JP2001271817A - アンカーボルトの固着装置 - Google Patents

アンカーボルトの固着装置

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JP2001271817A JP2000089129A JP2000089129A JP2001271817A JP 2001271817 A JP2001271817 A JP 2001271817A JP 2000089129 A JP2000089129 A JP 2000089129A JP 2000089129 A JP2000089129 A JP 2000089129A JP 2001271817 A JP2001271817 A JP 2001271817A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業時の騒音を低減できるとともに、小型軽
量でかつ安価であり、アンカーボルトの固着強度を容易
に管理できるアンカーボルトの固着装置の提供。 【解決手段】 スリーブ3Bの上端に当接する座金5
と、テーパボルト3Aと螺合し、雄ねじ部6Aが上部に
形成される移動体6と、この移動体6が挿入され、座金
5に下端が当接する筒体7と、この筒体7上に当接し、
雄ねじ部6Aに螺合するナット体8とから構成した。こ
れにより、アンカーボルト3を穿孔2内に差し込んだ
後、ナット体8の手動回転によりテーパボルト3Aを上
昇でき、その際に、筒体7に設けた目盛り部によりテー
パボルト3Aの移動量を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート床な
どに設けた穿孔に取付けられるアンカーボルトの固着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリート床に固着されるア
ンカーボルトは、ねじ部が上部に形成され、下端部がテ
ーパ状に拡径されたテーパボルトと、このテーパボルト
が挿入され、軸方向に延びる複数の開脚可能なリップ部
が下端部に形成された筒状スリーブとからなっている。
【0003】従来、上記のようなアンカーボルトをコン
クリート床に施工する際、まず穿孔ドリルを用いてコン
クリート床に穿孔を設けて、この穿孔内にアンカーボル
トを挿入し、このアンカーボルトのスリーブに専用打ち
込み工具を当ててハンマで打ち込むようになっていた。
この従来の方法では、ハンマの打撃音が作業場所全体に
響き渡り騒音と振動による環境の悪化を招くため、既存
の集合住宅などのリニューアル工事でのアンカーボルト
施工で居住者の生活に多大な迷惑を及ぼしたり、近隣住
民から苦情を生じていた。
【0004】そこで上記のようなアンカーボルト施工時
の低騒音化を図るため、例えば特開平10−24447
6号公報に記載されているように、油圧発生装置により
駆動される油圧シリンダ・ピストン機構を有し、この油
圧シリンダ・ピストン機構と一体的にアダプタを構成し
たアンカーボルトの固着装置が提案されている。この従
来の固着装置では、アダプタが側面に開口部を有すると
ともに、ピストンロッドの進退路延長上に互いに少なく
ともピストンロッドの進退量より大きい離隔距離をもっ
てそれぞれ配置された中間嵌合部と底面嵌合部とを備え
ており、これらのうち中間嵌合部は、前記の開口部に連
続し、かつテーパボルトに側方から嵌合可能な切欠き状
に形成されるとともに、底面嵌合部は、前記の開口部に
連続し、かつスリーブに側方から嵌合可能な切欠き状に
形成されている。また、これらの中間嵌合部と底面嵌合
部との間には、ピストンロッドに連続して移動可能に保
持し、かつスリーブの上端面に当接する嵌合部を形成し
た押下盤を配置した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のアンカーボルトの固着装置にあっては、油圧装置を
用いているため、重量が比較的大きく運搬が難しいとと
もに高価になるという問題があった。また、油圧シリン
ダ・ピストン機構の移動量を管理しない場合、リップ部
の開脚不足によりアンカーボルトの固着強度が不足した
り、リップ部の開脚過多により穿孔やアンカーボルトが
破損するという懸念があった。
【0006】本発明は、上記のような従来における実情
に鑑みてなされたもので、その主な目的は、アンカーボ
ルト施工時の騒音を低減できるとともに、小型軽量でか
つ安価なアンカーボルトの固着装置を提供することにあ
る。また、その他の目的は、アンカーボルトの固着強度
を容易に管理することのできるアンカーボルトの固着装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記主な目的を達成する
ため、本発明の請求項1に係る発明は、ねじ部が上部に
形成され、下端部がテーパ状に拡径されたテーパボルト
と、このテーパボルトが挿入された筒状スリーブとを穿
孔内に挿入して、前記スリーブのリップ部を開脚させて
前記穿孔との摩擦抵抗で前記穿孔に固着させるアンカー
ボルトの固着装置において、前記穿孔に挿入された前記
スリーブの上端に当接し、前記テーパボルトが挿通され
る座金と、下端部が前記テーパボルトのねじ部と螺合
し、軸方向に延びる雄ねじ部が上部に形成され、径方向
へ突出するピンを有する移動体と、この移動体が挿入さ
れ、前記座金に下端が当接し、前記ピンを案内する長孔
が軸方向に形成される筒体と、この筒体の上端に当接
し、前記雄ねじ部に螺合するナット体とを備え、このナ
ット体を締め込むことにより前記移動体を介して前記テ
ーパボルトを引き上げ、前記スリーブのリップ部を開脚
させる構成にしてある。
【0008】このように構成した本発明の請求項1に係
る発明では、テーパボルト、およびこのテーパボルトが
挿入された筒状スリーブを穿孔内に差し込み、座金をテ
ーパボルトのねじ部に挿入するとともに穿孔の縁部上に
載置するとともに、テーパボルトのねじ部に移動体の下
端部を螺合させ、この移動体のピンを筒体の長孔に係合
させた状態で移動体を筒体に挿入して、この筒体を前記
の座金上に載置する。次いで、前記の移動体の雄ねじ部
にナット体を螺合させて、このナット体を筒体上に載置
し、ナット体を締め込むことにより、移動体のピンが筒
体の長孔に案内される状態で移動体が上昇して、テーパ
ボルトが引き上げられる。このとき、スリーブ上に座金
が当接するとともに、この座金上に筒体が載置されてい
るのでスリーブの上昇が抑制され、一方、上述したよう
にテーパボルトが上昇するので、このテーパボルトのテ
ーパ状に拡径された部分の押圧によりスリーブのリップ
部が開脚される。これにより、アンカーボルト施工時の
騒音を低減できるとともに、油圧装置を要せずに済み、
小型軽量でかつ安価なアンカーボルトの固着装置が得ら
れる。
【0009】また、上記他の目的を達成するため、本発
明の請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明におい
て、前記筒体の長孔の近傍および前記移動体の少なくと
も一方に前記テーパボルトの移動量を示す目盛り部を設
けた構成にしてある。
【0010】このように構成した本発明の請求項4に係
る発明では、筒体の長孔の近傍および移動体の少なくと
も一方に設けた目盛り部でテーパボルトの移動量が示さ
れるので、この移動量を確認することによりアンカーボ
ルトの固着強度を容易に管理することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のアンカーボルトの
固着装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態に係るアンカー
ボルトの固着装置を示す説明図、図2は本実施形態によ
りアンカーボルトを固着させた状態を示す説明図、図3
は本実施形態に設けられる座金の斜視図、図4は本実施
形態に設けられる移動体の斜視図、図5は本実施形態に
設けられる筒体の斜視図である。
【0013】図1に示すエレベータ機械室のコンクリー
ト床1には、図示しない低騒音、低振動の穿孔ドリルで
穿孔2が設けられており、この穿孔2に固着されるアン
カーボルト3は、テーパボルト3Aと、このテーパボル
ト3Aが挿入される筒状スリーブ3Bとからなってい
る。テーパボルト3Aは、ねじ部3Aaが上部に形成さ
れ、下端部がテーパ状に拡径されており、スリーブ3B
の下端部には、軸方向に延びる複数のスリット3Bbが
設けられ、これらのスリット3Bb間に径方向へ開脚可
能なリップ部3Baが形成されている。
【0014】そして、本実施形態のアンカーボルト3の
固着装置4は、複数の外径を有する段付き座金5と、テ
ーパボルト3Aのねじ部3Aaに下端部が螺合する移動
体6と、この移動体6が挿入されるとともに、座金5上
に下端が当接する筒体7と、この筒体7の上端に当接
し、移動体6の上部に螺合するナット体8とから構成さ
れている。
【0015】座金5は、図3に示すように、テーパボル
ト3Aのねじ部3Aaの直径よりやや大きい直径の貫通
孔5Aを有するとともに、穿孔2の内径よりやや小径
で、穿孔2に挿入される小径部5Bと、穿孔2の内径よ
り大きく穿孔2の縁部上に載置されるつば部5Cと、筒
体7の内径よりやや小径で、筒体7に挿入される他の小
径部5Dとから構成されている。なお、これらの小径部
5B、つば部5C、および他の小径部5Dの厚み(上下
方向の寸法)は、それぞれ5mmに設定されている。
【0016】移動体6は、図4に示すように、テーパボ
ルト3Aのねじ部3Aaが螺合するねじ孔6Bを下端部
に有し、軸方向に延びる雄ねじ部6Aが上部に形成され
ており、この雄ねじ部6Aの下方に、径方向へ突出する
ピン6Cが設けられている。ねじ孔6Bの深さ寸法は例
えば20mmに設定されており、雄ねじ部6Aは、削り
出し加工または雄ねじ部の溶接加工により製作され、ピ
ン6Cは、小径の円柱体の溶接加工または螺着により製
作するようになっている。
【0017】筒体7には、ピン6Cを案内する長孔7A
が軸方向に形成されており、この長孔7Aの近傍にテー
パボルト3Aの移動量を示す目盛り部7Bが設けられ、
また、この目盛り部7Bより反対側の筒体7の外周部
に、径方向へ20mm程度突出する突出部7C、および
この突出部7Cに着脱可能に装着されるパイプ7Dから
なる取っ手が設けられている。目盛り部7Bは、1mm
毎に横線を刻印するか、あるいは目盛り線をあらかじめ
印刷したシールを貼ることにより設けられている。
【0018】この実施形態の固着装置4にあっては、テ
ーパボルト3Aおよびスリーブ3Bからなる1本のアン
カーボルト3をコンクリート床1の穿孔2内に固着する
際、まずアンカーボルト3を穿孔2内に差し込み、コン
クリート床1より突出するテーパボルト3Aのねじ部3
Aaを座金5の貫通孔5Aに挿入し、この座金5の小径
部5Bを穿孔2内に差し込み、つば部5Cを穿孔2の縁
部上に載置する。次いで、座金5の貫通孔5Aより突出
するテーパボルト3Aのねじ部3Aaに移動体6の下端
部のねじ孔6Bを螺合させて手で回らなくなるまで締め
込んだ後、移動体6のピン6Cを長孔7Aより突出させ
るとともに、移動体6を筒体7に挿入した状態で、この
筒体7を座金5のつば部5C上に載置し、移動体6の雄
ねじ部6Aにナット体8を螺合させて、このナット体8
を筒体7上に配置する。
【0019】このようにして固着装置4をアンカーボル
ト3上にセットした後、ナット体8を手で締め込むこと
によりナット体8を筒体7の上端に当接させて、筒体7
の突出部7Cに装着したパイプ7Dを手で持って支持す
ることにより筒体7の共廻りを防止する。この状態でス
パナ9によりナット体8を締め込むと、その反力が移動
体6で生じるが移動体6のピン6Cが筒体7の長孔7A
に案内されているので、移動体6が回転することなく上
昇して、テーパボルト3Aが引き上げられる。このと
き、スリーブ3B上に座金5の小径部5Bが当接し、こ
の座金5上に筒体7が当接しているのでスリーブ3Bの
上昇が抑制され、一方、上述したようにテーパボルト3
Aが上昇するので、テーパボルト3Aのテーパ状に拡径
された部分の押圧によりスリーブ3Bのリップ部3Ba
が径方向へ開脚される。
【0020】また、上記のようにナット体8を締め込む
際、スリーブ3Bの上端が座金5の小径部5Bの下端に
当接すると、締め込み力をやや強くしなければ移動体6
が上昇しないので、この位置を目盛り部7Bとピン6C
との位置関係で確認しておいて、この位置からの移動体
6の移動量を測定して所定寸法、例えば10mmの移動
でナット体8の締め込みを停止し、これにより、スリー
ブ3Bのリップ部3Baの開脚度合い、すなわちアンカ
ーボルト3の固着強度を調整する。
【0021】このようにして1本のアンカーボルト3を
コンクリート床1の穿孔2内に固着した後、上述した固
着装置4のセット手順と逆の手順で固着装置4をアンカ
ーボルト3から取り外すようになっている。
【0022】このように構成した本実施形態にあって
は、アンカーボルト3をコンクリート床1の穿孔2内に
固着する際、ナット体8の手動回転によりテーパボルト
3Aを引き上げできるので騒音を低減できるとともに、
油圧装置を要せずに済み、小型軽量でかつ安価である。
【0023】また、本実施形態にあっては、筒体7の長
孔7Aの近傍に設けた目盛り部7Bでテーパボルト3A
の移動量が示されるので、アンカーボルト3の固着強度
を容易に管理することができ、適切な固着強度を有する
アンカーボルト3の取付け作業が行なえるまた、本実施
形態にあっては、座金5を3段構造としたため、座金5
を穿孔2からずれることなく確実に装着できるととも
に、座金5上に筒体7をずれることなく確実に装着でき
るので、固着装置4のセット作業を容易に行なえる。
【0024】なお、この実施形態では、テーパボルト3
Aの移動量を示す目盛り部7Bを長孔7Aの近傍に設け
た場合を例示したが、この長孔7Aの近傍の代わりに、
移動体6の雄ねじ部6Aに軸方向に延びる平面部分を設
けて、この平面部分に目盛り線を刻印したり、目盛り線
をあらかじめ印刷したシールを貼り付けても同様の効果
が得られる。
【0025】さらに、この実施形態では、ナット体8の
締め込みをスパナ9で行なう場合をを例示したが、この
スパナ9の代わりに、トルクレンチを用いればナット体
8の締め込み過ぎや締め不足を防止して一定のトルクで
良好な状態でアンカーボルト3を固着できる。
【0026】さらに、この実施形態では、ナット体8の
締め込みに伴う筒体7の共廻りを防止するため、筒体7
の外周部に突出部7Cおよびパイプ7Dからなる取っ手
を設けたが、この取っ手を設けることなく直接手で筒体
7を把持しても良く、この場合には製作費が若干安くな
るとともに、収納性が良くなる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テーパボルトおよびスリーブからなるアンカーボルトを
穿孔に固着する際、アンカーボルトを穿孔内に差し込ん
だ後、ナット体の手動回転により、このナット体が螺合
するテーパボルトを上昇でき、したがって、アンカーボ
ルト施工時に騒音を低減できるとともに、油圧装置を要
せずに済み、小型軽量でかつ安価なアンカーボルトの固
着装置が得られるという効果がある。
【0028】また特に、本発明の請求項4に係る発明で
は、筒体の長孔の近傍および移動体の少なくとも一方に
設けた目盛り部でテーパボルトの移動量が示されるの
で、アンカーボルトの固着強度を容易に管理することが
でき、したがって、適切な固着強度を有するアンカーボ
ルトの取付け作業が行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアンカーボルトの固
着装置を示す説明図である。
【図2】本実施形態によりアンカーボルトを固着させた
状態を示す説明図である。
【図3】本実施形態に設けられる座金の斜視図である。
【図4】本実施形態に設けられる移動体の斜視図であ
る。
【図5】本実施形態に設けられる筒体の斜視図である。
【符号の説明】
1 コンクリート床 2 穿孔 3 アンカーボルト 3A テーパボルト 3Aa ねじ部 3B スリーブ 3Ba リップ部 3Bb スリット 4 固着装置 5 座金 5A 貫通孔 5B 小径部 5C つば部 5D 小径部 6 移動体 6A 雄ねじ部 6B ねじ孔 6C ピン 7 筒体 7A 長孔 7B 目盛り部 7C 突出部 7D パイプ 8 ナット体
フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA57 AE01 AG13 AG60 BA18 BA22 BB08 BB24 BB30 BB36 BC08 BC09 BD01 BE08 BF04 CA05 CA19 CA27 CA75 CA78 CA93 EA33 2E174 EA07 3J025 AA07 BA05 CA03 DA09 EA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ部が上部に形成され、下端部がテー
    パ状に拡径されたテーパボルトと、このテーパボルトが
    挿入された筒状スリーブとを穿孔内に挿入して、前記ス
    リーブのリップ部を開脚させて前記穿孔との摩擦抵抗で
    前記穿孔に固着させるアンカーボルトの固着装置におい
    て、 前記穿孔に挿入された前記スリーブの上端に当接し、前
    記テーパボルトが挿通される座金と、 下端部が前記テーパボルトのねじ部と螺合し、軸方向に
    延びる雄ねじ部が上部に形成され、径方向へ突出するピ
    ンを有する移動体と、 この移動体が挿入され、前記座金に下端が当接し、前記
    ピンを案内する長孔が軸方向に形成される筒体と、 この筒体の上端に当接し、前記雄ねじ部に螺合するナッ
    ト体とを備え、 このナット体を締め込むことにより前記移動体を介して
    前記テーパボルトを引き上げ、前記スリーブのリップ部
    を開脚させるようにしたことを特徴とするアンカーボル
    トの固着装置。
  2. 【請求項2】 前記座金を、前記穿孔に挿入される小径
    部と、前記穿孔の内径より大きいつば部と、前記筒体に
    挿入される他の小径部とから構成し、複数の外径を有す
    る段付構造としたことを特徴とする請求項1記載のアン
    カーボルトの固着装置。
  3. 【請求項3】 前記筒体の外周部に取っ手を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のアンカーボルトの
    固着装置。
  4. 【請求項4】 前記筒体の長孔の近傍および前記移動体
    の少なくとも一方に前記テーパボルトの移動量を示す目
    盛り部を設けたことを特徴とする請求項1記載のアンカ
    ーボルトの固着装置。
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