JP2002145444A - 搬送装置における薄板状搬送物の反転装置 - Google Patents

搬送装置における薄板状搬送物の反転装置

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JP2002145444A
JP2002145444A JP2000342458A JP2000342458A JP2002145444A JP 2002145444 A JP2002145444 A JP 2002145444A JP 2000342458 A JP2000342458 A JP 2000342458A JP 2000342458 A JP2000342458 A JP 2000342458A JP 2002145444 A JP2002145444 A JP 2002145444A
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conveyor
transfer
conveyed
thin plate
conveying
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JP2000342458A
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English (en)
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Katsumi Hasegawa
勝美 長谷川
Jiro Nakamura
次郎 中村
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の搬送装置の傾斜する搬送面と他方の対
向する搬送面を所定範囲で断面V字状に対向するように
配置し、一方の搬送装置上で搬送される方形の薄板状搬
送物を他方の傾斜する搬送面上に反転するに際し、迅速
且つ確実に反転することができる搬送装置における薄板
状搬送物の反転装置を提供する。 【解決手段】 反転装置20が、薄板状ケース2の下
端を保持する下端保持部16が移載保持部材25として
独立して回動するようになっているので、第1及び第2
コンベア1a、1bの搬送速度が高速化された場合で
も、それぞれの傾斜するベルト載置面上並びに下端保持
部16に支持されて搬送される方形の薄板状ケース2
を、対向するベルト載置面間で回動させるだけで反転す
ることができ、迅速且つ確実に移載することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄板状搬送物を、
互いに同方向に搬送する一方のコンベアの搬送方向に対
し直交して後方に傾斜する搬送面から、所定範囲で断面
V字状に対向する他方のコンベアの搬送方向に対し直交
して前方に傾斜する搬送面に反転移載する搬送装置にお
ける薄板状搬送物の反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトコンベア等の搬送装置の搬
送面に載置して搬送される方形の薄板状搬送物として、
例えばCDやDVD等の記憶媒体を収容する方形の薄板
状ケース面上にバーコード等が印刷されており、搬送装
置の下流側には搬送される薄板状ケースを識別するため
に検出装置が配置されている。
【0003】薄板状ケースを種別するためのバーコード
等は、薄板状ケースの片面に印刷されているが、搬送装
置の水平な搬送面上に1枚ずつ供給される薄板状ケース
は、その都度表裏面を識別して一定の向きに揃えて供給
されないため、搬送装置上における薄板状ケースの識別
が不可能となることから、この搬送装置の下流側に別の
搬送装置を並設して、相互の搬送装置間に設置された反
転装置により薄板状ケースを別の搬送装置の水平な搬送
面上に反転し、この搬送装置上を搬送する過程で裏面の
バーコード等を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の反転装置は、一方の搬送装置上を搬送される薄板状
ケースを別の搬送装置上に移載する際に表裏を反転する
装置として、例えば、互いに並設される搬送装置の中間
に平行に支持された回転軸を中心として180°旋回す
る旋回アームの先端に、搬送されて来る方形の薄板状ケ
ースの前後両辺を把持する一対のフィンガーを設けた装
置が考えられる。
【0005】このような反転装置を使用して反転する際
には、一方の搬送装置上の薄板状ケースの前後両辺を把
持した状態で、旋回アームを180°旋回して他方の搬
送装置上に移載した際に反転されるようになっている。
【0006】従って、このような反転装置を使用した場
合には、一方の搬送装置上の薄板状ケースの前後両辺を
正確に把持するために、反転位置に搬送されてきた薄板
状ケースを正確に位置決めした状態で停止させる必要が
ある。
【0007】このため、機構が煩雑化するばかりか、反
転動作が遅くなるため搬送装置の搬送速度の高速化に対
応することが困難となる問題を有していた。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、一方の搬送装置の傾斜する搬送面と他方
の対向する搬送面を所定範囲で断面V字状に対向するよ
うに配置し、一方の搬送装置上で搬送される方形の薄板
状搬送物を他方の傾斜する搬送面上に反転するに際し、
迅速且つ確実に反転することができる搬送装置における
薄板状搬送物の反転装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の搬送装置における薄板状搬送物の反転装置
は、左右に延びる搬送方向に対し直交して後方に傾斜す
る搬送面を有する第1コンベアと、該第1コンベアと所
定範囲で断面V字状に対向するよう左右に延びる搬送方
向に対し直交して前方に傾斜する搬送面を有する第2コ
ンベアとの対向する搬送面間に、前記第1コンベアの搬
送面上を搬送される方形の薄板状搬送物を傾動させなが
ら第2コンベアの搬送面上に移載する反転装置を配置
し、前記薄板状搬送物を、第1コンベアの上流側から第
2コンベアの下流側に向けて搬送するようにした薄板状
搬送物の反転装置であって、前記第1コンベア及び第2
コンベアの搬送面に背面が保持されて搬送される薄板状
搬送物の下端を保持する下端保持部を搬送面の下方に沿
って配置し、前記対向位置における第1コンベア及び第
2コンベアの下端保持部を移載部として独立させ、該移
載部が第1コンベア側から第2コンベア側へ回動可能に
構成されていることを特徴としている。この特徴によれ
ば、反転装置が薄板状搬送物の下端を保持する下端保持
部が移載部として独立して回動するようになっているの
で、第1及び第2コンベアの搬送速度が高速化された場
合でも、それぞれの傾斜する搬送面上並びに下端保持部
に支持されて搬送される方形の薄板状搬送物を、対向す
る搬送面間で回動させるだけで反転することができ、迅
速且つ確実に移載することができる。
【0010】本発明の搬送装置における薄板状搬送物の
反転装置は、前記移載部には前記薄板状搬送物を該移載
部の内壁に押圧保持する付勢手段が設けられていること
が好ましい。このようにすれば、移載される際に薄板状
搬送物が付勢手段により押圧保持されるので、回動速度
が高速化されても薄板状搬送物を安定した姿勢で反転す
ることができ、これにより薄板状搬送物の落下や位置ず
れを防止することができる。
【0011】本発明の搬送装置における薄板状搬送物の
反転装置は、前記付勢手段が、前記移載部を第2コンベ
ア側へ回動した際に、付勢力が解除されるようになって
いることが好ましい。このようにすれば、移載部が第2
コンベア側へ回動した際に付勢力が解除されるので、第
2コンベア側へ移載された薄板状搬送物は、直ちに第2
コンベアの搬送面に支持されて下流側に搬送することが
できる。
【0012】本発明の搬送装置における薄板状搬送物の
反転装置は、前記移載部が、前記第1コンベアの搬送面
と互いに向き合う第2コンベアの搬送面とのなす角度と
同一角度で円周上に割り出し可能に複数配置されている
ことが好ましい。このようにすれば、高速で連続して搬
送される薄板状搬送物を、一方の搬送面上から他方の対
向する搬送面上に連続的に反転移載することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施形態としての薄
板状搬送物の反転装置を設けたベルトコンベアの概念図
であって、(a)はベルトコンベアの平面概念図、
(b)は薄板状搬送物の整列装置を設けた箇所を示すベ
ルトコンベアの部分拡大平面図、図2は図1(a)のA
−A断面図、図3は図1(b)のB−B断面図、図4は
図1(a)のC−C断面図、図5は図4の部分拡大図で
あり、図6は図4の平面図である。
【0014】先ず、図1の(a)、(b)には、本発明
の一実施形態としての薄板状搬送物の整列装置を設けた
ベルトコンベア1が示されており、このベルトコンベア
1は、搬送方向下流側に互いに並設配置される2本のベ
ルトコンベア1a、1bから構成されており、一方のベ
ルトコンベア1aの上流側には薄板状搬送物2を供給す
る供給装置3が配置されている。
【0015】更に詳しくは、供給装置3は、図2に示さ
れるように薄板状搬送物として、例えば各種CDやDV
D等の記憶媒体が個別に収容され、これらの種類を識別
するために表面にバーコード等を印刷した多数の方形の
薄板状ケース2を互いに起立し密接状態で斜めに間欠搬
送するもので、この供給装置3から1枚ずつ分離搬送さ
れる薄板状ケース2を受け入れて搬送すべく供給装置3
の搬送方向と平面視直交するよう第1コンベアとしての
第1ベルトコンベア1aが配置されている。
【0016】この第1ベルトコンベア1aは、その搬送
面がベルト4の載置面であって、搬送されるベルト4を
支持するベルト支持板12が、搬送方向に対し直交する
方向に傾斜する傾斜角度で構成されている。
【0017】このように第1ベルトコンベア1aは、傾
斜するベルト支持板12上に支持されて走行するベルト
4の上面を載置面とし、この載置面上に供給装置3から
1枚ずつ受け入れた方形の薄板状ケース2を載置して搬
送するよう構成されている。
【0018】この第1ベルトコンベア1aの下流側に
は、別の第2コンベアとしての第2ベルトコンベア1b
の一部が並設されており、この第2ベルトコンベア1b
は上流側に配設された供給側の第1ベルトコンベア1a
に対し対称角度で傾斜した搬送面を有している。
【0019】すなわち、これら第1、第2ベルトコンベ
ア1a、1bは、互いに傾斜した搬送面としてのベルト
4の載置面(図2参照)が向き合うように略V字形に並
設されている。
【0020】ここで、第1ベルトコンベア1a及び第2
ベルトコンベア1bにつき詳述する。図2に示すよう
に、第1ベルトコンベア1aに使用されるベルト4は、
この載置面上に、仕切り部9が所定間隔毎に全長に亘っ
て搬送方向に対し直交するよう突設され、この裏面の略
中央部位には断面台形状の突出部6が延長方向全長に亘
って直線状に形成されている。
【0021】また、第2ベルトコンベア1bに使用され
るベルト4は、図2に示すように、第1ベルトコンベア
1aに使用されるベルト4と略同一構成であるが、仕切
り部9の傾斜面上方部位が切り離されて切除部14が形
成され、この切除部14に仕切り部9と交差するよう突
出部8が延長方向全長に亘って直線状に形成されている
点が相違している。
【0022】次に、本実施形態に係るベルトを傾斜状態
で支持して搬送する第1ベルトコンベア1a及び第2ベ
ルトコンベア1bの支持構造につき説明する。
【0023】すなわち、図2、図3に示されるように、
第1ベルトコンベア1a及び第2ベルトコンベア1bの
支持構造は対称構造となっているが、基本的には、同一
構成となっており、第1、第2ベルトコンベア1a、1
bの搬送方向に所定間隔で立設配置されたスタンド13
の頂部には、ベルト4を搬送方向に対し直交して傾斜状
態で支持されるベルト支持板12が搬送方向に延設さ
れ、中央には案内溝12aが搬送方向に形成されてい
る。
【0024】さらに、傾斜したベルト支持板12の下端
縁には断面L字形に形成された下端保持部16が長手方
向に沿って取付けられており、ベルト4の載置面の下端
縁から下方に延出した状態で搬送される薄板状ケース2
の下端部を案内支持するようになっている。
【0025】また、ベルト支持板12の裏面側には、リ
タン側ベルト4を案内支持するガイドローラ15がベル
ト支持板12と平行に所定間隔で配設され、このガイド
ローラ15は、長手方向中央にベルト4裏面の突出部6
を案内する環状溝15aが形成され、スタンド13頂部
の反対側面に取付けられたブラケット11に回転自在に
軸支されている。
【0026】そこで、図1の(a)に示されるように、
第1ベルトコンベア1aの載置面上に供給されて傾斜状
態で下流側に搬送された薄板状ケース2は、並設される
他方側の逆傾斜のベルト支持板を有する第2ベルトコン
ベア1bのベルト4載置面上に反転装置を介して反転さ
れ、今度は反転された薄板状搬送物2は背面を表にして
第2ベルトコンベア1b上を搬送されることになる。
【0027】この状態で搬送された各種搬送物が、搬送
過程で図示しない検出装置により種類別に識別される
と、所定の排出口から種類別に排出されるようになって
いる。
【0028】ここで、第1ベルトコンベア1aの載置面
上から薄板状ケース2を第2ベルトコンベア1bの載置
面上に反転移載する反転装置につき説明する。
【0029】図4〜図6に示される20は反転装置とし
て示され、この反転装置20は、第1ベルトコンベア1
aと対向する第2ベルトコンベア1bとの間に配設され
ており、第1ベルトコンベア1a及び第2ベルトコンベ
ア1bのベルト4の載置面に背面が保持されて搬送され
る薄板状ケース2の下端を保持する下端保持部16が、
ベルト4を支持するベルト支持板12の下方に沿って配
置されている。
【0030】更に、反転装置20は、第1ベルトコンベ
ア1a及び第2ベルトコンベア1bの対向位置における
各第1ベルトコンベア1a及び第2ベルトコンベア1b
の下端保持部16を、そのまま移載部としての移載保持
部材25として独立させて構成し、この移載保持部材2
5が第1ベルトコンベア1a側から第2ベルトコンベア
1b側へ回動可能に構成されている。
【0031】さらに詳しくは、移載保持部材25は、下
端保持部16と同形状で上方が開口する一方の側壁が低
い断面略コ字形に形成されて、その長さが移載される薄
板状ケース2の長さより若干長く形成され、移載保持部
材25の底面が並設される一対の所定半径を有する回転
円板24a、24bの外周縁上に60度間隔で取り付け
られている。
【0032】また移載保持部材25の回転円板24a、
24bは、一対の立設したスタンドS1、S2に回動自
在に軸支された回転軸22の両端に取付けられ、回転軸
22の端部には減速機Gを介してインバータ制御される
ステップモータMが接続されており、回転円板24a、
24bが例えば6割り出し可能に構成されている。
【0033】移載保持部材25は、その入口側の低い側
壁外側に縦長の保持部材28が固定され、この保持部材
28上端に回転自在に軸支されたブロック32の片面に
付勢手段としての帯板状の押圧レバー32aの後方が固
設されると共に、ブロック32の後方に延設する端部に
は当接部32bが設けられ、このブロック32の反対面
に取付けられた係止板31の下端には引っ張りばね34
が張設されて押圧レバー32aの他端側を背の高い側壁
26の内壁に押圧している。
【0034】図6に示される符号35は、ストッパを示
し、このストッパ35は、反転装置20の第2ベルトコ
ンベア1bの入口側に対応して反転装置20とは別に固
設されており、ステップモータMにより移載保持部材2
5が割り出された際、このストッパ35のローラ35a
が押圧レバー32a他端の当接部32bに当接するよう
になっている。
【0035】すなわち、反転装置20がステップモータ
Mにより、図4に示されるように反時計回りに所定角度
回動して、押圧レバー32a他端の当接部32bがスト
ッパ35のローラ35aに当接した際、この押圧レバー
32aが引っ張りばね34の付勢力に抗して開放される
ようになっている。
【0036】次に、上記のように構成された反転装置2
0の作用に付き説明する。図7の(a)〜(c)は反転
装置の作用説明図である。
【0037】先ず、供給装置3から1枚ずつ分離搬送さ
れた薄板状ケース2が、供給装置3の搬送方向と平面視
直交する第1ベルトコンベア1aに移載されて、この第
1ベルトコンベア1aの搬送方向に対し直交する方向に
傾斜したベルト支持板12上のベルト4の載置面に支持
されると共に、その薄板状ケース2の下端が下端保持部
16に支持されて下流側に搬送される。
【0038】第1ベルトコンベア1aによって薄板状ケ
ース2が下流側に搬送され、第1ベルトコンベア1aに
対し対称角度で傾斜した第2ベルトコンベア1bの一部
が並設される反転装置20まで到達する。
【0039】これにより、薄板状ケース2の下端部が反
転装置20の移載保持部材25に保持されると、薄板状
ケース2が、押圧レバー32aにより側面が押圧されて
側壁26との間で挟持される。
【0040】移載保持部材25内に収容された薄板状ケ
ース2を、図示しない検出装置により検出すると、この
検出信号によりステップモータMが所定角度(60度)
回動する。
【0041】このようにして、第1ベルトコンベア1a
の搬送方向に対し直交する方向に傾斜したベルト4の載
置面に支持されて搬送される薄板状ケース2が、反転装
置20により第1ベルトコンベア1aに対し対称角度で
傾斜した第2ベルトコンベア1bのベルト4の載置面上
に支持される。
【0042】反転装置20の移載保持部材25が60度
回動したところで、押圧レバー32a他端の当接部32
bがストッパ35のローラ35aに当接すると、押圧レ
バー32aが回転円板24a、24bの回転力により引
っ張りばね34の付勢力に抗して開放される。
【0043】押圧レバー32aが開放されてフリー状態
になった薄板状ケース2は、常時走行しているベルト4
上に傾斜状態で支持されて第2ベルトコンベア1bによ
り下流側へと搬送され、搬送過程でバーコード等の検出
により識別された薄板状ケース2は、種類別に仕分けさ
れ外部に排出される。
【0044】このようにすることにより、第1ベルトコ
ンベア1a上を搬送方向に対し直交する方向に傾斜して
搬送される方形の薄板状ケース2を、所定範囲で断面V
字状に対向するよう搬送方向に対し直交して前方に傾斜
する第2ベルトコンベア1b上に反転する際に、反転装
置20が薄板状ケース2の下端を保持する下端保持部1
6が移載部として独立して回動するようになっているの
で、移載部を対向する搬送面間で旋回させるだけで反転
することができ、第1及び第2コンベア1a、1bの搬
送速度が高速化された場合でも、薄板状ケース2を、対
向する第1及び第2ベルトコンベア1a、1bのベルト
4載置面間で迅速且つ確実に反転させて移載することが
できる。
【0045】また、薄板状ケース2の下端部が移載保持
部材25に保持されて移載される際に、この薄板状ケー
ス2が押圧レバー32aにより押圧保持されるので、反
転装置20の回動速度が高速化されても薄板状ケース2
を安定した姿勢で反転することができ、これにより薄板
状ケース2の落下や位置ずれを確実に防止することがで
きる。
【0046】さらに、移載保持部材25が第2ベルトコ
ンベア1b側へ回動した際に、押圧レバー32aの付勢
力が解除されるので、第2ベルトコンベア1b側へ移載
された薄板状ケース2は、直ちに第2ベルトコンベア1
bのベルト載置面に支持されて下流側に搬送することが
できる。
【0047】加えて、第1ベルトコンベア1a上を高速
で連続して搬送される薄板状ケース2を、一方の第1ベ
ルトコンベア1aのベルト載置面上から他方の対向する
第2ベルトコンベア1bのベルト載置面上に連続的に反
転移載することができる。
【0048】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0050】(a)請求項1に記載の発明によれば、反
転装置が薄板状搬送物の下端を保持する下端保持部が移
載部として独立して回動するようになっているので、第
1及び第2コンベアの搬送速度が高速化された場合で
も、それぞれの傾斜する搬送面上並びに下端保持部に支
持されて搬送される方形の薄板状搬送物を、対向する搬
送面間で回動させるだけで反転することができ、迅速且
つ確実に移載することができる。
【0051】(b)請求項2に記載の発明によれば、移
載される際に薄板状搬送物が付勢手段により押圧保持さ
れるので、回動速度が高速化されても薄板状搬送物を安
定した姿勢で反転することができ、これにより薄板状搬
送物の落下や位置ずれを防止することができる。
【0052】(c)請求項3に記載の発明によれば、移
載部が第2コンベア側へ回動した際に付勢力が解除され
るので、第2コンベア側へ移載された薄板状搬送物は、
直ちに第2コンベアの搬送面に支持されて下流側に搬送
することができる。
【0053】(c)請求項4に記載の発明によれば、高
速で連続して搬送される薄板状搬送物を、一方の搬送面
上から他方の対向する搬送面上に連続的に反転移載する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての薄板状搬送物の反
転装置を設けたベルトコンベアの概念図であって、
(a)はベルトコンベアの平面概念図、(b)は薄板状
搬送物の整列装置を設けた箇所を示すベルトコンベアの
部分拡大平面図である。
【図2】図1(a)のA−A断面図である。
【図3】図1(b)のB−B断面図である。
【図4】図1(a)のC−C断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】(a)〜(c)は反転装置の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
1、1a、1b ベルトコンベア(搬送装置) 2 薄板状ケース(薄板状搬送
物) 3 供給装置 4 ベルト 6、8 突出部 9 仕切り部 11 ブラケット 12 ベルト支持板 12a 案内溝 13 スタンド 14 切除部 15 ガイドローラ 15a 環状溝 16 下端保持部 20 反転装置 22 回転軸 24a、24b 回転円板 25 移載保持部材(移載部) 26 側壁 28 保持部材 31 係止板 32 ブロック 32a 押圧レバー 32b 当接部 35 ストッパ 35a ローラ G 減速機 M ステップモータ S1、S1 スタンド
フロントページの続き Fターム(参考) 3F044 AA08 BA01 CC02 CD01 3F072 AA09 AA28 GE03 JA01 JA09 KA01 KC02 KC05 KC06 KE11 3F081 AA10 AA20 BC01 BD15 BE03 CA04 CA08 CA47 CC08 DA02 FB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に延びる搬送方向に対し直交して後
    方に傾斜する搬送面を有する第1コンベアと、該第1コ
    ンベアと所定範囲で断面V字状に対向するよう左右に延
    びる搬送方向に対し直交して前方に傾斜する搬送面を有
    する第2コンベアとの対向する搬送面間に、前記第1コ
    ンベアの搬送面上を搬送される方形の薄板状搬送物を傾
    動させながら第2コンベアの搬送面上に移載する反転装
    置を配置し、前記薄板状搬送物を、第1コンベアの上流
    側から第2コンベアの下流側に向けて搬送するようにし
    た薄板状搬送物の反転装置であって、 前記第1コンベア及び第2コンベアの搬送面に背面が保
    持されて搬送される薄板状搬送物の下端を保持する下端
    保持部を搬送面の下方に沿って配置し、前記対向位置に
    おける第1コンベア及び第2コンベアの下端保持部を移
    載部として独立させ、該移載部が第1コンベア側から第
    2コンベア側へ回動可能に構成されていることを特徴と
    する搬送装置における薄板状搬送物の反転装置。
  2. 【請求項2】 前記移載部には前記薄板状搬送物を該移
    載部の内壁に押圧保持する付勢手段が設けられている請
    求項1に記載の搬送装置における薄板状搬送物の反転装
    置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、前記移載部を第2コン
    ベア側へ回動した際に、付勢力が解除されるようになっ
    ている請求項1に記載の搬送装置における薄板状搬送物
    の反転装置。
  4. 【請求項4】 前記移載部は、前記第1コンベアの搬送
    面と互いに向き合う第2コンベアの搬送面とのなす角度
    と同一角度で円周上に割り出し可能に複数配置されてい
    る請求項1に記載の搬送装置における薄板状搬送物の反
    転装置。
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Citations (4)

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