JP2001087715A - 自動仕分け装置 - Google Patents

自動仕分け装置

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JP2001087715A
JP2001087715A JP27025599A JP27025599A JP2001087715A JP 2001087715 A JP2001087715 A JP 2001087715A JP 27025599 A JP27025599 A JP 27025599A JP 27025599 A JP27025599 A JP 27025599A JP 2001087715 A JP2001087715 A JP 2001087715A
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Masaharu Suzuki
政春 鈴木
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FUJITAC KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】大きさや厚さ、柔軟性等の異なる様々な物品が
不規則に重なった状態であっても押圧装置から確実に1
つずつ切り出されるようにし、また判別用のバーコード
が物品の表裏のどちらの面に付されていても高速かつ確
実に読み取って仕分けができるようにして、多くの種類
の物品を極めて効率良く高速度で仕分けできるようにす
る。 【解決手段】物品12をその厚さ方向に重ねた状態で斜
め上方に間欠的に送り出しつつ逆回転するローラ14に
より最も上方から2番目の物品12Bに対しては押し戻
す方向に力を作用させる押圧装置2と、最も上方の物品
12Aのみを該厚さ方向と直角方向に滑らせて離脱させ
る切出し装置3と、切り出された物品12を下方に送り
出す送出し装置4と、該物品12を傾斜した状態で搬送
する第1の搬送装置5及び第2の搬送装置と、該第1の
搬送装置5から物品12を反転させて第2の搬送装置に
渡す反転装置とを備えた構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動仕分け装置に
係り、特に大きさや厚さ、柔軟性等の異なる様々な物品
が不規則に重なった状態であっても押圧装置から確実に
1つずつ切り出されるようにし、また判別用のバーコー
ドが物品の表裏のどちらの面に付されていても高速かつ
確実に読み取って仕分けができるようにして、多くの種
類の物品を極めて効率良く仕分けできるようにした、画
期的な自動仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク、ビデオカセットテ
ープ、デジタルビデオディスク、ゲームソフト等の多種
類の商品を取り扱う、例えばメーカ、配送会社或いは通
信販売会社では、多数の取扱い商品の中から顧客の注文
に応じて必要な商品を迅速、かつ確実に選別して取り出
すことが要求され、従来その選別手法は手作業により、
又は自動仕分け装置により行われている。
【0003】手作業による仕分けでは、処理速度の問題
だけでなく、1%程度の誤選別が避けられず、また商品
体系が変更されるごとに多少の混乱は避けられず、該問
題を解決するために近年自動仕分け装置が採用されるよ
うになって来た。
【0004】自動仕分け装置は、収納部を有する同一形
状の多数の収納棚を搬送装置に沿って並べて配設し、各
収納棚には夫々多数の同一種類の商品を収納しておき、
顧客からの注文商品をコンピュータで制御された取出し
装置によって該収納棚から自動的に選別して取り出すよ
うになっている。
【0005】従来の収納棚は、選別機構部と一体的に配
設されたものがほとんどであり、該収納棚内に収納され
た物品がなくなると、選別作業を一時停止させて収納棚
に物品を供給しなければならず、自動仕分け装置の稼働
率が低下して作業効率が悪くなるという欠点があった。
【0006】また収納棚からの物品の切出しは、傾斜し
た収納棚から自重又は重りによって切り出すようにした
ものがほとんどであり、これらによると、物品の送り速
度が変化したり、物品の姿勢を一定に制御することが困
難であるなど、信頼性に乏しく、特に高速での安定した
切出し処理は不可能であるという欠点があった。具体的
には、1つの物品当り0.8乃至1.0秒での切出しが
限界であった。
【0007】輸入品では、1箇所に物品を供給すること
により、物品が自動的に1つずつ切り出されて搬送さ
れ、所定の選別が行われる装置が提供されているが、該
装置は1種類の物品しか切り出すことができない専用機
であり、大きさ、厚さ、柔軟性等の異なる物品を不規則
に混合したものを次々と投入した場合には、これを1つ
ずつ自動的に切り出すことはできなかった。
【0008】また物品の種類を切出し後から仕分けの間
の搬送中に判別するために、該物品には例えばバーコー
ドを付しているが、該バーコードは物品の片面にしか付
されていない。従って物品のどちらの面にバーコードが
付されていてもこれを読み取ることができるようにする
ためには、搬送途中で物品を反転させる反転装置が必要
であった。
【0009】しかし従来の反転装置では、物品を180
°反転させるものであったため、反転時の騒音が大き
く、また反転速度を速くすると反転時の衝撃により物品
が破損するおそれがあり、反転速度を高速化することが
困難であった。
【0010】物品の反転角度を180°未満(例えば6
0°)にして反転速度を速めるためには、搬送装置のベ
ルトコンベアを傾斜した状態としなければならない。と
ころがベルトコンベアを傾斜させた場合に、単に搬送側
のベルトと戻り側のベルトとが平行となるようなコンベ
アの張り方をしたのでは、戻り側のベルトが自重により
垂直となる方向に弛むという現象が起きてしまう。従っ
てこのままではベルトコンベアを高速走行させようとし
ても、戻り側のベルトが大きく踊ってしまうので、傾斜
したベルトコンベアの高速化は不可能であるとされてい
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、物品をその厚さ方向に重ねた状態
で該厚さ方向かつ斜め上方に間欠的に送り出すと共に最
も上方から二番目の物品を押し戻す方向に回転するロー
ラが取り付けられた押圧装置と、該押圧装置により送り
出される物品のうち最も上方の物品を1つだけ該厚さ方
向と直角方向かつ斜め下方に滑らせて離脱させる切出し
装置と、該切出し装置により物品が切り出されるとセン
サによりこれを検知し物品の切出し方向に循環走行する
巻掛け伝動部材上に一定間隔で取り付けられた仕切り板
が1ピッチ分走行して該仕切り板に一時的に載置された
状態の物品を下方に送り出す送出し装置とを備えること
によって、例えばコンパクトディスク、ビデオカセット
テープ、デジタルビデオディスク等の束を次々と押圧装
置に投入した場合のように、大きさや厚さ、柔軟性等の
異なる様々な物品が不規則に重なった状態であっても押
圧装置から物品が確実に1つずつ切り出されるようにす
ることであり、またこれによって物品の投入作業におけ
る、物品を選別するための工数を不要として、自動仕分
け装置の稼働率を大幅に向上させることである。
【0012】また他の目的は、上記構成に加えて、送出
し装置によって送り出された物品を該送出し装置の巻掛
け伝動部材の走行方向と直角かつ水平方向に循環走行す
る第1無端ベルトに立て掛けるようにして積載して搬送
し、物品が第1の搬送装置により搬送されてドラムの外
周面に固着された支持部材に移されたことを第1樋状支
持部材の終端部に取り付けられた通過センサが検知する
と、ドラムが回転して第1の搬送装置の第1無端ベルト
と反対側に傾斜した第2無端ベルトを備えた第2の搬送
装置に物品が移されて搬送されるねようにし、第1の搬
送装置及び第2の搬送装置に夫々配設されたバーコード
リーダにより物品に付されたバーコードを読み取って選
別装置により物品を所定の集積箱に落下させるように構
成することによって、物品のどちらの面にバーコードが
付されていてもこれを読み取ることができるようにして
バーコードが付された面を各物品ごとに揃える必要性を
なくすことで作業能率の大幅な向上を図ると共に、物品
の反転速度の高速化を可能として自動仕分け装置の性能
を飛躍的に向上させることである。
【0013】更に他の目的は、上記搬送装置において、
第1無端ベルト及び第2無端ベルトが垂直に配置された
ガイドプーリにより夫々弛みを規制されるように構成す
ることによって、夫々の戻り側の部分が弛まないように
することであり、またこれによって第1無端ベルト及び
第2無端ベルトを高速走行させることができるようにし
て自動仕分け装置の仕分け速度を従来例に比べて格段に
向上させることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、物品をその厚さ方向に重ねた状態で該厚さ方向
かつ斜め上方に間欠的に送り出すように構成され最も上
方から二番目の物品に当接し常に該物品を押し戻す方向
に回転するローラが取り付けられた押圧装置と、該押圧
装置により送り出される物品のうち最も上方の物品に対
して弾性体によって該物品の厚さ方向に付勢されて接触
し該物品を1つだけ該厚さ方向と直角方向かつ斜め下方
に滑らせて離脱させる切出し装置と、該切出し装置によ
る物品の切出し方向に循環走行する巻掛け伝動部材上に
一定間隔で仕切り板を取り付けてなり切出し装置により
物品が切り出されるとセンサによりこれを検知し仕切り
板の1ピッチ分走行して該仕切り板に一時的に載置され
た状態の物品を下方に送り出す送出し装置とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0015】また本発明(請求項2)は、物品をその厚
さ方向に重ねた状態で該厚さ方向かつ斜め上方に間欠的
に送り出すように構成され最も上方から二番目の物品に
当接し常に該物品を押し戻す方向に回転するローラが取
り付けられた押圧装置と、該押圧装置により送り出され
る物品のうち最も上方の物品に対して弾性体によって該
物品の厚さ方向に付勢されて接触し該物品を1つだけ該
厚さ方向と直角方向かつ斜め下方に滑らせて離脱させる
切出し装置と、該切出し装置による物品の切出し方向に
循環走行する巻掛け伝動部材上に一定間隔で仕切り板を
取り付けてなり切出し装置により物品が切り出されると
センサによりこれを検知し仕切り板の1ピッチ分走行し
て該仕切り板に一時的に載置された状態の物品を下方に
送り出す送出し装置と、巻掛け伝動部材の走行方向と直
角かつ水平方向に循環走行し送出し装置によって送り出
された物品を立て掛けるようにして積載し搬送する第1
無端ベルトと該第1無端ベルトの下方かつ走行方向に沿
って水平に配設され第1無端ベルトに積載され搬送され
る物品の下端を滑らせながら支持する第1樋状支持部材
とからなる第1の搬送装置と、該第1の搬送装置と同方
向に物品を搬送するように循環走行し第1無端ベルトの
傾斜方向と反対方向に傾斜して配設され物品を立て掛け
るようにして積載し搬送する第2無端ベルトと該第2無
端ベルトの下方かつ走行方向に沿って水平に配設され第
2無端ベルトに積載され搬送される物品の下端を滑らせ
ながら支持する第2樋状支持部材とからなり一部が第1
の搬送装置と重なるように該第1の搬送装置と平行に配
設された第2の搬送装置と、外周面の円周方向に一定間
隔で支持部材を固着してなり第1樋状支持部材の終端部
に取り付けられた通過センサにより物品が第1の搬送装
置により搬送されて支持部材に移されたことを検知する
と第2の搬送装置の方向に回転して物品が反転して該第
2の搬送装置に積載されるように作動するドラムからな
り第1の搬送装置及び第2の搬送装置が重なる部分の間
に配設された反転装置と、第1の搬送装置においては該
反転装置よりも手前に配設され第2の搬送装置において
は反転装置の直後に配設され物品に付されたバーコード
を読み取るバーコードリーダと、第2の搬送装置に沿っ
て複数配設されバーコードリーダの読取り結果によって
物品を所定の集積箱に落下させて収納する選別装置とを
備えたことを特徴とするものである。
【0016】また本発明(請求項3)は、物品をその厚
さ方向に重ねた状態で該厚さ方向かつ斜め上方に間欠的
に送り出すように構成され最も上方から二番目の物品に
当接し常に該物品を押し戻す方向に回転するローラが取
り付けられた押圧装置と、該押圧装置により送り出され
る物品のうち最も上方の物品に対して弾性体によって該
物品の厚さ方向に付勢されて接触し該物品を1つだけ該
厚さ方向と直角方向かつ斜め下方に滑らせて離脱させる
切出し装置と、該切出し装置による物品の切出し方向に
循環走行する巻掛け伝動部材上に一定間隔で仕切り板を
取り付けてなり切出し装置により物品が切り出されると
センサによりこれを検知し仕切り板の1ピッチ分走行し
て該仕切り板に一時的に載置された状態の物品を下方に
送り出す送出し装置と、巻掛け伝動部材の走行方向と直
角かつ水平方向に循環走行し送出し装置によって送り出
された物品を立て掛けるようにして積載し搬送する第1
無端ベルトと該第1無端ベルトの下方かつ走行方向に沿
って水平に配設され第1無端ベルトに積載され搬送され
る物品の下端を滑らせながら支持する第1樋状支持部材
とからなる第1の搬送装置と、該第1の搬送装置と同方
向に物品を搬送するように循環走行し第1無端ベルトの
傾斜方向と反対方向に傾斜して配設され物品を立て掛け
るようにして積載し搬送する第2無端ベルトと該第2無
端ベルトの下方かつ走行方向に沿って水平に配設され第
2無端ベルトに積載され搬送される物品の下端を滑らせ
ながら支持する第2樋状支持部材とからなり一部が第1
の搬送装置と重なるように該第1の搬送装置と平行に配
設された第2の搬送装置と、外周面の円周方向に一定間
隔で支持部材を固着してなり第1樋状支持部材の終端部
に取り付けられた通過センサにより物品が第1の搬送装
置により搬送されて支持部材に移されたことを検知する
と第2の搬送装置の方向に回転して物品が反転して該第
2の搬送装置に積載されるように作動するドラムからな
り第1の搬送装置及び第2の搬送装置が重なる部分の間
に配設される反転装置と、第1の搬送装置においては該
反転装置よりも手前に配設され第2の搬送装置において
は反転装置の直後に配設され物品に付されたバーコード
を読み取るバーコードリーダと、第2の搬送装置に沿っ
て複数配設されバーコードリーダの読取り結果によって
物品を所定の集積箱に落下させて収納する選別装置とを
備え、第1無端ベルト及び第2無端ベルトは垂直に配置
されたガイドプーリによって夫々弛みが規制されるよう
に構成されたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。本発明に係る自動仕分け装置1は、図
1及び図9において、押圧装置2と、切出し装置3と、
送出し装置4と、第1の搬送装置5と、第2の搬送装置
6と、反転装置8と、バーコードリーダ9,10と、選
別装置11とを備えている。
【0018】自動仕分け装置1の全体構成は、図1にお
いて、第1の搬送装置5及び第2の搬送装置6が横長に
配設されて、選別すべき物品12を第1の搬送装置5か
ら第2の搬送装置6の方向に搬送するように構成され、
第1の搬送装置5の上流側には押圧装置2、切出し装置
3が隣接して配設されている。
【0019】第2の搬送装置6の下流側には、例えば3
2台の選別装置11が搬送方向に沿って配設されてお
り、物品12を所定の位置で選別して夫々の集積箱13
に落下させて収納するように構成されている。
【0020】押圧装置2は、図2及び図5に示すよう
に、物品12をその厚さ方向に重ねた状態で該厚さ方向
かつ斜め上方に間欠的に送り出すように構成され、最も
上方から二番目の物品12Bに当接し、常に該物品12
Bを押し戻す方向に回転するローラ14が取り付けられ
たものであって、固定台15上の軸受箱16,18に差
し渡すように、ねじ軸19が回動自在に配設され、固定
台15の上方に平行に取り付けられたレール固定板20
にリニアガイド21がねじ軸19と平行に配設されてい
る。
【0021】固定台15の最も上端15a及びこれに相
対する位置には、ブラケット31,32を介してセンサ
33A,33Bが取り付けられている。センサ33A,
33Bは光による通過センサであり、例えばセンサ33
Aが発光側、センサ33Bが受光側となっている。
【0022】ねじ軸19の一端に固定されたプーリ27
と、固定台15に固定されたモータ22の回転軸23に
固定されたモータプーリ24との間には、例えばベルト
25が巻き掛けられている。
【0023】ねじ軸19には、リニアガイド21により
案内されて移動する可動台28に配設されたナット29
が螺合し、また可動台28の上部には、L字形又はコの
字形の押圧板30が固定されており、モータ22の駆動
によりねじ軸19を回転させ、螺合するナット29を介
して直線運動に変換して可動台28、即ち押圧板30を
リニアガイド21により案内させて往復移動させるよう
になっている。
【0024】また押圧装置2には、物品12を整列状態
で載置する物品載置台34が、レール固定板20に対し
て平行となるように、即ち30°の上り坂となるように
配設されている。
【0025】ローラ14は、図2及び図4に示すよう
に、回転軸方向にある程度の長さをもったゴムローラで
あって、モータ17により駆動され、物品載置台34の
最も上方の端部34aに物品12の送出し方向と直角
に、かつ物品載置台34と平行に配設されている。
【0026】また図2に示すように、最も上方の物品1
2Aが切出し装置3により切り出されてから、送出し装
置4により第1の搬送装置5に送り出されるまでの間、
該物品12Aを該送出し方向に平行に案内する案内板3
5が固定台15の上端15aに取り付けられている。
【0027】切出し装置3は、図2及び図4から図6に
示すように、押圧装置2により送り出される物品12の
うち最も上方の物品12Aに対して弾性体の一例たるコ
イルばね40によって該物品12Aの厚さ方向に付勢さ
れて接触し、該物品12Aを1つだけ該厚さ方向と直角
方向かつ斜め下方に滑らせて離脱させるためのものであ
って、物品載置台34やレール固定板20と同じように
30°の上り坂に取り付けられた支持台41上の軸受ブ
ロック42に、該支持台41と平行にガイドロッド43
が渡され、該ガイドロッド43に沿って摺動するブッシ
ュ44に可動台45が取り付けられ、該可動台45に複
数対のプーリ46を枢着し、該プーリ46に複数対の例
えば無端状のウレタンゴム48を循環走行可能に巻き掛
けてなっている。
【0028】上方のプーリ46の同軸上には、もう1つ
のプーリ49が取り付けられており、該プーリ49と可
動台45の高い位置に配設されたモータ51に取り付け
られたプーリ52には、無端状の例えばウレタンゴム5
0が巻き掛けられている。
【0029】コイルばね40は、ガイドロッド43を中
心に取り付けられており、ブッシュ44を斜め下方、す
なわち押圧装置2上の物品12の厚さ方向に押圧付勢す
るようになっている。
【0030】送出し装置4は、図2から図6に示すよう
に、切出し装置3による物品12の切出し方向に循環走
行する巻掛け伝動部材の一例たるチェーン55上に一定
間隔で仕切り板56を取り付けてなり、切出し装置3に
より物品12が切り出されるとセンサ33A,33Bに
よりこれを検知し、仕切り板56の1ピッチ分走行して
該仕切り板56に一時的に載置された状態の物品12を
下方に送り出すためのものであって、第1の搬送装置5
程度の高さに位置し、モータ58により駆動される軸5
9上に例えば4枚取り付けられたスプロケット60と、
物品12の切出し方向と反対側の上方に位置する従動側
の軸61上にスプロケット60に対応する数だけ取り付
けられたスプロケット62とに夫々チェーン55を巻き
掛けて構成されている。
【0031】仕切り板56は、図2及び図3に示すよう
に、循環走行中に案内板35や第1の搬送装置5に接触
しない程度の長さに形成されており、ブラケット63に
より隣り合う2本のチェーン55にまたがって取り付け
られている。本実施例においては、図4に示すように、
合計4本のチェーン55が用いられているので、同位相
につき2枚の仕切り板56が取り付けられている。
【0032】仕切り板56の物品12と接近又は接触す
る側の角部56aは円弧形状(R形状)に面取りされて
いる。これは物品12を傷つけないようにすると共に、
物品12を挾み込まないようにするためである。
【0033】仕切り板56が取り付けられている間隔
は、ある仕切り板56と次の位置の仕切り板56との間
に、物品12のうち最も大きい物品12が十分に収まる
程度の距離に設定されている。
【0034】第1の搬送装置5は、図2、図4及び図9
から図13に示すように、チェーン55の走行方向と直
角かつ水平方向に循環走行し、送出し装置4によって送
り出された物品12を立て掛けるようにして積載し搬送
する第1無端ベルト65と、該第1無端ベルト65の下
方かつ走行方向に沿って水平に配設され第1無端ベルト
65に積載され搬送される物品12の下端を滑らせなが
ら支持する第1樋状支持部材66とからなるものであっ
て、第1無端ベルト65はベルト面65aが垂直方向に
対して30°傾斜してプーリ68,69に巻き掛けら
れ、外周部には複数の凸部65bが所定の間隔で設けら
れている。
【0035】第1無端ベルト65は、図12及び図13
に示すように、垂直に配置されたガイドプーリ70,7
1によって夫々弛みが規制されるように構成されてお
り、ガイドプーリ70,71はフレーム72上に取り付
けられたコの字形の部材73に軸受74を用いて夫々回
動自在に枢着されている。ガイドプーリ70,71の下
部には、フランジ部70a,71aが夫々形成されてお
り、第1無端ベルト65が走行中に自量によりずり落ち
ることを防止するようになっている。なおガイドプーリ
70,71は、2個に限るものではなく、例えば2mお
きに配設するとより効果的である。
【0036】第2の搬送装置6は、図9から図11及び
図14に示すように、第1の搬送装置5と同方向に物品
12を搬送するように循環走行し、第1無端ベルト65
の傾斜方向と反対方向に傾斜して配設され、物品12を
立て掛けるようにして積載し搬送する第2無端ベルト7
5と該第2無端ベルト75の下方かつ走行方向に沿って
水平に配設され、第2無端ベルト75に積載され搬送さ
れる物品12の下端を滑らせながら支持する第2樋状支
持部材76とからなり、一部が第1の搬送装置5と重な
るように該第1の搬送装置5と平行に配設されている。
【0037】第2無端ベルト75はベルト面75aが垂
直方向に対して30°傾斜してプーリ78,79に巻き
掛けられ、外周部には複数の凸部75bが所定の間隔で
設けられている。
【0038】第2無端ベルトは、第1無端ベルト65と
同様に、図14において、垂直に配置されたガイドプー
リ80,81によって弛みが規制されるように構成され
ている。ガイドプーリ80,81の形状及び取付け状態
は、ガイドプーリ70,71と同様に、下部にフランジ
部80a,81aが夫々形成されている。なおガイドプ
ーリ80,81は、2個に限定されるものではなく、例
えば2mおきに配設するとより効果的である。
【0039】反転装置8は、図9から図11に示すよう
に、外周面82aの円周方向に一定間隔で支持部材83
を固着してなり、第1樋状支持部材66の終端部66a
に取り付けられた通過センサ84により物品12が第1
の搬送装置5により搬送されて支持部材83に移された
ことを検知すると第2の搬送装置6の方向に回転し、物
品12が反転して該第2の搬送装置6に積載されるよう
に作動するドラム82からなり、第1の搬送装置5及び
第2の搬送装置6が重なる部分の間に配設されている。
【0040】ドラム82には、タイミングプーリ85が
取り付けられ、パルスモータ86に取り付けられたタイ
ミングプーリ88との間には、タイミングベルト89が
巻き掛けられている。
【0041】支持部材83は、断面コの字形の部材であ
り、例えば外周面82a上に6個配設されており、隣り
合う2つの支持部材83がなす角は例えば60°であ
る。これは第1無端ベルト65と第2無端ベルト75と
がなす角と同一である。ドラム82は、パルスモータ8
6により60°刻みで回転するようになっている。
【0042】バーコードリーダ9は、図1及び図9に示
すように、第1の搬送装置5において反転装置8よりも
手前に配設され、物品12に付されたバーコード12a
を読み取るためのものであって、第1無端ベルト65の
ベルト面65aに向かい合うように配設され、第1無端
ベルト65上をバーコード12a側を表にして搬送され
てきた物品12の該バーコード12aを読み取るように
なっている。バーコードリーダ9により読み込まれた情
報は、配線9aを通って制御装置90に伝えられるよう
になっている。
【0043】バーコードリーダ10は、図1及び図9に
示すように、第2の搬送装置6において反転装置8の直
後に配設され、物品12に付されたバーコード12aを
読み取るためのものであって、第2無端ベルト75のベ
ルト面75aに向かい合うように配設され、第2無端ベ
ルト75上をバーコード12a側を表にして搬送されて
来た物品12の該バーコード12aを読み取るようにな
っている。バーコードリーダ10により読み込まれた情
報は、配線10aを通って制御装置90に伝えられるよ
うになっている。
【0044】選別装置11は、図1に示すように、第2
の搬送装置6に沿って複数配設され、バーコードリーダ
9,10の読取り結果によって物品12を所定の集積箱
13に落下させて収納するためのものであって、例えば
32台設置されている。集積箱13に収納された物品1
2は、更に搬送トレイ91に必要な数だけ移され、コン
ベア92により矢印A方向に送り出され、梱包等がなさ
れるようになっている。
【0045】なお図1に示すように、物品12は供給口
93から搬送コンベア94により矢印B方向に送られて
来るので、作業員(図示せず)が該物品12を重ねるよ
うにしながら押圧装置2にセットするようになってい
る。
【0046】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。自動仕分け装置1によ
って仕分け可能な物品12は、例えばシングルコンパク
トディスク、コンパクトディスク、ミュージックテー
プ、ビデオカセットテープ及びデジタルビデオディスク
の1枚組のもの並びにシングルコンパクトディスク、コ
ンパクトディスク及びデジタルビデオディスクの2枚組
のものの、計8種類である。
【0047】図1に示すように、供給口93から搬送コ
ンベア94により矢印B方向に送られて来たこれらの物
品12を作業員が重ねるようにして次々と押圧装置2の
物品載置台34にセットすると、セットされた物品12
は、図5に示すように、モータ22の駆動によるねじ軸
19の回転により押圧板30が矢印C方向に上昇するこ
とによって矢印C方向に押し出される。
【0048】最も上方の物品12Aは、切出し装置3の
ウレタンゴム48に接触する。該ウレタンゴム48は、
モータ51により駆動されて矢印D方向に循環走行して
おり、コイルばね40により物品12Aに押圧付勢され
て摩擦力を発生させる。該摩擦力によって物品12A
は、矢印E方向に切り出されるが、このとき最も上方か
ら2番目の物品12Bに矢印F方向に回転するローラ1
4が接触しており、物品12Bは矢印G方向にやや押し
戻されるような力を受けるため、物品12Aと物品12
Bとが引き離されて縁切りされ、物品12Aのみが矢印
E方向に切り出される。これは特にシングルコンパクト
ディスクのような厚さが4mm以下の物品12の切出し
に有効である。なお本発明の試験によれば、誤って物品
12A,12Bが両方とも切り出されてしまうのは、約
2000回に1回程度に収まっている。切出し装置3
は、最大で1時間当り10000個、即ち毎秒2.78
個(0.36秒/個)という高速度での物品12の切出
しが可能である。
【0049】また図7に示すように、コイルばね40が
変形することにより、ウレタンゴム48は常に物品12
Aに追従し、物品12Aの厚さが厚い場合には矢印C方
向に後退し、薄い場合には矢印G方向に前進する。
【0050】切り出された物品12Aは、直下に停止し
ている仕切り板56に載せられるが、切り出されたとき
にセンサ33A,33Bを遮るので、これによりモータ
22が瞬時に停止し、押圧板30の上昇も停止する。ま
た同時にモータ58が作動して送出し装置4のチェーン
55が1ピッチ分だけ矢印E方向に走行し、第1の搬送
装置5の第1樋状支持部材66に切り出された物品12
を移す。なお仕切り板56の角部56aは円弧形状に面
取りされているので、物品12を傷つけたり、誤って挾
み込むことがない。
【0051】物品12は、第1無端ベルト65のベルト
面65aに立て掛けられるようにして積載され、図8及
び図9に示すように、矢印H方向に搬送される。このと
きプーリ68は矢印I方向に回転している。
【0052】第1の搬送装置5上の物品12がバーコー
ド12a側を表にしている場合、即ちバーコードリーダ
9が該バーコード12aを読み取ることができる場合に
は、図8及び図9に示すように、バーコードリーダ9が
バーコード12aを読み取る。バーコード12a側が裏
になっている物品12については、第1の搬送装置5上
ではバーコード12aの読取りを行うことはできないの
で、そのまま通過する。
【0053】物品12は、図8及び図9に示すように、
第1の搬送装置5により搬送されて反転装置8の支持部
材83に移されると、通過センサ84がこれを検知し、
パルスモータ86が矢印J方向に作動して反転装置8の
ドラム82を1ピッチ分(60°)だけ矢印K方向に回
転させる。この反転は、例えば0.36秒以下で行うこ
とが可能であり、しかも立て掛ける方向を反転させてい
るだけであるので、物品12を損傷することがない。
【0054】これによって支持部材83上の物品12は
矢印K方向に反転し、第2の搬送装置6において矢印L
方向に循環走行している第2無端ベルト75のベルト面
75aに立て掛けられ、凸部75bに引掛けられること
によって強制的に第2樋状支持部材76に移されて矢印
L方向に搬送されて行く。このときプーリ78,79
は、図14に示すように、矢印M方向に回転している。
【0055】バーコード12aは、物品12の表裏の一
方の面に付されているので、第1の搬送装置5において
バーコード12a側が裏になっていた物品12は、第2
の搬送装置6上ではバーコード12a側が表になってお
り、これをバーコードリーダ10が読み取る。
【0056】バーコードリーダ9,10により読み取ら
れたデータは、配線9a,10aを通じて制御装置90
に送られ、このデータを基に選別装置11が作動して所
定の物品12を所定の集積箱13に落下させて収納す
る。
【0057】なお第1無端ベルト65についてはガイド
プーリ70,71の働きにより、また第2無端ベルト7
5についてはガイドプーリ80,81の働きにより、夫
々弛みが防止され、例えば毎分約80mの高速搬送が可
能となっている。
【0058】
【発明の効果】本発明は、上記のように物品をその厚さ
方向に重ねた状態で該厚さ方向かつ斜め上方に間欠的に
送り出すと共に最も上方から二番目の物品を押し戻す方
向に回転するローラが取り付けられた押圧装置と、該押
圧装置により送り出される物品のうち最も上方の物品を
1つだけ該厚さ方向と直角方向かつ斜め下方に滑らせて
離脱させる切出し装置と、該切出し装置により物品が切
り出されるとセンサによりこれを検知し物品の切出し方
向に循環走行する巻掛け伝動部材上に一定間隔で取り付
けられた仕切り板が1ピッチ分走行して該仕切り板に一
時的に載置された状態の物品を下方に送り出す送出し装
置とを備えたので、例えばコンパクトディスク、ビデオ
カセットテープ、デジタルビデオディスク等の束を次々
と押圧装置に投入した場合のように、大きさや厚さ、柔
軟性等の異なる様々な物品が不規則に重なった状態であ
っても押圧装置から物品が確実に1つずつ切り出される
ようにすることができる効果があり、またこの結果物品
の投入作業における、物品を選別するための工数を不要
とすることができるため、自動仕分け装置の稼働率を大
幅に向上させることができる効果がある。
【0059】また上記構成に加えて、送出し装置によっ
て送り出された物品を該送出し装置の巻掛け伝動部材の
走行方向と直角かつ水平方向に循環走行する第1無端ベ
ルトに立て掛けるようにして積載して搬送し、物品が第
1の搬送装置により搬送されてドラムの外周面に固着さ
れた支持部材に移されたことを第1樋状支持部材の終端
部に取り付けられた通過センサが検知すると、ドラムが
回転して第1の搬送装置の第1無端ベルトと反対側に傾
斜した第2無端ベルトを備えた第2の搬送装置に物品が
移されて搬送されるねようにし、第1の搬送装置及び第
2の搬送装置に夫々配設されたバーコードリーダにより
物品に付されたバーコードを読み取って選別装置により
物品を所定の集積箱に落下させるように構成したので、
物品のどちらの面にバーコードが付されていてもこれを
読み取ることができるためバーコードが付された面を各
物品ごとに揃える必要性をなくすことができ、作業能率
の大幅な向上を図ることができると共に、物品の反転速
度の高速化を可能として自動仕分け装置の性能を飛躍的
に向上させることができる効果がある。
【0060】更には、上記搬送装置において、第1無端
ベルト及び第2無端ベルトが垂直に配置されたガイドプ
ーリにより夫々弛みを規制されるように構成したので、
夫々の戻り側の部分が弛まないようにすることができ、
またこの結果第1無端ベルト及び第2無端ベルトを高速
走行させることができるため、自動仕分け装置の仕分け
速度を従来例に比べて格段に向上させることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動仕分け装置の斜視図である。
【図2】押圧装置、切出し装置、送出し装置及び第1の
搬送装置の使用状態における部分縦断面図である。
【図3】送出し装置のチェーンに対する仕切り板の取付
け状態を示す要部拡大斜視図である。
【図4】切出し装置、送出し装置及び第1の搬送装置の
下方から見た斜視図である。
【図5】送出し装置により物品を送り出しながら切出し
装置により物品を1つずつ切り出す際に最も上方の物品
のみが切り出されるようにローラが2番目以降の物品を
押し戻す方向に回転しながら接触している状態を示す縦
断面図である。
【図6】押圧装置及び切出し装置の作用により最も上方
の物品のみが切り出され、送出し装置の仕切り板に該物
品が載せられた状態を示す部分縦断面側面図である。
【図7】物品の厚さに追従するように切出し装置が物品
の送出し方向に前後動する状態を示す部分縦断面側面図
である。
【図8】第1の搬送装置により搬送された物品が反転装
置により反転させられて第2の搬送装置により搬送され
て行く状態を示す物品及びバーコードリーダの斜視図で
ある。
【図9】第1の搬送装置、反転装置及び第2の搬送装置
の要部拡大斜視図である。
【図10】第1の搬送装置、反転装置及び第2の搬送装
置の要部拡大平面図である。
【図11】第1の搬送装置、反転装置及び第2の搬送装
置の部分縦断面側面図である。
【図12】第1の搬送装置の第1無端ベルトがガイドプ
ーリによって弛みを規制されている状態を示す斜視図で
ある。
【図13】第1の搬送装置の第1無端ベルトがガイドプ
ーリによって弛みを規制されている状態を示す縦断面図
である。
【図14】第2の搬送装置の第2無端ベルトがガイドプ
ーリによって弛みを規制されている状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 自動仕分け装置 2 押圧装置 3 切出し装置 4 送出し装置 5 第1の搬送装置 6 第2の搬送装置 8 反転装置 9 バーコードリーダ 10 バーコードリーダ 11 選別装置 12 物品 12A 最も上方の物品 12B 最も上方から二番目の物品 12a バーコード 13 集積箱 14 ローラ 33A センサ 33B センサ 40 弾性体の一例たるコイルばね 55 巻掛け伝動部材の一例たるチェーン 56 仕切り板 65 第1無端ベルト 66 第1樋状支持部材 66a 終端部 70 ガイドプーリ 71 ガイドプーリ 75 第2無端ベルト 76 第2樋状支持部材 80 ガイドプーリ 81 ガイドプーリ 82a 外周面 82 ドラム 83 支持部材 84 通過センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 3F015 AA24 HA01 JC02 JC05 JC12 JC18 JC23 3F030 AA04 BA06 BB01 BC04 3F079 AD17 BA01 BA05 CA06 CC02 DA12 DA30 3F107 AA06 AC00 BA05 CB32 CB45 CB52 DA14 DA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をその厚さ方向に重ねた状態で該厚
    さ方向かつ斜め上方に間欠的に送り出すように構成され
    最も上方から二番目の物品に当接し常に該物品を押し戻
    す方向に回転するローラが取り付けられた押圧装置と、
    該押圧装置により送り出される物品のうち最も上方の物
    品に対して弾性体によって該物品の厚さ方向に付勢され
    て接触し該物品を1つだけ該厚さ方向と直角方向かつ斜
    め下方に滑らせて離脱させる切出し装置と、該切出し装
    置による前記物品の切出し方向に循環走行する巻掛け伝
    動部材上に一定間隔で仕切り板を取り付けてなり前記切
    出し装置により前記物品が切り出されるとセンサにより
    これを検知し前記仕切り板の1ピッチ分走行して該仕切
    り板に一時的に載置された状態の前記物品を下方に送り
    出す送出し装置とを備えたことを特徴とする自動仕分け
    装置。
  2. 【請求項2】 物品をその厚さ方向に重ねた状態で該厚
    さ方向かつ斜め上方に間欠的に送り出すように構成され
    最も上方から二番目の物品に当接し常に該物品を押し戻
    す方向に回転するローラが取り付けられた押圧装置と、
    該押圧装置により送り出される物品のうち最も上方の物
    品に対して弾性体によって該物品の厚さ方向に付勢され
    て接触し該物品を1つだけ該厚さ方向と直角方向かつ斜
    め下方に滑らせて離脱させる切出し装置と、該切出し装
    置による前記物品の切出し方向に循環走行する巻掛け伝
    動部材上に一定間隔で仕切り板を取り付けてなり前記切
    出し装置により前記物品が切り出されるとセンサにより
    これを検知し前記仕切り板の1ピッチ分走行して該仕切
    り板に一時的に載置された状態の前記物品を下方に送り
    出す送出し装置と、前記巻掛け伝動部材の走行方向と直
    角かつ水平方向に循環走行し前記送出し装置によって送
    り出された前記物品を立て掛けるようにして積載し搬送
    する第1無端ベルトと該第1無端ベルトの下方かつ走行
    方向に沿って水平に配設され前記第1無端ベルトに積載
    され搬送される前記物品の下端を滑らせながら支持する
    第1樋状支持部材とからなる第1の搬送装置と、該第1
    の搬送装置と同方向に前記物品を搬送するように循環走
    行し前記第1無端ベルトの傾斜方向と反対方向に傾斜し
    て配設され前記物品を立て掛けるようにして積載し搬送
    する第2無端ベルトと該第2無端ベルトの下方かつ走行
    方向に沿って水平に配設され前記第2無端ベルトに積載
    され搬送される前記物品の下端を滑らせながら支持する
    第2樋状支持部材とからなり一部が前記第1の搬送装置
    と重なるように該第1の搬送装置と平行に配設される第
    2の搬送装置と、外周面の円周方向に一定間隔で支持部
    材を固着してなり前記第1樋状支持部材の終端部に取り
    付けられた通過センサにより前記物品が前記第1の搬送
    装置により搬送されて前記支持部材に移されたことを検
    知すると前記第2の搬送装置の方向に回転して前記物品
    が反転して該第2の搬送装置に積載されるように作動す
    るドラムからなり前記第1の搬送装置及び第2の搬送装
    置が重なる部分の間に配設された反転装置と、前記第1
    の搬送装置においては該反転装置よりも手前に配設され
    第2の搬送装置においては前記反転装置の直後に配設さ
    れ前記物品に付されたバーコードを読み取るバーコード
    リーダと、前記第2の搬送装置に沿って複数配設され前
    記バーコードリーダの読取り結果によって前記物品を所
    定の集積箱に落下させて収納する選別装置とを備えたこ
    とを特徴とする自動仕分け装置。
  3. 【請求項3】 物品をその厚さ方向に重ねた状態で該厚
    さ方向かつ斜め上方に間欠的に送り出すように構成され
    最も上方から二番目の物品に当接し常に該物品を押し戻
    す方向に回転するローラが取り付けられた押圧装置と、
    該押圧装置により送り出される物品のうち最も上方の物
    品に対して弾性体によって該物品の厚さ方向に付勢され
    て接触し該物品を1つだけ該厚さ方向と直角方向かつ斜
    め下方に滑らせて離脱させる切出し装置と、該切出し装
    置による前記物品の切出し方向に循環走行する巻掛け伝
    動部材上に一定間隔で仕切り板を取り付けてなり前記切
    出し装置により前記物品が切り出されるとセンサにより
    これを検知し前記仕切り板の1ピッチ分走行して該仕切
    り板に一時的に載置された状態の前記物品を下方に送り
    出す送出し装置と、前記巻掛け伝動部材の走行方向と直
    角かつ水平方向に循環走行し前記送出し装置によって送
    り出された前記物品を立て掛けるようにして積載し搬送
    する第1無端ベルトと該第1無端ベルトの下方かつ走行
    方向に沿って水平に配設され前記第1無端ベルトに積載
    され搬送される前記物品の下端を滑らせながら支持する
    第1樋状支持部材とからなる第1の搬送装置と、該第1
    の搬送装置と同方向に前記物品を搬送するように循環走
    行し前記第1無端ベルトの傾斜方向と反対方向に傾斜し
    て配設され前記物品を立て掛けるようにして積載し搬送
    する第2無端ベルトと該第2無端ベルトの下方かつ走行
    方向に沿って水平に配設され前記第2無端ベルトに積載
    され搬送される前記物品の下端を滑らせながら支持する
    第2樋状支持部材とからなり一部が前記第1の搬送装置
    と重なるように該第1の搬送装置と平行に配設された第
    2の搬送装置と、外周面の円周方向に一定間隔で支持部
    材を固着してなり前記第1樋状支持部材の終端部に取り
    付けられた通過センサにより前記物品が前記第1の搬送
    装置により搬送されて前記支持部材に移されたことを検
    知すると前記第2の搬送装置の方向に回転して前記物品
    が反転して該第2の搬送装置に積載されるように作動す
    るドラムからなり前記第1の搬送装置及び第2の搬送装
    置が重なる部分の間に配設された反転装置と、前記第1
    の搬送装置においては該反転装置よりも手前に配設され
    第2の搬送装置においては前記反転装置の直後に配設さ
    れ前記物品に付されたバーコードを読み取るバーコード
    リーダと、前記第2の搬送装置に沿って複数配設され前
    記バーコードリーダの読取り結果によって前記物品を所
    定の集積箱に落下させて収納する選別装置とを備え、前
    記第1無端ベルト及び前記第2無端ベルトは垂直に配置
    されたガイドプーリによって夫々弛みが規制されるよう
    に構成されたことを特徴とする自動仕分け装置。
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