JP4508063B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は光ディスクに記録された情報の記録や再生を行うことができる光ディスク装置に関するものである。
近年、光ディスクを記録媒体として光ピックアップにより読み取り再生する光ディスク装置において、小型化、高性能化が進んでおり、携帯用の光ディスク装置としてミニディスク(MD)を用いた携帯用MDプレーヤが一般的に普及している。
以下、従来の光ディスク装置について、特許文献1に開示された携帯用MDプレーヤを一例として説明する。
特許文献1に開示されたものは、同文献の図2,3に示されるように、光ピックアップ4(同文献における符号/以下同じ)が駆動シャフト6の回転によって光ディスクの中心から外径方向(トラバース方向)に移動可能となっている。そのために、光ピックアップ4には、駆動シャフト6のほぼ外径の孔4a,4bが形成されると共に、駆動シャフト6の螺旋溝に係合する凸部を持った板バネ10が取り付けられている。そして、駆動シャフト6がトラバースモータ8で回転駆動されて光ピックアップ4がトラバース方向に駆動されるようになっている。
ここで、前述の特許文献1における一部分を拡大して概略的に示す図5について説明する。光ピックアップ51(文献1における4に相当)には、駆動シャフト52(文献1における6に相当)のほぼ外径の孔53a,53b(文献1における4a,4bに相当)が形成されると共に、駆動シャフト52の螺旋溝52aに係合する凸部54aを持った板バネ54(文献1における10に相当)が取り付けられている。孔53a,53bは、軸受け部55a,55bに形成されており、光ピックアップ51の駆動シャフト52に対するガイドとしての機能を有している。また、係合凸部54aを有する板バネ54は、光ピックアップ51を駆動シャフト52の螺旋溝52aに対応して軸方向に導くナットとしての機能を有している。
特開平11−96747号公報
このような従来の光ディスク装置において、図5に示すように、駆動シャフト52の螺旋溝52aの谷部または谷部と山部の境界部に塵31が付着すると、光ピックアップ51の軸受け部55a,55bと駆動シャフト52との間に塵56が挟まり、光ピックアップ51のトラック方向の移動が妨げられてしまう。こうなれば、光ピックアップ51が光ディスクの情報を正確に読み取ることができなくなるので、音楽情報を再生できなくなるという問題点を有していた。
この課題を解決する為に本発明の光ディスク装置は、少なくともひとつの軸受部を形成して光ディスクにアクセスすることが可能な光ピックアップを、シャーシに配設された駆動軸に前記軸受部を係合させ当該駆動軸を駆動することにより前記光ディスクの径方向に移動させる光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、構成部品を搭載した基台に前記軸受部を構成すると共に、その構成部品とシャーシ側の部品との接続をおこなうフレキシブル基板を設けており、前記軸受部の外側であり、当該基台の移動方向前後位置における一方又は両方において、前記駆動軸の溝に入り込むように、前記基台に設けた前記フレキシブル基板の一部で構成された塵掻出部材を有することを特徴とするものである。
また、塵掻出部材を、基台に備えたナット板に設けた弾性を有する凸部により構成し、この凸部を前記駆動軸の溝に係合させたものである。
本発明の光ディスク装置は、光ピックアップの軸受部の外側に、駆動軸の溝に入り込むように、フレキシブル基板の一部又はナット板の凸部よりなる塵掻出部材を配置することで駆動軸の溝の谷部または谷部と山部の境界部に存在する塵を取り除くことができ、駆動軸と軸受部との間に塵が挟まって光ピックアップのトラバース方向の移動が妨げられるということが防止でき、そのことが原因による光ディスクの読み取り不備によって再生ができなくなるという問題を無くすことができる。









(実施の形態1)
図1は本発明の第1の形態におけるMDプレーヤの光ピックアップとその駆動部を構成したシャーシの斜視図、図2は同光ピックアップを取り付けた基台と駆動軸の部分拡大図を示す。
図において、1は光ピックアップ、2は駆動軸、3はナット板であり、これらはMDプレーヤの光ピックアップ駆動メカニズムを構成するシャーシ4に搭載されている。光ピックアップ1は、基台1aに、レンズや受光素子、発光素子、ミラーなど構成部品1bを搭載して構成されている。この光ピックアップ1は、シャーシ4に設けられたスピンドルモータ5と同軸に設けられたターンテーブル6に載置された光ディスク(図示せず)に対向して、その中心から外径方向(トラバース方向)に移動可能となっている。
光ピックアップ1の基台1aには、駆動軸2を貫通する孔1hを有しガイドするための軸受部1c、1dを形成し、ナット板3を取り付けており、軸受部1c、1dと反対側にはシャーシ4に形成したガイドリブ4aに係合してガイドされる係合部1eを形成している。駆動軸2は、シャーシ4に設けた駆動用モータ2aにより回転駆動できるようになっており、この駆動軸2にはその軸方向に螺旋状の溝2bを形成している。また、ナット板3は、基台1aに固定され、その先端には駆動軸2の溝2bに係合する凸部3aを有し、この凸部3aは弾性板部3bの先端に形成されており、従って凸部3aは常に溝2bの方向に付勢され、このナット板3が固定された基台1aを駆動軸2の回転に応じて移動できるようにしている。
また、光ピックアップ1の基台1aには、その側面部に、駆動軸2の溝2bに対向して入り込む塵掻出部材7を設けている。ここで、この塵掻出部材7は、基台1a上の構成部品1bとシャーシ4側に設けた回路基板との間を電気的に接続するフレキシブルプリント基板を利用して形成され、回路が直接構成されない部分を突出してその先端が溝2bに入り込むように構成している。ここで、フレキシブルプリント基板を利用して形成された塵掻出部材7は、その弾性強度を、他の部分に対して異ならせて形成しても良く、必要に応じて金属層(銅箔)を形成して適度の弾性強度を保持するようにしても良い。
以上の様に構成された光ディスク装置について、その動作を説明する。光ディスク上の任意の位置の信号を読み取るため、駆動軸2を回転駆動させることにより、ナット板3の凸部3aと駆動軸2の溝2bとの係合によって、光ピックアップ1を光ディスクの中心から外周方向Aあるいはその逆方向Bに移動させることができる。そして、必要なデータが存在する場合、光ピックアップ1の構成部品1b等によってディスク上の信号を読み取ることができる。この光ピックアップ1の移動の際に、光ピックアップ1の基台1aの外側における駆動軸2の溝2b部分(例えば図2に示す右側部分)の谷部または谷部と山部との境界部に塵Xがあった場合、この塵Xの存在する方向Aに、光ピックアップ1の基台1aが移動すると、基台1aに形成した軸受部1dがこの塵Xの部分に達する前に、塵掻出部材7が通過することになる。このため、この塵掻出部材7によって塵Xを掻き出して取り除くことが出来、その結果、軸受部1dと駆動軸2の間に塵Xが挟まるということがなくなる。
また、以上の説明では、光ピックアップ1の基台1aの一方の外側に塵掻出部材7を配置した例について説明したが、基台1aに設けた軸受部1c,1dの両方の外側に配置しても良く、この場合、光ピックアップ1の移動方向A又はBのいずれの方向においても、塵Xを有効に掻き出すことができる。また、基台1aに設けた軸受部1c,1dの内側に配置しても良く、この場合、軸受部1cと軸受部1dとの間に塵Xが付着していた時に、同様の塵掻き出し効果を得ることが出来る。
また、図1においては、塵掻出部材7が駆動軸2の溝2bと接触しないような形状としたが、接触するような構成としても同様の効果を得ることが出来る。
(実施の形態2)
図3は図1は本発明の第2の形態におけるMDプレーヤの光ピックアップとその駆動部を構成したシャーシの斜視図、図4は同光ピックアップを取り付けた基板と駆動軸の部分拡大図を示す。
前述の実施の形態1における場合と異なる部分は、光ピックアップ1の基台1aに設けた軸受部1f,1gとナット板8である。すなわち、基台1aに対して軸受部1fは前述の軸受部1cとほぼ同じであるが、軸受部1gは軸受部1fに接近して設け、この軸受部1gの外側(すなわち、基台1aが矢印A方向に移動する場合に、軸受部1gより先頭となる位置側)にナット板8を固定している。このナット板8は、基台1aに固定され、その先端には駆動軸2の溝2bに係合する凸部8aを有し、この凸部8aは弾性板部8bの先端に形成されており、従って凸部8aは常に溝2bの方向に付勢され、このナット板8が固定された基台1aを駆動軸2の回転に応じて移動できるようにしている点は、第1の形態と同様の作用である。ここで、ナット板8の先端の凸部8aは、塵掻出部材を兼ねており、弾性板部8bによる付勢力で常に溝2bに接しながら、溝2bに付着した塵Xを掻き出すことができる。
また、図3,4においては、塵掻出部材8を軸受部1gの外側に設けた例を示したが、軸受部1fの外側に設けても、また、両側に設けても良い。
なお、前述の実施形態において、塵Xを塊形状で図示したが、糸形状など、他の形状の異物が付着した時においても同様の効果を得ることが出来る。
また、前述の実施形態において、携帯MDプレーヤを例に説明したが、携帯、据え置きにかかわらず、また、CD、DVD、ブルーレイディスクなど、その他の光ディスク装置でも本発明は有効であることは言うまでもない。
本発明にかかる光ディスク装置は、光ピックアップを駆動軸によって移動自在に構成したものにおいて、駆動軸に付着した塵を除去するという効果を有し、光ピックアップを駆動軸によって移動自在に構成したものを採用できる光ディスク装置等に有効である。
本発明の第1の形態におけるMDプレーヤの光ピックアップとその駆動部を構成したシャーシの斜視図 同光ピックアップを取り付けた基台と駆動軸の部分拡大図 本発明の第2の形態におけるMDプレーヤの光ピックアップとその駆動部を構成したシャーシの斜視図 同光ピックアップを取り付けた基台と駆動軸の部分拡大図 従来のMDプレーヤの光ピックアップを取り付けた基台と駆動軸の部分拡大図
符号の説明
1 光ピックアップ
1a 光ピックアップの基台
1b 光ピックアップの構成部品
1c、1d、1f、1g 光ピックアップの軸受部
2 駆動軸
2b 螺旋状の溝
3、8 ナット板
3a、8a ナット板の凸部
4 シャーシ
6 ターンテーブル
7 塵掻出部材
X 塵

Claims (2)

  1. 少なくともひとつの軸受部を形成して光ディスクにアクセスすることが可能な光ピックアップを、シャーシに配設された駆動軸に前記軸受部を係合させ当該駆動軸を駆動することにより前記光ディスクの径方向に移動させる光ディスク装置であって、
    前記光ピックアップは、構成部品を搭載した基台に前記軸受部を構成すると共に、その構成部品とシャーシ側の部品との接続をおこなうフレキシブル基板を設けており、前記軸受部の外側であり、当該基台の移動方向前後位置における一方又は両方において、前記駆動軸の溝に入り込むように、前記基台に設けた前記フレキシブル基板の一部で構成された塵掻出部材を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 少なくともひとつの軸受部を形成して光ディスクにアクセスすることが可能な光ピックアップを、シャーシに配設された駆動軸に前記軸受部を係合させ当該駆動軸を駆動することにより前記光ディスクの径方向に移動させる光ディスク装置であって、
    前記光ピックアップは、構成部品を搭載した基台に前記軸受部を構成すると共に、弾性を有し前記駆動軸の溝に係合する凸部を有するナット板を備え、前記軸受部の外側であり、当該基台の移動方向前後位置における一方又は両方に構成して、前記駆動軸の溝に係合する凸部を塵掻出部材としたことを特徴とする光ディスク装置。
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