JP2008033498A - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008033498A
JP2008033498A JP2006204399A JP2006204399A JP2008033498A JP 2008033498 A JP2008033498 A JP 2008033498A JP 2006204399 A JP2006204399 A JP 2006204399A JP 2006204399 A JP2006204399 A JP 2006204399A JP 2008033498 A JP2008033498 A JP 2008033498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
unit
arrow
transport
cards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006204399A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takahashi
勲 高橋
Yosuke Adachi
陽介 安達
Toshihiko Sasaki
俊彦 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saxa Inc
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Saxa Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp, Saxa Inc filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP2006204399A priority Critical patent/JP2008033498A/ja
Publication of JP2008033498A publication Critical patent/JP2008033498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 一台のカード搬送装置によって複数種のカードを処理できるようにして使い勝手を向上させる。
【解決手段】 矢印C−D方向に並設された3つのカード供給部3Aないし3Cに積層状態に蓄積されたカード2Aないし2Cは、カード送り出し手段によってカード排出口14から1枚ずつ排出される。搬送ユニット5はガイドバー36によって矢印C−D方向に移動自在で、搬送ユニット移動用モータ56の駆動により各カード供給部3Aないし3Cからカードを受け取り可能なように移動する。搬送ユニット5の駆動ローラ37A,37Bには、カード搬送用モータ41の駆動が角シャフト38A,38Bを介して伝達される。搬送ユニット5をカード処理部6に対応させ、駆動ローラ37A,37Bとこれに対接するピンチローラ50とで、カードをカード処理部6に搬送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カード供給部から1枚ずつ送り出されてきたカードに印刷したりデータを書き込むために、カードをカード処理部に搬送する搬送手段を備えたカード搬送装置に関するものである。
従来のカード搬送装置としては、積層状態で蓄積された未処理カードを1枚ずつ送り出すカード供給部と、このカード供給部から送り出されてきた未処理カードに所定の処理を行うカード処理部と、このカード処理部によって処理された処理済みカードを収納するカード収納部とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3379441号公報(段落「0007」、図1および図2)
上述した従来のカード搬送装置においては、一度に同じ種類のカードを大量かつ連続的に処理することを目的としているために、カード処理部に対してカード供給部が一つしか備えられていなかった。したがって、複数種のカードを比較的頻繁に選択して処理したいという要求があった場合は、上述した従来のカード搬送装置ではこれに対応することができなかった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、一台のカード搬送装置によって複数種のカードを処理できるようにして使い勝手を向上させることにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、積載されたカードを1枚ずつ送り出すカード供給部と、このカード供給部から送り出されたカードを搬送する搬送手段を有する搬送ユニットと、このカード搬送ユニットによって搬送されたカードを処理するカード処理部とを備えたカード搬送装置において、前記カード供給部を複数並設し、これら各カード供給部から送り出されてくるカードを前記搬送ユニットで受け取り可能なように搬送ユニットを移動させる移動手段を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記搬送手段を、カードを搬送する駆動ローラおよびこれに対接するピンチローラと、前記搬送ユニットの移動方向に延在し駆動源によって回転することにより前記駆動ローラを一体的に回転させる断面が角状に形成された角シャフトとによって構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、移動可能な搬送ユニットによって複数種のカードを選択的にカード処理部に搬送できるため、一台のカード搬送装置によって複数種のカードを処理することができるようになり使い勝手が向上する。
請求項2に係る発明によれば、断面が角状に形成された角シャフトを介して搬送ユニットから離間した位置に設けた駆動源によって駆動ローラを駆動するようにしたから、搬送ユニットに駆動源等を搭載する必要がない。このため、移動可能な搬送ユニットの重量が軽減されるから、搬送ユニットを移動させるための駆動源を小型化することができるとともに、搬送ユニットを停止させる際の慣性力が小さくなるため、搬送ユニットを所定の位置に停止させる精度が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るカード搬送装置の平面図、図2は図1におけるII矢視図、図3は図1におけるIII 矢視図、図4は図1におけるIV-IV 線断面図、図5は図4の要部を拡大した断面図、図6は図1におけるVI-VI 線断面図である。
図1に全体を符号1で示すカード搬送装置は、積載されたカード2A,2B,2Cを1枚ずつ送り出す矢印C−D方向に並設された3つのカード供給部3A,3B,3Cと、これらカード供給部3A,3B,3Cから送り出されたカードを搬送する搬送手段4を有する搬送ユニット5と、この搬送ユニット5によって搬送されたカードを処理するカード処理部6とによって概ね構成されている。
次に、図4および図5を用いて、カード供給部3A,3B,3Cについて説明する。これらカード供給部3A,3B,3Cは、いずれも同じ構造を有しているので、ここではカード供給部3Aについてのみ詳細に説明し、必要に応じて他のカード供給部3B,3Cについても説明する。
図5において、各カード供給部3Aないし3Cには、中央部に矢印A−B方向に延在する長方形の窓10aが設けられた基台10が備えられており、この基台10の矢印A側の端部にはフロントパネル11が立設されている。基台10の前板10bには、載置板12が水平状態となるように固定されており、この載置板12上には、基台10上に設置される後述するスタッカ27内に積層されたカード2Aの前端側が載置される。13はゲージ板であって、このゲージ板13と載置板7との間には、スリット状に形成されたカード排出口14が設けられており、このカード排出口14の高さ方向の寸法は、カード2Aの1枚の厚みよりも大きく、かつカード2Aの2枚の厚みよりも小さく形成されている。
15はカード供給部3Aから搬送ユニット5にカードを1枚ずつ送り出すカード送り出し手段であって、カード2Aの後端に係合する爪部16aを有する移動部材16と、移動部材16を矢印A−B方向へ移動させるモータ17とによって概ね構成されている。18は基台10に固定されたブラケットであって、前端部と後端部とが互いに対向するように折り曲げられることにより折曲部18a,18aが設けられており、中央部には矢印A−B方向に延在する長方形の窓18bが設けられている。このブラケット18の折曲部18a,18a間にはガイドバー19が支架されており、移動部材16は支持板20およびガイドブロック21を介してガイドバー19に矢印A−B方向に移動自在に支持されている。
22は扁平な直方体状に形成された移動子であって、ガイド部材21の一方の側部に固定されており、上下方向に延在する被駆動溝22aが凹設されている。モータ17は外側板21に固定されており、出力軸23には駆動子24の一端側が軸着されており、駆動子24の他端側には、移動子22の被駆動溝22aに係入したピン25が植設されている。したがって、モータ17を駆動することによって出力軸23が反時計方向へ180°回転すると、駆動子24を介してピン25が出力軸23を回転中心として180°反時計方向に回動するため、移動子22が矢印A方向へ移動するから移動部材16も矢印A方向へ移動する。
この移動によって、スタッカ27に積層されているカード12Aのうち最下層に位置するカード12Aが、移動部材16の爪部16aによって矢印A方向へ搬送され、カード排出口14から後述する駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間に送り出される。さらに出力軸23が180°反時計方向に回転すると、駆動子24を介してピン25が出力軸23を回転中心として、さらに180°反時計方向に回転するため、矢印A方向へ移動した移動子22が矢印B方向へ移動するから移動部材16も矢印B方向へ移動し、図4に示すように初期位置に戻る。
27は多数枚のカード2Aを積載して蓄積するスタッカであって、上方および下方が開口した略角筒状に形成されており、前板の下端部にはスリット状に形成した切欠き27aが設けられている。このスタッカ27は周知の着脱手段によって、前板がフロントパネル11に密着して基台10上に立設するようにして取り付けられている。
次に、図1ないし図3および図6を用いて、搬送手段4について説明する。図2において、30は作業台等に載置される底板であって、この底板30の矢印C−D方向の両端部には、互いに対向する左右の側板31,32が立設されている。搬送ユニット5には、共に断面コ字状の上フレーム33と下フレーム34とによって角筒状に形成されたフレーム35が備えられている。図1において、36,36は互いに平行となるように両側板31,32間に横架された一対のガイドバーであって、これらガイドバー36,36によって搬送ユニット5のフレーム35が矢印C−D方向に移動自在に支持されている。
37A,37Bは一対の駆動ローラであって、中央部には図6に示すように断面が正方形に形成された嵌合孔37a,37bが軸線方向を貫通するように設けられている。38A,38Bは、搬送ユニット5の下フレーム34を貫通するように両側板31,32に回転自在に支持された断面が正方形に形成された角シャフトであって、嵌合孔37a,37bのそれぞれに嵌合している。したがって、駆動ローラ37A,37Bは、図2に示すようにスリーブ39,39を介して矢印C−D方向の移動が規制された状態で、角シャフト38A,38Bが後述するカード搬送用モータ41によって回転駆動することによって、角シャフト38A,38Bと一体的に図6中時計・反時計方向に回転する。
角シャフト38Aの一端側は、図1に示すように側板31から突出しており、この突出部38aは断面が円形に形成され、大径プーリ40aと小径プーリ40bとが軸着されている。41は側板31に取り付けられたカード搬送用モータであって、出力軸に軸着されたプーリ42と大径プーリ40aとの間にベルト43が張架されている。角シャフト38Bの一端側は側板31から突出しており、この突出部38bは断面が円形に形成され、小径プーリ44が軸着され、この小径プーリ44と小径プーリ40bとの間にはベルト45が張架されている。
したがって、カード搬送用モータ41を駆動すると、小径プーリ42が図3中時計方向に回転し、ベルト43を介して大径プーリ40aも時計方向に回転するため、角シャフト38a(38A)が時計方向に回転し、駆動ローラ37Aが角シャフト38Aと一体的に図6中時計方向に回転する。また、角シャフト38a(38A)が時計方向に回転することにより、小径プーリ40bも時計方向に回転し、ベルト45を介して小径プーリ44が時計方向に回転するから角シャフト38Bも時計方向に回転し、駆動ローラ37Bが角シャフト38Bと一体的に図6中時計方向に回転する。
図2において、47,47は軸48を支承する軸支承部材であって、上フレーム33から垂下された小軸49,49に上下動自在に支持されており、図示を省略した圧縮コイルばねの弾発力によって下方に付勢されている。50,50は軸48に回転自在に支持されたピンチローラであって、上記した図示を省略した圧縮コイルばねの弾発力によって駆動ローラ37A,37Bに対接する方向に付勢されている。これらピンチローラ50と、これが対接する駆動ローラ37A,37Bと、これら駆動ローラ37A,37Bを回転駆動するカード搬送用モータ41と、このカード搬送用モータ41の駆動を駆動ローラ37A,37Bに伝達する角シャフト38A,38Bとが搬送手段4を構成している。
次に、図1および図2を用いて、搬送ユニット5を矢印C−D方向に移動させる移動手段55について説明する。図1において、56は図示を省略したブラケットを介して底板30に取り付けられた正・逆方向に駆動する搬送ユニット移動用モータであって、出力軸には小径プーリ57が軸着されている。図2において、58は軸受部材59を介して底板30に回転自在に支持された軸であって、大径プーリ60と小径プーリ61とが軸着されており、大径プーリ60とプーリ57との間にはベルト62が張架されている。
63は底板30の矢印C方向の端部に軸受部材64を介して回転自在に支持された軸であって、小径プーリ65と小径プーリ66とが軸着されており、小径プーリ65と小径プーリ61との間にはベルト67が張架されている。68は底板30の矢印D方向の端部に植設された軸であって、この軸68には小径プーリ69が軸線方向の移動を規制された状態で回転自在に支持されている。この小径プーリ69と小径プーリ66との間には搬送ベルト70が張架されており、この搬送ベルト70の図1中下側のベルト部70aの一部は、図2に示すように、搬送ユニット5の下フレーム34に取り付けられたクランプ部材71によって保持され、搬送ユニット5は搬送ベルト70の走行と一体的に矢印C−D方向に移動する。
したがって、搬送ユニット移動用モータ56を正方向に駆動すると、小径プーリ57が図1中反時計方向に回転し、軸58を介して小径プーリ61も反時計方向に回転するから、ベルト67を介して小径プーリ65が反時計方向に回転する。小径プーリ65が反時計方向に回転することにより、軸63を介して小径プーリ66が図1中反時計方向に回転し、搬送ベルト70の下側のベルト部70aが矢印D方向に走行するから、搬送ユニット5が矢印D方向に移動する。
一方、搬送ユニット移動用モータ56を逆方向に駆動すると、小径プーリ57が図1中時計方向に回転し、軸58を介して小径プーリ61も時計方向に回転するから、ベルト67を介して小径プーリ65が時計方向に回転する。小径プーリ65が時計方向に回転することにより、軸63を介して小径プーリ66が図1中時計方向に回転し、搬送ベルト70の下側のベルト部70aが矢印C方向に走行するから、搬送ユニット5が矢印C方向に移動する。
カード処理部6においては、搬送ユニット5の搬送手段4によって搬送されてきたカード12Aに所定の印刷処理を行い、カード12Aを矢印A方向に排出する。
次に、このように構成されたカード搬送装置において、カードを搬送する動作について説明する。先ず、カード供給部3A内に蓄積されているカード2Aを搬送する動作について説明する。この場合は、図1に示すように、搬送ユニット5をカード供給部3Aに対応させた位置に位置付ける。この状態で、モータ17を駆動することによって、図5に示すように出力軸23を反時計方向へ180°回動させると、駆動子24を介してピン25が出力軸23を回動中心として180°反時計方向に回動するため、移動子22が矢印A方向へ移動するから移動部材16も矢印A方向へ移動する。
この移動によって、スタッカ27に積層されているカード2Aのうち最下層に位置するカード2Aが、移動部材16の爪部16aによって矢印A方向へ搬送され、カード排出口14から駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間に送り出される。
駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間にカード2Aが送り出されたことを図示を省略した検知手段によって検知すると、カード搬送用モータ41が駆動し、小径プーリ42、ベルト43、大径プーリ40aおよび角シャフト38Aを介して、駆動ローラ37Aが角シャフト38Aと一体的に図6中時計方向に回転する。また、角シャフト38Aの回転は、小径プーリ40b、ベルト45、小径プーリ44および角シャフト38Bを介して、駆動ローラ37Bを角シャフト38Bと一体的に図6中時計方向に回転させる。
したがって、駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間に送り出されてきたカード2Aは、駆動ローラ37Aとピンチローラ50とに挟持されて矢印A方向に搬送され、さらに駆動ローラ37Bとピンチローラ50とに挟持されて矢印A方向に搬送され、カード処理部6に搬送される。カード処理部6に搬送されてきたカード2Aは、このカード処理部6において所定の印刷処理が行われて矢印A方向に排出される。
次に、カード供給部3B内に蓄積されているカード2Bを搬送する動作について説明する。この場合は、先ず、搬送ユニット移動用モータ56を逆方向に駆動し、小径プーリ57を図1中時計方向に回転させることにより、軸58を介して小径プーリ61も時計方向に回転するから、ベルト67を介して小径プーリ65が時計方向に回転する。小径プーリ65が時計方向に回転することにより、軸63を介して小径プーリ66が図1中時計方向に回転し、搬送ベルト70の下側のベルト部70aが矢印C方向に走行するから、搬送ユニット5が矢印C方向に移動する。搬送ユニット5がカード供給部3Bに対応した位置に位置付けられると、これを図示を省略した検知手段が検知し、搬送ユニット移動用モータ56の駆動を停止させる。
この状態で、カード供給部3Bのモータ17を上述したカード供給部3Aのモータ17と同様に、移動部材16を矢印A方向へ移動させるように駆動することにより、スタッカ27に積層されているカード2Bのうち最下層に位置するカード2Bが、搬送ユニット5の駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間に送り出される。
駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間にカード2Bが送り出されたことを図示を省略した検知手段によって検知すると、カード搬送用モータ41を駆動し、小径プーリ42、ベルト43、大径プーリ40aおよび角シャフト38Aを介して、駆動ローラ37Aが角シャフト38Aと一体的に図6中時計方向に回転する。また、角シャフト38Aの回転は、小径プーリ40b、ベルト45、小径プーリ44および角シャフト38Bを介して、駆動ローラ37Bを角シャフト38Bと一体的に図6中時計方向に回転させる。
したがって、駆動ローラ37Aとピンチローラ50との間に送り出されてきたカード2Bは、駆動ローラ37Aとピンチローラ50とに挟持されて矢印A方向に搬送され、後端がカード供給部3Bのカード排出口14から排出されると、図示を省略した検知手段がこれを検知し、カード搬送用モータ41の駆動が停止する。
次いで、搬送ユニット移動用モータ56を正方向に駆動し、小径プーリ57を図1中反時計方向に回転させることにより、軸58を介して小径プーリ61も反時計方向に回転するから、ベルト67を介して小径プーリ65が反時計方向に回転する。小径プーリ65が反時計方向に回転することにより、軸63を介して小径プーリ66が図1中反時計方向に回転し、搬送ベルト70の下側のベルト部70aが矢印D方向に走行するから、搬送ユニット5が矢印D方向に移動する。搬送ユニット5がカード処理部6に対応した位置に位置付けられると、これを図示を省略した検知手段が検知し、搬送ユニット移動用モータ56の駆動を停止させる。
この状態で、再びカード搬送用モータ41を駆動し、駆動ローラ37Aと駆動ローラ37Bとを図6中時計方向に回転させることにより、カード2Bは駆動ローラ37Aとピンチローラ50および駆動ローラ37Bとピンチローラ50とに挟持されて矢印A方向に搬送され、カード処理部6に搬送される。カード処理部6に搬送されてきたカード2Bは、このカード処理部6において所定の印刷処理が行われて矢印A方向に排出される。
次に、カード供給部3Cに蓄積されたカード2Cを搬送する動作について説明する。この場合は、上述したカード供給部3Bに蓄積されたカード2Bを搬送する場合と同様に、先ず、搬送ユニット移動用モータ56を逆方向に駆動し、搬送ユニット5をカード供給部3Cに対応させる。次いで、カード供給部3Cのモータ17を駆動し、カード供給部3Cからカード2Cを1枚だけ搬送ユニット5に送り出す。この状態で、カード搬送用モータ41を駆動させ、駆動ローラ37Aとピンチローラ50とによってカード2Cを後端がカード排出口から排出されるまで矢印A方向に搬送する。
次いで、搬送ユニット移動用モータ56を正方向に駆動し、搬送ユニット5をカード処理部6に対応させ、カード搬送用モータ41を駆動することにより、駆動ローラ37Aおよび駆動ローラ37Aとピンチローラ50とによってカード2Cをカード処理部6に搬送する。カード処理部6に搬送されてきたカード2Cは、このカード処理部6において所定の印刷処理が行われて矢印A方向に排出される。
このように、移動可能な搬送ユニット5によって複数種のカード2Aないし2Cを選択的にカード処理部6に搬送することができるため、一台のカード搬送装置1によって複数種のカードを処理することができるようになり使い勝手が向上する。
また、断面が角状に形成された角シャフト38A,38Bを介して搬送ユニット5から離間した位置に設けたカード搬送用モータ41によって駆動ローラ37A,37Bを駆動するようにしたから、搬送ユニット5にカード搬送用モータ41等を搭載する必要がない。このため、移動可能な搬送ユニット5の重量が軽減されるから、搬送ユニット5を移動させるための搬送ユニット移動用モータ56を小型化することができるとともに、搬送ユニット5を停止させる際の慣性力が小さくなるため、搬送ユニット5を所定の位置に停止させる精度が向上する。
なお、本実施の形態においては、3種類のカード2Aないし2Cの例を挙げて説明したが、必要であれば4種類以上のカードを選択的に搬送することも可能である。また、シャフト38A,38Bの断面を正方形としているが、三角形や台形等種々の設計変更が可能であり、要はシャフト38A,38Bの回転に対して駆動ローラ37A,37Bが一体的に回転するような角状に形成されていればよい。
本発明に係るカード搬送装置の平面図である。 図1におけるII矢視図である。 図1におけるIII 矢視図である。 図1におけるIV-IV 線断面図である。 図4の要部を拡大した断面図である。 図1におけるVI-VI 線断面図である。
符号の説明
1…カード搬送装置、2Aないし2C…カード、3Aないし3C…カード供給部、4…搬送手段、5…搬送ユニット、6…カード処理部、14…カード排出口、15…カード送り出し手段、17…モータ、27…スタッカ、37A,37B…駆動ローラ、38A,38B…角シャフト、41…カード搬送用モータ、50…ピンチローラ、55…移動手段、56…搬送ユニット移動用モータ、70…搬送ベルト。

Claims (2)

  1. 積載されたカードを1枚ずつ送り出すカード供給部と、
    このカード供給部から送り出されたカードを搬送する搬送手段を有する搬送ユニットと、
    このカード搬送ユニットによって搬送されたカードを処理するカード処理部とを備えたカード搬送装置において、
    前記カード供給部を複数並設し、
    これら各カード供給部から送り出されてくるカードを前記搬送ユニットで受け取り可能なように搬送ユニットを移動させる移動手段を備えたことを特徴とするカード搬送装置。
  2. 前記搬送手段を、カードを搬送する駆動ローラおよびこれに対接するピンチローラと、前記搬送ユニットの移動方向に延在し駆動源によって回転することにより前記駆動ローラを一体的に回転させる断面が角状に形成されたシャフトとによって構成したことを特徴とする請求項1記載のカード搬送装置。
JP2006204399A 2006-07-27 2006-07-27 カード搬送装置 Pending JP2008033498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006204399A JP2008033498A (ja) 2006-07-27 2006-07-27 カード搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006204399A JP2008033498A (ja) 2006-07-27 2006-07-27 カード搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008033498A true JP2008033498A (ja) 2008-02-14

Family

ID=39122875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006204399A Pending JP2008033498A (ja) 2006-07-27 2006-07-27 カード搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008033498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104112148A (zh) * 2013-04-18 2014-10-22 航天信息股份有限公司 对卡片进行智能化分拣的装置和方法
ITUB20153081A1 (it) * 2015-08-12 2017-02-12 Manea Vending S R L Dispositivo dispensatore di prodotti, in particolare per distributori automatici

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082116A (ja) * 1998-09-07 2000-03-21 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd カード供給装置
JP2007041635A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Nidec Sankyo Corp カード処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082116A (ja) * 1998-09-07 2000-03-21 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd カード供給装置
JP2007041635A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Nidec Sankyo Corp カード処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104112148A (zh) * 2013-04-18 2014-10-22 航天信息股份有限公司 对卡片进行智能化分拣的装置和方法
CN104112148B (zh) * 2013-04-18 2018-02-27 航天信息股份有限公司 对卡片进行智能化分拣的装置和方法
ITUB20153081A1 (it) * 2015-08-12 2017-02-12 Manea Vending S R L Dispositivo dispensatore di prodotti, in particolare per distributori automatici
WO2017025992A1 (en) * 2015-08-12 2017-02-16 Manea Vending S.R.L. Dispenser device for products, particularly for vending machines

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1904908B (zh) 卡片处理装置
JP2008033498A (ja) カード搬送装置
JP4374523B2 (ja) シート状商品の自動払出装置
JP4757222B2 (ja) 刷版供給装置
JP4880415B2 (ja) シート製品の供給装置およびシート製品の供給方法
JP2007055752A (ja) 画像形成装置
JP4789844B2 (ja) 刷版供給装置
JP2008033621A (ja) カード搬送装置
JP2014210638A (ja) カード搬送装置
JP4583242B2 (ja) 製本機の冊子搬出装置
JP2008030894A (ja) カード搬送装置
JP4766684B2 (ja) 用紙搬送装置
JP2002167030A (ja) 薄板状搬送物の仕分けシステム
CN112573275B (zh) 排纸装置、排纸装置的控制方法、处理装置以及记录系统
JP5834953B2 (ja) 搬送装置
JP2008129996A (ja) カード送出装置
JP4753907B2 (ja) 刷版供給装置
JP2013186582A (ja) 通帳発行装置
JP4819604B2 (ja) 装着体移動装置および給紙装置
JP2005089181A (ja) 冊子積載装置
JP4991997B2 (ja) 給紙装置
JP2021066607A (ja) 搬送装置
JP2015221715A (ja) 給紙装置
JPS6033463Y2 (ja) 多項目デ−タ入力装置の字幕シ−ト保持装置
JP2008179439A (ja) 後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20081022

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122