JP2001272210A - 距離認識装置 - Google Patents

距離認識装置

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JP2001272210A JP2000087507A JP2000087507A JP2001272210A JP 2001272210 A JP2001272210 A JP 2001272210A JP 2000087507 A JP2000087507 A JP 2000087507A JP 2000087507 A JP2000087507 A JP 2000087507A JP 2001272210 A JP2001272210 A JP 2001272210A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】2つのカメラのずれを正確に補正できる距離認
識装置を提供する。 【解決手段】2つのカメラで固定パターンを撮像して画
像データを取り込むS100。各カメラにより撮像され
た画像データを、テンプレート画像データ記憶手段に距
離に応じて記憶されているテンプレート画像と距離演算
手段にて順次比較し、各カメラ毎に一致する画像データ
を判定する。判定されたテンプレート画像データは予め
距離が対応付けされているので、それぞれから固定パタ
ーンまでの距離が求まる。視差量演算手段により距離演
算手段で求めた距離に基づき視差量を求め、ずれ演算手
段により各カメラにより撮像された画像データ中の固定
パターンの位置からのずれ量を求める。画像データ補正
手段により、求められた視差量とずれ量に基づきカメラ
を校正するためのずれ量を求めるS102。求めた画像
データのずれを補正するS106。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置を用いた
距離認識装置に関するもので、例えば、車両の安全走行
を支援するため車に搭載して前を走行する車両までの距
離を認識するのに用いられるものである。具体的には、
CCDカメラ等の画像センサを撮像装置として用いて前
を走行する車両までの距離を認識する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の距離認識装置としては、例えば、
車両の安全走行を支援するために、車両に撮像装置とし
てCCDカメラ(以下、単に「カメラ」という)を搭載
し、前を走行する車両までの距離を認識するものとし
て、特開平7−123316号に開示されたものがあ
る。この距離認識装置において、前を走行する車両まで
の距離を検出するに際し、2台のカメラを車両に搭載し
て、前を走行する車両を異なった位置から1組の画像を
撮像し、この撮像した撮像データに基づき、対応する位
置のずれ量を検出し三角測量の原理(ステレオ法)によ
り距離を求めるようにしている。この場合、左右に配置
した2台のカメラの撮像面が水平線に対して互いに一致
していないと、距離の検出の際に誤認識をする恐れがあ
るため、一方のカメラの画像から他方のカメラの画像内
の水平線に対するずれ量を検出し、このずれ量を打ち消
すように、一方のカメラを圧電素子により微小距離移動
させることにより、距離認識装置のカメラの校正を行な
うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧電素子を用いて2つのカメラの撮像面を水平線に
一致させる校正方式では、圧電素子を用いるため、校正
により補正できるずれ量がある程度限定されてしまう。
また、水平線に対するずれ量を補正すことは可能である
としても2台のカメラが水平線以外の方向にずれている
ような場合には、完全にずれ量を補正することはでき
ず、距離の検出に際し誤認識をする恐れがあった。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、上下も
しくは左右に配置した2つのカメラのずれを正確に補正
(以下、「ステレオ視の補正」という)し、誤認識の無
い距離認識装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び発明の効果】上
記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、
複数のカメラからなる撮像装置と、この各カメラにより
撮像された物体の画像データに基づき、前記物体までの
距離を検出するようにした距離認識装置において、予め
形成されたパターンからなる固定パターンと、この固定
パターンの画像データを距離に応じて記憶するテンプレ
ート画像データ記憶手段と、前記各カメラにより前記固
定パターンを撮像したときの画像データと前記テンプレ
ート画像データ記憶手段に記憶されたテンプレート画像
データとをテンプレートマッチングして前記固定パター
ンと前記各カメラとの間の距離を求める距離演算手段
と、この距離演算手段により求めた距離に基づき視差量
を求める視差量演算手段と、前記固定パターンを撮像し
たときの画像データ中の固定パターンの位置から固定パ
ターンのずれ量を求めるずれ量演算手段と、前記視差量
演算手段と前記ずれ量演算手段とに基づき、撮像される
画像データのずれを補正する画像データ補正手段とを備
えることを技術的特徴とする。請求項2に記載の発明で
は、前記固定パターンは、大小の穴からなるパターンで
構成されていることを技術的特徴とする。請求項3に記
載の発明では、前記距離演算手段によるテンプレートマ
ッチングは、前記テンプレート画像データ記憶手段に記
憶された画像データの中から相関の高い固定パターンを
判定して距離を求めるようにしたことを技術的特徴とす
る。請求項4に記載の発明では、前記視差量演算手段
は、前記距離演算手段により求めた各距離の平均に基づ
き視差量を求めることを技術的特徴とする。
【0006】請求項1の発明では、テンプレート画像デ
ータ記憶手段が固定パターンを撮像した場合のテンプレ
ート画像データを距離に応じて記憶しており、距離演算
手段によりテンプレート画像データ記憶手段に記憶され
たテンプレート画像データと各カメラにより撮像された
画像データとを順次比較してテンプレートマッチングす
ることにより、各カメラ毎に一致するテンプレート画像
データを判定する。この判定されたテンプレート画像デ
ータは距離に応じて記憶されているので、判定されたテ
ンプレート画像データから固定パターンまでの距離を求
めることができる。視差量演算手段により、この距離演
算手段で求めた距離に基づいて視差量を求め、ずれ量演
算手段により、各カメラにより撮像された画像データ中
の固定パターンの位置からずれ量を求めることができ
る。画像データ補正手段により、視差量演算手段とずれ
量演算手段により求めた視差量とずれ量に基づき、カメ
ラを校正するためのずれ量を求め、この求めたずれ量に
基づいて、カメラで撮像される画像データのずれを補正
することができる。
【0007】以上の補正により、ステレオ視の補正を正
確に校正を行うことが出来る。請求項2の発明では、固
定パターンを大小の穴からなるパターンで構成すること
により、固定パターンを各カメラで撮像するときの距離
が近い場合から遠い場合までテンプレートマッチングが
行い易くなり、各カメラに基づく視差量を正確に求める
ことができる。
【0008】請求項3に記載の発明では、距離演算手段
により、各カメラにより撮像された固定パターンと、テ
ンプレート画像データ記憶手段に記憶された画像データ
とをテンプレートマッチングする際、相関度の高いテン
プレート画像データを判定し距離を求めるようにしたの
で、テンプレートマッチングによる距離の判定時間を短
くできる。
【0009】請求項4に記載の発明では、第1視差量演
算手段により、距離演算手段により求めた距離を平均す
ることにより、視差量を求めるようにしているので、一
方の距離の誤差が大きい場合でも平均化されることから
カメラの取付位置精度に起因する誤差が少ない視差量を
求めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る距
離認識装置について図面を参照して説明する。第1の実
施形態は本発明を前を走行する車両までの車間距離の検
出を行なう車間距離認識装置に適用したものである。
【0011】この車間距離認識装置は、図2の符号20
0で示すように、車両100の幅方向に所定の間隔を持
って固定された2台のCCDカメラ(以下、単に「カメ
ラ」という)10a,10bを備えており、車両100
のサンバイザー102に図略のクリップなどで取付けら
れる。この取り付け箇所については、サンバイザーの
他、ルームミラー部、車両のフロングリルなどが考えら
れる。
【0012】前記車間距離認識装置200は、図1のブ
ロック図に示すように、左右のカメラ10a,10bで
撮像したアナログ画像をデジタル画像に変換するA/D
コンバータ20a,20b、このA/Dコンバータ20
a,20bにより変換されたデジタル画像を画素単位で
順に画像RAM40に転送する画像データ転送回路DM
A30、画像RAM40に記憶された画像データに基づ
き車間距離の演算などを行なうCPU50、その他、R
OM60、RAM70、入出力ポート80、カメラ10
a,10bの校正を行う場合に選択される校正モード選
択スイッチ90、カメラ10a,10bの校正中である
ことを表示する例えばLEDからなる校正状況表示装置
95から構成されている。なお、前記CPU50には、
入出力ポート80を介して校正モード選択スイッチ90
と校正状況表示装置95が接続されている。
【0013】図3のKPは固定パターンを示し、この固
定パターンKPは大小の複数の穴Hで構成されている。
この固定パターンKPを大小の複数の穴Hで構成してい
るのは、後述するテンプレートマッチングの際、固定パ
ターンKPを遠くから撮像した画像データであっても近
くから撮像した画像データであっても相関度が高く判定
できるからである。また、小さい穴だけで構成した場合
には、固定パターンKPが傾いた場合には穴の検出がで
きなくなり、相関度が低下する恐れがあるからである。
この固定パターンKPを車間距離認識装置200により
撮像し、後述する校正処理を行うことによりステレオ視
の補正を行う。
【0014】前記ROM60には、前述した図3に示す
固定パターンKPの画像データであるテンプレート画像
データ(以下、「テンプレート」という)が図4のP0
n〜P0n(n=1,2,3…N)で示すようにカメラ
と固定パターンの間の距離に対応させて記憶されてい
る。この他にテンプレートとして、図5(a),
(b)、図6(a),(b)に示すP1n〜P4n(n
=1,2,3…N)も同様にカメラと固定パターンの間
の距離に対応させて記憶されている。なお、図5(a)
は固定パターンKPを角度θa旋回させたテンプレート
を距離に対応させて記憶したものであり、以下、図5
(b)は角度θb、図6(a)は角度θc、図6(b)
は角度θd、固定パターンKPをそれぞれ旋回させ距離
に対応させて記憶したテンプレートである。これら記憶
するテンプレートの数は、測定する距離の範囲内の距離
分解能で決定される、すなわち、撮像される画像データ
から距離の変化が認識できる画像の数に基づき決定され
る。
【0015】以上の構成において、図7に示すように、
車両100に設けられた車間距離認識装置200の前方
に固定パターンKPを配置し、前記校正モード選択スイ
ッチ90が選択されると、カメラの校正中であることを
示す校正状況表示装置95としてのLEDが点燈され、
図8に示すカメラの校正処理が車間距離認識装置200
のCPU50により実行される。
【0016】ステップS100では、車間距離認識装置
200に設けられた2つのカメラ10a,10bにより
固定パターンKPを撮像する。このカメラ10a,10
bにより固定パターンKPを撮像した画像データは、A
/Dコンバータ20a,20bを介してデジタル画像に
変換され、画像データ転送回路DMA30により画素単
位で順番に画像RAM40に転送される。これにより2
つのカメラ10a,10bにより撮像した2つの固定パ
ターンKPのデジタル画像が入力される。
【0017】ステップS102では、画像RAM40に
取り込まれた2つの固定パターンKPのデジタル画像
と、ROM60に記憶された図4、図5(a),
(b)、図6(a),(b)に示す複数のテンプレート
P0n〜P4nとを比較するテンプレートマッチングを
行い、それぞれ相関度の高いテンプレートP0n〜P4
nを判定する。このようにして判定された2つのテンプ
レートP0n〜P4nに対応する距離Dをそれぞれ求
め、この2つの距離Dの平均値を求めることにより視差
量TDXを求める。この視差量TDXを求めるまでの方
法について図10を用いて説明する。
【0018】まず、カメラ10aにより撮影されたデジ
タル画像DGaの処理について説明する。カメラ10a
により撮像され画像RAM40に入力されたデジタル画
像DGaと、ROM60に記憶された距離に応じて記憶
された図4に示すテンプレートP01〜P0nとを順次
比較することによりテンプレートマッチングを行い、相
互の相関度が高いテンプレートP0nを判定する。この
テンプレートマッチングで相関度の高いテンプレートP
0nが判定されない場合には、図5(a),(b)、図
6(a),(b)に示すテンプレートP1n〜P4nを
用いてテンプレートマッチングを行う。このようにして
判定したテンプレートP0n〜P4nには予め距離Dが
対応付けされているので、このテンプレートP0n〜P
4nに対応する距離Dを求める。例えば、判定されたテ
ンプレートが「P03」であれば、距離Dは「3」とい
うように対応付けされている。なお、この距離Dは、2
つのカメラ間の距離および焦点距離などの各カメラのパ
ラメータから公知の三角測量の式を用いて算出される値
である。
【0019】同様にしてカメラ10bにより撮影された
デジタル画像DGbについてもカメラ10aのデジタル
画像DGaと同様に処理を行い距離Dを求める。カメラ
10aとカメラ10bにより撮像されたデジタル画像D
Ga,DGbから求めた2つの距離Dを平均することに
より視差量TDXを求める。すなわち2つの距離Dの平
均値が視差量TDXとなる。
【0020】次に、上記視差量を求める際に使用した画
像RAM40に入力されているデジタル画像DGa,D
Gbを用い、このデジタル画像DGa,DGbの中心を
原点とする座標を設定し、この座標に基づく撮像された
固定プレートKPの中心座標の水平方向(図中X方向)
と垂直方向(図中Y方向)のずれ量を求める。
【0021】このずれ量の求め方は図11(a),
(b)に示すように、デジタル画像DGaについて説明
すると、デジタル画像DGaの水平方向のずれ量はdX
L、垂直方向のずれ量はdYLとなる。同様にして、デ
ジタル画像DGbについてもずれ量dXR,dYRを求
める。このようにして求めた各ずれ量dXL,dYL,
dXR,dYRから水平方向のずれ量DX,垂直方向の
ずれ量DYを次の式(1),(2)に基いて求める。 DX=|dXL−dXR| …(1) DY=|dYL−dYR| …(2)
【0022】次に、ステップS104では、ステップS
102で求めた視差量TDXと水平方向のずれ量DXと
を比較する。この比較では、水平方向の視差量TDXと
2つのカメラ10a,10bにより撮影したデジタル画
像DGa,DGbのずれ量DXとを比較して異なる場合
にはカメラの校正が必要と判定される。次に、ずれ量D
Yがゼロかどうか判定する。この判定では、経年変化な
どの影響により、カメラ撮像面に写し出される画像の垂
直方向にずれがあるかどうか判断し、ゼロでない場合に
は校正が必要と判定される。これらの判定によりYES
と判定された場合には、2つのカメラ10a,10bと
の位置関係にずれが生じていないと判定されステップS
108に移行し、カメラの校正が完了したことを表わす
ため校正状況表示装置95としてのLEDが消灯され
る。
【0023】前記ステップS104によりNOと判定さ
れた場合には、次のステップS106に移行し、ステレ
オ視の補正処理が行われる。このステレオ視の補正は、
車間距離認識装置200のCPU50がデジタル画像を
認識する際、マトリックス状に並んだ画素の画素単位に
アドレスを付し、このアドレスを指定することにより、
画素単位で読み込みを行うようにしているが、一方のカ
メラの画像RAM40の画素を読み込むときの開始アド
レスをHOSEI_X,HOSEI_Y分ずらすことに
よりステレオ視の補正を行うようになっている。なお、
この一方のカメラの画像RAM70の画素を読み込むと
きの開始アドレスのみを補正するのは、一方のカメラの
画像を基準にしているからである。
【0024】このステレオ視の補正処理の詳細は図9に
示すようになっており、ステップS200では、画像R
AM40の画素を読み込むときの開始アドレスをずらす
ための補正値HOSEI_X,HOSEI_Yの演算が
行われる。この補正値HOSEI_X,HOSEI_Y
は次の式(3),(4)に基いて求める。 HOSEI_X=DX−TDX …(3) HOSEI_Y=DY …(4)
【0025】ステップS202では、一方のカメラのデ
ジタル画像を画像RAM40から画素単位で画素を読み
込むときの補正前の開始アドレスのX方向の位置をAd
rs_X、Y方向の位置をAdrs_Y、補正後の開始
アドレスのX方向の位置をAdrs_X’とし、Y方向
の位置をAdrs_Y’とすると、補正後の開始アドレ
スAdrs(X’,Y’)の位置は次の式(5),
(6)に基いて求められる。この場合は左側のカメラ1
0aのデジタル画像DGaの画素を読み込むときの開始
アドレスAdrs(X,Y)の位置を補正することとす
る。 Adrs_X’=Adrs_X+HOSEI_X …(5) Adrs_Y’=Adrs_Y+HOSEI_Y …(6)
【0026】以上の補正処理が終了すると、CPU50
が画像RAM40から画素を読み込む際の読み込み開始
アドレスAdrs(X’,Y’)がずれ量DX,DY分
ずらした状態で画素の読み込みを行うように設定され、
次のステップS108に移行し、ステレオ視の補正が完
了したことを表わすため校正状況表示装置95としての
LEDが消灯される。
【0027】以上の処理が完了するとステレオ視の補正
処理が完了する。なお、ステレオ視の補正処理が完了す
ると、画像RAM40の画素を読み込むときの開始アド
レスをずらして読み込む処理は次に校正モード選択スイ
ッチ90が選択されるまでは継続して行われるようにな
っている。
【0028】このように、第1の実施形態によれば、固
定パターンKPをCPU50がカメラ10a,10bで
撮像されたデジタル画像DGaまたはデジタル画像DG
bの画素を読み込むための読み込み開始アドレスをずれ
量DX,DY分ずらすようにしているので、圧電素子に
より物理的に補正を行うものに比べて補正の自由度を大
きくすることができる。
【0029】なお、この実施形態においては、一方のカ
メラにより撮像したデジタル画像の読み込み開始アドレ
スを補正するようにしているが、両方のデジタル画像の
読み込み開始アドレスを補正するようにしても良い。ま
た、この実施の形態では2台のカメラを水平方向に間隔
を置いて配置したが、垂直方向に間隔を置いて配置した
ものにも適用できる。
【0030】なお、図3に示す固定パターンKPが、本
発明の固定パターンに対応し、図1に示すROM60
が、図4、図5(a),(b)、図6(a),(b)の
テンプレートP0n〜P4nで示す固定パターン画像デ
ータを記憶した固定パターン画像データ記憶手段に対応
し、図8に示すステップS102が距離演算手段と視差
量演算手段として機能し、図8に示すステップS10
6,図9に示すS200がずれ量演算手段として機能
し、図9に示すステップS202が画像データ補正手段
として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における車間距離認識
装置200の制御ブロック図。
【図2】車間距離認識装置200の取付箇所を示す図。
【図3】固定パターンを示す図。
【図4】テンプレートを示す図。
【図5】(a)水平軸回りに角度θa傾斜したテンプレ
ート、(b)垂直軸回りに角度θb傾斜したテンプレー
トを示す図。
【図6】(a)左方向に角度θc傾斜したテンプレー
ト、(b)右方向に角度θd傾斜したテンプレートを示
す図。
【図7】固定パターンを撮影するときの説明図。
【図8】車間距離認識装置200のCPU50のカメラ
の校正処理を示すフローチャート。
【図9】ステレオ視の補正処理の詳細を示すフローチャ
ート。
【図10】撮影したデジタル画像とRAM60に記憶さ
れたテンプレートとを比較し、テンプレートマッチング
する動作を説明するための図。
【図11】テンプレートとデジタル画像とのずれ量の求
め方を説明するための図。
【符号の説明】
10a,10b…カメラ(CCDカメラ) 20a,20b…A/Dコンバータ 30…DMA 40…画像RAM 50…CPU 60…ROM 70…RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 180 G06T 7/60 180B Fターム(参考) 2F065 AA06 BB15 CC11 EE00 FF05 FF09 FF61 JJ03 JJ05 JJ26 QQ24 QQ25 QQ31 2F112 AC03 AC06 BA06 CA05 CA12 FA03 FA07 FA21 FA38 FA45 5B057 AA16 BA02 DA07 DB03 DC02 DC34 DC36 5L096 BA03 BA04 CA05 DA02 FA34 GA17 HA09 JA03 JA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカメラからなる撮像装置と、この
    各カメラにより撮像された物体の画像データに基づき、
    前記物体までの距離を検出するようにした距離認識装置
    において、予め形成されたパターンからなる固定パター
    ンと、この固定パターンの画像データを距離に応じて記
    憶するテンプレート画像データ記憶手段と、前記各カメ
    ラにより前記固定パターンを撮像したときの画像データ
    と前記テンプレート画像データ記憶手段に記憶されたテ
    ンプレート画像データとをテンプレートマッチングして
    前記固定パターンと前記各カメラとの間の距離を求める
    距離演算手段と、この距離演算手段により求めた距離に
    基づき視差量を求める視差量演算手段と、前記固定パタ
    ーンを撮像したときの画像データ中の固定パターンの位
    置から固定パターンのずれ量を求めるずれ量演算手段
    と、前記視差量演算手段と前記ずれ量演算手段とに基づ
    き、撮像される画像データのずれを補正する画像データ
    補正手段とを備えることを特徴とする距離認識装置。
  2. 【請求項2】 前記固定パターンは、大小の穴からなる
    パターンで構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の距離認識装置。
  3. 【請求項3】 前記距離演算手段によるテンプレートマ
    ッチングは、前記テンプレート画像データ記憶手段に記
    憶された画像データの中から相関の高い固定パターンを
    判定して距離を求めるようにしたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の距離認識装置。
  4. 【請求項4】 前記視差量演算手段は、前記距離演算手
    段により求めた各距離の平均に基づき視差量を求めるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3に記載の距離認識
    装置。
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