JP2001270673A - プラットフォーム安定化連結器 - Google Patents
プラットフォーム安定化連結器Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
- B66B11/02—Cages, i.e. cars
- B66B11/026—Attenuation system for shocks, vibrations, imbalance, e.g. passengers on the same side
- B66B11/028—Active systems
- B66B11/0286—Active systems acting between car and supporting frame
-
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
- B66B11/02—Cages, i.e. cars
- B66B11/026—Attenuation system for shocks, vibrations, imbalance, e.g. passengers on the same side
- B66B11/0266—Passive systems
- B66B11/0273—Passive systems acting between car and supporting frame
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータかご枠(28)とエレベータプラ
ットフォーム(30)との間の振動連結装置を改善す
る。 【解決手段】 エレベータかご枠(28)に配置された
エレベータプラットフォーム(30)に加速力を伝達す
るためのプラットフォーム安定化連結器(35)を提供
する。この連結器は、エレベータかご枠またはプラット
フォームの一方に固定された第1の面を有する振動部材
(60)を含む。連結器は、更に、振動部材の第2の面
に固定されたリニアベアリング(62)を含む。ベアリ
ングは、エレベータかご枠またはプラットフォームの他
方に対して移動可能に設けられており、プラットフォー
ムがエレベータかご枠に対して実質的に垂直方向で移動
することを可能とする。振動部材(60)とリニアベア
リング(62)は、エレベータかご枠からプラットフォ
ームへの横方向の加速力伝達経路を提供する。
ットフォーム(30)との間の振動連結装置を改善す
る。 【解決手段】 エレベータかご枠(28)に配置された
エレベータプラットフォーム(30)に加速力を伝達す
るためのプラットフォーム安定化連結器(35)を提供
する。この連結器は、エレベータかご枠またはプラット
フォームの一方に固定された第1の面を有する振動部材
(60)を含む。連結器は、更に、振動部材の第2の面
に固定されたリニアベアリング(62)を含む。ベアリ
ングは、エレベータかご枠またはプラットフォームの他
方に対して移動可能に設けられており、プラットフォー
ムがエレベータかご枠に対して実質的に垂直方向で移動
することを可能とする。振動部材(60)とリニアベア
リング(62)は、エレベータかご枠からプラットフォ
ームへの横方向の加速力伝達経路を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ装置に
関し、特に、エレベータ装置から発生した加速度をエレ
ベータプラットフォームに伝達するためのプラットフォ
ーム安定化連結器に関する。
関し、特に、エレベータ装置から発生した加速度をエレ
ベータプラットフォームに伝達するためのプラットフォ
ーム安定化連結器に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ装置は、乗客の乗り心地を改
善するために、エレベータ装置の種々の部材からエレベ
ータかごに伝達される振動などの加速度を抑制するため
の加速度制御装置を必要とする。エレベータかごは、エ
レベータプラットフォームに固定されたエレベータかご
室を含み、乗客は、このプラットフォーム上に立つ。エ
レベータかごには、エレベータかご枠も含まれ、このか
ご枠の上にプラットフォームが配置される。エラストマ
防音パッドが、防音を行うようにプラットフォームをフ
レームから分離する。
善するために、エレベータ装置の種々の部材からエレベ
ータかごに伝達される振動などの加速度を抑制するため
の加速度制御装置を必要とする。エレベータかごは、エ
レベータプラットフォームに固定されたエレベータかご
室を含み、乗客は、このプラットフォーム上に立つ。エ
レベータかごには、エレベータかご枠も含まれ、このか
ご枠の上にプラットフォームが配置される。エラストマ
防音パッドが、防音を行うようにプラットフォームをフ
レームから分離する。
【0003】エレベータかごの乗り心地に大きな影響を
与える1つの要因は、エレベータかごとこれに関連する
エレベータかごプラットフォームとが、昇降路またはエ
レベータガイドレールに対して横方向に振動することで
ある。横方向の振動は、移動時にエレベータかごに直接
作用する空気力によって引き起こされ得る。横方向の振
動は、また、昇降路ガイドレールの製造及び設置時の欠
陥や建物の沈下によるレールのずれによって生じる懸架
に関連する力によっても引き起こされ得る。
与える1つの要因は、エレベータかごとこれに関連する
エレベータかごプラットフォームとが、昇降路またはエ
レベータガイドレールに対して横方向に振動することで
ある。横方向の振動は、移動時にエレベータかごに直接
作用する空気力によって引き起こされ得る。横方向の振
動は、また、昇降路ガイドレールの製造及び設置時の欠
陥や建物の沈下によるレールのずれによって生じる懸架
に関連する力によっても引き起こされ得る。
【0004】エレベータかごの移動に関連するこのよう
な横方向の振動を減少させるまたはなくすために能動的
な案内制御装置が使用されている。例えば、オーチスエ
レベータカンパニーによって、広い範囲のギアレスエレ
ベータプラットフォームやかご枠に使用可能な近代化製
品として能動ローラガイド(ARG)制御装置が設計さ
れた。ARGの目的は、レールや風の影響によって生じ
る振動を、閉ループ加速度フィードバック制御によって
プラットフォームの中央において最大レベルが10mg
となるように減少させることである。閉ループの設計
は、通常、エレベータかご枠またはプラットフォームに
取り付けられた加速度センサを含み、この加速度センサ
は、横軸に沿うかご枠の加速度を示す加速度信号を生成
する。続いて、加速度信号に応答する制御部が、かご枠
の正味加速度がゼロになるように、同じ軸に沿ってレー
ルからかご枠に向かって反対向きの加速力を発生させ
る。
な横方向の振動を減少させるまたはなくすために能動的
な案内制御装置が使用されている。例えば、オーチスエ
レベータカンパニーによって、広い範囲のギアレスエレ
ベータプラットフォームやかご枠に使用可能な近代化製
品として能動ローラガイド(ARG)制御装置が設計さ
れた。ARGの目的は、レールや風の影響によって生じ
る振動を、閉ループ加速度フィードバック制御によって
プラットフォームの中央において最大レベルが10mg
となるように減少させることである。閉ループの設計
は、通常、エレベータかご枠またはプラットフォームに
取り付けられた加速度センサを含み、この加速度センサ
は、横軸に沿うかご枠の加速度を示す加速度信号を生成
する。続いて、加速度信号に応答する制御部が、かご枠
の正味加速度がゼロになるように、同じ軸に沿ってレー
ルからかご枠に向かって反対向きの加速力を発生させ
る。
【0005】図1を参照すると、フィードバック経路に
防音パッドを備える一般的な能動案内装置を有する従来
技術のエレベータかごの2つの質量部を含むブロック図
が示されている。レールの不一致、または制御部からの
フィードバックなどとしてレールより発生する力F0
は、2つのばね/ダンパの対C1,K1とC2,K2に
よってかご室/プラットフォーム質量部に連結されてい
る。力F0は、ローラガイドを介してガイドレールから
エレベータかご枠の質量部に伝達されるので、C2,K
2はローラガイドによるものである。これらの設計の性
質により、ロータガイドの減衰係数C2とばね定数K2
は、実質的に一定でかつ既知である。一方、C1,K1
は、かご枠とプラットフォームの間の防音パッドによる
ものであり、これらの値は、一定でも既知でもない。
防音パッドを備える一般的な能動案内装置を有する従来
技術のエレベータかごの2つの質量部を含むブロック図
が示されている。レールの不一致、または制御部からの
フィードバックなどとしてレールより発生する力F0
は、2つのばね/ダンパの対C1,K1とC2,K2に
よってかご室/プラットフォーム質量部に連結されてい
る。力F0は、ローラガイドを介してガイドレールから
エレベータかご枠の質量部に伝達されるので、C2,K
2はローラガイドによるものである。これらの設計の性
質により、ロータガイドの減衰係数C2とばね定数K2
は、実質的に一定でかつ既知である。一方、C1,K1
は、かご枠とプラットフォームの間の防音パッドによる
ものであり、これらの値は、一定でも既知でもない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】防音パッドは、かご枠
とプラットフォームの間の結合部、即ち振動伝達経路を
提供するので、ARGのフィードバック経路における重
要な要素である。防音パッドの第1の機能は、かご枠か
らの防音を提供することである。第2の機能は、出発や
過負荷を感知するための不連続なステップ負荷センサに
おける垂直圧縮ばねとして働くことである。しかし、防
音パッドは、加速度制御装置用の振動連結器として機能
するように設計されていない。これは、製造過程におけ
る変動によって、防音パッドのばね定数K1と減衰係数
C1がエレベータ装置ごとに本質的に変化するためであ
る。更に、ばね定数K1と減衰係数C1は、温度や経年
変化によって変動するので、時間経過に亘って一定に保
たれない。このような変動により、設置時に広範な試験
を行わずに閉ループ制御の調整を行うことが難しくなっ
ている。
とプラットフォームの間の結合部、即ち振動伝達経路を
提供するので、ARGのフィードバック経路における重
要な要素である。防音パッドの第1の機能は、かご枠か
らの防音を提供することである。第2の機能は、出発や
過負荷を感知するための不連続なステップ負荷センサに
おける垂直圧縮ばねとして働くことである。しかし、防
音パッドは、加速度制御装置用の振動連結器として機能
するように設計されていない。これは、製造過程におけ
る変動によって、防音パッドのばね定数K1と減衰係数
C1がエレベータ装置ごとに本質的に変化するためであ
る。更に、ばね定数K1と減衰係数C1は、温度や経年
変化によって変動するので、時間経過に亘って一定に保
たれない。このような変動により、設置時に広範な試験
を行わずに閉ループ制御の調整を行うことが難しくなっ
ている。
【0007】エレベータかごの有効な質量部M1及び防
音パッドのばね定数K1と減衰係数C1の組み合わせに
よって、プラトー共振と呼ばれるプラットフォームの危
険な共振モードが引き起こされるおそれがある。この共
振は、約10〜15Hzの広帯域にある。この共振状態
のために、例えば50°の位相及び10dBの利得など
の、一定の補償方法で抑制することが難しい大きな変位
が生じてしまう。プラトー共振は、エレベータ装置ごと
に異なるので、各装置に対して制御ループの利得及び位
相の特性を適切に調整するためには、広範でかつ時間が
かかる現場での測定試験が必要となる。
音パッドのばね定数K1と減衰係数C1の組み合わせに
よって、プラトー共振と呼ばれるプラットフォームの危
険な共振モードが引き起こされるおそれがある。この共
振は、約10〜15Hzの広帯域にある。この共振状態
のために、例えば50°の位相及び10dBの利得など
の、一定の補償方法で抑制することが難しい大きな変位
が生じてしまう。プラトー共振は、エレベータ装置ごと
に異なるので、各装置に対して制御ループの利得及び位
相の特性を適切に調整するためには、広範でかつ時間が
かかる現場での測定試験が必要となる。
【0008】よって、エレベータかご枠とエレベータプ
ラットフォームとの間の振動連結装置の改善が求められ
ている。
ラットフォームとの間の振動連結装置の改善が求められ
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベータか
ご枠上のエレベータプラットフォームに振動などの加速
度を伝達するプラットフォーム安定化連結器を提供する
ことで、従来技術よりも有利な状態や他の選択肢を提供
する。この連結器は、加速度制御装置の振動フィードバ
ック経路において防音パッドを有利にパイパスする。こ
の連結器は、プラットフォームとエレベータかご枠との
間に、本質的に変動する防音パッドの減衰係数及びばね
定数の代わりに、予め定められ、かつ実質的に一定の減
衰係数及びばね定数を提供する。また、防音パッドがそ
の主な機能である防音と負荷検知を果たすことができる
ように、連結器は、かご枠に対してプラットフォームが
必要に応じて自由に垂直移動することを可能にする。
ご枠上のエレベータプラットフォームに振動などの加速
度を伝達するプラットフォーム安定化連結器を提供する
ことで、従来技術よりも有利な状態や他の選択肢を提供
する。この連結器は、加速度制御装置の振動フィードバ
ック経路において防音パッドを有利にパイパスする。こ
の連結器は、プラットフォームとエレベータかご枠との
間に、本質的に変動する防音パッドの減衰係数及びばね
定数の代わりに、予め定められ、かつ実質的に一定の減
衰係数及びばね定数を提供する。また、防音パッドがそ
の主な機能である防音と負荷検知を果たすことができる
ように、連結器は、かご枠に対してプラットフォームが
必要に応じて自由に垂直移動することを可能にする。
【0010】これらの及びその他の利点は、エレベータ
かご枠に配置されたエレベータプラットフォームに加速
力を伝達するためのプラットフォーム安定化連結器を提
供することで、本発明の例示的な実施例によって達成さ
れる。この連結器は、エレベータかご枠またはプラット
フォームの一方に固定して設けられた第1の面を備える
振動部材を含む。連結器は、更に、振動部材の第2の面
に固定して設けられたリニアベアリングを含む。このベ
アリングは、エレベータかご枠またはプラットフォーム
の他方に対して移動可能に配置され、エレベータかご枠
に対してプラットフォームが実質的に垂直移動すること
を可能にする。振動部材とリニアベアリングは、エレベ
ータかご枠からプラットフォームへの加速力の伝達経路
を提供する。連結器は、予め定められ、かつ一定のばね
定数及び減衰係数を有する。
かご枠に配置されたエレベータプラットフォームに加速
力を伝達するためのプラットフォーム安定化連結器を提
供することで、本発明の例示的な実施例によって達成さ
れる。この連結器は、エレベータかご枠またはプラット
フォームの一方に固定して設けられた第1の面を備える
振動部材を含む。連結器は、更に、振動部材の第2の面
に固定して設けられたリニアベアリングを含む。このベ
アリングは、エレベータかご枠またはプラットフォーム
の他方に対して移動可能に配置され、エレベータかご枠
に対してプラットフォームが実質的に垂直移動すること
を可能にする。振動部材とリニアベアリングは、エレベ
ータかご枠からプラットフォームへの加速力の伝達経路
を提供する。連結器は、予め定められ、かつ一定のばね
定数及び減衰係数を有する。
【0011】他の例示的な実施例では、プラットフォー
ムとエレベータかご枠の間に配置された複数のプラット
フォーム安定化連結器は、エレベータかご枠に対するプ
ラットフォームの横方向の移動を実質的に所定の範囲内
に保つ。このような範囲は、非常に小さく即ち隙間がゼ
ロとなるように調整可能であり、プラットフォームとか
ご枠を1つの質量部として移動させることができる。
ムとエレベータかご枠の間に配置された複数のプラット
フォーム安定化連結器は、エレベータかご枠に対するプ
ラットフォームの横方向の移動を実質的に所定の範囲内
に保つ。このような範囲は、非常に小さく即ち隙間がゼ
ロとなるように調整可能であり、プラットフォームとか
ご枠を1つの質量部として移動させることができる。
【0012】本発明の上記及びその他の特徴及び利点
は、以下の実施形態及び図面によって当業者によりよく
理解されよう。
は、以下の実施形態及び図面によって当業者によりよく
理解されよう。
【0013】
【発明の実施の形態】図2を参照すると、本発明に係る
エレベータ装置の例示的な実施例が符号10として全体
的に示されている。エレベータ装置は、垂直移動可能に
内部に配置されたエレベータかご14を有するエレベー
タ昇降路12を含む。エレベータかご14は、一組のエ
レベータロープを介して懸吊されるとともに、釣合い錘
16に関連して移動するようにこれと連結されている。
かごのガイドレール20及び釣合い錘のガイドレール2
2は、エレベータかご14と釣合い錘16をそれぞれ昇
降路12全体に亘って案内するT字型のトラックを備え
る。エレベータ巻上機24が機械室26に配置されてお
り、エレベータかご14と乗客を巻き上げる機械力を提
供する。
エレベータ装置の例示的な実施例が符号10として全体
的に示されている。エレベータ装置は、垂直移動可能に
内部に配置されたエレベータかご14を有するエレベー
タ昇降路12を含む。エレベータかご14は、一組のエ
レベータロープを介して懸吊されるとともに、釣合い錘
16に関連して移動するようにこれと連結されている。
かごのガイドレール20及び釣合い錘のガイドレール2
2は、エレベータかご14と釣合い錘16をそれぞれ昇
降路12全体に亘って案内するT字型のトラックを備え
る。エレベータ巻上機24が機械室26に配置されてお
り、エレベータかご14と乗客を巻き上げる機械力を提
供する。
【0014】エレベータかご14は、エレベータかご枠
28、エレベータプラットフォーム30、エレベータか
ご室即ち客室32を含む。エレベータかご室32は、一
般に4つの垂直壁と屋根を備え、エレベータプラットフ
ォーム30上に配置される。プラットフォーム30は、
エレベータかご室32とともに乗客が乗車する箱を画定
している。エレベータプラットフォーム30は、かご枠
28上に配置され、かご枠28は、エレベータかご14
のかご室32/プラットフォーム30の箱用の外側の構
造支持体を提供する。
28、エレベータプラットフォーム30、エレベータか
ご室即ち客室32を含む。エレベータかご室32は、一
般に4つの垂直壁と屋根を備え、エレベータプラットフ
ォーム30上に配置される。プラットフォーム30は、
エレベータかご室32とともに乗客が乗車する箱を画定
している。エレベータプラットフォーム30は、かご枠
28上に配置され、かご枠28は、エレベータかご14
のかご室32/プラットフォーム30の箱用の外側の構
造支持体を提供する。
【0015】プラットフォーム30で乗客が感じる振動
は、(図3で最もよく示されている)案内制御装置34
によって軽減または除去される。案内制御装置34は、
かご枠28とプラットフォーム30の間のフィードバッ
ク経路に(図4に最もよく示されている)一組のプラッ
トフォーム安定化連結器35を含む。以下でより詳細に
説明するように、安定化連結器35は、従来技術の防音
パッドをバイパスして、振動の伝達のために既知でかつ
一定のばね定数及び減衰係数を提供する。更に、安定化
連結器35は、エレベータかご枠28に対するプラット
フォーム30の横方向の移動を所定の範囲内に保つこと
で乗り心地及び装置の性能を向上させる。
は、(図3で最もよく示されている)案内制御装置34
によって軽減または除去される。案内制御装置34は、
かご枠28とプラットフォーム30の間のフィードバッ
ク経路に(図4に最もよく示されている)一組のプラッ
トフォーム安定化連結器35を含む。以下でより詳細に
説明するように、安定化連結器35は、従来技術の防音
パッドをバイパスして、振動の伝達のために既知でかつ
一定のばね定数及び減衰係数を提供する。更に、安定化
連結器35は、エレベータかご枠28に対するプラット
フォーム30の横方向の移動を所定の範囲内に保つこと
で乗り心地及び装置の性能を向上させる。
【0016】図3を参照すると、かご枠28は、水平の
上枠36、垂直に延在するとともに上枠36によって頂
部で連結された一対の縦枠38、及び縦枠38を底部で
連結する1つまたはそれ以上の安全下枠40を含む。プ
ラットフォーム30は、安全下枠40の上に配置されて
いるとともに、プラットフォーム30の下面の支持枠4
4に連結された連結ブラケット42によって縦枠38に
取り付けられている。能動ローラガイド46が、かご枠
28の四隅に設けられており、かごガイドレール20の
T字型トラックと係合している。ローラガイド46は、
エレベータかご14が昇降路12内で移動するときにエ
レベータかご14を案内する。
上枠36、垂直に延在するとともに上枠36によって頂
部で連結された一対の縦枠38、及び縦枠38を底部で
連結する1つまたはそれ以上の安全下枠40を含む。プ
ラットフォーム30は、安全下枠40の上に配置されて
いるとともに、プラットフォーム30の下面の支持枠4
4に連結された連結ブラケット42によって縦枠38に
取り付けられている。能動ローラガイド46が、かご枠
28の四隅に設けられており、かごガイドレール20の
T字型トラックと係合している。ローラガイド46は、
エレベータかご14が昇降路12内で移動するときにエ
レベータかご14を案内する。
【0017】エレベータ制御装置34の例示的な実施例
は、加速度センサ50、制御部52,磁気アクチュエー
タ54、及びプラットフォーム安定化連結器35を含
む。加速度センサ50は、エレベータかご枠28または
プラットフォーム30のいずれかに固定されており、プ
ラットフォーム30の振動などの横方向の加速度を示す
加速度信号を生成する。制御部52は、一般にエレベー
タかご14の頂部に固定されており、信号線51を通し
て加速度信号を受信する。制御部52は、加速度信号に
応答して、電線55を通して所定の電流を流すことによ
って枠28に対して加速力を発生させる。制御部52か
らの電流は、各ローラガイドに固定された電磁アクチュ
エータ54を起動し、横方向でかつプラットフォームの
加速とは反対向きに、枠28に対して加速力を電磁的に
発生させる。この加速力は、プラットフォーム安定化連
結器35を介してエレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30に伝達される。制御部52から発生する加速
力は、プラットフォーム30の加速力と等しくかつ向き
が反対であり、プラットフォームの正味加速度が実質的
にゼロ、例えば10mg以下となるように働く。
は、加速度センサ50、制御部52,磁気アクチュエー
タ54、及びプラットフォーム安定化連結器35を含
む。加速度センサ50は、エレベータかご枠28または
プラットフォーム30のいずれかに固定されており、プ
ラットフォーム30の振動などの横方向の加速度を示す
加速度信号を生成する。制御部52は、一般にエレベー
タかご14の頂部に固定されており、信号線51を通し
て加速度信号を受信する。制御部52は、加速度信号に
応答して、電線55を通して所定の電流を流すことによ
って枠28に対して加速力を発生させる。制御部52か
らの電流は、各ローラガイドに固定された電磁アクチュ
エータ54を起動し、横方向でかつプラットフォームの
加速とは反対向きに、枠28に対して加速力を電磁的に
発生させる。この加速力は、プラットフォーム安定化連
結器35を介してエレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30に伝達される。制御部52から発生する加速
力は、プラットフォーム30の加速力と等しくかつ向き
が反対であり、プラットフォームの正味加速度が実質的
にゼロ、例えば10mg以下となるように働く。
【0018】図4を参照すると、一組のエラストマ防音
パッド58がプラットフォーム30とエレベータかご枠
28の支持枠44の間に配置されている。防音パッド5
8の第1の目的は、防音を行うとともに、出発や過負荷
を感知するための不連続なステップ負荷センサ用の垂直
圧縮ばねとして働くことである。しかし、パッド58が
負荷を感知するばねとして機能するためには、パッド5
8が垂直方向で圧縮可能となるように、エレベータかご
枠28に対してプラットフォームが垂直方向で自由に移
動可能に保たれる必要がある。
パッド58がプラットフォーム30とエレベータかご枠
28の支持枠44の間に配置されている。防音パッド5
8の第1の目的は、防音を行うとともに、出発や過負荷
を感知するための不連続なステップ負荷センサ用の垂直
圧縮ばねとして働くことである。しかし、パッド58が
負荷を感知するばねとして機能するためには、パッド5
8が垂直方向で圧縮可能となるように、エレベータかご
枠28に対してプラットフォームが垂直方向で自由に移
動可能に保たれる必要がある。
【0019】プラットフォーム安定化連結器35が、プ
ラットフォーム30とエレベータかご枠28の縦枠38
の両側との間に固定されている。プラットフォーム安定
化連結器35は、エレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30に振動を伝達する振動部材60と、エレベー
タかご枠28に対するプラットフォーム30の垂直方向
での自由移動を可能にするリニアベアリング62を含
む。
ラットフォーム30とエレベータかご枠28の縦枠38
の両側との間に固定されている。プラットフォーム安定
化連結器35は、エレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30に振動を伝達する振動部材60と、エレベー
タかご枠28に対するプラットフォーム30の垂直方向
での自由移動を可能にするリニアベアリング62を含
む。
【0020】図5は、図4のA部分の拡大図であり、プ
ラットフォーム安定化連結器35を更に詳細に示してい
る。振動部材60は、L字型のベースプレート64と防
音部材66を含む。防音部材66は、ベースプレート6
4に固定されており、ベースプレートは、プラットフォ
ーム30にボルト留めされている。リニアベアリング6
2は、例えばUHMW(超高分子量)ポリエチレンなど
の実質的に高密度の自己潤滑式低摩擦ポリマパッドによ
って実質的に構成されている。ベアリング62は、防音
部材66の角をなす頂面にボルト留めされているととも
に、金属製の半円形部分68の弓状面と移動可能に接触
している。金属製の半円形部分68は、縦枠38の下部
にボルト留めされている。この実施例では、リニアベア
リングをポリマパッドとして開示しているが、当業者に
は明らかなように、例えば、半円形状のポリマまたはリ
ニアボールベアリングなどの他の形状や種類のリニアベ
アリングも使用することができる。更に、この実施例で
は、振動部材60をプラットフォーム30にボルト留め
しているが、振動部材60は、エレベータかご枠28に
ボルト留めするとともに、リニアベアリング62をプラ
ットフォーム30に対して配置することもできることは
明らかである。
ラットフォーム安定化連結器35を更に詳細に示してい
る。振動部材60は、L字型のベースプレート64と防
音部材66を含む。防音部材66は、ベースプレート6
4に固定されており、ベースプレートは、プラットフォ
ーム30にボルト留めされている。リニアベアリング6
2は、例えばUHMW(超高分子量)ポリエチレンなど
の実質的に高密度の自己潤滑式低摩擦ポリマパッドによ
って実質的に構成されている。ベアリング62は、防音
部材66の角をなす頂面にボルト留めされているととも
に、金属製の半円形部分68の弓状面と移動可能に接触
している。金属製の半円形部分68は、縦枠38の下部
にボルト留めされている。この実施例では、リニアベア
リングをポリマパッドとして開示しているが、当業者に
は明らかなように、例えば、半円形状のポリマまたはリ
ニアボールベアリングなどの他の形状や種類のリニアベ
アリングも使用することができる。更に、この実施例で
は、振動部材60をプラットフォーム30にボルト留め
しているが、振動部材60は、エレベータかご枠28に
ボルト留めするとともに、リニアベアリング62をプラ
ットフォーム30に対して配置することもできることは
明らかである。
【0021】図6を参照すると、図5の6−6線に沿っ
たプラットフォーム安定化連結器35の断面図が示され
ている。L字型のベースプレート64は、平頭ねじ70
とフランジ付ナット72によってプラットフォーム30
に堅くボルト留めされている。ジャッキねじ74が、ベ
ースプレート64の外向きに延在するレッグ部を通って
螺合され、低ナット76によって適所に固定される。ジ
ャッキねじ74は、半円形部分68に対してリニアベア
リングを付勢し、プラットフォーム30とエレベータか
ご枠28との間の隙間を実質的にゼロとする微調整装置
として機能する。2つの縦枠38の両側に合計4つであ
る複数のプラットフォーム安定化連結器35が設けられ
ているので、ジャッキねじ74は、エレベータかご枠2
8に対するプラットフォーム30の横方向の移動を実質
的に所定の範囲内に保つように調整される。
たプラットフォーム安定化連結器35の断面図が示され
ている。L字型のベースプレート64は、平頭ねじ70
とフランジ付ナット72によってプラットフォーム30
に堅くボルト留めされている。ジャッキねじ74が、ベ
ースプレート64の外向きに延在するレッグ部を通って
螺合され、低ナット76によって適所に固定される。ジ
ャッキねじ74は、半円形部分68に対してリニアベア
リングを付勢し、プラットフォーム30とエレベータか
ご枠28との間の隙間を実質的にゼロとする微調整装置
として機能する。2つの縦枠38の両側に合計4つであ
る複数のプラットフォーム安定化連結器35が設けられ
ているので、ジャッキねじ74は、エレベータかご枠2
8に対するプラットフォーム30の横方向の移動を実質
的に所定の範囲内に保つように調整される。
【0022】防音部材66は、第1の頂部プレート78
と第2の底部プレート80を含み、これらのプレートの
間にエラストマパッド82が配置されている。エラスト
マパッド82は、エレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30へと振動が伝達されるのに従って、防音を行
う。底部プレート80は、エラストマパッド82の両側
に設けられた一対のスロット穴84を備えており、これ
らのスロット穴は、フランジ付ねじ86を受け入れるよ
うな寸法となっている。ジャッキねじ74で微調整を行
う前に、スロット穴84で防音部材66を粗調整するこ
とができる。頂部プレート78は、角をなす面88を備
え、この面にリニアベアリング62が平頭ねじ90でボ
ルト留めされる。
と第2の底部プレート80を含み、これらのプレートの
間にエラストマパッド82が配置されている。エラスト
マパッド82は、エレベータかご枠28からプラットフ
ォーム30へと振動が伝達されるのに従って、防音を行
う。底部プレート80は、エラストマパッド82の両側
に設けられた一対のスロット穴84を備えており、これ
らのスロット穴は、フランジ付ねじ86を受け入れるよ
うな寸法となっている。ジャッキねじ74で微調整を行
う前に、スロット穴84で防音部材66を粗調整するこ
とができる。頂部プレート78は、角をなす面88を備
え、この面にリニアベアリング62が平頭ねじ90でボ
ルト留めされる。
【0023】半円形部分68は、平頭ねじ92、勾配付
き座金94、フランジ付ナット96によって縦枠38に
ボルト留めされる。組立時には、ジャッキねじ74を使
用して、半円形部分68とリニアベアリング62との間
隙がゼロとなるように調整が行われる。半円形部分68
の弓状面98によって、ラインベアリング62の全幅に
亘って単一の接触線が確保され、エレベータかご枠28
に対してプラットフォーム30が垂直方向で移動する時
に、表面積や摩擦による損失が最小に保たれる。
き座金94、フランジ付ナット96によって縦枠38に
ボルト留めされる。組立時には、ジャッキねじ74を使
用して、半円形部分68とリニアベアリング62との間
隙がゼロとなるように調整が行われる。半円形部分68
の弓状面98によって、ラインベアリング62の全幅に
亘って単一の接触線が確保され、エレベータかご枠28
に対してプラットフォーム30が垂直方向で移動する時
に、表面積や摩擦による損失が最小に保たれる。
【0024】図7を参照すると、案内装置34を有する
エレベータかご14に関する2つの質量部を含むブロッ
ク図が示されている。図1の従来技術の装置と比較する
と、安定化連結器35の予め定められ、かつ一定の減衰
係数C3とばね定数K3は、防音パッド58の本質的に
不明の減衰係数C1とはね定数K1と並列にフィードバ
ック経路に設けられている。しかし、C3,K3は、C
1,K1よりもそれぞれ実質的に大きい。即ち、安定化
連結器35は、振動フィードバック経路において防音パ
ッド58を効果的にパイパスする。
エレベータかご14に関する2つの質量部を含むブロッ
ク図が示されている。図1の従来技術の装置と比較する
と、安定化連結器35の予め定められ、かつ一定の減衰
係数C3とばね定数K3は、防音パッド58の本質的に
不明の減衰係数C1とはね定数K1と並列にフィードバ
ック経路に設けられている。しかし、C3,K3は、C
1,K1よりもそれぞれ実質的に大きい。即ち、安定化
連結器35は、振動フィードバック経路において防音パ
ッド58を効果的にパイパスする。
【0025】図8では、2つの質量部を含む図7の実際
上のブロック図が示されている。C1,K1は、C3,
K3のそれぞれと比べて重要でないので、プラトー共鳴
は、かご室32とプラットフォーム30の有効な質量部
M1と安定化連結器35のばね定数K3と減衰係数C3
のみによって実質的に決定される。従って、防音パッド
58のばね定数K1と減衰係数C1をブロック図から除
いても、制御装置34から生成される力FOに対するエ
レベータかご室32/プラットフォーム30の質量部M
1の応答を正確に図式化することができる。
上のブロック図が示されている。C1,K1は、C3,
K3のそれぞれと比べて重要でないので、プラトー共鳴
は、かご室32とプラットフォーム30の有効な質量部
M1と安定化連結器35のばね定数K3と減衰係数C3
のみによって実質的に決定される。従って、防音パッド
58のばね定数K1と減衰係数C1をブロック図から除
いても、制御装置34から生成される力FOに対するエ
レベータかご室32/プラットフォーム30の質量部M
1の応答を正確に図式化することができる。
【0026】プラットフォーム安定化連結器35は、防
音パッド58の追加機能、つまり主に防音や負荷検知を
果たさなくてもよい。従って、製造工程における連結器
35の変動を取り除き、予め定められ、かつ実質的に一
定のばね定数と減衰係数を提供することができる。防音
は、単に連結器35の二次的な機能なので、防音部材6
6のエラストマパッド82は、防音パッド58よりも硬
度の高い材料から選択することができる。これにより、
ばね定数と減衰係数の許容差及び一貫性が大きく増す。
音パッド58の追加機能、つまり主に防音や負荷検知を
果たさなくてもよい。従って、製造工程における連結器
35の変動を取り除き、予め定められ、かつ実質的に一
定のばね定数と減衰係数を提供することができる。防音
は、単に連結器35の二次的な機能なので、防音部材6
6のエラストマパッド82は、防音パッド58よりも硬
度の高い材料から選択することができる。これにより、
ばね定数と減衰係数の許容差及び一貫性が大きく増す。
【0027】更に、当業者であれば分かるように、木製
パッドなどのエラストマ材料以外の材料も防音に使用で
きる。また、防音は、防音パッド58の主な機能なの
で、場合によっては、プラットフォーム安定化連結器3
5は、防音機能を全く必要としない可能性もある。それ
どころか、振動部材60は、単一のブロックによって構
成することもできる。
パッドなどのエラストマ材料以外の材料も防音に使用で
きる。また、防音は、防音パッド58の主な機能なの
で、場合によっては、プラットフォーム安定化連結器3
5は、防音機能を全く必要としない可能性もある。それ
どころか、振動部材60は、単一のブロックによって構
成することもできる。
【0028】図9を参照すると、質量部ブロック図の他
の実施例が示されており、プラットフォーム安定化連結
器35は、かご室32/プラットフォーム30の質量部
M1とかご枠28の質量部M2が単一の質量部M3とし
て効果的に移動するように調整されている。運転時に
は、プラットフォーム安定化連結器35は、プラットフ
ォーム30の横方向での移動を所定の範囲に保つ。(図
6で最もよく示されている)ジャッキねじ74は、上記
所定の範囲が実質的にゼロに減少するように、即ちプラ
ットフォーム30とかご枠28との間の隙間がゼロにな
るように調整可能である。この実施例では、かご室32
/プラットフォーム30の質量部M1とかご枠28の質
量部M2とが、単一の質量部M3として移動するので、
装置を単一の質量部M3のブロック図として図式化する
ことができる。これにより、プラットフォーム30の振
動を制御するために制御装置34が必要とするソフトウ
ェアの複雑さが大きく減少する。
の実施例が示されており、プラットフォーム安定化連結
器35は、かご室32/プラットフォーム30の質量部
M1とかご枠28の質量部M2が単一の質量部M3とし
て効果的に移動するように調整されている。運転時に
は、プラットフォーム安定化連結器35は、プラットフ
ォーム30の横方向での移動を所定の範囲に保つ。(図
6で最もよく示されている)ジャッキねじ74は、上記
所定の範囲が実質的にゼロに減少するように、即ちプラ
ットフォーム30とかご枠28との間の隙間がゼロにな
るように調整可能である。この実施例では、かご室32
/プラットフォーム30の質量部M1とかご枠28の質
量部M2とが、単一の質量部M3として移動するので、
装置を単一の質量部M3のブロック図として図式化する
ことができる。これにより、プラットフォーム30の振
動を制御するために制御装置34が必要とするソフトウ
ェアの複雑さが大きく減少する。
【0029】プラットフォーム安定化連結器35は、キ
ットとして、つまり既存の従来技術のエレベータ装置を
改装するための予備部品として使用することもできる。
プラットフォーム安定化連結器35を隙間がゼロとなる
ように調整した場合には、従来技術の装置に能動案内装
置35がない場合でも乗り心地を改善することができ
る。また、従来技術の案内装置が設置されている場合に
は、その性能を大きく向上させることができる。
ットとして、つまり既存の従来技術のエレベータ装置を
改装するための予備部品として使用することもできる。
プラットフォーム安定化連結器35を隙間がゼロとなる
ように調整した場合には、従来技術の装置に能動案内装
置35がない場合でも乗り心地を改善することができ
る。また、従来技術の案内装置が設置されている場合に
は、その性能を大きく向上させることができる。
【0030】好適実施例を説明してきたが、請求項に記
載の発明の範囲から逸脱することなく、説明した実施例
に種々の改良を加えるとともにこれらの実施例から離れ
ることができる。
載の発明の範囲から逸脱することなく、説明した実施例
に種々の改良を加えるとともにこれらの実施例から離れ
ることができる。
【図1】従来技術のエレベータかごの2つの質量部を含
むブロック図である。
むブロック図である。
【図2】本発明に係るプラットフォーム安定化連結器を
有するエレベータ装置の概略説明図である。
有するエレベータ装置の概略説明図である。
【図3】図2のエレベータかご枠の概略説明図である。
【図4】図3のエレベータプラットフォームの概略説明
図である。
図である。
【図5】プラットフォーム安定化連結器を示す図4の部
分Aの拡大図である。
分Aの拡大図である。
【図6】図5の6−6線に沿ったプラットフォーム安定
化連結器の断面図である。
化連結器の断面図である。
【図7】本発明に係る2つの質量部を含むエレベータか
ごのブロック図である。
ごのブロック図である。
【図8】2つの質量部を含む図7の実際上のブロック図
である。
である。
【図9】本発明に係る他の実施例の単一の質量部を含む
ブロック図である。
ブロック図である。
28…エレベータかご枠 30…エレベータプラットフォーム 35…プラットフォーム安定化連結器 60…振動部材 62…リニアベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ヒー アメリカ合衆国,コネチカット,ユニオン ヴィル,ウッドサイド ドライヴ 54 (72)発明者 リチャード シー.マクカーシー アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,アルダー ロード 28 (72)発明者 クリス シンガレラ アメリカ合衆国,コネチカット,エリント ン,ミドル ロード 56
Claims (28)
- 【請求項1】 エレベータかご枠上に配置されたエレベ
ータプラットフォームに加速力を伝達するためのプラッ
トフォーム安定化連結器であって、該連結器は、 第1の面が前記エレベータかご枠または前記プラットフ
ォームのいずれか一方に固定して設けられた振動部材
と、 前記振動部材の第2の面に固定して設けられ、かつ前記
エレベータかご枠に対して前記プラットフォームが実質
的に垂直移動することができるように、該エレベータか
ご枠または該プラットフォームの他方に対して移動可能
に設けられたリニアベアリングと、を含み、 前記振動部材と前記リニアベアリングとは、前記エレベ
ータかご枠から前記プラットフォームへの加速力の伝達
経路を提供していることを特徴とするプラットフォーム
安定化連結器。 - 【請求項2】 実質的に一定の減衰係数とばね率を有し
ていることを特徴とする請求項1記載のプラットフォー
ム安定化連結器。 - 【請求項3】 予め定められた減衰係数とばね率を有し
ていることを特徴とする請求項1記載のプラットフォー
ム安定化連結器。 - 【請求項4】 前記エレベータかご枠に対する前記プラ
ットフォームの横方向の移動を所定の範囲内に実質的に
保つために、該プラットフォームと該エレベータかご枠
との間に設けられた複数のプラットフォーム安定化連結
器を含んでいることを特徴とする請求項1記載のプラッ
トフォーム安定化連結器。 - 【請求項5】 前記振動部材は、更に、防音装置を含
み、該防音装置は、エラストマパッドが間に設けられた
第1のプレートと第2のプレートを備えていることを特
徴とする請求項1記載のプラットフォーム安定化連結
器。 - 【請求項6】 前記振動部材は、前記防音装置が取り付
けられたベースプレートを含み、該ベースプレートは、
前記プラットフォームと前記エレベータかご枠との間の
隙間が実質的にゼロになるように前記防音装置に対する
圧力を調整する調整装置を含んでいることを特徴とする
請求項5記載のプラットフォーム安定化連結器。 - 【請求項7】 前記リニアベアリングは、高密度でかつ
低摩擦のポリマパッドを含んでいることを特徴とする請
求項1記載のプラットフォーム安定化連結器。 - 【請求項8】 エレベータかご枠に硬く固定された半円
形部分を含み、該半円形部分の弓状面が前記リニアベア
リングの面に対して実質的に単一の接触線で移動可能に
設けられていることを特徴とする請求項1記載のプラッ
トフォーム安定化連結器。 - 【請求項9】 エレベータかご枠上に配置されたエレベ
ータプラットフォームの加速度制御装置であって、該制
御装置は、 前記エレベータかご枠または前記プラットフォームのい
ずれか一方に固定して設けられるとともに、該プラット
フォームの加速度を示す加速度信号を生成する加速度セ
ンサと、 前記加速度信号に応答して、前記プラットフォームの加
速と反対向きの加速力を発生させる制御部と、 前記反対向きの加速力をプラットフォームに伝達するプ
ラットフォーム安定化連結器と、を含み、該連結器は、 第1の面が前記エレベータかご枠または前記プラットフ
ォームのいずれか一方に固定して設けられた振動部材
と、 前記振動部材の第2の面に固定して設けられ、かつ前記
エレベータかご枠に対して前記プラットフォームが実質
的に垂直移動することができるように、該エレベータか
ご枠または該プラットフォームの他方に対して移動可能
に設けられたリニアベアリングと、を含み、 前記振動部材と前記リニアベアリングとは、前記エレベ
ータかご枠から前記プラットフォームへの前記反対向き
の加速力の伝達経路を提供していることを特徴とする加
速度制御装置。 - 【請求項10】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、実質的に一定の減衰係数とばね率を有していること
を特徴とする請求項9記載の加速度制御装置。 - 【請求項11】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、予め定められた減衰係数とばね率を有していること
を特徴とする請求項9記載の加速度制御装置。 - 【請求項12】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、前記エレベータかご枠に対する前記プラットフォー
ムの横方向の移動を所定の範囲内に実質的に保つため
に、該プラットフォームと該エレベータかご枠との間に
設けられた複数のプラットフォーム安定化連結器を含ん
でいることを特徴とする請求項9記載の加速度制御装
置。 - 【請求項13】 前記振動部材は、更に、防音装置を含
み、該防音装置は、エラストマパッドが間に設けられた
第1のプレートと第2のプレートを備えていることを特
徴とする請求項9記載の加速度制御装置。 - 【請求項14】 前記振動部材は、前記防音装置が取り
付けられたベースプレートを含み、該ベースプレート
は、前記プラットフォームと前記エレベータかご枠との
間の隙間が実質的にゼロになるように前記防音装置に対
する圧力を調整する調整装置を含んでいることを特徴と
する請求項13記載の加速度制御装置。 - 【請求項15】 前記リニアベアリングは、高密度でか
つ低摩擦のポリマパッドを含んでいることを特徴とする
請求項9記載の加速度制御装置。 - 【請求項16】 エレベータかご枠に硬く固定された半
円形部分を含み、該半円形部分の弓状面が前記リニアベ
アリングの面に対して実質的に線接触で移動可能に設け
られていることを特徴とする請求項9記載の加速度制御
装置。 - 【請求項17】 能動ローラガイド制御装置を含んでい
ることを特徴とする請求項9記載の加速度制御装置。 - 【請求項18】 エレベータ装置であって、 乗客の搬送用のエレベータかごを有し、該エレベータか
ごは、エレベータかご枠と、該エレベータかご枠上に配
置され、かつ乗客がその上に立つエレベータプラットフ
ォームと、該プラットフォーム上に設けられたエレベー
タかご室と、を含み、 前記エレベータプラットフォームの加速度を制御する制
御装置を含み、該制御装置は、 前記プラットフォームに固定して設けられるとともに、
該プラットフォームの加速度を示す加速度信号を生成す
る加速度センサと、 前記加速度信号に応答して、前記プラットフォームの加
速と反対向きの加速力を発生させる制御部と、 前記反対向きの加速力をプラットフォームに伝達するプ
ラットフォーム安定化連結器と、を含み、該連結器は、 第1の面が前記エレベータかご枠または前記プラットフ
ォームのいずれか一方に固定して設けられた振動部材
と、 前記振動部材の第2の面に固定して設けられ、かつ前記
エレベータかご枠に対して前記プラットフォームが実質
的に垂直移動することができるように、該エレベータか
ご枠または該プラットフォームの他方に対して移動可能
に設けられたリニアベアリングと、を含み、 前記振動部材と前記リニアベアリングとは、前記エレベ
ータかご枠から前記プラットフォームへの前記反対向き
の加速力の伝達経路を提供していることを特徴とするエ
レベータ装置。 - 【請求項19】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、実質的に一定の減衰係数とばね率を有していること
を特徴とする請求項18記載のエレベータ装置。 - 【請求項20】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、予め定められた減衰係数とばね率を有していること
を特徴とする請求項18記載のエレベータ装置。 - 【請求項21】 前記プラットフォーム安定化連結器
は、前記エレベータかご枠に対する前記プラットフォー
ムの横方向の移動を所定の範囲内に実質的に保つため
に、該プラットフォームと該エレベータかご枠との間に
設けられた複数のプラットフォーム安定化連結器を含ん
でいることを特徴とする請求項18記載のエレベータ装
置。 - 【請求項22】 前記振動部材は、更に、防音装置を含
み、該防音装置は、エラストマパッドが間に設けられた
第1のプレートと第2のプレートを備えていることを特
徴とする請求項18記載のエレベータ装置。 - 【請求項23】 前記振動部材は、前記防音装置が取り
付けられたベースプレートを含み、該ベースプレート
は、前記プラットフォームと前記エレベータかご枠との
間の隙間が実質的にゼロになるように前記防音装置に対
する圧力を調整する調整装置を含んでいることを特徴と
する請求項22記載のエレベータ装置。 - 【請求項24】 能動ローラガイド制御装置を含んでい
ることを特徴とする請求項18記載のエレベータ装置。 - 【請求項25】 エレベータかご枠上に設けられたエレ
ベータプラットフォームを改装することができるプラッ
トフォーム安定化連結器キットであって、 第1の面を前記エレベータかご枠または前記プラットフ
ォームのいずれか一方に固定して設けることができる振
動部材と、 前記振動部材の第2の面に固定して設けることができ、
かつ前記エレベータかご枠に対して前記プラットフォー
ムが実質的に垂直移動することができるように、該エレ
ベータかご枠または該プラットフォームの他方に対して
移動可能に設けることができるリニアベアリングと、を
含み、 前記振動部材と前記リニアベアリングとは、前記エレベ
ータかご枠と前記プラットフォームとの間に配置された
場合に、該エレベータかご枠から該プラットフォームへ
の加速力の伝達経路を提供することを特徴とするプラッ
トフォーム安定化連結器キット。 - 【請求項26】 実質的に一定の減衰係数とばね率を有
していることを特徴とする請求項25記載のプラットフ
ォーム安定化連結器キット。 - 【請求項27】 予め定められた減衰係数とばね率を有
していることを特徴とする請求項25記載のプラットフ
ォーム安定化連結器キット。 - 【請求項28】 前記エレベータかご枠に対する前記プ
ラットフォームの横方向の移動を所定の範囲内に実質的
に保つために、該プラットフォームと該エレベータかご
枠との間に設けることができる複数のプラットフォーム
安定化連結器を含んでいることを特徴とする請求項25
記載のプラットフォーム安定化連結器キット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/535455 | 2000-03-24 | ||
US09/535,455 US6435314B1 (en) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | Elevator platform stabilization coupler |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270673A true JP2001270673A (ja) | 2001-10-02 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001084517A Pending JP2001270673A (ja) | 2000-03-24 | 2001-03-23 | プラットフォーム安定化連結器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6435314B1 (ja) |
JP (1) | JP2001270673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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