JP2001269623A - 搬送物分岐装置 - Google Patents

搬送物分岐装置

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JP2001269623A
JP2001269623A JP2000087558A JP2000087558A JP2001269623A JP 2001269623 A JP2001269623 A JP 2001269623A JP 2000087558 A JP2000087558 A JP 2000087558A JP 2000087558 A JP2000087558 A JP 2000087558A JP 2001269623 A JP2001269623 A JP 2001269623A
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JP2000087558A
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Haruo Mori
治雄 森
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDやICカード等の入った郵便物等の搬送
物を、変形荷重を加えることなく搬送移動し、分岐して
仕分け区分を行う。 【解決手段】 第2の搬送手段5は、第1の搬送手段2
により横(水平)方向に搬送されてくる郵便物等の搬送
物1をそのまま受け台52上に受け取り、縦(鉛直)方
向に搬送移動する。この第2の搬送手段5により受け取
られた搬送物1は、縦方向への搬送移動において、各送
出手段55によって搬送分岐され、格子状に多数配置さ
れた区分箱(F11〜F44)に仕分け収納される。こ
のように、第2の搬送手段5は、第1の搬送手段2で水
平方向に搬送されてくる搬送物1をそのままの姿勢で受
け取り、変形荷重を加えることなく鉛直方向に搬送移動
するので、郵便物等の搬送物1の破損は回避され、効率
良く仕分け区分される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送されてくる
コンパクトディスク(CD)やICカード等の搬送物を
配送先毎に複数箇所に仕分けするのに好適な搬送物分岐
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、郵便はがきや封書等の定型郵
便物の仕分け作業には、郵便番号自動読取区分機が採用
され、光学的に読み取られた郵便番号に基づく、送付宛
先別の仕分け区分が機械的に行われている。
【0003】郵便番号自動読取区分機では、順次搬送さ
れてくる郵便物が、仕分けされて区分箱に収納される
が、その区分箱は、箱体が格子状に縦横(上下左右)に
配置されていて、設置スペースの効率化の点から床面に
立設して据え付けられている。
【0004】郵便番号が読み取られた郵便物等の搬送物
は、横方向から順次搬送されてくるので、立設された区
分箱に分岐して仕分けるのに縦方向に方向を転じて搬送
する必要があり、従来の郵便番号自動読取区分機では、
図4に示す構成の搬送物分岐装置が採用されていた。
【0005】すなわち、図4は従来の搬送物分岐装置の
概略構成を示す正面図で、不図示の番号読取器によって
郵便番号が読み取られたはがきや封書等の搬送物1は、
横方向搬送コンベア2により順次搬送される。横方向搬
送コンベア2は、コンベア上に搬送物1を横にして載
せ、モータ2a駆動により矢印X方向に搬送する。
【0006】横方向搬送コンベア2により、横(矢印
X)方向に搬送されてきた搬送物1は、コーナ搬送コン
ベア3を介して縦方向搬送コンベア4に受け渡される。
【0007】コーナ搬送コンベア3は、図示のように湾
曲した一対の搬送ベルト3a,3bで構成され、横方向
搬送コンベア2上に横に載置されて搬送されてくる搬送
物1を受け取り、その湾曲させた一対の搬送ベルト3
a,3b間に挟みつつ縦方向搬送コンベア4に向け搬送
するので、搬送物1は湾曲しつつ横向きから縦向きに向
きが変化する。
【0008】縦方向搬送コンベア4は、搬送物1を縦向
きに受け取り、そのまま鉛直(矢印Z)方向に搬送し、
搬送物1の郵便番号に対応する区分箱(F11〜F4
4)のある段(棚)の搬送開閉ゲート(41〜44)を
開け、搬送コンベア(F1a〜F4a)上に受け渡すよ
うに構成されている。各搬送開閉ゲート41〜44自体
もベルトコンベアで構成されているので、搬送物1を搬
送しつつ開閉し、搬送路を分岐することができる。
【0009】搬送コンベア(F1a〜F4a)上を矢印
X方向に移動した搬送物1は、郵便番号に対応した区分
箱(F11〜44)の蓋(F1b〜F4b)開放により
郵便番号に対応した区分箱内に落下し区分される。
【0010】なお、上記説明において、搬送物の各搬送
及び仕分け分岐操作の動作タイミングは、不図示のマイ
コンによって制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従
来の郵便番号自動読取区分機等に採用される搬送物分岐
装置は、コーナ搬送コンベア3で表裏両面から搬送物1
を挟み込み、横(水平)方向から縦(鉛直)方向に徐々
に向きを変えつつ、搬送物1を縦方向搬送コンベア4に
受け渡すように構成されていた。
【0012】通常、はがきや書面が入った封書等の搬送
物1自体は、柔軟性があり、多少湾曲させてもそれほど
損傷を受けることはない。
【0013】しかしながら、はがきや封書の中には、曲
りにくく堅い板状のものもあり、そのような搬送物1
は、湾曲したコーナ搬送コンベア3を通過しにくいの
で、作業員が予め取り除き、別途仕分けざるを得なかっ
た。
【0014】とくに、封書等の郵便物の中には、文庫本
や、CD,FD(フロッピー(登録商標)ディスク)の
ほかにも最近ではDVD(Digital Versa
tile Disc)やICカードのように、曲げによ
り破損を受ける配送物が、郵便あるいは宅配便等の流通
ルートに乗るケースが増加するようになってきた。
【0015】そこで、本発明は、搬送物を変形させるこ
となく、円滑に分岐して搬送させることができる搬送物
分岐装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送物分岐装
置において、搬送物を横方向に順次搬送する第1の搬送
手段と、この第1の搬送手段で搬送された前記搬送物
を、前記搬送方向に1個ずつ受け取り載置し、載置した
状態で縦方向に搬送する第2の搬送手段と、この第2の
搬送手段で搬送された前記搬送物を、縦方向に区分され
た複数段のうち、任意の段位置で選択的に横方向に送り
出す送出手段とを具備することを特徴とする。
【0017】このように、本発明の搬送物分岐装置は、
第2の搬送手段が、横方向に順次搬送されてくる搬送物
をそのまま受け入れて横に載置し、その姿勢を維持して
縦(鉛直)方向に搬送変換して送り出すので、搬送物に
何等変形荷重が加わることなく、搬送物を円滑に搬送分
岐させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明による搬送物分岐装置
の一実施の形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明
する。なお、図4に示した従来の構成と同一構成には、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0019】すなわち、図1は本発明による搬送物分岐
装置の一実施の形態を示す概略構成図で、郵便はがき等
の搬送物1は、第1の搬送手段である横方向搬送コンベ
ア2上に水平(横)に載置され、矢印X方向から順次搬
送されてくる。
【0020】横方向搬送コンベア2により搬送されてき
た搬送物1は、そのままの姿勢で第2の搬送手段5によ
り1個ずつ受け取られ、鉛直(縦)方向に向け搬送され
る。
【0021】第2の搬送手段5は、図1に示すように、
左右に一対のチェーンベルト51a,51bが支持枠体
6に支持されつつ、鉛直(縦)方向に周回可能に設けら
れるとともに、この一対のチェーンベルト51a,51
b間には複数個の搬送物受け台52が同じく鉛直(縦)
方向に所定間隔をなして固定されている。
【0022】チェーンベルト51a,51bは、支持枠
体6の上下各端部にそれぞれ回転自在に設けられた鎖歯
車(スプロケット)53a,53b間に張り巡らされて
おり、上端部の鎖歯車53a,53bに連結されたサー
ボモータ54の駆動により巡回移動する。
【0023】各受け台52の動作原理を説明した図2の
要部斜視図、及び図1のA−A線から矢印方向を見た図
3の断面図にそれぞれ示したように、各受け台52に
は、受け渡された搬送物1を、各区分箱(F11〜F4
4)を構成する縦(鉛直)方向の各段(棚)に受け渡す
ようにベルトコンベア52aが設けられている。なお、
図1では区分箱(F11〜F44)の一部のみを示して
いる。
【0024】ベルトコンベア52aの回転軸には摩擦輪
52bが固定されていて、摩擦輪52bは、各区分箱
(F11〜F44)の段に対応して配置されたコンベア
駆動機構55とともに、搬送物1を矢印X方向に送り出
す送出手段を構成している。
【0025】ベルトコンベア52aはコンベア駆動機構
55によって駆動されるが、コンベア駆動機構55は、
図1に示すように、縦(鉛直)方向に張り巡らした周回
ベルト55a全体が、下方端部を軸に図示R方向に回動
自在に構成されている。
【0026】従って、コンベア駆動機構55がR方向に
回動し、周回ベルト55aが摩擦輪52bに接触する
と、モータ55bの回転駆動により摩擦輪52bは回転
し、ベルトコンベア52a上の搬送物1は矢印X方向に
送り出される。
【0027】各受け台52は、一対のチェーンベルト5
1a,51bに固定されているが、上記のように、ベル
トコンベア52aは、横方向搬送手段2から搬送された
搬送物1を受けとり、そのままの姿勢でZ(鉛直)方向
に搬送しつつ分岐して、区分箱(F11〜F44)に向
け送り出すので、搬送物1を載置した各受け台52は、
水平を維持安定して移動することが要求される。
【0028】そこでこの実施の形態では、図3(a)、
及び図3(a)のB−B線から矢印方向を見た図3
(b)の断面図に示したように、横断面がL字状のガイ
ドレール6aを支持枠体6の表裏両面に設け、受け台2
の上下(鉛直)方向に設けた2個のローラ52cが、こ
のガイドレール6aに沿い回転するように形成して、受
け台2が水平面を維持しつつ搬送物1を搬送移動させる
ことができるように構成されている。
【0029】以上説明のように、この実施の形態の搬送
物分岐装置によれば、横に載置されて水平方向に順次搬
送されてくる搬送物1を受け取った第2の搬送手段5
は、搬送物1をそのままの姿勢で縦(鉛直)方向に変換
して搬送移動するので、搬送物1は何等変形荷重を受け
ることなく搬送分岐される。
【0030】なお、上記した実施の形態では、コンベア
駆動機構55をR方向に回動自在に構成したが、R方向
への回動位置で固定配置しても良い。この場合、一例と
して、ベルトコンベア52aの回転軸と摩擦輪52bの
間に一方向クラッチを介在させ、このクラッチは、摩擦
輪52bが図1中、反時計方向への回転力を受けた時
に、その動力をベルトコンベア52aの回転軸に伝達す
る構成とする。このように構成することで、コンベア駆
動機構55のモータ55bが非動作の時、摩擦輪52b
は周回ベルト55aに接触して時計方向の回転力を受け
るが、クラッチの作用でベルトコンベア52aは動か
ず、一方、モータ55bにて周回ベルト55aを移動さ
せ、摩擦輪52bに反時計方向への回転力を与えると、
ベルトコンベア52aの回転軸に伝達され、ベルトコン
ベア52a上の搬送物1は、矢印X方向に送り出される
こととなる。
【0031】このように、本発明装置によれば、曲げる
ことができない郵便はがきや封書等の搬送物に対して、
何等変形荷重が加わることなく、分岐搬送させることが
できるので、郵便番号自動読取区分機等に採用して実用
上優れた効果を発揮することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明による搬送物分岐装置は、第2の
搬送手段が横(水平)方向から順次搬送されてくる搬送
物をそのまま受け入れて載置し、その載置した姿勢で縦
(鉛直)方向に搬送移動するので、搬送物に対し変形荷
重が何等加わることなく搬送方向の変換が可能となり、
CDやICカード等を封入した郵便物等の仕分け作業に
採用して実用上優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による搬送物分岐装置の一実施の形態
を示す要部構成正面図である。
【図2】図1に示す装置に採用された受け台の動作を説
明する斜視図である。
【図3】図3(a)は、図1に示す装置のA−A線から
矢印方向を見た要部拡大断面図、図3(b)は、図3
(a)のB−B線から矢印方向を見た要部拡大断面図で
ある。
【図4】従来の搬送物分岐装置を示す要部構成正面図で
ある。
【符号の説明】
1 搬送物 2 横方向搬送コンベア(第1の搬送手段) 3 コーナ搬送コンベア 4 縦方向搬送コンベア 5 第2の搬送手段 51a,51b チェーンベルト 52 (搬送物)受け台 53a,53b 鎖歯車 54 サーボモータ 55 コンベア駆動機構(送出手段) 55a 周回ベルト 55b モータ F11〜F44 区分箱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を横方向に順次搬送する第1の搬
    送手段と、 この第1の搬送手段で搬送された前記搬送物を、前記搬
    送方向に1個ずつ受け取り載置し、載置した状態で縦方
    向に搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段で搬送された前記搬送物を、縦方向
    に区分された複数段のうち、任意の段位置で選択的に横
    方向に送り出す送出手段とを具備することを特徴とする
    搬送物分岐装置。
  2. 【請求項2】 前記送出手段により横方向に送り出され
    た搬送物は、その送り出し方向に順次連ねて配列された
    複数の区分箱のいずれかに選択的に収納されるように構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の搬送物分岐装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の搬送手段は、前記搬送物をベ
    ルトコンベア上に載置するように構成され、 前記送出手段は、前記ベルトコンベアを駆動して前記搬
    送物を横方向に送り出すように構成したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の搬送物分岐装置。
  4. 【請求項4】 前記横方向は水平方向とし、前記縦方向
    は鉛直方向としたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のうちのいずれか1項に記載の搬送物分岐装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515570A (ja) * 2007-01-12 2010-05-13 オペックス コーポレーション 物品を仕分けする方法および機器
CN110171655A (zh) * 2019-04-25 2019-08-27 佛山市明睿达科技有限公司 一种全自动封条分拣机及封条分派方法

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