(7)を回転
    させるターンテーブル(3)と、ターンテーブル(3)に接
    近離間可能に移動自在に設けられ一側部にラック片(40)
    を具えたピックアップ(2)と、ピックアップ(2)を移動
    させるギア(20)を有する駆動機構を具えたディスク記録
    又は再生装置に於いて、 ピックアップ(2)には、シャーシ(1)上面に平行な面内
    にてピックアップ(2)の移動方向と略直交する方向にラ
    ック片(40)をギア(20)に押圧付勢するバネ手段が設けら
    れたことを特徴とするディスク記録又は再生装置。
  2. 【請求項2】 バネ手段は、ピックアップ(2)の移動全
    行程に亘って、ラック片(40)をギア(20)に略同じ付勢力
    にて押圧する請求項1に記載のディスク記録又は再生装
    置。
JP2000085504A 2000-03-27 2000-03-27 ディスク記録又は再生装置 Pending JP2001273734A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100351925C (zh) * 2003-06-02 2007-11-28 宇东光学公司 光学头传动机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100351925C (zh) * 2003-06-02 2007-11-28 宇东光学公司 光学头传动机构

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