JP2001271740A - 灯油ポンプの定量停止装置 - Google Patents

灯油ポンプの定量停止装置

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JP2001271740A
JP2001271740A JP2000126682A JP2000126682A JP2001271740A JP 2001271740 A JP2001271740 A JP 2001271740A JP 2000126682 A JP2000126682 A JP 2000126682A JP 2000126682 A JP2000126682 A JP 2000126682A JP 2001271740 A JP2001271740 A JP 2001271740A
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JP
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kerosene
pump
attached
tank
pipe
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JP2000126682A
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Yoshio Kunito
良雄 国藤
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ストーブのカートリッジタンクに灯油を入れる
場合、定量で確実に停止させ、作業中や灯油ポンプの保
管中に、灯油気化ガスの臭気を拡散させず、従来あった
灯油ポンプ保管時に塵芥や水滴など、不要物が灯油ポン
プ本体に付着することで、次回の作業時に、それらをカ
ートリッジタンク内部に混入させることで起こるストー
ブのトラブルを防ぎ、作業開始準備と作業終了後の後始
末の簡便を得る。 【構成】 密封栓蓋2の貫通穴に空気抜きパイプ4と灯油
送りパイプ3を貫通取り付けする。空気抜きパイプ4の先
端にフロート弁5をフロート弁ガイド6を介して取り付け
る。密封栓蓋2に防塵ケース上7を嵌合取り付けする。防
塵ケース下9をパッキン10を介して防塵ケース上7に密封
脱着構造にする。ポンプ18の吸入口に空気抜きパイプ3
を接続する。ポンプ18の排気口に圧送パイプ15を取り付
け。圧送パイプ15と空気抜きパイプ3のポリタンク内部
に挿入させる部分を一体化し、一体化した部分に鍔13を
設ける。鍔13をパッキン14を介してポリタンクの給油口
に取り付けキャプ12で取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、灯油をポリタンクから
ストーブのカートリッジタンクに移し替えたり、その
他、液体を移し替える全般に応用できる灯油ポンプの定
量停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手動式灯油ポンプにおいては、定
量での停止を目視確認し、手動で止めている。電動ポン
プにおいては、液面センサーで定量を感知し灯油汲み上
げモーターを止める事で自動停止をしている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】従来の灯油ポンプ
は、ポリタンクからカートリッジタンクに灯油を移し替
える度に、ポリタンクの蓋を開け、灯油ポンプの吸い上
げパイプ部をポリタンク内部に挿入し、吐き出しパイプ
部分をストーブのカートリッジタンクの内部に挿入して
移し変える一連の面倒な作業を毎回行う必要があり、自
動停止が装備してない灯油ポンプは、定量になるタイミ
ングを目視確認していてもタイミングを誤り灯油を溢れ
させてしまう場合もある。自動停止付きのポンプは有る
ものの、カートリッジタンク内部に灯油が入れば、入っ
た容積分だけカートリッジタンク内部の灯油気化ガスが
外部に出てくるので、灯油の臭いが周囲に拡散し健康面
でも保安面でも問題点がある。更に作業終了後の後始末
作業は、先ず、カートリッジタンクに挿入しているパイ
プ内部に溜まっている灯油をカートリッジタンク内部に
自然落下したのを確認した後に、パイプをカートリッジ
タンクから抜き、次にポリタンクからポンプ本体を抜き
ながらポンプ本体内部に溜まっている灯油をポリタンク
内部に自然落下させ、周囲に垂らさない様、細心の注意
を要する抜き取り作業である。その後、ポリタンクの蓋
とカートリッジタンクの蓋をして完了であるが、灯油ポ
ンプの灯油が付着した部分は、灯油の臭いを周囲に拡散
させるので保管場所が戸外に限定され、更に灯油ポンプ
の保管中に塵芥や水滴が本体部分に付着した場合、次回
の作業でポリタンク内部やカートリッジタンク内部にそ
れらを混入させ、最終的にストーブの送油系統を詰まら
せるトラブルに発展するなどいくつかの問題点があっ
た。
【0004】本発明は、ポリタンクからストーブのカー
トリッジタンクに、灯油を移し替える際に、定量で確実
に停止させ、作業時や灯油ポンプ保管時に灯油気化ガス
を周囲に拡散させず、カートリッジタンクとポリタンク
内部に、塵芥や水滴の混入を完璧に防止することで、最
終的にストーブの油送系統に塵芥や水滴の混入するのを
阻止して、不要物混入によるストーブのトラブルを無く
し、作業開始準備と作業終了後の後始末の簡便を目的と
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の灯油ポンプの定量停止装置においては、ス
トーブのカートリッジタンク内部の空気を抜き、抜いた
空気をポリタンク内部に圧送することでポリタンクから
カートリッジタンクに灯油を導く。
【0006】カートリッジタンクの給油口を、当該発明
の密封栓蓋で密封し、この密封栓蓋に開けた貫通穴に灯
油送りパイプと空気抜きパイプを貫通取り付けする。前
記空気抜きパイプのカートリッジタンク内部に伸びた先
端部分にフロート弁をフロート弁ガイドを介して取り付
ける。前記密封栓蓋に、防塵ケース上を嵌合取り付けす
る。防塵ケース下をパッキンを介して防塵ケース上に密
封脱着構造にする。ポンプの吸入口に前記空気抜きパイ
プを接続する。前記ポンプの排気口に、圧送パイプを接
続する。前記ポンプの吸入口と排気口に逆止弁を取り付
ける。前記圧送パイプと前記灯油送りパイプのポリタン
クに挿入する部分を一体化し、一体化した部分でポンプ
に近い位置に鍔を設ける。前記鍔をポリタンクの給油口
にパッキンを介し、取り付けキャプで取り付ける。灯油
送りパイプの途中でポンプに近い位置に解放弁を設けた
ものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された当該発明の密封栓蓋
で、カートリッジタンクの給油口を密封し、ポリタンク
の給油口にポンプ本体の鍔部分を、パッキンを介して取
り付けキャプで取り付けした後、ハンドルを往復させる
ことで逆止弁の作用によりカートリッジタンク内部の空
気を抜き、抜いた空気をポリタンク内部に圧送すること
で、ポリタンクからカートリッジタンクに灯油を導く。
【0008】カートリッジタンク内部のフロート弁の位
置が灯油定量レベルとなり、定量レベルまで灯油が入る
とフロート弁が浮いて空気抜きパイプを塞ぎ、それ以上
の灯油は流入しない。ハンドルを往復させる回数は、ポ
ンプの容量で決まるが、仮に5回往復させることで定量
入るとすると、連続して一気に5回往復させ後は、手を
休めて定量入るのを待てば良く、5回で定量のところを
6回往復した場合でも、フロート弁の作用とカートリッ
ジタンク内部の空気容量以上は、入らないという当該発
明の特性から溢れる事は皆無である。
【0009】カートリッジタンク内部に灯油が定量入っ
たら、解放弁を開けて灯油送りパイプ内部の灯油を排出
した後、カートリッジタンクから密封栓蓋を外して防塵
ケース下を防塵ケース上に密封取り付けて作業終了。灯
油ポンプはポリタンクに取り付けた状態で保管。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1と図2において、カートリッジタンク1の給油口を
密封する密封栓蓋2に開けた貫通穴に、空気抜きパイプ
4と灯油送りパイプ3を貫通取り付けする。カートリッ
ジタンク内部に伸びた空気抜きパイプ4の先端に、フロ
ート弁5をフロート弁ガイド6を介して取り付ける。密
封栓蓋2に、防塵ケース上7を嵌合取り付けする。防塵
ケース上7の内側に、保持突起8を設ける。防塵ケース
下9にパッキン10を取り付けて防塵ケース上7に、密
封脱着できる構造にする。圧送パイプ3と灯油送りパイ
プ4のポリタンク内部に挿入する部分を一体化し、一体
化した位置でポンプ18に近い位置に、鍔13を設け
る。ポリタンク11の給油口に、鍔13をパッキン14
を介して取り付けキャプ12で取り付ける。解放弁19
を、灯油送りパイプ3のポンプ18の近くに設ける。ポ
ンプ18の吸入口と排出口に逆止弁16、17を取り付
ける。
【0011】カートリッジタンクの空気を抜いてポリタ
ンクに圧送する手段を、電動で行う場合は、液面センサ
ーで定量を感知し、ポンプを停止させることで、液面セ
ンサーとフロート弁と当該発明の特性であるカートリッ
ジタンクの容量以上の灯油は流入しない、三重の安全と
なる。
【0012】更に空気抜きパイプ4を、灯油送りパイプ
3の内部に、配管することで外見がシンプル構造になり
使い勝手が良くなる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】カートリッジタンク内部の空気を抜いてポ
リタクに圧送するので、従来周囲に拡散していた灯油気
化ガスを、全てポリタンク内部に収納するので、灯油臭
さから解放され、健康面、保安面でも極めて安全であ
る。
【0015】カートリッジタンク内部の空気を抜くこと
で、カートリッジタンク内部に灯油を導くので、カート
リッジタンク容量以上の灯油は、絶対入らないので、溢
れることは皆無であり、フロート弁の作動でより確実で
ある。
【0016】カートリッジタンク内部の空気を抜いてポ
リタンク内部に、圧送するので吸引力と圧送力で灯油を
入れるので流入速度が早い。
【0017】ポンプ本体を、ポリタンクに取り付けた状
態で保管する事と、密封栓蓋やカートリッジタンク内部
に挿入し、灯油が付着した部分を、防塵ケースで密封保
管するので、灯油気化ガスの周囲への拡散を防げるほ
か、塵芥、水滴の付着を防げるので、従来あったポンプ
保管時の不要物付着を、次回の作業でカートリッジタン
ク内部に混入させるということも無いので、ストーブの
トラブルを回避できるほか、作業開始準備と作業終了後
の後始末も簡便である。
【0018】灯油移し替え作業時は、カートリッジタン
ク内部を常に負圧状態で灯油を流入させるので、灯油送
りパイプの亀裂箇所や繋ぎ目の隙間あった場合でも、そ
こから灯油が外部に漏れない。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】灯油ポンプの縦断面図である。
【図2】防塵ケース下を防塵ケース上に密封取り付けし
た縦断面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジタンク 2 密封栓蓋 3 送油パイプ 4 空気抜きパイプ 5 フロート弁 6 フロート弁ガイド 7 防塵ケース上 8 突起 9 防塵ケース下 10 パッキン 11 ポリタンク 12 取り付けキャプ 13 鍔 14 パッキン 15 圧送パイプ 16、17 逆止弁 18 ポンプ 19 ワンタッチ解放弁 20 ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストーブのカートリッジタンク(1)の給
    油口を密封する密封栓蓋(2)に開けた貫通穴に、灯油
    送りパイプ(3)と 空気抜きパイプ(4)を貫通取り
    付けする。前記空気抜きパイプ(4)のカートリッジタ
    ンク内部に伸びた先端部分に、フロート弁(5)をフロ
    ート弁ガイド(6)を介して取り付ける。前記密封栓蓋
    (2)に防塵ケース上(7)を嵌合取り付けし、前記防
    塵ケース上(7)に、防塵ケース下(9)をパッキン
    (10)を介して密封脱着構造できるようにする。ポン
    プ(18)の吸入口に、前記空気抜きパイプ(4)を接
    続する。前記ポンプ(18)の排気口に、圧送パイプ
    (15)を接続する。前記ポンプ(18)の吸入口、排
    気口に、逆止弁(16、17)を取り付ける。前記圧送
    パイプ(15)と前記灯油送りパイプ(3)の、ポリタ
    ンク内部に挿入部分を一体化し、一体化した部分に、鍔
    (13)を設ける。前記鍔(13)をパッキン(14)
    を介して、ポリタンク(11)の給油口に、取り付けキ
    ャプ(12)で取り付けた灯油ポンプの定量停止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036390A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101022146B1 (ko) 2009-02-02 2011-03-17 정영주 액상물질의 배출 및 흡입장치
KR101157274B1 (ko) * 2006-06-02 2012-06-15 닛산 디젤 고교 가부시끼가이샤 액체 저장탱크 및 액체 공급장치

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KR101157274B1 (ko) * 2006-06-02 2012-06-15 닛산 디젤 고교 가부시끼가이샤 액체 저장탱크 및 액체 공급장치
JP2009036390A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101022146B1 (ko) 2009-02-02 2011-03-17 정영주 액상물질의 배출 및 흡입장치

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