JP2001267970A - 周波数ホッピング無線通信装置および周波数ホッピング無線通信方法 - Google Patents

周波数ホッピング無線通信装置および周波数ホッピング無線通信方法

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JP2001267970A
JP2001267970A JP2000074184A JP2000074184A JP2001267970A JP 2001267970 A JP2001267970 A JP 2001267970A JP 2000074184 A JP2000074184 A JP 2000074184A JP 2000074184 A JP2000074184 A JP 2000074184A JP 2001267970 A JP2001267970 A JP 2001267970A
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wireless terminal
hop
sequence
radio
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Satoru Kishino
覚 岸野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刻々と変化する電波環境に対応して通信品質
を確保すると共に、より秘匿性の良い周波数ホッピング
無線通信装置を得る。 【解決手段】 マスター無線端末51において、使用中
ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケンスを記憶
したホップシーケンスリスト記憶手段69と、使用中ホ
ップシーケンスに用いられている無線周波数のうちのエ
ラー検出手段63によりエラー検出された無線周波数の
数を集計するエラー集計手段70と、その集計された数
に応じて使用中ホップシーケンスから代替用ホップシー
ケンスに代替させるようにスレーブ無線端末52に代替
用ホップシーケンスを送信する制御処理手段71とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線局同士が一
定時間毎に同期を取りながら無線周波数を切替えて通信
可能に形成された周波数ホッピング無線通信装置および
周波数ホッピング無線通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平10−303784
号公報に示された従来の周波数ホッピング無線システム
が適用されるPOSシステムを示す構成図であり、図に
おいて、1はサーバー、2a〜2nは無線親局、3はサ
ーバー1と各無線親局2a〜2nを接続するケーブル、
4a〜4nは電子キャッシュレジスタからなる複数のタ
ーミナル機、5a〜5nは無線子局である。各ターミナ
ル機4a〜4nには、各無線子局5a〜5nが有線接続
されており、サーバー1と複数のターミナル機4a〜4
nは、無線親局2a〜2nおよび無線子局5a〜5nを
介して無線通信可能に接続されている。
【0003】図8はPOSシステムの無線親局と無線子
局の内部構成を示す構成図であり、図において、無線親
局2は、CPU11、ROM12、RAM13、時計回
路14、有線通信回路15および無線通信回路16(ア
ンテナ16A)で構成され、また、無線子局5は、CP
U21、ROM22、RAM23、時計回路24、有線
通信回路25および無線通信回路26(アンテナ26
A)で構成される。サーバー1と電子キャッシュレジス
タからなる各ターミナル機4との間を、無線親局2と無
線子局5を介して無線通信可能とするものである。無線
親局2のRAM13内には、図9に示すホッピングパタ
ーンテーブル13Pの他に、図10に示す電波環境テー
ブル13Eが設けられている。
【0004】図9はホッピングパターンテーブルを示す
説明図であり、ホッピングパターンテーブル13Pに
は、無線親局2が一定時間毎にホッピング可能な周波数
パターンが書込まれており、無線親局2が一定時間毎に
ホッピングパターンテーブル13Pに登録された異なる
無線周波数にホッピングする。また、図10は電波環境
テーブルを示す説明図であり、電波環境テーブル13E
は、無線親局2が周波数ホッピングに際する一定時間内
に環境電波周波数を検出し、検出された環境電波周波数
を記憶するテーブルである。無線子局5のRAM23内
には、図9に示した無線親局2側の場合と同様なホッピ
ングパターンテーブル23Pが設けられている。また、
図10に示す電波環境テーブルと同様なスキップテーブ
ル23Eが設けられている。
【0005】次に動作について説明する。図11から図
13は従来の周波数ホッピング無線システムの動作を示
すフローチャートであり、それら図7から図13を参照
しながら動作について説明する。無線親局2側のホッピ
ング制御手段(CPU11、ROM12)は、例えば、
400[ms]の一定時間毎に(ステップST1のYE
S)、ホッピングパターンテーブル13Pに登録されて
いるホッピングパターン(例えば、HOP1)内の異な
る周波数fiを周波数切替え順序番号n1〜nnの順で
切替える(ステップST2)。
【0006】環境電波周波数fiの検出動作をさせる
(ステップST3)。一定時間としては、無線通信効率
を落とさない程度の時間(例えば、10〜20[ms])
を設定しておく。この検出動作とは、当該無線子局5以
外からの環境電波の受信有無を確認することである。電
波判別手段(CPU11、ROM12)によって、電波
検出があり、かつそれが他の無線親局2からの電波でな
いと判別されると(ステップST4のYES、ステップ
ST5のNO)、記憶有無判別手段(CPU11、RO
M12)が電波環境テーブル13Eに検出周波数と同一
の周波数が記憶されているか否か(ステップST6)、
さらに記憶されていない場合には(ステップST6のN
O)、電波環境テーブル13Eに記憶可能な空欄がある
か否かを判別する(ステップST11)。電波環境テー
ブル13Eに同一周波数の記憶がある場合は(ステップ
ST6のYES)、加算カウント手段(CPU11、R
OM12)が当該周波数fiのカウント値Nfiを加算
カウント(Nfi=Nfi+1)して記憶更新する(ス
テップST7)。
【0007】ここに、スキップ判別手段(CPU11、
ROM12)は、例えばRAM13のワークエリアに設
定記憶された基準値(この従来例では、“7”)とカウ
ント値Nfiとを比較して、Nfi=7と判別した場合
に(ステップST8のYES)、当該周波数fiをスキ
ップすべきとして電波環境テーブル13Eにスキップ有
りと記憶する(ステップST10)。すなわち、ホッピ
ングサイクル毎に連続して7回検出された周波数fiの
利用を回避する意味である。なお、Nfi>7の場合に
は(ステップST8のNO、ステップST9のYE
S)、既にスキップ有りの周波数fiとされているの
で、今回の周波数切替え順序番号をni−1とすれば次
の周波数切替え順序番号niの周波数fiに切替えて行
う(ステップST2)。
【0008】一方、電波検出がされない場合(ステップ
ST4のNO)、あるいは電波検出がされた場合でも
(ステップST4のYES)、他の無線親局2用の周波
数fiである場合には(ステップST5のYES)、電
波判別手段(CPU11、ROM12)がステップST
6の場合と同様に判別する(ステップST15)。電波
環境テーブル13Eに当該周波数fiの記憶がない場合
は、通常のホッピング切替え周波数で無線通信される。
なお、他の無線親局2用の周波数が検出される場合は
(ステップST4のYES、ステップST5のYE
S)、例えば隣合う無線親局2間のホッピングパターン
(HOPi)の選択を変えれば良い。つまり、運用上の
設定作業で解消し得る。電波判断手段(CPU11、R
OM12)によって、同一周波数fiが記憶されている
と判別された場合には(ステップST15のYES)、
減算カウント手段(CPU11、ROM12)が電波環
境テーブル13Eに記憶されている当該周波数fiのカ
ウント値(Nfi)を減算カウント(Nfi=Nfi−
1)するものとしている(ステップST16)。
【0009】スキップ判別手段(CPU11、ROM1
2)によって、減算されたカウント値Nfiが基準値
“7”より小さい“6”であると判別された場合には
(ステップST17のYES)、当該周波数fiをスキ
ップ無しとする(ステップST21)。また、Nfi<
6で(ステップST18のYES)かつNfiが零
(“0”)でない場合は(ステップST19のNO)
は、通常のホッピングパターンによる周波数切替え順序
で周波数が切替えられる。さらに、この従来例では、N
fi=0の場合(ステップST19のYES)、つまり
カウント値Nfiが予め設定した値(“0”)となった
場合には、カウント値消去手段(CPU11、ROM1
2)が電波環境テーブル13Eから当該周波数fiの記
憶を消去する(ステップST20)。スキップ有無判別
手段(CPU11、ROM12)は、電波環境テーブル
13Eを検索してスキップする周波数fiをピックアッ
プし(ステップST13)、かつ当該各無線子局5へス
キップ制御信号(スキップ情報)を転送(発信)する
(ステップST14)。スキップ情報の中には、電波環
境テーブル13Eのスキップの有無欄に“スキップ有
り”と記憶されている旨の情報のみならず、“スキップ
無し”の場合でも各周波数fiおよび当該各カウント値
Nfiに関する情報も含む。
【0010】一方、各無線子局5では、当該無線親局2
からスキップ制御信号(スキップ情報)を受信すると
(ステップST35のYES)、スキップ判別手段(C
PU21、ROM22)がスキップの有無を確認し(ス
テップST36)、有りの周波数fiについてはスキッ
プテーブル23Eにスキップ有りと記憶し、かつ無しの
場合は記憶を消去する。つまり、スキップテーブル23
Eを更新する(ステップST37)。各無線子局5側の
表示出力手段(CPU21、ROM22)は、スキップ
の有無およびカウント値Nfiが予め設定された値
(“5”)以上の周波数fiおよびそのカウント値Nf
iを表示器(図示せず)に表示出力する(ステップST
38)。ホッピング時間になると(ステップST31の
YES)、ホッピングパターンテーブル23Pから次の
切替え用の周波数fiを選択する(ステップST3
2)。記憶判別手段(CPU21、ROM22)がスキ
ップテーブル23Eに同一周波数fiが記憶されている
と判別した場合には(ステップST33のYES)、当
該ホッピングパターン(HOPi)中の、次の周波数切
替え順序番号niの周波数fiを選択する(ステップS
T32)。しかる後に、選択された周波数fiに切替え
る(ステップST34)。このように、各無線子局5側
は、スキップの有無に拘わらず当該無線親局2と同一周
波数fiに同期切替えする。
【0011】また、図14は例えば特開平9−2942
94号公報に示された従来の周波数ホッピング無線シス
テムの動作を示すフローチャートであり、この従来例
は、2台以上の無線通信装置と1台以上の集中制御局と
を有して構成され、集中制御局と無線通信装置との間、
および無線通信装置と無線通信装置との間で、周波数ホ
ッピング方式を用いた通信を行うものである。この従来
例のシステムでは、日本において使用が認められている
26[MHz]の帯域を利用した1[MHz]幅の26の周
波数を使用する。まず、集中制御局は、その26の周波
数チャネルの電波環境を1チャネルずつ測定し(ステッ
プST41)、その測定した周波数チャネルの受信レベ
ルが低いものから順位を付ける。順位が1位の周波数チ
ャネル(仮にF1)は、制御情報通信用の周波数チャネ
ルに使用する。集中制御局は、常にこの周波数チャネル
で受信待機し(ステップST42)、また、この周波数
チャネルで無線データの送受信を行い、無線通信装置
は、無線データ通信時以外は、この周波数チャネルで待
機する。集中制御局は、無線通信装置からリアルタイム
データの周波数ホッピングパターン要求を受けた場合に
は(ステップST43)、そのグループ内で周波数ホッ
ピングする順番を決定する(ステップST44)。さら
に、集中制御局は、無線通信装置から周波数ホッピング
パターン認識を受けた場合には(ステップST45)、
その決定した周波数ホッピングパターンでの通信を開始
し(ステップST46)、無線通信装置から周波数ホッ
ピングパターン開放要求を受けた場合には(ステップS
T47)、その周波数ホッピングパターンでの通信を開
放する(ステップST48)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数ホッピン
グ無線システムは以上のように構成されているので、通
信品質が電波環境に影響されないように構成するには、
特開平9−294294号公報に開示された従来例のよ
うに、通信開始時点での電波環境を検出して利用できな
い周波数を予め決定して、ホッピング対象から除いてし
まう方法のものが多い。しかしながら、この方法では、
刻々と変化する電波環境に対応して通信品質を確保する
ことができないという課題がある。これを解決するため
に、特開平10−303784号公報に開示された従来
例のように、電波環境を逐次検出する方法が採られてき
たが、この方法には、周波数ホッピング毎に割り当てら
れている電波環境を検出するための例えば10〜20
[ms]の特別な電波検出動作が必要であり、通信中に実
質の通信時間以外の余計な時間が必要であった。このた
めに、時間当たりのホップ数を多くすることが困難であ
り、より秘匿性の良い周波数ホッピングができないとい
う課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、刻々と変化する電波環境に対応し
て通信品質を確保すると共に、より秘匿性の良い周波数
ホッピング無線通信装置および周波数ホッピング無線通
信方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る周波数ホ
ッピング無線通信装置は、マスタ無線端末において、使
用中ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケンスを
記憶したホップシーケンスリスト記憶手段と、使用中ホ
ップシーケンスに用いられている無線周波数のうちのエ
ラー検出手段によりエラー検出された無線周波数の数を
集計するエラー集計手段と、その集計された数に応じて
使用中ホップシーケンスから代替用ホップシーケンスに
代替させるようにスレーブ無線端末に代替用ホップシー
ケンスを送信する制御処理手段とを備えたものである。
【0015】この発明に係る周波数ホッピング無線通信
装置は、マスタ無線端末およびスレーブ無線端末におい
て、使用中ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケ
ンスを記憶したホップシーケンスリスト記憶手段と、時
計手段により発生された時間データが予め定められた特
定時間になった場合に使用中ホップシーケンスから代替
用ホップシーケンスに代替させる制御処理手段とを備え
たものである。
【0016】この発明に係る周波数ホッピング無線通信
装置は、ホップシーケンスリスト記憶手段は、使用中ホ
ップシーケンスおよび代替用ホップシーケンスを識別可
能なホップシーケンスリストを記憶し、制御処理手段
は、使用中ホップシーケンスに代替が発生した場合に、
そのホップシーケンスリスト記憶手段に記憶された使用
中ホップシーケンスと代替する代替用ホップシーケンス
との識別を入れ替えるものである。
【0017】この発明に係る周波数ホッピング無線通信
方法は、マスタ無線端末において、使用中ホップシーケ
ンスおよび代替用ホップシーケンスを記憶しておき、使
用中ホップシーケンスに用いられている無線周波数のう
ちのスレーブ無線端末からの受信エラーが検出された無
線周波数の数を集計し、その集計された数に応じて使用
中ホップシーケンスから代替用ホップシーケンスに代替
させるようにスレーブ無線端末に代替用ホップシーケン
スを送信するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による周
波数ホッピング無線通信システムを示す構成図であり、
図において、51はマスタ無線端末、52〜54はスレ
ーブ無線端末である。これらマスタ無線端末51および
スレーブ無線端末52〜54は、携帯電話機またはファ
クシミリ等によって構成されたものである。図では、1
つのマスタ無線端末51によって管理されるホップシー
ケンスを、3つのスレーブ無線端末52〜54に各々割
り当てて、同時に近距離で通信しているシステムの様子
を示したものである。また、マスタ無線端末51とスレ
ーブ無線端末52との間のホップシーケンスに示したよ
うに、状況に応じてホップシーケンスは、例えば、HS
1→HS6→HS7のように切替えられるものである。
【0019】図2はこの発明の実施の形態1によるマス
タ無線端末を示す構成図であり、図において、61はア
ンテナ、62は変復調処理を行う無線通信手段、63は
無線通信手段62によって復調処理された受信データの
エラー検出を行うエラー検出手段である。64はデータ
処理手段であり、そのデータ処理手段64において、6
5は受信データを処理する受信データ処理手段、66は
送信データを処理する送信データ処理手段である。67
はホップシーケンスを決定するホップシーケンス決定手
段であり、そのホップシーケンス決定手段67におい
て、68は時間データを発生する時計手段、69は使用
中ホップシーケンス、代替用ホップシーケンス、および
それら使用中ホップシーケンスおよび代替用ホップシー
ケンスを識別可能なホップシーケンスリストを記憶した
ホップシーケンスリスト記憶手段、70は使用中ホップ
シーケンスに用いられている無線周波数のうちのエラー
検出手段63によりエラー検出された無線周波数の数を
集計するエラー集計手段、71はエラー集計手段70に
より集計された数に応じて使用中ホップシーケンスから
代替用ホップシーケンスに代替させるように、送信デー
タ処理手段66、無線通信手段62およびアンテナ61
を介してスレーブ無線端末に代替用ホップシーケンスを
送信すると共に、使用中ホップシーケンスに代替が発生
した場合に、そのホップシーケンスリスト記憶手段69
に記憶された使用中ホップシーケンスと代替する代替用
ホップシーケンスとの識別を入れ替える制御処理手段で
ある。
【0020】図3はホップシーケンスリストを示す説明
図であり、図において、ホップシーケンスリストは、ホ
ップシーケンスリスト記憶手段69に記憶されたもので
ある。ホップタイミングの行は、この実施の形態1で
は、小電力データ通信システムの2.4[GHz]帯の2
3波を使用することから、t1〜t23の列が設けられ
ており、例えば、各ホップタイミング単位で625[μ
s]に設定されている。周波数の行は、スレーブ無線端
末との間で通信する際に利用される無線周波数であり、
それら23波に応じてf1〜f23の列が設けられてい
る。エラーの行は、初期値が“0”で、その無線周波数
で通信している際に、受信データにエラー検出された時
に“1”が書き込まれるものであり、図では、無線周波
数f1とf8でエラー検出されたことが記録されてい
る。ホップシーケンスは、HS1〜HS7の7種類のホ
ップシーケンスの行からなるものであり、このホップシ
ーケンスにおいて、“0”はそのホップシーケンスで利
用されない無線周波数、“1”はそのホップシーケンス
で利用される無線周波数、“2”はそのホップシーケン
スの終わりを示すものである。例えば、マスタ無線端末
と1つのスレーブ無線端末との間でHS1のホップシー
ケンスが割り当てられた場合、ホップタイミングt1で
無線周波数f1を利用し、さらに、ホップタイミングt
8で無線周波数f8を利用し、以降、ホップタイミング
ti−1でこのホップシーケンスが一巡することを示し
ている。代替の列において、“0”はそのホップシーケ
ンスが現在利用されている使用中ホップシーケンスであ
ることを示し、“1”はそのホップシーケンスが現在利
用されていなく代替可能である代替用ホップシーケンス
であることを示すものである。これら、ホップシーケン
スリストの“0”,“1”は、エラーの行を除いて初期
設定されているものである。
【0021】図4はこの発明の実施の形態1による周波
数ホッピング無線通信システムの動作を示すフローチャ
ートである。図5はマスタ無線端末と1つのスレーブ無
線端末との間で通信する場合のホップタイミングと送受
信の関係を示す説明図であり、図において、Sは送信、
Rは受信であり、1つのホップタイミングに受信と送信
の動作を時分割して行っていることを示している。
【0022】次に動作について説明する。周波数ホッピ
ング無線通信システムに収容されるマスタ無線端末51
およびスレーブ無線端末52〜54は、電子レンジ、パ
ソコン、その他多くの外来電波ノイズの発生する環境で
利用される可能性がある。また、小電力データ通信シス
テムであるため通信距離が短く、マスタ無線端末51お
よびスレーブ無線端末52〜54共に同一の無線環境内
にあることが多い。さらに、同等の周波数ホッピング無
線通信システムが近傍に存在し、全く同じホップシーケ
ンスで動作している場合も考えられる。そのような環境
下では、通信時に受信エラーが多発する可能性がある。
そこで、この実施の形態1では、通信時に受信エラーが
多発する使用中ホップシーケンスを代替用ホップシーケ
ンスに代替させることで、刻々と変化する電波環境に対
応して通信品質を確保すると共に、より秘匿性を良くす
る。
【0023】以下、図4に示したフローチャートに基づ
いて動作を説明する。まず、図2中のホップシーケンス
リスト記憶手段69には、図3に示したホップシーケン
スリストが予め初期設定されて記憶され、図1中のマス
タ無線端末51およびスレーブ無線端末52の相互の通
信には、そのホップシーケンスリストのホップシーケン
ス(HS1)が割り当てられ、マスタ無線端末51およ
びスレーブ無線端末53の相互の通信には、ホップシー
ケンス(HS2)が割り当てられ、マスタ無線端末51
およびスレーブ無線端末54の相互の通信には、ホップ
シーケンス(HS3)が割り当てられて通信しているも
のとする。
【0024】制御処理手段71は、時計手段68からの
時間データに応じてホップタイミング(ti)を発生し
(ステップST51)、ホップシーケンスリストを参照
して、そのホップタイミング(ti)で利用される無線
周波数(fi)と、その無線周波数(fi)を利用する
ホップシーケンス(HSi)を読み出し、そのホップシ
ーケンス(HSi)が割り当てられたスレーブ無線端末
からの受信がされるように無線通信手段62に無線周波
数(fi)を出力する(ステップST52)。例えば、
ホップタイミング(t1)の場合は、そのホップタイミ
ング(ti)で利用される無線周波数(f1)と、その
無線周波数(f1)を利用するホップシーケンス(HS
1)を読み出し、そのホップシーケンス(HS1)が割
り当てられたスレーブ無線端末52からの受信がされる
ように無線通信手段62に無線周波数(f1)を転送す
る。無線通信手段62は、アンテナ61を通じてスレー
ブ無線端末52から無線周波数(fi)で受信する(ス
テップST53)。受信信号は、この無線通信手段62
で復調され、復調後の受信データはエラー検出手段63
に転送される。
【0025】エラー検出手段63は、その受信データに
エラーがあるか否かを判定し、エラーが無い場合は(ス
テップST54のNO)、その受信データをデータ処理
手段64の受信データ処理手段65に転送し(ステップ
ST63)、受信データ処理手段65は、その受信デー
タを受信処理する。一方、送信データ処理手段66は、
マスタ無線端末51からスレーブ無線端末への送信デー
タを無線通信手段62に転送し(ステップST64)、
無線通信手段62は、無線周波数(fi)を送信データ
で変調してアンテナ61を通じてスレーブ無線端末に送
信する(ステップST65)。また、エラー検出手段6
3において、受信データにエラーがあると判定した場合
は(ステップST54のYES)、そのエラー検出の旨
を制御処理手段71に転送し、制御処理手段71では、
ホップシーケンスリストのエラーの行のホップタイミン
グ(ti)に応じた列に“1”を書き込む(ステップS
T55)。例えば、図3に示したように、ホップタイミ
ング(t1)の場合は、エラーの行のホップタイミング
(t1)に応じた列に“1”が書き込まれる。このよう
にして、ホップタイミング(t1)からホップタイミン
グ(t2)に移れば、無線周波数(f2)でマスタ無線
端末51およびスレーブ無線端末53間で通信を行い、
受信データにエラーがあれば、該当するエラーの欄に
“1”を書き込み、また、ホップタイミング(t2)か
らホップタイミング(t3)に移れば、無線周波数(f
3)でマスタ無線端末51およびスレーブ無線端末54
間で通信を行い、受信データにエラーがあれば、該当す
るエラーの欄に“1”を書き込む。
【0026】そして、制御処理手段71が、時計手段6
8から発生された時計データに応じて、ホップシーケン
スが一巡したと判断した場合には(ステップST56の
YES)、エラー集計手段70に集計指令を出力し、エ
ラー集計手段70は、各使用中ホップシーケンスのエラ
ーの欄をゼロクリアしながら、エラー数を集計する(ス
テップST57)。図3では、ホップシーケンス(HS
1)については、ホップタイミング(t1)と(t8)
とで2つのエラーがあり、ホップシーケンス(HS2)
と(HS3)については、エラーが無い。制御処理手段
71は、エラー集計手段70により集計されたエラー数
と基準値とを比較する(ステップST58)。例えば、
基準値が2に設定されていたとすると、ホップシーケン
ス(HS2)と(HS3)については、エラー数が2未
満なので、マスタ無線端末51およびスレーブ無線端末
53間は、そのままホップシーケンス(HS2)で通信
を行い、また、マスタ無線端末51およびスレーブ無線
端末54間は、そのままホップシーケンス(HS3)で
通信を行う。
【0027】一方、ホップシーケンス(HS1)につい
ては、エラー数が2以上なので、現在において、ホップ
シーケンス(HS1)に適用される無線周波数は、通信
には不適合と判定して、制御処理手段71は、ホップシ
ーケンスリストから代替用ホップシーケンスがあるか調
査する(ステップST59)。図3において、代替の列
で“1”のホップシーケンスが代替用ホップシーケンス
であることから、制御処理手段71は、例えば、ホップ
シーケンス(HS5)を代替用ホップシーケンスとして
選択する(ステップST60)。そして、ホップシーケ
ンス(HS5)の代替の列に“0”を書き込み、使用中
ホップシーケンスとして設定すると共に(ステップST
61)、ホップシーケンス(HS1)の代替の列に
“1”を書き込み、代替用ホップシーケンスとして設定
する。ここで、通信には不適合と判定されたホップシー
ケンス(HS1)が代替用ホップシーケンスとして設定
されるのは、少し時間が経てば通信環境が変化し、ホッ
プシーケンス(HS1)に適用される無線周波数で、良
好な通信が行える場合があるからである。また、このよ
うにすれば、常にホップシーケンスリストに代替用ホッ
プシーケンスを設けておくことができる。制御処理手段
71は、新しくマスタ無線端末51およびスレーブ無線
端末52間で使用中ホップシーケンスとして設定された
ホップシーケンス(HS5)をスレーブ無線端末52に
転送するために、データ処理手段64の送信データ処理
手段66にホップシーケンス(HS5)を転送すると共
に(ステップST62)、次の送信時にホップシーケン
ス(HS5)を含んだ制御データを作成するように送信
データ処理手段66に通知する。その後の受信処理およ
び送信処理(ステップST63〜ステップST65)
は、上述のとおりであるが、スレーブ無線端末52に
は、初めにホップシーケンス(HS5)を含んだ制御デ
ータが送信される。
【0028】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、受信動作毎の受信エラーを検出して通信環境に不適
合な使用中ホップシーケンスを代替用ホップシーケンス
に代替させるので、刻々変化する電波環境に対応して通
信品質を確保することができると共に、電波環境を検出
するための実質の通信時間以外の余計な時間も必要な
く、時間当たりのホップ数を多くすることができ、より
秘匿性を良くすることができる。また、通信には不適合
と判定されたホップシーケンス(HS1)が代替用ホッ
プシーケンスとして設定されるので、常にホップシーケ
ンスリストに代替用ホップシーケンスを設けておくこと
ができる。
【0029】なお、上記実施の形態1では、使用中ホッ
プシーケンス毎の受信エラーがあった無線周波数の数に
応じて、その使用中ホップシーケンスの適合および不適
合を判定したが、使用中ホップシーケンス毎の受信エラ
ーがあった無線周波数の連続数に応じて、その使用中ホ
ップシーケンスの適合および不適合を判定しても良く、
同様な効果が得られる。
【0030】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2によるマスタ無線端末およびスレーブ無線端末を示
す構成図であり、図において、81はマスタ無線端末ま
たはスレーブ無線端末、87はホップシーケンスを決定
するホップシーケンス決定手段であり、そのホップシー
ケンス決定手段87において、89は使用中ホップシー
ケンス、代替用ホップシーケンス、およびそれら使用中
ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケンスを識別
可能なホップシーケンスリストを記憶したホップシーケ
ンスリスト記憶手段であり、図3に示したホップシーケ
ンスリストにおいて、エラーの行が無いホップシーケン
スリストを記憶したものである。91は時計手段68に
より発生された時間データが予め定められた特定時間に
なった場合に使用中ホップシーケンスから代替用ホップ
シーケンスに代替させる制御処理手段である。その他の
構成については、エラー検出手段63およびエラー集計
手段70を削除したことを除いて、図2と同一なのでそ
の重複する説明を省略する。
【0031】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、ホップシーケンスの代替を受信エラー状況で
行うように構成したが、この実施の形態2では、通信を
行っているマスタ無線端末およびスレーブ無線端末間
で、予め定められた特定時間になった場合に使用中ホッ
プシーケンスから代替用ホップシーケンスに代替させる
ものである。この実施の形態2では、マスタ無線端末お
よびスレーブ無線端末に共にホップシーケンスリスト記
憶手段89を設け、図3に示したホップシーケンスリス
トにおいて、エラーの行が無いホップシーケンスリスト
を共に記憶させておく。マスタ無線端末およびスレーブ
無線端末間で使用されるホップシーケンスの順序を予め
設定しておき、受信周波数の変化からマスタ無線端末お
よびスレーブ無線端末間のホップタイミングが同期する
ようにすれば、通信が開始されてから特定時間後にホッ
プシーケンスが自動的に代替される。
【0032】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、通信を行っているマスタ無線端末およびスレーブ無
線端末間で、予め定められた特定時間になった場合に使
用中ホップシーケンスから代替用ホップシーケンスに代
替させるので、通信環境に不適合な使用中ホップシーケ
ンスであっても特定時間になった場合に自動的に代替用
ホップシーケンスに代替させることができ、刻々変化す
る電波環境に対応して通信品質を確保することができる
と共に、電波環境を検出するための実質の通信時間以外
の余計な時間も必要なく、時間当たりのホップ数を多く
することができ、より秘匿性を良くすることができる。
また、使用中ホップシーケンスが代替用ホップシーケン
スとして設定されるので、常にホップシーケンスリスト
に代替用ホップシーケンスを設けておくことができる。
【0033】なお、上記実施の形態2では、マスタ無線
端末およびスレーブ無線端末に共にホップシーケンスリ
スト記憶手段89を設け、ホップシーケンスリストを共
に記憶させておくようにしたが、マスタ無線端末にだけ
ホップシーケンスリスト記憶手段89を設け、ホップシ
ーケンスリストを記憶させておくようにしても良く、こ
の場合は、マスタ無線端末で特定時間になった場合に所
定のホップシーケンスをスレーブ無線端末に送信するこ
とによって実現することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マス
タ無線端末において、使用中ホップシーケンスおよび代
替用ホップシーケンスを記憶したホップシーケンスリス
ト記憶手段と、使用中ホップシーケンスに用いられてい
る無線周波数のうちのエラー検出手段によりエラー検出
された無線周波数の数を集計するエラー集計手段と、そ
の集計された数に応じて使用中ホップシーケンスから代
替用ホップシーケンスに代替させるようにスレーブ無線
端末に代替用ホップシーケンスを送信する制御処理手段
とを備えるように構成したので、受信エラーを検出して
通信環境に不適合な使用中ホップシーケンスを代替用ホ
ップシーケンスに代替させることにより、刻々変化する
電波環境に対応して通信品質を確保することができると
共に、電波環境を検出するための実質の通信時間以外の
余計な時間も必要なく、時間当たりのホップ数を多くす
ることができ、より秘匿性を良くすることができる効果
が得られる。
【0035】この発明によれば、マスタ無線端末および
スレーブ無線端末において、使用中ホップシーケンスお
よび代替用ホップシーケンスを記憶したホップシーケン
スリスト記憶手段と、時計手段により発生された時間デ
ータが予め定められた特定時間になった場合に使用中ホ
ップシーケンスから代替用ホップシーケンスに代替させ
る制御処理手段とを備えるように構成したので、通信を
行っているマスタ無線端末およびスレーブ無線端末間
で、予め定められた特定時間になった場合に使用中ホッ
プシーケンスから代替用ホップシーケンスに代替させる
ことにより、通信環境に不適合な使用中ホップシーケン
スであっても特定時間になった場合に自動的に代替用ホ
ップシーケンスに代替させることができ、刻々変化する
電波環境に対応して通信品質を確保することができると
共に、電波環境を検出するための実質の通信時間以外の
余計な時間も必要なく、時間当たりのホップ数を多くす
ることができ、より秘匿性を良くすることができる効果
が得られる。
【0036】この発明によれば、ホップシーケンスリス
ト記憶手段は、使用中ホップシーケンスおよび代替用ホ
ップシーケンスを識別可能なホップシーケンスリストを
記憶し、制御処理手段は、使用中ホップシーケンスに代
替が発生した場合に、そのホップシーケンスリスト記憶
手段に記憶された使用中ホップシーケンスと代替する代
替用ホップシーケンスとの識別を入れ替えるように構成
したので、使用中ホップシーケンスが代替用ホップシー
ケンスとして設定されるので、常にホップシーケンスリ
ストに代替用ホップシーケンスを設けておくことができ
る効果が得られる。
【0037】この発明によれば、マスタ無線端末におい
て、使用中ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケ
ンスを記憶しておき、使用中ホップシーケンスに用いら
れている無線周波数のうちのスレーブ無線端末からの受
信エラーが検出された無線周波数の数を集計し、その集
計された数に応じて使用中ホップシーケンスから代替用
ホップシーケンスに代替させるようにスレーブ無線端末
に代替用ホップシーケンスを送信するように構成したの
で、受信エラーを検出して通信環境に不適合な使用中ホ
ップシーケンスを代替用ホップシーケンスに代替させる
ことにより、刻々変化する電波環境に対応して通信品質
を確保することができると共に、電波環境を検出するた
めの実質の通信時間以外の余計な時間も必要なく、時間
当たりのホップ数を多くすることができ、より秘匿性を
良くすることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による周波数ホッピ
ング無線通信システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマスタ無線端
末を示す構成図である。
【図3】 ホップシーケンスリストを示す説明図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1による周波数ホッピ
ング無線通信システムの動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 マスタ無線端末と1つのスレーブ無線端末と
の間で通信する場合のホップタイミングと送受信の関係
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるマスタ無線端
末およびスレーブ無線端末を示す構成図である。
【図7】 従来の周波数ホッピング無線システムが適用
されるPOSシステムを示す構成図である。
【図8】 POSシステムの無線親局と無線子局の内部
構成を示す構成図である。
【図9】 ホッピングパターンテーブルを示す説明図で
ある。
【図10】 電波環境テーブルを示す説明図である。
【図11】 従来の周波数ホッピング無線システムの動
作を示すフローチャートである。
【図12】 従来の周波数ホッピング無線システムの動
作を示すフローチャートである。
【図13】 従来の周波数ホッピング無線システムの動
作を示すフローチャートである。
【図14】 従来の周波数ホッピング無線システムの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
51,81 マスタ無線端末、52〜54,81 スレ
ーブ無線端末、61アンテナ、62 無線通信手段、6
3 エラー検出手段、64 データ処理手段、65 受
信データ処理手段、66 送信データ処理手段、67,
87 ホップシーケンス決定手段、68 時計手段、6
9,89 ホップシーケンスリスト記憶手段、70 エ
ラー集計手段、71,91 制御処理手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ無線端末とスレーブ無線端末との
    間で同一のホップシーケンスに応じた無線周波数を用い
    て通信を行う周波数ホッピング無線通信装置において、
    上記マスタ無線端末は、使用中ホップシーケンスの他
    に、その使用中ホップシーケンスとは異なる無線周波数
    からなる代替用ホップシーケンスを記憶したホップシー
    ケンスリスト記憶手段と、受信エラーを検出するエラー
    検出手段と、上記使用中ホップシーケンスに用いられて
    いる無線周波数のうちの上記エラー検出手段によりエラ
    ー検出された無線周波数の数を集計するエラー集計手段
    と、上記エラー集計手段により集計された数に応じて上
    記使用中ホップシーケンスから上記代替用ホップシーケ
    ンスに代替させるように上記スレーブ無線端末にその代
    替用ホップシーケンスを送信する制御処理手段とを備え
    たことを特徴とする周波数ホッピング無線通信装置。
  2. 【請求項2】 マスタ無線端末とスレーブ無線端末との
    間で同一のホップシーケンスに応じた無線周波数を用い
    て通信を行う周波数ホッピング無線通信装置において、
    上記マスタ無線端末およびスレーブ無線端末は、使用中
    ホップシーケンスの他に、その使用中ホップシーケンス
    とは異なる無線周波数からなる代替用ホップシーケンス
    を記憶したホップシーケンスリスト記憶手段と、時間デ
    ータを発生する時計手段と、上記時計手段により発生さ
    れた時間データが予め定められた特定時間になった場合
    に上記使用中ホップシーケンスから上記代替用ホップシ
    ーケンスに代替させる制御処理手段とを備えたことを特
    徴とする周波数ホッピング無線通信装置。
  3. 【請求項3】 ホップシーケンスリスト記憶手段は、使
    用中ホップシーケンスおよび代替用ホップシーケンスを
    識別可能なホップシーケンスリストを記憶し、制御処理
    手段は、使用中ホップシーケンスに代替が発生した場合
    に、そのホップシーケンスリスト記憶手段に記憶された
    使用中ホップシーケンスと代替する代替用ホップシーケ
    ンスとの識別を入れ替えることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の周波数ホッピング無線通信装置。
  4. 【請求項4】 マスタ無線端末とスレーブ無線端末との
    間で同一のホップシーケンスに応じた無線周波数を用い
    て通信を行う周波数ホッピング無線通信方法において、
    上記マスタ無線端末には、使用中ホップシーケンスの他
    に、その使用中ホップシーケンスとは異なる無線周波数
    からなる代替用ホップシーケンスを記憶しておき、上記
    使用中ホップシーケンスに用いられている無線周波数の
    うちの上記スレーブ無線端末からの受信エラーが検出さ
    れた無線周波数の数を集計し、その集計された数に応じ
    て上記使用中ホップシーケンスから上記代替用ホップシ
    ーケンスに代替させるように上記スレーブ無線端末にそ
    の代替用ホップシーケンスを送信することを特徴とする
    周波数ホッピング無線通信方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115084A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Sony Corp 通信装置及び方法、並びに通信システム
JP2010502296A (ja) * 2006-09-01 2010-01-28 カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド 移植可能機器を用いる遠隔測定のための周波数アジャイルシステム
JP2011229126A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Hitachi Ltd タイムスロット方式を採用した無線ネットワークにおける適応型周波数ホッピング
CN114244396A (zh) * 2021-10-29 2022-03-25 歌尔科技有限公司 一种无线通信的跳频方法、装置及设备

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