JP2001269493A - シートのトリムカバー - Google Patents

シートのトリムカバー

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JP2001269493A
JP2001269493A JP2000086766A JP2000086766A JP2001269493A JP 2001269493 A JP2001269493 A JP 2001269493A JP 2000086766 A JP2000086766 A JP 2000086766A JP 2000086766 A JP2000086766 A JP 2000086766A JP 2001269493 A JP2001269493 A JP 2001269493A
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Nobuaki Shimoda
宜明 下田
Akihiko Hoshino
昭彦 星野
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 縫着接続部とステッチパターンとの間のカバ
ー部分を相対的に厚くしてボリューム感を強調したい場
合、比較的簡単で、感触性を良好に維持できるシートの
トリムカバーを実現する。 【解決手段】 トリムカバーCが、表皮材1にワディン
グ2を裏打ちしており、パッドPに対応して裁断された
複数のカバー片11,12等を縫い合わせて、該縫着接
続部25を介してカバー片11,12同士をパッド形状
に応じ折り曲げ、また、縫製加工されて前記縫着接続部
25に沿って延びているステッチパターン20を有して
いるシートのトリムカバーCにおいて、カバー片11,
12同士が、一方カバー片11の端末11aより他方カ
バー片12の端末12aを長くした状態で縫い合わされ
ており、ステッチパターン20が、一方カバー片11の
端末11aを相対的に長い他方カバー片12の端末12
aで覆い、該他方カバー片12の端末12aだけを一方
カバー片部11の対応部分に合わせ縫いし形成されてい
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート外観を構成
しているトリムカバーに関し、特にステッチパターン
(ステッチ模様と同じ)を施したトリムカバーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種トリムカバーは、カバー原反か
ら、本発明を適用した図1の如く緩衝用パッドPの形状
に対応して裁断された複数のカバー片10、11、12
を縫い合わせて略袋状の一体物として作製される。カバ
ー原反は、図5の如く表皮材1にワディング2を裏打ち
したもの、更にワディング2に薄い裏基布を貼着したも
のである。また、トリムカバーには型押しやミシン加工
等にて色々な模様が施される。後者のステッチパターン
20としては、カバー片11、12同士の縫着接続部2
5に沿って形成されることもある。
【0003】すなわち、図5のステッチパターン20
は、マチ部と称される側面用カバー片12とメインサイ
ド用カバー片11との縫着接続部25に沿って約15m
mの間隔を保ってミシン加工したものである。また、こ
の設計仕様では、縫着接続部25とステッチパターン2
0との間のカバー部分を相対的に厚くしてボリューム感
を強調したい箇所となっている。図5の各図はその条件
を満たすための3つの従来例である。図5(a)では、
カバー片11のワディング1がカバー片12のワディン
グ1よりも厚いものを用い、ワデイング厚によりボリュ
ーム感を得る構成である。図5(b)では、両カバー片
11,12が縫着接続部25より外に位置する端末11
a,12aを長めに確保しておき、一方の端末11aを
カバー片11の対応部分に合わせ縫いし、図5(c)で
は更に両方の端末11a,12aをカバー片11の対応
部分に合わせ縫いすることにより、端末11aの厚さ、
又は、端末11a,12aの両厚さによりボリューム感
を得る構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成は次のような問題があった。図5(a)の場合は、両
カバー片11,12のワディング2が異なる厚さである
ため、2種類のカバー原反が必要となり、ワディング厚
に応じて経費増になり、製造管理等が煩雑化する。これ
に対し、図5(b)の場合は厚さ不足によるボリューム
感に欠けるという品質的な問題がある。図5(c)の場
合は両端末11a,12aの2層となるため厚くできる
が、対応カバー部分の湾曲形状への追随性に欠けたり、
両端末11a,12aの厚さに応じた段差が鋭角になる
こと等に起因し異物感等を与え易い。
【0005】本発明の目的は以上の問題を解消して、特
に縫着接続部とステッチパターンとの間のカバー部分を
相対的に厚くしてボリューム感を強調したい場合、比較
的簡単で、感触性を良好に維持できるシートのトリムカ
バーを実現することにある。他の目的は、以下に説明す
る内容の中で順次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の技術特徴からなっている。第1発明は、図
1と図2に例示される如く、緩衝用パッドPを被覆する
トリムカバーCが、表皮材1に少なくともワディング2
を裏打ちしており、前記パッドPに対応して裁断された
複数のカバー片11,12等を縫い合わせて、該縫着接
続部25を介してカバー片11,12同士を前記パッド
形状に応じ折り曲げ、また、縫製加工されて前記縫着接
続部25に沿って延びているステッチパターン20を有
しているシートのトリムカバーCにおいて、前記カバー
片11,12同士が、一方カバー片11の端末11aよ
り他方カバー片12の端末12aを長くした状態で縫い
合わされており、前記ステッチパターン20が、前記一
方カバー片11の端末11aを相対的に長い他方カバー
片12の端末12aで覆い、該他方カバー片12の端末
12aだけを前記一方カバー片11の対応部分に合わせ
縫いし形成されている構成である。第2発明は、前記要
部の他の構成であり、図1と図3又は図4に例示される
如く、前記カバー片11,12同士が、一方カバー片1
1の端末11aより他方カバー片12の端末12aを長
くした状態で縫い合わされており、前記ステッチパター
ン20が、前記一方カバー片11の端末11aを相対的
に長い他方カバー片12の端末12aで覆い、かつ、該
他方カバー片12の端末12aの先端部分12bを内側
に折り返した状態で前記一方カバー片11の対応部分に
合わせ縫いし形成されている構成である。
【0007】以上の各発明は、カバー片11,12同士
が一方カバー片11の端末11aより他方カバー片12
の端末12aを長くした状態で縫い合わされて縫着接続
部25を形成している点で同じ。前者では、長い端末1
2aが短い端末11aを完全に覆った状態で一方カバー
片11の対応部分に合わせ縫いすることにより両端末1
1a,12aの2層分の厚さでボリューム感を確保し、
同時に、端末12aだけをカバー片11の対応部分に合
わせ縫いすることにより図5(c)の如く端末で形成さ
れる鋭角な段差を小さくして異物感や浮き上がりを無く
したものである。後者では、長い端末12aが短い端末
11aを完全に覆う点で前者と同様であり、加えて先端
部分12bを内側に折り返した状態でカバー片11の対
応部分に合わせ縫いすることにより、厚さを広く確保
し、かつ図5(c)の如く端末で形成される鋭角な段差
を折り返しループ形にて小さく抑えて異物感や浮き上が
り感を無くしたものである。これによって、本発明は、
トリムカバーCの縫着接続部25とステッチパターン2
0との間を形成しているカバー部分13a等に要求され
るボリューム感を構成簡易に、また、感触を良好に維持
して実現できる。
【0008】また、後者の場合には、図4(c)に例示
される如く一方カバー片11の端末11aを他方カバー
片12の折り返し部分の内側に挟み込んだ状態にするこ
とにより、前記ステッチパターン20を形成しているカ
バー部分13cが一方カバー片11の裏側に3層になっ
ていることがより好ましい。これは、トリムカバーCを
部分的に厚くしてボリューム感を得る仕様において、カ
バー片11,12を同じカバー原反から裁断しても、他
方カバー片12の端末先端部分12b、一方カバー片1
1の端末11a、他方カバー片12の端末12aの3層
構成となって厚さを増大でき、上記した折り返しループ
形の利点を具備できるからである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を適用し
たシート例であり、同(a)はシートバックの外観を模
式的に示し、同(b)は同(a)のA−A線に沿う模式
断面図である。図2は図1(b)のB部のトリムカバー
部の詳細を示し、同(a)と(b)は作製手順例を示す
拡大構成図、同(c)はパッド被覆状態での拡大構成図
である。各図には、図5の従来と同じか類似する部材及
び部分に同じ符号を付している。
【0010】図1のシートは、背もたれ部となるシート
バックであり、発泡ウレタンなどの緩衝用パッドPが不
図示のフレーム及びサイドフレーム部Fに保持された状
態で、トリムカバーCにより被覆処理された構造となっ
ている。また、トリムカバーCは、表皮材1にワディン
グ2を裏打ちしたカバー原反から、メインカバー部であ
るカバー片10と、サイドサポート部である2枚のカバ
ー片11と、マチ部又は側面カバー部である2枚のカバ
ー片12とを裁断し、縫製加工により背面側を開口した
略袋状に形成したものである。ここで、表皮材1は皮革
を使用しているが、各種の織物や編物、樹脂シート材で
あってもよい。ワディング2は接着材などにより表皮材
1に一体化されている。材質はスラブウレタンである
が、他の材質であってもよい。ワディング2には裏基布
が必要に応じ貼着される。これらは従来と同じ。異なる
点は、カバー片11とカバー片12との裁断時の大きさ
設定態様と、両カバー片11,12を縫着接続部25に
より接続する際の加工態様と、ミシン加工よりステッチ
パターン20を形成する際の構成とであり、次にこれら
を図2を参照しつつ詳述する。
【0011】すなわち、カバー片11及びカバー片12
は、図2(a)の両者の接続状態から分かるように、カ
バー原反からの裁断時に縫着接続部25より外に位置す
る端末11a,12aの長さ分などが考慮される。具体
的には、両端末11a,12aの長さが同(c)の如く
縫着接続部25とステッチパタンー20との間隔L(1
0〜20mm)を基準とし、端末11aの長さが端末1
2aより短く端末12aよって完全に覆われる長さに設
定されている。そして、両者は、縫製加工に際してカバ
ー片12の表皮材1上にカバー片11がその表皮材1を
対向する状態に重ねられて、端末11a,12aが定位
置になるよう縫製により一体化される。すると、形成さ
れる縫着接続部25は上下方向に延びており、カバー片
11とカバー片12とを矢印方向に折り曲げる際のヒン
ジとなる。図2(b)はそのようにして、カバー片11
及びカバー片12が縫着接続部25をヒンジとしてパッ
ドPに対応した形状に折り曲げられた状態を示してい
る。
【0012】次に、ミシン加工によりステッチパターン
20が施される。この作業では、図2(b)の如くサイ
ドサポート部用カバー片11の内側に端末11a,12
aを押圧して馴染ませた後、縫着接続部25の縫製ライ
ンに間隔Lを保って加工ラインを決め、それに沿って縫
製することになる。図2(c)はそのようにして、ステ
ッチパターン20が形成され、また、真空成形等により
立体形状出しされた後の状態であり、図1(b)の如く
パッドPを被覆した状態と同じ態様で示している。ステ
ッチパターン20は、カバー片12の端末12aが相対
的に短くなっているカバー片11の端末11aを完全に
覆った状態で、カバー片11の対応部分に合わせ縫いさ
れた状態で形成されている。このため、この構造では、
縫着接続部25とステッチパターン20との間のカバー
部分13aが両端末11a,12aの厚さ、つまり2層
分の厚さで構成されて、該厚さに応じたボリューム感が
実現されている。このボリューム感は、図5(c)の構
造に対し、端末12aの先端のみをカバー片11の対応
部分に合わせ縫いすることにより、対応するカバー片1
1の内面との間の段差が低く抑えられているため、パッ
ドPを被覆した使用状態での異物感や浮き上がり感が無
く、感触も良好なものとなっている。細部的には、端末
11aを短く設定する分だけカバー原反使用量を減らす
ことができる。
【0013】図3と図4は本発明の他の2つの構造を図
2に対応させて示している。この構造説明では、図1及
び図2と同じか類似する部材及び部分に同じ符号を付
し、要部について詳述する。
【0014】図3の構造は、特に縫着接続部25とステ
ッチパターン20との間の間隔が大きいような場合に対
処し易くしたものである。すなわち、カバー原反から両
カバー片11,12を裁断する場合には、端末11aの
長さが端末12aより短く端末12aよって完全に覆わ
れる長さに設定される点、端末12aが折り返し用の先
端部分12bにより延長される点等が考慮される。そし
て、両者は、縫製加工に際してカバー片12の表皮材1
上にカバー片11がその表皮材1を対向する状態に重ね
られて、端末11a,12a等が正規位置になるよう縫
製により一体化される。すると、縫着接続部25は上下
方向に延びており、カバー片11とカバー片12とを矢
印方向に折り曲げる際のヒンジとなる。図3(b)はそ
のようにして、カバー片11及びカバー片12が縫着接
続部25をヒンジとしてパッドPに対応した形状に折り
曲げられた状態を示している。ステッチパターン20を
形成する作業では、同図の如くサイドサポート部用カバ
ー片11の内側に端末11aを密接するよう、端末12
a及び先端部分12bを押圧すると共に、先端部分12
bを内側に折り曲げその状態に馴染ませた後、縫着接続
部25の縫製ラインに前記した間隔を保って加工ライン
を決め、それに沿って縫製する。図3(c)はそのよう
にして、ステッチパターン20が形成され、また、真空
成形等により立体形状出しされた後の状態であり、図1
(b)の如くパッドPを被覆した状態と同じ態様で示し
ている。従って、この構造では、上記した利点に加え
て、先端部分12bを内側に折り返した状態でカバー片
11の対応部分に合わせ縫いすることにより、ボリュー
ム感を強調したいカバー部分13を広く確保でき、ま
た、図5(c)の如く端末で形成される鋭角な段差を折
り返しループ形にて小さく抑え、或いは湾曲にすること
により異物感や浮き上がり感の発生を無くし、同時に良
好な感触を維持できる。
【0015】これに対し、図4の構造は、特に縫着接続
部25とステッチパターン20との間、つまりカバー部
分13cの厚さを増大してボリューム感を強くしたいよ
うな場合に有効となる。すなわち、カバー原反から両カ
バー片11,12を裁断する場合には、前記した如く端
末11aの長さが端末12aより短く端末12aよって
完全に覆われる長さに設定される点、端末12aが折り
返し用の先端部分12bにより延長される点等が考慮さ
れる。両カバー片11,12は、縫製加工に際して上記
した要領で重ねられて、端末11a,12a等が正規位
置になるよう縫製により一体化される。すると、縫着接
続部25は上下方向に延びており、カバー片11とカバ
ー片12とを矢印方向に折り曲げる際のヒンジとなる。
図3(b)はそのようにして、カバー片11及びカバー
片12が縫着接続部25をヒンジとしてパッドPに対応
した形状に折り曲げられた状態を示している。ここまで
は図3のものとほぼ同じ。しかし、この構造では、ステ
ッチパターン20を形成する作業において次のように処
理される。まず、ミシン加工に際しては、図3(b)の
如くサイドサポート部用カバー片11の内側に端末12
a及び先端部分12bを軽く押し、先端部分12bを内
側に折り曲げ、その折り返し部分の内側に端末11aを
挟み込む。その状態に馴染ませた後、縫着接続部25の
縫製ラインに前記した間隔を保って加工ラインを決め、
それに沿って縫製することになる。図4(c)はそのよ
うにして、ステッチパターン20が形成され、また、真
空成形等により立体形状出しされた後の状態であり、図
1(b)の如くパッドPを被覆した状態と同じ態様で示
している。従って、この構造では、上記した利点に加え
て、トリムカバーCを部分的に厚くしてボリューム感を
得る仕様において、カバー片11,12を同じカバー原
反から裁断しても、他方カバー片12の端末先端部分1
2b、一方カバー片11の端末11a、他方カバー片1
2の端末12aの3層構成となって厚さを増大でき、同
時に上記した折り返しループ形の利点を具備できる。こ
のように、本発明は、請求項1又は2で特定される技術
要素の範囲で種々変更可能なものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のうち、請
求項1,2のトリムカバーでは、縫着接続部とステッチ
パターンとの間のカバー部分を厚くしてボリューム感を
得る仕様において、図5(a)の従来構成の如く経費増
及び煩雑性がなく、図5(c)の従来構成の如く両端末
で形成される鋭角な段差に起因する異物感や浮き上がり
感を無くして、所望のボリューム感を比較的簡単な構成
で、感触性を良好に維持して付与できる。請求項3のト
リムカバーでは、カバー片同士の端末を利用して、端末
の3層分相当の厚さを確保でき、その場合にも端末折り
返し部分のループ形によって良好な感触性を維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシート模式外観及び横断面
図である。
【図2】 図1(b)のB部を拡大した第1発明の細部
構成図である。
【図3】 図1(b)のB部に対応して示す第2発明の
細部構成図である。
【図4】 図1(b)のB部に対応して示す第3発明の
細部構成図である。
【図5】 従来構成を図1(b)のB部に対応して示す
説明図である。
【符号の説明】
Pは緩衝用パッド Cはトリムカバー 1は表皮材 2はワディング 10はカバー片 11はカバー片 12はカバー片 13a,13b,13cはカバー部分 11aはカバー片11の端末 12aはカバー片12の端末 12bは端末12aの先端部分 20はステッチパターン 25は縫着接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緩衝用パッドを被覆するトリムカバー
    が、表皮材に少なくともワディングを裏打ちしており、
    前記パッドに対応して裁断された複数のカバー片を縫い
    合わせて、該縫着接続部を介してカバー片同士を前記パ
    ッド形状に応じ折り曲げ、また、縫製加工されて前記縫
    着接続部に沿って延びているステッチパターンを有して
    いるシートのトリムカバーにおいて、 前記カバー片同士が、一方カバー片の端末より他方カバ
    ー片の端末を長くした状態で縫い合わされており、 前記ステッチパターンが、前記一方カバー片の端末を相
    対的に長い他方カバー片の端末で覆い、該他方カバー片
    の端末だけを前記一方カバー片の対応部分に合わせ縫い
    し形成されていることを特徴とするシートのトリムカバ
    ー。
  2. 【請求項2】 緩衝用パッドを被覆するトリムカバー
    が、表皮材にワディングを少なくとも裏打ちしており、
    前記パッドに対応して裁断された複数のカバー片を縫い
    合わせて、該縫着接続部を介してカバー片同士を前記パ
    ッド形状に応じ折り曲げ、また、縫製加工されて前記縫
    着接続部に沿って延びているステッチパターンを有して
    いるシートのトリムカバーにおいて、 前記カバー片同士が、一方カバー片の端末より他方カバ
    ー片の端末を長くした状態で縫い合わされており、 前記ステッチパターンが、前記一方カバー片の端末を相
    対的に長い他方カバー片の端末で覆い、かつ、該他方カ
    バー片の端末の先端部分を内側に折り返した状態で前記
    一方カバー片の対応部分に合わせ縫いし形成されている
    ことを特徴とするシートのトリムカバー。
  3. 【請求項3】 前記一方カバー片の端末を前記他方カバ
    ー片の端末折り返した部分の内側に挟み込んだ状態にす
    ることにより、前記ステッチパターンを形成しているカ
    バー部分が前記一方カバー片の裏側に3層の厚さになっ
    ている請求項2に記載のシートのトリムカバー。
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