JP2001273242A - レプリケーションによるホスト間データ共有方式 - Google Patents
レプリケーションによるホスト間データ共有方式Info
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Abstract
ットワークへの負荷を押さえつつ実現する。 【解決手段】記憶装置サブシステム3は、アプリケーシ
ョンプログラム14の通常処理によるディスク31のデ
ータの更新に対し、その更新内容をディスク32にコピ
ーする。ディスク31の内容をホスト2aから利用でき
るようにする際、アプリケーションプログラム14は、
ディスク32へのコピー処理を中断させる。ホスト2a
のアプリケーションプログラム24は、ディスク32と
ディスク33を交換して、ディスク33に替えてディス
ク32を利用できるようにする。その後、アプリケーシ
ョンプログラム24は、入れ替えられたディスクを用い
て処理を行う。
Description
などにおける記憶装置システムのデータ共有方法に係
り、特に、複数のインタフェースを有する記憶装置サブ
システムを備えた計算機システムにおいて、データを共
有する方法に関する。
ン)やワークステーションなどのオープンシステムで、
従来、メインフレームで行われてきた業務を行う「ダウ
ンサイジング」が盛んに行われている。メインフレーム
には、従来から行われてきた業務により大量の情報が蓄
積されており、メインフレームによる業務処理で蓄積さ
れてきた情報をパソコンなどの小型のコンピュータから
もアクセスしたいという要求がある。
レーム'98」(日経BP社)214ページには、企業内
の計算機システムにおいて、メインフレームとオープン
システムとの複合構成の事例が紹介されている。ここに
紹介される計算機システムでは、メインフレームにより
売り上げ情報の処理が行われ、この結果として蓄積され
たデータは、集計されて1日1回オープンシステム側の
コンピュータにネットワークを経由して転送される。ユ
ーザは、オープンシステム側のコンピュータ上でデータ
を参照することができる。このような形態をとること
で、メインフレームで扱われる基幹業務のデータを、オ
ープンシステムからアクセスすることが可能になる。こ
のような方式では、メインフレームで扱われる基幹業務
が一時的に停止され、全てのデータがネットワークを経
由してコピーされる。扱われるデータ量が多ければ、そ
れだけコピーの時間も多くかかる。このため、ホストコ
ンピュータやネットワークの負荷が大きくなり、さらに
は、長時間にわたって業務を止めなければならないとい
った問題が生じる恐れがある。
数のホストコンピュータから1つのディスク装置(ボリ
ューム)にアクセスできるようにすることが考えられ
る。例えば、特開平9−258908号公報には、複数
のインタフェースを持つ記憶装置と、その複数のインタ
フェースに接続されたそれぞれのホストコンピュータか
ら、そのディスク装置にアクセスする方法が開示されて
いる。この技術によれば、システム間でのデータのコピ
ーが不要となりホストコンピュータの負荷を軽減するこ
とができる。
平9−258908号公報に開示された技術によれば、
複数のホストコンピュータから共通のディスク装置にア
クセスすることができる。ただし、実際にデータを使用
するには、そのデータが論理的に整合性のとれたもので
なければならない。例えば、メインフレームからあるフ
ァイルのデータの更新が行われているときに、オープン
システムからそのファイルのデータを読み込むと、一貫
性のないデータが読み込まれる恐れがある。このため、
オープンシステムからのファイルデータの読み込みは、
メインフレーム側で行われている処理(トランザクショ
ン)が一旦途切れて、ディスク装置に書かれたデータの
内容の一貫性が保たれている間に行われる必要がある。
しかし、データの内容が一貫性のある状態となるのは、
あるトランザクションが完了し、次のトランザクション
が始まるまでのごく短い時間でしかない。したがって、
特開平09-258908号公報に開示される技術にお
いても、メインフレーム側の処理をオフライン状態にし
てデータの内容に一貫性のある状態をある程度の時間保
つようにしなければ、別のホストコンピュータから共通
のディスク装置に格納されているデータを読み出して利
用することは事実上不可能である。
タ間で、アプリケーションソフトの実行を極力中断する
ことなく、共通のファイルにアクセスできるようにする
ことにある。
決するために、第1の計算機と、第2の計算機と、第1
及び第2の計算機に接続する記憶装置サブシステムとを
備える計算機システムにおいて、第1の計算機が使用す
る第1の記憶装置の内容と同一の内容を持つ第2の記憶
装置を作成し、第2の記憶装置の内容を第2の計算機か
ら使用できるようにする。
算機による通常の処理において、第1の記憶装置に対す
る第1の計算機からの更新が反映されるように制御され
る。第2の記憶装置の内容を第2の計算機から利用でき
るようにする際には、第1の記憶装置への更新が第2の
記憶装置に反映されないように制御される。
を、第2の計算機が使用していた第3の記憶装置と入れ
替え、第2の計算機から第2の記憶装置を使用できるよ
うにする。
の記憶装置の内容を第3の記憶装置にコピーし、第3の
記憶装置を第2の計算機が使用していた第4の計算機と
入れ替える。
記憶装置に、ある時点における第1の記憶装置の内容の
写しを保持しておく。第1の記憶装置の内容が更新され
たとき、その更新の内容を第3の記憶装置に記録する。
第1の記憶装置の内容を第2の計算機から使用できるよ
うにするために、第3の記憶装置に記録された更新の内
容に基づいて、第2の記憶装置の内容を書き換え、第1
の記憶装置と同一の内容を第2の記憶装置に作成する。
このように作成した第2の記憶装置を第2の計算機が使
用していた第4の記憶装置と入れ替えることで、その内
容を第2の記憶装置から使用できるようにする。
の計算機がアクセスしていたデータを第2の計算機で使
用することができるようになる。
態における構成例を示す機能ブロック図である。
ストコンピュータ(以下、ホストと略す)1a、ホスト
2a、ホスト1aとホスト2aに接続される記憶装置サ
ブシステム3a、及び、ネットワーク5を含んで構成さ
れる。
との間のインタフェース11、ネットワークインタフェ
ース12、オペレーティングシステム13、及び、アプ
リケーションプログラム14が存在する。ホスト1a
は、物理的には、CPU、メモリなどのハードウェアを
有して構成されるが、本実施形態の説明において、これ
らのハードウェアは、特に従来の計算機システムと変わ
るものではなく、本明細書では説明を省略する。このこ
とは、本実施形態における他の装置についても同様であ
る。オペレーティングシステム13、アプリケーション
プログラム14は、実際には、図示しないメモリに格納
され、やはり図示されていないCPUによって実行され
ることで種々の機能を実現する。
との間のインタフェース21、ネットワークインタフェ
ース22、オペレーティングシステム23、及びアプリ
ケーションプログラム24を有する。オペレーティング
システム23、及びアプリケーションプログラム24
は、オペレーティングシステム13、アプリケーション
プログラム14と同様に、図示しないメモリに格納さ
れ、やはり図示されていないCPUによって実行され
る。
スク31、32、33、ホスト1aと接続するインタフ
ェース41、ホスト2aと接続するインタフェース4
2、ディスク制御装置43、及びコンソール44を有す
る。ディスク31、32、33は、それぞれ単体の磁気
ディスク装置、あるいは、ディスクアレイのように、複
数の物理的な磁気ディスク装置(ドライブ)をまとめ
て、ホストから見て1または複数の論理的なディスク装
置(論理ボリューム)として見えるものでも良い。後者
の場合、ディスク31、32、33は、それぞれ論理ボ
リュームである。本実施形態では、ホスト1aからはデ
ィスク31に、またホスト2aからはディスク32、3
3にアクセスできるものとする。
て、ディスクのミラーリング機能と、ディスクマッピン
グ変更機能を有する。
の内容をそのまま別ディスクにコピーとして残すことの
できる機能である。ミラーリング機能の具体的な例とし
て、ディスク31のコピーをディスク32にとる場合に
ついて考える。ここでは、コピー元となるディスク31
を正ディスク、コピー先となるディスク32を副ディス
クと呼ぶ。
して、ディスク31、32をそれぞれ正/副ディスクと
して関連付け、コピー開始を指示する。この処理をペア
形成と呼ぶ。ここでの指示は、例えば、ホスト1aから
インタフェース11を介して、あるいは、コンソール4
4から出される。コンソール44から指示を与える場合
には、ユーザが直接コンソール44を操作して指示を出
す他、ホスト1aからネットワーク経由でコンソール4
4に指示を出し、これを受けてコンソール44が記憶装
置サブシステム3aに指示を出すようにしてもよい。本
実施形態ではホスト1aからネットワーク経由でコンソ
ール44に対して指示が出され、コンソールからの指示
に基づいてコピーが開始されるものとして説明するが、
いずれの方法をとっても本発明のおける機能は実現でき
る。
置43がディスク31からディスク32へのコピーを実
施する。コピー開始時点では、ディスク31、32のデ
ータ内容は一致していない。この状態を「ペア形成中」
と呼ぶ。ペア形成中状態では、記憶装置サブシステム3
aは、ディスク31からディスク32へのデータのコピ
ーを実施する。ディスク制御装置43は、この間も、ホ
スト1aからディスク31へのリード/ライトアクセス
があれば、これを受け付ける。ホスト1aからライトア
クセスがあってディスク31の内容を更新したとき、デ
ィスク制御装置43は、その更新内容をディスク32に
も反映する。
内容がディスク32に完全にコピーされた状態を「dupl
ex状態」と呼ぶ。duplex状態のとき、ホスト1aからデ
ィスク31へライトアクセスがあると、ディスク制御装
置43は、その内容をディスク32へも反映させる。
動作中、ディスク31のある時点の状態をディスク32
に保存したい時、ユーザは、記憶装置サブシステム3a
に対して「ペア解除」の指示を送る。記憶装置サブシス
テム3は、ペア解除の指示を受けると、ディスク32を
その時点の状態で保存する。すなわち、「ペア解除」の
指示を受けると、ディスク制御装置43は、これ以降、
ホスト1aからディスク31へライトアクセスによりデ
ィスク31の内容を更新しても、ディスク32へはその
更新を反映しない。この状態を「simplex状態」と呼
ぶ。
1とディスク32をduplex状態にしたい時、ユーザは、
記憶装置サブシステム3aに対して、ディスク31、3
2間でのコピー開始を指示する。この場合、ディスク3
1とディスク32の多くのデータは同じ内容であり、コ
ピー量は少なく、比較的短時間でduplex状態へと移行で
きる。
してもう1台ディスクを用意してペアを形成ておき、du
plex状態からsimplex状態に変えることで、任意時点で
のディスクのコピーを作成することができる。
uter System Interface)ディスクの場合、各ディスク
にはターゲットID、LUN(Logical Unit Number)
が付与されている。各ホストは、これらの識別子により
インタフェースから見える複数のディスクを識別し、ア
クセス対象のディスクを選定する。記憶装置サブシステ
ム3aは、ディスクマッピング変更機能により、ホスト
1a、2aに認識させるこれらの識別子を自由に変更で
きる。例えば、最初、ディスク32はターゲットIDが
0、LUNが0であり、ディスク33はターゲットID
が1、LUNが0である場合に、記憶装置サブシステム
3aは、ある時点でこれを逆にすることができる。すな
わち、ディスク32のターゲットIDが1、LUNが0
であり、ディスク33のターゲットIDが0、LUNが
0であるように切り替えることができる。
トID、LUNを付与せず、ホストからは見えないよう
にしておき、ある時点でディスク33にターゲットID
として1、LUNとして0を付与し、ホストから見える
ようにすることもできる。各ホストはターゲットID、
LUNでアクセス対象とするディスクを識別している。
したがって、マッピング変更機能を用いることで、ホス
トに意識させることなく、任意の時点で、アクセス先の
ディスクを切り替えることが可能となる。
1aのデータをホスト2aで使用するときに行われる処
理の流れを示すフローチャートである。ここでは、以下
の点を想定して説明を行う。
にされており、ホスト1aからは少なくともディスク3
1が、ホスト2aからは少なくともディスク33が見え
るように制御されているものとする。ディスク32は、
ホスト1a、2aから見えていても見えていなくても良
いが、ここではホスト1a、2aからは見えない状態に
あるものとする。
ム14は、データベースなどのOLTP(OnLine Trans
action Processing)処理を行い、ディスク31への更
新を頻繁に行うプログラム、ホスト2のアプリケーショ
ンプログラム24はディスク33へのライトアクセスは
行われないプログラムである。アプリケーションプログ
ラム24が扱えるデータのフォーマットは、アプリケー
ションプログラム14と同じであり、最初の状態におい
て、ディスク33にはディスク31のある時点でのデー
タのコピーが格納されている。アプリケーションプログ
ラム14と、アプリケーションプログラム24には、ネ
ットワーク5を介したアプリケーション間通信機構14
1、241、及びインタフェース11、21を介してデ
ィスクのミラーリングの機能やマッピング変更の機能の
実行を指示するディスク制御機構142、242が含ま
れる。
ける処理は、以下のように実施される。
ず、現在実行されているトランザクション処理を完了さ
せる(ステップ1001)。これにより、ディスク31の
内容が無矛盾な状態となる。次に、ディスク制御機構1
42を使用して記憶装置サブシステム3にペア解除を指
示し、ディスク31、32をsimplex状態にする(ステ
ップ1002)。ペア解除の後、アプリケーションプロ
グラム14は、トランザクション処理を再開する(ステ
ップ1003)。
グラム14は、アプリケーション間通信機構141を使
用し、ホスト2aに対してアプリケーションプログラム
14での処理、すなわち、ディスクのsimplex状態への
移行が完了したことを通知する。アプリケーションプロ
グラム24は、この通知を受けて、ディスク33へのア
クセス処理を一旦終了する(ステップ1101)。それ
から、アプリケーションプログラム24は、ディスク制
御機構242を使用して、ディスク32、ディスク33
とのマッピングを変更する(ステップ1102)。アプ
リケーションプログラム24のディスクアクセス処理
は、必ずしも終了する必要はなく、例えば、データベー
スなどの検索処理を行っている場合、1つの処理が完了
した時点であれば良い。
ログラム24は処理を再開し、ステップ1104では、
アプリケーション間通信機構241を使用して、ホスト
1にアプリケーションプログラム24での処理が完了し
たことを通知する。
知を受けると、アプリケーションプログラム14は、再
びディスク31、32をペア状態にする(ステップ10
05)。
グラム14により使用されていたディスク31のデータ
をアプリケーションプログラム24で使用することがで
きるようになる。この処理を繰り返すことにより、アプ
リケーションプログラム24は、アプリケーションプロ
グラム14が使用する最新のデータを使用できる。
ィスク32、33のマッピング変更は、記憶装置サブシ
ステム3aのディスク制御装置43が行うが、記憶装置
サブシステム3aがマッピング変更機能を持たない場合
には、あらかじめホスト2aからディスク32、33を
見えるようにしておき、ホスト2a側で、ディスク33
をアンマウント、その後ディスク32をディスク33が
マウントされていたディレクトリに対してマウントする
ことで、マッピング変更と同じ処理を実現できる。
を使用するアプリケーションとしては、データマイニン
グ、OLAP(Online Analytical Processing)などが挙
げられる。
において、アプリケーションプログラム14として、ト
ランザクション型のデータベース処理を行うDBMSを
適用して会計処理などを行い、ホスト2aにおいて、ア
プリケーションプログラム24として、OLAPサーバ
プログラムを動作させ、ホスト1での処理内容を利用す
るような場合、ホスト1aのDBMSによる会計処理を
ほとんど止めることなく、ホスト2aのOLAPサーバ
プログラムで会計処理の結果であるデータを利用するこ
とが可能となる。
ムの構成を示すブロック図である。
b、ホスト2b、ホスト1bとホスト2bに接続される
記憶装置サブシステム3b、及びホスト1bと2bとを
接続するネットワーク5を含んで構成される。
との間のインタフェース11、ネットワークインタフェ
ース12、オペレーティングシステム13、及びアプリ
ケーションプログラム16を備える。
との間のインタフェース21、ネットワークインタフェ
ース22を有し、オペレーティングシステム23、アプ
リケーションプログラム26、及び変換プログラム25
を備える。
1〜33に加え、さらに、第4のディスク34を備えて
おり、第1の実施形態における記憶装置サブシステム3
aと同様の機能を有する。
ションプログラム16が扱うデータのフォーマットと、
ホスト2bのアプリケーションプログラム26が扱うデ
ータのフォーマットは異なる。変換プログラム25は、
アプリケーションプログラム16により扱われるデータ
のフォーマットをアプリケーション26が扱うデータの
フォーマットに変換するプログラムである。
ホスト2bで使用できるようにするために、ディスク3
1、32はduplex状態にしておく。ディスク制御装置4
3は、ホスト1bからは少なくともディスク31が見
え、ホスト2bからはディスク32、33、34が見え
るよう記憶装置サブシステム3bを制御する。アプリケ
ーションプログラム26は、ディスク34を使用して処
理を行う。最初の時点でディスク34には、変換プログ
ラム25により変換されたディスク31のある時点のデ
ータが格納されている。
側で処理できるようにする際に行われる処理のフローチ
ャートである。
る処理は、第1の実施形態におけるホスト1aの処理と
同じである。ステップ1001から1004で、ディス
ク31と32のペア状態を解除し、ディスク32をホス
ト2bから利用できる状態とする。
ンプログラム16から通知を受けると変換プログラム2
5によりディスク32の内容を読み出し、アプリケーシ
ョンプログラム26によりアクセスできる形式に変換し
てディスク33に格納する(ステップ1201)。アプ
リケーションプログラム26は、ディスク34に格納さ
れているデータを使用して処理を行うため、変換プログ
ラム25の処理中も通常の処理を継続することが可能で
ある。
すると、ホスト2bは、アプリケーションプログラム2
6によるディスクアクセス処理を一旦終了する(ステッ
プ1101)。そして、ディスク33、ディスク34と
のマッピングを変更し、アプリケーションプログラム2
6がデータアクセスを行うディスクをディスク34から
ディスク33に変更する(ステップ1102b)。
プリケーションプログラム26によるディスクアクセス
処理を再開し(ステップ1103)、ホスト1bにアプ
リケーションプログラム26によるディスクのスワップ
処理が完了したことを通知する(ステップ1104)。
ト2bからの通知を受けて、再びディスク31、32を
ペア状態にする。以上の処理により、アプリケーション
プログラム16で使用していたディスク31と同じ内容
のデータをアプリケーションプログラム26が使用する
ことができるようになる(ステップ1005)。
ムの構成例を示すブロック図である。
c、ホスト2c、そしてホスト1bとホスト2cに接続
される記憶装置サブシステム3c、各ホストを相互に接
続するネットワーク5、及び、記憶装置サブシステム3
cに付随したプロセッサ6を含んで構成される。
との間のインタフェースとして、チャネルインタフェー
スのような、カウントキーデータ形式(以下、CKD形
式と呼ぶ)に従うデータを扱う可変長インタフェース1
1、ネットワークインタフェース12、オペレーティン
グシステム13、及びアプリケーションプログラム16
を有する。
との間のインタフェースとして例えば、SCSIインタ
フェースのような固定長データ形式を扱う固定長インタ
フェース21、ネットワークインタフェース22、オペ
レーティングシステム23、及びアプリケーションプロ
グラム26を有する。
スク31、32、33、34、ホスト1cと接続する可
変長インタフェース41、ホスト2cと接続する固定長
インタフェース42、ディスク制御装置43、プロセッ
サ6と接続する固定長インタフェース45を含んで構成
される。ディスク制御装置43は、ホスト1cからは、
少なくともディスク31に、ホスト2cからは少なくと
もディスク34に、プロセッサ6からは少なくともディ
スク32、33にアクセスできるよう記憶装置サブシス
テム3cを制御する。
cとの間の固定長インタフェース61、ネットワークイ
ンタフェース62を有する。プロセッサ6は、また、そ
のメモリ上に、オペレーティングシステム63、変換プ
ログラム64を保持している。
様、アプリケーションプログラム26が扱えるデータフ
ォーマットは、アプリケーション16のものとは異な
る。さらに、ホスト1cは、CKD形式に従ってディス
ク31にデータを格納する。プロセッサ6の変換プログ
ラム64は、CKD形式に従って記憶装置サブシステム
3cに格納されたデータを固定長形式に従った形で読み
出し、それをアプリケーションプログラム16により扱
われるデータの形式からアプリケーションプログラム2
6により扱われるデータの形式に変換する。
ム3cからCKD形式に従って格納されたデータを読み
出すには、例えば、特開平9-258908号公報に開
示された技術を適用することができる。すなわち、変換
プログラム64は、ホスト1c上で動作するアプリケー
ションプログラム16からデータの格納位置を表す情報
をネットワーク5を介して受け取る。そして、その情報
に基づき、固定長形式での格納位置を求めて記憶装置サ
ブシステム3cからデータを読み出す。
cで使用できるようにする処理のフローチャートであ
る。
態として、ディスク31、32は基本的にduplex状態に
しておく。ディスク制御装置43は、ホスト1cからデ
ィスク31が、ホスト2cからディスク34が、プロセ
ッサ6からはディスク32、33、34が見えるように
記憶装置サブシステム3cを制御する。
1004においてホスト1cにより第1あるいは第2の
実施形態におけるステップ1001〜1004と同様の
処理が行われる。なお、ホスト1cからプロセッサ6へ
のデータの格納場所に関する情報の転送は、この処理の
開始前に予め通知しておき、プロセッサ6で保持してお
くか、あるいは、ステップ1004においてホスト1c
側でのペア状態の解除処理完了を通知の際に転送するよ
うにすることができる。
通知を受けて、ディスク32の内容を読み出し、アプリ
ケーションプログラム26からアクセスできる形式に変
換してディスク33に書き込む。この処理の間、アプリ
ケーションプログラム16は、ディスク31を使用して
通常の処理を継続することができる。同様に、アプリケ
ーションプログラム26は、ディスク34を使用して、
通常の処理を行うことが可能である(ステップ130
1)。
の移動(コピー)を終えると、変換プログラム64は、
アプリケーション間通信機構641を使用しホスト2c
に処理の完了を通知する(ステップ1302)。
セッサ6からの通知を受けてディスク34へのアクセス
処理を一旦終了する(ステップ1101)。ディスク3
4へのアクセス処理を停止後、アプリケーションプログ
ラム26は、ディスク制御機構242を使用して、ディ
スク33とディスク34とのマッピングを変更し、ディ
スク33とディスク34を入れ替える(ステップ110
2b)。その後、アプリケーションプログラム26は、
入れ替え後のディスク34へのアクセス処理を再開し
(ステップ1103)、ホスト1cにアプリケーション
プログラム26での処理が完了したことを通知する(ス
テップ1104)。
ト2cからの通知を受けると再びディスク31、32を
ペア状態にする(ステップ1005)。
異なるホスト間でデータを共用することが可能となる。
は、第3の実施形態における計算機システムと同様の構
成を有する。ただし、本実施形態では、以下の点におい
て第3の実施形態と相違する。
16は、通常の処理として、ディスク31に対するデー
タの書き込み、更新を行い、そのアドレスと更新データ
をディスク32に記録する。つまり、本実施形態では、
ディスク32は、ログディスクとして用いられ、そのデ
ータは、障害などの要因でアプリケーションプログラム
16の処理が中断された場合のデータ復旧に使用され
る。
に記録される。また一連の更新データは、トランザクシ
ョン毎に管理され、各トランザクションごとに「チェッ
クポイント」と呼ばれる識別IDが記録される。アプリ
ケーションプログラム16のディスク31へのデータ書
き込みがあるトランザクションの途中で中断した場合、
ログディスクに記録された最新のチェックポイントの直
前までの更新履歴を参照してデータの修正を行うこと
で、そのチェックポイントに対応したトランザクション
の完了した時点の、データを無矛盾な状態で復元するこ
とができる。
31のある時点のデータコピーが残っている場合には、
ログディスク(ディスク32)を参照してディスク33
に対するデータ更新を行い、アプリケーションプログラ
ム16により実行されたトランザクションの最新結果を
反映することができる。
1の内容をホスト2cで使えるようにするための処理の
フローチャートである。
ィスク31、32が、ホスト2からディスク34が、プ
ロセッサ5からディスク32、33、34が見えるよう
記憶装置サブシステム3cを制御する。ディスク31、
33の内容は、本処理の開始前のある時点において同一
にしておく。
納されている更新データのうち、過去に行った処理によ
り最後にアクセスした更新データのチェックポイントI
Dを保持している。変換プログラム64は、ディスク3
2に格納されている更新データを、保持しているチェッ
クポイントIDに続くチェックポイントIDで特定され
る更新データから順に更新履歴に沿って読み出し、更新
データに基づいてディスク33の内容を更新する。この
更新処理は、ディスク32に記録された最新のチェック
ポイントIDの更新データまで実施される。この間、ア
プリケーションプログラム16及びアプリケーションプ
ログラム26は、通常の処理を継続して行うことが可能
である(ステップ1401)。
ログラム64は、更新したディスク33の内容をディス
ク34に反映させるために、アプリケーション間通信機
構641を用いてホスト2cのアプリケーションプログ
ラム26に、処理の中断を要求する(ステップ140
2)。
セッサ6からの要求に応答して、実行中の処理を中断す
る(ステップ1101)。処理の中断後、アプリケーシ
ョンプログラム26は、処理を中断したことをプロセッ
サ6に通知する(ステップ1501)。
ィスク34をduplex状態にするために、記憶装置サブシ
ステム3cに対しペア形成を指示する(ステップ140
3)。ペア形成が終了し、ディスク34の内容がディス
ク33の内容と同一なduplex状態になった後、変換プロ
グラム64は、ペア解除を記憶装置サブシステム3cに
対して指示し、ディスク33、34をsimplex状態に戻
す(ステップ1404)。
た後、変換プログラム64は、処理の完了をホスト2c
に通知する(ステップ1405)。アプリケーションプ
ログラム26は、この通知を受けると、中断していた処
理を再開する(ステップ1103)。
り返すことで、アプリケーションプログラム16により
使用されるディスク31の任意の時点のデータをアプリ
ケーションプログラム26から使用することができる。
中のアプリケーションプログラムの処理を中断すること
なくディスク31の内容をホスト2c側で利用できるよ
うにすることができる。これにより、例えば、ホスト1
c上で複数のデータベースプログラムが稼働している場
合、あるいは、それぞれデータベースが稼働している複
数のホストがあり、1つのホストでそれらのデータを集
約して処理しようとする場合などへの対応が容易とな
る。
ログラムが稼働していて、複数のデータベース及びデー
タベースログが存在している場合を考える。この場合、
プロセッサ6の変換プログラム64でこれら複数のデー
タベースログからデータを読み出し、プロセッサ6上で
その内容をマージして、ディスク33に集約したデータ
ベースを作る。ホスト2からは、ディスク33に集約さ
れたデータベースを利用することが可能になる。
ムの構成例を示すブロック図である。
スト1d、ホスト2d、てホスト1dに接続される記憶
装置サブシステム30a、及び、ホスト2dに接続され
る記憶装置サブシステム30bを含んで構成される。
態におけるホスト1b、2bと同様の機能を有する。た
だし、ホスト1dとホスト2dは、地理的に離れた場所
に設置されており、それぞれ異なるLAN5a、5bに
接続されている。LAN5aとLAN5bとは、例え
ば、インターネット5cにより相互に接続されている。
31a、ホスト1dと接続するインタフェース41a、
記憶装置サブシステム30bと接続するインタフェース
42a、ディスク制御装置43aを有して構成される。
また、記憶装置サブシステム30bは、ディスク31
b、ディスク32b、ディスク33b、ホスト2dと接
続するインタフェース41b、記憶装置サブシステム3
0aと接続するインタフェース42b、ディスク制御装
置43bを有して構成される。記憶装置サブシステム3
0aと記憶装置サブシステム30bは、それぞれのイン
タフェース42a、42bにより接続される。
各実施形態の記憶装置サブシステムと同じく、ディスク
マッピング変更機能を有する。また、記憶装置サブシス
テム30aと記憶装置サブシステム30bは、記憶装置
サブシステム30a内のディスクの内容をインタフェー
ス42a、42bを介して記憶装置サブシステム30b
内のディスクにコピーするリモートコピー機能を備え
る。
ーリング機能を複数のディスク装置間で実現したもので
ある。例として、図8において、ディスク31aの内容
をディスク32bにコピーすることを想定する。この
時、ディスク31aのことを正ディスク、ディスク32
bのことを副ディスクと呼ぶ。
して、ディスク31a、32bをそれぞれ正/副ディス
クとして関連付け、コピー開始を指示する。この指示
は、ホスト1dからインタフェース13を介して行う。
第1の実施形態のように記憶装置サブシステム30a、
30bにコンソールが接続されている場合には、ホスト
1dからネットワーク経由でコンソールに指示を送るよ
うにすることも可能である。
装置43aは、インタフェース42aを介して記憶装置
サブシステム30bにコピー対象となるデータを転送
し、コピー処理を実施する。コピー開始時点では、ディ
スク31aとディスク31bのデータの内容は一致して
いない。ディスク31aからディスク31bへのデータ
コピーを行っている状態を「ペア形成中」と呼ぶ。
らディスク31aに対するリード/ライトアクセスがあ
ると、ディスク制御装置43は、これを受け付けて、デ
ィスク30aのアクセスを行うと共に、ホスト1dから
のライトアクセスによりディスク31aの内容が更新さ
れた場合には、その更新内容をディスク31bに反映す
る。
内容がディスク31bに完全にコピーされた状態を「du
plex状態」と呼ぶ。duplex状態の時、ホスト1dからデ
ィスク31aへライトアクセスがあると、その内容はデ
ィスク31bにも反映される。これらのことは、先に説
明したミラーリング機能と同じである。
ク31aの状態をディスク31bに保存しておきたい
時、ユーザは、記憶装置サブシステム3aに「ペア解
除」の指示を送る。記憶装置サブシステム3aは、ペア
解除の指示を受けると、それ以降ディスク31aに対す
るデータの更新をディスク31bに反映させず、ディス
ク31bの内容をその時点の状態で保存する。この状態
を「simplex状態」と呼ぶ。
対してもう1台ディスクを用意して、ペアを形成してdu
plex状態にし、その後任意の時点でsimplex状態にする
ことで、その時点でのコピーを作成できる。
16、ホスト2dのアプリケーションプログラム26、
及び変換プログラム25は、第2の実施の形態と同様の
機能を実現する。本実施形態で、ディスク31aのデー
タをホスト2dで使用できるようにする時の処理は、第
2の実施形態と同様に、図4のフローチャートで示され
る。
ク31bがペア状態で使用される。ホスト1dは、ステ
ップ1002、ステップ1005のペア解除、ペアの再
形成では、ディスク31a、31bに対するペアの解
除、再形成を行う。
いて、変換プログラム25がディスク31bに保存され
たデータをディスク32bにデータの形式を変換しつつ
コピーする。アプリケーションプログラム26は、ステ
ップ102bのディスクマッピング変更処理で、ディス
ク32b、ディスク33bとのマッピングを変更して両
者を入れ替え、入れ替え後のディスクを利用して処理を
再開する。
応用として、地理的に離れたサイトに設置されたホスト
間でデータを共用する計算機システムについて説明し
た。同様に、第3の実施形態についても、図5のホスト
1cと2cを図9に示すように地理的に離れたサイトに
配置し、両者の間でデータを共用するようにすることが
できる。この場合、プロセッサ6は、ホスト2cと同じ
サイトに配置すればよい。
ネットワークに大きな負荷を掛けることなく異なる2つ
のホストでデータを共用することが可能となる。
ションプログラムの実行を極力中断することなく、2つ
のホスト間で共通のファイルにアクセスすることができ
る。
の負荷を極力抑えつつ2つのホスト間でデータを相互利
用することができる。
ムの構成例を示すブロック図である。
データ共用のための処理の流れを示すフローチャートで
ある。
ムの構成例を示すブロック図である。
データ共用のための処理の流れを示すフローチャートで
ある。
機システムの構成例を示すブロック図である。
ーションプログラム、及びプロセッサ上の変換プログラ
ムにより行われるデータ共用のための処理の流れを示す
フローチャートである。
ーションプログラム、及びプロセッサ上の変換プログラ
ムにより行われるデータ共用のための処理の流れを示す
フローチャートである。
ムの構成例を示すブロック図である。
ムの応用構成例を示すブロック図である。
ホストコンピュータ、 3、3a、3b・・・記憶装置サブシステム、 5・・・ネットワーク、 14、16、24、26・・・アプリケーションプログラ
ム、 25、64・・・変換プログラム、 31、32、33、34・・・ディスク、 43・・・ディスク制御装置、 44・・・コンソール。
Claims (15)
- 【請求項1】第1の計算機と、第2の計算機と、前記第
1及び第2の計算機に接続する記憶装置サブシステムと
を備える計算機システムにおけるデータの共有方法にお
いて、 前記第1の計算機により利用されるデータを格納した第
1の記憶装置と第2の記憶装置とにより、前記第1の記
憶装置の内容と前記第2の記憶装置の内容とが同一とな
るように制御されるペア状態を形成し、 前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置とのペア状態
を解除して、前記第1の記憶装置への更新が前記第2の
記憶装置へ反映されないように制御し、 前記第2の計算機が利用している第3の記憶装置と前記
第2の記憶装置とをスワップして、前記第2の計算機に
よる前記第3の記憶装置へのアクセスが前記第2の記憶
装置に対して行われるように制御することを特徴とする
データ共有方法。 - 【請求項2】前記スワップ処理の後、前記第1の記憶装
置と前記第3の記憶装置とでペア状態を形成することを
特徴とする請求項1記載のデータ共有方法。 - 【請求項3】前記記憶装置サブシステムは、前記第1の
記憶装置を有し、前記第1の計算機に接続する第1の記
憶装置サブシステムと、前記第2及び前記第3の記憶装
置を有し、前記第2の計算機に接続する第2の記憶装置
とで構成され、前記第1の計算機及び前記第1の記憶装
置サブシステムと、前記第2の計算機及び前記第2の記
憶装置サブシステムが地理的に離れた場所に設置される
ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ共有方
法。 - 【請求項4】第1の計算機と、第2の計算機と、前記第
1及び第2の計算機に接続する記憶装置サブシステムと
を備える計算機システムにおけるデータの共有方法にお
いて、 前記第1の計算機により利用されるデータを格納した第
1の記憶装置と第2の記憶装置とにより、前記第1の記
憶装置の内容と前記第2の記憶装置の内容とが同一とな
るように制御されるペア状態を形成し、 前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置とのペア状態
を解除して、前記第1の記憶装置への更新が前記第2の
記憶装置へ反映されないように制御し、 前記第2の記憶装置の内容を第3の記憶装置へコピー
し、 前記第2の計算機が利用している第4の記憶装置と前記
第3の記憶装置とをスワップして、前記第2の計算機に
よる前記第4の記憶装置へのアクセスが前記第3の記憶
装置に対して行われるように制御することを特徴とする
データ共有方法。 - 【請求項5】前記第2の記憶装置の内容を前記第3の記
憶装置にコピーするステップは、前記第2の記憶装置に
格納されている前記第1の計算機により使用されるデー
タフォーマットを前記第2の計算機により使用されるデ
ータフォーマットに変換するステップを含むことを特徴
とする請求項4記載のデータ共有方法。 - 【請求項6】前記データフォーマットは、前記第1の計
算機及び前記第2の計算機と前記記憶装置サブシステム
との間のインタフェースに依存するものであることを特
徴とする請求項5記載のデータ共有方法。 - 【請求項7】前記第1の計算機と前記記憶装置サブシス
テムとの間のインタフェースがカウントキーデータ形式
であって、前記第2の計算機と前記記憶装置サブシステ
ムとの間のインタフェースが固定長ブロック形式である
ことを特徴とする請求項6記載のデータ共有方法。 - 【請求項8】前記第1乃至第4の記憶装置の少なくとも
1つは、前記第1又は第2の計算機により1台の記憶装
置として認識される論理的な記憶装置であることを特徴
とする請求項4乃至7いずれかに記載のデータ共有方
法。 - 【請求項9】前記第2の記憶装置の内容を前記第3の記
憶装置にコピーする処理は、前記第1及び前記第2の計
算機とは異なる第3の計算機により実施されることを特
徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載のデータ共有
方法。 - 【請求項10】前記記憶装置サブシステムは、前記第1
の記憶装置を有し、前記第1の計算機に接続する第1の
記憶装置サブシステムと、前記第2、前記第3、及び前
記第4の記憶装置を有し、前記第2の計算機に接続する
第2の記憶装置とで構成され、前記第1の計算機及び前
記第1の記憶装置サブシステムと、前記第2の計算機及
び前記第2の記憶装置サブシステムが地理的に離れた場
所に設置されることを特徴とする請求項4乃至8いずれ
かに記載のデータ共有方法。 - 【請求項11】第1の計算機と、第2の計算機と、前記
第1及び第2の計算機に接続する記憶装置サブシステム
とを備える計算機システムにおけるデータの共有方法に
おいて、 第1の記憶装置のある時点における内容の写しを第2の
記憶装置に保持しておき、 前記第1の計算機による前記第1の記憶装置の内容の更
新に応じて、当該更新の内容を第3の記憶装置に記録
し、 前記第3の記憶装置に記録された前記更新内容に基づい
て、前記第2の記憶装置の内容を更新し、 前記第2の記憶装置を前記第2の計算機と接続し、前記
第2の計算機によるデータのアクセスが、前記第2の記
憶装置に対して行われるようにすることを特徴とするデ
ータ共有方法。 - 【請求項12】前記第2の記憶装置を前記第2の計算機
と接続するステップは、前記第2の計算機に接続されて
いる第4の記憶装置と前記第2の記憶装置とをスワップ
することにより行われることを特徴とする請求項11記
載のデータ共有方法。 - 【請求項13】第1の計算機と、第2の計算機と、前記
第1及び第2の計算機に接続し、複数の記憶装置及び該
複数の記憶装置を制御する制御装置を備える記憶装置サ
ブシステムとを有する計算機システムにおいて、前記記
憶装置サブシステムは、前記第1の計算機から第1の記
憶装置に書き込まれたデータを第2の記憶装置に重複し
て書き込む手段と、前記第2の計算機のアクセスする第
3の論理ボリュームを前記第2の論理ボリュームに入れ
換える手段とを有することを特徴とする計算機システ
ム。 - 【請求項14】複数のインタフェースを有する記憶装置
サブシステムと、前記記憶装置サブシステムへのアクセ
スをカウントキーデータ形式に従って行う第1の計算機
と、前記記憶装置サブシステムへのアクセスを固定長ブ
ロック形式に従って行う第2、及び第3の計算機とを有
する計算機システムにおいて、前記記憶装置サブシステ
ムは、前記第1の計算機から第1の論理ボリュームに書
き込まれたデータを第2の論理ボリュームへ重複して書
き込む手段を備え、前記第2の計算機は、カウントキー
データ形式で書き込まれた前記第2の論理ボリュームの
内容を読み出して第3の論理ボリュームへと書き出す手
段を備え、前記第3の計算機は、自計算機のアクセスす
る第4の論理ボリュームを前記第3の論理ボリュームに
入れ換える手段を備えることを特徴とする計算機システ
ム。 - 【請求項15】少なくとも1つ以上の計算機に接続され
る記憶装置サブシステムにおいて、前記記憶装置サブシ
ステムは、前記計算機からアクセスされる複数のボリュ
ームを有し、前記計算機からの指示により前記計算機の
アクセスする論理ボリュームを別の論理ボリュームに入
れ換える手段を有することを特徴とする記憶装置サブシ
ステム。
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