JP2001268078A - 通信制御装置、その方法およびその提供媒体と通信装置 - Google Patents

通信制御装置、その方法およびその提供媒体と通信装置

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JP2001268078A
JP2001268078A JP2000081830A JP2000081830A JP2001268078A JP 2001268078 A JP2001268078 A JP 2001268078A JP 2000081830 A JP2000081830 A JP 2000081830A JP 2000081830 A JP2000081830 A JP 2000081830A JP 2001268078 A JP2001268078 A JP 2001268078A
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JP2000081830A
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Daisuke Hiranaka
大介 平中
Hideyuki Narita
秀之 成田
Akiyoshi Murayama
明佳 村山
Yoshiyuki Ito
義之 伊東
Masatoshi Takashima
昌利 高嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多地点間通信で行われる会話などが混乱する
ことを効果的に回避できる通信制御装置を提供する。 【解決手段】 サーバ装置103は、端末装置1051
〜10515が送信した画像情報等を合成して端末装置1
051 〜10515に送信する。このとき、サーバ装置1
03は、通信装置1051 〜10515を単数または複数
のグループに分類するためのグループデータに基づい
て、前記グループを識別可能な画像表示を行う画像情報
を生成し、これを端末装置1051 〜10515に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
行われる多地点間通信に用いられる通信制御装置、その
方法およびその提供媒体と通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信およびコンピュータの技術進
歩により、ユーザは、テレビ会議システムのような大規
模かつ高価格なシステムを購入することなく、自宅にあ
るパーソナルコンピュータにカメラとマイクを接続し、
ネットワークを介して複数のパーソナルコンピュータ間
でリアルタイムに画像と音声を伝送することで、複数の
ユーザ間でコミュニケーションを行う多地点間通信(パ
ーティ通信)が可能になっている。これような多地点間
通信を行う多地点間通信システムでは、例えば、図15
に示すように、当該多地点間通信に参加しているユーザ
の端末装置51 〜54 においてカメラ139やマイク1
40などを用いて得られた画像情報および音声情報が通
信回線を介してサーバ装置3で収集され、サーバ装置3
において、これらの情報を合成した画像情報および音声
情報が生成される。そして、サーバ装置3から端末装置
1 〜55 に、当該合成した画像情報および音声情報が
送信され、これらに応じた画面表示および音声出力が行
われる。
【0003】従来の多地点間通信システムでは、多地点
間通信に参加しているユーザは自由に発言を行うことが
でき、それに応じた画面および音声が、全ての端末装置
1051 〜54 で同じように表示および出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の多地点間通信システムでは、同じ多地点間通信
に参加するユーザの数が増えた場合に、会話が混乱する
という問題がある。また、従来の多地点間通信システム
では、不適切な発言を参加者がいても、当該ユーザの発
言を規制することできないという問題がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、多地点間通信で行われる会話などが混乱する
ことを効果的に回避できる通信制御装置、その方法およ
び提供媒体と通信装置とを提供することを目的とする。
また、本発明は、多地点間通信において、不適切なユー
ザを効果的に排除できる通信制御装置、その方法および
提供媒体と通信装置とを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
第1の観点の通信制御装置は、通信回線を介して接続さ
れた複数の通信装置を用いて行われる多地点間通信を制
御する通信制御装置であって、前記複数の通信装置を単
数または複数のグループに分類するためのグループデー
タに基づいて、前記通信装置が受信する情報であって前
記グループを識別可能な出力を行うための情報の生成、
または当該情報を生成するための制御を行う。
【0007】本発明の第1の観点の通信制御装置の作用
は以下のようになる。例えば、各通信装置からの要求に
応じて、複数の通信装置が単数または複数のグループに
分類され、当該分類を示すグループデータが生成され
る。そして、本発明の通信制御装置は、グループデータ
に基づいて、前記通信装置が受信する情報であって前記
グループを識別可能な出力を行うための情報の生成す
る。あるいは、当該本発明の通信制御装置は、グループ
データに基づいて、前記通信装置が受信する情報であっ
て前記グループを識別可能な出力を行うための情報を生
成するための制御を行う。これにより、当該情報を受信
した通信装置は、当該情報に応じて前記グループを識別
可能な画像表示や音声出力などの出力を行うことがで
き、多地点間通信に参加する多地点間通信の数が増えた
場合に、通常人々が行うようなグループに分かれた会話
が可能になる。
【0008】また、本発明の第1の観点の通信制御装置
は、好ましくは、前記複数の通信装置が送信した情報を
受信する受信手段と、前記受信された情報を処理して前
記複数の通信装置に送信する情報をそれぞれ生成する処
理手段と、前記処理手段が生成した情報を、対応する前
記通信装置に送信する送信手段と、前記通信装置が受信
する情報であって前記グループを識別可能な出力を行う
ための情報を前記処理手段が生成するように制御する制
御手段とを有する。
【0009】また、本発明の第1の観点の通信制御装置
は、好ましくは、前記受信手段は、前記複数の通信装置
が送信した画像情報を受信し、前記処理手段は、当該受
信された画像情報を処理して前記複数の通信装置に送信
する画像情報をそれぞれ生成し、前記送信手段は、前記
生成された画像情報を、対応する前記通信装置に送信
し、前記制御手段は、前記通信装置が受信する画像情報
であって前記グループを識別可能な表示を行うための画
像情報を前記処理手段が生成するように制御する。
【0010】また、本発明の第1の観点の通信制御装置
は、好ましくは、前記制御手段は、同じグループに属す
る前記通信装置が送信した画像情報に応じた画面を、異
なるグループに属するユーザの前記通信装置が送信した
画像情報に応じた画面よりも大きく表示する画像情報を
前記処理手段が生成するように制御する。
【0011】また、本発明の第1の観点の通信制御装置
は、好ましくは、前記受信手段は、前記複数の通信装置
が送信した音声情報を受信し、前記処理手段は、当該受
信された音声情報を処理して前記複数の通信装置に送信
する音声情報をそれぞれ生成し、前記送信手段は、前記
生成された音声情報を、対応する前記通信装置に送信
し、前記制御手段は、前記通信装置が受信する音声情報
であって前記グループを識別可能な音声出力を行うため
の音声情報を前記処理手段が生成するように制御する。
【0012】また、本発明の第2の観点の通信制御装置
は、通信回線を介して接続された複数の通信装置を用い
て行われる多地点間通信を制御する通信制御装置であっ
て、前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信
装置に受信されるように制御し、前記通信装置からの要
求に応じて、当該要求を行った前記通信装置が送信した
情報が、前記複数の通信装置のうち当該要求で指定され
た通信装置でのみ受信されるように制御する。これによ
り、通信装置のユーザは、多地点間通信に参加している
指定したユーザに対してのみ自らの発言などの情報を出
力できる。
【0013】また、本発明の第3の観点の通信制御装置
は、通信回線を介して接続された複数の通信装置を用い
て行われる多地点間通信を制御する通信制御装置であっ
て、前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信
装置で受信されるように制御し、前記通信装置からの要
求に応じて、当該要求によって指定された通信装置が送
信した情報が、当該要求を行った通信装置で受信されな
いように制御する。これにより、通信装置のユーザは、
指定したユーザの発言などの情報を受信しないようにで
きる。
【0014】また、本発明の第4の通信制御装置は、通
信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行わ
れる多地点間通信を制御する通信制御装置であって、前
記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置で
受信されるように制御し、所定の権限が与えられた前記
通信装置からの要求に応じて、当該要求によって指定さ
れた通信装置の前記多地点間通信への接続を切断する。
これにより、所定の権限が与えられた通信装置によっ
て、不適切な通信装置を多地点間通信から除外できる。
【0015】また、本発明の通信装置は、通信回線を介
して接続された他の通信装置との間で多地点間通信を行
う際に用いられる通信装置であって、前記多地点間通信
に参加している複数の前記通信装置が単数または複数の
グループに分類されている場合に、前記多地点間通信を
制御する通信制御装置から受けた情報に基づいて、前記
グループを識別可能な画像表示または音声出力を行う。
【0016】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する通信方法であって、前記
複数の通信装置を単数または複数のグループに分類する
ためのグループデータに基づいて、前記通信装置が受信
する情報であって前記グループを識別可能な出力を行う
ための情報の生成、または当該情報を生成するための制
御を行う。
【0017】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
好ましくは、前記複数の通信装置が送信した情報を処理
して、前記通信装置が受信する情報であって前記グルー
プを識別可能な出力を行うための情報を生成し、当該生
成した情報を、対応する前記通信装置に送信する。
【0018】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
好ましくは、前記情報は画像情報であり、前記通信装置
が受信する情報であって前記グループを識別可能な表示
を行うための画像情報を生成する。
【0019】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
好ましくは、同じグループに属する前記通信装置が送信
した画像情報に応じた画面を、異なるグループに属する
前記通信装置が送信した画像情報に応じた画面よりも大
きく表示する前記画像情報を生成する。
【0020】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
前記情報は音声情報であり、前記通信装置が受信する情
報であって前記グループを識別可能な音声出力を行う音
声情報を生成する。
【0021】また、本発明の第1の観点の通信方法は、
好ましくは、前記情報が音声情報である場合に、前記複
数の通信装置が送信した音声情報を認識し、当該認識し
た音声情報内に所定のキーワードに対応する音声がある
か否かを検出し、当該検出したキーワードを登録した通
信装置に、当該キーワードを送信する。
【0022】また、本発明の通信方法1の観点の通信方
法は、好ましくは、前記通信回線を介して前記通信装置
から受けた要求に応じて前記グループデータを作成ある
いは更新する。
【0023】また、本発明の第2の観点の通信方法は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する通信方法であって、前記
複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置に受
信されるように制御し、前記通信装置からの要求に応じ
て、当該要求を行った前記通信装置が送信した情報が、
前記複数の通信装置のうち当該要求で指定された通信装
置でのみ受信されるように制御する。
【0024】また、本発明の第3の観点の通信方法は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する通信方法であって、前記
複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置で受
信されるように制御し、前記通信装置からの要求に応じ
て、当該要求によって指定された通信装置が送信した情
報が、当該要求を行った通信装置で受信されないように
制御する。
【0025】また、本発明の第4の観点の通信方法は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する通信方法であって、前記
複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置で受
信されるように制御し、所定の権限が与えられた前記通
信装置からの要求に応じて、当該要求によって指定され
た通信装置の前記多地点間通信への接続を切断する。
【0026】また、本発明の第1の観点の提供媒体は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する手順を記述したプログラ
ムを提供する提供媒体であって、前記プログラムは、前
記複数の通信装置を単数または複数のグループに分類す
るためのグループデータに基づいて、前記通信装置が受
信する情報であって前記グループを識別可能な出力を行
うための情報の生成、または当該情報を生成するための
制御を行う手順の記述を有する。
【0027】また、本発明の第2の観点の提供媒体は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する手順を記述したプログラ
ムを提供する提供媒体であって、前記プログラムは、前
記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置に
受信されるように制御する手順と、前記通信装置からの
要求に応じて、当該要求を行った前記通信装置が送信し
た情報が、前記複数の通信装置のうち当該要求で指定さ
れた通信装置でのみ受信されるように制御する手順との
記述を有する。
【0028】また、本発明の第3の観点の提供媒体は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する手順を記述したプログラ
ムを提供する提供媒体であって、前記プログラムは、前
記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置で
受信されるように制御する手順と、前記通信装置からの
要求に応じて、当該要求によって指定された通信装置が
送信した情報が、当該要求を行った通信装置で受信され
ないように制御する手順との記述を有する。
【0029】また、本発明の第4の観点の提供媒体は、
通信回線を介して接続された複数の通信装置を用いて行
われる多地点間通信を制御する手順を記述したプログラ
ムを提供する提供媒体であって、前記プログラムは、前
記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置で
受信されるように制御する手順と、所定の権限が与えら
れた前記通信装置からの要求に応じて、当該要求によっ
て指定された通信装置の前記多地点間通信への接続を切
断する手順との記述を有する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
多地点間通信システムを説明する。図1は、本実施形態
の多地点間通信システム101の全体構成図である。図
1に示すように、多地点間通信システム101では、例
えば、端末装置1051 〜10515の間で多地点間通信
(パーティ通信)を行う際に、ネットワーク102を介
して、サーバ装置103と端末装置1051 〜10515
とが接続される。端末装置1051 〜10515は、例え
ば、ユーザ41 〜415が使用する。ここで、サーバ装置
103が本発明の通信制御装置に対応し、端末装置10
1 〜10515の各々が本発明の通信装置に対応してい
る。
【0031】なお、端末装置1051 〜10515は、ネ
ットワーク102上のアクセスポイントを介してサーバ
装置103にアクセスしてもよい。また、多地点間通信
(パーティ通信)を行う端末装置の数は、2以上であれ
ば任意である。
【0032】図1に示す多地点間通信システム101で
は、例えば、端末装置1051 〜10515を用いて多地
点間通信を行う場合に、端末装置1051 〜10515
送信した画像情報および音声情報がネットワーク102
を介してサーバ装置103で受信され、これらの情報
が、サーバ装置103から端末装置1051 〜10515
の全てに送信される。なお、この場合に、サーバ装置1
03は、端末装置1051 〜10515から受信した情報
を、当該情報を送信した端末装置以外の端末装置に送信
してもよい。端末装置1051 〜10515から送信され
る画像情報および音声情報は、例えば、それぞれユーザ
1 〜415の顔を撮像して得た画像情報およびユーザ4
1 〜415が発した音声をマイクで入力して得た音声情報
である。本発明では、音声情報は、オーディオ信号であ
り、人間の声の情報の他に、音楽情報などの音響情報を
含む概念である。多地点間通信システム101では、同
じ多地点間通信に参加している端末装置1051 〜10
15を、端末装置1051 〜10515からの要求に応じ
て、複数のグループに分類し、端末装置1051 〜10
15が、自らが属するグループ内での通話と、他のグル
ープ内での通話とを識別できるようにサーバ装置103
が処理および制御を行うことを特徴としている。
【0033】以下、多地点間通信システム101の構成
要素について詳細に説明する。サーバ装置103 サーバ装置103は、ネットワーク102を介して行わ
れるパーティ通信の構築・管理などを行う。図2は、サ
ーバ装置103の機能ブロック図である。図2に示すよ
うに、サーバ装置103は、入力インターフェース回路
119、デマルチプレクサ120、画像処理回路12
1、音声処理回路122、音声認識回路123、マルチ
プレクサ124、出力インターフェース回路125、デ
ータベース126、課金処理回路127および制御回路
128を有する。ここで、入力インターフェース回路1
19が本発明の受信手段に対応し、画像処理回路121
および音声処理回路122が本発明の処理手段に対応
し、音声認識回路123が本発明の音声認識手段に対応
し、出力インターフェース回路125が本発明の送信手
段に対応し、制御回路128が本発明の制御手段に対応
している。
【0034】入力インターフェース部119は、ネット
ワーク102を介して端末装置1051 〜1053 から
受信したパケットデータに含まれる情報をデマルチプレ
クサ120に出力する。
【0035】デマルチプレクサ120は、入力インター
フェース回路119からの情報を、画像情報、音声情報
および要求情報に分離し、画像情報を画像処理回路12
1に出力し、音声情報を音声処理回路122および音声
認識回路123に出力し、要求情報を制御回路128に
出力する。
【0036】画像処理回路121は、端末装置1051
〜10515が送信した画像情報をデマルチプレクサ12
0から入力し、当該入力された画像情報を用いて、制御
回路128からの制御に基づいて、グループを識別可能
な表示を行うための画像情報を各端末装置毎に作成し、
これをマルチプレクサ124に出力する。例えば、画像
処理回路121は、端末装置1051 〜10515がそれ
ぞれ送信した図3に示す画面2001 〜20015を表示
するための画像情報をデマルチプレクサ120から入力
すると、当該入力された画像情報を用いて、グループデ
ータ126bに応じた制御回路128からの制御に基づ
いて、例えば、端末装置1051 に送信する画像情報と
して、図4に示すように、ユーザ41 が属する「グルー
プA」のメンバであるユーザ41 ,42 ,46 ,47
顔の画面2001 2002 ,2006 ,2007 を大き
く表示し、それ以外のユーザ43 〜45 ,48 〜415
顔の画面2003 〜2005 ,2008 〜20015を小
さく表示するための画像情報を生成する。
【0037】音声処理回路122は、端末装置1051
〜10515が送信した音声情報をデマルチプレクサ12
0から入力し、当該入力された音声情報を用いて、制御
回路128からの制御に基づいて、グループを識別可能
な音声出力を行うための音声情報を各端末装置毎に作成
し、これをマルチプレクサ124に出力する。例えば、
音声処理回路122は、端末装置1051 〜10515
それぞれ送信した音声情報をデマルチプレクサ120か
ら入力すると、当該入力された音声情報を用いて、グル
ープデータ126aに応じた制御回路128からの制御
に基づいて、例えば、端末装置1051 に送信する音声
情報として、図4に示すように、ユーザ41 が属する
「グループA」のメンバであるユーザ41 ,42
6 ,47 の音声を大きく出力し、それ以外のユーザ4
3 〜45 ,48 〜415の音声を小さく出力するための音
声情報を生成する。また、音声処理回路122は、設定
用データ126cに応じた制御回路128からの制御に
基づいて、所定の端末装置からの音声情報を指定された
端末装置にのみ出力したり、指定された端末装置からの
音声情報を他の端末装置に出力しないように処理を行
う。
【0038】音声認識回路123は、端末装置1051
〜10515が送信した音声情報をデマルチプレクサ12
0から入力し、当該音声情報について音声認識処理を行
い、当該音声情報内に含まれる、データベース126か
ら読み出したキーワードデータ126dに示されるキー
ワードを検索し、当該キーワードを検出した場合には、
当該検出したキーワードをマルチプレクサ124に出力
する。
【0039】マルチプレクサ124は、制御回路128
からの制御に基づいて、画像処理回路121から入力し
た画像情報、音声処理回路122から入力した音声情報
および音声認識回路123から入力したキーワードを多
重化し、対応する端末装置1051 〜10515に送信す
る情報を生成し、これを出力インターフェース回路12
5に出力する。
【0040】出力インターフェース回路125は、マル
チプレクサ124から入力した情報をパケット化してパ
ケットデータを生成し、これを図1に示すネットワーク
102を介して対応する端末装置1051 〜10515
送信する。
【0041】データベース126は、参加者データ12
6a,グループデータ126b、設定用データ126c
およびキーワードデータ126dを格納する。参加者デ
ータ126aは、各パーティ通信毎に、当該パーティ通
信に参加しているユーザおよび当該ユーザが使用する端
末装置を特定する情報を示すリストデータである。グル
ープデータ126bは、各パーティ通信について、当該
パーティ通信に参加している複数のユーザが複数のグル
ープに分類されている場合に、各グループに属するユー
ザを特定する情報を示すリストデータである。
【0042】設定用データ126cは、各ユーザからの
要求に応じてパーティ通信の内容に関しての設定を示す
データである。例えば、設定用データ126cが示す設
定は、特定の端末装置から受信した音声情報を特定の端
末装置に対してのみ出力することを示す設定や、特定の
端末装置から受信した情報を他の端末装置に送信しない
ことを示す設定や、他の端末装置から受信した情報を特
定の端末装置に送信しないことを示す設定などがある。
設定用データ126cが示す設定は、例えば、端末装置
1051 〜10515からの要求に応じて決定される。
【0043】キーワードデータ126dは、例えば、端
末装置1051 〜10515のユーザ41 〜415のそれぞ
れについて、当該ユーザの嗜好に応じたキーワードが登
録されている。
【0044】課金処理回路127は、サーバ装置103
が提供するパーティ通信のサービスについて、当該パー
ティ通信に参加したユーザについての課金処理を所定の
基準に従って行う。
【0045】制御回路128は、サーバ装置103内の
各構成要素の制御を統括的に行う。制御回路128は、
例えば、ユーザ41 〜415がパーティ通信を行っている
ときに、端末装置1051 〜10515から受信した画像
情報および音声情報が、端末装置1051 〜10515
全てに送信されるように、画像処理回路121および音
声処理回路122を制御する。制御回路128は、その
他にも、前述した制御および後述する制御を行う。な
お、制御回路128は、複数の端末装置が送信した画像
情報を合成し、当該合成によって得た画像情報を端末装
置1051 〜10515に送信するように制御してもよい
し、複数の端末装置が送信した画像情報を選択して端末
装置に送信し、当該画像情報を受信した端末装置が画像
情報の合成を行うように制御してもよい。なお、制御回
路128は、複数の端末装置が送信した音声情報を合成
し、当該合成によって得た音声情報を端末装置1051
〜10515に送信するように制御してもよいし、複数の
端末装置が送信した音声情報を選択して端末装置に送信
し、当該音声情報を受信した端末装置が音声情報の合成
を行うように制御してもよい。
【0046】以下、サーバ装置103の処理を、ユーザ
2 の端末装置1052 に、図4に示すような出力を行
わせる際の処理を例示して説明する。図5および図6
は、サーバ装置103の当該処理のフローチャートであ
る。図7は、制御回路128が、当該処理において、参
加者データ126a内のユーザ名を指すために用いるポ
インタを説明するための図である。この場合に、図7に
示すように、制御回路128の第1のポインタは参加者
データ126a内のユーザ42 の名前を指している。ま
た、図7に示すように、第2のポインタは、初期状態と
して参加者データ126a内のユーザ41 の名前を指し
ている。
【0047】ステップS1:制御回路128は、第1の
ポインタが指すユーザ名と、第2のポインタが指すユー
ザ名とが同じグループに属しているか否かを、グループ
データ126bを参照して判断し、同じグループに属し
ている場合にはステップS2の処理が実行され、異なる
グループに属している場合にはステップS3の処理が実
行される。当該例では、図7に示すように、第1のポイ
ンタは指し示すユーザ41 の名前と第2のポインタがユ
ーザ42 の名前とは共に「グループA」に属しているた
め、制御回路128はステップS2の処理を実行する。
【0048】ステップS2:制御回路128は、画像処
理回路121に入力された、第2のポインタが指すユー
ザ名に対応する画像情報を、大きな画面表示を行うよう
に処理することを示す制御信号を画像処理回路121に
出力する。また、制御回路128は、音声処理回路12
2に入力された、第2のポインタが指すユーザ名に対応
する音声情報を、大きな音声出力を行うように処理する
ことを示す制御信号を音声処理回路122に出力する。
本例では、制御回路128は、端末装置1051 が送信
した画像情報を、図4に示すように、ユーザ41 の顔を
大きく表示するように処理することを示す制御信号を画
像処理回路121に出力する。本例では、制御回路12
8は、端末装置1051 が送信した音声情報を、図4に
示すように、ユーザ41 の音声を大きく出力するように
処理することを示す制御信号を画像処理回路121に出
力する。
【0049】ステップS3:制御回路128は、画像処
理回路121に入力された、第2のポインタが指すユー
ザ名に対応する画像情報を小さな画面表示を行うように
処理することを示す制御信号を画像処理回路121に出
力する。また、制御回路128は、音声処理回路122
に入力された、第2のポインタが指すユーザ名に対応す
る音声情報を、小さな音声出力を行うように処理するこ
とを示す制御信号を音声処理回路122にに出力する。
【0050】ステップS4:制御回路128は、第1の
ポインタが指すユーザ名のユーザが、第2のポインタが
指すユーザ名のユーザの画面を表示しないことを要求し
ているかを、設定用データ126cを参照して判断し、
当該要求を行っていると判断した場合にはステップS6
の処理を実行し、当該要求を行っていないと判断した場
合にはステップS5の処理を実行する。本例では、制御
回路128は、ステップS5の処理を実行する。
【0051】ステップS5:制御回路128は、ステッ
プS2あるいはS3の処理が行われた画像情報を多重化
することを示す制御信号をマルチプレクサ124に出力
する。
【0052】ステップS6:制御回路128は、第1の
ポインタが指すユーザ名のユーザが、第2のポインタが
指すユーザ名のユーザの音声出力を行わないことを要求
しているかを、設定用データ126cを参照して判断
し、当該要求を行っていると判断した場合にはステップ
S8の処理を実行し、当該要求を行っていないと判断し
た場合にはステップS7の処理を実行する。本例では、
制御回路128は、ステップS7の処理を実行する。
【0053】ステップS7:制御回路128は、ステッ
プS2あるいはS3の処理が行われた音声情報を多重化
することを示す制御信号をマルチプレクサ124に出力
する。
【0054】ステップS8:制御回路128は、音声認
識回路123からの情報に基づいて、第2のポインタが
指すユーザ名の端末装置からの音声情報に、第1のポイ
ンタが示すユーザ名のユーザの嗜好のキーワードが含ま
れているかを判断し、含まれていると判断した場合には
ステップS9の処理を実行し、含まれていないと判断し
た場合にはステップS10の処理を実行する。
【0055】ステップS9:制御回路128は、音声認
識回路123からのキーワードを多重化することを示す
制御信号をマルチプレクサ124に出力する。
【0056】ステップS10:制御回路128は、第2
のポインタが図7に示す参加者データ126aの最後の
ユーザ名を指しているか否かを判断して指していないと
判断した場合にはステップS11の処理を実行し、最後
のユーザ名を指していると判断した場合にはステップS
12の処理を実行する。
【0057】ステップS11:制御回路128は、参加
者データ126a内で第2のポインタが指すユーザ名を
一つ進めた後に、ステップS1の処理に戻る。すなわ
ち、制御回路128は、上述したステップS1〜S10
の処理を、図7に示すユーザ41 〜415の全てについて
行い、図4に示す画面表示および音声出力を行うための
画像情報および音声情報を生成する。
【0058】ステップS12:制御回路128は、参加
者データ126a内で第2のポインタが指すユーザ名を
先頭に戻す。
【0059】ステップS13:制御回路128は、第1
のポインタが図7に示す参加者データ126aの最後の
ユーザ名を指しているか否かを判断して指していないと
判断した場合にはステップS14の処理を実行し、最後
のユーザ名を指していると判断した場合にはステップS
15の処理を実行する。
【0060】ステップS14:制御回路128は、参加
者データ126a内で第1のポインタが指すユーザ名を
一つ進める。すなわち、制御回路128は、上述したス
テップS1〜S10の処理を、図7に示すユーザ41
15の全てについて行い、端末装置1051 〜10515
に送信する画像情報および音声情報を順に作成する。
【0061】ステップS15:制御回路128は、参加
者データ126a内で第1のポインタが指すユーザ名を
先頭に戻す。
【0062】端末装置105 1 〜105 3 端末装置1051 〜1053 は、例えば、携帯電話やパ
ーソナルコンピュータである。図8は、図1に示す端末
装置1051 の機能ブロック図である。端末装置105
2 〜10515は、例えば、端末装置1051 と同じ構成
をしている。図8に示すように、端末装置1051 は、
例えば、入出力インターフェース回路130、マルチプ
レクサ/デマルチプレクサ131、要求情報解析・生成
回路132、情報解析・生成回路133、画像・音声情
報圧縮・伸長回路134、音声制御装置135、画像メ
モリ136、制御回路137、マイク138、カメラ1
39、表示装置140、スピーカ150、操作キー15
1を有する。
【0063】入出力インターフェース回路130は、ネ
ットワーク102を介してサーバ装置103から受信し
たパケットデータに格納された情報をマルチプレクサ/
デマルチプレクサ131に出力すると共に、マルチプレ
クサ/デマルチプレクサ131から入力した情報をパケ
ットデータに格納してネットワーク102を介してサー
バ装置103に送信する。
【0064】マルチプレクサ/デマルチプレクサ131
は、入出力インターフェース回路130から入力された
情報内のヘッダ情報に基づいて、当該情報を、画像情報
および音声情報と、要求情報と、それ以外のテキスト情
報や制御情報などの情報とに分離する。なお、本実施形
態では、画像情報および音声情報は、パーティ通信に接
続している端末相互間で通話などに用いられる情報であ
り、各ユーザの顔を撮像した画像情報やユーザの声など
の音声情報である。マルチプレクサ/デマルチプレクサ
131は、当該分離した要求情報を要求情報解析・生成
回路132に出力する。マルチプレクサ/デマルチプレ
クサ131は、当該分離した画像情報または音声情報を
画像・音声情報圧縮・伸長回路134に出力する。マル
チプレクサ/デマルチプレクサ131は、当該分離した
それ以外の情報を情報解析・生成回路133に出力す
る。
【0065】また、マルチプレクサ/デマルチプレクサ
131は、要求情報解析・生成回路132から入力した
要求情報、画像・音声情報圧縮・伸長回路134から入
力した画像情報または音声情報と、情報解析・生成回路
133から上記それ以外の情報とをた多重化した新たな
情報を生成し、これを入出力インターフェース回路13
0に出力する。
【0066】要求情報解析・生成回路132は、マルチ
プレクサ/デマルチプレクサ131から入力した要求情
報を解析し、その結果を制御回路137に出力する。要
求情報解析・生成回路132は、制御回路137からの
指示に応じて、要求情報を生成し、これをマルチプレク
サ/デマルチプレクサ131に出力する。情報解析・生
成回路133は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ1
31から入力した上記それ以外の情報を解析し、その結
果を制御回路137に出力する。
【0067】画像・音声情報圧縮・伸長回路134は、
画像情報についてはMPEG(Moving Picture Experts
Group)1、MPEG2、MPEG4などの画像圧縮符号
化・復号を行い、音声情報についてはATRAC(Adapt
ive TRansform Audio Coder)やCELPなどの音声圧縮
符号化・復号を行う。画像情報は、グラフィックデータ
であってもよく、この場合には、画像・音声情報圧縮・
伸長回路134はグラフィック処理を行う。
【0068】画像・音声情報圧縮・伸長回路134は、
データ分離・合成回路131から入力した画像情報およ
び音声情報を復号し、復号した画像情報を画像メモリ1
36に出力し、復号した音声情報を音声制御装置135
に出力する。
【0069】また、画像・音声情報圧縮・伸長回路13
4は、例えば、カメラ139からの画像情報を圧縮符号
化して入出力インターフェース回路130に出力する。
また、画像・音声情報圧縮・伸長回路134は、マイク
139から音声情報を圧縮符号化して入出力インターフ
ェース回路130に出力する。
【0070】音声制御装置135は、画像・音声情報圧
縮・伸長回路134からの音声情報に所定の処理を行っ
てスピーカ150に出力する。
【0071】画像メモリ136は、画像・音声情報圧縮
・伸長回路134からの画像情報を記憶し、これをフレ
ームデータとして表示装置140に出力する。表示装置
140では、入力されたフレームデータに応じた画面の
表示が行われる。
【0072】制御回路137は、端末装置1051 内の
各構成要素を統括的に制御する。
【0073】表示装置140は、例えば、LCD(Liqui
d Crystal Display)などのディスプレイである。
【0074】以下、多地点間通信システム101の動作
例を説明する。 〔第1の動作例〕当該例では、ユーザが自らが属するグ
ループを変更する場合の動作例を説明する。例えば、ユ
ーザ41 ,42 ,46 ,47 ,410が「グループA」に
属しており、ユーザ410の端末装置10510の表示装置
140のディスプレイには、図9中左上に示すように、
端末装置1051 ,1052 ,1056 ,1057 のカ
メラ139が撮像したユーザ41 ,42 ,46 ,47
顔の画面2001 ,2002,2006 ,2007 が大
きく表示され、それ以外のユーザの顔の画面が小さく表
示されている。 また、ユーザ41 ,42 ,46 ,47
が発した音声が大きく出力され、それ以外のユーザが発
した音声が小さく出力されている。なお、各画面は、当
該画面に表示したユーザが何れのグループに属するか認
識できるように表示されている。
【0075】そして、ユーザ410が「グループA」から
「グループB」に参加する会話を変更したい場合に、図
8に示す操作キー151を操作して、「グループB」の
会話に参加する旨の要求を、ネットワーク102を介し
てサーバ装置103に出す。サーバ装置103は、当該
要求を受けると、図2に示す制御回路128によって、
グループデータ126bが更新され、当該更新された内
容に基づいて、画像処理回路121および音声処理回路
122の処理が制御される。
【0076】これにより、例えば、ユーザ410は、ユー
ザ43 ,44 ,48 ,49 が属する「グループB」に属
するようになり、ユーザ410の端末装置10510の表示
装置140のディスプレイには、図9中右下に示すよう
に、端末装置1053 ,1054 ,1058 ,1059
のカメラ139が撮像したユーザ43 ,44 ,48 ,4
9 の顔の画面2003 ,2004 ,2008 ,2009
が大きく表示され、それ以外のユーザの顔の画面が小さ
く表示されている。また、ユーザ43 ,44 ,48 ,4
9 が発した音声が大きく出力され、それ以外のユーザが
発した音声が小さく出力されている。
【0077】〔第2の動作例〕当該例では、各ユーザが
自らの嗜好を示すキーワードをサーバ装置103に登録
し、例えば、他のグループの会話で当該キーワードに関
する発言があった場合に、そのことを当該ユーザに通知
する場合を説明する。例えば、ユーザ41 ,42
6 ,47 ,410が「グループA」に属しており、ユー
ザ410の端末装置10510のディスプレイには、図10
に示すように、端末装置1051 ,1052 ,10
6 ,1057 のカメラ139が撮像したユーザ41
2 ,46 ,47 の顔の画面2001 ,2002 ,20
6 ,2007が大きく表示され、それ以外のユーザの
顔の画面が小さく表示されている。また、ユーザ41
2 ,46 ,47 が発した音声が大きく出力され、それ
以外のユーザが発した音声が小さく出力されている。
【0078】また、端末装置10510の表示装置140
のディスプレイには、図10に示すように、各グループ
で行われている会話のキーワードが表示されている。こ
こで、ユーザ410は、「グループA」で、スノーボード
をキーワードとした会話を行っている。また、ユーザ4
10は、予めサーバ装置103に自らの嗜好である「Yち
ゃん」を示すキーワードを登録しており、そのことが図
2に示すキーワードデータ126dに記述されている。
図2に示す音声認識回路123では、全ての端末装置か
ら受信した音声情報の音声認識を行い、キーワードデー
タ126dに示されるキーワードが存在するかを監視
し、例えば、「グループC」に属するユーザが「Yちゃ
ん」というユーザ410が登録したキーワードを発したこ
とを検出すると、当該キーワードがマルチプレクサ12
4で多重化されて、端末装置10510に送信される。こ
れにより、端末装置10510のディスプレイには、「グ
ループC」において、キーワード「Yちゃん」に関する
発言があったことが表示される。ユーザ410は、当該表
示を見て、「グループC」に会話を移したい場合には、
前述したように、「グループC」の会話に参加する旨の
要求を、ネットワーク102を介してサーバ装置103
に出す。
【0079】〔第3動作例〕当該動作例では、ユーザに
よって設定が可能な種々の機能を用いた場合を説明す
る。例えば、ユーザ410が、図11に示すように、ユー
ザ41 ,42 ,46 ,47が参加している「グループ
A」に属し、これらのユーザと会話をしているときに、
自らが以後行う発話をユーザ41 に対してのみ行いたい
場合に、そのことを示す要求をネットワーク102を介
して端末装置10510からサーバ装置103に出力す
る。サーバ装置103は、当該要求を受けると、図2に
示す設定用データ126cにそのことを設定する。これ
により、設定用データ126cを用いた制御回路128
の制御によって、マルチプレクサ124は、端末装置1
0510が送信した音声情報を端末装置1051 にのみ送
信するように処理を行う。この場合に、端末装置105
10の表示装置140には、図11に示すように、ユーザ
1 の画面2001 に対応する位置に、表示パターン3
00が表示される。また、例えば、ユーザ41 の端末装
置1051 の表示装置140にも、同様に、ユーザ410
の画面に対応する位置に、表示パターン300が表示さ
れる。
【0080】また、例えば、ユーザ410が、図12に示
すように、ユーザ41 ,42 ,46,47 が参加してい
る「グループA」に属し、これらのユーザと会話をして
いるときに、自らが以後行う発話をユーザ41 ,42
対してのみ行いたい場合に、そのことを示す要求をネッ
トワーク102を介してサーバ装置103に出力する。
サーバ装置103は、当該要求を受けると、図2に示す
設定用データ126cにそのことを設定する。これによ
り、設定用データ126cを用いた制御回路128の制
御によって、マルチプレクサ124は、端末装置105
10が送信した音声情報を端末装置1051 ,1052
のみ送信するように処理を行う。この場合に、端末装置
10510の表示装置140には、図12に示すように、
ユーザ41 ,42 の画面2001 ,2002 を囲い込む
ように表示パターン301が表示される。また、例え
ば、ユーザ41 ,42 の端末装置1051 ,1051
表示装置140には、ユーザ410の画面に対応する位置
に、表示パターン300が表示される。
【0081】また、例えば、ユーザ410が、図13に示
すように、ユーザ41 ,42 ,46,47 が参加してい
る「グループA」に属し、これらのユーザと会話をして
いるときに、自らが以後行う発話を「グループA」,
「グループB」および「グループC」の全てのユーザに
対して行いたい場合に、そのことを示す要求をネットワ
ーク102を介してサーバ装置103に出力する。サー
バ装置103は、当該要求を受けると、図2に示す設定
用データ126cにそのことを設定する。これにより、
設定用データ126cを用いた制御回路128の制御に
よって、マルチプレクサ124は、端末装置10510
送信した音声情報を、「グループA」,「グループB」
および「グループC」に属する全ての端末装置に送信す
るように処理を行う。この場合に、端末装置10510
表示装置140には、図13に示すように、「グループ
A」,「グループB」および「グループC」に属する全
てのユーザの画面を囲い込むように表示パターン302
が表示される。また、例えば、「グループA」,「グル
ープB」および「グループC」に属する全てのユーザの
端末装置の表示装置140には、ユーザ410の画面に対
応する位置に、表示パターン300が表示される。
【0082】〔第4の動作例〕上述した第3の動作例で
は、特定のユーザに対してのみ発言を行う要求をサーバ
装置103が端末装置から受ける場合を例示したが、サ
ーバ装置103は、特定のユーザの発言のみを聴く要求
や、特定のユーザの発言を聴かないという要求を端末装
置から受けたり、特定のユーザの発言を禁止する要求
や、特定のユーザの当該パーティ通信への接続を切断す
る要求を所定の権限を持つユーザ(管理者)の端末装置
から受け、それに応じた処理を行ってもよい。
【0083】図14は、例えば、端末装置1051 〜1
055 で多地点間通信が行われている場合に、これらの
端末装置からサーバ装置103が受けた要求を示す表で
ある。図14に示す表に示される要求は、例えば、図2
に示す制御回路128の制御によって、設定用データ1
26cに記述されている。
【0084】図14に示すように、ユーザ41 は、端末
装置1051 を用いて、自らの発言などの情報をユーザ
2 ,43 にのみ出力することを示す要求をサーバ装置
103に出している。サーバ装置103は、当該要求を
端末装置1051 から受けると、制御回路128の制御
によって、端末装置1051 から受信した画像情報およ
び音声情報などの情報を、端末装置1052 ,1053
に送信し、ユーザ45 の端末装置1055 には送信しな
いように制御する。
【0085】また、図14に示すように、ユーザ4
2 は、端末装置1052 を用いて、ユーザ42 が発した
発言などの情報のみを受けることを示す要求をサーバ装
置103に出している。サーバ装置103は、当該要求
を端末装置1052 から受けると、制御回路128の制
御によって、端末装置1054 から受信した画像情報お
よび音声情報などの情報を端末装置1052 に送信し、
それ以外の端末装置1053 ,1055から受信した画
像情報および音声情報などの情報を端末装置1052
送信しないように制御する。
【0086】また、ユーザは、自らの端末装置を用い
て、指定したユーザが発した発言などの情報を受けない
ことを示す要求をサーバ装置103に出すことも可能で
ある。サーバ装置103は、当該要求を端末装置から受
けると、制御回路128の制御によって、当該指定され
た端末装置から受信した画像情報および音声情報などの
情報を、当該要求を出した端末装置には送信しないよう
に制御する。
【0087】また、図14に示すように、当該多地点間
通信について所定の権限が与えられた管理者であるユー
ザ45 は、端末装置1055 を用いて、ユーザ43 の発
言を禁止することを示す要求と、ユーザ44 による当該
多地点間通信への接続を切断することを示す要求とを、
サーバ装置103に出している。サーバ装置103は、
当該要求を端末装置1055 から受けると、制御回路1
28の制御によって、端末装置1054 から受信した画
像情報および音声情報などの情報を他の端末装置105
1 〜1054 に送信しないように制御すると共に、不適
切な発言等を行ったユーザ44 の端末装置1054 によ
る当該多地点間通信への接続を切断する。
【0088】以上説明したように、多地点間通信システ
ム101によれば、複数の端末装置が参加している多地
点間通信において、複数の多地点間通信を単数または複
数のグループに分類し、各グループ内での通話等が円滑
に行えるような環境をサーバ装置103が提供できる。
その結果、多地点間通信への参加者が増えた場合でも、
当該多地点間通信を介して行われる通話等が混乱するこ
とを効果的に回避できる。
【0089】また、多地点間通信システム101によれ
ば、端末装置からの要求に応じて、当該端末装置が送信
した情報の送信先の端末装置、並びに、当該端末装置が
受信する情報の送信元の端末装置を指定することがで
き、端末装置のユーザの好みに応じた多地点間通信を実
現できる。また、多地点間通信システム101によれ
ば、所定の権限が与えられたユーザの端末装置からの要
求によって、不適切な発言等があったユーザの端末装置
による当該多地点間通信への接続を切断することができ
る。
【0090】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。上述した実施形態では、多地点通信において端末装
置が送信した画像情報および音声情報をサーバ装置10
3が受信する場合を例示したが、これらの情報をサーバ
装置103が受信しないで、これらの情報がネットワー
ク102を介して所定の端末装置で受信されるようにサ
ーバ装置103が制御してもよい。
【0091】また、図2に示すサーバ装置103および
図8に示す端末装置1051 〜10515の機能は、ハー
ドウェアで実現してもよいし、当該処理の全部あるいは
一部を記述したプログラムをCPUなどの処理回路で実
行することで実現してもよい。また、当該処理の全部あ
るいは一部を記述したプログラムをDVD(Dgital Vers
atile Disc) などの記録媒体に記録したり、ネットワー
クを介して配信する場合にも本発明は適用可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多地点間通信で行われる会話などが混乱することを効果
的に回避できる通信制御装置、その方法および提供媒体
と通信装置とを提供できる。また、本発明によれば、多
地点間通信において、端末装置からの要求に応じて、多
様な形態による情報の送受信を実現する通信制御装置、
その方法および提供媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の多地点間通信システムの全体
構成図である。
【図2】図2は、図1に示すサーバ装置の機能ブロック
図である。
【図3】図3は、図1に示す多地点間通信システムのユ
ーザの顔を示す画面を説明するための図である。
【図4】図4は、図2に示すサーバ装置の処理を説明す
るための図であり、端末装置で表示される画面を示す図
である。
【図5】図5は、図2に示すサーバ装置の処理のフロー
チャートである。
【図6】図6は、図2に示すサーバ装置の処理のフロー
チャートである。
【図7】図7は、図2に示す制御回路が、参加者データ
内のユーザ名を指し示すために用いるポインタを説明す
るための図である。
【図8】図8は、図1に示す端末装置の構成図である。
【図9】図9は、図1に示す多地点間通信システムの第
1の動作例を説明するための図である。
【図10】図10は、図1に示す多地点間通信システム
の第2の動作例を説明するための図である。
【図11】図11は、図1に示す多地点間通信システム
の第3の動作例を説明するための図である。
【図12】図12は、図1に示す多地点間通信システム
の第3の動作例を説明するための図である。
【図13】図13は、図1に示す多地点間通信システム
の第3の動作例を説明するための図である。
【図14】図14は、図1に示す多地点間通信システム
の第4の動作例を説明するための図である。
【図15】図15は、従来の多地点間通信システムを説
明するための図である。
【符号の説明】
101…多地点間通信システム、102…ネットワー
ク、103…サーバ装置、1051 〜10515…端末装
置、119…入力インターフェース回路、120…デマ
ルチプレクサ、121…画像処理回路、122…音声処
理回路、123…音声認識回路、124…マルチプレク
サ、125…出力インターフェース回路、126…デー
タベース、127…課金処理回路、128…制御回路、
130…入出力インターフェース回路、131…マルチ
プレクサ/デマルチプレクサ回路、132…情報解析・
生成回路、134…画像・音声情報圧縮・伸長回路、1
35…音声制御装置、136…画像メモリ、137…制
御回路、138…マイク、139…カメラ、140…表
示装置、150…スピーカ、151…操作キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 (72)発明者 村山 明佳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 伊東 義之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高嶋 昌利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC09 AC13 AC16 AD08 AD14 AD16 5K015 JA01 5K030 GA17 HB01 HB02 HB16 HC01 JA07 JA11 JT01 JT04 KA19 LA07 LD08 5K034 AA19 CC02 CC05 DD03 EE09 FF02 HH14 HH16 MM39 5K101 KK04 KK07 NN08 NN18 9A001 HH17 JJ23 JJ25

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して接続された複数の通信装
    置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信制御装
    置において、 前記複数の通信装置を単数または複数のグループに分類
    するためのグループデータに基づいて、前記通信装置が
    受信する情報であって前記グループを識別可能な出力を
    行うための情報の生成、または当該情報を生成するため
    の制御を行う通信制御装置。
  2. 【請求項2】前記複数の通信装置が送信した情報を受信
    する受信手段と、 前記受信された情報を処理して前記複数の通信装置に送
    信する情報をそれぞれ生成する処理手段と、 前記処理手段が生成した情報を、対応する前記通信装置
    に送信する送信手段と、 前記通信装置が受信する情報であって前記グループを識
    別可能な出力を行うための情報を前記処理手段が生成す
    るように制御する制御手段とを有する請求項1に記載の
    通信制御装置。
  3. 【請求項3】前記受信手段は、前記複数の通信装置が送
    信した画像情報を受信し、 前記処理手段は、当該受信された画像情報を処理して前
    記複数の通信装置に送信する画像情報をそれぞれ生成
    し、 前記送信手段は、前記生成された画像情報を、対応する
    前記通信装置に送信し、 前記制御手段は、前記通信装置が受信する画像情報であ
    って前記グループを識別可能な表示を行うための画像情
    報を前記処理手段が生成するように制御する請求項2に
    記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、 同じグループに属する前記通信装置が送信した画像情報
    に応じた画面を、異なるグループに属するユーザの前記
    通信装置が送信した画像情報に応じた画面よりも大きく
    表示する画像情報を前記処理手段が生成するように制御
    する請求項3に記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、 同じグループに属する前記通信装置が送信した画像情報
    に応じた画面を表示し、異なるグループに属する前記通
    信装置の全てあるいは一部が送信した画像情報に応じた
    画面を表示しない画像情報を前記処理手段が生成するよ
    うに制御する請求項3に記載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】前記受信手段は、前記複数の通信装置が送
    信した音声情報を受信し、 前記処理手段は、当該受信された音声情報を処理して前
    記複数の通信装置に送信する音声情報をそれぞれ生成
    し、 前記送信手段は、前記生成された音声情報を、対応する
    前記通信装置に送信し、 前記制御手段は、前記通信装置が受信する音声情報であ
    って前記グループを識別可能な音声出力を行うための音
    声情報を前記処理手段が生成するように制御する請求項
    2に記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、 同じグループに属する前記通信装置が送信した音声情報
    に応じた音声を、異なるグループに属する前記通信装置
    が送信した音声情報に応じた音声よりも大きく出力する
    音声情報を前記処理手段が生成するように制御する請求
    項6に記載の通信制御装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、 同じグループに属する前記通信装置が送信した音声情報
    に応じた音声を出力し、異なるグループに属する前記通
    信装置の全てあるいは一部が送信した音声情報に応じた
    音声を出力しない音声情報を前記処理手段が生成するよ
    うに制御する請求項6に記載の通信制御装置。
  9. 【請求項9】前記情報が音声情報である場合に、前記通
    信装置に対応したキーワードを記憶する記憶手段と、 前記受信手段が受信した音声情報を認識し、当該認識し
    た音声情報内に、前記記憶手段に記憶されているキーワ
    ードに対応する音声があるか否かを検出する音声認識手
    段をさらに有し、 前記制御手段は、前記音声認識手段が検出した前記キー
    ワードを、対応する前記通信装置に前記送信手段が送信
    するように制御する請求項2に記載の通信制御装置。
  10. 【請求項10】前記グループデータを記憶する記憶手段
    と、 前記通信回線を介して前記通信装置から受けた要求に応
    じて前記記憶手段に記憶されたグループデータを作成あ
    るいは更新する制御手段とを有する請求項1に記載の通
    信制御装置。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、前記通信回線を介して
    前記通信装置から受けた要求に応じて、当該通信装置が
    属するグループを変更するように、前記グループデータ
    を更新する請求項10に記載の通信制御装置。
  12. 【請求項12】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信制御
    装置において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    に受信されるように制御し、前記通信装置からの要求に
    応じて、当該要求を行った前記通信装置が送信した情報
    が、前記複数の通信装置のうち当該要求で指定された通
    信装置でのみ受信されるように制御する通信制御装置。
  13. 【請求項13】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信制御
    装置において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御し、前記通信装置からの要求に
    応じて、当該要求によって指定された通信装置が送信し
    た情報が、当該要求を行った通信装置で受信されないよ
    うに制御する通信制御装置。
  14. 【請求項14】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信制御
    装置において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御し、所定の権限が与えられた前
    記通信装置からの要求に応じて、当該要求によって指定
    された通信装置の前記多地点間通信への接続を切断する
    通信制御装置。
  15. 【請求項15】通信回線を介して接続された他の通信装
    置との間で多地点間通信を行う際に用いられる通信装置
    であって、 前記多地点間通信に参加している複数の前記通信装置が
    単数または複数のグループに分類されている場合に、前
    記多地点間通信を制御する通信制御装置から受けた情報
    に基づいて、前記グループを識別可能な画像表示または
    音声出力を行う通信装置。
  16. 【請求項16】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信方法
    において、 前記複数の通信装置を単数または複数のグループに分類
    するためのグループデータに基づいて、前記通信装置が
    受信する情報であって前記グループを識別可能な出力を
    行うための情報の生成、または当該情報を生成するため
    の制御を行う通信方法。
  17. 【請求項17】前記複数の通信装置が送信した情報を処
    理して、前記通信装置が受信する情報であって前記グル
    ープを識別可能な出力を行うための情報を生成し、 当該生成した情報を、対応する前記通信装置に送信する
    請求項16に記載の通信方法。
  18. 【請求項18】前記情報は画像情報であり、 前記通信装置が受信する情報であって前記グループを識
    別可能な表示を行うための画像情報を生成する請求項1
    7に記載の通信方法。
  19. 【請求項19】同じグループに属する前記通信装置が送
    信した画像情報に応じた画面を、異なるグループに属す
    る前記通信装置が送信した画像情報に応じた画面よりも
    大きく表示する前記画像情報を生成する請求項18に記
    載の通信方法。
  20. 【請求項20】同じグループに属する前記通信装置が送
    信した画像情報に応じた画面を表示し、異なるグループ
    に属する前記通信装置の全てあるいは一部が送信した画
    像情報に応じた画面を表示しない前記画像情報を生成す
    るように制御する請求項18に記載の通信方法。
  21. 【請求項21】前記情報は音声情報であり、 前記通信装置が受信する情報であって前記グループを識
    別可能な音声出力を行う音声情報を生成する請求項17
    に記載の通信方法。
  22. 【請求項22】同じグループに属する前記通信装置が送
    信した音声情報に応じた音声を、異なるグループに属す
    る前記通信装置が送信した音声情報に応じた音声よりも
    大きく出力する前記音声情報を生成する請求項21に記
    載の通信方法。
  23. 【請求項23】同じグループに属する前記通信装置が送
    信した音声情報に応じた音声を出力し、異なるグループ
    に属する前記通信装置の全てあるいは一部が送信した音
    声情報に応じた音声を出力しない前記音声情報を生成す
    る請求項22に記載の通信方法。
  24. 【請求項24】前記情報が音声情報である場合に、 前記複数の通信装置が送信した音声情報を認識し、当該
    認識した音声情報内に所定のキーワードに対応する音声
    があるか否かを検出し、当該検出したキーワードを登録
    した通信装置に、当該キーワードを送信する請求項17
    に記載の通信方法。
  25. 【請求項25】前記通信回線を介して前記通信装置から
    受けた要求に応じて前記グループデータを作成あるいは
    更新する請求項16に記載の通信方法。
  26. 【請求項26】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信方法
    において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    に受信されるように制御し、前記通信装置からの要求に
    応じて、当該要求を行った前記通信装置が送信した情報
    が、前記複数の通信装置のうち当該要求で指定された通
    信装置でのみ受信されるように制御する通信方法。
  27. 【請求項27】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信方法
    において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御し、前記通信装置からの要求に
    応じて、当該要求によって指定された通信装置が送信し
    た情報が、当該要求を行った通信装置で受信されないよ
    うに制御する通信方法。
  28. 【請求項28】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する通信方法
    において、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御し、所定の権限が与えられた前
    記通信装置からの要求に応じて、当該要求によって指定
    された通信装置の前記多地点間通信への接続を切断する
    通信方法。
  29. 【請求項29】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する手順を記
    述したプログラムを提供する提供媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の通信装置を単数または複数のグループに分類
    するためのグループデータに基づいて、前記通信装置が
    受信する情報であって前記グループを識別可能な出力を
    行うための情報の生成、または当該情報を生成するため
    の制御を行う手順の記述を有する提供媒体。
  30. 【請求項30】前記プログラムは、 前記複数の通信装置が送信した情報を処理して、前記通
    信装置が受信する情報であって前記グループを識別可能
    な出力を行うための情報を生成する手順の記述を有する
    請求項29に記載の提供媒体。
  31. 【請求項31】前記プログラムは、 前記情報は画像情報であり、 前記通信装置が受信する情報であって前記グループを識
    別可能な表示を行うための画像情報を生成する手順の記
    述を有する請求項30に記載の提供媒体。
  32. 【請求項32】前記プログラムは、 同じグループに属する前記通信装置が送信した画像情報
    に応じた画面を、異なるグループに属する前記通信装置
    が送信した画像情報に応じた画面よりも大きく表示する
    前記画像情報を生成する手順の記述を有する請求項31
    に記載の提供媒体。
  33. 【請求項33】前記プログラムは、 前記情報は音声情報であり、 前記通信装置が受信する情報であって前記グループを識
    別可能な音声出力を行う音声情報を生成する手順の記述
    を有する請求項30に記載の提供媒体。
  34. 【請求項34】前記プログラムは、 同じグループに属する前記通信装置が送信した音声情報
    に応じた音声を、異なるグループに属する前記通信装置
    が送信した音声情報に応じた音声よりも大きく出力する
    前記音声情報を生成する手順の記述を有する請求項33
    に記載の提供媒体。
  35. 【請求項35】前記プログラムは、 前記情報が音声情報である場合に、 前記複数の通信装置が送信した音声情報を認識する手順
    と、 当該認識した音声情報内に所定のキーワードに対応する
    音声があるか否かを検出する手順と、 当該検出したキーワードを登録した通信装置に、当該キ
    ーワードを送信する手順との記述を有する請求項29に
    記載の提供媒体。
  36. 【請求項36】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する手順を記
    述したプログラムを提供する提供媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    に受信されるように制御する手順と、 前記通信装置からの要求に応じて、当該要求を行った前
    記通信装置が送信した情報が、前記複数の通信装置のう
    ち当該要求で指定された通信装置でのみ受信されるよう
    に制御する手順との記述を有する提供媒体。
  37. 【請求項37】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する手順を記
    述したプログラムを提供する提供媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御する手順と、 前記通信装置からの要求に応じて、当該要求によって指
    定された通信装置が送信した情報が、当該要求を行った
    通信装置で受信されないように制御する手順との記述を
    有する提供媒体。
  38. 【請求項38】通信回線を介して接続された複数の通信
    装置を用いて行われる多地点間通信を制御する手順を記
    述したプログラムを提供する提供媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の通信装置が送信した情報が他の前記通信装置
    で受信されるように制御する手順と、 所定の権限が与えられた前記通信装置からの要求に応じ
    て、当該要求によって指定された通信装置の前記多地点
    間通信への接続を切断する手順との記述を有する提供媒
    体。
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