JP2001267601A - 電子機器及び太陽電池モジュール - Google Patents

電子機器及び太陽電池モジュール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性基板上に人の目に知覚しえない様な細
幅の線条体で構成された太陽電池を形成させる場合、各
セルの取出電流を等しくすると共に、効率よい発電を可
能にした太陽電池を提供する。 【解決手段】 互いに等間隔で対向した状態で配置され
ているか、或いは互いに等間隔であるが、対向する互い
の位置がずらされて配置せしめられており、然も、当該
太陽電池電極部の端部に取出電極が配置せしめられてい
る太陽電池を有しており、且つ、当該複数の太陽電池の
線条体群の少なくとも一部に、その他の太陽電池の線条
体群の配列状態とは異なる配列状態を含んでいる事を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器及び太陽
電池モジュールに係わり、特に、効率良い発電を可能に
した電子機器及び太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池を電子腕時計を含む情報表示手
段の1次電池として用いる場合には、電気エネルギーに
変換するための光を受けるために、太陽電池モジュール
を文字盤の位置に配置する方法が多く用いられる。
【0003】つまり、図12に示すように、太陽電池を
基板上に形成した太陽電池モジュール3を時計の情報表
示手段1の位置に配置し、これをそのまま情報表示手段
1として用いる。そして、光を電気エネルギーに変換し
てニッケルカドミウム電池などの2次電池に充電し、こ
の2次電池から電気エネルギーをとりだして時計を駆動
させることとなる。
【0004】また、もう一つの手段として図13に示す
ように、太陽電池モジュール3を時計の情報表示手段1
の下に配置する方法もとられる。どちらの場合でも、4
個の太陽電池素子にて合成起電力を得る太陽電池モジュ
ールでは、通常、図14に示す形状のものが用いられ
る。図14、15に示される様な太陽電池の配置形態に
於いては、当該4個の太陽電池6の電極部同士を、一部
の電極部を延長した延長電極8を用いて接続し、その両
端に設けた出力電極7、7’から、起電力を取り出す様
に構成されている。
【0005】また、従来に於ける太陽電池6は、図17
(A)に示す様に、当該太陽電池6を透明性基板4上に
電極12及び14と例えばP−I−N接合型の非晶質シ
リコン膜である発電層13とを積層して形成したもので
あり、動作時の起電力が0.5V程度にとどまるため、
電子腕時計の電源として用いる場合、1個の素子の太陽
電池6ではニッケルリチウム電池等の2次電池に充電さ
せることが出来ない。
【0006】そこで、透明性基板4上に複数個の太陽電
池6を配置して、これらの素子を直列接続した構成とす
ることにより、加算された起電圧を得て、2次電池への
充電を行う構造がとられる。
【0007】図17(B)に太陽電池6の接続部分の断
面を模式的に示す。この太陽電池6は、ガラスからなる
透明性基板4上に透明導電膜12を形成し、その上にP
−I−N接合型の非晶質シリコン膜(a−Si膜と略
記)からなる発電層13を形成し、さらにその上に金属
電極膜14を形成したものである。
【0008】透明性基板4の下方からの入射光によりa
−Si膜13に発生する光起電力は、a−Si膜からな
る発電層13をはさんでいる透明導電膜12と金属電極
膜14とからなる電極部から取り出すことができる。
【0009】当該基板11上の積層構造は図17(B)
のほぼ中央部で、左右に分割されていて、その両側は別
の太陽電池素子領域をなしているので、便宜上、左側を
素子A、右側を素子Bと呼ぶことにする。
【0010】素子Aの金属電極膜14と素子Bの透明電
極膜12とが連結されており、これにより、二つの太陽
電池6、6’は直列接続している。
【0011】図17(B)以外の箇所でも、隣接する太
陽電池6、6’の金属電極膜14と透明導電膜12とを
同様に接続してあり、これにより透明性基板4上に形成
した複数の素子の太陽電池6、6’を直列接続して、所
望の起電圧の太陽電池を構成しているのである。
【0012】つぎに、このような太陽電池の製造方法を
図17(A)乃至図17(B)を参照しながら説明す
る。
【0013】まず、図17(A)に示す様に、透明性基
板4上に透明導電膜12を形成する。例えば熱CVD法
によってSnO2膜を形成する。
【0014】そして、このSnO2膜をレーザー加工法
にて所望の電極形状にパターニングする。つぎに、透明
導電膜12上にCVD法によってa−Si膜からなる発
電層13を積層し、これをレーザー加工法により所望の
形状にパターニングする。
【0015】さらに、透明導電膜12とa−Si膜から
なる発電層13の上に金属電極膜14となる金属膜をス
パッタリングで成膜し、再度この金属電極膜14をレー
ザー加工法にて所望の電極形状にパターニングする。
【0016】こうして、図17(B)に示すような接続
断面構造をもった、図14又は図15のような太陽電池
セルが完成する。接続部以外の断面構造は図17(A)
に示すようになる。係る従来の情報表示手段1と太陽電
池6を含む太陽電池モジュール3との関係は、当該太陽
電池6が不透明で、特殊な色をしている事等から、当該
時計の文字盤1aや液晶表示手段1bを含む電子機器の
情報表示手段1の表面に使用する事は困難であり、例え
ば当該文字盤1aと一体に形成するとか、当該文字盤1
aの下側に配置する事が一般的であり、その為に、例え
ば当該時計用の文字盤1aであれば、当該文字盤1aに
適当に孔部を形成して、太陽光が当該太陽電池6に入射
しえる様に構成するとか、当該文字盤1aを黒っぽい色
或いは当該太陽電池6の存在が目立たないように半透明
にするとかの方法を用いて、当該太陽電池6そのものを
外部に見せる様にする構成が採用されている。
【0017】その他の従来例としては、図16に示す様
に、情報表示手段1の周囲に環状に太陽電池6を配置す
る構成の時計も見られる。
【0018】然しながら、係る構成を持つ時計では、汎
用性に乏しく、設計が特殊であり、従ってコストが高く
なり、又特殊な用途に限定されるか、そうでなくとも限
られた数量の製品しか流通しない性格のものでしかなか
った。
【0019】同様に、時計以外の情報表示手段1とし
て、例えば液晶を使用した表示手段と太陽電池6で駆動
する様な電子機器に於いても、当該不透明な太陽電池を
当該液晶表示手段1bの表面に配置する事は不可能であ
り、また当該液晶表示手段1bに太陽光を透過させる孔
部を設ける事は困難である。
【0020】更に、上記の技術上の欠点を解消する方法
として、図18に示したような、透明性基板上に細幅の
線条体で構成された太陽電池を形成し、人の目では知覚
しえない様に構成した太陽電池を使用して情報表示手段
の上面を被覆する時計或いは液晶表示装置が提案されて
いる。
【0021】次に、図18の太陽電池について説明す
る。
【0022】図18の太陽電池は、セル51〜54から
なる4分割された太陽電池であり、各セルは、複数の電
池線条体55を有し、この電池線条体55の各基端部
が、互いに接続されて、各セル51〜54を形成してい
る。そして、4つのセル51〜54を直列に接続すると
共に、取出電極56、57から充電電流を取り出すよう
に構成している。
【0023】ところで、取出電極56の断面は、図19
(A)のように透明導電膜12が露出しており、露出し
た透明導電膜12の部分12aに出力電極が取り付けら
れるようになっている。又、取出電極57の断面は、図
19(C)に示すようになっており、金属電極上14に
出力電極が取り付けられるようになっている。このた
め、取出電極57の近傍では、電池線条体55を形成で
きるが、取出電極56には、電池線条体55を形成する
ことが出来ない。図19(B)は、図18のB−B’断
面を示す図である。
【0024】なお、図19において、13のハッチング
が異なって表されているが、これは同一のものであり、
細かいハッチングが取出電極57側からの線条体を示
し、粗いハッチングが取出電極56側からの線条体を示
している。
【0025】図18の太陽電池の場合、セル54の電流
値が最大で、セル51の電流値が最小で、セル52、5
3の電流値は、セル54の電流値とセル51の電流値と
の中間値であり、このように、セル毎に取り出せる電流
値が異なってしまい、このような電流値が異なる複数の
セルを直列接続した場合、取り出される電流値は、電流
値が最も小さいセルで律速され、効率的な発電が出来な
いという欠点があった。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、透明性基板上に人
の目に知覚しえない様な細幅の線条体で構成された太陽
電池を形成させる場合、各セルの取出電流を等しくする
と共に、効率よい発電を可能にした新規な電子機器を提
供するものである。
【0027】本発明の他の目的は、各セルの取出電流を
等しくすると共に、効率よい発電を可能にした新規な太
陽電池モジュールを提供するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0029】即ち、本発明に係わる電子機器又は太陽電
池モジュールの第1態様は、情報表示手段の情報表示面
の大部分が太陽電池を有する透明性基板によって被覆さ
れている電子機器又は太陽電池モジュールであって、当
該太陽電池は、当該透明性基板の透明性の大部分を阻害
しないように細幅の線条体形状で、当該透明性基板上に
形成されているものであり、且つ当該太陽電池は、当該
透明性基板の少なくとも一方の主面上に突出する様に形
成されており、且つ当該透明性基板上に形成された当該
複数個の当該細幅の線条体群は、互いに並列的に配置形
成されていると共に、それぞれの太陽電池からなる各線
条体群のそれぞれの基端部は、当該線条体群を囲繞する
太陽電池電極部に接続されており、然も、互いに対象的
な位置から、若しくは互いに対象的な位置の近傍から対
向する太陽電池電極部に向けて延展されているそれぞれ
の太陽電池の線条体は、対向する太陽電池電極部から延
展せしめられたそれぞれの太陽電池の線条体と、互いに
等間隔で対向した状態で配置されているか、或いは互い
に等間隔であるが、対向する互いの位置がずらされて配
置せしめられており、然も、当該太陽電池電極部の端部
に取出電極が配置せしめられている太陽電池を有してお
り、且つ、当該複数の太陽電池の線条体群の少なくとも
一部に、その他の太陽電池の線条体群の配列状態とは異
なる配列状態を含んでいる事を特徴とするものである。
【0030】叉、第2態様は、当該太陽電池の線条体群
の配列状態とは異なる配列状態は、それぞれの太陽電池
の線条体が、等間隔に配列されていないものであること
を特徴とするものであり、叉、第3態様は、当該太陽電
池の線条体群の配列状態とは異なる配列状態は、少なく
とも、当該太陽電池電極部の端部に取出電極が配置され
ている位置の近傍に設けられる事を特徴とするものであ
り、叉、第4態様は、当該太陽電池電極部は、少なくと
も2個に分離されて形成され、互いに直列に接続されて
いる事を特徴とするものであり、叉、第5態様は、当該
太陽電池電極部は、少なくとも4個に分離されて形成さ
れ、互いに直列に接続されている事を特徴とするもので
ある。
【0031】又、第6態様は、当該複数個の太陽電池電
極部は、タンデム構造からなる電極構造によって、電気
的に接続されている事を特徴とするものであり、叉、第
7態様は、当該一の太陽電池電極部の端部には、下部取
出電極が設けられ、当該他の太陽電池電極部の端部に
は、上部取出電極が設けられており、当該一の太陽電池
電極部の当該下部取出電極が設けられている近傍から
は、当該太陽電池の線条体を対向する他の太陽電池電極
部に向けて延展されず、専ら、当該他の太陽電池電極部
の取出電極端部近傍より、当該一の太陽電池電極部にむ
けて適宜の本数の当該太陽電池の線条体を延展せしめた
事を特徴とするものであり、叉、第8態様は、当該一の
太陽電池電極部の当該端部を除く適宜の位置から延展さ
れる少なくとも一部の当該太陽電池の線条体の配置状態
をその他の当該太陽電池の線条体の配置状態とは異なる
配置状態とした事を特徴とするものであり、叉、第9態
様は、当該他の太陽電池電極部の当該端部を除く適宜の
位置から延展される少なくとも一部の当該太陽電池の線
条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線条体の配置
状態とは異なる配置状態とした事を特徴とするものであ
り、叉、第10態様は、当該透明性基板上に形成された
当該複数個の当該太陽電池の細幅の線条体群は、互いに
異なる複数の組に分割され、当該それぞれの組を構成す
る複数の細幅の線条体同志は、互いに並列的に接続され
ており、且つ当該複数の組同志は、互いに直列的に接続
されている事を特徴とするものである。
【0032】又、第11態様は、当該一の組を構成する
互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体は、
他の組を構成する互いに並列的に配置されている複数の
細幅の線条体と互いに対向して配置されているか、対向
する互いの位置がずらされて配置されている事を特徴と
するものであり、叉、第12態様は、当該一の組を構成
する互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体
は、他の組を構成する互いに並列的に配置されている複
数の細幅の線条体と互いにインタリーブ状に嵌入し合う
様に配置せしめられていることを特徴とするものであ
り、叉、第13態様は、当該複数個に分割された当該太
陽電池電極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽
電池電極部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当
該太陽電池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で
接続した直列接続部の近傍に於て当該他の線条体群の配
列状態とは異なる配列状態を含んでいる事を特徴とする
ものであり、叉、第14態様は、当該所定の太陽電池電
極に於て、他の線条体群の配列状態とは異なる配列状態
を含んでいる太陽電池セル内の適宜の場所に、当該他の
線条体群の配列状態とは異なる配列状態を持った細幅の
線条体配列からなる面積調整部が設けられる事を特徴と
するものであり、叉、第15態様は、当該複数個に分割
された当該太陽電池電極部の互いに隣接する端部が、一
方の当該太陽電池電極部の端部に於ける下部電極と隣接
する他方の当該太陽電池電極部の上部電極間とを適宜の
導電性部材で接続した直列接続部と、当該直列接続部に
対向する位置に設けられた他の直列接続部との相互位置
が、非対称位置に形成されている事を特徴とするもので
ある。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明に係わる電子機器、又は、
太陽電池モジュールは、情報表示手段の情報表示面の大
部分が太陽電池を有する透明性基板によって被覆されて
いる電子機器又は太陽電池モジュールであって、当該太
陽電池は、当該透明性基板の透明性の大部分を阻害しな
いように細幅の線条体形状で、当該透明性基板上に形成
されているものであり、且つ当該太陽電池は、当該透明
性基板の少なくとも一方の主面上に突出する様に形成さ
れており、且つ当該透明性基板上に形成された当該複数
個の当該細幅の線条体群は、互いに並列的に配置形成さ
れていると共に、それぞれの太陽電池からなる各線条体
群のそれぞれの基端部は、当該線条体群を囲繞する太陽
電池電極部に接続されており、然も、互いに対象的な位
置から、若しくは互いに対象的な位置の近傍から対向す
る太陽電池電極部に向けて延展されているそれぞれの太
陽電池の線条体は、対向する太陽電池電極部から延展せ
しめられたそれぞれの太陽電池の線条体と、互いに等間
隔で対向した状態で配置されているか、或いは互いに等
間隔であるが、対向する互いの位置がずらされて配置せ
しめられており、然も、当該太陽電池電極部の端部に取
出電極が配置せしめられている太陽電池を有しており、
且つ、当該複数の太陽電池の線条体群の少なくとも一部
に、その他の太陽電池の線条体群の配列状態とは異なる
配列状態を含んでいる事を特徴とするものである。
【0034】
【実施例】以下に、本発明に係る太陽電池付きの電子機
器の一具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0035】即ち、図1乃至図11は、本発明に係る当
該電子機器の一具体例の構成を示す図であって、図1
中、情報表示手段1の情報表示面2の大部分が太陽電池
6を有する透明性基板4からなる太陽電池モジュール3
によって被覆されている電子機器10であって、当該太
陽電池6は、当該透明性基板4の透明性の大部分を阻害
しないように細幅の線条体形状で、当該透明性基板4上
に形成されているものであり、且つ当該太陽電池6は、
当該透明性基板4の少なくとも一方の主面上に突出する
様に形成されていると共に、当該太陽電池6を含む当該
透明性基板からなる当該太陽電池モジュール3は、当該
情報表示手段1に対して、太陽、蛍光灯その他光エネル
ギーからなる光源からの光の入射方向側に配置されて且
つ、当該透明性基板4から突出して形成された当該太陽
電池6は、当該透明性基板4に於ける当該情報表示手段
1に対向する面5に形成されている。
【0036】又、図2(A)は、当該電子機器10が時
計であって、当該情報表示手段1が文字盤1aである例
を示したものであって、当該時計の風防ガラス70内部
に設けた時分針8、9の下部に設けられた情報表示手段
1の上に、当該太陽電池モジュール3が当該情報表示手
段1の少なくとも一部、好ましくは全面を覆う様に配置
されたものである。
【0037】又、図2(B)は、当該風防ガラス70の
内面に、当該太陽電池モジュール3が、太陽電池6が突
出する面を当該文字盤1aの方向となる様に張りつけら
れた構成を有するものである。
【0038】尚、図2(A)及び図2(B)中、21は
当該情報表示手段1の支持体であり、又22は、当該時
分針の駆動モーターを有するムーブメントを示す。
【0039】本発明に於ける当該太陽電池付き電子機器
10に於いては、上記した様に、情報表示手段1の情報
表示面の大部分が太陽電池6を有する透明性基板4によ
って被覆されている事が望ましく、当該太陽電池6は、
当該透明性基板4の透明性の大部分を阻害しないように
当該透明性基板4上に形成されているものである。
【0040】本発明に於ける当該情報表示手段1は、特
に特定されるものではないが、例えば液晶表示手段1
b、数字、画像からなるディスプレイ盤、或いは時計の
文字盤1a等から選択された一つである事が望ましい。
【0041】従って、本発明に於ける当該電子機器10
の一例としては、デジタル若しくはアナログ式の時計で
ある。
【0042】又、本発明に於ける当該太陽電池6のそれ
ぞれは、当該透明性基板4から突出して形成されている
事が必要であり、その結果当該太陽電池6の側壁部30
は、光入射部として機能する様に構成されている。
【0043】つまり、本発明に於ける当該太陽電池6の
側壁部30には、当該透明性基板4を透過した太陽光の
一部若しくは、当該情報表示手段1からの反射光が入射
する様に構成されているのであって、係る構成を採用す
る事によって、当該太陽電池6に於ける当該透明性基板
4及び当該透明性基板4に当接している透明導電膜12
を介して当該発電層13である例えば、アモルファスシ
リコン(非晶質シリコン)層に入射する太陽光、或いは
その他の光源からの光を、当該太陽電池6の側壁部30
からも当該発電層13に取り込む事によって、当該太陽
電池6に於ける光起電力を増大する事が可能となるので
ある。
【0044】尚、本発明に於ける当該太陽電池6に於け
る突起部側の端部に設けられる当該電極14は、金属性
の電極であっても良く、又透明導電膜12と同様の透明
導電層からなる14’であっても良い。
【0045】更に、本発明に於いては、当該太陽電池6
は、図3乃至図5に示す様に、それぞれが目に見えない
程度の細い幅を持つ細幅の線条体35で構成されてお
り、当該複数の細幅の線条体35は、互いに平行に若し
くは所定の間隔を介して互いに隣接して配置されている
ものである。
【0046】本発明に於ける当該細幅の線条体35の幅
L及び当該各細幅の線条体35の配列間隔Wは、当該太
陽電池を含む太陽電池モジュール3に於ける当該細幅の
線条体35が人間の目で知覚されない様な条件に設定さ
れている事が望ましい。
【0047】尚、本発明に於て使用される当該細幅の線
条体35は、直線もしくは曲線で構成されている事も好
ましい。
【0048】本発明に於いては、当該太陽電池6である
細幅の線条体35の幅Lは出来るだけ細くし、当該細幅
の線条体35間の間隔Sを出来るだけ広くする様に構成
される事が望ましい。
【0049】但し、当該細幅の線条体35の幅Lを極端
に細くすると逆に抵抗が増大して発電効果を阻害する事
になるので、その幅は、細い方の限界を8μm程度と考
える事が望ましい。
【0050】本発明に於ける当該太陽電池6を構成する
当該細幅の線条体35の幅Lは、200μm以下である
事が望ましく、更に好ましくは20μm以下である。
【0051】又、本発明に於ける当該太陽電池6を構成
する当該複数の細幅の線条体35の相互の間隔Sは、少
なくとも100μmである事が望ましい。
【0052】一方、本発明に係る当該太陽電池モジュー
ル3に配置形成される当該複数個の当該細幅の線条体群
は、互いに並列的に接続されている事が望ましく、直線
状の細幅の線条体35が互いに平行に配列されているも
のが望ましい。
【0053】図3は、本発明に於ける当該太陽電池モジ
ュール3の具体的な構成を示すものであり、当該透明性
基板4上に形成された当該複数個の細幅の線条体35群
は、4つのセル31〜34に分割され、セル31〜34
を構成する複数の細幅の線条体35同志は、互いに並列
的に配置され、その基端部において、太陽電池電極部3
7で接続されており、且つセル31〜34は、互いに適
宜の接続電極38によって直列的に接続されている。
【0054】そして、一の組を構成する互いに並列的に
配置されている複数の細幅の線条体35aは、他の組を
構成する互いに並列的に配置されている複数の細幅の線
条体35bと互いインタリーブ状に嵌入し合うように配
置せしめられている。
【0055】そして、この具体例でも、図18、図19
と同様に、取出電極36では透明導電膜12が露出して
おり、又、取出電極37では、金属電極膜14上に出力
電極が取り付けられるようになっている。このため、取
出電極37の近傍には、線条体35cを形成できるが、
取出電極36には、線条体35を形成することが出来
ず、このため、セル31の取り出せる電流量が低下す
る。このため、セル31の取り出せる電流量をセル34
と同一にするため、セル31の複数の線条体群の少なく
とも一部に、その他の線条体群の配列状態とは異なる配
列状態となる線条体35dを所定の本数設け、各セルの
線条体の面積、即ち、発電面積が同一になるように構成
している。これにより、セル31〜34の電流量が等し
くなり、高効率の発電が可能になる。
【0056】尚、図4においても、図19と同様に図示
した。
【0057】また、上記説明では、セルを4分割した
が、セル31とセル32とを一体的に形成すると共に、
セル33とセル34とを一体的に形成した2分割した太
陽電池として構成しても良いし、勿論、セル31〜34
を一体的に形成しても良い。
【0058】また、一方のセルの下部電極と他方のセル
の上部電極とを導電性部材で接続する接続電極38の近
傍に本発明を適用しても良い。
【0059】又、図5は、本発明に於ける当該太陽電池
モジュール3の他の構成を示すものであり、当該透明性
基板4上に形成された当該複数個の細幅の線条体35群
は、4組に分割され、当該それぞれの組を構成する複数
の細幅の線条体35同志は、互いに並列的に配置され、
その基端部において、電極部37に接続されており、且
つ当該複数の組同志は、互いに適宜の接続電極38によ
って直列的に接続されている。この場合においても、取
出電極37の近傍には、線条体35fを形成できるが、
取出電極36には、線条体35を形成することが出来
ず、このため、セル31の取り出せる電極流量が低下す
る。このため、セル31の取り出せる電極流量をセル3
4と同一にするために、面積調整部としての線条体35
gを設け、取り出せる電流量を等しくしている。
【0060】なお、太陽電池の発電層に多重積層型のタ
ンデム構造を採用した場合、電極の剥き出し箇所が外部
端子との接続部分である取出電極のみとなるので、この
場合、本発明の面積補正は、外部端子接続箇所のみに対
して行えば良い。
【0061】このように、本発明の電子機器又は太陽電
池モジュールは、情報表示手段の情報表示面の大部分が
太陽電池を有する透明性基板によって被覆されている電
子機器又は太陽電池モジュールであって、当該太陽電池
は、当該透明性基板の透明性の大部分を阻害しないよう
に細幅の線条体形状で、当該透明性基板上に形成されて
いるものであり、且つ当該太陽電池は、当該透明性基板
の少なくとも一方の主面上に突出する様に形成されてお
り、且つ当該透明性基板上に形成された当該複数個の当
該細幅の線条体群は、互いに並列的に配置形成されてい
ると共に、それぞれの太陽電池からなる各線条体群のそ
れぞれの基端部は、当該線条体群を囲繞する太陽電池電
極部に接続されており、然も、互いに対象的な位置か
ら、若しくは互いに対象的な位置の近傍から対向する太
陽電池電極部に向けて延展されているそれぞれの太陽電
池の線条体は、対向する太陽電池電極部から延展せしめ
られたそれぞれの太陽電池の線条体と、互いに等間隔で
対向した状態で配置されているか、或いは互いに等間隔
であるが、対向する互いの位置がずらされて配置せしめ
られており、然も、当該太陽電池電極部の端部に取出電
極が配置せしめられている太陽電池を有しており、且
つ、当該複数の太陽電池の線条体群の少なくとも一部
に、その他の太陽電池の線条体群の配列状態とは異なる
配列状態を含んでいる事を特徴とするものである。
【0062】叉、当該太陽電池の線条体群の配列状態と
は異なる配列状態は、それぞれの太陽電池の線条体が、
等間隔に配列されていないものであることを特徴とする
ものであり、叉、当該太陽電池の線条体群の配列状態と
は異なる配列状態は、少なくとも、当該太陽電池電極部
の端部に取出電極が配置されている位置の近傍に設けら
れる事を特徴とするものであり、叉、当該太陽電池電極
部は、少なくとも2個に分離されて形成され、互いに直
列に接続されている事を特徴とするものであり、叉、当
該太陽電池電極部は、少なくとも4個に分離されて形成
され、互いに直列に接続されている事を特徴とするもの
である。
【0063】又、当該複数個の太陽電池電極部は、互い
にその端部に於て、タンデム構造からなる電極構造によ
って、電気的に接続されている事を特徴とするものであ
り、叉、当該一の太陽電池電極部の端部には、下部取出
電極が設けられ、当該他の太陽電池電極部の端部には、
上部取出電極が設けられており、当該一の太陽電池電極
部の当該下部取出電極が設けられている近傍からは、当
該太陽電池の線条体を対向する他の太陽電池電極部に向
けて延展されず、専ら、当該他の太陽電池電極部の端部
近傍より、当該一の太陽電池電極部にむけて適宜の本数
の当該太陽電池の線条体を延展せしめた事を特徴とする
ものであり、叉、当該一の太陽電池電極部の当該端部を
除く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該太
陽電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線
条体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴とす
るものであり、叉、当該他の太陽電池電極部の当該端部
を除く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該
太陽電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の
線条体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴と
するものであり、叉、当該透明性基板上に形成された当
該複数個の当該太陽電池の細幅の線条体群は、互いに異
なる複数の組に分割され、当該それぞれの組を構成する
複数の細幅の線条体同志は、互いに並列的に接続されて
おり、且つ当該複数の組同志は、互いに直列的に接続さ
れている事を特徴とするものである。
【0064】又、当該一の組を構成する互いに並列的に
配置されている複数の細幅の線条体は、他の組を構成す
る互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体と
互いに対向して配置されているか、対向する互いの位置
がずらされて配置されている事を特徴とするものであ
り、叉、当該一の組を構成する互いに並列的に配置され
ている複数の細幅の線条体は、他の組を構成する互いに
並列的に配置されている複数の細幅の線条体と互いにイ
ンタリーブ状に嵌入し合う様に配置せしめられているこ
とを特徴とするものであり、叉、当該複数個に分割され
た当該太陽電池電極部の互いに隣接する端部が、一方の
当該太陽電池電極部の端部に於ける下部電極と隣接する
他方の当該太陽電池電極部の上部電極間とを適宜の導電
性部材で接続した直列接続部の近傍に於て当該他の線条
体群の配列状態とは異なる配列状態を含んでいる事を特
徴とするものであり、叉、当該所定の太陽電池電極に於
て、他の線条体群の配列状態とは異なる配列状態を含ん
でいる太陽電池セル内の適宜の場所に、当該他の線条体
群の配列状態とは異なる配列状態を持った細幅の線条体
配列からなる面積調整部が設けられる事を特徴とするも
のであり、叉、当該複数個に分割された当該太陽電池電
極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽電池電極
部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当該太陽電
池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で接続した
直列接続部と、当該直列接続部に対向する位置に設けら
れた他の直列接続部との相互位置が、非対称位置に形成
されている事を特徴とするものである。直列接続部を対
称に配置した場合、直列接続部から細幅の線条体を出す
ことができないから、狭い領域内に無駄な領域が発生す
るが、図3の紙面上下に示した直列接続部のように、直
列接続部を少しずらせて非対称位置に配置することで、
細幅の線条体を有効に配置することが出来るのである。
【0065】本発明に於ける当該太陽電池6に於ける当
該2つの電極12、14に挟まれた当該発電層13は、
単結晶シリコンであっても良く、又、非晶質シリコン膜
であっても良いが、他の光起電力を有する材料であれば
如何なるものでも使用可能である。
【0066】本発明に於いては、当該太陽電池モジュー
ル3を時計等の風防ガラス70の下側、つまり太陽光が
入射する面とは反対側の面、即ち情報表示手段1に面し
た面に配置することが好ましい。
【0067】本発明に於いては、上記した様な構成を採
る事によって、太陽電池素子を肉眼で認識することがで
きなくなり、時計の風防ガラス70等にこの太陽電池6
を用いた場合、デザインに制約のない太陽電池時計を作
成することが可能となる。
【0068】然も、本発明に於いては、当該太陽電池6
そのものの起電力を従来の太陽電池よりも増大させる事
が可能であり、それによって、駆動時間の延長が可能と
なると共に、太陽電池そのものの微細化も可能となる。
【0069】次に、図1に示された様な本発明に係る当
該太陽電池6と透明性基板4を含む太陽電池モジュール
3を構成する方法の一具体例について詳細に説明する。
【0070】本発明においては、太陽電池6を形成する
ための基板として、ガラスやプラスチック等の透明性基
板4を用いる。
【0071】太陽電池6を作成する手順としては、まず
図6(A)に示す様に、透明性基板4上に透明導電膜1
2を成膜し、その上にフォトリソグラフィー法(以下フ
ォトリソ)によりレジストパターン40を形成する。
【0072】ここでは、透明導電膜12としては酸化イ
ンジウムスズ(ITO)を用いる場合を説明する。
【0073】まず、ITO12の成膜はスパッタリング
法により行う。このときのスパッタリングの条件は、ス
パッタリング装置内に100sccmのアルゴンガスと
2sccmの酸素ガスを導入し、装置内の圧力を0.6
7Pa〜4Paとして、これに1KW〜3KWの高周波
電力(13.56MHz)を印加して生成したプラズマ
によって行う。
【0074】つぎに、図6(B)に示す様に、上記のレ
ジスト膜40をマスクパターンとして透明導電膜12を
エッチングする。
【0075】係るITO膜12のエッチングは、ドライ
エッチングにて行う。ITOのドライエッチングは、ド
ライエッチング装置内に100sccm〜300scc
mの臭化ガスと0sccm〜100sccmのアルゴン
ガスを導入し、全体の圧力を1.33Pa〜13.3P
aとして、これに1〜3KWの高周波電力(13.56
MHz)を印加して、生成したプラズマによって行う。
【0076】その後、図6(C)に示す様に、レジスト
をいったん剥離し、当該透明性基板4と当該透明電極膜
12の表面にa−Si膜からなる発電層13と上部電極
膜14’であるITOを成膜する。上部電極膜14’
は、チタンやアルミなどの金属膜でも良いが、文字盤か
らの反射光も発電に利用するするために透明導電膜であ
ることが望ましい。
【0077】ここで、a−Siの成膜はプラズマCVD
法により行う。このときP型のa−Si膜を成膜するに
は、プラズマCVD装置内にシランガス500sccm
と0.1sccm〜1sccmのジボランガスを導入
し、装置内の圧力を67Pa〜266Paとし、50W
〜300Wの高周波電力(13.56MHz)を印加し
て生成したプラズマを用いてガスを分解し、温度を25
0℃とした電極上に基板をおいて行う。
【0078】I型のa−Si膜を成膜するには、プラズ
マCVD装置内にシランガス500sccmを導入し、
装置内の圧力を67Pa〜266Paとし、50W〜3
00Wの高周波電力(13.56MHz)を印加して生
成したプラズマを用いてガスを分解し、温度を250℃
とした電極上に基板1をおいて行う。
【0079】N型のa−Si膜を成膜するには、プラズ
マCVD装置内にシランガス500sccmと0.1s
ccm〜1sccmのホスフィンガスを導入し、装置内
の圧力を67Pa〜266Paとし、50W〜300W
の高周波電力(13.56MHz)を印加して生成した
プラズマを用いてガスを分解し、温度を250℃とした
電極上に基板をおいて行う。
【0080】さらにこの上にフォトリソによりレジスト
パターン41を形成する。そして、このレジストパター
ン41をエッチングマスクとしてITO膜とa−Si膜
のエッチングを行う事によって図7に示す様な構成が得
られる。
【0081】このレジストパターン41は、第1に下部
電極を取り出すことを目的とし、第2に発電部と表示部
を形成することを目的としている。このレジストパター
ンを図3〜図5のような形状にすることにより、発電部
6を持った太陽電池モジュール3を形成することができ
る。
【0082】更に、本発明に於いては、図8(A)及び
図8(B)に示す様に、当該太陽電池モジュール3の表
面を適宜の保護膜45或いは基体よりも屈折率の低い反
射防止膜46で被覆する様にしたものであっても良い。
【0083】ITOのエッチングは、前述と同様にし
て、ドライエッチング装置にて行い、このドライエッチ
ング装置内にて連続してa−Si膜のエッチングを行
う。
【0084】a−Si膜からなる発電層13のエッチン
グは、ドライエッチング装置内に100sccm〜30
0sccmのSF6ガスと0sccm〜100sccm
のCl2ガスを導入し、全体の圧力を6.7Pa〜27
Paとして、これに100W〜1000Wの高周波電力
(13.56MHz)を印加して生成したプラズマによ
って行う。
【0085】さらに、レジストパターンを剥離した後、
各素子を導電性ペーストで直列接続し、合成された起電
力を生じるものにする。この後、上面に保護膜として、
透明樹脂を塗布するなどして図17(B)に示す様な接
続構造を有する太陽電池が完成する。
【0086】一方、図9(A)及び図9(B)は、本発
明に係る当該太陽電池モジュール3の他の製造方法の例
を示すものであって、図9(A)に示す様に、先ず、透
明性基板4上に透明導電膜12、a−Si膜からなる発
電層13及び下部電極として透明導電膜14’を図示の
様に形成し、その上に適宜のレジストを形成し、当該レ
ジストを適宜のパターンでパターン化したレジストパタ
ーン48を図9(B)に示す様にマスクとして当該透明
導電膜12、a−Si膜からなる発電層13及び透明電
極14を同時にエッチングして太陽電池6を構成する細
幅の線条体35を形成する方法である。
【0087】尚、図10(A)乃至図11(F)は、隣
接する太陽電池6間の接続電極の形成方法の一例を示す
図であり、先ず図10(B)に示す様に、ガラスからな
る透明性基板4上に下部電極膜であるITO電極12を
成膜し、この上に所望の形のレジストパターン40を形
成する。
【0088】そして、このレジストパターン40をエッ
チングマスクとしてITO電極12のエッチングを行い
図10(C)とする。
【0089】この時、太陽電池素子を図7の形状にした
い場合には、発電エリアは図6(A)に示すレジストパ
ターンを形成し、図9(B)の形状にしたい場合には、
発電エリアは図10(B)に示す様に全面レジストで覆
う。
【0090】次に、レジストを剥離した後、図10
(D)に示す様にa−Si膜からなる発電層13と上部
電極膜であるITO電極14を連続成膜し、この上に所
望のレジストパターン41を形成する。
【0091】更に、このレジストパターン41をエッチ
ングマスクとして上部電極である透明電極層14である
ITOとa−Si膜からなる発電層13のエッチングを
行う。
【0092】この後、レジストを剥離し、導電ペースト
80にて下部電極12と上部電極14とをつなぎ、保護
膜81を塗って図10(F)の構造を得る。
【0093】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、透
明性基板上に人の目に知覚しえない様な細幅の線条体で
構成された太陽電池を形成させる場合、各セルの取出電
流を等しくすることができ、その結果、効率よい発電が
可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる太陽電池付き電子機器の構成の
一例を示す断面図である。
【図2】(A)は、本発明の太陽電池付き時計の構成例
を示す断面図、(B)は、本発明の太陽電池付き時計の
他の構成例を示す断面図である。図である。
【図3】(A)は、本発明の太陽電池モジュールの平面
図、(B)は、線条体部分を拡大した平面図である。
【図4】本発明による線条体部分の断面図である。
【図5】本発明の太陽電池モジュールの他の具体例の平
面図である。
【図6】本発明の太陽電池モジュールを製造する方法を
説明する図である。
【図7】本発明により得られた太陽電池モジュールの一
例を示す断面図である。
【図8】本発明の太陽電池モジュールの他の例を示す断
面図である。
【図9】本発明の太陽電池モジュールの別の構成例を示
す図である。
【図10】太陽電池モジュールの電極接続部を形成する
工程を示す図である。
【図11】図10の続きの工程を示す図である。
【図12】従来の太陽電池付き時計の一例の構成を示す
断面図である。
【図13】従来の太陽電池付き時計の他の例の構成を示
す断面図である。
【図14】従来の太陽電池モジュールの例を示す平面図
である。
【図15】従来の太陽電池モジュールの他の例を示す平
面図である。
【図16】従来の太陽電池モジュールの別の例を示す平
面図である。
【図17】従来の太陽電池モジュールの電極接続部を形
成する方法の一例を示す図である。
【図18】従来の太陽電池モジュールの平面図である。
【図19】従来の太陽電池モジュールの断面図である。
【符号の説明】
31〜34 セル 35、35a、35b 細幅の線条体 35c、35f 取出電極近傍に設けた細幅の線条体 35d、35g 面積調整用の細幅の線条体 37 太陽電池電極部 38 接続電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G02F 1/13 505 H01L 31/04 H S C Fターム(参考) 2F002 AA00 AB02 AB03 AB04 AB06 AC01 AE00 2F084 AA00 BB07 CC03 FF01 FF05 JJ01 2H088 EA27 HA07 MA20 5B011 DB17 EA10 5F051 AA02 AA05 CA02 CA03 CA04 CA16 DA04 EA02 FA04 FA14 GA03 JA01 JA08

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報表示手段の情報表示面の大部分が太
    陽電池を有する透明性基板によって被覆されている電子
    機器であって、当該太陽電池は、当該透明性基板の透明
    性の大部分を阻害しないように細幅の線条体形状で、当
    該透明性基板上に形成されているものであり、且つ当該
    太陽電池は、当該透明性基板の少なくとも一方の主面上
    に突出する様に形成されており、且つ当該透明性基板上
    に形成された当該複数個の当該細幅の線条体群は、互い
    に並列的に配置形成されていると共に、それぞれの太陽
    電池からなる各線条体群のそれぞれの基端部は、当該線
    条体群を囲繞する太陽電池電極部に接続されており、然
    も、互いに対象的な位置から、若しくは互いに対象的な
    位置の近傍から対向する太陽電池電極部に向けて延展さ
    れているそれぞれの太陽電池の線条体は、対向する太陽
    電池電極部から延展せしめられたそれぞれの太陽電池の
    線条体と、互いに等間隔で対向した状態で配置されてい
    るか、或いは互いに等間隔であるが、対向する互いの位
    置がずらされて配置せしめられており、然も、当該太陽
    電池電極部の端部に取出電極が配置せしめられている太
    陽電池を有しており、且つ、当該複数の太陽電池の線条
    体群の少なくとも一部に、その他の太陽電池の線条体群
    の配列状態とは異なる配列状態を含んでいる事を特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 当該太陽電池の線条体群の配列状態とは
    異なる配列状態は、それぞれの太陽電池の線条体が、等
    間隔に配列されていないものである事を特徴とする請求
    項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 当該太陽電池の線条体群の配列状態とは
    異なる配列状態は、少なくとも、当該太陽電池電極部の
    端部に取出電極が配置されている位置の近傍に設けられ
    る事を特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 当該太陽電池電極部は、少なくとも2個
    に分離されて形成され、互いに直列に接続されている事
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子機
    器。
  5. 【請求項5】 当該太陽電池電極部は、少なくとも4個
    に分離されて形成され、互いに直列に接続されている事
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 当該複数個の太陽電池電極部は、タンデ
    ム構造からなる電極構造によって、電気的に接続されて
    いる事を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載
    の電子機器。
  7. 【請求項7】 当該一の太陽電池電極部の端部には、下
    部取出電極が設けられ、当該他の太陽電池電極部の端部
    には、上部取出電極が設けられており、当該一の太陽電
    池電極部の当該下部取出電極が設けられている近傍から
    は、当該太陽電池の線条体を対向する他の太陽電池電極
    部に向けて延展されず、専ら、当該他の太陽電池電極部
    の取出電極端部近傍より、当該一の太陽電池電極部にむ
    けて適宜の本数の当該太陽電池の線条体を延展せしめた
    事を特徴とする請求項1至6の何れかに記載の電子機
    器。
  8. 【請求項8】 当該一の太陽電池電極部の当該端部を除
    く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該太陽
    電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線条
    体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴とする
    請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 当該他の太陽電池電極部の当該端部を除
    く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該太陽
    電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線条
    体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴とする
    請求項7記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 当該透明性基板上に形成された当該複
    数個の当該太陽電池の細幅の線条体群は、互いに異なる
    複数の組に分割され、当該それぞれの組を構成する複数
    の細幅の線条体同志は、互いに並列的に接続されてお
    り、且つ当該複数の組同志は、互いに直列的に接続され
    ている事を特徴とする請求項第1乃至9項の何れかに記
    載の電子機器。
  11. 【請求項11】 当該一の組を構成する互いに並列的に
    配置されている複数の細幅の線条体は、他の組を構成す
    る互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体と
    互いに対向して配置されているか、対向する互いの位置
    がずらされて配置されている事を特徴とする請求項第7
    乃至10の何れかに記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 当該一の組を構成する互いに並列的に
    配置されている複数の細幅の線条体は、他の組を構成す
    る互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体と
    互いにインタリーブ状に嵌入し合う様に配置せしめられ
    ている事を特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載
    の電子機器。
  13. 【請求項13】 当該複数個に分割された当該太陽電池
    電極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽電池電
    極部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当該太陽
    電池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で接続し
    た直列接続部の近傍に於て当該他の線条体群の配列状態
    とは異なる配列状態を含んでいる事を特徴とする請求項
    1乃至12の何れかに記載の電子機器。
  14. 【請求項14】 当該所定の太陽電池電極に於て、他の
    線条体群の配列状態とは異なる配列状態を含んでいる太
    陽電池セル内の適宜の場所に、当該他の線条体群の配列
    状態とは異なる配列状態を持った細幅の線条体配列から
    なる面積調整部が設けられる事を特徴とする請求項13
    記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 当該複数個に分割された当該太陽電池
    電極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽電池電
    極部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当該太陽
    電池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で接続し
    た直列接続部と、当該直列接続部に対向する位置に設け
    られた他の直列接続部との相互位置が、非対称位置に形
    成されている事を特徴とする請求項1乃至14の何れか
    に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 情報表示手段の情報表示面の大部分が
    太陽電池を有する透明性基板によって被覆されている太
    陽電池モジュールであって、当該太陽電池は、当該透明
    性基板の透明性の大部分を阻害しないように細幅の線条
    体形状で、当該透明性基板上に形成されているものであ
    り、且つ当該太陽電池は、当該透明性基板の少なくとも
    一方の主面上に突出する様に形成されており、且つ当該
    透明性基板上に形成された当該複数個の当該細幅の線条
    体群は、互いに並列的に配置形成されていると共に、そ
    れぞれの太陽電池からなる各線条体群のそれぞれの基端
    部は、当該線条体群を囲繞する太陽電池電極部に接続さ
    れており、然も、互いに対象的な位置から、若しくは互
    いに対象的な位置の近傍から対向する太陽電池電極部に
    向けて延展されているそれぞれの太陽電池の線条体は、
    対向する太陽電池電極部から延展せしめられたそれぞれ
    の太陽電池の線条体と、互いに等間隔で対向した状態で
    配置されているか、或いは互いに等間隔であるが、対向
    する互いの位置がずらされて配置せしめられており、然
    も、当該太陽電池電極部の端部に取出電極が配置せしめ
    られている太陽電池を有しており、且つ、当該複数の太
    陽電池の線条体群の少なくとも一部に、その他の太陽電
    池の線条体群の配列状態とは異なる配列状態を含んでい
    る事を特徴とする太陽電池モジュール。
  17. 【請求項17】 当該太陽電池の線条体群の配列状態と
    は異なる配列状態は、それぞれの太陽電池の線条体が、
    等間隔に配列されていないものである事を特徴とする請
    求項16記載の太陽電池モジュール。
  18. 【請求項18】 当該太陽電池の線条体群の配列状態と
    は異なる配列状態は、少なくとも、当該太陽電池電極部
    の端部に取出電極が配置されている位置の近傍に設けら
    れる事を特徴とする請求項16又は17記載の太陽電池
    モジュール。
  19. 【請求項19】 当該太陽電池電極部は、少なくとも2
    個に分離されて形成され、互いに直列に接続されている
    事を特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載の太
    陽電池モジュール。
  20. 【請求項20】 当該太陽電池電極部は、少なくとも4
    個に分離されて形成され、互いに直列に接続されている
    事を特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載の太
    陽電池モジュール。
  21. 【請求項21】 当該複数個の太陽電池電極部は、互い
    にその端部に於て、タンデム構造からなる電極構造によ
    って、電気的に接続されている事を特徴とする請求項1
    6乃至20の何れか1項に記載の太陽電池モジュール。
  22. 【請求項22】 当該一の太陽電池電極部の端部には、
    下部取出電極が設けられ、当該他の太陽電池電極部の端
    部には、上部取出電極が設けられており、当該一の太陽
    電池電極部の当該下部取出電極が設けられている近傍か
    らは、当該太陽電池の線条体を対向する他の太陽電池電
    極部に向けて延展されず、専ら、当該他の太陽電池電極
    部の端部近傍より、当該一の太陽電池電極部にむけて適
    宜の本数の当該太陽電池の線条体を延展せしめた事を特
    徴とする請求項16至21の何れかに記載の太陽電池モ
    ジュール。
  23. 【請求項23】 当該一の太陽電池電極部の当該端部を
    除く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該太
    陽電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線
    条体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴とす
    る請求項22記載の太陽電池モジュール。
  24. 【請求項24】 当該他の太陽電池電極部の当該端部を
    除く適宜の位置から延展される少なくとも一部の当該太
    陽電池の線条体の配置状態をその他の当該太陽電池の線
    条体の配置状態とは異なる配置状態とした事を特徴とす
    る請求項22記載の太陽電池モジュール。
  25. 【請求項25】 当該透明性基板上に形成された当該複
    数個の当該太陽電池の細幅の線条体群は、互いに異なる
    複数の組に分割され、当該それぞれの組を構成する複数
    の細幅の線条体同志は、互いに並列的に接続されてお
    り、且つ当該複数の組同志は、互いに直列的に接続され
    ている事を特徴とする請求項第16乃至24項の何れか
    に記載の太陽電池モジュール。
  26. 【請求項26】 当該一の組を構成する互いに並列的に
    配置されている複数の細幅の線条体は、他の組を構成す
    る互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体と
    互いに対向して配置されているか、対向する互いの位置
    がずらされて配置されている事を特徴とする請求項第2
    2乃至25項の何れかに記載の太陽電池モジュール。
  27. 【請求項27】 当該一の組を構成する互いに並列的に
    配置されている複数の細幅の線条体は、他の組を構成す
    る互いに並列的に配置されている複数の細幅の線条体と
    互いにインタリーブ状に嵌入し合う様に配置せしめられ
    ている事を特徴とする請求項第22項乃至26項のいず
    れかに記載の太陽電池モジュール。
  28. 【請求項28】 当該複数個に分割された当該太陽電池
    電極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽電池電
    極部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当該太陽
    電池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で接続し
    た直列接続部の近傍に於て当該他の線条体群の配列状態
    とは異なる配列状態を含んでいる事を特徴とする請求項
    16乃至27の何れかに記載の太陽電池モジュール。
  29. 【請求項29】 当該所定の太陽電池電極に於て、他の
    線条体群の配列状態とは異なる配列状態を含んでいる太
    陽電池セル内の適宜の場所に、当該他の線条体群の配列
    状態とは異なる配列状態を持った細幅の線条体配列から
    なる面積調整部が設けられる事を特徴とする請求項28
    記載の太陽電池モジュール。
  30. 【請求項30】 当該複数個に分割された当該太陽電池
    電極部の互いに隣接する端部が、一方の当該太陽電池電
    極部の端部に於ける下部電極と隣接する他方の当該太陽
    電池電極部の上部電極間とを適宜の導電性部材で接続し
    た直列接続部と、当該直列接続部に対向する位置に設け
    られた他の直列接続部との相互位置が、非対称位置に形
    成されている事を特徴とする請求項16乃至29の何れ
    かに記載の太陽電池モジュール。
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