JP2010121549A - 往復ポンプ - Google Patents

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Kozo Katada
耕三 片田
Moriki Tsutsumi
盛葵 堤
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Abstract

【課題】 往復ポンプの初期空気はポンプ始動の不具合になり排除する必要がある。ポンプ高圧側に設けた空気抜き弁をプッシュボタンの押圧で開け空気抜きをしているが容易に排出できず、水の吐出に時間がかかる。又、ポンプ駆動用のクランク軸の軸受からクランクケース外へ潤滑油が漏出するのを防止するシールユニットと、クランク軸の上部を被う筒部にそれぞれ通気孔を設け該通気孔からクランクケース内の空気を抜いているものがある。
【解決手段】水タンクに接続する給水ホースからポンプ低圧側の吸込管へ給水し、吸込管から分岐して設けたバイパス管から供給水に入っている初期空気を放出する往復ポンプ。
【選択図】 図1

Description

本発明は往復ポンプにおける初期空気抜き装置に関し、ポンプに水を供給する給水ホース内に残存した初期空気を低圧側の吸込管路と連通するバイパス管から放出するものであり、供給水を水タンクへ一旦貯留するタンク方式と、給水ホースから水道水をポンプへ直接供給する水道水直結方式について用いる。
1 給水ホース内に残存した初期空気はポンプ始動の不具合となり排除する必要がある。そのためポンプの高圧側に空気抜き弁を設け該弁を押圧するプッシュボタンを手動で押し続け空気抜きを行っているが容易に排除できず水が吐出するまでに相当の時間を要している。又、空気抜き弁を備えない小型ポンプの場合、初期空気が阻害して始動せず排水できないことがある。
2 又、霧発生装置に接続する高圧管路放圧構造に関し、ノズルから霧を高圧噴射の操作中に噴射を停止すると管路に内圧が充満しているためノズルから水漏れがあるのを防止する目的で、バルブをポンプの高圧側の吐出口に直接装着し、バルブ内に配置された組み立て式スライド体及び弾性を持つプラグで入水及び出水を制御し、高圧水の吐出停止に伴い還流する高圧水流による圧力を放圧バルブ口から放圧してノズルからの水漏れを防いでいる考案がある(特許文献1)。
3 又、クランクケース内の潤滑油がクランクケース外へ漏出するのを防止するポンプ装置として、往復ポンプを駆動させるクランク軸の軸受からの潤滑油漏出を防止するシールユニットを設け、シールユニットに第1通気孔を形成すると共にクランク軸の上端部を被う筒部に第2通気孔を形成し、両通気孔からクランクケース内の空気を外部へ抜き潤滑油漏出防止を図っている発明がある(特許文献2)。
登録実用新案第3127382号公報 特開2006−90275号公報
1 往復ポンプの高圧側に空気抜き弁を設けたものであり、該弁を押圧するプッシュボタンを手動で押し続け空気抜きを行っているが初期空気を容易に排除できず水が吐出するまでに相当の時間を要している。
2 往復ポンプを駆動させるクランク軸を内装したクランクケースに設けているものでありケース内の圧力上昇を抑止するため、クランクケース内外と第1通気孔を連通させると共にクランク軸の上端部を被う筒部の内外と第2通気孔を連通させ潤滑油漏出を防止しているのであり、単にケース内の圧力上昇を抑止するためだけのものである。
本発明は上記の課題を解決するため、ポンプに水を供給する給水ホース内に残存した初期空気を低圧側の吸込管路と連通するバイパス管から放出するものであり、供給水を水タンクへ一旦貯留するタンク方式と、給水ホースから水道水をポンプへ直接供給する水道水直結方式について用いられ、初期空気の放出が容易であり、高圧側に設けている既存のプッシュボタンの操作と相俟って高圧側の空気抜きと水の吐出時間の短縮を図ることを目的とする。
往復ポンプに連通する給水ホース内の初期空気の放出が容易であるためポンプ内へ入る空気が少なくなってポンプの始動が容易であり、且つ水の吐出時間の短縮を図ることができる。
図1は本発明装置における、供給水を水タンクへ一旦貯留させるタンク方式の実施例を示す正面図、図2はその要部を示す拡大図、図3は供給水の循環系統図、図4aはタンク方式の概略図、図4bは水道水直結方式の概略図である。
タンク方式(図4a)
水タンク1に給水ホース2が連結され、給水ホース2内には初期空気が水と共に混在している。給水ホース2からの水を往復ポンプ3の低圧側4の吸込管路4aと、初期空気を抜くバイパス管5の接続部5aに分岐して給水し、更に低圧側の吸込管路4aは往復ポンプ3の高圧側6の吐出管路6aに連通している。往復ポンプ3は電動機7で駆動され、その低圧側4には低圧弁4bが、高圧側6には高圧弁6bがそれぞれ設けられている。高圧側6は吐出ホース8に連通し、吐出水は図示していないが例えば送風機から霧状の水を噴霧し外気温を下げるため、送風機の外周に沿って設けられている円形管のノズルから霧状の水を噴霧するのである。
高圧側空気抜き弁6cに既存の空気抜き用のプッシュボタン9を連結し、プッシュボタン9の押圧操作でバイパス管5からの空気抜きと相俟って高圧側の残留空気を排出するのである。
高圧側6から水を吐出するとき余剰の供給水は還流ホース10から水タンク1へ戻る。
バイパス管5の上部は逆U字形に形成され、低圧側4からの水位は水タンク1の水位と同高に保持され往復ポンプ3を使用しないときはバイパス管5の末端に設けているコック11を閉じて溢水しないようにする。
図3の供給水の循環系統図に示すように、水位により作動するフロート弁体12を水タンク1内に設けて水位が低下したとき給水管から水が自動的に補給される。吐出ホース8からの吐出水は、水の流通を許容しないが残留空気の流通が可能な小径孔13を設けている空腔部14及び吐出圧力調整部15を経て放出されるのであり、吐出圧力調整部15内には圧力調整アクチェータ16と流通孔17が設けられ、吐出水の所定水圧による通常負荷の場合、圧力調整アクチェータ16と流通孔17との圧接を、押しバネ18による押圧抵抗に抗し解放して水を吐出すると共に、水圧が上がらないとき瞬時に吐出を停止させる。水圧が過大になると吐出水を逃がす弁を有する弁箱19を吐出圧力調整部15と連通して設け、弁箱19からの逃げ水は還流ホース10から水タンク1へ戻る。尚、前記した高圧側6からの余剰水は還流ホース10に設けている一方向流通弁20を経て水タンク1へ戻される。
水道水直結方式(図4b)
水道水の蛇口21から往復ポンプ3へ給水パイプ2を経て直接に給水するものであり、給水時にバイパス管5側へ水を一旦オーバーフローさせた後、バルブ22を閉じることが肝要である。その余の構成はタンク方式と同じである。
本発明装置における、供給水を水タンクへ一旦貯留させるタンク方式の実施例を示す正面図。 同、要部を示す拡大図。 同、供給水の循環系統図。 a タンク方式の概略図。
b 水道水直結方式の概略図。
符号の説明
1 水タンク 2 給水ホース 3 往復ポンプ 4 ポンプ低圧側
4a 吸込管 5 バイパス管 6 ポンプ高圧側 6a 吐出管路
8 吐出管 10 還流ホース

Claims (2)

  1. 水タンクに接続する給水ホースからポンプ低圧側の吸込管へ給水し、吸込管から分岐して設けたバイパス管から供給水に入っている初期空気を放出することを特徴とする往復ポンプ。
  2. 給水ホースから水道水をポンプへ直接供給する請求項1記載の往復ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104196711A (zh) * 2014-08-31 2014-12-10 杭州天健流体控制设备有限公司 一种解决含气或易产气液体致计量泵无法正常使用的装置

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