JP2001270250A - 感熱記録型磁気券紙 - Google Patents

感熱記録型磁気券紙

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JP2001270250A
JP2001270250A JP2000123318A JP2000123318A JP2001270250A JP 2001270250 A JP2001270250 A JP 2001270250A JP 2000123318 A JP2000123318 A JP 2000123318A JP 2000123318 A JP2000123318 A JP 2000123318A JP 2001270250 A JP2001270250 A JP 2001270250A
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sensitive recording
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JP2000123318A
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Masatoshi Kasai
将利 河西
Akinobu Oharada
明信 小原田
Hiroshi Noguchi
博司 野口
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Unitika Chemical Co Ltd
Original Assignee
Unitika Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害なアルデヒド含有化合物を使用せず、ま
た過酷な熱処理等を行わなくても耐水性に優れ、可塑剤
を含む樹脂と長期間接触しても消色が起こらず、高温多
湿下に長期間放置しても発色等の起こりにくい、乗車
券、定期券、回数券等に有用な感熱記録型磁気券紙を提
供する。 【解決手段】 支持基体の一方の面に磁気記録層、他方
の面に感熱発色層を有する感熱記録型磁気券紙におい
て、感熱発色層上に(A)ジアセトンアクリルアミド−
脂肪酸ビニルエステルの共重合体のケン化物および
(B)ヒドラジン系化合物を含有する被覆層を設けた。
さらに、上記感熱記録型磁気券紙の感熱発色層中にも
(A)ジアセトンアクリルアミド−脂肪酸ビニルエステ
ルの共重合体のケン化物および(B)ヒドラジン系化合
物を含有させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録層および
感熱発色層を有し、乗車券、回数券、定期券および各種
会員券、サービスカード等に有用な感熱記録型磁気券紙
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道、バスおよび航空各社は利用
者の増大に伴い、乗車券、回数券、定期券等のチケット
類の自動販売化を実施すると同時に、自動改札機を導入
し、スムーズな改札処理が進められている。また、それ
以外の分野でも種々の会員券、サービスカードなどの機
械処理が主流になり、時間、人員の省力化が進められて
いる。
【0003】これらに利用されるチケット類は、機械処
理の際に必要な情報と使用者に必要な情報を一枚のカー
ド上に保有している必要がある。通常、機械処理に必要
な情報とは、暗号化された情報であり、読み取りおよび
書換え機能を有する機械に通すことにより、カード使用
時の情報を読み取り、変更された新たな情報を再び記録
することができればよいので、簡便に記録の読み取りお
よび書換えを行うことができる磁気記録方式が用いられ
ることが多い。
【0004】一方、上記の磁気記録情報は専用の機械で
しか読み取ることができないため、その一部の情報は使
用者に理解できる文字、数字として表示される必要があ
り、その記録方式として感熱記録方式が用いられるのが
主流となっている。この感熱記録方式は、発熱可能な発
熱素子を設置するだけで記録ができることから、印字機
構が簡素化され、機械本体もコンパクトにすることがで
き、しかも、コストも下げることができる。また、イン
クを用いた通常の印字方式に比べ、印字の定着時間が短
く、未定着インクによる手や衣服の汚れなどもないとい
う点で優れており、今後ともその需要は増加するものと
予想される。
【0005】感熱磁気券紙の感熱発色層には、従来よ
り、無色または淡色のロイコ染料と酸性物質が使用され
ている。これらを使用した感熱磁気券紙は、感熱発色層
において、記録体の色調が鮮明で、保存性にも優れてい
るが、通常これらのチケット類の保管に使用されるサイ
フ、定期入れに保存した場合、サイフ、定期入れ等の透
明樹脂フィルムに含有される可塑剤、例えばジオクチル
フタレート、ジオクチルアジペート等の感熱発色層への
浸透により、発色部の記録が徐々に消色し、やがて判別
不可能になるという問題がある。
【0006】これを改善する方法として、例えば特開昭
53−19840号公報および特開昭53−13715
5号公報には、感熱発色層上に発色性成分を実質的に溶
解しない有機溶媒に可溶な有機性樹脂被覆層を設ける方
法が開示されている。しかしながら、このような被覆層
を設けることにより、可塑剤浸透による初期の発色部の
消色は防止できるものの、長期間、可塑剤を有する樹脂
フィルムと接触した場合、発色部の消色が起こるという
問題があった。
【0007】さらに、この問題を解決する方法として、
特公昭59−10317号公報には、感熱発色層上に水
溶性樹脂と耐水化剤よりなる被覆層を設けた感熱磁気券
紙が開示されており、水溶性樹脂とポリビニルアルコー
ル、耐水化剤としてメラミン樹脂、グリオキザールなど
のアルデヒド基含有化合物が例示されている。この方法
により、可塑剤浸透による発色部の消色は起こりにくく
なるものの、水溶性樹脂自体の耐水性が低く、該感熱磁
気券紙が水に濡れた手で扱われたり、高温度下で使用さ
れた場合、被覆層の溶け出しや、発色部の消色が起こる
という問題がある。これは、感熱磁気券紙の製造工程に
おいて高温での処理ができないため、水溶性樹脂の水酸
基と耐水化剤のアルデヒド基との架橋反応が十分に進ま
ないためであると考えられる。
【0008】また、近年、一般ユーザーが頻繁に使用す
る用途において、特に、使用する化合物の安定性が問題
になっており、中でもアルデヒド基含有化合物の使用が
制限されていることから、アルデヒド基含有化合物以外
の架橋剤を使用する系が切望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の欠点を改善し、磁気記録層および感熱発色層
を有する感熱記録型磁気券紙において、比較的低温でも
架橋反応が起こる樹脂およびアルデヒド基を含有しない
架橋剤を被覆層に使用することにより、可塑剤浸透によ
る発色部の消色がなく、耐水性にも優れた感熱記録型磁
気券紙を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するものであり、支持基体の一方の面に磁気記録
層、他方の面に感熱発色層を有する感熱記録型磁気券紙
において、感熱発色層上に(A)ジアセトンアクリルア
ミド−脂肪酸ビニルエステルの共重合体のケン化物およ
び(B)ヒドラジン系化合物を含有する被覆層を設けた
ことを特徴とする感熱記録型磁気券紙である。前記感熱
発色層中にも(A)ジアセトンアクリルアミド−脂肪酸
ビニルエステルの共重合体のケン化物および(B)ヒド
ラジン系化合物を含有することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。
【0012】本発明の感熱記録型磁気券紙に使用する支
持基体として、上質紙、中質紙、コート紙等の紙、合成
紙、布、木材、金属板、あるいはポリエステル、ポリア
ミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタ
クリレート、酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポリ
イミド等のプラスチックフィルムおよびシート、フィル
ムラミネート紙、織布シート等が挙げられるが、これに
限らない。
【0013】本発明の感熱記録型磁気券紙は、上記支持
基体の一方の面に磁気記録層を有するが、この磁気記録
層の形成には強磁性粉末と結着剤の分散液を支持基体上
に塗布、乾燥したり、強磁性粉末、結着剤からなる強磁
性体ラミネートを支持基体に接合するなどの公知の方法
を用いることができる。ここで使用される強磁性粉末と
しては種々のものが使用されるが、例えば、γ−Fe
、γ−Fe、Cr0、バリウムフェライ
ト、Fe−Co、Co−Ni、Fe−Co−B、Mn−
Si、Mn−Al、Fe−Co−V等が挙げられ、結着
剤としては、例えば塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂
等の合成樹脂化合物が挙げられる。
【0014】また、上記の強磁性粉末および結着剤を分
散させる際の溶剤としては、例えば、アセトン、ジメチ
ルケトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサン等のケトン類、酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールジエチルエーテル等のエーテル類、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプ
タン等の脂肪族炭化水素類等の1種または2種以上を混
合して使用することができる。
【0015】本発明の感熱記録型磁気券紙は、上記支持
基体の磁気記録層を設けた面とは異なる面には感熱発色
層を有するが、この感熱発色層の感熱発色成分として
は、従来公知の発色性物質およびこれと加熱時(印字
時)に反応して発色せしめる顕色性物質の2成分系を使
用することができる。
【0016】感熱発色成分のうち発色性物質としては、
発色性ラクトン化合物が代表的なものとして挙げられ
る。発色性ラクトン化合物としては、加熱時に酸性化合
物と反応して発色しうるものであればよく、例えばトリ
フェニルメタン系、トリフェニルメタンフタリド系、フ
ルオラン系、ロイコオーラミン系、スピロピラン系等の
各種のロイコ化合物が挙げられる。
【0017】また、感熱発色成分のうち顕色物質として
は、一般に70℃以上で液化または気化して前記発色性
ラクトン化合物、特にロイコ化合物と反応して発色させ
る性質を持った酸性化合物であれば良く、例えば、2,
2−ビス(4−オキシフェニル)プロパン(別名ビスフ
ェノールA)、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキ
シアセトフェノン、2,2′−ジアセトキシフェノー
ル、2,2′−メチレンビス(4−クロルフェノー
ル)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス
(2−メチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデ
ンビス(2−メチルフェノール)、4,4′−sec−
ブチリデンフェノール、4,4′−エチレンジフェノー
ル、4,4′−エチレンビス(2−メチルフェノール)
等のフェノール系化合物が挙げられる。
【0018】以上の発色性ラクトン化合物等の発色性物
質とフェノール系化合物等の顕色性物質とは、例えば別
々に粉砕して微粒化し、これに必要に応じて従来公知の
無機充填剤、ワックス類、融点調整剤、界面活性剤等を
加え、結着剤とともに水に溶解あるいは分散させた感熱
発色層用塗液を作製し、この塗液を支持体の磁気記録層
とは異なる面に塗布、乾燥して感熱発色層を設けること
ができる。
【0019】ここで使用される結着剤としては、アルブ
ミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂、PV
A、ビニルピロリドン変性PVA、N−置換あるいは非
置換(メタ)アクリルアミド変性PVA、ポリ(メタ)
アクリル酸ナトリウム、アニオン変性PVA、アルギン
酸ナトリウム、水溶性ポリエステル等のアニオン性水溶
性樹脂、ポリエチレンイミン、ポリビニルアミン、ポリ
アリルアミン、ポリアリルアミンスルホン共重合体ある
いはこれらのアンモニウム塩、カチオン化でんぷん、カ
チオン化ポリ(メタ)アクリルアミド、カチオン変性P
VA、カチオン化ポリアミド樹脂等のカチオン性水溶性
樹脂、SBRラテックス、NBRラテックス、酢酸ビニ
ル系エマルジョン、エチレン/酢酸ビニル共重合体エマ
ルジョン、(メタ)アクリルエステル系エマルジョン、
塩化ビニル系エマルジョン等の水分散性樹脂が挙げられ
るが、特に(A)ジアセトンアクリルアミド−脂肪酸ビ
ニルエステル共重合体のケン化物および(B)ヒドラジ
ン系化合物を使用する場合には、さらに高度な耐水性を
付与することができる。
【0020】本発明の感熱記録型磁気券紙は、上記感熱
発色層の上に被覆層を有するが、この被覆層は、(A)
ジアセトンアクリルアミド−脂肪酸ビニルエステルの共
重合体のケン化物および(B)ヒドラジン系化合物を含
有している。
【0021】上記の(A)ジアセトンアクリルアミド−
脂肪酸ビニルエステルの共重合体のケン化物(以下、D
AVESと略記する)は、脂肪酸ビニルエステルとジア
セトンアクリルアミドとを共重合して得た重合体をケン
化するなどの公知の方法により製造することができるも
のである。
【0022】上記の共重合に使用する脂肪酸ビニルエス
テルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、ピバリン酸ビニルが挙げられ、中でも酢酸ビニ
ルが工業的に好ましい。
【0023】上記の脂肪酸ビニルエステルとジアセトン
アクリルアミドとの共重合方法は、従来から公知の塊状
重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの各種の方法
が採用でき、中でもメタノールを溶剤として用いる溶液
重合が工業的に好ましい。
【0024】脂肪族ビニルエステルとジアセトンアクリ
ルアミドとを共重合して得た重合体のケン化方法は、従
来から公知のアルカリケン化および酸ケン化を適用する
ことができ、中でも重合体のメタノール溶液またはメタ
ノールと水、酢酸メチル、ベンゼン等の混合溶液に水酸
化アルカリを添加して加アルコール分解する方法が工業
的に好ましい。
【0025】本発明で使用されるDAVESは、本発明
の効果を阻害しない範囲で、脂肪酸ビニルエステルまた
はジアセトンアクリルアミドと共重合可能な、例えば、
クロトン酸、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和モ
ノカルボン酸およびそのエステル・塩・無水物・アミド
・ニトリル類・マレイン酸、イタコン酸、フマル酸など
の不飽和ジカルボン酸およびその塩、マレイン酸モノメ
チル、イタコン酸モノメチル等の不飽和二塩基酸モノア
ルキルエステル類、炭素数2〜30のα−オレフィン
類、アルキルビニルエーテル類、ビニルピロリドン類と
ともに共重合したものであっても良い。この他、得られ
たDAVESを本発明の効果を阻害しない範囲で、アセ
タール化、ウレタン化、エーテル化、グラフト化、リン
酸エステル化、アモトアセチル化などの反応によって後
変性したものでも良い。
【0026】本発明で使用されるDAVESのジアセト
ンアクリルアミド単位の含有量は0.1〜15モル%の
範囲が好ましく、より好ましくは0.5〜10モル%で
ある。ジアセトンアクリルアミド単位の含有量が少なく
なりすぎると、耐水性、耐可塑剤性の点が低下するおそ
れがある。また、DAVESは水溶性ポリマーである
が、含有量が多くなりすぎると、水溶性が低下し作業性
に問題を生じる恐れがある。
【0027】また、本発明で使用されるDAVESの重
合度、ケン化度は特に制限されないが、20℃における
4%水溶液粘度が3mPa・s以上、ケン化度85モル
%以上が好ましい。
【0028】上記被覆層等に含有される(B)ヒドラジ
ン化合物としては、例えば、ヒドラジン、ヒドラジンヒ
ドラート、ヒドラジンの1水和物もしくは塩、フェニル
ヒドラジン、メチルヒドラジン、エチルヒドラジン、n
−プロピルヒドラジン、n−ブチルヒドラジン、エチレ
ン−1,2−ジヒドラジン、プロピレン−1,3−ジヒ
ドラジン、ブチレン−1,4−ジヒドラジンなどの芳香
族もしくは脂肪族ヒドラジンおよびその塩、カルボヒド
ラジド、安息香酸ヒドラジド、ギ酸ヒドラジド、酢酸ヒ
ドラジド、プロピオン酸ヒドラジド、n−酪酸ヒドラジ
ド、イソ酪酸ヒドラジド、n−吉草酸ヒドラジド、イソ
吉相酸ヒドラジド、ピバリン酸ヒドラジドなどのモノカ
ルボン酸ヒドラジド、シュウ酸ジヒドラジド、マロン酸
ジヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒ
ドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒド
ラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラジ
ド、イタコン酸ジヒドラジドなどのジカルボン酸ジヒド
ラジド、炭酸ヒドラジンおよびN−アミノポリアクリル
アミドなどのヒドラジノ基を有する高分子化合物および
これらのヒドラジン系化合物にケトン基を有するアセト
ン、メチルエチルケトンを反応させた例えばアジピン酸
ジヒドラジドジアセトンヒドラゾン、アジピン酸ジヒド
ラジドジメチルエチルケトンヒドラゾンなどのヒドラジ
ン系化合物の誘導体などが挙げられる。
【0029】本発明において用いられるヒドラジン系化
合物の使用量としてはDAVES100重量部に対し
0.5〜50重量部が好ましく、より好ましくは1〜3
0重量部の範囲から選ばれる。使用量が0.5重量部よ
り少ないと、耐水性が不十分となりやすく、50重量部
を超える場合には水溶液の粘度安定性が悪く、経時的に
増粘する場合があり、好ましくない。
【0030】本発明の感熱記録型磁気券紙における上記
被覆層は、前記(A)DAVESおよび(B)ヒドラジ
ン系化合物とを含む水溶液に、必要に応じて他の水溶性
樹脂、水分散性樹脂、無機充填剤、ワックス類、融点調
整剤、界面活性剤、可塑剤、pH調整剤等を添加した塗
工液を感熱発色層上に塗工、乾燥することにより形成す
ることができ、DAVESとヒドラジン系化合物は乾燥
中に架橋結合を生ずる。
【0031】上記の併用できる他の水溶性あるいは水分
散性樹脂としては、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、
でんぷん、アラビアゴム、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリアミド
樹脂、メラミン樹脂、PVA、ビニルピロリドン変性P
VA、N−置換あるいは非置換(メタ)アクリルアミド
変性PVA、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、アニ
オン変性PVA、アルギン酸ナトリウム、水溶性ポリエ
ステル等のアニオン性水溶性樹脂、ポリエチレンイミ
ン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアリル
アミンスルホン共重合体あるいはこれらのアンモニウム
塩、カチオン化でんぷん、カチオン化ポリ(メタ)アク
リルアミド、カチオン変性PVA、カチオン化ポリアミ
ド樹脂等のカチオン性水溶性樹脂、SBRラテックス、
NBRラテックス、酢酸ビニル系エマルジョン、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体エマルジョン、(メタ)アクリ
ルエステル系エマルジョン、塩化ビニル系エマルジョン
等の水分散性樹脂が挙げられる。
【0032】これら水溶性あるいは水分散性樹脂を、本
発明で使用されるDAVESおよびヒドラジン系化合物
とに併用して使用する場合の割合としては、DAVES
100重量部に対して500重量部以下、好ましくは3
00重量部以下で使用される。
【0033】また、本発明において併用しうる無機充填
剤としては、シリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、ゼ
オライト、炭酸カルシウム、アルミナ、酸化亜鉛、サチ
ンホワイト等が挙げられる。この場合の割合としては、
通常(DAVES/充填剤)が1/100〜100/
1、好ましくは5/100〜100/5の範囲から選ば
れる。
【0034】また、あらかじめDAVESとヒドラジン
系化合物との混合水溶液を作製し、感熱発色層上に塗工
する場合、および感熱発色層の結着剤としてDAVES
およびヒドラジン系化合物を使用して感熱発色層塗液を
作製し、この塗液を支持体の磁気記録層とは異なる面に
塗工する場合において、塗工時にこれらが反応し、増粘
することを防止するため、水溶性有機アミンを添加する
ことができる。ここで使用される水溶性有機アミンとし
ては、モノエタノールアミン、アミノエチルエタノール
アミン、モノイソプロパノールアミンなどの第1級アル
カノールアミン、メチルアミン、エチルアミン、n−プ
ロピルアミンなどの第1級アルキルアミン、アラニン、
グリシンなどのアミノカルボン酸およびアンモニアなど
が挙げられる。
【0035】上記の被覆層として、DAVESとヒドラ
ジン系化合物とを使用する場合の使用量は特に制限はな
いが、固形分としての塗布量は、0.5〜5g/m
好ましく、また、塗工方法としては、上述の組成分の混
合水溶液をサイズプレス、エア−ナイフコーター、ロー
ルコーター、バーコーター、ブレードコーター等の通常
の従来公知の塗工方法を適用することができる。
【0036】本発明において用いられるDAVESはヒ
ドラジン系化合物の存在下で乾燥することにより、熱処
理、pH調整などの前処理を行わなくても、架橋結合を
形成するため、感熱発色層の被覆層として使用する場合
は、このような架橋ポリマー層を感熱発色層上に形成す
ることにより、外部からの水、可塑剤の浸入を防ぎ、ま
た、感熱発色層の結着剤として使用する際には、感熱発
色層中で架橋構造を形成することにより、浸入した水に
対する結着剤および感熱発色成分の溶出を防ぐことによ
り、高い耐水性、耐可塑剤性が得られるものと考えられ
る。
【0037】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお、実施例中の諸物性の測定方法を以下に示
す。 (1).耐水性評価 作製した感熱記録用材料を、40℃の水中に24時間浸
漬し、指で塗工面をこすって溶出する程度を以下の基準
に基づき評価した。 ○:溶出が全くない △:わずかに溶出する ×:溶出が激しい (2).耐水性評価 熱傾斜計(東洋精機製)で温度150℃、圧力1kg/
cm、接触時間1secで感熱発色層に印字した感熱
記録型磁気券紙を、40℃の水中に24時間浸漬した
後、乾燥し、浸漬処理による印字の褪色性を比較し、以
下の基準に基づき目視で評価した。 ◎:全く褪色が見られない ○:ほとんど褪色が見られない △:多少褪色が見られる ×:褪色が激しい
【0038】(3).耐可塑剤性評価 熱傾斜計(東洋精機製)で温度150℃、圧力1kg/
cm、接触時間1secで感熱発色層に印字した感熱
記録型磁気券紙の印字面(被覆層を有する場合は、被覆
層上)に、市販の軟質塩化ビニル樹脂フィルムを接触さ
せ、10g/cmの荷重をかけて、温度40℃で2日
間放置した後、処理による印字の褪色性を比較し、以下
の基準に基づき目視で評価した。 ○:褪色が見られない △:わずかに褪色が見られる ×:褪色が激しい (4).発色性評価 作製した感熱記録用材料を40℃、90%RHの恒温恒
湿槽に7日間放置し、放置による不要の発色性(着色
性)を比較し、目視で評価した。 ○:着色が起こらない △:着色が少し起こっている ×:着色が起こっている (5).総合評価 耐水性、耐可塑剤性および発色性のすべての点で感熱記
録材料としての要求性能を満たしている場合は○、どれ
か一つでも満たしていない場合は×とした。
【0039】実施例1 下記組成をボールミルで48時間分散し、磁気記録層形
成用塗液となし、乾燥時の塗布量が40g/mとなる
ように市販上質紙(坪量157g/m)に塗布、乾燥
して、磁気記録層を設けた。 磁気記録層形成用塗液(組成) 磁性粉(γ−Fe) 100重量部 レシチン 2重量部 塩化ビニル樹脂 15重量部 ポリウレタン樹脂 10重量部 トルエン 120重量部 メチルイソブチルケトン(MIBK) 100重量部
【0040】次に、感熱発色層形成用として下記組成よ
り成る分散液A、分散液Bをそれぞれ別々にアトライタ
ーで12時間分散し、これらの液を十分に混合して感熱
発色層形成用塗液とした。 分散液A(組成) 重合度1700、ケン化度98.5モル%の PVAの20重量%水溶液 5.0重量部 クリスタルバイオレットラクトン 1.5重量部 純水 43.5重量部 分散液B(組成) 重合度1700、ケン化度98.5モル%の PVAの20重量%水溶液 10.0重量部 ビスフェノールA 6.0重量部 カオリンクレー 4.5重量部 ステアリン酸アミド 2.0重量部 純水 17.5重量部 上記感熱発色層形成用塗液を乾燥時の塗布量が8g/m
となるように前記磁気記録層を設けた面とは反対の面
に塗布、乾燥して感熱発色層を設けた。
【0041】次いで、下記組成の被覆層形成用塗液を上
記の感熱発色層上に乾燥時の塗布量が2g/mとなる
ように塗布、乾燥して被覆層を設け、本発明の感熱記録
型磁気券紙を作製した。 被覆層形成用塗液(組成) ジアセトンアクリルアミド−酢酸ビニル共重合体 のケン化物(重合度1700、ケン化度98.5 モル%、ジアセトンアクリルアミド変性度6.0 モル%) 5.0重量部 アジピン酸ジヒドラジド 0.5重量部 純水 94.5重量部 この感熱記録型磁気券紙について性能評価を行い、結果
を表1に示した。表1より明らかなように、耐水性、耐
可塑剤性、発色性において優れた性能を示した。
【0042】実施例2 実施例1において、被覆層形成用塗液のアジピン酸ジヒ
ドラジドにかえてN−アミノポリアクリルアミドを使用
した以外は実施例1と同様にして、感熱記録型磁気券紙
を作製した。この感熱記録型磁気券紙について性能評価
を行い、結果を表1に示した。表1より明らかなよう
に、耐水性、耐可塑剤性、発色性において優れた性能を
示した。
【0043】実施例3 実施例1において、被覆層形成用塗液のアジピン酸ジヒ
ドラジドにかえてアジピン酸ジヒドラジドジアセトンヒ
ドラゾンを使用した以外は実施例1と同様にして、感熱
記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録型磁気券紙に
ついて性能評価を行い、結果を表1に示した。表1より
明らかなように、耐水性、耐可塑剤性、発色性において
優れた性能を示した。
【0044】実施例4 実施例1において、被覆層形成用塗液のジアセトンアク
リルアミド−酢酸ビニル共重合体のケン化物(重合度1
700、ケン化度98.5モル%、ジアセトンアクリル
アミド変性度6.0モル%)にかえて重合度600、ケ
ン化度95.0モル%、ジアセトンアクリルアミド変性
度3.5モル%のジアセトンアクリルアミド−酢酸ビニ
ル共重合体のケン化物を使用した以外は実施例1と同様
にして、感熱記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録
型磁気券紙について性能評価を行い、結果を表1に示し
た。表1より明らかなように、耐水性、耐可塑剤性、発
色性において優れた性能を示した。
【0045】実施例5 実施例1において、感熱発色層形成用塗液の分散液A、
分散液Bを下記組成に変更した以外は実施例1と同様に
して感熱記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録型磁
気券紙について性能評価を行い、結果を表1に示した。
表1より明らかなように、耐水性、耐可塑剤性、発色性
において優れた性能を示した。
【0046】 分散液A(組成) ジアセトンアクリルアミド−酢酸ビニル共重合体 のケン化物(重合度1700、ケン化度98.5 モル%、ジアセトンアクリルアミド変性度6.0 モル%)の20重量%水溶液 5.0重量部 アジピン酸ジヒドラジド 0.1重量部 クリスタルバイオレットラクトン 1.5重量部 純水 43.4重量部 分散液B(組成) ジアセトンアクリルアミド−酢酸ビニル共重合体 のケン化物(重合度1700、ケン化度98.5 モル%、ジアセトンアクリルアミド変性度6.0 モル%)の20重量%水溶液 10.0重量部 アジピン酸ジヒドラジド 0.1重量部 ビスフェノールA 6.0重量部 カオリンクレー 4.5重量部 ステアリン酸アミド 2.0重量部 純水 17.4重量部
【0047】実施例6 実施例5において、感熱発色層形成用塗液および被覆層
形成用塗液のアジピン酸ジヒドラジドにかえてN−アミ
ノポリアクリルアミドを使用した以外は実施例5と同様
にして、感熱記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録
型磁気券紙について性能評価を行い、結果を表1に示し
た。表1より明らかなように、耐水性、耐可塑剤性、発
色性において優れた性能を示した。
【0048】比較例1 被覆層を形成しない以外は実施例1と同様にして、感熱
記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録型磁気券紙に
ついて評価を行い、結果を表1に示した。表1より明ら
かなように、耐水性、耐可塑剤性、発色性のすべてにつ
いて劣るものであった。
【0049】比較例2 実施例1において、被覆層形成用塗液のアジピン酸ジヒ
ドラジドを使用しない以外は実施例1と同様にして、感
熱記録型磁気券紙を作製した。この感熱記録型磁気券紙
について評価を行い、結果を表1に示した。表1より明
らかなように、耐水性、発色性が劣るものであった。
【0050】比較例3 実施例1において、被覆層形成用塗液のジアセトンアク
リルアミド−酢酸ビニル共重合体のケン化物(重合度1
700、ケン化度98.5モル%、ジアセトンアクリル
アミド変性度6.0モル%)にかえて重合度1700、
ケン化度98.5モル%の未変性PVAを使用した以外
は実施例1と同様にして、感熱記録型磁気券紙を作製し
た。この感熱記録型磁気券紙について評価を行い、結果
を表1に示した。表1より明らかなように、耐水性、発
色性が劣るものであった。
【0051】比較例4 比較例3において、被覆層形成用塗液のアジピン酸ジヒ
ドラジドにかえてメラミン樹脂30重量%水溶液3重量
部を使用した以外は比較例3と同様にして、感熱記録型
磁気券紙を作製した。この感熱記録型磁気券紙について
評価を行い、結果を表1に示した。表1より明らかなよ
うに、耐水性、耐可塑剤性、発色性のすべてにおいて目
標性能に達しなかった。
【0052】比較例5 比較例3において、被覆層形成用塗液のアジピン酸ジヒ
ドラジドにかえて40重量%グリオキザール3重量部を
使用した以外は比較例3と同様にして、感熱記録型磁気
券紙を作製した。この感熱記録型磁気券紙について性能
評価を行い、結果を表1に示した。表1より明らかなよ
うに、耐水性、耐可塑剤性、発色性のすべてにおいて目
標性能に達しなかった。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、有害なアルデヒド含有化合物を使用せず、ま
た、過酷な熱処理等を行わなくても、耐水性に優れ、可
塑剤を含む樹脂と長期間接触しても消色が起こらず、高
温多湿下に長期間放置しても発色等の起こりにくい、乗
車券、定期券、回数券等に有用な感熱記録型磁気券紙を
提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/18 111

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基体の一方の面に磁気記録層、他方
    の面に感熱発色層を有する感熱記録型磁気券紙におい
    て、感熱発色層上に(A)ジアセトンアクリルアミド−
    脂肪酸ビニルエステルの共重合体のケン化物および
    (B)ヒドラジン系化合物を含有する被覆層を設けたこ
    とを特徴とする感熱記録型磁気券紙。
  2. 【請求項2】 感熱発色層中に(A)ジアセトンアクリ
    ルアミド−脂肪酸ビニルエステルの共重合体のケン化物
    および(B)ヒドラジン系化合物を含有することを特徴
    とする請求項1記載の感熱記録型磁気券紙。
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