JP2001268112A - パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001268112A
JP2001268112A JP2000072342A JP2000072342A JP2001268112A JP 2001268112 A JP2001268112 A JP 2001268112A JP 2000072342 A JP2000072342 A JP 2000072342A JP 2000072342 A JP2000072342 A JP 2000072342A JP 2001268112 A JP2001268112 A JP 2001268112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
communication
name server
resource manager
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000072342A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Okugawa
徹 奥川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000072342A priority Critical patent/JP2001268112A/ja
Publication of JP2001268112A publication Critical patent/JP2001268112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、設定・交渉にかかる時間を短
縮し、より迅速に通信を行えるようにするパケット通信
方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。 【解決手段】本発明は、ネームサーバ107が端末10
1からアドレス返答の要求を受けることにより、ネーム
サーバ107が端末101にアドレス値を返すと同時に
リソースマネージャ108に通知を行い、ネームサーバ
107から通知を受けたリソースマネージャ108が端
末101からルータ102〜104を経由して相手先端
末106へ至る適切な通信品質を持った通信経路を確保
しておき、端末101から相手端末106へ送られる通
信データが前記通信経路を使うようにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速広帯域なマル
チメディアサービスにおける通信方式としての利用が可
能であるパケット通信方式、パケット通信方法及びパケ
ット通信処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット通信を行う場合、端末はまず相
手端末のアドレスを知る必要がある。自端末内にそのデ
ータを保持していない場合、端末はネームサーバに問い
合わせを行い、アドレスを得る。次に端末は相手先端末
のアドレスに向けて通信データを流す。相手先端末が同
一のネットワークに属していない場合、ルータを経由し
て異なるネットワーク間を接続する。ルータは相手先ア
ドレスが属している行き先インタフェースへ通信データ
を転送する。さらに、通信データの種類によっては帯域
等の通信品質の確保が必要な場合がある。これは、ルー
タ単体で行う場合や、ルータ−ルータ間での交渉が必要
になる場合もある。このように、通信データを送るまで
に多くの交渉が必要である。近年の通信技術の進歩・高
速化に伴い、1秒あたりに通信路に流すことのできる情
報量は増えている。したがって、このような交渉にかか
る時間が通信全体に与える影響は相対的に大きくなって
いる。一方で、近年、流れるデータの種類を識別し、低
いレイヤでの転送機能と連動させることにより中間での
ルータ処理回数を低減し処理の高速化を行うカットスル
ー技術も提案されている。しかし、この技術も、カット
スルー経路が確立するまでの間は従来と同様の転送方式
を取らざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、以上に述べたとおり、通信データを送るまでに多く
の交渉が必要である。近年の通信技術の進歩に伴い、1
秒あたりに通信路に流すことのできる情報量は増えてい
る。したがって、このような交渉にかかる時間が通信全
体に与える影響は相対的に大きくなってくる。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、設定・交渉にかかる時間を短縮し、より迅速に通信
を行えるようにするパケット通信方式、パケット通信方
法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、それぞれ固有の名称を有する端末の名称に
対して一対一に対応し、アドレスに変換する対応表を管
理し、端末からの要求に応じ、アドレスを調べて返すネ
ームサーバと、通信を行うデータを適切な方路へと切り
替えるルータと、通信を行う端末相互の通信経路を設定
・管理するリソースマネージャからなるネットワークよ
りなるパケット通信方式において、ネームサーバが端末
からアドレス返答の要求を受けることにより、ネームサ
ーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソースマネー
ジャに通知を行う手段と、ネームサーバから通知を受け
たリソースマネージャが端末からルータを経由して相手
先端末へ至る適切な通信品質を持った通信経路を確保し
ておき、端末から相手端末へ送られる通信データが前記
通信経路を使うようにする手段とを具備することを特徴
とするものである。すなわち、端末がネームサーバから
の返答を得て、データ通信を開始するとき、ルータを経
由してデータを転送するが、それまでにリソースマネー
ジャによる通信経路の確保が行われている場合、特性の
優れた伝送を行うことができる。特性の優れた経路と
は、十分な帯域が確保されていたり、カットスルー技術
によりルータによる転送(ホップ)の回数が低減された
経路などを指す。そのため、従来方式よりも高速にデー
タ伝送を行うことができる。リソースマネージャによる
通信経路の確保よりも早くデータ通信が開始される場合
には、リソースマネージャによる通信経路の確保が行わ
れた時点で経路を切り替える。
【0006】また本発明は、前記パケット通信方式にお
いて、ルータが端末から相手端末へ送られる通信データ
を識別し、リソースマネージャに通知する手段と、ルー
タから通知を受けたリソースマネージャがより最適化さ
れた経路を確保し、通信中にその経路へ切り替える手段
とを具備することを特徴とするものである。これは、ネ
ームサーバへの問い合わせ時点では通信データ種別がわ
からないが、通信が開始された時点で確定することを利
用し、その通信データ種別に合わせた通信経路を用意す
ることでさらに特性の優れた伝送を行うためである。
【0007】また本発明は、前記パケット通信方式にお
いて、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の
要求時に、同時に端末がリソースマネージャに対して通
信データ種別を通知する手段と、端末から通知を受けた
リソースマネージャが端末からルータを経由して相手先
端末へ至る、データ種別に対応した適切な通信品質を持
った通信経路を確保しておき、端末から相手端末へ送ら
れる通信データが前記通信経路を使うようにする手段と
を具備することを特徴とするものである。すなわち、端
末が通信データ種別を送ることにより、通信開始時から
最適な通信経路の設定を可能とする。
【0008】また本発明は、前記パケット通信方式にお
いて、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の
要求時に、同時に端末がネームサーバに対して通信デー
タ種別を通知する手段と、端末から通知を受けたネーム
サーバはリソースマネージャに対して通信を行う端末の
アドレスに加えてデータ種別を通知する手段と、ネーム
サーバから通知を受けたリソースマネージャは端末から
ルータを経由して相手先端末へ至る、データ種別に対応
した適切な通信品質を持った通信経路を確保しておき、
端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
を使うようにする手段とを具備することを特徴とするも
のである。すなわち、端末が行っていた通信データ種別
の通知をネームサーバが行う。
【0009】また本発明は、前記パケット通信方式にお
いて、リソースマネージャはあらかじめ登録されている
端末群とそれに対応した通信データ種別のデータを所有
し、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要
求時に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端末
のアドレスを調べ対応する通信データ種別がある場合、
その特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確保し
ておき、端末から相手端末へ送られる通信データが前記
通信経路を使うようにする手段を具備することを特徴と
するものである。すなわち、リソースマネージャが端末
アドレスに対応する通信データ種別のデータを保持し、
最適な通信経路を設定するためにそのデータを利用す
る。
【0010】また本発明は、それぞれ固有の名称を有す
る端末の名称に対して一対一に対応し、アドレスに変換
する対応表を管理し、端末からの要求に応じ、アドレス
を調べて返すネームサーバと、通信を行うデータを適切
な方路へと切り替えるルータと、通信を行う端末相互の
通信経路を設定・管理するリソースマネージャからなる
ネットワークを用いるパケット通信方法において、ネー
ムサーバが端末からアドレス返答の要求を受けるステッ
プと、端末から要求を受けたネームサーバが端末にアド
レス値を返すと同時にリソースマネージャに通知を行う
ステップと、ネームサーバから通知を受けたリソースマ
ネージャが端末からルータを経由して相手先端末へ至る
適切な通信品質を持った通信経路を確保するステップ
と、端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信
経路を使うようにするステップとを具備することを特徴
とする。
【0011】また本発明は、前記パケット通信方法にお
いて、ルータが端末から相手端末へ送られる通信データ
を識別し、リソースマネージャに通知するステップと、
ルータから通知を受けたリソースマネージャがより最適
化された経路を確保し、通信中にその経路へ切り替える
ステップとを具備することを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記パケット通信方法にお
いて、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の
要求時に、同時に端末がリソースマネージャに対して通
信データ種別を通知するステップと、端末から通知を受
けたリソースマネージャが端末からルータを経由して相
手先端末へ至る、データ種別に対応した適切な通信品質
を持った通信経路を確保するステップと、端末から相手
端末へ送られる通信データが前記通信経路を使うように
するステップとを具備することを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記パケット通信方法にお
いて、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の
要求時に、同時に端末がネームサーバに対して通信デー
タ種別を通知するステップと、端末から通知を受けたネ
ームサーバはリソースマネージャに対して通信を行う端
末のアドレスに加えてデータ種別を通知するステップ
と、ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャ
は端末からルータを経由して相手先端末へ至る、データ
種別に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保
するステップと、端末から相手端末へ送られる通信デー
タが前記通信経路を使うようにするステップとを具備す
ることを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記パケット通信方法にお
いて、端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の
要求時に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端
末のアドレスを調べ対応する通信データ種別がある場
合、その特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確
保するステップと、端末から相手端末へ送られる通信デ
ータが前記通信経路を使うようにするステップとを具備
することを特徴とする。
【0015】また本発明のパケット通信処理プログラム
を記録した記録媒体は、ネームサーバが端末からアドレ
ス返答の要求を受ける手順、端末から要求を受けたネー
ムサーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソースマ
ネージャに通知を行う手順、ネームサーバから通知を受
けたリソースマネージャが端末からルータを経由して相
手先端末へ至る適切な通信品質を持った通信経路を確保
する手順、端末から相手端末へ送られる通信データが前
記通信経路を使うようにする手順をコンピュータに実行
させることを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記パケット通信処理プロ
グラムを記録した記録媒体において、ルータが端末から
相手端末へ送られる通信データを識別し、リソースマネ
ージャに通知する手順、ルータから通知を受けたリソー
スマネージャがより最適化された経路を確保し、通信中
にその経路へ切り替える手順をコンピュータに実行させ
ることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記パケット通信処理プロ
グラムを記録した記録媒体において、端末がネームサー
バに対して行うアドレス返答の要求時に、同時に端末が
リソースマネージャに対して通信データ種別を通知する
手順、端末から通知を受けたリソースマネージャが端末
からルータを経由して相手先端末へ至る、データ種別に
対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保する手
順、端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信
経路を使うようにする手順をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記パケット通信処理プロ
グラムを記録した記録媒体において、端末がネームサー
バに対して行うアドレス返答の要求時に、同時に端末が
ネームサーバに対して通信データ種別を通知する手順、
端末から通知を受けたネームサーバはリソースマネージ
ャに対して通信を行う端末のアドレスに加えてデータ種
別を通知する手順、ネームサーバから通知を受けたリソ
ースマネージャは端末からルータを経由して相手先端末
へ至る、データ種別に対応した適切な通信品質を持った
通信経路を確保する手順、端末から相手端末へ送られる
通信データが前記通信経路を使うようにする手順をコン
ピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記パケット通信処理プロ
グラムを記録した記録媒体において、端末がネームサー
バに対して行うアドレス返答の要求時に、ネームサーバ
から送られてくる通信を行う端末のアドレスを調べ対応
する通信データ種別がある場合、その特性を合わせた通
信品質を持った通信経路を確保する手順、端末から相手
端末へ送られる通信データが前記通信経路を使うように
する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の実施形態例を示す構成説明
図である。すなわち、それぞれ固有の名称を有する、通
信を行う端末101,106と、端末101,106の
名称に対して一対一に対応し、情報処理装置が処理しや
すい数値等の値であるアドレスに変換する対応表を管理
し、端末101からの要求に応じてアドレスを調べて返
すネームサーバ107と、通信を行うデータを適切な方
路へと切り替えるルータ102〜105と、通信を行う
端末相互の通信経路を設定・管理するリソースマネージ
ャ108からなる構成をとる。ネームサーバ107とリ
ソースマネージャ108は機能上分けて記述している
が、物理的に同一の装置に両方の機能を有するものであ
っても構わない。
【0022】図1は端末101が端末106と通信を行
う場合を示す。端末101の所属するサブネットワーク
にはルータ102があり、端末106が所属するサブネ
ットワークにはルータ105がある。従って、端末10
1から端末106へ至る通信データの経路は、端末10
1−ルータ102−ルータ103−ルータ104−ルー
タ105−端末106となる。通信を始めるにあたり、
端末101は端末106のアドレスを知る必要がある。
自端末内にそのデータが保持されていない場合、ネーム
サーバ107へ問い合わせ111を行う。ネームサーバ
107は端末101にアドレスを返答112すると共
に、リソースマネージャ108に対し、端末101が端
末106に対して通信を行いそうであるという情報を伝
える。アドレスの問い合わせと通信を行うこととは別の
事象であるため、アドレスを問い合わせたからといって
必ず通信を行うとはいえないが、その確率は高いといえ
る。既存のネームサーバプログラムにはそのような通知
機能はないが、リソースマネージャ108へ通知を行う
だけの機能を付加することは可能である。また、その機
能を持たないネームサーバと共存しても、従来通りの方
式による信号経路は確立できるため、通信は可能であ
り、互換性は保たれる。さて、リソースマネージャ10
8はネームサーバ107からの通知113を受け、信号
経路118を計算し、各ルータ102〜105に対し、
必要な帯域を確保するよう指示通知114〜117を出
す。さらに、このとき下位レイヤによるカットスルーが
可能であれば、その設定を行う。なお、あらかじめ、リ
ソースマネージャ108はルータ102〜105から経
路情報を得ておく。
【0023】さて、通常ネームサーバは階層化されてい
るが、それを考慮に入れた動作は以下のようになる。端
末からの要求を直接受け付けた(最も下位の)ネームサ
ーバは、まずそれ自体でアドレスが判明する場合は端末
へそのアドレスを返す。それ自体に該当する名称がな
く、アドレスが判明しない場合、より上位のネームサー
バへ問い合わせる。上位のネームサーバからの返答を得
て、端末へ返す。上位のネームサーバも、それ自体でア
ドレスが判明しない場合はさらに上位のサーバへ問い合
わせる。ここで、ネームサーバからリソースマネージャ
への通知について検討すると、まず端末からの要求を直
接受け付けた(最も下位の)ネームサーバがリソースマ
ネージャに通知する方式がある。このとき、概ね端末に
最も近いネームサーバが処理を行うことになり、それ自
体で判明しないアドレスについては、上位からの通知を
待つ必要があるものの、比較的単純な機構で実現できる
可能性が高い。また、ネームサーバとリソースマネージ
ャを同一のハードウェアに実装することも可能である。
一方、階層化されたネームサーバにおいて、実際にアド
レスが判明したネームサーバが直接リソースマネージャ
に通知するようにする方式もありうる。このとき、下位
のネームサーバへ通知する手順を省いてリソースマネー
ジャへ通知できるため、より短時間に設定を実現する可
能性がある。ただし、上位のネームサーバにおいて、通
常、要求を出した端末の情報がないため、それを下位の
ネームサーバが通知する機構を追加する必要がある。ま
た、同一端末からの要求に対し、アドレスとそれに対し
てリソースマネージャに要求を送るネームサーバの対が
アドレスごとに変化して機構が複雑化する可能性があ
る。
【0024】さて、上記の動作においては、通信データ
種別を知り得ることはできない。そこで、通信が開始さ
れてからルータがその通信データの種別を検出するよう
にする。これは、TCPやUDPにおけるポート番号、
さらに上位レイヤのHTTPのURLなどを利用するこ
とができる。検出した通信データ種別をリソースマネー
ジャに通知すると、リソースマネージャは通信データ種
別に合わせた帯域特性の通信経路を新たに設定あるいは
既存の設定から変更し、各ルータに通知する。新たに設
定した経路に移行する場合は、それまで用いていた設定
を破棄する。あるいは、リソースマネージャを経由せず
に直接ルータ相互で交渉することにより新しい設定の経
路を用意してもよい。
【0025】また、端末のアプリケーションプログラム
において、直接リソースマネージャへ通知を行う機能を
付加する。リソースマネージャは、端末からの通信デー
タ種別、ネームサーバからの通信端末アドレスを受ける
ことで、最初から最適化された通信経路の設定を行うこ
とができる。アプリケーションにリソースマネージャへ
の通知機能を付加するため、既存のアプリケーションで
は動作させることができない反面、直接アプリケーショ
ン種別を知ることができる。さらに、アプリケーション
種別だけではなく、要求する通信帯域・品質等のパラメ
ータを直接端末から伝えることも可能である。
【0026】また、端末からネームサーバへのアドレス
問い合わせ時に、通信データ種別を併せて通知する。ネ
ームサーバはリソースマネージャに対し、通信を行う端
末のアドレスに加えて通信データ種別を伝えることがで
きるため、リソースマネージャは最初から通信データ種
別に応じた通信帯域・品質の通信経路を確保することが
できる。ネームサーバへのアドレス問い合わせ時に通信
データ種別を併せて通知するために、アドレス問い合わ
せの関数に変更を加えると、従来のアプリケーションと
の互換性が保たれない可能性がある。この問題を回避す
る方法として、通信データ種別ごとに異なる端末名を与
える方法も可能である。ネームサーバにおいては、端末
名を調べることにより、あらかじめ端末名と関連づけら
れている通信データ種別を認識できる。例えば、帯域の
異なる2種類の通信データ種別がある場合、広帯域なス
トリームを提供するbroadband−serve
r.comという名称のサーバと、狭帯域なストリーム
を提供するnarrowband−server.co
mという名称のサーバを見かけ上用意する。実態は同一
の端末からデータを提供するが、ネームサーバがbro
adband−server.comのアドレス要求を
受けたときには、広帯域の通信を要求されていると理解
し、リソースマネージャに広帯域サービスである旨を通
知し、narrowband−server.comの
アドレス要求を受けたときには、狭帯域の通信を要求さ
れていると理解し、リソースマネージャに狭帯域サービ
スである旨を通知することにより、最適な通信帯域管理
を行うことができる。
【0027】また、リソースマネージャはあらかじめ登
録されている端末群とそれに対応した通信データ種別の
データを所有し、端末がネームサーバに対して行うアド
レス返答の要求時において、ネームサーバから送られて
くる通信を行う端末のアドレスを調べ対応する通信デー
タ種別がある場合、その特性に合わせた通信品質を持っ
た通信経路の帯域等を確保しておく。リソースマネージ
ャが端末アドレスに対応する通信データ種別のデータを
保持し、最適な通信経路を設定するためにそのデータを
利用する。例えば、通信を行う端末が、アプリケーショ
ンのネットワークインストールを行うためのサーバであ
れば、通信データ種別としてftpが主であると考えら
れるため、あらかじめその端末のアドレスとftpを対
応づけておく。他の例としては、マルチメディアデータ
のストリームサーバであれば、rtpなどが主な通信デ
ータ種別として考えられる。
【0028】図2は本発明の実施形態例に係るパケット
通信方法の第1の例を示すフロー図である。すなわち、
それぞれ固有の名称を有する端末の名称に対して一対一
に対応し、アドレスに変換する対応表を管理し、端末か
らの要求に応じ、アドレスを調べて返すネームサーバ
と、通信を行うデータを適切な方路へと切り替えるルー
タと、通信を行う端末相互の通信経路を設定・管理する
リソースマネージャからなるネットワークを用いるパケ
ット通信方法において、ネームサーバが端末からアドレ
ス返答の要求を受けるステップと、端末から要求を受け
たネームサーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソ
ースマネージャに通知を行うステップと、ネームサーバ
から通知を受けたリソースマネージャが端末からルータ
を経由して相手先端末へ至る適切な通信品質を持った通
信経路を確保するステップと、端末から相手端末へ送ら
れる通信データが前記通信経路を使うようにするステッ
プよりなる。
【0029】さらに、前記パケット通信方法において、
ルータが端末から相手端末へ送られる通信データを識別
し、リソースマネージャに通知するステップと、ルータ
から通知を受けたリソースマネージャがより最適化され
た経路を確保し、通信中にその経路へ切り替えるステッ
プよりなるようにしてもよい。
【0030】なお、前記パケット通信方法において、端
末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端末のア
ドレスを調べ対応する通信データ種別がある場合、その
特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確保するス
テップと、端末から相手端末へ送られる通信データが前
記通信経路を使うようにするステップよりなるようにし
てもよい。
【0031】図3は本発明の実施形態例に係るパケット
通信方法第2の例を示すフロー図である。すなわち、そ
れぞれ固有の名称を有する端末の名称に対して一対一に
対応し、アドレスに変換する対応表を管理し、端末から
の要求に応じ、アドレスを調べて返すネームサーバと、
通信を行うデータを適切な方路へと切り替えるルータ
と、通信を行う端末相互の通信経路を設定・管理するリ
ソースマネージャからなるネットワークを用いるパケッ
ト通信方法であって、ネームサーバが端末からアドレス
返答の要求を受けるステップと、端末から要求を受けた
ネームサーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソー
スマネージャに通知を行うステップと、ネームサーバか
ら通知を受けたリソースマネージャが端末からルータを
経由して相手先端末へ至る適切な通信品質を持った通信
経路を確保するステップと、端末から相手端末へ送られ
る通信データが前記通信経路を使うようにするステップ
とよりなるパケット通信方法において、端末がネームサ
ーバに対して行うアドレス返答の要求時に、同時に端末
がリソースマネージャに対して通信データ種別を通知す
るステップと、端末から通知を受けたリソースマネージ
ャが端末からルータを経由して相手先端末へ至る、デー
タ種別に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確
保するステップと、端末から相手端末へ送られる通信デ
ータが前記通信経路を使うようにするステップよりな
る。
【0032】図4は本発明の実施形態例に係るパケット
通信方法の第3の例を示すフロー図である。すなわち、
それぞれ固有の名称を有する端末の名称に対して一対一
に対応し、アドレスに変換する対応表を管理し、端末か
らの要求に応じ、アドレスを調べて返すネームサーバ
と、通信を行うデータを適切な方路へと切り替えるルー
タと、通信を行う端末相互の通信経路を設定・管理する
リソースマネージャからなるネットワークを用いるパケ
ット通信方法であって、ネームサーバが端末からアドレ
ス返答の要求を受けるステップと、端末から要求を受け
たネームサーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソ
ースマネージャに通知を行うステップと、ネームサーバ
から通知を受けたリソースマネージャが端末からルータ
を経由して相手先端末へ至る適切な通信品質を持った通
信経路を確保するステップと、端末から相手端末へ送ら
れる通信データが前記通信経路を使うようにするステッ
プとよりなるパケット通信方法において、端末がネーム
サーバに対して行うアドレス返答の要求時に、同時に端
末がネームサーバに対して通信データ種別を通知するス
テップと、端末から通知を受けたネームサーバはリソー
スマネージャに対して通信を行う端末のアドレスに加え
てデータ種別を通知するステップと、ネームサーバから
通知を受けたリソースマネージャは端末からルータを経
由して相手先端末へ至る、データ種別に対応した適切な
通信品質を持った通信経路を確保するステップと、端末
から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路を使
うようにするステップよりなる。
【0033】尚、前記パケット通信方法は、具体的には
パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータによ
り、予め所定の記録媒体に記録されたパケット通信処理
プログラムに基づいて実行される。
【0034】すなわち、パケット通信処理プログラムを
記録した記録媒体は、ネームサーバが端末からアドレス
返答の要求を受ける手順、端末から要求を受けたネーム
サーバが端末にアドレス値を返すと同時にリソースマネ
ージャに通知を行う手順、ネームサーバから通知を受け
たリソースマネージャが端末からルータを経由して相手
先端末へ至る適切な通信品質を持った通信経路を確保す
る手順、端末から相手端末へ送られる通信データが前記
通信経路を使うようにする手順をコンピュータに実行さ
せる。
【0035】また、前記パケット通信処理プログラムを
記録した記録媒体は、ルータが端末から相手端末へ送ら
れる通信データを識別し、リソースマネージャに通知す
る手順、ルータから通知を受けたリソースマネージャが
より最適化された経路を確保し、通信中にその経路へ切
り替える手順をコンピュータに実行させる。
【0036】また、前記パケット通信処理プログラムを
記録した記録媒体は、端末がネームサーバに対して行う
アドレス返答の要求時に、同時に端末がリソースマネー
ジャに対して通信データ種別を通知する手順、端末から
通知を受けたリソースマネージャが端末からルータを経
由して相手先端末へ至る、データ種別に対応した適切な
通信品質を持った通信経路を確保する手順、端末から相
手端末へ送られる通信データが前記通信経路を使うよう
にする手順をコンピュータに実行させる。
【0037】また、前記パケット通信処理プログラムを
記録した記録媒体は、端末がネームサーバに対して行う
アドレス返答の要求時に、同時に端末がネームサーバに
対して通信データ種別を通知する手順、端末から通知を
受けたネームサーバはリソースマネージャに対して通信
を行う端末のアドレスに加えてデータ種別を通知する手
順、ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャ
は端末からルータを経由して相手先端末へ至る、データ
種別に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保
する手順、端末から相手端末へ送られる通信データが前
記通信経路を使うようにする手順をコンピュータに実行
させる。
【0038】また、前記パケット通信処理プログラムを
記録した記録媒体は、端末がネームサーバに対して行う
アドレス返答の要求時に、ネームサーバから送られてく
る通信を行う端末のアドレスを調べ対応する通信データ
種別がある場合、その特性を合わせた通信品質を持った
通信経路を確保する手順、端末から相手端末へ送られる
通信データが前記通信経路を使うようにする手順をコン
ピュータに実行させる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、通信
に先立って端末から発せられる最初の信号をとらえて通
信経路の確保を行うものであり、主たる通信の最初から
高い性能を発揮し、従来の技術での問題点を解決するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の実施形態例に係るパケット通信方法の
第1の例を示すフロー図である。
【図3】本発明の実施形態例に係るパケット通信方法の
第2の例を示すフロー図である。
【図4】本発明の実施形態例に係るパケット通信方法の
第3の例を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 端末 102〜105 ルータ 106 端末 107 ネームサーバ 108 リソースマネージャ 111 端末からネームサーバへの問い合わせ 112 ネームサーバから端末への返答 113 ネームサーバからリソースマネージャへの通
知 114〜117 リソースマネージャからルータへの
通知 118 信号経路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固有の名称を有する端末の名称
    に対して一対一に対応し、アドレスに変換する対応表を
    管理し、端末からの要求に応じ、アドレスを調べて返す
    ネームサーバと、通信を行うデータを適切な方路へと切
    り替えるルータと、通信を行う端末相互の通信経路を設
    定・管理するリソースマネージャからなるネットワーク
    よりなるパケット通信方式において、 ネームサーバが端末からアドレス返答の要求を受けるこ
    とにより、ネームサーバが端末にアドレス値を返すと同
    時にリソースマネージャに通知を行う手段と、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャが端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る適切な通信品
    質を持った通信経路を確保しておき、端末から相手端末
    へ送られる通信データが前記通信経路を使うようにする
    手段とを具備することを特徴とするパケット通信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパケット通信方式におい
    て、 ルータが端末から相手端末へ送られる通信データを識別
    し、リソースマネージャに通知する手段と、 ルータから通知を受けたリソースマネージャがより最適
    化された経路を確保し、通信中にその経路へ切り替える
    手段とを具備することを特徴とするパケット通信方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパケット通信方式におい
    て、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がリソースマネージャに対して通信デー
    タ種別を通知する手段と、 端末から通知を受けたリソースマネージャが端末からル
    ータを経由して相手先端末へ至る、データ種別に対応し
    た適切な通信品質を持った通信経路を確保しておき、端
    末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路を
    使うようにする手段とを具備することを特徴とするパケ
    ット通信方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のパケット通信方式におい
    て、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がネームサーバに対して通信データ種別
    を通知する手段と、 端末から通知を受けたネームサーバはリソースマネージ
    ャに対して通信を行う端末のアドレスに加えてデータ種
    別を通知する手段と、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャは端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る、データ種別
    に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保して
    おき、端末から相手端末へ送られる通信データが前記通
    信経路を使うようにする手段とを具備することを特徴と
    するパケット通信方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のパケット通信方式におい
    て、 リソースマネージャはあらかじめ登録されている端末群
    とそれに対応した通信データ種別のデータを所有し、端
    末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端末のア
    ドレスを調べ対応する通信データ種別がある場合、その
    特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確保してお
    き、端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信
    経路を使うようにする手段を具備することを特徴とする
    パケット通信方式。
  6. 【請求項6】 それぞれ固有の名称を有する端末の名称
    に対して一対一に対応し、アドレスに変換する対応表を
    管理し、端末からの要求に応じ、アドレスを調べて返す
    ネームサーバと、通信を行うデータを適切な方路へと切
    り替えるルータと、通信を行う端末相互の通信経路を設
    定・管理するリソースマネージャからなるネットワーク
    を用いるパケット通信方法において、 ネームサーバが端末からアドレス返答の要求を受けるス
    テップと、 端末から要求を受けたネームサーバが端末にアドレス値
    を返すと同時にリソースマネージャに通知を行うステッ
    プと、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャが端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る適切な通信品
    質を持った通信経路を確保するステップと、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにするステップとを具備することを特徴とす
    るパケット通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のパケット通信方法におい
    て、 ルータが端末から相手端末へ送られる通信データを識別
    し、リソースマネージャに通知するステップと、 ルータから通知を受けたリソースマネージャがより最適
    化された経路を確保し、通信中にその経路へ切り替える
    ステップとを具備することを特徴とするパケット通信方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のパケット通信方法におい
    て、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がリソースマネージャに対して通信デー
    タ種別を通知するステップと、 端末から通知を受けたリソースマネージャが端末からル
    ータを経由して相手先端末へ至る、データ種別に対応し
    た適切な通信品質を持った通信経路を確保するステップ
    と、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにするステップとを具備することを特徴とす
    るパケット通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のパケット通信方法におい
    て、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がネームサーバに対して通信データ種別
    を通知するステップと、 端末から通知を受けたネームサーバはリソースマネージ
    ャに対して通信を行う端末のアドレスに加えてデータ種
    別を通知するステップと、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャは端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る、データ種別
    に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保する
    ステップと、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにするステップとを具備することを特徴とす
    るパケット通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載のパケット通信方法にお
    いて、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端末のア
    ドレスを調べ対応する通信データ種別がある場合、その
    特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確保するス
    テップと、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにするステップとを具備することを特徴とす
    るパケット通信方法。
  11. 【請求項11】 ネームサーバが端末からアドレス返答
    の要求を受ける手順、 端末から要求を受けたネームサーバが端末にアドレス値
    を返すと同時にリソースマネージャに通知を行う手順、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャが端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る適切な通信品
    質を持った通信経路を確保する手順、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにする手順をコンピュータに実行させるため
    のパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のパケット通信処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 ルータが端末から相手端末へ送られる通信データを識別
    し、リソースマネージャに通知する手順、 ルータから通知を受けたリソースマネージャがより最適
    化された経路を確保し、通信中にその経路へ切り替える
    手順をコンピュータに実行させるためのパケット通信処
    理プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のパケット通信処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がリソースマネージャに対して通信デー
    タ種別を通知する手順、 端末から通知を受けたリソースマネージャが端末からル
    ータを経由して相手先端末へ至る、データ種別に対応し
    た適切な通信品質を持った通信経路を確保する手順、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにする手順をコンピュータに実行させるため
    のパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のパケット通信処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、同時に端末がネームサーバに対して通信データ種別
    を通知する手順、 端末から通知を受けたネームサーバはリソースマネージ
    ャに対して通信を行う端末のアドレスに加えてデータ種
    別を通知する手順、 ネームサーバから通知を受けたリソースマネージャは端
    末からルータを経由して相手先端末へ至る、データ種別
    に対応した適切な通信品質を持った通信経路を確保する
    手順、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにする手順をコンピュータに実行させるため
    のパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項11記載のパケット通信処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 端末がネームサーバに対して行うアドレス返答の要求時
    に、ネームサーバから送られてくる通信を行う端末のア
    ドレスを調べ対応する通信データ種別がある場合、その
    特性を合わせた通信品質を持った通信経路を確保する手
    順、 端末から相手端末へ送られる通信データが前記通信経路
    を使うようにする手順をコンピュータに実行させるため
    のパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体。
JP2000072342A 2000-03-15 2000-03-15 パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001268112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072342A JP2001268112A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072342A JP2001268112A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268112A true JP2001268112A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18590771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000072342A Pending JP2001268112A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268112A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527537A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 マイクロソフト コーポレーション グローバルルーティングおよび帯域幅共有のための方法およびシステム
JP2008042690A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 中継接続ユニット
JP5408332B2 (ja) * 2010-03-10 2014-02-05 富士通株式会社 中継装置および通信プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527537A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 マイクロソフト コーポレーション グローバルルーティングおよび帯域幅共有のための方法およびシステム
JP2008042690A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 中継接続ユニット
JP5408332B2 (ja) * 2010-03-10 2014-02-05 富士通株式会社 中継装置および通信プログラム
US8942619B2 (en) 2010-03-10 2015-01-27 Fujitsu Limited Relay device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607412B2 (ja) 通信ネットワークの方法、サーバ及び構成
EP1168730A3 (en) Method, apparatus and computer program for IP traffic prioritization in IP Networks
JP2000115284A (ja) Wap端末器とwapサ―バとの間のデ―タ通信装置及びその方法
JP4034187B2 (ja) ボイスオーバーip優先度及び帯域要件の最適化
JP2007013304A (ja) 内線電話システムおよび内線電話通信方法
JP2004247916A (ja) Web連携対応SIPサービス制御システムおよび制御方法
JP5941887B2 (ja) エッジルータ切替方法及びシステム及びエッジルータ及び冗長管理装置
EP1418733B1 (fr) Procédé pour attribuer à un terminal un idientifiant de réseau virtuel, terminal et serveur de configuration dynamique d'un hôte pour la mise en oeuvre de ce procédé
WO2007083557A1 (ja) ネットワーク制御装置、ネットワークシステム、プログラム、通信端末及び移動通信ネットワークの制御方法
JP2007274467A (ja) ネットワーク中継装置、ネットワークシステム、データ中継方法及びデータ中継プログラム
JP4161185B2 (ja) 時刻同期データの伝送方法
WO2011041969A1 (zh) 一种支持数据报文主动推送能力的实现方法及系统
JP2001268112A (ja) パケット通信方式、パケット通信方法及びパケット通信処理プログラムを記録した記録媒体
JP3980413B2 (ja) 接続選択方法および通信エンドポイント装置
JP3183380B2 (ja) 通信制御装置、通信制御方法および該通信制御装置を使用した通信システム
CN101471954A (zh) 实现网络服务的方法、网络服务实体和智能网络系统
JP2008520133A (ja) シグナリングプロキシの実施方法及び装置
JP2003134253A (ja) Ip電話システムおよびip電話機の管理方法
JP4741401B2 (ja) 情報転送装置
JP2002185521A (ja) ルーティング装置および記録媒体
JP2002290451A (ja) 通信帯域制御方法および通信帯域制御装置
JP3664388B2 (ja) 双方向通信システムおよび方法
US20050078661A1 (en) Exchange for making communication among digital devices and analog devices
CA2274393C (en) Communication scheme using check packets for guaranteeing data packet order in communication media exchange during communication
JP3145971B2 (ja) フレーム・リレー網内転送方式およびフレーム・リレー交換機