JP4054728B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置に係り、特に光ピックアップを移動させる部分の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連した従来技術としては、例えば特開2003−59212号公報(特許文献1)や、特開2002−109839号公報(特許文献2)に記載されたものがある。特開2003−59212号公報には、付勢部材によりピックアップ側のクロー部をリードスクリューに押し付けるピックアップ送り機構が記載され、特開2002−109839号公報には、ピックアップの位置を正規化する際の音の発生を防止するために、ピックアップを最外周位置に移動させたときに、ピックアップ側の噛合突起とリードスクリューとの間で脱調が生じ、強く噛合うようにした構成が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−59212号公報
【特許文献2】
特開2002−109839号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、特開2003−59212号公報記載の技術は、付勢部材によりピックアップ側のクロー部をリードスクリューに押し付けることで、単に、該クロー部と該リードスクリューとの噛合いを確保するようにしたものであり、該クロー部と該リードスクリューとの噛合いに起因する音低減化させる技術ではない。また、特開2002−109839号公報記載の技術は、噛合突起とリードスクリューとの間を単に強く噛合わせることで、ピックアップ位置の正規化時の音を抑えるようにした構成であり、上記噛合突起リードスクリューとの強い噛合せにより、該噛合突起や該リードスクリューの表面に傷がくおそれがある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、光ディスク装置の光ピックアップ送り機構において、光ピックアップ側のラック部とリードスクリュー側との係合を、係合部に傷が付かない状態で確保するとともに、該係合が歯飛び状態(ラック部がねじの溝から外れ、再び該溝に係合することを繰返す状態)となったときの音を抑えられるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題点を解決するために、本発明では、光ディスク装置において、(a)表面に設けた送りねじの溝深さが長さ方向に略一定の第1の領域と、該第1の領域に連続してディスク外径側に配され該第1の領域と同じ外径を有しディスク半径増大方向に対し送りねじの溝深さが次第に減少する第2の領域とを有し、回転により該送りねじに係合した光ピックアップ側のラック部に移動力を伝えるリードスクリュー部材と、(b)上記ラック部に対し上記リードスクリュー部材の送りねじの反対側に配され、該ラック部を弾性復元力で付勢し、該ラック部を該送りねじの溝の面に当接させる弾性部材とを備えた構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の実施例の説明図である。図1は、本発明の実施例としての光ディスク装置の構成例図、図2は、図1の光ディスク装置に用いたリードスクリュー部材の構成図、図3は、図2の構成の比較図であって、送りねじの溝深さが一定のリードスクリューの図である。
【0007】
図1において、1は、光ディスク(図示なし)の情報記録面にレーザー光を照射したり、反射光を受光したりして、該情報記録面に対し信号の記録や再生を行う光ピックアップ、2は、搭置された光ディスク(図示なし)を回転させるターンテーブル、3は、回転により光ピックアップ1を光ディスク半径方向に移動させるリードスクリュー部材、4は、リードスクリュー部材3を回転駆動する送りモータ、5は、光ピックアップ1の光ディスク半径方向の移動を案内するガイド部材、6は、リードスクリュー部材3の送りねじの溝Cに係合するラック部、7は、ラック部6を付勢する弾性部材としてのばね、8はシャーシ、9は、装置の配線パターンが設けられ、外部との電気的接続を行うためのフレキシブル基板である。リードスクリュー部材3は、ガイド部材5と平行に配されている。リードスクリュー部材3の表面に設けた送りねじは、その溝Cの深さ(以下、溝深さという)が、ディスク外径側においてディスク半径増大方向に対し次第に減少する構成とされている。ラック部6は、ばね7の弾性復元力で付勢された状態でリードスクリュー部材3の送りねじの溝Cに係合され、当接面が該溝Cの面に当接される。ガイド部材5と、リードスクリュー部材3と、ガイド部材5に係合する光ピックアップ1側の部分と、ラック部6と、ばね7と、送りモータ4とが、光ピックアップ送り機構を構成している。
【0008】
上記構成において、例えば、記録または再生の動作開始時において、送りモータ4によりリードスクリュー部材3が回転駆動されると、その送りねじの溝Cに係合されたラック部6に移動力が伝達され、光ピックアップ1がガイド部材5によって案内され光ディスクの半径増大方向に移動する。ラック部6が移動し光ピックアップ1が半径増大方向の移動の終端位置に達すると、該位置でラック部6の移動も、光ピックアップ1の移動停止状態により強制的に停止される。このとき、送りモータ4は継続して回転を続けリードスクリュー部材3をそのまま回転させるため、ラック部6がリードスクリュー部材3の送りねじの溝Cに対し、歯飛び状態(ラック部がねじの溝から外れ、再び該溝に係合することを繰返す状態)となる。本実施例の場合、該歯飛び状態は、溝深さが浅い送りねじの部分で発生することになる。該歯飛び状態で、送りモータ4を逆転させる指示信号がマイコン等の制御系(図示なし)により形成される。これにより、送りモータ4が逆転され、リードスクリュー部材3を上記とは反対方向に回転させ、光ピックアップ1を光ディスクの半径減少方向に移動させ、所定のディスク内径側の位置に移動させる。
【0009】
図2は、図1の光ディスク装置に用いたリードスクリュー部材の構成図である。(a)は、送りねじの溝深さが略一定の部分と変化する部分とを示す図、(b)は、(a)において溝深さが変化する部分Aの拡大断面図である。
図2において、3はリードスクリュー部材、yはリードスクリュー部材の長さ方向にわたって送りねじの溝深さが略一定の第1の領域は、送りねじの溝深さが、ディスク半径増大方向に次第に減少する第2の領域、Cはy部における送りねじの溝、C、C、C、C、Cはy部における送りねじの溝(溝C 、C の中心間距離、溝C 、C の中心間距離、溝C 、C の中心間距離はそれぞれ溝ピッチである)、dは溝Cの溝深さ、dは溝Cの溝深さ、dは溝Cの溝深さ、dは溝Cの溝深さ、dは溝Cの溝深さである。本実施例構成では、d>d>d>d>dの関係にあり、溝Cの溝深さd(図示なし)は、d≧dの関係にあるとする。以下、本図2の説明中において、図1の構成要素には、図1の場合と同じ符号を付す。ラック部6が移動し光ピックアップ1がディスク半径増大方向の移動の終端位置に達した位置では、ラック部6はy領域(第2の領域)にあり、該ラック部6は該y領域で、リードスクリュー部材3の送りねじの溝に対して歯飛び状態となる。該y領域の送りねじの溝C、C、C、C、Cは溝深さが浅くされているため、該歯飛びに伴い発生する音(歯飛び音)は、例えば該歯飛びがy領域(第1の領域)の送りねじの溝Cと同じ溝深さの溝との間で発生する場合に比べて低くなる。
【0010】
図3は、図2の構成の比較図であって、図2に示すy領域の送りねじの溝の深さを略一定(溝深さd)とした場合のリードスクリュー3'の構成例である。かかる構成とした場合には、ラック部6が送りねじの溝に対して歯飛び状態となったときの歯飛び音は高くなる。
【0011】
上記実施例によれば、光ディスク装置の光ピックアップ送り機構において、光ピックアップ1側のラック部6とリードスクリュー部材3側との係合を、ラック部6をばね7の弾性復元力で付勢しているため、略一定の力で該ラック部6と送りねじの溝の表面とを当接させることができるため、係合部に傷が付かない状態で確保することができる。また、リードスクリュー部材3の送りねじの溝深さが、ディスク半径増大方向に次第に減少する領域y (第2の領域)を設けているため、ラック部6が送りねじの溝に対し歯飛び状態となったときも、該歯飛びに起因して発生する音を低く抑えることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスク装置の光ピックアップ送り機構において、光ピックアップ側のラック部とリードスクリュー側との係合を、係合部に傷が付かない状態で確保できるとともに、該係合が歯飛び状態となったときの音を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての光ディスク装置の構成例を示す図である。
【図2】図1の光ディスク装置に用いたリードスクリューの構成を示す図である。
【図3】図2の構成の比較図である。
【符号の説明】
1…光ピックアップ、 2…ターンテーブル、 3…リードスクリュー部材、 4…送りモータ、 5…ガイド部材、 6…ラック部、 7…ばね、 8…シャーシ、 9…フレキシブル基板。

Claims (3)

  1. 光ディスクの半径方向に光ピックアップを移動させ情報の記録、再生のいずれか一方または両方を行う光ディスク装置であって、
    上記光ピックアップの移動を案内するガイド部材と、
    上記ガイド部材に平行に配され、表面に送りねじが設けられ、該送りねじの溝深さが長さ方向に略一定の第1の領域と、該第1の領域に連続してディスク外径側に配され該第1の領域と同じ外径を有しディスク半径増大方向に対し該送りねじの溝深さが次第に減少する第2の領域とを有し、回転により該送りねじに係合した上記光ピックアップ側のラック部に移動力を伝えるリードスクリュー部材と、
    上記ラック部に対し上記リードスクリュー部材の送りねじの反対側に配され、該ラック部を弾性復元力で付勢し該ラック部を送りねじの溝の面に当接させる弾性部材と、
    上記リードスクリュー部材を回転させる送りモータと、
    を備えた構成を特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記リードスクリュー部材は、上記送りねじの上記第2の領域が、上記光ピックアップのディスク半径増大方向の移動の終端位置に達する位置を含む請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 上記リードスクリュー部材は、上記送りねじの上記第2の領域における溝深さが、上記第1の領域における溝深さ以下であってディスク半径増大方向に複数の溝ピッチにわたり次第に減少する構成である請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
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