JP2001272987A - 音楽情報検索システム及び音楽情報配信システム - Google Patents

音楽情報検索システム及び音楽情報配信システム

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JP2001272987A
JP2001272987A JP2000085683A JP2000085683A JP2001272987A JP 2001272987 A JP2001272987 A JP 2001272987A JP 2000085683 A JP2000085683 A JP 2000085683A JP 2000085683 A JP2000085683 A JP 2000085683A JP 2001272987 A JP2001272987 A JP 2001272987A
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user
music
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score
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JP2000085683A
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Shinya Kato
真也 加藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の音楽情報を検索したい場合に、注文者
が、曲名やアーティスト名等をわざわざ調べることなし
に、当該注文者の歌う歌或いは、適宜の楽器などを使用
して演奏させた音声情報から、当該注文者が求めている
音楽情報を容易に検索出来る音楽情報検索システムを提
供する。 【解決手段】 音楽情報を検索しその結果を提供する機
能を有する音楽情報検索提供部1とユーザー端末2とが
所定の通信回線3を介して双方向に通信可能に接続され
ており、当該音楽情報検索提供部1は、音楽情報検索ソ
フト及び楽譜作成ソフト5を有すると同時に、複数の音
楽情報と各音楽情報のそれぞれに付いて予め定められた
複数種の特徴検索事項と共にそれぞれの音楽情報に対応
する楽譜情報も合わせて記録されているデータベース6
及び課金システム7とを有しており、又ユーザー側で使
用する当該ユーザー端末2には、所定のキーボー21、
マウス22の他にマイクロフォン23が設けられている
音楽情報検索システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーが所望の
音楽情報を通信回線を介して検索し、所望の音楽情報を
配信してもらう音楽情報検索システムに関するものであ
り、特には、当該ユーザーが当該音楽情報に関しての特
徴検索事項を知らない場合にでも所望の音楽情報が検索
出来る様に構成された音楽情報検索システム及び当該音
楽情報の配信或いは配布方法に関するものである。
【従来の技術】従来より、特に、インターネット等のネ
ットワーク或いは通信回線網を介して注文者から注文し
たい製品の検索を依頼された場合に、検索実行会社、検
索実行会社部門等の組織体が、それぞれ自己が所有する
或いは外部に或る検索シ製品検索システムを使用して所
定の製品を検索、選択を実行し、当該注文者の注文製品
に該当するものが見つかった場合にその製品情報を抽出
して、当該注文者に確認を求め、当該注文者が当該抽出
された製品情報を評価して、当該注文者の注文した製品
と一致する事が確認出来た場合に、当該注文者は当該製
品を正式に発注する様に構成された製品の検索システム
及び当該製品の販売方法は、既に知られている。此処
で、当該製品を音楽情報、例えば、所定の音楽を記録し
たCD、レーザーディスク(登録商標)、MD、ビデ
オ、テープ、或いは所定の音楽を表した楽譜であると仮
定した場合、従来の当該音楽情報検索システムに於いて
は、注文者が曲名またはアーティスト名の一部を知って
いることが前提となっていた。つまり、上記の曲名また
はアーティスト名等のそれぞれの音楽情報の特徴を示す
キーワードに相当する特徴的検索事項に関するデータ
を、少なくとも一つ、望ましくは複数種のデータを入力
することによって、それに関連する音楽情報の内容を、
当該音楽情報検索システムを使用して検索することによ
り、注文者の知りたい曲名を抽出し表示していた。ま
た、音楽情報として、例えば曲の入った製品、例えばコ
ンパクトディスクなど、を注文する場合、注文者が欲し
い曲であるかどうかを注文時に確認することはできない
と言う問題も有った。
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の音楽情
報検索システムに於いては、例えば、注文者が、何とな
く町で流れていた曲を思い出して、その曲のCDを購入
したり、楽譜を入手したいと思った場合に、当該入手希
望の曲のメロディは歌えるが、曲名やアーティスト名は
全くわからない場合がある。そこで、従来の音楽情報検
索システムに於いては、あらかじめ曲名やアーティスト
名を調べておく必要があった。更に、従来に於ける当該
音楽情報検索システムに於いては、当該システムが検索
し、抽出した特定の音楽情報が、当該注文者が探してい
る曲と一致しているかがあっているかどうか不明な場合
でも、注文者の責任で製品を注文しているので、その音
楽情報が、間違っていても返品がきかないと言う欠点も
有った。従って、本発明の目的は、上記した従来技術の
欠点を改良し、所定の音楽情報を検索したい場合に、当
該注文者が、当該音楽情報についての曲名やアーティス
ト名等をわざわざ調べることなしに、当該注文者の歌う
歌或いは、適宜の楽器などを使用して演奏させた音声情
報から、当該注文者が求めている音楽情報、例えば、所
定の曲を記録しているテープ、レコード、CD、MD、
レーザーディスク、楽譜等を容易に検索出来る音楽情報
検索システムを提供するものであり、更には、当該音楽
情報検索システムが検索し、抽出した特定の音楽情報
が、当該注文者が探している曲と一致しているかどうか
を予め確認することを可能とした事によって、注文者が
実際に欲しい製品であるかどうかを確かめてから注文で
きるようにした音楽情報検索システム及び音楽情報配信
・配布方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、音
楽情報を検索しその結果を提供する機能を有する音楽情
報検索提供部とユーザー端末とが所定の通信回線を介し
て双方向に通信可能に接続されており、ユーザーが当該
ユーザー端末から当該ユーザーが入手を希望する音楽情
報に関する予め定められた複数種の特徴検索事項を選択
入力する事によって当該音楽情報検索提供部が検索処理
を実行し、当該ユーザーの希望する音楽情報が検索され
た場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに当該通信回
線を介して配信するか、当該通信回線を介さずに、配付
する様に構成された音楽情報検索システムに於て、当該
ユーザーが当該音楽情報に関する予め定められた当該特
徴検索事項を選択入力出来ない場合、あるいは、予め定
められた当該特徴検索事項を検索に十分な数だけ選択入
力出来ない場合には、当該ユーザーが、当該ユーザー端
末から、当該音楽情報の少なくとも一部についての音声
情報を入力し、当該音楽情報検索提供部は当該音声情報
に基づいて、当該ユーザーが希望する音楽情報を検索
し、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と同一若し
くはそれに近似する音楽情報を通信回線を介して提供す
る様に構成されている音楽情報検索システムであり、又
本発明に係る第2の態様としては、楽譜を自動的に作成
する音譜作成ソフトを有する楽譜作成部とユーザー端末
とが所定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続さ
れており、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザ
ーが作曲したい音楽を音声情報として入力する事によっ
て、当該ユーザーが自ら作曲したい音楽に付いての楽譜
が当該通信回線を介して入手する事が可能な様に構成さ
れた楽譜作成システムである。更に、本発明に係る第3
の態様としては、音楽情報を検索しその結果を提供する
機能を有する音楽情報検索提供部とユーザー端末とが所
定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続されてお
り、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが入
手を希望する音楽情報に関する予め定められた複数種の
特徴検索事項を選択入力する事によって当該音楽情報検
索提供部が検索処理を実行し、当該ユーザーの希望する
音楽情報が検索された場合には、当該音楽情報を当該ユ
ーザーに当該通信回線を介して配信するか、当該通信回
線を介さずに、配布する様に構成された音楽情報検索シ
ステムに於て、当該ユーザーが当該音楽情報検索ソフト
にアクセスする第1の工程、当該ユーザーが入手希望の
音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
いるか否かを判断する第2の工程、当該ユーザーが入手
希望の音楽情報に関する特徴検索事項を知っている場合
には、当該ユーザーによって入力された当該特徴検索事
項を基に所定のデータベースから、従来公知の音楽情報
検索システムを利用して検索操作を実行する第3の工
程、当該第2の工程に於て、当該ユーザーが入手希望の
音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
いない場合、或いは検索に必要な数の特徴検索事項を知
っていない場合には、当該ユーザーが自ら当該音楽情報
の一部を歌うか、適宜の楽器を使用して当該音楽情報の
一部を演奏し、その音声情報を当該ユーザー端末を介し
て当該音楽情報検索提供部に返送する第4の工程、当該
音楽情報検索提供部では、当該音声情報を基に、所定の
データベースから、当該ユーザーが入手を希望する音楽
情報と一致するか、それに近似する音楽情報を一つ若し
くは複数検索して候補音楽情報リストを作成する第5の
工程、当該候補音楽情報リストを当該ユーザーに伝送
し、当該ユーザーに評価を求める第6の工程、当該ユー
ザーが、当該候補音楽情報リストに当該ユーザーが入手
を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在している
か否かを判断する第7の工程、第7の工程に於て一致す
る音楽情報が存在していない場合には、当該ユーザーが
当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に対してそれ
ぞれ所定の評価を行った後に、第5の工程に戻り、上記
した第5の工程から第7の工程を必要な回数繰り返す第
8の工程、当該第7の工程に於て、当該ユーザーが入手
を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在している
場合には、当該ユーザーに対して課金情報を通知する第
9の工程、当該ユーザーの所定の銀行口座に当該課金情
報に相当する残金が残っているか、当該ユーザーが当該
課金情報に相当する金額を送金或いは入金したか否かを
判断する第10の工程、当該第10の工程で当該課金情
報の確認がとれない場合には、当該ユーザーに対して当
該課金情報に相当する金額を所定の銀行口座に入金する
か、送金する様に催促する第11の工程を経て第9の工
程に戻り、当該第9の工程で当該課金情報の確認がとれ
た場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに配信若しく
は配布する第12の工程、第8の工程で最終的に当該ユ
ーザーが入手を希望する音楽情報が検出されなかった場
合には、当該楽譜作成ソフトを使用して、当該ユーザー
による当該音声情報から楽譜を作成する第13の工程、
当該作成された楽譜を基に、当該音楽情報検索提供部が
当該音楽情報検索ソフトを使用して再度検索処理を実行
する第14の工程、当該検索処理によって得られた一つ
或いは複数個の候補音楽情報を当該楽譜と共に当該ユー
ザーに伝送して評価を求める第15の工程、当該ユーザ
ーが送信されてきた当該候補音楽情報楽譜が当該ユーザ
ーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報のもの
であるか否かを判断する第16の工程、当該楽譜が当該
ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報
のものである場合には、前記した第9の工程に移行する
移行処理を行う第17の工程、当該候補音楽情報内に当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情
報がない場合には、当該ユーザーが当該候補楽譜の少な
くとも一部の楽譜の少なくとも一部を修正するか、当該
ユーザーが自ら再度歌うか、適宜の楽器を使用して音楽
を再演奏する事によって、当該楽譜作成ソフトに楽譜を
作成させ、その結果を当該音楽情報検索提供部に戻して
当該検索手段を使用して再度検索処理する様に構成され
た第19の工程とから構成されている音楽情報検索方法
である。又、本発明に於ける第4の態様としては、音譜
を自動的に作成する楽譜作成ソフトを有する楽譜作成部
とユーザー端末とが所定の通信回線を介して双方向に通
信可能に接続されている楽譜作成システムに於て、当該
ユーザーが当該楽譜作成システムにアクセスする第1の
工程、当該ユーザーが、当該ユーザー端末から、当該ユ
ーザーが作曲したい音楽情報の一部或いは全部を自ら歌
うか、所望の楽器を使用して当該音楽情報の一部或いは
全部を演奏する第2の工程、当該音声情報が当該楽譜作
成部に返送され、当該楽譜作成ソフトを使用して、楽譜
を作成する第3の工程、当該音譜作成ソフトによって作
成された楽譜が当該ユーザーに送信され、当該ユーザー
が当該楽譜を検査するか、当該楽譜に記載された音楽を
当該ユーザー端末で再生する事によって評価する第4の
工程、当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲した
い音楽情報と一致するか否かを判断する第5の工程、当
該第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザーが当該楽
譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致する場合に
は、課金情報を当該ユーザーに通知する第6の工程、当
該ユーザーから当該課金情報に相当する金額が、予め定
められた当該ユーザーの銀行口座に残存しているか、或
いは入金が有ったか否かを判断する第7の工程、当該残
金が不足しているか、入金が無い場合には当該ユーザー
に催促する第8の工程、当該残金が十分であるかか、入
金が有った場合には、当該楽譜を当該通信回線を介して
ユーザーに配信する第9の工程とから構成されている楽
譜作成システムである。
【発明の実施の形態】本発明に係る当該音楽情報検索シ
ステム及び楽譜作成システムは、上記した様な技術構成
を採用しているので、例えば、検索をキー入力だけでな
く、注文者が曲の一部を自ら歌った歌声や楽器で演奏し
た音楽情報を入力することによって、その情報によって
所定の音楽情報検索を可能にする。又、本発明に於いて
は、当該音楽情報検索システムによって、所定の音楽情
報が検索された後、注文者が、改めて検索された当該音
楽情報である曲を聴くことにより、注文をしようとする
曲かどうかを確認でき、当該確認が取れた後に正式に注
文することができる。更に、本発明に於いては、検索し
ようとして歌った声がはずれた場合にも、当該音声情報
を基に、楽譜を作成し、その楽譜を当該注文者の端末に
於ける画面に表示することが出来、それによって、自分
の歌を視覚的に確認することができる。一方、当該表示
された音符が、注文者が想像していた曲である音楽情報
と異なっていると感じた場合には、当該画面表示された
音符と異なると思う音にする様に当該音符を移動させる
事が出来るので、注文者が意図する曲に近づけて再検索
をすることが可能である。又、注文者が歌った歌を楽譜
化できるため、オリジナルな曲の場合には、曲を楽譜化
して配信することができる。
【実施例】以下に、本発明に係る音楽情報検索システム
及び楽譜作成システムに関する一具体例の構成を図面を
参照しながら詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に
係る音楽情報検索システムを実行する為の音楽情報検索
装置の構成の一例を概略的に示すブロックダイアグラム
であって、図中、音楽情報を検索しその結果を提供する
機能を有する音楽情報検索提供部1とユーザー端末2と
が所定の通信回線3を介して双方向に通信可能に接続さ
れており、当該音楽情報検索提供部1は、下記に詳細に
説明する音楽情報検索ソフト及び楽譜作成ソフト5を有
すると同時に、複数の音楽情報と各音楽情報のそれぞれ
に付いて予め定められた複数種の特徴検索事項と共にそ
れぞれの音楽情報に対応する楽譜情報も合わせて記録さ
れているデータベース6及び課金システム7とを有して
おり、又ユーザー側で使用する当該ユーザー端末2に
は、所定のキーボー21、マウス22の他にマイクロフ
ォン23が設けられている事が望ましい。又、図中、8
は、上記した各操作部の操作を集中的に管理する為の所
定のプログラムを有する中央演算手段、例えばコンピュ
ータを示す。本発明に係る当該音楽情報検索システム1
0は、上記した様な構成からなるものであって、基本的
な構成は、ユーザーが当該ユーザー端末2から当該ユー
ザーが入手を希望する音楽情報に関する予め定められた
複数種の特徴検索事項を選択入力する事によって当該音
楽情報検索提供部1が検索処理を実行し、当該ユーザー
の希望する音楽情報が検索された場合には、当該音楽情
報を当該ユーザーに当該通信回線3を介して配信する
か、当該通信回線を介さずに、配付する様に構成された
音楽情報検索システムであり、本発明に於て対象とする
当該音楽情報は、例えば、各種の音楽を記録したビデ
オ、テープ、CD、MD、レコード、DVD等の記録媒
体及び楽譜を含むものである。又、本発明に於ける当該
所定の通信回線3は、通常の通信ネットワークの他にイ
ンターネットを含んでいる事が望ましい。更に、本発明
に於ける当該音楽情報検索提供部1が保有する当該音楽
情報に関するデータベース6は、好ましくは、オペラ、
クラシック、ポップス、ジャズ、タンゴ、ポピュラー、
民族民謡、童謡等のジャンル別、国別等に分類され、各
ジャンル毎に、当該音楽情報である曲のそれぞれに対し
て、当該曲の曲名、作曲者、演奏者、歌手名、曲の感
じ、曲調、テンポ、使用楽器、ヒットしていた時期、等
からなる複数の特徴検索事項が当該デジタル化され音楽
情報と共に、デジタルデータとして記録されているもの
である。一方、本発明に於て使用される当該音楽情報検
索ソフトは、基本的には従来公知の音楽情報検索ソフト
をベースとするものであって、当該ユーザーによって入
力された当該特徴検索事項を基に所定のデータベースか
ら、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する
か、それに近似する音楽情報を一つ若しくは複数検索し
て候補音楽情報リストを作成し、当該候補音楽情報リス
トを当該ユーザーに伝送した後、当該ユーザーが当該候
補音楽情報リストに当該ユーザーが入手を希望する音楽
情報と一致する音楽情報が存在しているか否かを判断
し、一致する音楽情報が存在していない場合には、当該
ユーザーが、例えば、当該候補音楽情報リストの各候補
音楽情報に対してそれぞれ所定の評価を行って、音楽情
報検索提供部に戻し、当該音楽情報検索提供部では、検
索操作を繰り返す。その結果、当該ユーザーが入手を希
望する音楽情報と一致する音楽情報が存在している場合
には、当該ユーザーに対して、検索操作費用、当該音楽
情報費用、及び必要な場合には著作権料を含む課金情報
をユーザーに通知し、当該ユーザーの所定の銀行口座に
当該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユー
ザーが当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金し
たか否かを判断して、当該ユーザーの所定の銀行口座に
当該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユー
ザーが当該課金情報に相当する金額を所定の銀行口座に
入金するか、送金した事の確認がとれた場合には、当該
音楽情報を当該ユーザーに配信若しくは配布する様に構
成されているものである。本発明に於いては、係る従来
の音楽情報検索システムに対して更に後述する様な、音
声情報による音楽情報の検索操作を可能とするソフトウ
ェアが組み込まれているものである。更に、本発明に於
ける当該音楽情報検索システムに於いては、後述する様
な楽譜作成ソフトが組み込まれており、ユーザーが、作
成された楽譜と音楽情報である曲を比較しながら、ユー
ザーが入手を希望する音楽情報を検索する事が可能であ
る様に構成されたものである。尚、本発明に於いては、
当該音楽情報検索提供部1が複数設置されていても良
く、従って、ユーザーは、何れの音楽情報検索提供部1
を任意に選択してアクセルする事が出来ると共に、当該
グローバルに分散している複数の音楽情報検索提供部1
に対して同時にアクセスする事も可能である。係る方法
によって、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報の検
索範囲を世界的に拡張する事も可能となる。一方、本発
明に於いては、当該音楽情報検索提供部1が複数設置さ
れていると共に、当該音楽情報検索提供部1とは別個に
当該通信回線3に接続された仲介機能を有する仲介部9
が設けられ、当該ユーザーは、当該ユーザー端末を介し
て当該仲介部9にアクセスし、当該ユーザーが入手を希
望する音楽情報の検索を当該仲介部9を介して、当該複
数の音楽情報検索提供部1に依頼する事も可能である。
次に、本発明に係る当該音楽情報検索システムの操作方
法に付いて説明する。つまり、本発明に係る当該音楽情
報検索システム10は、音楽情報を検索しその結果を提
供する機能を有する音楽情報検索提供部1とユーザー端
末2とが所定の通信回線3を介して双方向に通信可能に
接続されており、ユーザーが当該ユーザー端末2から当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報に関する予め定め
られた複数種の特徴検索事項を選択入力する事によって
当該音楽情報検索提供部1が検索処理を実行し、当該ユ
ーザーの希望する音楽情報が検索された場合には、当該
音楽情報を当該ユーザーに当該通信回線を介して配信す
るか、当該通信回線を介さずに、配付する様に構成され
た音楽情報検索システム10に於て、当該ユーザーが当
該音楽情報に関する予め定められた当該特徴検索事項を
選択入力出来ない場合、あるいは、予め定められた当該
特徴検索事項を検索に十分な数だけ選択入力出来ない場
合には、当該ユーザーが、当該ユーザー端末2から、当
該音楽情報の少なくとも一部についての音声情報を入力
し、当該音楽情報検索提供部1は当該音声情報に基づい
て、当該ユーザーが希望する音楽情報を検索し、当該ユ
ーザーが入手を希望する音楽情報と同一若しくはそれに
近似する音楽情報を通信回線を介して提供する様に構成
されている音楽情報検索システム10である。本発明に
於ける当該音楽情報検索システム10に於いては、当該
ユーザーが入手を希望する当該音楽情報に関する予め定
められた当該特徴検索事項を全く選択して入力出来ない
場合或いは、当該音楽情報を検索するに十分な数の当該
特徴検索事項が選択入力出来なかった場合で、当該ユー
ザーが、当該ユーザー端末2から入力する当該音声情報
は、当該ユーザーが入手を希望する当該音楽情報の一部
を当該ユーザーが自ら歌うか、所望の楽器を使用して当
該音楽情報の一部を演奏し、その音声情報を当該ユーザ
ーのユーザー端末2に設けられたマイクロフォン23を
介して当該通信回線3を介して当該音楽情報検索提供部
1に伝送する様に構成されているものである。本発明に
於て、当該ユーザーが、当該ユーザー端末2から入力す
る当該音声情報は、当該ユーザーが入手を希望する当該
音楽情報の一部の少なくとも1小節分或いは複数の連続
する小節分である事が望ましい。本発明に於ける当該音
楽情報検索提供部1が保有する当該音楽情報検索ソフト
は、当該ユーザーから入力された当該音声情報に応答し
て、一つ若しくは複数の当該データベースの中から、当
該ユーザーが入手を希望する当該音楽情報に一致する
か、それに近似する音楽情報を、一つ或いは複数個を見
繕って検索抽出し、当該検出された結果を該ユーザーが
入手を希望する音楽情報の候補音楽情報として、当該ユ
ーザーに当該通信回線を介して伝送する様に構成されて
いる事が好ましい。更に、本発明に係る当該音楽情報検
索ソフトは、当該音楽情報検索提供部1内部に設けられ
るものであるが、当該ユーザーの要望により、当該音声
情報から音楽つまり曲に変換するソフトを有する当該音
楽情報検索ソフトを、予め定められた所定の条件の下に
当該ユーザーのユーザー端末2にダウンロードさせる事
も可能である。係る所定の条件としては、料金の課金、
或いは、使用時間の制限、使用したソフトは使用時間経
過後に消滅させる等が考えられる。又、本発明に係る当
該音楽情報検索ソフトに於いては、当該音楽情報検索提
供部1が当該ユーザーに対してえ当該通信回線を介して
伝送した一つ或いは複数個の当該候補音楽情報のそれぞ
れについて、その一部を当該ユーザーが、当該ユーザー
の端末2を介して聞く事を許可する様に構成されてお
り、従って、ユーザーは、当該音楽情報検索提供部1か
ら送信されてきた一つ或いは複数の候補音楽情報を任意
に選択してその曲の内容を聞き、当該音楽情報が、当該
ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致するか否かを
判断する事が出来る。更に、本発明に於いては、当該音
楽情報検索ソフトで検索された一つ或いは複数個の候補
音楽情報に対して、当該ユーザーに予め定められた段階
の評価を実行させると共に、当該評価結果で、当該ユー
ザーが入手を希望する音楽情報が確定した場合を除い
て、当該評価結果を当該音楽情報検索提供部1に戻し、
当該音楽情報検索ソフトを使用して、当該評価結果を参
照しながら再度検索処理を実行する様に構成されていて
も良い。その場合には、当該候補音楽情報に対する当該
ユーザーの評価結果が向上する様な方向で再度当該検索
処理を実行して、その結果である候補音楽情報を再度当
該ユーザーに伝送する様に構成されている事も望まし
い。又、本発明に係る当該音楽情報検索ソフトは、楽譜
作成ソフトを含んでいる事が好ましい。本発明に係る当
該楽譜作成ソフトは、当該ユーザーが、当該ユーザーの
端末から入力した音声情報に従って、自動的に音譜を作
成する機能を有しているソフトであって、本発明に於け
る当該音楽情報検索システムに於て、当該音声情報に基
づく検索操作により、ユーザーが入手を希望する音楽情
報が見つからなかった場合には、ユーザーが検索したい
音楽の曲を自ら歌うか、適当な楽器を使用してそれを演
奏する事によって発生した当該音声情報に基づいて当該
楽譜作成ソフトが楽譜を作成し、当該楽譜作成ソフトに
より作成された当該楽譜に基づいて、当該音楽情報検索
提供部1に於て再度当該音楽情報検索ソフトを介して所
定のデータベース6を使用して検索処理を実行し、それ
によって検索された一つ或いは複数個の候補音楽情報を
当該ユーザーの端末2に伝送し、当該ユーザーは、当該
一つ或いは複数個の候補音楽情報のそれぞれの曲を個別
に聞くと同時に当該楽譜を見ながら当該各候補曲との関
連を評価する様に構成されているものである。本発明に
於ける当該楽譜作成ソフトは、当該音楽情報検索提供部
1に設けられるものであるが、場合によっては、当該ユ
ーザーの要請によって、当該楽譜作成ソフトを、予め定
められた所定の条件の下に当該ユーザーのユーザー端末
2にダウンロードさせる事も可能である。係る所定の条
件としては、料金の課金、或いは、使用時間の制限、使
用したソフトは使用時間経過後に消滅させる等が考えら
れる。更に、当該楽譜作成ソフトは、当該ユーザー端末
2の画面上に表示された当該音譜に対して、ユーザー自
身が変更操作を加える事が可能である様に構成されてい
る事が望ましい。本発明に於ける当該音楽情報検索シス
テムに於いては、当該音楽情報検索ソフトは、当該楽譜
作成ソフトによって、当該ユーザーが変更した音譜を含
む修正楽譜を基に当該データベースからユーザーが入手
を希望する音楽情報を再度検索処理を行い、その候補音
楽情報を再度当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送する様
に構成されている事も望ましい。本発明に於いては、当
該音楽情報検索システムに於いては、当該音楽情報検索
ソフトの検索結果によって、当該ユーザーが入手を希望
する音楽情報が確定した場合には、当該音楽情報を当該
通信回線を介して当該ユーザーに配信する様に構成され
ているものであり、又、当該音楽情報検索システムに於
て、当該音楽情報を当該通信回線を介して当該ユーザー
に配信する際には、当該音楽情報に適宜の暗号化システ
ムを使用して必要な情報を当該通信回線間、インターネ
ット間で双方向の通信を行う様に構成されている事が好
ましい。尚、本発明に於ける当該当該音楽情報検索シス
テムには、課金システム7が設けられており、当該音楽
情報検索提供部1が、当該決定された音楽情報を当該ユ
ーザーに通信回線を介して配信するか、当該通信回線を
介さずに配布するに際し、当該ユーザーから予め銀行口
座番号を確認して、当該課金システム内に記録してお
き、ユーザーから検索依頼を受けた後、検索処理操作に
要する費用、並びに、選択決定された当該音楽情報の販
売費用、及び当該音楽情報に関する著作権料を合算した
課金額を当該音楽情報検索ソフトから演算して当該課金
システムに記録させると同時に当該ユーザーに当該料金
情報を当該通信回線を介して通知し、当該ユーザーから
の入金があった場合、若しくは当該ユーザーの銀行口座
に当該課金額が存在する事が確認できた場合に、当該課
金額を当該ユーザーの銀行口座から引き落とした後、当
該音楽情報を配信若しくは配布する様に構成されている
ものである。図2は、本発明に於ける当該音楽情報検索
システムに於て、当該音楽情報検索提供部1とインター
ネット3を介して相互に接続された当該ユーザー端末2
とのより詳細な構成を示すブロックダイアグラムであっ
て、当該音楽情報検索提供部1には、図示の様に、音楽
情報検索ソフト4及び楽譜作成ソフト5がインストール
されており、又複数のデータベース6が設けられている
他に、ユーザー端末2から入力された音声情報から音符
化する機能手段50と当該音符化された音声情報の周波
数分析或いは長さ解析を行う機能手段60とが設けられ
ている。一方、当該ユーザー端末2に於いては、当該音
声情報の処理機能手段30と当該楽譜作成ソフトの一部
である楽譜修正機能部40とが設けられている。係る機
能手段30と40は、上記した様に、初めから当該ユー
ザー端末にインストールされているものであっても良
く、又、必要に応じて、ユーザーが音楽情報検索提供部
1よりダウンロードしたもので有っても良い。当該音声
情報の処理機能手段30には、例えば、フィルタリング
機能手段31、デジタルサンプリング機能手段32及び
データ圧縮機能手段33とが設けられており、更には当
該楽譜修正機能部40には、楽譜修正機処理部41が設
けられている。図3には、上記した本発明に於ける音楽
情報検索システムでの音声情報処理方法の操作手順の一
具体的がフローチャートの形で示されている。つまり、
図中、ステップ(S1)に於て、当該音楽情報検索提供
部1から当該音声情報処理ソフトがユーザー端末2に転
送され、ステップ(S2)で、ユーザーによって、検索
したい曲の一部のメロディーが歌われるか演奏される。
その後、ステップ(S3)に於て、当該入力された音声
情報にフィルタリング操作が実行され、ステップ(S
4)於て、当該フルターされた当該音声情報をデジタル
サンプリング処理し、その結果をステップ(S5)でデ
ータ圧縮処理して、インターネットを介して音楽情報検
索提供部1に転送される。当該音楽情報検索提供部1に
於いては、送信されてきた圧縮データを解凍し(ステッ
プ(S6))、次いで解凍されたデジタルデータに付い
て、音声情報の周波数分析或いは長さ解析を行う。その
後、ステップ(S7)に進み、音符化及び規格化(つま
り音符長さを調整する)が実行され、次いでステップ
(S9)に於てデータベースとの比較検索処理が実行さ
れる。次いで、ステップ(S10)に於て、当該検索さ
れた結果である候補音楽情報をユーザー端末2に転送
し、その結果をステップ(S11)に於て所定のユーザ
ー端末2或いは所定の表示手段に表示する。一方、本発
明に係る当該音楽情報検索システムには、楽譜を自動的
に作成する楽譜作成ソフトを有する音譜作成部とユーザ
ー端末とが所定の通信回線を介して双方向に通信可能に
接続されており、ユーザーが当該ユーザー端末から当該
ユーザーが作曲したい音楽を音声情報として入力する事
によって、当該ユーザーが自ら作曲したい音楽に付いて
の楽譜が当該通信回線を介して入手する事が可能な様に
構成されている。本発明に於ける当該楽譜作成ソフトに
於いては、当該ユーザーが、当該ユーザー端末から入力
する当該音声情報は、当該ユーザーが自ら歌うか、所望
の楽器を使用して当該音楽情報の一部を演奏し、その音
声情報を当該ユーザーのユーザー端末2に設けられたマ
イクロフォンを介して当該通信回線に伝送する様に構成
されている事が望ましい。本発明に係る当該楽譜作成ソ
フトにより作成された当該音譜は、当該音楽情報検索ソ
フトを介して当該ユーザーの端末に伝送され、当該ユー
ザーは、当該楽譜を当該ユーザー端末で確認しえると同
時に、適宜の選択操作を実行する事によって、当該音譜
に表された音楽情報を音声手段を介して聞く事が可能と
なる様に構成されている事も望ましい。上記した様に、
本発明に於ける当該音楽情報検索システムで使用される
当該楽譜作成ソフトに於いて、当該ユーザーに伝送され
た当該楽譜作成ソフトは、当該ユーザー端末2の画面上
に表示された当該音譜に対して変更操作を加える事が可
能である様に構成されている事が好ましい。つまり、当
該ユーザーがユーザー端末上に表示されている楽譜と当
該検索操作の結果としてユーザーに送信されてきた音楽
情報の曲の一部を当該端末2で耳で聞きながら、当該楽
譜との相違を検討し又評価する事が可能である。具体的
には、当該ユーザー端末2の表示部に表示されている楽
譜の各音符が、同時に試聴されている曲の音符と連動す
る様に構成されており、例えば、ある音符が音楽で演奏
されている時には、その音符の色が変化する様に構成し
ておく事によって、今どの楽譜のどの音符が演奏されて
いるかを確認する事が可能となる。そして、ユーザー
が、当該試聴している曲のイメージが、ユーザーが入手
を希望する音楽情報の曲と異なる場合には、その時点で
当該楽譜の音符の種類、位置を適宜変更する事によって
新たな楽譜を作成する事が可能である。つまり、図3
(B)に示す様に、例えば、ステップ(S21)に示す
様に、当該楽譜作成ソフトの内の楽譜修正ソフトのみを
所定の条件の下でユーザーの端末2に配信し、ステップ
(S22)で、ユーザーが当該ユーザー端末2に於て、
候補音楽情報として送信されてきた複数の音楽の一つの
曲を試聴しながら、当該楽譜上の音符を当該ユーザーの
イメージに合致する様に修正を行い、ステップ(S2
3)に於て、当該変更された楽譜情報を当該音楽情報検
索提供部1に返送し、その後音楽情報検索提供部1に於
て、当該変更された楽譜情報に基づいて、新たにデータ
ベース6にアクセスして検索を実行し、ユーザーが入手
を希望する音楽情報に合致するかその近傍の音楽情報を
1つ若しくは複数個候補音楽情報として選択抽出して、
再度ユーザーに送信する様にするものである。又、本発
明に係る当該楽譜作成ソフトを使用するならば、上記し
た音楽情報の検索とは別に、ユーザーが自分で作曲しよ
うとする曲を歌ったり、又は、楽器を用いて演奏する事
によって、楽譜そのものを完成させる事が出来、当該楽
譜をインターネッットを介して配信してもらう事が可能
となる。つまり当該楽譜作成ソフトによって、当該ユー
ザーが希望する音楽の楽譜が確定した場合には、当該楽
譜を当該通信回線を介して当該ユーザーに配信する様に
構成されている楽譜作成システムとなる。本発明に於い
ては、上記した各工程を利用する事によって、音楽情報
検索システムを使用した音楽情報配信及び配布方法が実
現出来る。同様に、本発明に於いては、上記した各工程
を利用する事によって、楽譜作成システムを使用した音
譜配信及び配布方法が実現出来る。次に、本発明に係る
当該音楽情報検索システムのより具体的な操作の手順を
図4を参照しながら詳細に説明する。即ち、図4に示す
様に、音楽情報を検索しその結果を提供する機能を有す
る音楽情報検索提供部とユーザー端末とが所定の通信回
線を介して双方向に通信可能に接続されており、ユーザ
ーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが入手を希望す
る音楽情報に関する予め定められた複数種の特徴検索事
項を選択入力する事によって当該音楽情報検索提供部が
検索処理を実行し、当該ユーザーの希望する音楽情報が
検索された場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに当
該通信回線を介して配信するか、当該通信回線を介さず
に、配布する様に構成された音楽情報検索システムに於
て、スタート後、ステップS1に於ては、当該ユーザー
が当該音楽情報検索ソフトにアクセスする第1の工程が
実行され、ステップS2に於て、当該ユーザーが入手希
望の音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知
っているか否かを判断する第2の工程が実行される。次
いでステップS3に於て、当該ユーザーが入手希望の音
楽情報に関する特徴検索事項を知っている場合には、当
該ユーザーによって入力された当該特徴検索事項を基に
所定のデータベースから、従来公知の音楽情報検索シス
テムを利用して検索操作を実行する第3の工程が実行さ
れ、ステップS4に於いては、当該第2の工程に於て、
当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する予め定めら
れた特徴検索事項を知っていない場合、或いは検索に必
要な数の特徴検索事項を知っていない場合には、当該ユ
ーザーが自ら当該音楽情報の一部を歌うか、適宜の楽器
を使用して当該音楽情報の一部が演奏されするその音声
情報を当該ユーザー端末を介して当該音楽情報検索提供
部に返送する第4の工程が実行される。その後、ステッ
プS5に移り、当該音楽情報検索提供部では、当該音声
情報を基に、所定のデータベースから、当該ユーザーが
入手を希望する音楽情報と一致するか、それに近似する
音楽情報を一つ若しくは複数検索して候補音楽情報リス
トを作成する第5の工程が実行される。当該音楽情報検
索提供部1では、ステップS6に於て、当該候補音楽情
報リストを当該ユーザーに伝送し、当該ユーザーに評価
を求める第6の工程が実行されると共に、ステップS7
に於て、当該ユーザーが、当該候補音楽情報リストに当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情
報が存在しているか否かを判断する第7の工程が実行さ
れる。次いで、ステップS8に於て、第7の工程で、一
致する音楽情報が存在していない場合には、当該ユーザ
ーが当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に対して
それぞれ所定の評価を行う第8の工程が実行され後に、
ステップS9に於て、当該評価処理が所定の回数繰り返
されたか否を判断する第9の工程が実行され、NOであ
れば第5の工程に戻り上記した第5の工程から第9の工
程を必要な回数繰り返し、当該第7の工程に於て、当該
ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報
が存在している場合には、ステップS10に於て、当該
ユーザーに対して課金情報を通知する第10の工程、ス
テップS11に於て、当該ユーザーの所定の銀行口座に
当該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユー
ザーが当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金し
たか否かを判断する第11の工程、ステップS12に於
て、当該第11の工程で当該課金情報の確認がとれない
場合には、当該ユーザーに対して当該課金情報に相当す
る金額を所定の銀行口座に入金するか、送金する様に催
促する為に第10の工程に戻り、当該第11の工程で当
該課金情報の確認がとれた場合には、ステップS12に
移行して、当該音楽情報を当該ユーザーに配信若しくは
配布する第12の工程がそれぞれ実行される。その後、
上記した第9の工程で最終的に当該ユーザーが入手を希
望する音楽情報が検出されなかった場合には、ステップ
S13に於て、当該楽譜作成ソフトを使用して、当該ユ
ーザーによる当該音声情報から楽譜を作成する第13の
工程が実行され、ステップS14に於て、当該作成され
た楽譜を基に、当該音楽情報検索提供部が当該音楽情報
検索ソフトを使用して再度検索処理を実行する第14の
工程が実行されると共に、ステップS15において、当
該検索処理によって得られた一つ或いは複数個の候補音
楽情報を当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送して評価を
求める第15の工程が実行される。その後、ステップS
16に移行して、当該ユーザーが送信されてきた当該候
補音楽情報楽譜が当該ユーザーが入手を希望する音楽情
報と一致する音楽情報のものであるか否かを判断する第
16の工程が実行された後、ステップS17に於て、当
該楽譜が当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致
する音楽情報のものである場合には、前記した第10の
工程に移行する移行処理を行う第17の工程が実行さ
れ、一方、当該候補音楽情報内に当該ユーザーが入手を
希望する音楽情報と一致する音楽情報がない場合には、
ステップS18に於て、当該ユーザーが当該候補楽譜の
少なくとも一部の楽譜の少なくとも一部を修正するか、
当該ユーザーが自ら再度歌うか、適宜の楽器を使用して
音楽を再演奏する事によって、当該楽譜作成ソフトに変
更を加えて新たなな楽譜を作成させる処理が実行され、
その結果を当該音楽情報検索提供部1に戻して当該検索
手段を使用して再度検索処理する様に構成された第18
の工程が実行される様に構成されているものである。次
に、本発明に係る当該楽譜作成システムの操作手順の一
例を図5を参照しながら詳細に説明する。即ち、図5に
示す様に、音譜を自動的に作成する楽譜作成ソフトを有
する楽譜作成部1とユーザー端末2とが所定の通信回線
3を介して双方向に通信可能に接続されている楽譜作成
システムに於て、スタート後、ステップS31に於て、
当該ユーザーが当該音譜作成システムにアクセスする第
1の工程が実行され、ステップS32に於て、当該ユー
ザーが、当該ユーザー端末2から、当該ユーザーが作曲
したい音楽情報の一部或いは全部を自ら歌うか、所望の
楽器を使用して当該音楽情報の一部或いは全部を演奏す
る第2の工程が実行される。その後、ステップS33に
於て、当該音声情報が当該楽譜作成部1に返送され、当
該楽譜作成ソフトを使用して、楽譜を作成する第3の工
程が実行された後、ステップS34に於て、当該楽譜作
成ソフトによって作成された楽譜が当該ユーザーに送信
され、当該ユーザーが当該楽譜を検査するか、当該楽譜
に記載された音楽を当該ユーザー端末で再生する事によ
って評価する第4の工程が実行される。次いで、ステッ
プS35に於て、当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザー
が作曲したい音楽情報と一致するか否かを判断する第5
の工程が実行され、当該第5の工程に於て、当該楽譜が
当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽
情報と一致する場合には、ステップS36に於て、課金
情報を当該ユーザーに通知する第6の工程が実行された
後に、ステップS37に於て、当該ユーザーから当該課
金情報に相当する金額が、予め定められた当該ユーザー
の銀行口座に残存しているか、或いは入金が有ったか否
かを判断する第7の工程が実行される。その後、ステッ
プS38に於て、当該残金が不足しているか、入金が無
い場合には当該ユーザーに催促する第8の工程が実行さ
れた後、ステップS39に於て、当該残金が十分である
かか、入金が有った場合には、当該楽譜を当該通信回線
を介してユーザーに配信する第9の工程が実行される。
又、上記第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザーが
当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致して
いない場合には、ステップS40に於て、当該楽譜をユ
ーザーが変更処理してその結果を第3の工程に戻し、そ
れ移行の各工程を繰り返す第10の工程が実行される様
に構成されている楽譜作成システムである。本発明に於
ける上記した課金システム7の一具体的の構成に付い
て、図6を参照しながら説明すると、今当該音楽情報検
索提供部1がCDを販売する会社であり、当該CDを直
接販売するCD販売業者102が別にいる場合を想定す
ると、上記した本発明に係る音楽情報検索システムによ
って所定の検索処理が実行され、ユーザーが入手を希望
するCDが検索されたとすると、先ず当該音楽情報検索
提供部1が当該ユーザー端末(注文者)101から注文
を受けると、クレジットカード番号入力によりCD料金
と郵送料を引き落とす。その後当該注文は、CD販売業
者102へ仲介され、CD販売業者102より注文者1
01へ当該CDが郵送される。又、当該音楽情報検索提
供部1である検索者は、当該CD販売業者102より仲
介料を受け取る。又、楽譜化する場合には、検索時間に
対して適当な料金を加算して請求する事が出来る。又、
当該料金の徴収は、予め入力されたクレジットカード番
号入力による支払いか、後日郵送される請求書による金
融期間103への支払い又は金融期間103の口座より
引き落としで実施する事が出来る。一方、本発明に於け
る当該音楽情報検索システムの検索機能として、あいま
い検索機能を含めることも可能であり、例えば、歌手、
3人組や、男性/女性歌手或いはピアノメインの曲等を
当該特徴検索事項の一つとして入力する事も可能であ
る。更に、本発明に於て当該音楽情報の一つとしてMI
DI音源配信を行う場合には、MIDIによるダウンロ
ードを希望する場合には、MIDIによる曲のダウンロ
ードをサポートしている業者へと仲介する事が必要とな
りその際には仲介マージンを取ることになる。又、本発
明に於ける他の具体的としては、音楽情報販売業者1の
データベース6に対応する音楽情報が存在しない場合に
は、図7に示す様に、他の同業者、或いは他国の同業者
のデータベース6を検索に使用する事も可能となるの
で、検索に必要なデータベース量の不足を補う事が出来
る。その場合、仲介先の業者が含まれる場合には、当該
仲介料が有料である場合には、ユーザー101にその旨
を伝え、問題なければ、当該他の業者に検索処理を依頼
する様にする事も可能である。その後は、当該他の販売
業者104とユーザーの端末2間で直接やりとりを行う
事になる。一方、音楽情報を含むソフトを配信するばあ
いには、当該販売業者の端末の負荷軽減の為、歌声や音
のデジタル化や楽譜化後の音の高低や長さを修正する部
分のソフトウェアをユーザー端末に配信し、ユーザー端
末で処理を行う様にする事も出来る。但し、そのままで
は、販売業者とユーザー端末との通信ネットワークの接
続が切断された後もユーザー端末で操作出来る様になっ
てしまうので、通信ネットワークが一定時間切断された
場合には当該ソフトウェアを使用出来ないようにプロテ
クトをかけておく機能を有する事が望ましい。又、本発
明に係る他の態様としては、音楽情報を検索しその結果
を提供する機能を有する音楽情報検索提供部とユーザー
端末とが所定の通信回線を介して双方向に通信可能に接
続されており、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユ
ーザーが入手を希望する音楽情報に関する予め定められ
た複数種の特徴検索事項を選択入力する事によって当該
音楽情報検索提供部が検索処理を実行し、当該ユーザー
の希望する音楽情報が検索された場合には、当該音楽情
報を当該ユーザーに当該通信回線を介して配信するか、
当該通信回線を介さずに、配布する様に構成された音楽
情報検索システムに於て、当該ユーザーが当該音楽情報
検索ソフトにアクセスする第1の工程、当該ユーザーが
入手希望の音楽情報に関する予め定められた特徴検索事
項を知っているか否かを判断する第2の工程、当該ユー
ザーが入手希望の音楽情報に関する特徴検索事項を知っ
ている場合には、当該ユーザーによって入力された当該
特徴検索事項を基に所定のデータベースから、従来公知
の音楽情報検索システムを利用して検索操作を実行する
第3の工程、当該第2の工程に於て、当該ユーザーが入
手希望の音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項
を知っていない場合、或いは検索に必要な数の特徴検索
事項を知っていない場合には、当該ユーザーが自ら当該
音楽情報の一部を歌うか、適宜の楽器を使用して当該音
楽情報の一部を演奏し、その音声情報を当該ユーザー端
末を介して当該音楽情報検索提供部に返送する第4の工
程、当該音楽情報検索提供部では、当該音声情報を基
に、所定のデータベースから、当該ユーザーが入手を希
望する音楽情報と一致するか、それに近似する音楽情報
を一つ若しくは複数検索して候補音楽情報リストを作成
する第5の工程、当該候補音楽情報リストを当該ユーザ
ーに伝送し、当該ユーザーに評価を求める第6の工程、
当該ユーザーが、当該候補音楽情報リストに当該ユーザ
ーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在
しているか否かを判断する第7の工程、第7の工程に於
て一致する音楽情報が存在していない場合には、当該ユ
ーザーが当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に対
してそれぞれ所定の評価を行った後に、第5の工程に戻
り、上記した第5の工程から第7の工程を必要な回数繰
り返す第8の工程、当該第7の工程に於て、当該ユーザ
ーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在
している場合には、当該ユーザーに対して課金情報を通
知する第9の工程、当該ユーザーの所定の銀行口座に当
該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユーザ
ーが当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金した
か否かを判断する第10の工程、当該第10の工程で当
該課金情報の確認がとれない場合には、当該ユーザーに
対して当該課金情報に相当する金額を所定の銀行口座に
入金するか、送金する様に催促する第11の工程を経て
第9の工程に戻り、当該第9の工程で当該課金情報の確
認がとれた場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに配
信若しくは配布する第12の工程、第8の工程で最終的
に当該ユーザーが入手を希望する音楽情報が検出されな
かった場合には、当該楽譜作成ソフトを使用して、当該
ユーザーによる当該音声情報から楽譜を作成する第13
の工程、当該作成された楽譜を基に、当該音楽情報検索
提供部が当該音楽情報検索ソフトを使用して再度検索処
理を実行する第14の工程、当該検索処理によって得ら
れた一つ或いは複数個の候補音楽情報を当該楽譜と共に
当該ユーザーに伝送して評価を求める第15の工程、当
該ユーザーが送信されてきた当該候補音楽情報楽譜が当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情
報のものであるか否かを判断する第16の工程、当該楽
譜が当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する
音楽情報のものである場合には、前記した第9の工程に
移行する移行処理を行う第17の工程、当該候補音楽情
報内に当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致す
る音楽情報がない場合には、当該ユーザーが当該候補楽
譜の少なくとも一部の楽譜の少なくとも一部を修正する
か、当該ユーザーが自ら再度歌うか、適宜の楽器を使用
して音楽を再演奏する事によって、当該楽譜作成ソフト
に楽譜を作成させ、その結果を当該音楽情報検索提供部
に戻して当該検索手段を使用して再度検索処理する様に
構成された第19の工程とから構成されている上記各工
程を、コンピュータを介して自動的に実行させる為のプ
ログラムを記録した記録媒体であり、又更に別の態様と
しては、楽譜を自動的に作成する楽譜作成ソフトを有す
る楽譜作成部とユーザー端末とが所定の通信回線を介し
て双方向に通信可能に接続されている楽譜作成システム
に於て、当該ユーザーが当該楽譜作成システムにアクセ
スする第1の工程、当該ユーザーが、当該ユーザー端末
から、当該ユーザーが作曲したい音楽情報の一部或いは
全部を自ら歌うか、所望の楽器を使用して当該音楽情報
の一部或いは全部を演奏する第2の工程、当該音声情報
が当該楽譜作成部に返送され、当該楽譜作成ソフトを使
用して、楽譜を作成する第3の工程、当該楽譜作成ソフ
トによって作成された楽譜が当該ユーザーに送信され、
当該ユーザーが当該楽譜を検査するか、当該楽譜に記載
された音楽を当該ユーザー端末で再生する事によって評
価する第4の工程、当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザ
ーが作曲したい音楽情報と一致するか否かを判断する第
5の工程、当該第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユー
ザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一
致する場合には、課金情報を当該ユーザーに通知する第
6の工程、当該ユーザーから当該課金情報に相当する金
額が、予め定められた当該ユーザーの銀行口座に残存し
ているか、或いは入金が有ったか否かを判断する第7の
工程、当該残金が不足しているか、入金が無い場合には
当該ユーザーに催促する第8の工程、当該残金が十分で
あるかか、入金が有った場合には、当該楽譜を当該通信
回線を介してユーザーに配信する第9の工程、上記の各
工程をコンピュータに実行させる為のプログラムを記録
した記録媒体である。
【発明の効果】本発明に係る当該音楽情報検索システム
及び音楽情報配信システムは、上記した様な技術構成を
採用しているので、所定の音楽情報を検索したい場合
に、当該注文者が、当該音楽情報についての曲名やアー
ティスト名等をわざわざ調べることなしに、当該注文者
の歌う歌或いは、適宜の楽器などを使用して演奏させた
音声情報から、当該注文者が求めている音楽情報、例え
ば、所定の曲を記録しているテープ、レコード、CD、
MD、レーザーディスク、楽譜等を容易に検索出来る音
楽情報検索システムを提供するものであり、更には、当
該音楽情報検索システムが検索し、抽出した特定の音楽
情報が、当該注文者が探している曲と一致しているかど
うかを予め確認することを可能とした事によって、注文
者が実際に欲しい製品であるかどうかを確かめてから注
文できるようにした音楽情報検索システム及び音楽情報
配信・配布方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による音楽情報検索システムの
一具体例の構成の概要を示すブロックダイアグラムであ
る。
【図2】図2は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける要部説明図である。
【図3】図3は、本発明による音楽情報検索システムの
音楽情報処理方法の一具体例の構成の概要を示すブロッ
クダイアグラムである。
【図4】図4は、本発明による音楽情報検索システムの
一具体例の操作手順を説明するフローチャートである。
【図5】図5は、本発明による楽譜作成システムの一具
体例の操作手順を説明するフローチャートである。
【図6】図6は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける課金システムの一例を説明するブロックダイアグ
ラムである。
【図7】図7は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける他の具体例の構成例を示すブロックダイアグラム
である。
【符号の説明】
1…音楽情報検索提供部 2…ユーザー端末 3…通信回線、インターネット 4…音楽情報検索ソフト 5…楽譜作成ソフト 6…データベース 7…課金システム 8…CPU、中央演算制御手段 9…仲介業者 10…音楽情報検索システム
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 音楽情報検索システム及び音楽情報
配信システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーが所望の
音楽情報を通信回線を介して検索し、所望の音楽情報を
配信してもらう音楽情報検索システムに関するものであ
り、特には、当該ユーザーが当該音楽情報に関しての特
徴検索事項を知らない場合にでも所望の音楽情報が検索
出来る様に構成された音楽情報検索システム及び当該音
楽情報の配信或いは配布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特に、インターネット等のネ
ットワーク或いは通信回線網を介して注文者から注文し
たい製品の検索を依頼された場合に、検索実行会社、検
索実行会社部門等の組織体が、それぞれ自己が所有する
或いは外部に或る検索シ製品検索システムを使用して所
定の製品を検索、選択を実行し、当該注文者の注文製品
に該当するものが見つかった場合にその製品情報を抽出
して、当該注文者に確認を求め、当該注文者が当該抽出
された製品情報を評価して、当該注文者の注文した製品
と一致する事が確認出来た場合に、当該注文者は当該製
品を正式に発注する様に構成された製品の検索システム
及び当該製品の販売方法は、既に知られている。
【0003】此処で、当該製品を音楽情報、例えば、所
定の音楽を記録したCD、レーザーディスク、MD、ビ
デオ、テープ、或いは所定の音楽を表した楽譜であると
仮定した場合、従来の当該音楽情報検索システムに於い
ては、注文者が曲名またはアーティスト名の一部を知っ
ていることが前提となっていた。
【0004】つまり、上記の曲名またはアーティスト名
等のそれぞれの音楽情報の特徴を示すキーワードに相当
する特徴的検索事項に関するデータを、少なくとも一
つ、望ましくは複数種のデータを入力することによっ
て、それに関連する音楽情報の内容を、当該音楽情報検
索システムを使用して検索することにより、注文者の知
りたい曲名を抽出し表示していた。
【0005】また、音楽情報として、例えば曲の入った
製品、例えばコンパクトディスクなど、を注文する場
合、注文者が欲しい曲であるかどうかを注文時に確認す
ることはできないと言う問題も有った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の音楽情
報検索システムに於いては、例えば、注文者が、何とな
く町で流れていた曲を思い出して、その曲のCDを購入
したり、楽譜を入手したいと思った場合に、当該入手希
望の曲のメロディは歌えるが、曲名やアーティスト名は
全くわからない場合がある。
【0007】そこで、従来の音楽情報検索システムに於
いては、あらかじめ曲名やアーティスト名を調べておく
必要があった。
【0008】更に、従来に於ける当該音楽情報検索シス
テムに於いては、当該システムが検索し、抽出した特定
の音楽情報が、当該注文者が探している曲と一致してい
るかがあっているかどうか不明な場合でも、注文者の責
任で製品を注文しているので、その音楽情報が、間違っ
ていても返品がきかないと言う欠点も有った。
【0009】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の欠点を改良し、所定の音楽情報を検索したい場合
に、当該注文者が、当該音楽情報についての曲名やアー
ティスト名等をわざわざ調べることなしに、当該注文者
の歌う歌或いは、適宜の楽器などを使用して演奏させた
音声情報から、当該注文者が求めている音楽情報、例え
ば、所定の曲を記録しているテープ、レコード、CD、
MD、レーザーディスク、楽譜等を容易に検索出来る音
楽情報検索システムを提供するものであり、更には、当
該音楽情報検索システムが検索し、抽出した特定の音楽
情報が、当該注文者が探している曲と一致しているかど
うかを予め確認することを可能とした事によって、注文
者が実際に欲しい製品であるかどうかを確かめてから注
文できるようにした音楽情報検索システム及び音楽情報
配信・配布方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、音
楽情報を検索しその結果を提供する機能を有する音楽情
報検索提供部とユーザー端末とが所定の通信回線を介し
て双方向に通信可能に接続されており、ユーザーが当該
ユーザー端末から当該ユーザーが入手を希望する音楽情
報に関する予め定められた複数種の特徴検索事項を選択
入力する事によって当該音楽情報検索提供部が検索処理
を実行し、当該ユーザーの希望する音楽情報が検索され
た場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに当該通信回
線を介して配信するか、当該通信回線を介さずに、配付
する様に構成された音楽情報検索システムに於て、当該
ユーザーが当該音楽情報に関する予め定められた当該特
徴検索事項を選択入力出来ない場合、あるいは、予め定
められた当該特徴検索事項を検索に十分な数だけ選択入
力出来ない場合には、当該ユーザーが、当該ユーザー端
末から、当該音楽情報の少なくとも一部についての音声
情報を入力し、当該音楽情報検索提供部は当該音声情報
に基づいて、当該ユーザーが希望する音楽情報を検索
し、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と同一若し
くはそれに近似する音楽情報を通信回線を介して提供す
る様に構成されている音楽情報検索システムであり、又
本発明に係る第2の態様としては、楽譜を自動的に作成
する音譜作成ソフトを有する楽譜作成部とユーザー端末
とが所定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続さ
れており、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザ
ーが作曲したい音楽を音声情報として入力する事によっ
て、当該ユーザーが自ら作曲したい音楽に付いての楽譜
が当該通信回線を介して入手する事が可能な様に構成さ
れた楽譜作成システムである。
【0011】更に、本発明に係る第3の態様としては、
音楽情報を検索しその結果を提供する機能を有する音楽
情報検索提供部とユーザー端末とが所定の通信回線を介
して双方向に通信可能に接続されており、ユーザーが当
該ユーザー端末から当該ユーザーが入手を希望する音楽
情報に関する予め定められた複数種の特徴検索事項を選
択入力する事によって当該音楽情報検索提供部が検索処
理を実行し、当該ユーザーの希望する音楽情報が検索さ
れた場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに当該通信
回線を介して配信するか、当該通信回線を介さずに、配
布する様に構成された音楽情報検索システムに於て、当
該ユーザーが当該音楽情報検索ソフトにアクセスする第
1の工程、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する
予め定められた特徴検索事項を知っているか否かを判断
する第2の工程、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に
関する特徴検索事項を知っている場合には、当該ユーザ
ーによって入力された当該特徴検索事項を基に所定のデ
ータベースから、従来公知の音楽情報検索システムを利
用して検索操作を実行する第3の工程、当該第2の工程
に於て、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する予
め定められた特徴検索事項を知っていない場合、或いは
検索に必要な数の特徴検索事項を知っていない場合に
は、当該ユーザーが自ら当該音楽情報の一部を歌うか、
適宜の楽器を使用して当該音楽情報の一部を演奏し、そ
の音声情報を当該ユーザー端末を介して当該音楽情報検
索提供部に返送する第4の工程、当該音楽情報検索提供
部では、当該音声情報を基に、所定のデータベースか
ら、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する
か、それに近似する音楽情報を一つ若しくは複数検索し
て候補音楽情報リストを作成する第5の工程、当該候補
音楽情報リストを当該ユーザーに伝送し、当該ユーザー
に評価を求める第6の工程、当該ユーザーが、当該候補
音楽情報リストに当該ユーザーが入手を希望する音楽情
報と一致する音楽情報が存在しているか否かを判断する
第7の工程、第7の工程に於て一致する音楽情報が存在
していない場合には、当該ユーザーが当該候補音楽情報
リストの各候補音楽情報に対してそれぞれ所定の評価を
行った後に、第5の工程に戻り、上記した第5の工程か
ら第7の工程を必要な回数繰り返す第8の工程、当該第
7の工程に於て、当該ユーザーが入手を希望する音楽情
報と一致する音楽情報が存在している場合には、当該ユ
ーザーに対して課金情報を通知する第9の工程、当該ユ
ーザーの所定の銀行口座に当該課金情報に相当する残金
が残っているか、当該ユーザーが当該課金情報に相当す
る金額を送金或いは入金したか否かを判断する第10の
工程、当該第10の工程で当該課金情報の確認がとれな
い場合には、当該ユーザーに対して当該課金情報に相当
する金額を所定の銀行口座に入金するか、送金する様に
催促する第11の工程を経て第9の工程に戻り、当該第
9の工程で当該課金情報の確認がとれた場合には、当該
音楽情報を当該ユーザーに配信若しくは配布する第12
の工程、第8の工程で最終的に当該ユーザーが入手を希
望する音楽情報が検出されなかった場合には、当該楽譜
作成ソフトを使用して、当該ユーザーによる当該音声情
報から楽譜を作成する第13の工程、当該作成された楽
譜を基に、当該音楽情報検索提供部が当該音楽情報検索
ソフトを使用して再度検索処理を実行する第14の工
程、当該検索処理によって得られた一つ或いは複数個の
候補音楽情報を当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送して
評価を求める第15の工程、当該ユーザーが送信されて
きた当該候補音楽情報楽譜が当該ユーザーが入手を希望
する音楽情報と一致する音楽情報のものであるか否かを
判断する第16の工程、当該楽譜が当該ユーザーが入手
を希望する音楽情報と一致する音楽情報のものである場
合には、前記した第9の工程に移行する移行処理を行う
第17の工程、当該候補音楽情報内に当該ユーザーが入
手を希望する音楽情報と一致する音楽情報がない場合に
は、当該ユーザーが当該候補楽譜の少なくとも一部の楽
譜の少なくとも一部を修正するか、当該ユーザーが自ら
再度歌うか、適宜の楽器を使用して音楽を再演奏する事
によって、当該楽譜作成ソフトに楽譜を作成させ、その
結果を当該音楽情報検索提供部に戻して当該検索手段を
使用して再度検索処理する様に構成された第19の工程
とから構成されている音楽情報検索方法である。
【0012】又、本発明に於ける第4の態様としては、
音譜を自動的に作成する楽譜作成ソフトを有する楽譜作
成部とユーザー端末とが所定の通信回線を介して双方向
に通信可能に接続されている楽譜作成システムに於て、
当該ユーザーが当該楽譜作成システムにアクセスする第
1の工程、当該ユーザーが、当該ユーザー端末から、当
該ユーザーが作曲したい音楽情報の一部或いは全部を自
ら歌うか、所望の楽器を使用して当該音楽情報の一部或
いは全部を演奏する第2の工程、当該音声情報が当該楽
譜作成部に返送され、当該楽譜作成ソフトを使用して、
楽譜を作成する第3の工程、当該音譜作成ソフトによっ
て作成された楽譜が当該ユーザーに送信され、当該ユー
ザーが当該楽譜を検査するか、当該楽譜に記載された音
楽を当該ユーザー端末で再生する事によって評価する第
4の工程、当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲
したい音楽情報と一致するか否かを判断する第5の工
程、当該第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザーが
当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致する
場合には、課金情報を当該ユーザーに通知する第6の工
程、当該ユーザーから当該課金情報に相当する金額が、
予め定められた当該ユーザーの銀行口座に残存している
か、或いは入金が有ったか否かを判断する第7の工程、
当該残金が不足しているか、入金が無い場合には当該ユ
ーザーに催促する第8の工程、当該残金が十分であるか
か、入金が有った場合には、当該楽譜を当該通信回線を
介してユーザーに配信する第9の工程とから構成されて
いる楽譜作成システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該音楽情報検索シ
ステム及び楽譜作成システムは、上記した様な技術構成
を採用しているので、例えば、検索をキー入力だけでな
く、注文者が曲の一部を自ら歌った歌声や楽器で演奏し
た音楽情報を入力することによって、その情報によって
所定の音楽情報検索を可能にする。
【0014】又、本発明に於いては、当該音楽情報検索
システムによって、所定の音楽情報が検索された後、注
文者が、改めて検索された当該音楽情報である曲を聴く
ことにより、注文をしようとする曲かどうかを確認で
き、当該確認が取れた後に正式に注文することができ
る。
【0015】更に、本発明に於いては、検索しようとし
て歌った声がはずれた場合にも、当該音声情報を基に、
楽譜を作成し、その楽譜を当該注文者の端末に於ける画
面に表示することが出来、それによって、自分の歌を視
覚的に確認することができる。
【0016】一方、当該表示された音符が、注文者が想
像していた曲である音楽情報と異なっていると感じた場
合には、当該画面表示された音符と異なると思う音にす
る様に当該音符を移動させる事が出来るので、注文者が
意図する曲に近づけて再検索をすることが可能である。
【0017】又、注文者が歌った歌を楽譜化できるた
め、オリジナルな曲の場合には、曲を楽譜化して配信す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係る音楽情報検索システム
及び楽譜作成システムに関する一具体例の構成を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0019】即ち、図1は、本発明に係る音楽情報検索
システムを実行する為の音楽情報検索装置の構成の一例
を概略的に示すブロックダイアグラムであって、図中、
音楽情報を検索しその結果を提供する機能を有する音楽
情報検索提供部1とユーザー端末2とが所定の通信回線
3を介して双方向に通信可能に接続されており、当該音
楽情報検索提供部1は、下記に詳細に説明する音楽情報
検索ソフト及び楽譜作成ソフト5を有すると同時に、複
数の音楽情報と各音楽情報のそれぞれに付いて予め定め
られた複数種の特徴検索事項と共にそれぞれの音楽情報
に対応する楽譜情報も合わせて記録されているデータベ
ース6及び課金システム7とを有しており、又ユーザー
側で使用する当該ユーザー端末2には、所定のキーボー
21、マウス22の他にマイクロフォン23が設けられ
ている事が望ましい。
【0020】又、図中、8は、上記した各操作部の操作
を集中的に管理する為の所定のプログラムを有する中央
演算手段、例えばコンピュータを示す。
【0021】本発明に係る当該音楽情報検索システム1
0は、上記した様な構成からなるものであって、基本的
な構成は、ユーザーが当該ユーザー端末2から当該ユー
ザーが入手を希望する音楽情報に関する予め定められた
複数種の特徴検索事項を選択入力する事によって当該音
楽情報検索提供部1が検索処理を実行し、当該ユーザー
の希望する音楽情報が検索された場合には、当該音楽情
報を当該ユーザーに当該通信回線3を介して配信する
か、当該通信回線を介さずに、配付する様に構成された
音楽情報検索システムであり、本発明に於て対象とする
当該音楽情報は、例えば、各種の音楽を記録したビデ
オ、テープ、CD、MD、レコード、DVD等の記録媒
体及び楽譜を含むものである。
【0022】又、本発明に於ける当該所定の通信回線3
は、通常の通信ネットワークの他にインターネットを含
んでいる事が望ましい。
【0023】更に、本発明に於ける当該音楽情報検索提
供部1が保有する当該音楽情報に関するデータベース6
は、好ましくは、オペラ、クラシック、ポップス、ジャ
ズ、タンゴ、ポピュラー、民族民謡、童謡等のジャンル
別、国別等に分類され、各ジャンル毎に、当該音楽情報
である曲のそれぞれに対して、当該曲の曲名、作曲者、
演奏者、歌手名、曲の感じ、曲調、テンポ、使用楽器、
ヒットしていた時期、等からなる複数の特徴検索事項が
当該デジタル化され音楽情報と共に、デジタルデータと
して記録されているものである。
【0024】一方、本発明に於て使用される当該音楽情
報検索ソフトは、基本的には従来公知の音楽情報検索ソ
フトをベースとするものであって、当該ユーザーによっ
て入力された当該特徴検索事項を基に所定のデータベー
スから、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致
するか、それに近似する音楽情報を一つ若しくは複数検
索して候補音楽情報リストを作成し、当該候補音楽情報
リストを当該ユーザーに伝送した後、当該ユーザーが当
該候補音楽情報リストに当該ユーザーが入手を希望する
音楽情報と一致する音楽情報が存在しているか否かを判
断し、一致する音楽情報が存在していない場合には、当
該ユーザーが、例えば、当該候補音楽情報リストの各候
補音楽情報に対してそれぞれ所定の評価を行って、音楽
情報検索提供部に戻し、当該音楽情報検索提供部では、
検索操作を繰り返す。
【0025】その結果、当該ユーザーが入手を希望する
音楽情報と一致する音楽情報が存在している場合には、
当該ユーザーに対して、検索操作費用、当該音楽情報費
用、及び必要な場合には著作権料を含む課金情報をユー
ザーに通知し、当該ユーザーの所定の銀行口座に当該課
金情報に相当する残金が残っているか、当該ユーザーが
当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金したか否
かを判断して、当該ユーザーの所定の銀行口座に当該課
金情報に相当する残金が残っているか、当該ユーザーが
当該課金情報に相当する金額を所定の銀行口座に入金す
るか、送金した事の確認がとれた場合には、当該音楽情
報を当該ユーザーに配信若しくは配布する様に構成され
ているものである。
【0026】本発明に於いては、係る従来の音楽情報検
索システムに対して更に後述する様な、音声情報による
音楽情報の検索操作を可能とするソフトウェアが組み込
まれているものである。
【0027】更に、本発明に於ける当該音楽情報検索シ
ステムに於いては、後述する様な楽譜作成ソフトが組み
込まれており、ユーザーが、作成された楽譜と音楽情報
である曲を比較しながら、ユーザーが入手を希望する音
楽情報を検索する事が可能である様に構成されたもので
ある。
【0028】尚、本発明に於いては、当該音楽情報検索
提供部1が複数設置されていても良く、従って、ユーザ
ーは、何れの音楽情報検索提供部1を任意に選択してア
クセルする事が出来ると共に、当該グローバルに分散し
ている複数の音楽情報検索提供部1に対して同時にアク
セスする事も可能である。
【0029】係る方法によって、当該ユーザーが入手を
希望する音楽情報の検索範囲を世界的に拡張する事も可
能となる。
【0030】一方、本発明に於いては、当該音楽情報検
索提供部1が複数設置されていると共に、当該音楽情報
検索提供部1とは別個に当該通信回線3に接続された仲
介機能を有する仲介部9が設けられ、当該ユーザーは、
当該ユーザー端末を介して当該仲介部9にアクセスし、
当該ユーザーが入手を希望する音楽情報の検索を当該仲
介部9を介して、当該複数の音楽情報検索提供部1に依
頼する事も可能である。
【0031】次に、本発明に係る当該音楽情報検索シス
テムの操作方法に付いて説明する。
【0032】つまり、本発明に係る当該音楽情報検索シ
ステム10は、音楽情報を検索しその結果を提供する機
能を有する音楽情報検索提供部1とユーザー端末2とが
所定の通信回線3を介して双方向に通信可能に接続され
ており、ユーザーが当該ユーザー端末2から当該ユーザ
ーが入手を希望する音楽情報に関する予め定められた複
数種の特徴検索事項を選択入力する事によって当該音楽
情報検索提供部1が検索処理を実行し、当該ユーザーの
希望する音楽情報が検索された場合には、当該音楽情報
を当該ユーザーに当該通信回線を介して配信するか、当
該通信回線を介さずに、配付する様に構成された音楽情
報検索システム10に於て、当該ユーザーが当該音楽情
報に関する予め定められた当該特徴検索事項を選択入力
出来ない場合、あるいは、予め定められた当該特徴検索
事項を検索に十分な数だけ選択入力出来ない場合には、
当該ユーザーが、当該ユーザー端末2から、当該音楽情
報の少なくとも一部についての音声情報を入力し、当該
音楽情報検索提供部1は当該音声情報に基づいて、当該
ユーザーが希望する音楽情報を検索し、当該ユーザーが
入手を希望する音楽情報と同一若しくはそれに近似する
音楽情報を通信回線を介して提供する様に構成されてい
る音楽情報検索システム10である。
【0033】本発明に於ける当該音楽情報検索システム
10に於いては、当該ユーザーが入手を希望する当該音
楽情報に関する予め定められた当該特徴検索事項を全く
選択して入力出来ない場合或いは、当該音楽情報を検索
するに十分な数の当該特徴検索事項が選択入力出来なか
った場合で、当該ユーザーが、当該ユーザー端末2から
入力する当該音声情報は、当該ユーザーが入手を希望す
る当該音楽情報の一部を当該ユーザーが自ら歌うか、所
望の楽器を使用して当該音楽情報の一部を演奏し、その
音声情報を当該ユーザーのユーザー端末2に設けられた
マイクロフォン23を介して当該通信回線3を介して当
該音楽情報検索提供部1に伝送する様に構成されている
ものである。
【0034】本発明に於て、当該ユーザーが、当該ユー
ザー端末2から入力する当該音声情報は、当該ユーザー
が入手を希望する当該音楽情報の一部の少なくとも1小
節分或いは複数の連続する小節分である事が望ましい。
【0035】本発明に於ける当該音楽情報検索提供部1
が保有する当該音楽情報検索ソフトは、当該ユーザーか
ら入力された当該音声情報に応答して、一つ若しくは複
数の当該データベースの中から、当該ユーザーが入手を
希望する当該音楽情報に一致するか、それに近似する音
楽情報を、一つ或いは複数個を見繕って検索抽出し、当
該検出された結果を該ユーザーが入手を希望する音楽情
報の候補音楽情報として、当該ユーザーに当該通信回線
を介して伝送する様に構成されている事が好ましい。
【0036】更に、本発明に係る当該音楽情報検索ソフ
トは、当該音楽情報検索提供部1内部に設けられるもの
であるが、当該ユーザーの要望により、当該音声情報か
ら音楽つまり曲に変換するソフトを有する当該音楽情報
検索ソフトを、予め定められた所定の条件の下に当該ユ
ーザーのユーザー端末2にダウンロードさせる事も可能
である。
【0037】係る所定の条件としては、料金の課金、或
いは、使用時間の制限、使用したソフトは使用時間経過
後に消滅させる等が考えられる。
【0038】又、本発明に係る当該音楽情報検索ソフト
に於いては、当該音楽情報検索提供部1が当該ユーザー
に対してえ当該通信回線を介して伝送した一つ或いは複
数個の当該候補音楽情報のそれぞれについて、その一部
を当該ユーザーが、当該ユーザーの端末2を介して聞く
事を許可する様に構成されており、従って、ユーザー
は、当該音楽情報検索提供部1から送信されてきた一つ
或いは複数の候補音楽情報を任意に選択してその曲の内
容を聞き、当該音楽情報が、当該ユーザーが入手を希望
する音楽情報と一致するか否かを判断する事が出来る。
【0039】更に、本発明に於いては、当該音楽情報検
索ソフトで検索された一つ或いは複数個の候補音楽情報
に対して、当該ユーザーに予め定められた段階の評価を
実行させると共に、当該評価結果で、当該ユーザーが入
手を希望する音楽情報が確定した場合を除いて、当該評
価結果を当該音楽情報検索提供部1に戻し、当該音楽情
報検索ソフトを使用して、当該評価結果を参照しながら
再度検索処理を実行する様に構成されていても良い。
【0040】その場合には、当該候補音楽情報に対する
当該ユーザーの評価結果が向上する様な方向で再度当該
検索処理を実行して、その結果である候補音楽情報を再
度当該ユーザーに伝送する様に構成されている事も望ま
しい。
【0041】又、本発明に係る当該音楽情報検索ソフト
は、楽譜作成ソフトを含んでいる事が好ましい。
【0042】本発明に係る当該楽譜作成ソフトは、当該
ユーザーが、当該ユーザーの端末から入力した音声情報
に従って、自動的に音譜を作成する機能を有しているソ
フトであって、本発明に於ける当該音楽情報検索システ
ムに於て、当該音声情報に基づく検索操作により、ユー
ザーが入手を希望する音楽情報が見つからなかった場合
には、ユーザーが検索したい音楽の曲を自ら歌うか、適
当な楽器を使用してそれを演奏する事によって発生した
当該音声情報に基づいて当該楽譜作成ソフトが楽譜を作
成し、当該楽譜作成ソフトにより作成された当該楽譜に
基づいて、当該音楽情報検索提供部1に於て再度当該音
楽情報検索ソフトを介して所定のデータベース6を使用
して検索処理を実行し、それによって検索された一つ或
いは複数個の候補音楽情報を当該ユーザーの端末2に伝
送し、当該ユーザーは、当該一つ或いは複数個の候補音
楽情報のそれぞれの曲を個別に聞くと同時に当該楽譜を
見ながら当該各候補曲との関連を評価する様に構成され
ているものである。
【0043】本発明に於ける当該楽譜作成ソフトは、当
該音楽情報検索提供部1に設けられるものであるが、場
合によっては、当該ユーザーの要請によって、当該楽譜
作成ソフトを、予め定められた所定の条件の下に当該ユ
ーザーのユーザー端末2にダウンロードさせる事も可能
である。
【0044】係る所定の条件としては、料金の課金、或
いは、使用時間の制限、使用したソフトは使用時間経過
後に消滅させる等が考えられる。
【0045】更に、当該楽譜作成ソフトは、当該ユーザ
ー端末2の画面上に表示された当該音譜に対して、ユー
ザー自身が変更操作を加える事が可能である様に構成さ
れている事が望ましい。
【0046】本発明に於ける当該音楽情報検索システム
に於いては、当該音楽情報検索ソフトは、当該楽譜作成
ソフトによって、当該ユーザーが変更した音譜を含む修
正楽譜を基に当該データベースからユーザーが入手を希
望する音楽情報を再度検索処理を行い、その候補音楽情
報を再度当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送する様に構
成されている事も望ましい。
【0047】本発明に於いては、当該音楽情報検索シス
テムに於いては、当該音楽情報検索ソフトの検索結果に
よって、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報が確定
した場合には、当該音楽情報を当該通信回線を介して当
該ユーザーに配信する様に構成されているものであり、
又、当該音楽情報検索システムに於て、当該音楽情報を
当該通信回線を介して当該ユーザーに配信する際には、
当該音楽情報に適宜の暗号化システムを使用して必要な
情報を当該通信回線間、インターネット間で双方向の通
信を行う様に構成されている事が好ましい。
【0048】尚、本発明に於ける当該当該音楽情報検索
システムには、課金システム7が設けられており、当該
音楽情報検索提供部1が、当該決定された音楽情報を当
該ユーザーに通信回線を介して配信するか、当該通信回
線を介さずに配布するに際し、当該ユーザーから予め銀
行口座番号を確認して、当該課金システム内に記録して
おき、ユーザーから検索依頼を受けた後、検索処理操作
に要する費用、並びに、選択決定された当該音楽情報の
販売費用、及び当該音楽情報に関する著作権料を合算し
た課金額を当該音楽情報検索ソフトから演算して当該課
金システムに記録させると同時に当該ユーザーに当該料
金情報を当該通信回線を介して通知し、当該ユーザーか
らの入金があった場合、若しくは当該ユーザーの銀行口
座に当該課金額が存在する事が確認できた場合に、当該
課金額を当該ユーザーの銀行口座から引き落とした後、
当該音楽情報を配信若しくは配布する様に構成されてい
るものである。
【0049】図2は、本発明に於ける当該音楽情報検索
システムに於て、当該音楽情報検索提供部1とインター
ネット3を介して相互に接続された当該ユーザー端末2
とのより詳細な構成を示すブロックダイアグラムであっ
て、当該音楽情報検索提供部1には、図示の様に、音楽
情報検索ソフト4及び楽譜作成ソフト5がインストール
されており、又複数のデータベース6が設けられている
他に、ユーザー端末2から入力された音声情報から音符
化する機能手段50と当該音符化された音声情報の周波
数分析或いは長さ解析を行う機能手段60とが設けられ
ている。
【0050】一方、当該ユーザー端末2に於いては、当
該音声情報の処理機能手段30と当該楽譜作成ソフトの
一部である楽譜修正機能部40とが設けられている。
【0051】係る機能手段30と40は、上記した様
に、初めから当該ユーザー端末にインストールされてい
るものであっても良く、又、必要に応じて、ユーザーが
音楽情報検索提供部1よりダウンロードしたもので有っ
ても良い。
【0052】当該音声情報の処理機能手段30には、例
えば、フィルタリング機能手段31、デジタルサンプリ
ング機能手段32及びデータ圧縮機能手段33とが設け
られており、更には当該楽譜修正機能部40には、楽譜
修正機処理部41が設けられている。
【0053】図3には、上記した本発明に於ける音楽情
報検索システムでの音声情報処理方法の操作手順の一具
体的がフローチャートの形で示されている。
【0054】つまり、図中、ステップ(S1)に於て、
当該音楽情報検索提供部1から当該音声情報処理ソフト
がユーザー端末2に転送され、ステップ(S2)で、ユ
ーザーによって、検索したい曲の一部のメロディーが歌
われるか演奏される。
【0055】その後、ステップ(S3)に於て、当該入
力された音声情報にフィルタリング操作が実行され、ス
テップ(S4)於て、当該フルターされた当該音声情報
をデジタルサンプリング処理し、その結果をステップ
(S5)でデータ圧縮処理して、インターネットを介し
て音楽情報検索提供部1に転送される。
【0056】当該音楽情報検索提供部1に於いては、送
信されてきた圧縮データを解凍し(ステップ(S
6))、次いで解凍されたデジタルデータに付いて、音
声情報の周波数分析或いは長さ解析を行う。
【0057】その後、ステップ(S7)に進み、音符化
及び規格化(つまり音符長さを調整する)が実行され、
次いでステップ(S9)に於てデータベースとの比較検
索処理が実行される。
【0058】次いで、ステップ(S10)に於て、当該
検索された結果である候補音楽情報をユーザー端末2に
転送し、その結果をステップ(S11)に於て所定のユ
ーザー端末2或いは所定の表示手段に表示する。
【0059】一方、本発明に係る当該音楽情報検索シス
テムには、楽譜を自動的に作成する楽譜作成ソフトを有
する音譜作成部とユーザー端末とが所定の通信回線を介
して双方向に通信可能に接続されており、ユーザーが当
該ユーザー端末から当該ユーザーが作曲したい音楽を音
声情報として入力する事によって、当該ユーザーが自ら
作曲したい音楽に付いての楽譜が当該通信回線を介して
入手する事が可能な様に構成されている。
【0060】本発明に於ける当該楽譜作成ソフトに於い
ては、当該ユーザーが、当該ユーザー端末から入力する
当該音声情報は、当該ユーザーが自ら歌うか、所望の楽
器を使用して当該音楽情報の一部を演奏し、その音声情
報を当該ユーザーのユーザー端末2に設けられたマイク
ロフォンを介して当該通信回線に伝送する様に構成され
ている事が望ましい。
【0061】本発明に係る当該楽譜作成ソフトにより作
成された当該音譜は、当該音楽情報検索ソフトを介して
当該ユーザーの端末に伝送され、当該ユーザーは、当該
楽譜を当該ユーザー端末で確認しえると同時に、適宜の
選択操作を実行する事によって、当該音譜に表された音
楽情報を音声手段を介して聞く事が可能となる様に構成
されている事も望ましい。
【0062】上記した様に、本発明に於ける当該音楽情
報検索システムで使用される当該楽譜作成ソフトに於い
て、当該ユーザーに伝送された当該楽譜作成ソフトは、
当該ユーザー端末2の画面上に表示された当該音譜に対
して変更操作を加える事が可能である様に構成されてい
る事が好ましい。
【0063】つまり、当該ユーザーがユーザー端末上に
表示されている楽譜と当該検索操作の結果としてユーザ
ーに送信されてきた音楽情報の曲の一部を当該端末2で
耳で聞きながら、当該楽譜との相違を検討し又評価する
事が可能である。
【0064】具体的には、当該ユーザー端末2の表示部
に表示されている楽譜の各音符が、同時に試聴されてい
る曲の音符と連動する様に構成されており、例えば、あ
る音符が音楽で演奏されている時には、その音符の色が
変化する様に構成しておく事によって、今どの楽譜のど
の音符が演奏されているかを確認する事が可能となる。
【0065】そして、ユーザーが、当該試聴している曲
のイメージが、ユーザーが入手を希望する音楽情報の曲
と異なる場合には、その時点で当該楽譜の音符の種類、
位置を適宜変更する事によって新たな楽譜を作成する事
が可能である。
【0066】つまり、図3(B)に示す様に、例えば、
ステップ(S21)に示す様に、当該楽譜作成ソフトの
内の楽譜修正ソフトのみを所定の条件の下でユーザーの
端末2に配信し、ステップ(S22)で、ユーザーが当
該ユーザー端末2に於て、候補音楽情報として送信され
てきた複数の音楽の一つの曲を試聴しながら、当該楽譜
上の音符を当該ユーザーのイメージに合致する様に修正
を行い、ステップ(S23)に於て、当該変更された楽
譜情報を当該音楽情報検索提供部1に返送し、その後音
楽情報検索提供部1に於て、当該変更された楽譜情報に
基づいて、新たにデータベース6にアクセスして検索を
実行し、ユーザーが入手を希望する音楽情報に合致する
かその近傍の音楽情報を1つ若しくは複数個候補音楽情
報として選択抽出して、再度ユーザーに送信する様にす
るものである。
【0067】又、本発明に係る当該楽譜作成ソフトを使
用するならば、上記した音楽情報の検索とは別に、ユー
ザーが自分で作曲しようとする曲を歌ったり、又は、楽
器を用いて演奏する事によって、楽譜そのものを完成さ
せる事が出来、当該楽譜をインターネッットを介して配
信してもらう事が可能となる。
【0068】つまり当該楽譜作成ソフトによって、当該
ユーザーが希望する音楽の楽譜が確定した場合には、当
該楽譜を当該通信回線を介して当該ユーザーに配信する
様に構成されている楽譜作成システムとなる。
【0069】本発明に於いては、上記した各工程を利用
する事によって、音楽情報検索システムを使用した音楽
情報配信及び配布方法が実現出来る。
【0070】同様に、本発明に於いては、上記した各工
程を利用する事によって、楽譜作成システムを使用した
音譜配信及び配布方法が実現出来る。
【0071】次に、本発明に係る当該音楽情報検索シス
テムのより具体的な操作の手順を図4を参照しながら詳
細に説明する。
【0072】即ち、図4に示す様に、音楽情報を検索し
その結果を提供する機能を有する音楽情報検索提供部と
ユーザー端末とが所定の通信回線を介して双方向に通信
可能に接続されており、ユーザーが当該ユーザー端末か
ら当該ユーザーが入手を希望する音楽情報に関する予め
定められた複数種の特徴検索事項を選択入力する事によ
って当該音楽情報検索提供部が検索処理を実行し、当該
ユーザーの希望する音楽情報が検索された場合には、当
該音楽情報を当該ユーザーに当該通信回線を介して配信
するか、当該通信回線を介さずに、配布する様に構成さ
れた音楽情報検索システムに於て、スタート後、ステッ
プS1に於ては、当該ユーザーが当該音楽情報検索ソフ
トにアクセスする第1の工程が実行され、ステップS2
に於て、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する予
め定められた特徴検索事項を知っているか否かを判断す
る第2の工程が実行される。
【0073】次いでステップS3に於て、当該ユーザー
が入手希望の音楽情報に関する特徴検索事項を知ってい
る場合には、当該ユーザーによって入力された当該特徴
検索事項を基に所定のデータベースから、従来公知の音
楽情報検索システムを利用して検索操作を実行する第3
の工程が実行され、ステップS4に於いては、当該第2
の工程に於て、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関
する予め定められた特徴検索事項を知っていない場合、
或いは検索に必要な数の特徴検索事項を知っていない場
合には、当該ユーザーが自ら当該音楽情報の一部を歌う
か、適宜の楽器を使用して当該音楽情報の一部が演奏さ
れするその音声情報を当該ユーザー端末を介して当該音
楽情報検索提供部に返送する第4の工程が実行される。
【0074】その後、ステップS5に移り、当該音楽情
報検索提供部では、当該音声情報を基に、所定のデータ
ベースから、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と
一致するか、それに近似する音楽情報を一つ若しくは複
数検索して候補音楽情報リストを作成する第5の工程が
実行される。
【0075】当該音楽情報検索提供部1では、ステップ
S6に於て、当該候補音楽情報リストを当該ユーザーに
伝送し、当該ユーザーに評価を求める第6の工程が実行
されると共に、ステップS7に於て、当該ユーザーが、
当該候補音楽情報リストに当該ユーザーが入手を希望す
る音楽情報と一致する音楽情報が存在しているか否かを
判断する第7の工程が実行される。
【0076】次いで、ステップS8に於て、第7の工程
で、一致する音楽情報が存在していない場合には、当該
ユーザーが当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に
対してそれぞれ所定の評価を行う第8の工程が実行され
後に、ステップS9に於て、当該評価処理が所定の回数
繰り返されたか否を判断する第9の工程が実行され、N
Oであれば第5の工程に戻り上記した第5の工程から第
9の工程を必要な回数繰り返し、当該第7の工程に於
て、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する
音楽情報が存在している場合には、ステップS10に於
て、当該ユーザーに対して課金情報を通知する第10の
工程、ステップS11に於て、当該ユーザーの所定の銀
行口座に当該課金情報に相当する残金が残っているか、
当該ユーザーが当該課金情報に相当する金額を送金或い
は入金したか否かを判断する第11の工程、ステップS
12に於て、当該第11の工程で当該課金情報の確認が
とれない場合には、当該ユーザーに対して当該課金情報
に相当する金額を所定の銀行口座に入金するか、送金す
る様に催促する為に第10の工程に戻り、当該第11の
工程で当該課金情報の確認がとれた場合には、ステップ
S12に移行して、当該音楽情報を当該ユーザーに配信
若しくは配布する第12の工程がそれぞれ実行される。
【0077】その後、上記した第9の工程で最終的に当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報が検出されなかっ
た場合には、ステップS13に於て、当該楽譜作成ソフ
トを使用して、当該ユーザーによる当該音声情報から楽
譜を作成する第13の工程が実行され、ステップS14
に於て、当該作成された楽譜を基に、当該音楽情報検索
提供部が当該音楽情報検索ソフトを使用して再度検索処
理を実行する第14の工程が実行されると共に、ステッ
プS15において、当該検索処理によって得られた一つ
或いは複数個の候補音楽情報を当該楽譜と共に当該ユー
ザーに伝送して評価を求める第15の工程が実行され
る。
【0078】その後、ステップS16に移行して、当該
ユーザーが送信されてきた当該候補音楽情報楽譜が当該
ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報
のものであるか否かを判断する第16の工程が実行され
た後、ステップS17に於て、当該楽譜が当該ユーザー
が入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報のもので
ある場合には、前記した第10の工程に移行する移行処
理を行う第17の工程が実行され、一方、当該候補音楽
情報内に当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致
する音楽情報がない場合には、ステップS18に於て、
当該ユーザーが当該候補楽譜の少なくとも一部の楽譜の
少なくとも一部を修正するか、当該ユーザーが自ら再度
歌うか、適宜の楽器を使用して音楽を再演奏する事によ
って、当該楽譜作成ソフトに変更を加えて新たなな楽譜
を作成させる処理が実行され、その結果を当該音楽情報
検索提供部1に戻して当該検索手段を使用して再度検索
処理する様に構成された第18の工程が実行される様に
構成されているものである。
【0079】次に、本発明に係る当該楽譜作成システム
の操作手順の一例を図5を参照しながら詳細に説明す
る。
【0080】即ち、図5に示す様に、音譜を自動的に作
成する楽譜作成ソフトを有する楽譜作成部1とユーザー
端末2とが所定の通信回線3を介して双方向に通信可能
に接続されている楽譜作成システムに於て、スタート
後、ステップS31に於て、当該ユーザーが当該音譜作
成システムにアクセスする第1の工程が実行され、ステ
ップS32に於て、当該ユーザーが、当該ユーザー端末
2から、当該ユーザーが作曲したい音楽情報の一部或い
は全部を自ら歌うか、所望の楽器を使用して当該音楽情
報の一部或いは全部を演奏する第2の工程が実行され
る。
【0081】その後、ステップS33に於て、当該音声
情報が当該楽譜作成部1に返送され、当該楽譜作成ソフ
トを使用して、楽譜を作成する第3の工程が実行された
後、ステップS34に於て、当該楽譜作成ソフトによっ
て作成された楽譜が当該ユーザーに送信され、当該ユー
ザーが当該楽譜を検査するか、当該楽譜に記載された音
楽を当該ユーザー端末で再生する事によって評価する第
4の工程が実行される。
【0082】次いで、ステップS35に於て、当該ユー
ザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一
致するか否かを判断する第5の工程が実行され、当該第
5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザーが当該楽譜
が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致する場合に
は、ステップS36に於て、課金情報を当該ユーザーに
通知する第6の工程が実行された後に、ステップS37
に於て、当該ユーザーから当該課金情報に相当する金額
が、予め定められた当該ユーザーの銀行口座に残存して
いるか、或いは入金が有ったか否かを判断する第7の工
程が実行される。
【0083】その後、ステップS38に於て、当該残金
が不足しているか、入金が無い場合には当該ユーザーに
催促する第8の工程が実行された後、ステップS39に
於て、当該残金が十分であるかか、入金が有った場合に
は、当該楽譜を当該通信回線を介してユーザーに配信す
る第9の工程が実行される。
【0084】又、上記第5の工程に於て、当該楽譜が当
該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情
報と一致していない場合には、ステップS40に於て、
当該楽譜をユーザーが変更処理してその結果を第3の工
程に戻し、それ移行の各工程を繰り返す第10の工程が
実行される様に構成されている楽譜作成システムであ
る。
【0085】本発明に於ける上記した課金システム7の
一具体的の構成に付いて、図6を参照しながら説明する
と、今当該音楽情報検索提供部1がCDを販売する会社
であり、当該CDを直接販売するCD販売業者102が
別にいる場合を想定すると、上記した本発明に係る音楽
情報検索システムによって所定の検索処理が実行され、
ユーザーが入手を希望するCDが検索されたとすると、
先ず当該音楽情報検索提供部1が当該ユーザー端末(注
文者)101から注文を受けると、クレジットカード番
号入力によりCD料金と郵送料を引き落とす。
【0086】その後当該注文は、CD販売業者102へ
仲介され、CD販売業者102より注文者101へ当該
CDが郵送される。
【0087】又、当該音楽情報検索提供部1である検索
者は、当該CD販売業者102より仲介料を受け取る。
【0088】又、楽譜化する場合には、検索時間に対し
て適当な料金を加算して請求する事が出来る。
【0089】又、当該料金の徴収は、予め入力されたク
レジットカード番号入力による支払いか、後日郵送され
る請求書による金融期間103への支払い又は金融期間
103の口座より引き落としで実施する事が出来る。
【0090】一方、本発明に於ける当該音楽情報検索シ
ステムの検索機能として、あいまい検索機能を含めるこ
とも可能であり、例えば、歌手、3人組や、男性/女性
歌手或いはピアノメインの曲等を当該特徴検索事項の一
つとして入力する事も可能である。
【0091】更に、本発明に於て当該音楽情報の一つと
してMIDI音源配信を行う場合には、MIDIによる
ダウンロードを希望する場合には、MIDIによる曲の
ダウンロードをサポートしている業者へと仲介する事が
必要となりその際には仲介マージンを取ることになる。
【0092】又、本発明に於ける他の具体的としては、
音楽情報販売業者1のデータベース6に対応する音楽情
報が存在しない場合には、図7に示す様に、他の同業
者、或いは他国の同業者のデータベース6を検索に使用
する事も可能となるので、検索に必要なデータベース量
の不足を補う事が出来る。
【0093】その場合、仲介先の業者が含まれる場合に
は、当該仲介料が有料である場合には、ユーザー101
にその旨を伝え、問題なければ、当該他の業者に検索処
理を依頼する様にする事も可能である。
【0094】その後は、当該他の販売業者104とユー
ザーの端末2間で直接やりとりを行う事になる。
【0095】一方、音楽情報を含むソフトを配信するば
あいには、当該販売業者の端末の負荷軽減の為、歌声や
音のデジタル化や楽譜化後の音の高低や長さを修正する
部分のソフトウェアをユーザー端末に配信し、ユーザー
端末で処理を行う様にする事も出来る。
【0096】但し、そのままでは、販売業者とユーザー
端末との通信ネットワークの接続が切断された後もユー
ザー端末で操作出来る様になってしまうので、通信ネッ
トワークが一定時間切断された場合には当該ソフトウェ
アを使用出来ないようにプロテクトをかけておく機能を
有する事が望ましい。
【0097】又、本発明に係る他の態様としては、音楽
情報を検索しその結果を提供する機能を有する音楽情報
検索提供部とユーザー端末とが所定の通信回線を介して
双方向に通信可能に接続されており、ユーザーが当該ユ
ーザー端末から当該ユーザーが入手を希望する音楽情報
に関する予め定められた複数種の特徴検索事項を選択入
力する事によって当該音楽情報検索提供部が検索処理を
実行し、当該ユーザーの希望する音楽情報が検索された
場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに当該通信回線
を介して配信するか、当該通信回線を介さずに、配布す
る様に構成された音楽情報検索システムに於て、当該ユ
ーザーが当該音楽情報検索ソフトにアクセスする第1の
工程、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する予め
定められた特徴検索事項を知っているか否かを判断する
第2の工程、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関す
る特徴検索事項を知っている場合には、当該ユーザーに
よって入力された当該特徴検索事項を基に所定のデータ
ベースから、従来公知の音楽情報検索システムを利用し
て検索操作を実行する第3の工程、当該第2の工程に於
て、当該ユーザーが入手希望の音楽情報に関する予め定
められた特徴検索事項を知っていない場合、或いは検索
に必要な数の特徴検索事項を知っていない場合には、当
該ユーザーが自ら当該音楽情報の一部を歌うか、適宜の
楽器を使用して当該音楽情報の一部を演奏し、その音声
情報を当該ユーザー端末を介して当該音楽情報検索提供
部に返送する第4の工程、当該音楽情報検索提供部で
は、当該音声情報を基に、所定のデータベースから、当
該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一致するか、そ
れに近似する音楽情報を一つ若しくは複数検索して候補
音楽情報リストを作成する第5の工程、当該候補音楽情
報リストを当該ユーザーに伝送し、当該ユーザーに評価
を求める第6の工程、当該ユーザーが、当該候補音楽情
報リストに当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一
致する音楽情報が存在しているか否かを判断する第7の
工程、第7の工程に於て一致する音楽情報が存在してい
ない場合には、当該ユーザーが当該候補音楽情報リスト
の各候補音楽情報に対してそれぞれ所定の評価を行った
後に、第5の工程に戻り、上記した第5の工程から第7
の工程を必要な回数繰り返す第8の工程、当該第7の工
程に於て、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報と一
致する音楽情報が存在している場合には、当該ユーザー
に対して課金情報を通知する第9の工程、当該ユーザー
の所定の銀行口座に当該課金情報に相当する残金が残っ
ているか、当該ユーザーが当該課金情報に相当する金額
を送金或いは入金したか否かを判断する第10の工程、
当該第10の工程で当該課金情報の確認がとれない場合
には、当該ユーザーに対して当該課金情報に相当する金
額を所定の銀行口座に入金するか、送金する様に催促す
る第11の工程を経て第9の工程に戻り、当該第9の工
程で当該課金情報の確認がとれた場合には、当該音楽情
報を当該ユーザーに配信若しくは配布する第12の工
程、第8の工程で最終的に当該ユーザーが入手を希望す
る音楽情報が検出されなかった場合には、当該楽譜作成
ソフトを使用して、当該ユーザーによる当該音声情報か
ら楽譜を作成する第13の工程、当該作成された楽譜を
基に、当該音楽情報検索提供部が当該音楽情報検索ソフ
トを使用して再度検索処理を実行する第14の工程、当
該検索処理によって得られた一つ或いは複数個の候補音
楽情報を当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送して評価を
求める第15の工程、当該ユーザーが送信されてきた当
該候補音楽情報楽譜が当該ユーザーが入手を希望する音
楽情報と一致する音楽情報のものであるか否かを判断す
る第16の工程、当該楽譜が当該ユーザーが入手を希望
する音楽情報と一致する音楽情報のものである場合に
は、前記した第9の工程に移行する移行処理を行う第1
7の工程、当該候補音楽情報内に当該ユーザーが入手を
希望する音楽情報と一致する音楽情報がない場合には、
当該ユーザーが当該候補楽譜の少なくとも一部の楽譜の
少なくとも一部を修正するか、当該ユーザーが自ら再度
歌うか、適宜の楽器を使用して音楽を再演奏する事によ
って、当該楽譜作成ソフトに楽譜を作成させ、その結果
を当該音楽情報検索提供部に戻して当該検索手段を使用
して再度検索処理する様に構成された第19の工程とか
ら構成されている上記各工程を、コンピュータを介して
自動的に実行させる為のプログラムを記録した記録媒体
であり、又更に別の態様としては、楽譜を自動的に作成
する楽譜作成ソフトを有する楽譜作成部とユーザー端末
とが所定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続さ
れている楽譜作成システムに於て、当該ユーザーが当該
楽譜作成システムにアクセスする第1の工程、当該ユー
ザーが、当該ユーザー端末から、当該ユーザーが作曲し
たい音楽情報の一部或いは全部を自ら歌うか、所望の楽
器を使用して当該音楽情報の一部或いは全部を演奏する
第2の工程、当該音声情報が当該楽譜作成部に返送さ
れ、当該楽譜作成ソフトを使用して、楽譜を作成する第
3の工程、当該楽譜作成ソフトによって作成された楽譜
が当該ユーザーに送信され、当該ユーザーが当該楽譜を
検査するか、当該楽譜に記載された音楽を当該ユーザー
端末で再生する事によって評価する第4の工程、当該ユ
ーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と
一致するか否かを判断する第5の工程、当該第5の工程
に於て、当該楽譜が当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザ
ーが作曲したい音楽情報と一致する場合には、課金情報
を当該ユーザーに通知する第6の工程、当該ユーザーか
ら当該課金情報に相当する金額が、予め定められた当該
ユーザーの銀行口座に残存しているか、或いは入金が有
ったか否かを判断する第7の工程、当該残金が不足して
いるか、入金が無い場合には当該ユーザーに催促する第
8の工程、当該残金が十分であるかか、入金が有った場
合には、当該楽譜を当該通信回線を介してユーザーに配
信する第9の工程、上記の各工程をコンピュータに実行
させる為のプログラムを記録した記録媒体である。
【0098】
【発明の効果】本発明に係る当該音楽情報検索システム
及び音楽情報配信システムは、上記した様な技術構成を
採用しているので、所定の音楽情報を検索したい場合
に、当該注文者が、当該音楽情報についての曲名やアー
ティスト名等をわざわざ調べることなしに、当該注文者
の歌う歌或いは、適宜の楽器などを使用して演奏させた
音声情報から、当該注文者が求めている音楽情報、例え
ば、所定の曲を記録しているテープ、レコード、CD、
MD、レーザーディスク、楽譜等を容易に検索出来る音
楽情報検索システムを提供するものであり、更には、当
該音楽情報検索システムが検索し、抽出した特定の音楽
情報が、当該注文者が探している曲と一致しているかど
うかを予め確認することを可能とした事によって、注文
者が実際に欲しい製品であるかどうかを確かめてから注
文できるようにした音楽情報検索システム及び音楽情報
配信・配布方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による音楽情報検索システムの
一具体例の構成の概要を示すブロックダイアグラムであ
る。
【図2】図2は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける要部説明図である。
【図3】図3は、本発明による音楽情報検索システムの
音楽情報処理方法の一具体例の構成の概要を示すブロッ
クダイアグラムである。
【図4】図4は、本発明による音楽情報検索システムの
一具体例の操作手順を説明するフローチャートである。
【図5】図5は、本発明による楽譜作成システムの一具
体例の操作手順を説明するフローチャートである。
【図6】図6は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける課金システムの一例を説明するブロックダイアグ
ラムである。
【図7】図7は、本発明による音楽情報検索システムに
於ける他の具体例の構成例を示すブロックダイアグラム
である。
【符号の説明】 1…音楽情報検索提供部 2…ユーザー端末 3…通信回線、インターネット 4…音楽情報検索ソフト 5…楽譜作成ソフト 6…データベース 7…課金システム 8…CPU、中央演算制御手段 9…仲介業者 10…音楽情報検索システム

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽情報を検索しその結果を提供する機
    能を有する音楽情報検索提供部とユーザー端末とが所定
    の通信回線を介して双方向に通信可能に接続されてお
    り、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが入
    手を希望する音楽情報に関する予め定められた複数種の
    特徴検索事項を選択入力する事によって当該音楽情報検
    索提供部が検索処理を実行し、当該ユーザーの希望する
    音楽情報が検索された場合には、当該音楽情報を当該ユ
    ーザーに当該通信回線を介して配信するか、当該通信回
    線を介さずに、配付する様に構成された音楽情報検索シ
    ステムに於て、当該ユーザーが当該音楽情報に関する予
    め定められた当該特徴検索事項を選択入力出来ない場
    合、あるいは、予め定められた当該特徴検索事項を検索
    に十分な数だけ選択入力出来ない場合には、当該ユーザ
    ーが、当該ユーザー端末から、当該音楽情報の少なくと
    も一部についての音声情報を入力し、当該音楽情報検索
    提供部は当該音声情報に基づいて、当該ユーザーが希望
    する音楽情報を検索し、当該ユーザーが入手を希望する
    音楽情報と同一若しくはそれに近似する音楽情報を通信
    回線を介して提供する様に構成されている事を特徴とす
    る音楽情報検索システム。
  2. 【請求項2】 当該音楽情報は、各種の音楽を記録した
    ビデオ、テープ、CD、MD、レコード、DVD等の記
    録媒体及び楽譜を含む事を特徴とする請求項1記載の音
    楽情報検索システム。
  3. 【請求項3】 当該所定の通信回線は、インターネット
    を含んでいる事を特徴とする請求項1又は2に記載の音
    楽情報検索システム。
  4. 【請求項4】 当該音楽情報検索提供部は、当該音楽情
    報に関するデータベースと当該ユーザーが入力する当該
    音声情報に応答して、当該データベースから当該ユーザ
    ーが入手を希望する当該音楽情報と同一或いはそれに近
    似すると判断される音楽情報を検索する音楽情報検索ソ
    フトとを有するものである事を特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の音楽情報検索システム。
  5. 【請求項5】 当該特徴検索事項は、それぞれの音楽の
    ジャンル、曲名、作曲者、演奏者、歌手名、曲の感じ、
    曲調、テンポ、使用楽器等から選択された少なくとも一
    つである事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
    の音楽情報検索システム。
  6. 【請求項6】 当該ユーザーが入手を希望する当該音楽
    情報に関する当該特徴検索事項を全く選択して入力出来
    ない場合或いは、当該音楽情報を検索するに十分な数の
    当該特徴検索事項が選択入力出来なかった場合に、当該
    ユーザーが、当該ユーザー端末から入力する当該音声情
    報は、当該ユーザーが入手を希望する当該音楽情報の一
    部を当該ユーザーが自ら歌うか、所望の楽器を使用して
    当該音楽情報の一部を演奏し、その音声情報を当該ユー
    ザーのユーザー端末に設けられたマイクロフォンを介し
    て当該通信回線に伝送する様に構成されている事を特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載の音楽情報検索シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 当該ユーザーが、当該ユーザー端末から
    入力する当該音声情報は、当該ユーザーが入手を希望す
    る当該音楽情報の一部の少なくとも1小節分或いは複数
    の連続する小節分である事を特徴とする請求項6記載の
    音楽情報検索システム。
  8. 【請求項8】 当該音楽情報検索提供部が保有する当該
    音楽情報検索ソフトは、当該ユーザーから入力された当
    該音声情報に応答して、一つ若しくは複数の当該データ
    ベースの中から、当該ユーザーが入手を希望する当該音
    楽情報に一致するか、それに近似する音楽情報を、一つ
    或いは複数個を見繕って検索抽出し、当該検出された結
    果を該ユーザーが入手を希望する音楽情報の候補音楽情
    報として、当該ユーザーに当該通信回線を介して伝送す
    る様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至7の
    何れかに記載の音楽情報検索システム。
  9. 【請求項9】 当該音楽情報検索ソフトは、当該ユーザ
    ーに当該通信回線を介して伝送した一つ或いは複数個の
    当該候補音楽情報のそれぞれについてその一部を当該ユ
    ーザーが、当該ユーザーの端末を介して聞く事を許可出
    来る様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至8
    の何れかに記載の音楽情報検索システム。
  10. 【請求項10】 当該音楽情報検索ソフトで検索された
    一つ或いは複数個の候補音楽情報に対して、当該ユーザ
    ーに予め定められた段階の評価を実行させると共に、当
    該評価結果で、当該ユーザーが入手を希望する音楽情報
    が確定した場合を除いて、当該評価結果を参照して、当
    該候補音楽情報に対する評価結果が向上する方向で再度
    当該検索処理を実行して、その結果である候補音楽情報
    を再度当該ユーザーに伝送する様に構成されている事を
    特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の音楽情報検
    索システム。
  11. 【請求項11】 当該音楽情報検索ソフトは、楽譜作成
    ソフトを含んでいる事を特徴とする請求項1乃至10の
    何れかに記載の音楽情報検索システム。
  12. 【請求項12】 当該楽譜作成ソフトは、当該ユーザー
    が、当該ユーザーの端末から入力した音声情報に従っ
    て、自動的に音譜を作成する機能を有している事を特徴
    とする請求項6乃至11の何れかに記載の音楽情報検索
    システム。
  13. 【請求項13】 当該音声情報に基づく検索操作によ
    り、ユーザーが入手を希望する音楽情報が見つからなか
    った場合には、当該音声情報に基づいて当該楽譜作成ソ
    フトが楽譜を作成し、当該楽譜作成ソフトにより作成さ
    れた当該楽譜に基づいて、当該音楽情報検索提供部に於
    て再度当該音楽情報検索ソフトを介して所定のデータベ
    ースを使用して検索処理を実行し、それによって検索さ
    れた一つ或いは複数個の候補音楽情報を当該ユーザーの
    端末に伝送し、当該ユーザーは、当該一つ或いは複数個
    の候補音楽情報のそれぞれの曲を個別に聞くと同時に当
    該楽譜を見ながら当該各候補曲との関連を評価する様に
    構成されている事を特徴とする請求項6乃至12の何れ
    かに記載の音楽情報検索システム。
  14. 【請求項14】 当該楽譜作成ソフトは、当該ユーザー
    端末の画面上に表示された当該音譜に対して、ユーザー
    自身が変更操作を加える事が可能である様に構成されて
    いる事を特徴とする請求項6乃至13の何れかに記載の
    音楽情報検索システム。
  15. 【請求項15】 当該音楽情報検索ソフトは、当該楽譜
    作成ソフトによって、当該ユーザーが変更した音譜を含
    む修正楽譜を基に当該データベースからユーザーが入手
    を希望する音楽情報を再度検索処理を行い、その候補音
    楽情報を再度当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送する様
    に構成されている事を特徴とする請求項6乃至14の何
    れかに記載の音楽情報検索システム。
  16. 【請求項16】 当該音楽情報検索システムに於いて
    は、当該音楽情報検索ソフトの検索結果によって、当該
    ユーザーが入手を希望する音楽情報が確定した場合に
    は、当該音楽情報を当該通信回線を介して当該ユーザー
    に配信する様に構成されている事を特徴とする請求項1
    乃至15の何れかに記載の音楽情報検索システム。
  17. 【請求項17】 当該音楽情報検索システムに於て、当
    該音楽情報を当該通信回線を介して当該ユーザーに配信
    する際には、当該音楽情報に適宜の暗号化システムが適
    用される様に構成されている事を特徴とする請求項1乃
    至16の何れかに記載の音楽情報検索システム。
  18. 【請求項18】 当該楽譜作成ソフト及び当該音楽情報
    検索ソフトの少なくとも一つは、予め定められた条件の
    下に当該ユーザーの端末にダウンロード出来る様に構成
    されている事を特徴とする請求項1乃至17の何れかに
    記載の音楽情報検索システム。
  19. 【請求項19】 当該音楽情報検索システムには、課金
    システムが設けられており、当該音楽情報検索提供部
    が、当該決定された音楽情報を当該ユーザーに通信回線
    を介して配信するか、当該通信回線を介さずに配布する
    に際し、当該ユーザーから予め銀行口座番号を確認し
    て、当該課金システム内に記録しておき、ユーザーから
    検索依頼を受けた後、検索処理操作に要する費用、並び
    に、選択決定された当該音楽情報の販売費用、及び当該
    音楽情報に関する著作権料を合算した課金額を当該音楽
    情報検索ソフトから演算して当該課金システムに記録さ
    せると同時に当該ユーザーに当該料金情報を当該通信回
    線を介して通知し、当該ユーザーからの入金があった場
    合、若しくは当該ユーザーの銀行口座に当該課金額が存
    在する事が確認できた場合に、当該課金額を当該ユーザ
    ーの銀行口座から引き落とした後、当該音楽情報を配信
    若しくは配布する様に構成されている事を特徴とする請
    求項1乃至18の何れかに記載の音楽情報検索システ
    ム。
  20. 【請求項20】 楽譜を自動的に作成する楽譜作成ソフ
    トを有する音譜作成部とユーザー端末とが所定の通信回
    線を介して双方向に通信可能に接続されており、ユーザ
    ーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが作曲したい音
    楽を音声情報として入力する事によって、当該ユーザー
    が自ら作曲したい音楽に付いての楽譜が当該通信回線を
    介して入手する事が可能な様に構成された楽譜作成シス
    テム。
  21. 【請求項21】 当該ユーザーが、当該ユーザー端末か
    ら入力する当該音声情報は、当該ユーザーが自ら歌う
    か、所望の楽器を使用して当該音楽情報の一部を演奏
    し、その音声情報を当該ユーザーのユーザー端末に設け
    られたマイクロフォンを介して当該通信回線に伝送する
    様に構成されている事を特徴とする請求項20に記載の
    楽譜作成システム。
  22. 【請求項22】 当該楽譜作成ソフトにより作成された
    当該音譜は、当該音楽情報検索ソフトを介して当該ユー
    ザーの端末に伝送され、当該ユーザーは、当該楽譜を当
    該ユーザー端末で確認しえると同時に、適宜の選択操作
    を実行する事によって、当該音譜に表された音楽情報を
    音声手段を介して聞く事が可能となる様に構成されてい
    る事を特徴とする請求項20又は21に記載の楽譜作成
    システム。
  23. 【請求項23】 当該ユーザーに伝送された当該楽譜作
    成ソフトは、当該ユーザー端末の画面上に表示された当
    該音譜に対して変更操作を加える事が可能である様に構
    成されている事を特徴とする請求項20乃至22の何れ
    かに記載の楽譜作成システム。
  24. 【請求項24】 当該所定の通信回線は、インターネッ
    トを含んでいる事を特徴とする請求項20乃至23の何
    れかに記載の楽譜作成システム。
  25. 【請求項25】 当該音楽情報検索システムに於いて
    は、当該楽譜作成ソフトによって、当該ユーザーが希望
    する音楽の楽譜が確定した場合には、当該楽譜を当該通
    信回線を介して当該ユーザーに配信する様に構成されて
    いる事を特徴とする請求項20乃至24の何れかに記載
    の楽譜作成システム。
  26. 【請求項26】 請求項1乃至19の何れかに記載され
    た音楽情報検索システムを使用した音楽情報配信及び配
    布方法。
  27. 【請求項27】 請求項20乃至25の何れかに記載さ
    れた楽譜作成システムを使用した音譜配信及び配布方
    法。
  28. 【請求項28】 当該音楽情報検索提供部が複数設置さ
    れており、当該ユーザーは、当該ユーザー端末を介して
    いずれの音楽情報検索提供部にも同時に或いは個別に接
    続する事が可能な様に構成されている事を特徴とする請
    求項1乃至19の何れかに記載の音楽情報検索システ
    ム。
  29. 【請求項29】 当該音楽情報検索提供部が複数設置さ
    れていると共に、当該音楽情報検索提供部とは別個に当
    該通信回線に接続された仲介機能を有する仲介部が設け
    られ、当該ユーザーは、当該ユーザー端末を介して当該
    仲介部に接続する事が可能な様に構成され、当該仲介部
    から当該音楽情報検索提供部に当該ユーザーの検索要請
    が転送される様に構成されている事を特徴とする請求項
    1乃至19の何れかに記載の音楽情報検索システム。
  30. 【請求項30】 音楽情報を検索しその結果を提供する
    機能を有する音楽情報検索提供部とユーザー端末とが所
    定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続されてお
    り、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが入
    手を希望する音楽情報に関する予め定められた複数種の
    特徴検索事項を選択入力する事によって当該音楽情報検
    索提供部が検索処理を実行し、当該ユーザーの希望する
    音楽情報が検索された場合には、当該音楽情報を当該ユ
    ーザーに当該通信回線を介して配信するか、当該通信回
    線を介さずに、配布する様に構成された音楽情報検索シ
    ステムに於て、当該ユーザーが当該音楽情報検索ソフト
    にアクセスする第1の工程、当該ユーザーが入手希望の
    音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
    いるか否かを判断する第2の工程、当該ユーザーが入手
    希望の音楽情報に関する特徴検索事項を知っている場合
    には、当該ユーザーによって入力された当該特徴検索事
    項を基に所定のデータベースから、従来公知の音楽情報
    検索システムを利用して検索操作を実行する第3の工
    程、当該第2の工程に於て、当該ユーザーが入手希望の
    音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
    いない場合、或いは検索に必要な数の特徴検索事項を知
    っていない場合には、当該ユーザーが自ら当該音楽情報
    の一部を歌うか、適宜の楽器を使用して当該音楽情報の
    一部を演奏し、その音声情報を当該ユーザー端末を介し
    て当該音楽情報検索提供部に返送する第4の工程、当該
    音楽情報検索提供部では、当該音声情報を基に、所定の
    データベースから、当該ユーザーが入手を希望する音楽
    情報と一致するか、それに近似する音楽情報を一つ若し
    くは複数検索して候補音楽情報リストを作成する第5の
    工程、当該候補音楽情報リストを当該ユーザーに伝送
    し、当該ユーザーに評価を求める第6の工程、当該ユー
    ザーが、当該候補音楽情報リストに当該ユーザーが入手
    を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在している
    か否かを判断する第7の工程、第7の工程に於て一致す
    る音楽情報が存在していない場合には、当該ユーザーが
    当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に対してそれ
    ぞれ所定の再評価を行う第8の工程、必要な場合には、
    再評価を何回実行したかを記録しておき、第5の工程に
    戻り、上記した第5の工程から第7の工程を必要な回数
    繰り返す第9の工程、当該第7の工程に於て、当該ユー
    ザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存
    在している場合には、当該ユーザーに対して課金情報を
    通知する第10の工程、当該ユーザーの所定の銀行口座
    に当該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユ
    ーザーが当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金
    したか否かを判断する第11の工程、当該第11の工程
    で当該課金情報の確認がとれない場合には、当該ユーザ
    ーに対して当該課金情報に相当する金額を所定の銀行口
    座に入金するか、送金する様に催促する為に第10の工
    程に戻り、当該第11の工程で当該課金情報の確認がと
    れた場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに配信若し
    くは配布する第12の工程、第9の工程で所定の再評価
    操作を経ても最終的に当該ユーザーが入手を希望する音
    楽情報が検出されなかった場合には、当該楽譜作成ソフ
    トを使用して、当該ユーザーによる当該音声情報から楽
    譜を作成する第13の工程、当該作成された楽譜を基
    に、当該音楽情報検索提供部が当該音楽情報検索ソフト
    を使用して再度検索処理を実行する第14の工程、当該
    検索処理によって得られた一つ或いは複数個の候補音楽
    情報を当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送して評価を求
    める第15の工程、当該ユーザーが送信されてきた当該
    候補音楽情報楽譜が当該ユーザーが入手を希望する音楽
    情報と一致する音楽情報のものであるか否かを判断する
    第16の工程、当該楽譜が当該ユーザーが入手を希望す
    る音楽情報と一致する音楽情報のものである場合には、
    前記した第10の工程に移行する移行処理を行う第17
    の工程、当該候補音楽情報内に当該ユーザーが入手を希
    望する音楽情報と一致する音楽情報がない場合には、当
    該ユーザーが当該候補楽譜の少なくとも一部の楽譜の少
    なくとも一部を修正するか、当該ユーザーが自ら再度歌
    うか、適宜の楽器を使用して音楽を再演奏する事によっ
    て、当該楽譜作成ソフトに楽譜を作成させ、その結果を
    当該第5の工程に戻して当該検索手段を使用して再度検
    索処理する様に構成された第18の工程とから構成され
    ている事を特徴とする音楽情報検索方法。
  31. 【請求項31】 音楽情報を検索しその結果を提供する
    機能を有する音楽情報検索提供部とユーザー端末とが所
    定の通信回線を介して双方向に通信可能に接続されてお
    り、ユーザーが当該ユーザー端末から当該ユーザーが入
    手を希望する音楽情報に関する予め定められた複数種の
    特徴検索事項を選択入力する事によって当該音楽情報検
    索提供部が検索処理を実行し、当該ユーザーの希望する
    音楽情報が検索された場合には、当該音楽情報を当該ユ
    ーザーに当該通信回線を介して配信するか、当該通信回
    線を介さずに、配布する様に構成された音楽情報検索シ
    ステムに於て、当該ユーザーが当該音楽情報検索ソフト
    にアクセスする第1の工程、当該ユーザーが入手希望の
    音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
    いるか否かを判断する第2の工程、当該ユーザーが入手
    希望の音楽情報に関する特徴検索事項を知っている場合
    には、当該ユーザーによって入力された当該特徴検索事
    項を基に所定のデータベースから、従来公知の音楽情報
    検索システムを利用して検索操作を実行する第3の工
    程、当該第2の工程に於て、当該ユーザーが入手希望の
    音楽情報に関する予め定められた特徴検索事項を知って
    いない場合、或いは検索に必要な数の特徴検索事項を知
    っていない場合には、当該ユーザーが自ら当該音楽情報
    の一部を歌うか、適宜の楽器を使用して当該音楽情報の
    一部を演奏し、その音声情報を当該ユーザー端末を介し
    て当該音楽情報検索提供部に返送する第4の工程、当該
    音楽情報検索提供部では、当該音声情報を基に、所定の
    データベースから、当該ユーザーが入手を希望する音楽
    情報と一致するか、それに近似する音楽情報を一つ若し
    くは複数検索して候補音楽情報リストを作成する第5の
    工程、当該候補音楽情報リストを当該ユーザーに伝送
    し、当該ユーザーに評価を求める第6の工程、当該ユー
    ザーが、当該候補音楽情報リストに当該ユーザーが入手
    を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存在している
    か否かを判断する第7の工程、第7の工程に於て一致す
    る音楽情報が存在していない場合には、当該ユーザーが
    当該候補音楽情報リストの各候補音楽情報に対してそれ
    ぞれ所定の再評価を行う第8の工程、必要な場合には、
    再評価を何回実行したかを記録しておき、第5の工程に
    戻り、上記した第5の工程から第7の工程を必要な回数
    繰り返す第9の工程、当該第7の工程に於て、当該ユー
    ザーが入手を希望する音楽情報と一致する音楽情報が存
    在している場合には、当該ユーザーに対して課金情報を
    通知する第10の工程、当該ユーザーの所定の銀行口座
    に当該課金情報に相当する残金が残っているか、当該ユ
    ーザーが当該課金情報に相当する金額を送金或いは入金
    したか否かを判断する第11の工程、当該第11の工程
    で当該課金情報の確認がとれない場合には、当該ユーザ
    ーに対して当該課金情報に相当する金額を所定の銀行口
    座に入金するか、送金する様に催促する為に第10の工
    程に戻り、当該第11の工程で当該課金情報の確認がと
    れた場合には、当該音楽情報を当該ユーザーに配信若し
    くは配布する第12の工程、第9の工程で所定の再評価
    操作を経ても最終的に当該ユーザーが入手を希望する音
    楽情報が検出されなかった場合には、当該楽譜作成ソフ
    トを使用して、当該ユーザーによる当該音声情報から楽
    譜を作成する第13の工程、当該作成された楽譜を基
    に、当該音楽情報検索提供部が当該音楽情報検索ソフト
    を使用して再度検索処理を実行する第14の工程、当該
    検索処理によって得られた一つ或いは複数個の候補音楽
    情報を当該楽譜と共に当該ユーザーに伝送して評価を求
    める第15の工程、当該ユーザーが送信されてきた当該
    候補音楽情報楽譜が当該ユーザーが入手を希望する音楽
    情報と一致する音楽情報のものであるか否かを判断する
    第16の工程、当該楽譜が当該ユーザーが入手を希望す
    る音楽情報と一致する音楽情報のものである場合には、
    前記した第10の工程に移行する移行処理を行う第17
    の工程、当該候補音楽情報内に当該ユーザーが入手を希
    望する音楽情報と一致する音楽情報がない場合には、当
    該ユーザーが当該候補楽譜の少なくとも一部の楽譜の少
    なくとも一部を修正するか、当該ユーザーが自ら再度歌
    うか、適宜の楽器を使用して音楽を再演奏する事によっ
    て、当該楽譜作成ソフトに楽譜を作成させ、その結果を
    当該第5の工程に戻して当該検索手段を使用して再度検
    索処理する様に構成された第18の工程とから構成され
    ている上記各工程を、コンピュータを介して自動的に実
    行させる為のプログラムを記録した記録媒体。
  32. 【請求項32】 音譜を自動的に作成する楽譜作成ソフ
    トを有する楽譜作成部とユーザー端末とが所定の通信回
    線を介して双方向に通信可能に接続されている楽譜作成
    システムに於て、当該ユーザーが当該音譜作成システム
    にアクセスする第1の工程、当該ユーザーが、当該ユー
    ザー端末から、当該ユーザーが作曲したい音楽情報の一
    部或いは全部を自ら歌うか、所望の楽器を使用して当該
    音楽情報の一部或いは全部を演奏する第2の工程、当該
    音声情報が当該楽譜作成部に返送され、当該楽譜作成ソ
    フトを使用して、楽譜を作成する第3の工程、当該楽譜
    作成ソフトによって作成された楽譜が当該ユーザーに送
    信され、当該ユーザーが当該楽譜を検査するか、当該楽
    譜に記載された音楽を当該ユーザー端末で再生する事に
    よって評価する第4の工程、当該ユーザーが当該楽譜
    が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致するか否かを
    判断する第5の工程、当該第5の工程に於て、当該楽譜
    が当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音
    楽情報と一致する場合には、課金情報を当該ユーザーに
    通知する第6の工程、当該ユーザーから当該課金情報に
    相当する金額が、予め定められた当該ユーザーの銀行口
    座に残存しているか、或いは入金が有ったか否かを判断
    する第7の工程、当該残金が不足しているか、入金が無
    い場合には当該ユーザーに催促する第8の工程、当該残
    金が十分であるかか、入金が有った場合には、当該楽譜
    を当該通信回線を介してユーザーに配信する第9の工
    程、及び上記第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザ
    ーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致
    していない場合には、当該楽譜をユーザーが変更処理し
    てその結果を第3の工程に戻し、それ移行の各工程を繰
    り返す第10の工程とから構成されている楽譜作成シス
    テム。
  33. 【請求項33】 楽譜を自動的に作成する楽譜作成ソフ
    トを有する楽譜作成部とユーザー端末とが所定の通信回
    線を介して双方向に通信可能に接続されている楽譜作成
    システムに於て、当該ユーザーが当該楽譜作成システム
    にアクセスする第1の工程、当該ユーザーが、当該ユー
    ザー端末から、当該ユーザーが作曲したい音楽情報の一
    部或いは全部を自ら歌うか、所望の楽器を使用して当該
    音楽情報の一部或いは全部を演奏する第2の工程、当該
    音声情報が当該楽譜作成部に返送され、当該楽譜作成ソ
    フトを使用して、楽譜を作成する第3の工程、当該楽譜
    作成ソフトによって作成された楽譜が当該ユーザーに送
    信され、当該ユーザーが当該楽譜を検査するか、当該楽
    譜に記載された音楽を当該ユーザー端末で再生する事に
    よって評価する第4の工程、当該ユーザーが当該楽譜
    が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致するか否かを
    判断する第5の工程、当該第5の工程に於て、当該楽譜
    が当該ユーザーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音
    楽情報と一致する場合には、課金情報を当該ユーザーに
    通知する第6の工程、当該ユーザーから当該課金情報に
    相当する金額が、予め定められた当該ユーザーの銀行口
    座に残存しているか、或いは入金が有ったか否かを判断
    する第7の工程、当該残金が不足しているか、入金が無
    い場合には当該ユーザーに催促する第8の工程、当該残
    金が十分であるかか、入金が有った場合には、当該楽譜
    を当該通信回線を介してユーザーに配信する第9の工
    程、及び上記第5の工程に於て、当該楽譜が当該ユーザ
    ーが当該楽譜が、ユーザーが作曲したい音楽情報と一致
    していない場合には、当該楽譜をユーザーが変更処理し
    てその結果を第3の工程に戻し、それ移行の各工程を繰
    り返す第10の工程とから構成されている各工程をコン
    ピュータに実行させる為のプログラムを記録した記録媒
    体。
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