JP2001247263A - エレベータの振動抑制装置 - Google Patents

エレベータの振動抑制装置

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JP2001247263A JP2000065697A JP2000065697A JP2001247263A JP 2001247263 A JP2001247263 A JP 2001247263A JP 2000065697 A JP2000065697 A JP 2000065697A JP 2000065697 A JP2000065697 A JP 2000065697A JP 2001247263 A JP2001247263 A JP 2001247263A
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Akihiro Omiya
昭弘 大宮
Hiroichi Miyata
弘市 宮田
Ichiro Nakamura
一朗 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベータ乗りかごの上下振動のうち特に1次
振動を低減し、乗り心地を悪化させない装置を備えたエ
レベータの振動抑制装置を提供する。 【解決手段】前記乗りかご又は前記釣合い錘の少なくと
も一方と前記ケーブル又はチェーン状部材とを連結する
一対の弾性部材及び減衰部材と、前記弾性部材及び減衰
部材の設けられた前記乗りかご又は前記釣合い錘、及び
前記ケーブル又はチェーン状部材端部の振動を検出する
検出器と、この振動に基づいて前記乗りかごの振動を抑
制する駆動装置とを備えた。これにより、エレベータの
特に上下1次振動を低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ乗りかご
の振動、特に乗りかごの運転方向の振動を抑制する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ装置は、巻上機のシ
ーブに掛けられた主ロープが乗りかごと釣合い錘にばね
等を介して連結され、巻上機をトルク制御することで乗
りかごを運転方向、すなわち上下方向に運転する。エレ
ベータの行程が長くなると、乗りかごの位置により乗り
かご側と釣合い錘側で主ロープの長さが大きく違ってく
るため、主ロープの重量による重量不均衡が大きくな
り、巻上機の負荷変動が大きくなる。特に、長行程のエ
レベータでは、主ロープの重量不均等が大きくなり、巻
上機の負荷変動は大きくなる。この負荷変動を小さくす
るために、乗りかごの下部に一方端を、釣合い錘の下部
に他方端を連結したケーブル状部材を釣り下げる。この
ようなエレベータ装置において、主ロープの弾性及び主
ロープの質量,乗りかごの質量,釣合い錘の質量,巻上
機とシーブの慣性モーメント,ケーブル状部材の質量に
よって構成されるエレベータ機構系の運転方向振動、す
なわち上下振動のうち、乗りかごと釣合い錘が逆相でシ
ーブ回転振動の少ない振動(以下、1次振動と呼ぶ)
と、乗りかごと釣合い錘,シーブ回転が同相の振動(以
下、2次振動と呼ぶ)は、特に乗り心地を悪化させる場
合がある。振動要因としては、前記巻上機のトルク脈動
や、乗りかごを案内するガイドレールの曲がり、前記ガ
イドレール継ぎ目段差,乗りかご内乗客変動等が外乱と
なり、前記エレベータ機構系の各部が振動する。
【0003】これらの上下振動を低減させる従来技術と
して、特開平6−100273号公報がある。この公報
に記載の従来技術は、主ロープの重量不均衡を小さくす
るために乗りかごと釣合い錘の下側に、前記ケーブル状
部材の代わりに補償ロープを釣り下げた上、昇降路最下
部に設置された補償プーリに前記ロープを掛けている。
さらに、分割した釣合い錘を弾性部材及び減衰部材で互
いに結合して前記上下振動を低減させている。
【0004】なお、他に関連する従来技術として、特開
平3−120188号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−10027
3号公報に記載の従来技術では、前記1次振動に加え
て、前記上下振動のうち2次振動も低減できる。しか
し、昇降路下部に補償プーリを設けなければならない。
また、近年はコスト削減により、この補償プーリを設け
ないエレベータが増加しており、このようなエレベータ
に対しては、ほとんど上下振動低減効果を期待できな
い。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、昇降路下部に補償プーリを設けずに、
エレベータ乗りかごの上下振動のうち特に1次振動を低
減し、乗り心地を悪化させない装置を備えたエレベータ
の振動抑制装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗りかごの下
部に一方端を、釣合い錘の下部に他方端を連結した、主
ロープの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状
部材を備えたエレベータにおいて、前記乗りかご又は前
記釣合い錘の下部の少なくとも一方と前記ケーブル又は
チェーン状部材とが、少なくとも一対の弾性部材及び減
衰部材を介して連結され、前記弾性部材及び減衰部材の
設けられた前記乗りかご又は前記釣合い錘、及び前記ケ
ーブル又はチェーン状部材端部の前記乗りかごの運転方
向の振動を検出する検出器と、前記検出器によって検出
された振動量を制御指令信号に変換する変換器と、前記
連結部に対して前記制御指令信号に基づいて前記乗りか
ごの運転方向に制御力を発生する少なくとも一台の駆動
装置とを備えたことを特徴とする。ケーブル又はチェー
ン状部材とその少なくとも一方に設けた一対の弾性部材
及び減衰部材で動吸振器の副振動系を構成し、特にエレ
ベータの上下1次振動を低減させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明に係る
実施例について説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例に係るエレベ
ータを示す図である。
【0010】図1に示すように、乗りかご4及び釣合い
錘5の下部に弾性部材100,減衰部材101を介して
連結棒102と連結部材103にてケーブル又はチェー
ン状部材10が連結されている。主ロープ3は通常2本
以上であるが、簡略し図面上では1本としている。主ロ
ープ3は、図示していない巻上機の出力軸に設けたシー
ブ1及び反らせ車2と、乗りかご4と釣合い錘5側それ
ぞれのプーリ6に掛け渡され、両端部は昇降路上部に弾
性部材9を介して連結されている。このようなエレベー
タ機構系では、通常、前記巻上機を速度制御することに
より乗りかご4の位置を上下に制御する。
【0011】前記ケーブル又はチェーン状部材10と前
記弾性部材100及び前記減衰部材101は、動吸振器
の副振動系を構成しており、主振動系の構成部材のうち
乗りかご4と釣合い錘5の上下振動を検出器204で検
出し、この検出信号を基にして制御器200にて乗りか
ご4の上下振動を低減する制御指令信号を生成し、駆動
装置104の制御力を前記副振動系に上下方向に加えて
アクティブ制振する。このとき、弾性部材100のばね
定数及び減衰部材101の減衰は、最も1次振動振幅が
大きくなる時の乗りかご位置と乗りかご内乗客量に予め
合わせておけば、より振動抑制効果を高めることが出来
る。
【0012】ところで、弾性部材100としてはコイル
ばねや板ばね、減衰部材101としてはオイルダンパや
磁気ダンパ等で実現できる。さらに、検出器204は加
速度センサでも、相対速度センサでも良く、駆動装置1
04は少なくとも一台以上の油圧アクチュエータや電磁
アクチュエータ、電動機等で良い。また、乗りかご4又
は釣合い錘5の位置によってケーブル又はチェーン状部
材10の各端部に加わる重量変化のため、弾性部材10
0の圧縮量が変り、駆動装置104の静的変位も変化す
る。よって、前記駆動装置104の変位量等の動作状態
もフィードバックし、その検出信号に従って信号調節器
203を調節することで、乗りかご4又は釣合い錘5の
位置に応じた制御が出来る。
【0013】本実施例によれば、重量不均衡を補償する
ケーブル状部材を、乗りかご又は釣合い錘の下部に弾性
部材及び減衰部材で連結して動吸振器を構成し、アクチ
ュエータを用いてアクティブ制御することで、エレベー
タ乗りかごの上下振動のうち特に1次振動を低減し、乗
り心地を良好に保つことができる。
【0014】なお、本実施例はアクティブ制御のため、
1次振動のみならず他の振動モードを抑制することも出
来る上、エレベータ駆動制御系をより安定化することが
出来るという効果もある。
【0015】次に、本発明の第2の実施例について図
2,図3を用いて説明する。
【0016】第1の実施例と異なる部分について説明す
る。
【0017】図1に示した実施例と異なる点は、駆動装
置104,検出器204を無くし、制御器200の代わ
りに制御器300を設け、前記制御器300の出力する
制御指令信号に応じて弾性部材105のばね定数を変化
させるようにしたことである。これにより、弾性部材1
05及び減衰部材101、ケーブル又はチェーン状部材
10からなる動吸振器の副振動系の固有振動周波数を主
振動系の振動周波数にあわせるように調節し、準アクテ
ィブに制振することが出来る。
【0018】この調節方法は、通常、エレベータ駆動制
御装置11で作り出される乗りかご内乗客量信号301
及び乗りかご位置信号302を、信号調節器303〜3
04で調整した後、信号変換器305で制御指令信号に
変換して弾性部材105のばね定数を変更することで調
節する。このとき、信号調節器303は、乗りかご位置
に応じて変動する前記副振動系の固有振動周波数を基に
して予め作成されたテーブルである。例えば、乗りかご
位置が上から下へ降りてくる場合、前記副振動系の乗り
かご4側の固有振動周波数は、ケーブル又はチェーン状
部材10の重量が見かけ上減少するため、弾性部材10
5のばね定数が一定であれば高くなるので、前記ばね定
数を低めるように設定される。一方、釣合い錘5側の前
記副振動系に対しては、乗りかご4側と反対の向きに信
号調節器303が設定される。同様に、信号調節器30
4は、乗りかご内乗客量に応じて変動する主振動系の1
次振動周波数を基にして予め作成されたテーブルであ
る。
【0019】第2の実施例において、弾性部材105の
ばね定数を変化させるための具体的な方法を図3に示
す。
【0020】図3に示す構成では、弾性部材105とし
て板ばねを備えている。前記板ばねは、両端を可動支持
部材108で連結部材103と連結されており、前記連
結部材108は、駆動力伝達部材107を介して駆動装
置106に連結されている。これにより、例えばばね定
数を大きくする時、可動支持部材108を支点間距離が
短くなるように前記制御指令信号に基づいて駆動装置1
06を動作させれば良い。同様に、ばね定数を小さくす
る時には、反対方向へ駆動装置106を動作させれば良
い。
【0021】ところで、減衰部材101としてはオイル
ダンパや磁気ダンパ等で実現できる。また、弾性部材1
05は前記板ばねの他、複数のコイルばねを切り替える
方法や、コイルばねの支持部をねじの要領で変化させる
方法等でも良い。さらに、駆動装置104は少なくとも
一台以上の油圧アクチュエータや電磁アクチュエータ、
電動機等で良い。
【0022】なお、図1に示した実施例に比べ、ばね定
数の変更のみに動力を用いるため、より少ないエネルギ
ーで済むという別の利点もある上、エレベータ駆動制御
系をより安定化することが出来るという効果もある。
【0023】次に、本発明の第4の実施例について図4
を用いて説明する。
【0024】図1〜図3に示した実施例と異なる部分に
ついて説明する。
【0025】本実施例では、駆動装置104,106及
び検出器204,制御器200,300といったアクテ
ィブ及び準アクティブ制御に関わる装置を無くし、パッ
シブな動吸振器を構成している。これにより、図1〜図
3に示した実施例に比べ、ある一定の範囲内の乗りかご
位置においてのみ振動抑制効果を得ることが出来る。主
振動系の1次振動周波数は乗りかご位置に依らずほぼ一
定で、乗りかご内乗客量には反比例して低くなる。一
方、乗りかご4下部の副振動系の固有振動周波数は、乗
りかごの位置が上方ならば低く、下方ならば高くなり、
釣合い錘5下部の副振動系ではその反対となる。このた
め、例えば乗りかご4が中間階のときに、弾性部材10
0のばね定数を2つの副振動系の固有振動周波数とも主
振動系の1次振動に最適同調させ、さらに減衰部材10
1の減衰を最適減衰値に合わせておけば、乗りかご位置
中間階にて最大の振動抑制効果が得られる。また、前記
2つの副振動系で互いに反対方向に前記最適同調を少し
ずらしておくと、乗りかご内乗客量による主振動系の1
次振動周波数の変動に対応できる上、乗りかご位置に応
じた副振動系自身の固有振動周波数変動にもある程度対
応できる。すなわち、最も乗りかご4の1次振動が問題
となる乗りかご位置にチューニングしておけば良い。
【0026】なお、弾性部材100としてはコイルばね
や板ばね、減衰部材101としてはオイルダンパや磁気
ダンパ等で実現できる。
【0027】ところで、これらの実施例では、乗りかご
4及び釣合い錘5の両方の下部に前記動吸振器の副振動
系が構成されているが、必ずしも両方とも必要という訳
ではなく、振動抑制効果は下がるがどちらか片方だけで
も良い。また、これらの実施例では、主ロープ3の掛け
渡し方は乗りかご4及び釣合い錘5上部のプーリ6に掛
け渡し、両端部が昇降路上部に連結される2:1ローピ
ングのエレベータであるが、主ロープの両端部が前記プ
ーリ6の代わりに、乗りかご4及び釣合い錘5の上部
へ、弾性部材を介して連結される1:1ローピングのエ
レベータや、ローピングに関わらず、巻上機とシーブが
昇降路下部へ設置されているエレベータにおいても同様
に振動抑制することが出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、重量不均衡を補償する
ケーブル状部材を、乗りかご又は釣合い錘に弾性部材及
び減衰部材で連結して動吸振器を構成し、エレベータ乗
りかごの上下振動のうち特に1次振動を低減し、乗り心
地を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るエレベータを示す
図。
【図2】本発明の第2の実施例に係るエレベータを示す
図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る乗りかご下部を拡
大した図。
【図4】本発明の第3の実施例に係るエレベータを示す
図。
【符号の説明】
1…シーブ、2…反らせ車、3…主ロープ、4…乗りか
ご、5…釣合い錘、6…プーリ、7,103…連結部
材、8,9,100,105…弾性部材、10…ケーブ
ル又はチェーン状部材、11…エレベータ駆動制御装
置、101…減衰部材、102…連結棒、104,10
6…駆動装置、107…駆動力伝達部材、108…可動
支持部材、200,300…制御器、201,202,
305…信号変換器、203,303,304…信号調
節器、204…検出器、301…乗りかご内乗客量信
号、302…乗りかご位置信号。
フロントページの続き (72)発明者 中村 一朗 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 ハイメックサービ ス株式会社内 Fターム(参考) 3F002 CA10 GA00 3F305 BB04 CA04 CA06 CA09 CA10 CA11 3F306 AA12 CB00 CB50 DA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご又は前記釣合い錘の少なくとも一方と前記ケーブル
    又はチェーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減
    衰部材と、前記弾性部材及び減衰部材の設けられた前記
    乗りかご又は前記釣合い錘、及び前記ケーブル又はチェ
    ーン状部材端部の振動を検出する検出器と、この振動に
    基づいて前記乗りかごの振動を抑制する駆動装置とを備
    えたことを特徴とするエレベータの振動抑制装置。
  2. 【請求項2】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご及び前記釣合い錘それぞれと前記ケーブル又はチェ
    ーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減衰部材
    と、前記乗りかご、前記釣合い錘及び前記ケーブル又は
    チェーン状部材端部の振動を検出する検出器と、この振
    動に基づいて前記乗りかごの振動を抑制する駆動装置と
    を備えたことを特徴とするエレベータの振動抑制装置。
  3. 【請求項3】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご又は前記釣合い錘の少なくとも一方と前記ケーブル
    又はチェーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減
    衰部材と、乗りかご位置信号又は乗りかご内乗客量信号
    の少なくとも一方を制御指令信号に変換する変換器と、
    前記制御指令信号に基づいて前記弾性部材のばね定数を
    変化させる手段を備えたことを特徴とするエレベータの
    振動抑制装置。
  4. 【請求項4】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご及び前記釣合い錘のそれぞれと前記ケーブル又はチ
    ェーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減衰部材
    と、乗りかご位置信号又は乗りかご内乗客量信号の少な
    くとも一方を制御指令信号に変換する変換器と、前記制
    御指令信号に基づいて前記弾性部材のばね定数を変化さ
    せる手段を備えたことを特徴とするエレベータの振動抑
    制装置。
  5. 【請求項5】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご又は前記釣合い錘の少なくとも一方と前記ケーブル
    又はチェーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減
    衰部材を備えたことを特徴とするエレベータの振動抑制
    装置。
  6. 【請求項6】乗りかごと釣合い錘を昇降路上部に設けた
    シーブを介して主ロープでつるべ状に吊り、前記乗りか
    ごに一方端を、前記釣合い錘に他方端を連結した主ロー
    プの重量不均衡を補償するケーブル又はチェーン状部材
    を備えたエレベータの振動抑制装置において、前記乗り
    かご及び前記釣合い錘のそれぞれと前記ケーブル又はチ
    ェーン状部材とを連結する一対の弾性部材及び減衰部材
    を備えたことを特徴とするエレベータの振動抑制装置。
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