JP2001270909A - オレフィンのチーグラ−ナッタ重合触媒系 - Google Patents

オレフィンのチーグラ−ナッタ重合触媒系

Info

Publication number
JP2001270909A
JP2001270909A JP2001064496A JP2001064496A JP2001270909A JP 2001270909 A JP2001270909 A JP 2001270909A JP 2001064496 A JP2001064496 A JP 2001064496A JP 2001064496 A JP2001064496 A JP 2001064496A JP 2001270909 A JP2001270909 A JP 2001270909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethoxy
bis
dimethylamino
diethylaluminum
propyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001064496A
Other languages
English (en)
Inventor
Katrin Koehler
カーラ カトリーン
Eike Poetsch
プーチュ アイケ
Herbert Schumann
シューマン ハーバート
Sebastian Dechert
デカット セバスチャン
Kaminski Walter
カミンスキー ヴォルター
Laban Andre
ラバン アンドレ
Arnold Manfred
アーノルド マンフレット
Cuno Jeina
クノー ジェイナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck Patent GmbH filed Critical Merck Patent GmbH
Publication of JP2001270909A publication Critical patent/JP2001270909A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • C08F4/42Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors
    • C08F4/44Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides
    • C08F4/60Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides together with refractory metals, iron group metals, platinum group metals, manganese, rhenium technetium or compounds thereof
    • C08F4/62Refractory metals or compounds thereof
    • C08F4/68Vanadium, niobium, tantalum or compounds thereof
    • C08F4/685Vanadium or compounds thereof in combination with titanium or compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F110/00Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F110/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F110/00Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F110/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F110/06Propene

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エチレンおよびプロピレン、ならびにより高
級なα−オレフィン重合に使用することができる触媒系
を提供すること。 【解決手段】 本発明は新規の触媒系に関する。この触
媒系は、ハロゲン化チタンまたはハロゲン化バナジウ
ム、ならびに内部電子供与体および希望ならばさらに外
部電子供与体の存在下で担体としての塩化マグネシウム
またはMgCl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO
2に適用されたP9753135に記載の式(I)のア
ルキルアルミニウム錯体が、α−オレフィン不均一重合
の助触媒および立体選択性プロモータとして作用するこ
とを特徴とする。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規の触媒系に関す
る。この触媒系は、ハロゲン化チタンまたはハロゲン化
バナジウムの存在下で担体としての塩化マグネシウムま
たはMgCl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2
に適用されたP9753135に記載の式(I)(化
3)のアルキルアルミニウム錯体が、α−オレフィン不
均一重合の助触媒および立体選択性プロモータとして作
用することを特徴とする。
【0002】
【化3】
【0003】上式で、X1は、NH、NH2 *、NH−
*、NH−SiA3 *、N−A、NSiA3、N
(A)2 *、N(SiA32 *、O、OSiA2、OA*
OSiA3 *、OAryl*、S、SSiA2、SA*、S
SiA3 *、PA、PSiA3、P(A)2 *、P(Si
32 *または単結合であり、X2は、NH、N−A、N
SiA3、O、OSiA2、S、SSiA2、PA、また
はAl(R13に配位したX1、または単結合であり、
1が、H;n=0のときにHal;Alに共有結合さ
せたい場合にA;X1=0のときにSi(A)3であり、
2は、Alに共有結合させたい場合にA;Z1=Hのと
きにCH2−CH=CH、CH2−C≡C;
【0004】
【化4】
【0005】であり、R3およびR4はそれぞれ互いに独
立に、結合またはR2またはSi(A)3またはSi
(A)2であり、Z1は、結合またはR2に結合したHで
あり、Z2は、結合またはR2およびR3に結合したHで
あり、式中、Aは、分枝または非分枝のC1〜C7−ア
ルキル、−アルキリデンまたは−アルケニリデンであ
り、Arylは、フェニル、ナフチル、インデニル、フ
ルオレニルであり、HalはF、Clであり、式中、互
いに独立に、nは0または1であり、mは0または1で
あり、pは0または1であり、qは1または2であり、
lは0または1であり、X1、X2とAlの間に配位結合
が存在することができ、R1、R2、R3、R4、X1
2、Z1およびZ2は、分子中の異なる位置でそれぞれ
互いに独立に、全ての意味を帯びることができ、l=0
で、かつR1、R2、R3またはR4が存在しないときに、
1は「*」によって示された意味だけを帯びることがで
きる。
【0006】
【従来の技術】チーグラ−ナッタ触媒重合法は、195
0年代のチーグラ(Ziegler)およびナッタ(N
atta)による最初の研究以来、数十年にわたって改
良が加えられてきた重合法である。活性および立体選択
性向上の追求が、この触媒系の継続した開発の推進力で
あった。現時点での確立された触媒系は多成分触媒の使
用に基づく。担体材料の他にこの触媒系は、実際の触媒
として、アルミニウムを含む助触媒を追加したときにだ
け活性化する遷移金属化合物、例えばチタン化合物を含
む。さらに、内部電子供与体、外部電子供与体などの成
分が必要である。内部電子供与体の使用は触媒活性種の
アグロメレーションを防ぎ、外部電子供与体はプロキラ
ルなオレフィンを使用したときの立体特異性を向上させ
る。例えば、液体プロペンを使用した重合では、MgC
2/エステル/TiCl4/AlEt3/PhSi(O
Et)3系によって、600[kgPP/gTi]の生産性
ならびに98%のアイソタクチシティ(isotact
icity)が達成可能である。これらの触媒系によっ
て、費用のかかる触媒残渣の除去、および生成されたポ
リオレフィンからのアタクチック材料の複雑な抽出が省
かれる。これまでに得られた触媒と重合体モルホロジの
関係に関する知識によって、重合プロセス中に重合体モ
ルホロジを制御することが可能となり、これによって押
出成形、造粒などの追加の処理段階が排除される。これ
らの進歩によって、無溶媒気相重合およびバルク重合の
実施が初めて可能となり、懸濁重合の場合に大幅な単純
化が達成された。[P.Galli,J.C.Hayl
ock,Makromol.Chem.,Macrom
o.Symp.1992,63,19−54;P.Co
rradini,V.Buscio,G.Guerr
a,in Comprehensive Polyme
r Science,Vol.4,G.Allen(E
d.),Pergamon Press,1999,
p,29;C.Jenny,P.Maddox,Sol
id State & Mat.Science198
8,3,94;K.Soga,T.Shiono,Pr
ogress in Polymer Science
1997,22,1503]。
【0007】DE19753135には、分子内電子供
与側鎖、例えばアミノ−、チオ−またはオキソ−配位側
鎖を有し、当業者に周知の有機金属化合物調製法によっ
て調製することができる一連のアルミニウム化合物が記
載されている。これらのアルミニウム化合物は、エチレ
ン重合のチーグラ−ナッタ触媒の助触媒活性化成分とし
て作用する。しかし、この特許出願に記載の触媒系を使
用して、プロピレンまたはより高級なα−オレフィンの
重合をうまく実施することはできない。また、この出願
で使用されている触媒系は触媒担体を含んでおらず、そ
のため、工業プラントで使用することが困難ないし不可
能であり、そのうえ、所望の重合体モルホロジをセット
することができない。
【0008】より活性かつより選択的な触媒系を追求す
る努力を続けることとは別に、以下の面を改良する必要
がある。
【0009】a)工業使用される触媒系は、助触媒とし
て、自燃性、反応性および揮発性の高いアルキルアルミ
ニウム化合物、具体的にはトリエチルアルミニウムを含
む。これらの化合物は、反応媒質中の不純物、例えば重
合させる単量体中の残留水分に非常に敏感である。さら
に、自燃性、揮発性の高いこのような化合物を安全に取
り扱うためには、酸素および水分を完全に排除した状態
で貯蔵および輸送するための高価な安全容器が必要であ
る。さらに、触媒の調製および重合のための工業プラン
トは、これらの問題に対処することができなければなら
ない。これは、具体的には、気候に起因する高温、高湿
度が支配的な工業的に比較的に未発達の国および地域の
問題である。
【0010】b)オレフィン重合での重合体の収率をさ
らに高めるため、より高い活性を有する触媒系を調製お
よび開発しなければならない。触媒を実際の触媒活性種
に変えるのは助触媒であるので、この活性の増大は助触
媒の最適化によって達成できるはずである。
【0011】c)プロキラルなオレフィンのチーグラ−
ナッタ触媒作用の立体選択性を高めるためには、PhS
i(OEt)3などの高価な追加の外部電子供与体を使
用しなければならない。外部電子供与体を使用して得ら
れる重合体の特性(立体規則性および分子量分布)を十
分満足いくように最適化することはこれまでのところ可
能ではなく、そのため、改善された特性を有する重合体
が依然として求められている。
【0012】d)チーグラ−ナッタ触媒の助触媒は通
常、触媒に対して大過剰に使用され、したがって最も費
用がかかる成分であるため、活性を維持しながら助触媒
/触媒比を小さくすることに大きな関心が寄せられてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、上記a)、b)、c)およびd)に挙げた欠点を
持たず、エチレンおよびプロピレン、ならびにより高級
なα−オレフィンの重合に使用することができる触媒系
を提供することにある。本発明の他の目的は、適当な担
体に単純かつ安価に結合された対応する触媒系を提供す
ることにある。本発明の触媒系は、工業プラントにおい
て、単純な条件下でかつ比較的に小さな助触媒/触媒比
で使用可能でなければらなず、同時に、これまでに知ら
れている触媒系に勝る活性を有していなければならな
い。本発明の他の目的は、不純物、特に水分に対する感
受性がより低い対応する触媒系を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、 a)式(I)(化5)のアルキルアルミニウム錯体であ
って、
【0015】
【化5】
【0016】上式で、X1は、NH、NH2 *、NH−
*、NH−SiA3 *、N−A、NSiA3、N
(A)2 *、N(SiA32 *、O、OSiA2、OA*
OSiA3 *、OAryl*、S、SSiA2、SA*、S
SiA3 *、PA、PSiA3、P(A)2 *、P(Si
32 *または単結合であり、X2は、NH、N−A、N
SiA3、O、OSiA2、S、SSiA2、PA、また
はAl(R13に配位したX1、または単結合であり、
1は、H;n=0のときにHal;Alに共有結合さ
せたい場合にA;X1=0のときにSi(A)3であり、
2は、Alに共有結合させたい場合にA;Z1=Hのと
きにCH2−CH=CH、CH2−C≡C;
【0017】
【化6】
【0018】であり、R3およびR4はそれぞれ互いに独
立に、結合またはR2またはSi(A)3またはSi
(A)2であり、Z1は、結合またはR2に結合したHで
あり、Z2は、結合またはR2およびR3に結合したHで
あり、式中、Aは、分枝または非分枝のC1〜C7−ア
ルキル、−アルキリデンまたは−アルケニリデンであ
り、Arylは、フェニル、ナフチル、インデニル、フ
ルオレニルであり、HalはF、Clであり、式中、互
いに独立に、nは0または1であり、mは0または1で
あり、pは0または1であり、qは1または2であり、
lは0または1であり、X1、X2とAlの間に配位結合
が存在することができ、R1、R2、R3、R4、X1
2、Z1およびZ2は、分子中の異なる位置でそれぞれ
互いに独立に、全ての意味を帯びることができ、l=0
で、かつR1、R2、R3またはR4が存在しないときにX
1は「*」によって示された意味だけを帯びることができ
るアルキルアルミニウム錯体、さらに、 b)担体材料としての塩化マグネシウムまたはMgCl
2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2、 c)ハロゲン化チタンおよびハロゲン化バナジウムから
成るグループから選択された触媒、 d)モノエステル、ジエステルなどの内部電子供与体、
例えば安息香酸エチル、フタル酸ジメチル、または当業
者に周知の内部電子供与体、希望ならばさらに、化合物
群RSi(OR)3から成るグループから選択された外
部電子供与体、例えばPhSi(OEt)3、または当
業者に周知の外部電子供与体を含む触媒系によって達成
される。
【0019】具体的には本発明の目的は、[3−(ジメ
チルアミノ)プロピル]ジメチルアルミニウム、[3−
(ジメチルアミノ)プロピル)]メチルアルミニウムク
ロリド、[3−(ジエチルアミノ)プロピル]ジエチル
アルミニウム、[3−(ジエチルアミノ)プロピル]ジ
プロピルアルミニウム、[3−(ジエチルアミノ)プロ
ピル]ジブチルアルミニウム、[4−(ジエチルアミ
ノ)ブチル]ジブチルアルミニウム、[3−(ジメチル
アミノ)プロピル)]アルミニウムジクロリド、[2−
(ジメチルアミノ)ベンジル]ジエチルアルミニウム、
[3−(ジメチルアミノ)ベンジル]エチルアルミニウ
ムクロリド、[2,6−ビス(ジメチルアミノメチル)
フェニル]ジエチルアルミニウム、[8−(ジメチルア
ミノ)ナフチル]ジメチルアルミニウム、[8−(ジメ
チルアミノ)ナフチル]ジエチルアルミニウム、1−
[3−(ジメチルアミノ)プロピル)]−1−アルミナ
シクロヘキサン、1−[3−(ジメチルアミノ)−2−
メチルプロピル)]−1−アルミナシクロヘキサン、1
−[3−(ジメチルアミノ)プロピル)]−1−アルミ
ナシクロヘプタン、ビス[3−(ジメチルアミノ)プロ
ピル]メチルアルミニウム、1,5−ジメチル−1−ア
ルミナ−5−アザシクロオクタン、1−エチル−5−メ
チル−1−アルミナ−5−アザシクロオクタン、1−ア
ルミナ−5−アザビシクロ[3.3.3]ウンデカン、
[4−(メトキシ)ブチル]ジメチルアルミニウム、
[3−(エトキシ)プロピル]ジエチルアルミニウム、
[3−(エトキシ)プロピル]ジブチルアルミニウム、
[3−(プロポキシ)プロピル]ジブチルアルミニウ
ム、[4−(エトキシ)ブチル]ジブチルアルミニウ
ム、[5−(エトキシ)ペンチル]ジブチルアルミニウ
ム、[3−(エチルチオプロピル)ジエチルアルミニウ
ム、[3−(エチルチオプロピル)ジブチルアルミニウ
ム、ビス{[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]ジメチ
ルアルミニウム}、ビス{[2−(ジメチルアミノ)エ
トキシ]ジエチルアルミニウム}、ビス{[2−(ジエ
チルアミノ)エトキシ]ジエチルアルミニウム}、ビス
{[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]ジエチルアル
ミニウム}、ビス{[2−(ジメチルアミノ)エトキ
シ]ジブチルアルミニウム}、ビス{[2−(メトキ
シ)エトキシ]ジメチルアルミニウム}、ビス{[3−
(メトキシ)プロポキシ]ジメチルアルミニウム}、ビ
ス{[2−(メトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニウ
ム}、ビス{[2−(メトキシ)エトキシ]ジブチルア
ルミニウム}、ビス{[2−(ブトキシ)エトキシ]ジ
メチルアルミニウム}、ビス{[2−(ブトキシ)エト
キシ]ジブチルアルミニウム}、ビス{[2−(エトキ
シ)エトキシ]ジエチルアルミニウム}、ビス{[2−
(フェノキシ)エトキシ]ジメチルアルミニウム}、ビ
ス{[2−(メトキシ)フェノキシ]ジメチルアルミニ
ウム}、[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]ジエチル
アルミニウム・AlEt3付加物、[3−(ジエチルア
ミノ)プロキシ]ジエチルアルミニウム・AlEt3
加物、[2−(メトキシ)エトキシ]ジメチルアルミニ
ウム・AlMe3付加物、[2−(メトキシ)エトキ
シ]ジエチルアルミニウム・AlEt3付加物、[2−
(エトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニウム・AlE
3付加物、[3−(エトキシ)プロポキシ]ジエチル
アルミニウム・AlEt3付加物、および[2−(メチ
ルチオ)エトキシ]ジメチルアルミニウム・AlMe3
付加物から成るグループから選択された式(I)の少な
くとも1種のアルキルアルミニウム錯体を含む、対応す
る触媒系によって達成される。
【0020】したがって本発明はさらに、α−オレフィ
ンおよびプロキラルなオレフィン、特にエチレンおよび
プロピレンの不均一重合におけるこのような触媒系の使
用を提供する。
【0021】これらの反応では、本発明の触媒系を立体
選択性プロモータとして使用することができる。触媒を
選択することによって重合体の特性を制御することがで
きる。
【0022】本発明はさらに、α−オレフィンおよびプ
ロキラルなオレフィンの本発明に基づく重合触媒系を調
製する方法を提供する。用途に依存して、この調製を、
(a)ハロゲン化チタンまたはハロゲン化バナジウム
を、担体としてのMgCl2またはMgCl2と組み合わ
せたSiO2もしくはSiO2に適用し、モノエステル、
ジエステルなどの内部電子供与体、例えば安息香酸エチ
ル、フタル酸ジメチル、または当業者に周知の内部電子
供与体、希望ならばさらに、化合物群RSi(OR)3
から成るグループから選択された外部電子供与体、例え
ばPhSi(OEt)3、または当業者に周知の外部電
子供与体を追加し、請求項1に記載の式(I)のアルミ
ニウム化合物を追加することによって、あるいは、
(b)請求項1に記載の式(I)のアルミニウム化合物
を、担体としてのMgCl2またはMgCl2と組み合わ
せたSiO2もしくはSiO2に適用し、ハロゲン化チタ
ンまたはハロゲン化バナジウムを追加し、モノエステ
ル、ジエステルなどの内部電子供与体、例えば安息香酸
エチル、フタル酸ジメチル、または当業者に周知の内部
電子供与体、希望ならばさらに、化合物群RSi(O
R)3から成るグループから選択された外部電子供与
体、例えばPhSi(OEt)3、または当業者に周知
の外部電子供与体を追加することによって、あるいは、
(c)式(I)のアルミニウム化合物およびハロゲン化
チタンまたはハロゲン化バナジウムから生成された活性
種を、担体としてのMgCl2またはMgCl2と組み合
わせたSiO2もしくはSiO2に適用し、モノエステ
ル、ジエステルなどの内部電子供与体、例えば安息香酸
エチル、フタル酸ジメチル、または当業者に周知の内部
電子供与体、希望ならばさらに、化合物群RSi(O
R)3から成るグループから選択された外部電子供与
体、例えばPhSi(OEt)3、または当業者に周知
の外部電子供与体を追加することによって、実施するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】驚くべきことに、式(I)のアル
ミニウム化合物を、担体としての塩化マグネシウムまた
はMgCl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO
2に、ハロゲン化チタンまたはハロゲン化バナジウム、
ならびにモノエステルまたはジエステルなどの内部電子
供与体、例えば安息香酸エチル、フタル酸ジメチル、ま
たは当業者に周知の内部電子供与体、希望ならばさら
に、化合物群RSi(OR)3から成るグループから選
択された外部電子供与体、例えばPhSi(OEt)3
または当業者に周知の外部電子供与体の存在下で適用す
ると、第1に、高収率のα−オレフィン重合、特にプロ
ピレン重合を可能にし、第2に、非担持触媒系に比べて
エチレン重合活性が30℃においても顕著に増大する触
媒系が得られることが分かった。担体に対するさまざま
な適用方法が開発された。
【0024】(a)担体としてのMgCl2またはMg
Cl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2に対する
ハロゲン化チタンまたはハロゲン化バナジウムの適用、
モノエステル、ジエステルなどの内部電子供与体、例え
ば安息香酸エチル、フタル酸ジメチル、または当業者に
周知の内部電子供与体、希望ならばさらに、化合物群R
Si(OR)3から成るグループから選択された外部電
子供与体、例えばPhSi(OEt)3、または当業者
に周知の外部電子供与体の追加、ならびに式(I)のア
ルミニウム化合物の追加。
【0025】(b)担体としてのMgCl2またはMg
Cl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2に対する
式(I)のアルミニウム化合物の追加、ハロゲン化チタ
ンまたはハロゲン化バナジウムの追加、ならびにモノエ
ステル、ジエステルなどの内部電子供与体、例えば安息
香酸エチル、フタル酸ジメチル、または当業者に周知の
内部電子供与体、希望ならばさらに、化合物群RSi
(OR)3から成るグループから選択された外部電子供
与体、例えばPhSi(OEt)3、または当業者に周
知の外部電子供与体の追加。
【0026】(c)前記2つの成分から事前に生成した
活性種の、担体としてのMgCl2またはMgCl2と組
み合わせたSiO2もしくはSiO2に対する追加、なら
びにモノエステル、ジエステルなどの内部電子供与体、
例えば安息香酸エチル、フタル酸ジメチル、または当業
者に周知の内部電子供与体、希望ならばさらに、化合物
群RSi(OR)3から成るグループから選択された外
部電子供与体、例えばPhSi(OEt)3、または当
業者に周知の外部電子供与体の追加。
【0027】実施した実験によれば、方法(a)が、オ
レフィン重合中に最も高い活性を与える。選択した電子
供与体安定化有機アルミニウム化合物の使用も、従来技
術で達成されるよりも高い活性を与える。
【0028】助触媒の選択の仕方によって重合体の特性
を制御できることが分かった。
【0029】本発明の触媒系は、プロセスを促進する条
件下で有利に使用することができる。後者は特に、従来
の慣例よりも低い助触媒/触媒比を使用した場合に当て
はまる。特に、本発明に基づいてこの比を変更すること
によって重合特性を制御することができる。
【0030】見い出された他の有利な特性は、新規な触
媒系が、反応系中の空気、水分および不純物に対して非
常に安定であり、したがって、貯蔵および輸送に対して
技術要求の高い容器を必要とせず、または触媒調製およ
びオレフィン重合に対して技術的に複雑なプラントを必
要としないことである。新規な触媒系はさらに、反応条
件下で高い熱安定性および長い寿命を有する。
【0031】さらに、驚くべきことに、MgCl2また
はMgCl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2
ハロゲン化チタンまたはハロゲン化バナジウム化合物、
内部電子供与体、および式(I)のアルミニウム化合物
から成る新規な触媒系は、プロキラルなオレフィンの重
合で、外部電子供与体を追加せずとも立体選択性を示す
ことが分かった。
【0032】したがって式(I)のアルミニウム化合物
は、新規な触媒系中で同時に複数の機能を果たすことが
できる。すなわち、式(I)のアルミニウム化合物は第
1に助触媒として、第2に立体選択性プロモータとして
作用する。これによって、必要な触媒成分の数を1つ減
らすことができる。第3の機能は、分子量、分子量分
布、立体規則性、分枝などの重合体の分子構造、したが
って硬さ、剛さ、タフネス、溶接性、透明度、通気性、
加工性などの重合体の特性を制御することである。
【0033】高い熱安定性および酸素および水分に対す
る低い感受性が見られるのに加えて、触媒成分数の減少
は、触媒調製プロセスおよびオレフィン重合プロセスを
全体に容易にする。
【0034】より安全かつ好都合な取扱いを可能にする
式(I)のアルミニウム化合物の酸素および水分に対す
る低い感受性は、分子内安定化供与基によって中心アル
ミニウムが配位飽和されることによって達成される。
【0035】前述のとおり、新規な触媒系は担体、触
媒、電子供与体および助触媒から成る。
【0036】使用される助触媒は式(I)のアルミニウ
ム化合物である。
【0037】使用される触媒は、元素周期表IV〜VI
II族の遷移金属化合物、特に周期表のIV〜V族の遷
移金属化合物、特にハロゲン化チタンおよびハロゲン化
バナジウム化合物である。適当な化合物にはTiC
4、VCl4などがある。
【0038】触媒担体としては、無水MgCl2または
MgCl2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2を使
用することができる。
【0039】使用される電子供与体は、モノエステル、
ジエステルなどの内部電子供与体、例えば安息香酸エチ
ル、フタル酸ジメチル、または当業者に周知の内部電子
供与体であり、希望ならばさらに、化合物群RSi(O
R)3から成るグループから選択された外部電子供与
体、例えばPhSi(OEt)3、または当業者に周知
の外部電子供与体を使用することができる。
【0040】新規な担持触媒系の調製は、以下の本明細
書に記載する実施例を用いて開示するプロセスによって
実施される。これらの実施例は特定の実施形態に過ぎ
ず、当業者なら、その技術的知識に基づき、それらの実
施例に指示された手段を等価な作用を有する対応する手
段で置き換えることができよう。
【0041】担持触媒系の調製には、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、トルエンなどの非
プロトン性、無極性溶媒を溶媒として使用することがで
きる。
【0042】助触媒/触媒比が1:1〜80:1、好ま
しくは5:1〜20:1の範囲にあるときに活性系が得
られることが分かった。
【0043】得られる活性を減じることなく新規な触媒
系の助触媒/触媒比を小さくすることが可能であること
が分かった。さらに、エチレンおよびプロピレンの重合
に新規な助触媒を使用すると、従来の触媒系に比べて活
性が増大する。このように、本発明の触媒系は、これま
でに知られている対応する系よりもかなり安く調製する
ことができる。収率および所望の製品品質にそれほど影
響を与えることなく助触媒/触媒比を20:1から1:
1に減らすことができる。約2:1までは活性の低下は
見られない。1:1超であっても、従来の系の活性をは
るかに上回る高い活性が得られる。
【0044】触媒濃度は10-2〜10-6mol/l、好
ましくは10-3〜10-5mol/lの範囲中である。
【0045】MgCl2に対する触媒または助触媒の付
加量は、0.5〜5mmol/g、好ましくは1〜3m
mol/gの範囲中である。
【0046】水分および空気に対する低い感受性および
重合に使用したときの不純物に対する低い感受性のため
に、新規な触媒系は、従来技術の触媒系に比べて、より
安全に取り扱うことができ、より再現可能な結果を与
え、さらにより高い長期安定性を示す。
【0047】本発明の理解を深め、本発明を例示するた
めに、本発明の範囲に含まれる実施例を以下に説明す
る。しかし、本発明の範囲はこれらの実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲は請求項に定義される。
さらに、先に引用した特許出願DE19753135の
内容は本発明の開示の一部として参照によって本明細書
に組み込まれる。
【0048】実施例: a)新規の触媒系の調製:式(I)のアルキルアルミニ
ウム錯体の担体としてのMgCl2への適用 基礎: 有機アルミニウム化合物: nAl cocat[mol]=m
Al cocat/MAl cocat MgCl2: mMgCl2=nAl cocat/理論付加量[mo
l(Al)/g]−mAl cocat 炭化水素: 総量3〜8g(mMgCl2+mAl cocat)に
対して50ml 手順:作業は全て保護ガスの下で実施する。使用する炭
化水素は反応前に乾燥し、蒸留する。有機アルミニウム
化合物および塩化マグネシウムは、シュレンク(Sch
lenk)アタッチメントを有するベークアウト・フラ
スコに入れる。所望の理論付加量から適当な量を計算す
る。理論付加量は、1〜2×10-3mol(Al)/g
でなければならない。有機アルミニウム化合物の溶解性
に応じて、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ベンゼンまたはトルエンを加える。次いでこの反応混合
物を室温で12時間攪拌する。続いて溶媒を60〜12
0ミリバールで除去する。
【0049】理論付加量は下式に従って計算する。 (mAl cocat/MAl cocat)/(mAl cocat
MgCl2)=理論付加量[mol(Al)/g]
【0050】
【表1】
【0051】(3−ジメチルアミノプロピル)ジメチル
アルミニウムの担体としてのMgCl 2への適用 基礎: Al助触媒: 1.77g(1.2×10-2mol)
Al cocat=143.21g/mol
【0052】
【化7】
【0053】MgCl2:6.50g(6.8×10-2
mol) MMgCl2=95.21g/mol ペンタン:50ml 手順:作業は全て保護ガスの下で実施した。使用する炭
化水素は反応前に乾燥し、蒸留した。有機アルミニウム
化合物および塩化マグネシウムは、シュレンク・アタッ
チメントを有するベークアウト・フラスコに入れた。ペ
ンタン50mlを加えた後、反応混合物を室温で12時
間攪拌した。続いて溶媒を100〜200ミリバールで
2時間除去した。これにより薄灰色の粉末が得られた。
【0054】理論付加量は下式に従って計算した。 (mAlN1/MAl cocat)/(mAl cocat+mMgCl2)=
1.5×10-3mol/g TiCl4の担体としてのMgCl2への適用 反応条件および手順:ペンタン50mlにMgCl2
懸濁させ、TiCl4を追加し、不活性ガス雰囲気中で
25℃で12時間撹拌し、ペンタンを80ミリバールで
除去する。
【0055】付加量: 1.4mmol/g b)オレフィン重合における新規の触媒系の使用 重合は、周知の方法を用い、溶液、懸濁液または気相中
で、連続式またはバッチ式に、温度0℃〜+200℃、
好ましくは+20〜+140℃、圧力1〜20バール、
好ましくは2〜10バールで実施する。溶媒としてはヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、プロペンまたはトルエン
を使用する。
【0056】重合させるオレフィンの化学式はRa−C
H=CH−Rbである。上式で、RaとRbは同一でも、
または異なっていてもよく、それぞれ水素または1〜2
0個の炭素原子を有するアルキル基であるがエチレンH
2C=CH2およびプロピレンMeHC=CH2が好まし
い。
【0057】新規の触媒系によって、単独重合体、共重
合体およびブロック共重合体を調製することができる。
単独重合体であるポリエチレンおよびポリプロピレンが
好ましい。
【0058】この触媒系のエチレンおよびプロピレン重
合活性は、MgCl2/TiCl4/AlEt3系のそれ
に匹敵し、またはこれを凌駕し、これよりも明らかに低
い助触媒/触媒比を使用する。
【0059】新規の触媒系は全て、高分子量の微粒子状
重合体を与えた。
【0060】ポリエチレン試料の分子量は2×106
8×106g/molである。融点は135℃〜140
℃である。結晶化度は40〜80%の範囲にある。この
重合体試料は分枝のない線状重合体である。
【0061】ポリプロピレン試料の分子量は4×105
〜1×106g/mol、分子量分布は7〜15であっ
て、分子量分布は、AlEt3を使用して得られるもの
よりも明らかに狭い。融点は150℃〜160℃であ
る。結晶化度は30〜60%である。
【0062】この触媒系は、プロピレン重合において、
電子供与体を追加しなくとも立体選択性である。ポリプ
ロピレン試料の13C−NMR分析によれば、AlEt3
を使用して得られるものに比べmmmmペンタッドの頻
度がかなり高いアイソタクチック・シーケンス長を有す
る線状構造であることが示された。
【0063】エチレンおよびプロピレンの重合 全ての重合はシュレンク技法を使用してアルゴンガス雰
囲気の下で実施した。固体触媒および助触媒成分は、B
RAUN Labmaster130グローブ・ボック
スに入れた分析用天秤で秤量した。標準実験では、重合
に対して担持アルミニウム原子0.5×10-3molを
使用することができる量の上記物質を、25mlガラス
・フラスコに入れた。触媒として使用する四塩化チタン
は、トルエンに溶解した0.1mol/l貯蔵溶液の形
態のものを使用した。担持四塩化チタンを使用した実験
では、担持四塩化チタン触媒の0.1mol/l懸濁液
を調製した。重合に対して担持アルミニウム原子約0.
5×10-3molを使用することができる量の非担持助
触媒を秤量し、25mlガラス・フラスコに入れた。
【0064】重合は、Buchi社の1lのガラス・オ
ートクレーブ中で実施した。それぞれの実験の前には、
この反応装置を、エタノールとトルエンまたはヘキサン
またはヘプタンを使用して洗浄し、オイル・ポンプ減圧
によって95℃、1時間、真空排気し、この間にアルゴ
ンで数回、フラッシングした。オートクレーブには、ト
ルエン、ヘキサンまたはヘプタン195ml、およびト
ルエン、ヘキサンまたはヘプタン4mlに懸濁させた担
持助触媒をこの順に入れた。温度は30、45または6
0℃に調節した。単量体は、2または10バールの圧力
下で注入した。反応装置中の懸濁液を単量体で飽和させ
た後、トルエンに溶解した0.1mol/l四塩化チタ
ン溶液の1mlを注入することによって重合を開始させ
た。非担持アルキルアルミニウムおよび担持四塩化チタ
ンを使用した実験の場合には、まず触媒懸濁液を加え、
次いで、トルエン、ヘキサンまたはヘプタンに溶解した
助触媒溶液を注入することによって重合を開始させた。
BROOKS圧力調整器PC8606およびBROOK
Sマス・フロー・コントローラ5850TRから構成さ
れた反応装置の単量体供給によって等圧反応条件を維持
した。単量体消費量は、BROOKS制御/表示機器モ
デル5876およびこれに接続されA/D変換ボードが
取り付けられたパーソナル・コンピュータによって、R
TX Viewソフトウェアを使用して記録した。
【0065】重合は、エタノール5mlを注入すること
によって停止させた。重合懸濁液は希塩酸と混合し、一
晩撹拌した。この有機相を、飽和炭酸水素ナトリウム溶
液を使用して中和し、水洗した。トルエンを、重合体の
質量が一定になるまでオイル・ポンプ減圧で除去した。
【0066】重合体の分析 Mettler−Toledo示差熱量計821eで加
熱速度を20℃/分としてサーモグラムを記録した。2
回目の加熱で得られた値を融点として記録した。
【0067】粘度平均モル質量
【0068】
【外1】
【0069】はubbelohde粘度計によって求め
た。試料は、重合体約50mgをデカヒドロナフタレン
50mlに溶解することによって調製した。重合体溶液
がランアウトするまでの時間は、LAUDA Visk
oboyによって測定した。マーク−ホーウィンク(M
ark−Houwink)定数は、T.G.Schol
te、N.L.J.Meijerink、H.M.Sc
hoeffeleers、A.M.G.Brands、
J.Appl.Polym.Sci.29(1984
年)3763からとった。
【0070】13C−NMRスペクトルは、BRUKER
−MSL300機器を使用して記録した。1回の測定に
ついて通常、測定周波数75.47MHz、温度100
℃で1000回の走査を記録した。パルス角は60°、
緩和遅延は6秒であった。NMR試料は、ペルクロロブ
タジエンと1,1,2,2−テトラクロロジデウテロエ
タンの混合物に10質量%の重合体を溶かした溶液を作
成することによって調製した。
【0071】MgCl2に担持されたアルキルアルミニ
ウム化合物およびTiCl4を使用したエチレンの重合 重合条件: Tp=30℃、pモノマー=2バール、CTi
10-5mol/l、Al/Ti=5
【0072】
【表2】
【0073】MgCl2に担持されたアルキルアルミニ
ウム化合物およびTiCl4を使用したプロピレンの重
合 重合条件: Tp=30℃、pモノマー=2バール、CTi
10-5mol/l、Al/Ti=5
【0074】
【表3】
【0075】MgCl2/アルキルアルミニウム化合物
およびTiCl4を使用して得たポリプロペンの微構造
【0076】
【表4】
【0077】MgCl2/TiCl4およびアルキルアル
ミニウム化合物を使用したエチレンの重合 重合条件: Tp=30℃、pモノマー=2バール、CTi
10-5mol/l、Al/Ti=5
【0078】
【表5】
【0079】MgCl2/TiCl4およびアルキルアル
ミニウム化合物を使用したプロピレンの重合 重合条件: Tp=30℃、pモノマー=2バール、CTi
10-5mol/l、Al/Ti=5
【0080】
【表6】
【0081】MgCl2/TiCl4およびアルキルアル
ミニウム化合物を使用して得たポリプロペンの分子量お
よび分子量分布
【0082】
【表7】
【0083】MgCl2/TiCl4およびアルキルアル
ミニウム化合物を使用して得たポリプロペンの微構造
【0084】
【表8】
フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 カトリーン カーラ ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 アイケ プーチュ ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 ハーバート シューマン ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 セバスチャン デカット ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 ヴォルター カミンスキー ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 アンドレ ラバン ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 マンフレット アーノルド ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 ジェイナ クノー ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)式(I)(化1)のアルキルアルミ
    ニウム錯体であって、 【化1】 上式で、 X1は、NH、NH2 *、NH−A*、NH−SiA3 *、N
    −A、NSiA3、N(A)2 *、N(SiA32 *、O、
    OSiA2、OA*、OSiA3 *、OAryl*、S、S
    SiA2、SA*、SSiA3 *、PA、PSiA3、P
    (A)2 *、P(SiA32 *または単結合であり、 X2は、NH、N−A、NSiA3、O、OSiA2
    S、SSiA2、PA、またはAl(R13に配位した
    1、または単結合であり、 R1は、H;n=0のときにHal;Alに共有結合さ
    せたい場合にA;X1=0のときにSi(A)3であり、 R2は、Alに共有結合させたい場合にA;Z1=Hのと
    きにCH2−CH=CH、CH2−C≡C; 【化2】 であり、 R3およびR4はそれぞれ互いに独立に、結合またはR2
    またはSi(A)3またはSi(A)2であり、 Z1は、結合またはR2に結合したHであり、 Z2は、結合またはR2およびR3に結合したHであり、 式中、 Aは、分枝または非分枝のC1〜C7−アルキル、−ア
    ルキリデンまたは−アルケニリデンであり、 Arylは、フェニル、ナフチル、インデニル、フルオ
    レニルであり、 HalはF、Clであり、 上式中、互いに独立に、 nは0または1であり、 mは0または1であり、 pは0または1であり、 qは1または2であり、 lは0または1であり、 X1、X2とAlの間に配位結合が存在することができ、
    1、R2、R3、R4、X1、X2、Z1およびZ2は、分子
    中の異なる位置でそれぞれ互いに独立に、全ての意味を
    帯びることができ、l=0で、かつR1、R2、R3また
    はR4が存在しないときに、X1は「*」によって示され
    た意味だけを帯びることができるアルキルアルミニウム
    錯体、 b)担体材料としての塩化マグネシウムまたはMgCl
    2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2、 c)ハロゲン化チタンおよびハロゲン化バナジウムから
    成るグループから選択された触媒、 d)モノエステルもしくはジエステルから成るグルー
    プ、または化合物RSi(OR)3もしくはR2Si(O
    R)2から成るグループから選択された内部電子供与体
    および所望ならばさらに外部電子供与体であって上式
    で、 Rがそれぞれ互いに独立に、分枝または非分枝のC1〜
    C10−アルキル基である内部電子供与体および外部電
    子供与体を含む触媒系。
  2. 【請求項2】 α−オレフィンの不均一重合における請
    求項1に記載の触媒系の使用。
  3. 【請求項3】 エチレンおよびプロピレンの不均一重合
    反応における請求項1に記載の触媒系の使用。
  4. 【請求項4】 プロキラルなオレフィンの重合反応にお
    ける請求項1に記載の触媒系の使用。
  5. 【請求項5】 オレフィンの重合反応における立体選択
    性プロモータとしての請求項1に記載の触媒系の使用。
  6. 【請求項6】 (a)ハロゲン化チタンまたはハロゲン
    化バナジウムを、担体としてのMgCl2またはMgC
    2と組み合わせたSiO2もしくはSiO2に適用し、
    請求項1に記載の式(I)のアルミニウム化合物を追加
    することによって、あるいは、 (b)請求項1に記載の式(I)のアルミニウム化合物
    を、担体としてのMgCl2またはMgCl2と組み合わ
    せたSiO2もしくはSiO2に適用し、ハロゲン化チタ
    ンまたはハロゲン化バナジウムを追加することによっ
    て、あるいは、 (c)式(I)のアルミニウム化合物およびハロゲン化
    チタンまたはハロゲン化バナジウムから生成された活性
    種を、MgCl2またはMgCl2と組み合わせたSiO
    2もしくはSiO2に適用することによって、 瘁|オレフィンまたはプロキラルなオレフィンの重合触
    媒系を調製する方法。
  7. 【請求項7】 [3−(ジメチルアミノ)プロピル]ジ
    メチルアルミニウム、 [3−(ジメチルアミノ)プロピル)]メチルアルミニ
    ウムクロリド、 [3−(ジエチルアミノ)プロピル]ジエチルアルミニ
    ウム、 [3−(ジエチルアミノ)プロピル]ジプロピルアルミ
    ニウム、 [3−(ジエチルアミノ)プロピル]ジブチルアルミニ
    ウム、 [4−(ジエチルアミノ)ブチル]ジブチルアルミニウ
    ム、 [3−(ジメチルアミノ)プロピル)]アルミニウムジ
    クロリド、 [2−(ジメチルアミノ)ベンジル]ジエチルアルミニ
    ウム、 [3−(ジメチルアミノ)ベンジル]エチルアルミニウ
    ムクロリド、 [2,6−ビス(ジメチルアミノメチル)フェニル]ジ
    エチルアルミニウム、 [8−(ジメチルアミノ)ナフチル]ジメチルアルミニ
    ウム、 [8−(ジメチルアミノ)ナフチル]ジエチルアルミニ
    ウム、 1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル)]−1−アル
    ミナシクロヘキサン、 1−[3−(ジメチルアミノ)−2−メチルプロピ
    ル)]−1−アルミナシクロヘキサン、 1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル)]−1−アル
    ミナシクロヘプタン、 ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]メチルアルミ
    ニウム、 1,5−ジメチル−1−アルミナ−5−アザシクロオク
    タン、 1−エチル−5−メチル−1−アルミナ−5−アザシク
    ロオクタン、 1−アルミナ−5−アザビシクロ[3.3.3]ウンデ
    カン、 [4−(メトキシ)ブチル]ジメチルアルミニウム、 [3−(エトキシ)プロピル]ジエチルアルミニウム、 [3−(エトキシ)プロピル]ジブチルアルミニウム、 [3−(プロポキシ)プロピル]ジブチルアルミニウ
    ム、 [4−(エトキシ)ブチル]ジブチルアルミニウム、 [5−(エトキシ)ペンチル]ジブチルアルミニウム、 [3−(エチルチオプロピル)ジエチルアルミニウム、 [3−(エチルチオプロピル)ジブチルアルミニウム、 ビス{[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]ジメチルア
    ルミニウム}、 ビス{[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]ジエチルア
    ルミニウム}、 ビス{[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]ジエチルア
    ルミニウム}、 ビス{[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]ジエチル
    アルミニウム}、 ビス{[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]ジブチルア
    ルミニウム}、 ビス{[2−(メトキシ)エトキシ]ジメチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[3−(メトキシ)プロポキシ]ジメチルアルミ
    ニウム}、 ビス{[2−(メトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[2−(メトキシ)エトキシ]ジブチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[2−(ブトキシ)エトキシ]ジメチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[2−(ブトキシ)エトキシ]ジブチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[2−(エトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニ
    ウム}、 ビス{[2−(フェノキシ)エトキシ]ジメチルアルミ
    ニウム}、 ビス{[2−(メトキシ)フェノキシ]ジメチルアルミ
    ニウム}、 [2−(ジエチルアミノ)エトキシ]ジエチルアルミニ
    ウム・AlEt3付加物、 [3−(ジエチルアミノ)プロキシ]ジエチルアルミニ
    ウム・AlEt3付加物、 [2−(メトキシ)エトキシ]ジメチルアルミニウム・
    AlMe3付加物、 [2−(メトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニウム・
    AlEt3付加物、 [2−(エトキシ)エトキシ]ジエチルアルミニウム・
    AlEt3付加物、 [3−(エトキシ)プロポキシ]ジエチルアルミニウム
    ・AlEt3付加物、および [2−(メチルチオ)エトキシ]ジメチルアルミニウム
    ・AlMe3付加物から成るグループから選択された少
    なくとも1種の式(I)のアルキルアルミニウム錯体を
    含む、請求項1に記載の触媒系。
  8. 【請求項8】 助触媒/触媒比が80:1〜1:1の範
    囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の触媒系。
  9. 【請求項9】 助触媒/触媒比が20:1〜5:1の範
    囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の触媒系。
JP2001064496A 2000-03-08 2001-03-08 オレフィンのチーグラ−ナッタ重合触媒系 Pending JP2001270909A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10010796A DE10010796A1 (de) 2000-03-08 2000-03-08 Katalysatorsysteme für die Ziegler-Natta-Olefin-Polymerisation
DE10010796.6 2000-03-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001270909A true JP2001270909A (ja) 2001-10-02

Family

ID=7633645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001064496A Pending JP2001270909A (ja) 2000-03-08 2001-03-08 オレフィンのチーグラ−ナッタ重合触媒系

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6534606B2 (ja)
EP (1) EP1132409B1 (ja)
JP (1) JP2001270909A (ja)
KR (1) KR20010088435A (ja)
AT (1) ATE270308T1 (ja)
DE (2) DE10010796A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509866A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング オレフィン類からのコポリマーおよびターポリマーの製造方法

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61197141A (ja) * 1985-02-25 1986-09-01 Yamazaki Mazak Corp パレットチェンジャー付き工作機械
DE10149785A1 (de) 2001-10-09 2003-04-10 Merck Patent Gmbh Katalysatorsysteme für die Ziegler-Natta-Propen-Polymerisation
CN1315889C (zh) * 2004-03-22 2007-05-16 浙江大学 聚乙烯催化剂及其制备方法
WO2006043985A1 (en) 2004-06-16 2006-04-27 Dow Global Technologies Inc. Method for identifying ziegler-natta cocatalyst
CN1931885B (zh) * 2005-09-16 2010-05-05 中国石油化工股份有限公司 一种用于烯烃聚合的催化剂及其制法
BRPI0703586B1 (pt) * 2007-10-19 2018-02-06 Braskem S.A Catalisador metaloceno suportado, e, copolímeros de etileno com alfa-olefinas de alto e ultra alto peso molecular
US10647795B2 (en) 2014-02-07 2020-05-12 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and polyolefins
US9593179B2 (en) 2014-02-07 2017-03-14 Eastman Chemical Company Amorphous propylene-ethylene copolymers
US10723824B2 (en) 2014-02-07 2020-07-28 Eastman Chemical Company Adhesives comprising amorphous propylene-ethylene copolymers
US10308740B2 (en) 2014-02-07 2019-06-04 Eastman Chemical Company Amorphous propylene-ethylene copolymers
US10696765B2 (en) 2014-02-07 2020-06-30 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and propylene polymer
US11267916B2 (en) 2014-02-07 2022-03-08 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and polyolefins
KR102627458B1 (ko) * 2016-09-13 2024-01-19 삼성전자주식회사 알루미늄 화합물과 이를 이용한 박막 형성 방법 및 집적회로 소자의 제조 방법
US11459413B2 (en) * 2016-09-27 2022-10-04 Univation Technologies, Llc Process control for long chain branching control in polyethylene production
CN116190522B (zh) * 2023-04-26 2023-07-11 江西兆驰半导体有限公司 一种高光效发光二极管外延片及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717694B2 (ja) * 1985-12-13 1995-03-01 株式会社トクヤマ ポリオレフインの製造方法
EP0625928B1 (de) * 1992-12-01 1998-02-04 MERCK PATENT GmbH Koordinations-katalysatorsysteme
DE19753135A1 (de) * 1997-11-29 1999-06-02 Merck Patent Gmbh Aluminiumalkylkomplexe als Cokatalysatoren

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509866A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング オレフィン類からのコポリマーおよびターポリマーの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1132409B1 (de) 2004-06-30
US20020173603A1 (en) 2002-11-21
US6534606B2 (en) 2003-03-18
EP1132409A8 (de) 2002-03-13
DE50102701D1 (de) 2004-08-05
ATE270308T1 (de) 2004-07-15
EP1132409A1 (de) 2001-09-12
DE10010796A1 (de) 2001-09-13
KR20010088435A (ko) 2001-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bochmann et al. Cationic group IV metal alkyl complexes and their role as olefin polymerization catalysts: The formation of ethyl-bridged dinuclear and heterodinuclear zirconium and hafnium complexes
CA2546579C (en) Haloaluminoxane compositions, their preparation, and their use in catalysis
US4728706A (en) Titanium, zirconium- and hafnium containing initiators in the polymerization of acrylic monomers to "living" polymers
US5312881A (en) Method for catalytic polymerization of substituted acrylates
JP2001270909A (ja) オレフィンのチーグラ−ナッタ重合触媒系
JPS5827705A (ja) 重合触媒および方法
US6576723B1 (en) Catalyst system and its use for the polymerization of propylene
JPH07649B2 (ja) オレフィン重合用触媒成分の製造方法
US6159888A (en) Polymerization catalyst systems, their preparation, and use
CZ281394B6 (cs) Kokatalytická kompozice použitelná pro polymeraci alfa-olefinů
US20020132945A1 (en) Compositions formed from hydroxyaluminoxane and their use as catalyst components
Gagieva et al. Ethylene polymerization using immobilized fluorine-containing bis-salicylidenimine-titanium complexes
JP7466675B2 (ja) 混成触媒組成物、これを含む触媒およびこれらの調製方法
US20070293710A1 (en) Catalyst For Olefin Polymerization Including Phenoxy Ligand And Method Of (Co) Polymerization Of Olefin Using Same
JP2003513165A (ja) オレフィン重合用の活性をもった二配座または三配座不均一担持触媒
US20040002420A1 (en) Stable catalysts and co-catalyst compositions formed from hydroxyaluminoxane and their use
EP1664133B1 (en) High stereospecific polybutylene polymer and highly active process for preparation thereof
HOSSEIN et al. Synthesis of high molecular weight polyethylene using FI catalyst
JP2609278B2 (ja) 遷移金属組成物
WO2002020156A2 (en) Stable catalysts and co-catalyst compositions formed from hydroxyaluminoxane and their use
JP2768521B2 (ja) オレフイン用重合触媒および方法
US20050176578A1 (en) Supported catalyst systems
JPS63168407A (ja) ポリオレフインの製造方法
US6642327B2 (en) Late transition metal complexes, their use as catalysts and polymers therefrom
EP0915104B1 (en) Catalyst for alpha-olefin polymerization