JP2001271508A - パレット用ドアストッパー - Google Patents

パレット用ドアストッパー

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JP2001271508A
JP2001271508A JP2000088835A JP2000088835A JP2001271508A JP 2001271508 A JP2001271508 A JP 2001271508A JP 2000088835 A JP2000088835 A JP 2000088835A JP 2000088835 A JP2000088835 A JP 2000088835A JP 2001271508 A JP2001271508 A JP 2001271508A
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JP
Japan
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pallet
stopper
rod
support rod
bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000088835A
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English (en)
Inventor
Shuichiro Nomura
修一郎 野村
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットを用いた機械式駐車場において、機
械装置全体のコンパクト化のためにパレット長を車より
短く設定した場合でも、普通車とハイルーフ車の両方に
対応可能なパレット用ドアストッパーを提供することを
目的とする。 【解決手段】 パレットの両側面のそれぞれに、一定間
隔で、その一端を回転自在に取付けられた第1、第2お
よび第3の支持棒と、該第1および第2の支持棒の他端
に両支持棒を連結して回転自在に取付けられたストッパ
ー棒と、該ストッパー棒と軸方向摺動自在に連結され、
前記第3の支持棒の他端に回転自在に取付けられた補助
棒と、前記第1または第2の支持棒のどちらか一方に接
続された該支持棒の回転駆動機構とを備え、該回転駆動
機構が前記第1または第2の支持棒を回転駆動すること
によって、通常時は収納されている前記ストッパー棒お
よび前記補助棒を車の入庫時に起立させることを特徴と
したパレット用ドアストッパーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットを用いた
機械式駐車場における車体ドア開放防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式駐車場において、短時間に車体ド
ア開放防止が行われることを目的として、入出庫室に上
下2段のパレット収納部を有し、前記入出庫室のパレッ
ト収納位置を下段から上段または上段から下段に入換え
るパレット入換機構を備えた機械式駐車場の車体ドア開
放防止装置において、パレットにドアストッパー機構と
して、支柱、アーム、回転軸、チェーンおよび係合金物
を備え、パレット入換機構に前記ドアストッパー機構の
駆動手段として、モータ、回転軸、チェーンおよび嵌合
金物を備え、パレット入換機構がパレットの下面に当接
したとき、嵌合金物が移動されることによりパレット側
の係合金物が移動し、支柱を起倒させる車体ドア開放防
止装置が提案されている。(特開平9−132971号
公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8(a)に示すよう
に、通常の機械式駐車場では、パレット1の長さは車長
よりも若干長めに作られている。そしてパレット1の前
後には、パレットを移動させるための移動機構2が設置
されている。しかしこのような構成では機械装置の寸法
が大きくなってしまうため、機械装置全体の寸法を少し
でも小さくしたい場合には、図8(b)に示すように、
パレット長さを車長よりも短く設定し、パレットの移動
機構2を車の下にもぐり込ませるような配置にすること
で、機械装置全体の寸法を小さくする方法が採られる。
【0004】図7に示すように、従来技術では、パレッ
ト長を車より短く設定した場合、ドアストッパーの長さ
もそれに合わせて短くなってしまい、かつ、起立時の高
さにも限界がある。そのため、ドアストッパーを前方に
起立するように設置しても、後方に起立するように設置
しても、普通車とハイルーフ車の両方の車両に対応する
ことは不可能である。
【0005】本発明は、上述のような問題点の解決を図
ろうとするもので、パレット長を車より短く設定した場
合でも、普通車とハイルーフ車の両方の車両に対応可能
なパレット用ドアストッパーを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明は次のような構成を有する。 (1)パレットを用いた機械式駐車場において、車体ド
アが機械装置内で開いた場合に、車体ドアがパレット外
まではみ出して開くことを防止するためのドアストッパ
ーに関して、パレットの両側面のそれぞれに、一定間隔
で、その一端を回転自在に取付けられた第1の支持棒、
第2の支持棒および第3の支持棒と、該第1の支持棒と
該第2の支持棒の他端に両支持棒を連結して回転自在に
取付けられたストッパー棒と、該ストッパー棒と軸方向
摺動自在に連結され、前記第3の支持棒の他端に回転自
在に取付けられた補助棒と、前記第1の支持棒または前
記第2の支持棒のどちらか一方に接続された該支持棒の
回転駆動機構とを備え、該回転駆動機構が前記第1の支
持棒または前記第2の支持棒を回転駆動することによっ
て、通常時は収納されている前記ストッパー棒および前
記補助棒を車の入庫時に起立させることを特徴とするパ
レット用ドアストッパー。 (2)第1の支持棒が第2の支持棒よりも長いことを特
徴とする前項(1)に記載のパレット用ドアストッパ
ー。 (3)ストッパー棒と補助棒の連結構造が、どちらか一
方をパイプとし、他方を該パイプに挿入、嵌合される棒
またはパイプとし、嵌合の滑り面にはブッシュを使用す
る構造であることを特徴とする前項(1)または(2)
に記載のパレット用ドアストッパー。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す側面図および平面図である。パレットの車幅方向の両
側面にはそれぞれ第1の支持棒11、11、第2の支持
棒12、12、第3の支持棒13、13が一定の間隔を
おいて取付けられている。
【0008】図2に示すように、各支持棒はパレットに
ピン35によって回転自在に取付けられている。ただ
し、パレットへの取付けはこのピンによる構造に限るわ
けではなく、支持棒がパレットに回転自在に取付けられ
ている構造となっていればよい。
【0009】第1の支持棒11と第2の支持棒12の他
端には、両支持棒を繋ぐようにストッパー棒21が回転
自在な取付方法により取付けられている。この取付方法
は上述のパレットと支持棒の取付方法と同様であり、例
えばピン36による取付構造になっている。またこのス
トッパー棒21はパイプのような中空構造となってい
る。第3の支持棒13の他端には補助棒22が、ストッ
パー棒21と同様な回転構造により取付けられている。
この補助棒22の外径は中空構造のストッパー棒21の
内径よりも小さくなっていて、ストッパー棒21に嵌合
して設置されている。 図3は、ストッパー棒21と補
助棒22の嵌合の詳細図(縦断面図)であり、中空構造
ストッパー棒21の内側に補助棒22が挿入されてい
て、滑り摩擦抵抗を少なくするためのブッシュ41によ
り支持されている。
【0010】図1において70で示した部分は、パレッ
ト内に設置された第1の支持棒11の駆動機構であり、
後述するパレット外に設置された駆動力源90、91に
より駆動力を与えられて、第1の支持棒11を回転させ
る。
【0011】図4にその詳細を示す。第1の支持棒1
1、11は繋ぎシャフト80で連結され、繋ぎシャフト
80にはスプロケット85が取付けられている。また、
補助シャフト81は軸受部材82でパレットに固定され
ていて、スプロケット86が取付けられている。そし
て、両スプロケット85、86間はチェーンが掛けられ
ており、チェーンの両端にはガイドシャフト89が連結
されていて、ガイドシャフト89は軸受部材82によっ
てパレットに固定されている。またガイドシャフト89
には後述する駆動装置90に嵌合するようにガイドプレ
ート84が取付けられている。
【0012】また、支持台95を介してパレット1を載
置している車の入出庫口98には、駆動装置90をX方
向およびY方向に移動可能な様に支持している駆動架台
91が設置されている。この駆動架台91は図示しない
駆動力源によって駆動装置90をX方向およびY方向に
動かせるようになっている。
【0013】その動きは、まず、駆動装置90がX方向
に上昇して84と嵌合する。その後、駆動装置90がY
方向に移動することで、第1の支持棒11、11に回転
運動を与える。図4中の83a、83bは回転ストッパ
ーであり、軸受部材82と接触することで、第1の支持
棒11が必要以上に回転しないように制限している。
【0014】図5に示すように、例えば回転ストッパー
83aが軸受部材82aと接触しているときには本発明
のドアストッパーは収納位置にある。そして、前述した
駆動機構により回転ストッパー83bが軸受部材82b
と接触する位置までくると、図1のように第1の支持棒
11は起立し、それに伴いストッパー棒21で連結され
ている第2の支持棒12も起立する。さらにそれに伴
い、ストッパー棒21に嵌合している補助棒22も図3
(a)に示す収納時の縮退状態から図3(b)に示す伸
長状態となり、かつ補助棒22には上昇力が与えられる
ため、第3の支持棒13も起立する。その結果、本発明
のドアストッパーは図1に示すような起立位置になる。
なお、ここでは回転ストッパーは軸受部材に接触して止
まるとしたが、別途接触させる部材を設置してもよい。
【0015】以上は第1の支持棒に回転運動を与える機
構について述べたが、第2の支持棒に回転運動を与えて
も同様である。また、以上ではストッパー棒21を中空
構造として補助棒22を嵌合させたが、補助棒22を中
空構造としてストッパー棒21を嵌合させてもよい。
【0016】また、本実施形態では第1の支持棒11を
第2の支持棒12よりも長く設定することで、ドアスト
ッパーの起立時にストッパー棒が斜めになるようにし、
ドア位置の高いハイルーフ車に対応できるようにしてい
る。なおその場合、第3の支持棒13の長さは、収納時
の配置上の取合いを考慮し、かつ全体の動きに支障を与
えないように、適切な長さに設定すればよい。
【0017】図6は、本発明のドアストッパーが起立し
た状態での、車体ドアとドアストッパーとの位置関係を
示した図であるが、普通車、ハイルーフ車ともに、車体
ドアは本発明によるドアストッパーによってカバーされ
ていることが分かる。
【0018】
【発明の効果】本発明のドアストッパーを使用すれば、
機械装置内において車体ドアが不意に開いてしまった場
合でも、普通車、ハイルーフ車の区別無くドアストッパ
ーによって保護されるため、ドアがパレット外まではみ
出して開いてしまうことが防止され、車体、機械装置の
双方とも大きな破損を受けることはなく、安全で信頼性
の高い機械式駐車場を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図および平面図
である。
【図2】本発明の一実施形態における支持棒の取付状態
を示す詳細図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるストッパー棒と補
助棒の連結状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態における駆動装置の構造図
である。
【図5】本発明の一実施形態におけるドアストッパーの
収納状態を示す側面図および平面図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるドアストッパーの
効果を示す側面図である。
【図7】従来技術の問題点を示す側面図である。
【図8】本発明の技術的背景を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 パレット 2 移動機構 11 第1の支持棒 12 第2の支持棒 13 第3の支持棒 21 ストッパー棒 22 補助棒 35 ピン 36 ピン 41 ブッシュ 70 第1の支持棒11の駆動機構 80 繋ぎシャフト 81 補助シャフト 82 軸受部材 82a 軸受部材 82b 軸受部材 83a 回転ストッパー 83b 回転ストッパー 84 ガイドプレート 85 スプロケット 86 スプロケット 89 ガイドシャフト 90 駆動装置 91 駆動架台 95 支持台 98 入出庫口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットを用いた機械式駐車場におい
    て、車体ドアが機械装置内で開いた場合に、車体ドアが
    パレット外まではみ出して開くことを防止するためのド
    アストッパーに関して、パレットの両側面のそれぞれ
    に、一定間隔で、その一端を回転自在に取付けられた第
    1の支持棒、第2の支持棒および第3の支持棒と、該第
    1の支持棒と該第2の支持棒の他端に両支持棒を連結し
    て回転自在に取付けられたストッパー棒と、該ストッパ
    ー棒と軸方向摺動自在に連結され、前記第3の支持棒の
    他端に回転自在に取付けられた補助棒と、前記第1の支
    持棒または前記第2の支持棒のどちらか一方に接続され
    た該支持棒の回転駆動機構とを備え、該回転駆動機構が
    前記第1の支持棒または前記第2の支持棒を回転駆動す
    ることによって、通常時は収納されている前記ストッパ
    ー棒および前記補助棒を車の入庫時に起立させることを
    特徴とするパレット用ドアストッパー。
  2. 【請求項2】 第1の支持棒が第2の支持棒よりも長い
    ことを特徴とする請求項1に記載のパレット用ドアスト
    ッパー。
  3. 【請求項3】 ストッパー棒と補助棒の連結構造が、ど
    ちらか一方をパイプとし、他方を該パイプに挿入、嵌合
    される棒またはパイプとし、嵌合の滑り面にはブッシュ
    を使用する構造であることを特徴とする請求項1または
    2に記載のパレット用ドアストッパー。
JP2000088835A 2000-03-28 2000-03-28 パレット用ドアストッパー Pending JP2001271508A (ja)

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