JP3980413B2 - 接続選択方法および通信エンドポイント装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間で第1の接続から第2の接続へ切り換えるか否かを決定する決定ステップを含む方法に関する。さらに詳細に記せば、IP電話システムをレガシー電話システムと相互接続させる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願明細書中で使用される「レガシー電話システム」という用語は、公衆交換電話網(PSTN)、サービス総合ディジタル網(ISDN)および携帯電話システムなどの回線交換システムを指す。電話接続を設定する標準的な方法は、ITU−T勧告Q.1204(1993年3月)に記載されている。
【0003】
一方、インターネット電話システムは、標準インターネットプロトコルSIPまたは、たとえば標準H.323に準拠した他のプロトコルのようなIPプロトコルの下で動作するパケット交換システムである。また、そのようなインターネット電話システムは、インターネット・プロトコル・システムまたはIPシステムとも呼ばれる。レガシー電話システムとIPシステムとは、さまざまな基本アプローチに基づいた2つの確立された通信システムである。しかしながら、そのようなシステム間の通信の交換を達成する手段または方法は、まだない。
【0004】
ケーブル・モデムおよび非対称ディジタル加入者線モデム(本願明細書においてADSLモデムという)の導入と、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)の成長にともなって、インターネット(一般的には広域ネットワーキング)は、ここ数年で成長を続けている。インターネットの使い勝手と機能が向上し、インターネット対応装置の使用可能性が高くなるにつれて、使用可能な帯域幅も増え、インターネット・ユーザはネットワークに常時接続する傾向にある。
【0005】
しかしながら、インターネット・ユーザの所在地または住所は変更される可能性があり、またレガシー電話システムに見られるような電話帳(ディレクトリ)がないため、インターネット・ユーザの所在地を特定するのは極めて困難である。多くの私用ディレクトリまたはプレゼンス・サーバがインターネット上で使用可能となっているが、所与のインターネット・ユーザのインターネット・アドレスを一般的な方法で特定することはできない。インターネット・サービス・プロバイダは自社の加入者を登録せず、加入者は、URL:http://www.sametime.com/でアクセス可能なsametimeサーバや、URL:http://www.aol.com/aim/home.htmlのAOL社instantmessenger、またはURL:http://messenger.msn.comのマイクロソフト社messengerなどのプレゼンス・サーバに対して、自身を登録しなければならない。このようなサーバのより一般的な形態はLDAPサーバである。
【0006】
結果として、インターネット電話システムは、レガシー電話システムの代わりとして使用されることは極めて稀である。電話とともに電話回線に接続された、たとえばコンピューターなどのインターネット対応装置によっていくつかの関連問題は解決され、それによって、たとえばファクシミリはコンピューター上で直接受信できるようになり、インターネット対応装置のメモリはボイス・メールをアーカイブ(保存)できるようになり、また単純にコンピューターのメディア装置を使用して呼に応答できるようになった。インターネット対応装置が電話回線に接続されながら、インターネット接続のためにケーブル・モデム、LAN、ADSL等を使用する場合、同一の装置が両方の呼を処理するため、一方の電話システムからの着呼を他方に転送することが可能である。
【0007】
しかしながら、現在、レガシー電話システムからの呼をインターネット電話システムへ、またはその逆にシームレスに且つ連続して転送することは不可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、決定にしたがって2つの接続間で選択を行えるようにする方法を提供することである。これら2つの接続は、異なるネットワークだけでなく、同一のネットワークを経由することもできるが、これは、たとえばこれらの2つの接続が品質、伝送レートなどのような異なるパラメータを有する場合に意味がある。
【0009】
より具体的に、本方法および装置は、インターネット・ベースの電話システムとレガシー電話システムとの両方のユーザが、そのうちの呼接続を動作させるのに好ましい電話システムの方へシームレスに連続して切り換えることができるようにする。
【0010】
【発明の効果】
本発明の効果として、リモートの参加者の機能を前もって知らなくても、好ましい電話システムの選択を行うことができることが挙げられる。
【0011】
さらなる効果として、本発明を利用するために既存のネットワークを修正する必要がほとんどなく、IPネットワークおよびレガシー電話ネットワークの相互接続に必要な特別の機能は単一のエンドポイント装置に集約させることが可能である。
【0012】
本発明は、低価格通信と高品質通信との間でユーザが任意に選択を行えるようにする。
【0013】
さらに、本発明は、既存のレガシー電話またはIPネットワークをまったく変更する必要がなく、また既存の相互接続システムとは対照的に、ネットワーク中にサーバを必要としない。制御インテリジェンスはエンドポイント装置に配置でき、それによって本方法及び装置を迅速に導入できる。
【0014】
本発明によるエンドポイント装置は、たとえばIP電話システム及びレガシー電話システムにおける2つの接続間でのシームレスな切り換えを可能とし、「インテリジェント・エンドポイント」と呼ぶことができる。
【0015】
本発明の本質的な効果は、既存の技術によって実装することが可能なことである。エンドポイントへの修正のみを必要としているため、第三者の同意または規格団体の介入を必要としない。
【0016】
本方法は、第1のエンドポイント装置が、第2のエンドポイント装置にある使用可能なリソースによって第2の接続を確立可能かを確認するリソース確認ステップを含む。これによって、第2のエンドポイント装置でのリソース不足に起因した失敗を回避する。
【0017】
また、本方法は、第1のエンドポイント装置が、切り換えが決定される条件を設定する1つ以上の所定のルールを確認するルール確認ステップを含む。このルール・セットは、ソフトウェアとして設計された場合、すなわちメモリ中に格納され、さらに修正可能であれば、特に便利である。それによって、エンドポイント装置のユーザは、エンドポイント装置の直接的な使用を可能とする前もってロードされたルールを含む、カスタマイズ可能なルール・セットを提供されることが可能である。
【0018】
さらに、本方法は、第1のエンドポイント装置が、第2のエンドポイント装置に対してルール確認ステップの結果を送信したり、対応する結果を第2のエンドポイント装置から受信したりする結果交換ステップを含む。この結果交換は、接続されている両方のエンドポイント装置が接続の切り換えをサポートするかを確認する役割を果たし、それによってエンドポイント装置の一方のみが切り換えを決定した場合にそのような切り換えを回避できる。
【0019】
本方法は、エンドポイント装置が、通信して、設定ステップにおいてどのエンドポイント装置がどのタスクを実行しているかを決定できれば、より柔軟性が高まる。どのエンドポイント装置が何をするかについての決定は、たとえば、エンドポイント装置が自分の役割を交渉する交渉ステップを含む。また、たとえば、最初の呼を発信したエンドポイント装置が第2の接続のセットアップのための呼を発信することも、事前に設定することが可能である。また、どのエンドポイント装置が第2の接続のセットアップを開始したかによって異なる接続セットアップ費など、1つ以上のパラメーターに依存した役割配分を行うことが可能である。
【0020】
第2の接続が確立された後に、接続終了ステップにおいて前の接続を終了すると、1つの接続のみが維持され、接続費と帯域幅の無駄を低減して、効果的である。
【0021】
本発明は、条件が変わっても選択された接続はルール・セット中のルールにしたがった正しい接続であることを確実にするために、その効果的な方法として数回、好ましくは定期的に適用することができる。
【0022】
本方法は、第1の接続が第1の通信ネットワーク上を経由し、第2の接続が第2の通信ネットワークを経由するような接続に対して適用された場合に非常に有用である。これは、典型的にさまざまなネットワークがさまざまな特性を有し、そのような特性は接続の選択につながるルール中の条件として使用可能であるためである。それによって、ユーザは、切り換えの利点を最大限に利用する。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間に確立された第1の接続上で作用する接続選択方法に関する。本方法は、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間で第1の接続から第2の接続への切り換えを行うかについての決定を、第1のエンドポイント装置で行う決定ステップを含む。切り換えを行うことが決定された場合、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間で、第2の接続を確立するための接続情報を交換する情報交換ステップが実行される。さらに、接続情報を使用して第2の接続を確立するセットアップステップが実行される。
【0024】
さらに本発明は、第1の接続と第2の接続とを介して第2のエンドポイント装置に接続可能な通信エンドポイント装置に関する。本装置は、第2のエンドポイント装置への第1の接続を処理する呼制御装置と、第1の接続を介してプロトコルを適用して、第1の接続から第2の接続への切り換えを行うかを決定し、切り換えを行うことが決定された場合、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間で、第2の接続を確立するための接続情報を交換する役割を果たすプロトコル処理装置とを含む。呼制御装置は、決定が切り換えをすることである場合に、接続情報を使用して第2の接続を確立するように設計される。
【0025】
さらに本発明は、上述の方法を実行するプログラム・コード手段を含むコンピューター・プログラムを提供する。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、第1の通信ネットワークAとしてのレガシー電話システムと、第2の通信ネットワークBとしてのIP電話システムとを含む通信システムを示すものである。第1のエンドポイント装置1と第2のエンドポイント装置2は、いずれもネットワークA、Bのそれぞれに接続されている。エンドポイント装置1は第1のモデム15を介して第1の通信ネットワークAに接続された第1の呼制御装置11を備える。また、第1のエンドポイント装置1は、たとえばここではADSLモデムまたはケーブル・モデムである第2のモデム16を介して、第2の通信ネットワークBに接続された第2の呼制御装置12を備える。制御装置スイッチ14は、2つの制御装置11、12の間に配置され、メモリ・ユニット7に格納されるルール・セット13へのアクセスを有する。第1のユーザU1は、制御装置スイッチ14を介して、制御装置11、12のうちの一方を操作することによって第1のエンドポイント装置1を使用する。第1のユーザU1は、入力ユニット8を介して、ルール・セット13の読み取りおよび書込を実行することもできる。第1の呼制御装置11は、第1の接続3を確立および制御する機能を提供する。そのような機能は、従来から知られており、たとえばITU−T勧告Q.1204(93年3月)で説明されている。
【0027】
第2のユーザU2によって操作される第2のエンドポイント装置2は、第1のエンドポイント装置1と同じ機能ユニットを備える。
【0028】
第2のユーザU2は、呼を、第2のエンドポイント装置2から第1のエンドポイント装置1に発信する。対応する呼設定要求信号は、レガシー電話ネットワークAを介して、第1のエンドポイント装置1の第1のモデム15に到達する。その後、第1のモデム15は、第1の呼制御装置11に対して対応する呼設定データを作成する。第1の呼制御装置11は、典型的に第1のユーザU1による適切なアクションによって、その設定要求を受け入れ、対応する受入信号を、第1のモデム15を介して第2のエンドポイント装置に返信する。それによって、第1の接続3として、2つのエンドポイント装置1、2の間に音声チャネルが確立される。この第1の接続3が確立されると、制御装置スイッチ14は、接続選択方法を実行する。接続選択方法については、図2を参照して詳細に説明する。
【0029】
すなわち、第1のエンドポイント装置1は、第1の接続3を第2の接続4に切り換えるかを決定するために、接続選択方法を実行する。そのような決定は、多くの異なる理由を考慮して行われる。たとえば、接続3、4のうちの一方がIPネットワークを経由し、接続3、4のうちの他方がレガシー電話ネットワークを経由する場合、レガシー電話接続の利点は品質にあり、IP電話接続の利点は低コストにある。これによって、第1の接続3が確立された後、たとえば費用上の理由で第2の接続4に切り換えることが好ましい場合がある。以前選択された接続が常により良い選択であるとは限らないため、この方法は、数回、たとえば定期的に実行され、最適な接続が常に選択されるようにすることが可能である。
【0030】
以下において、ここではレガシー電話接続である第1の接続3から、IP電話接続である第2の接続4への切り換えが行われる場合の接続選択方法を説明する。
【0031】
接続選択方法は、第2のエンドポイント装置2が第2の通信ネットワークBで第2の接続4を確立するために必要なリソースを有するかを第1のエンドポイント装置1が決定するリソース確認ステップ21から始まる。第2の通信ネットワークBがIPネットワークである場合、これは第2のエンドポイント装置2が第2の通信ネットワークBに接続され、有効なIPアドレスを有することを意味する。リソース確認ステップ21において、第2のエンドポイント装置2は、たとえば第1の接続3が確立された後で直接そのリソース情報(たとえばそのIPアドレス)を、第1のエンドポイント装置1に送信することによって、第2のエンドポイント装置2が第2の通信ネットワークBに接続され、有効なIPアドレスを有することを明示的に示すことができる。リソース情報を送受信するため、確立済みの第1の接続3が使用される。リソース確認ステップ21が正しい結果を返すと、次のステップが実行される。
【0032】
次に実行するステップは、ルール確認ステップ22である。そのため、制御装置スイッチ14はルール・セット13にアクセスする。ルール・セット13は第1の接続3から第2の接続4への切り換えが行われる条件を設定する。このルールは多種存在し得る。可能なルールは以下の通りである。
【0033】
「確立されている第1の接続3の品質が所定の値より低い場合、第2の接続4を確立し、それに切り換える。」この場合の品質は、全体的なものでもよく、またはさらに細かくルールを設定できるように別々の品質要素、たとえば遅延、ノイズ、伝送可能周波数帯域、パケット損失率、信号レベル、伝送レートの値に分けることも可能である。
「発呼が別の国からのものである場合、第2の接続4を使用する。」
「現在時刻が午後6時より遅い場合、第1の接続3を使用する。」
「発呼者が政府関係者である場合、第1の接続3を使用する。」
【0034】
そのようなルールは技術指向の場合が多く、したがって客観性が重要であり、ルール・セット13中に事前に設定される。しかしながら、それぞれのユーザU1、U2が、ルール・セット13をカスタマイズできるように設計してもよい。その場合、ユーザU1、U2は個人的なルールを入力して、ルール・セット13のルールを完成または置き換えることができる。ルールは、事前に決定して固定しておくことも可能であるが、第1のユーザU1が変更できるルールも存在できる。そのために、制御装置スイッチ14は、ユーザU1へのインタフェースを提供し、それによってユーザU1は確立されている第1の接続3から第2の接続4へ切り換えるタイミングを決定する1つ以上の個人ルールを入力でき、それによって以下のようなルールを適用できる。
「被呼ユーザU1が第2の接続4を使用したい旨を明示した場合、第2の接続4を確立し、それに切り換える。」
【0035】
いくつかのルールが存在する場合、全体的なルール確認結果に到達するために、何らかの優先順位付け方式、または別々の結果を論理的に組み合わせる方式が使用される。したがってルール確認を実行した後、第1のエンドポイント装置1は、確立された第1の接続3が維持されるか、または第2の接続4がその代わりとして確立されるかを示す結果に到達する。そのため、ルール確認ステップ22は、第1のエンドポイント装置1で行われるローカル・ステップである。第1のエンドポイント装置1でのルール確認ステップ22の結果は、結果交換ステップ23において第2のエンドポイント装置2に送信される。第2のエンドポイント装置2が同様のルール確認ステップ22を実行した場合、同様のことが第2のエンドポイント装置2によって実行される。ルール確認およびリソース確認の結果を第2のエンドポイント装置2に送信するため、第1のエンドポイント装置1は、入出力ポートを備える。この入出力ポートは、第1のネットワークAへの第1のエンドポイント装置1の入出力ポートと同一である。
【0036】
次のステップは、決定ステップ24である。エンドポイント装置1、2の両方が、確認結果として、第2の接続4への切り換えを示していると、決定ステップ24で第2の接続4への切り換えが決定される。
【0037】
情報交換ステップ25において、2つのエンドポイント装置1、2は、第2の接続4を確立するために使用される情報を交換する。このステップは、正確にこの時点で実行する必要はなく、より早い段階で実行することも可能である。そのような典型的な情報は、他のエンドポイント装置1、2のIPアドレスである。ここでも、第1の接続3が情報交換を行うために使用される。基本的に、この交換は双方向でなくてもよい。第2の接続4がどのように確立されるかに応じて、エンドポイント装置1、2のうちの一方のみが他方から情報を受信するだけでもよい。
【0038】
次のステップは、装置選択ステップ26である。この装置選択ステップ26は、第2の接続4を確立する際に、どのエンドポイント装置1、2がどのタスクを実行するかを決定する役割を果たす。この選択機構は、たとえば第1のエンドポイント装置1が発呼ユニットとして自動的に機能し、第2のエンドポイント装置2に対して宛先としての役割を通知するという、比較的簡単なステップとして設定することが可能である。
【0039】
その後、第2の接続4が2つのエンドポイント装置1、2の間で最終的に確立されるセットアップステップ27が続く。
【0040】
第2の接続4が確立されると、第1の接続3は接続終了ステップ28において終了される。
【0041】
これで接続選択の手順が終了する。しかしながら、ルール確認ステップ22で確認される条件は常に同じであるとは限らず、したがってある時点において、接続3、4の別の一方がより良い選択の場合もあるため、この方法は反復することが可能である。切り換えの是非を決定する場合、その決定に影響する可能性のある切り換え費用を考慮することは賢明である。また、たとえばカウンタあるいはタイマ17によるトリガを利用することによって、上述の接続選択方法を連続して何回か起動するようにすると、正しい接続3、4に対する決定を常に最新にする上で役立つ。
【0042】
リソース確認ステップ21、ルール確認ステップ22、および決定ステップ24において、結果が切り換えでない場合、方法は開始点に戻り、カウンタ17による次の実行トリガを待つ。
【0043】
同様の方法が、IP電話システムからレガシー電話システムへの切り換え時にも使用される。当然ながら、この方法は、第1のエンドポイント装置1と第2のエンドポイント装置2との役割を交換しても実行できる。この方法は、3つ以上のエンドポイント装置を含むマルチパーティ接続も実施可能である。その場合、参加しているエンドポイント装置全体が、チームとして接続を選択するか、またはエンドポイント装置の各対がそれらの間の接続を別々に決定することになろう。この場合、レガシー電話システムにおいてデータや音声を伝送するチャネルは、IP電話システム中で接続を設定するための信号・制御チャネルとして機能することが可能である。
【0044】
したがって、制御装置スイッチ14は、切り換えを決定する場合に、決定処理と切り換え処理とを実行するユニットである。第1のエンドポイント1と第2のエンドポイント2との間の通信は、通信プロトコルを適用することによって構成される。このプロトコルは、第1の接続から第2の接続へ切り換えるのかを決定し、その決定結果が切り換えである場合、第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置との間で第2の接続を確立するための接続情報を交換するような役割を果たす。したがって、制御装置スイッチは、プロトコル処理装置でもある。
【0045】
メディアの処理は、ユーザに透過的になっていなければならない。ユーザは、メディア・ストリーム(PSTNまたはIP)の起点を意識せず、スピーカー、マイク等の装置のリソースに対する競合は、エンドポイント装置によって解決される。エンドポイント装置は、たとえばIP電話呼が確立された場合、またはメディア・ストリームが複製された場合に、メディア・ストリームを切り換えることができる。
【0046】
GSMまたはISDNからIP電話への切り換えは、PSTN、すなわちレガシー電話からIP電話への切り換えについて上述した方法と同様にして実現可能である。大きな違いは、ISDNおよびGSM中にデータ・チャネルおよび音声チャネルが存在する点である。この場合、エンドポイント装置は、操作者がメッセージのルーティングを可能とすると、たとえばISDN上のDチャネルを使用して、またはGSMでSMSメッセージを送信することによって、その機能とアドレスを他の参加者に送信することができる。メディア・ストリーム(たとえばISDNの音声チャネル)は、この情報を送信する上では必要なくなり、それによって接続の設定時間が短縮される。
【0047】
IP電話からPSTNへの切り換えは、PSTNからIP電話への切り換えについて上述した方法を含む、多くの方法で実現可能である。また、DTMFディジットは、制御チャネルを使用することによって、帯域外で送信可能である。H.323プロトコルの場合、プロトコルH.245にしたがったユーザ入力メッセージをこの目的のために使用可能である。しかし、IP電話は、直接信号チャネル上で専有(プロプラエタリー)情報の送信を可能にしている。したがって、発呼側エンドポイント装置を記述したエンドポイントタイプ構造の非標準データ・フィールドを使用して、レガシー・ネットワークから来る電話呼を処理するための、エンドポイント装置の機能を送信することができる。
【0048】
また、エンドポイント装置が、レガシー電話ネットワーク上のアドレスも含めて、いくつかのアドレスを有することを指定することも可能である。H.323プロトコルは、IPアドレス、E.164アドレスなどのエンドポイントの全てのアドレスとそのタイプを定義するために、セットアップ・メッセージ中に特別なフィールドを有する。これにおいて、発呼側エンドポイント装置を記述するベンダ識別子を調べれば、アドレスをどのように解釈するかを知ることができる。
【0049】
音声トラフィックはIP電話によって実現されると考えられるが、レガシー・システム(特に、E.164アドレッシングおよびSS7を使用するシステム)の信号符号化は残り、近い将来IP電話と共存することになるであろう。インターネットを使用した音声通信(VoIP)は、VoIPディレクトリ・サービス、シグナル・システムなどをサポートするためのインフラストラクチャの開発および配置を必要とし、さらにレガシー電話システムを全体的に置換するために、IPネットワークは高サービス品質をサポート可能とする必要がある。
【0050】
以上、特定の実施形態を使用して本発明を説明してきたが、これまでの説明は例示のみを目的としている。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲に基づいて解釈されるべきである。
【0051】
本発明は、ハードウェア、ソフトウェアまたはそれらの組み合わせにおいて実現可能である。また本発明は、単一のコンピュータ・システムに一元化した方式で、または異なる要素が複数の相互接続コンピュータまたはコンピュータ・システムに分散する分散方式で実装することが可能である。その場合、任意のコンピュータ・システム(または本願明細書で説明した方法を実行するように適応された他の装置)が使用可能である。ハードウェアおよびソフトウェアの典型的な組み合わせは、ロードおよび実行されたときにコンピュータ・システムを制御して本願明細書で説明した方法を実行するようにするコンピュータ・プログラムを有する汎用コンピュータ・システムである。また、本発明は、本願明細書に記載された方法の実装を可能とするすべての機能を備え、コンピュータ・システムにロードされるとそれらの方法を実行できるコンピュータ・プログラム中に埋め込まれてもよい。
【0052】
ここで、コンピュータ・プログラムとは、情報処理機能を有するシステムが、直接、またはa)別の言語、コードもしくは表記法への変換、およびb)異なる形態での複製のいずれか一方または両方の後に、特定の機能を実行するように意図された命令のセットの、任意の言語、コードまたは表記法における任意の表現を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのネットワークを介して接続された2つのエンドポイント装置を示す概略図である。
【図2】接続選択方法のステップを例示するフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1のエンドポイント装置
2 第2のエンドポイント装置
3 第1の接続
4 第2の接続
7 メモリ・ユニット
8 入力ユニット
11、12 呼制御装置
13 ルール・セット
14 プロトコル処理装置
15、16 モデム
17 カウンタ(タイマ)
Claims (6)
- 第1のエンドポイント装置(1)と第2のエンドポイント装置(2)との間に確立された第1の接続(3)上で作用する接続選択方法であって、
a)前記第1のエンドポイント装置(1)が、前記第2のエンドポイント装置(2)の使用可能リソースが前記第2の接続(4)の確立を可能とするかを確認するリソース確認ステップ(21)と、
b)前記第1のエンドポイント装置(1)が、切り換えが決定される条件を定義する1つ以上の所定のルールを確認するルール確認ステップ(22)と、
c)前記第1のエンドポイント装置(1)が、前記ルール確認ステップ(22)の結果を前記第2のエンドポイント装置(2)に送り、前記第2のエンドポイント装置(2)におけるルール確認の結果を前記第2のエンドポイント装置(2)から受け取る結果交換ステップ(23)と、
d)前記第1のエンドポイント装置(1)と前記第2のエンドポイント装置(2)との間で前記第1の接続(3)から第2の接続(4)への切り換えを行うかについての決定を、前記第1のエンドポイント装置(1)におけるルール確認の結果と、前記第2のエンドポイント装置(2)から受け取るルール確認の結果とに応じて前記第1のエンドポイント装置(1)で行う決定ステップ(24)と、
e)切り換えを行うことが決定された場合、
e1)前記第1のエンドポイント装置(1)と前記第2のエンドポイント装置(2)との間で、前記第2の接続(4)を確立するための接続情報を交換する情報交換ステップ(25)と、
e2)前記接続情報を使用して前記第2の接続(4)を確立するセットアップステップ(27)と、
を含む方法。 - 前記決定が切り換えである場合に、エンドポイント装置(1、2)のうちのどちらがセットアップステップ(27)のどのタスクを実行するかを決定する装置選択ステップ(26)をさらに含む、請求項1に記載の接続選択方法。
- 第1の接続(3)と第2の接続(4)とを介して第2のエンドポイント装置(2)に接続可能な通信エンドポイント装置(1)であって、
前記第2のエンドポイント装置(2)への前記第1の接続(3)を処理する呼制御手段(11)と、
前記第2のエンドポイント装置(2)の使用可能リソースが前記第2の接続(4)の確立を可能とするかを確認し、切り換えが決定される条件を定義する1つ以上の所定のルールを確認し、前記第2のエンドポイント装置(2)からルール確認の結果を受け取り、前記所定のルールを確認した結果と、前記第2のエンドポイント装置(2)から受け取るルール確認の結果とに応じて、前記第1の接続(3)から前記第2の接続(4)への切り換えを行うかを決定し、切り換えを行うことが決定された場合、前記第1のエンドポイント装置(1)と前記第2のエンドポイント装置(2)との間で、前記第2の接続(4)を確立するための接続情報を交換するプロトコル処理手段(14)とを含み、
前記呼制御手段(11)は、前記決定が切り換えである場合に、前記接続情報を使用して前記第2の接続(4)を確立するように設計されている、
通信エンドポイント装置(1)。 - 定期的に前記決定が行われるようにトリガするタイマ(17)を含む、請求項3に記載の通信エンドポイント装置(1)。
- 請求項1または2に記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ・プログラム。
- 第1の接続(3)と第2の接続(4)とを介して第2のエンドポイント装置(2)に接続可能であり、請求項5記載のコンピュータ・プログラムを含む通信エンドポイント装置(1)。
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