JP2001266454A - ディスク装置のヘッド位置制御方法及びデイスク装置 - Google Patents

ディスク装置のヘッド位置制御方法及びデイスク装置

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    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部でトラックフォーマットされたディスク
媒体を使用するデイスク装置のヘッド位置決め方法及び
装置に関し、アクチュエータの可動範囲を有効に利用す
る。 【解決手段】 ディスク媒体(2)と、ヘッド(3)
と、アクチュエータ(5)と、制御回路(8)とを有す
るディスク装置において、デイスク(2)の記録可能領
域に対し、アクチュエータの可動域に応じたデータ領域
を設定し、論理アドレスをそのデータ領域の物理アドレ
スに変換する変換機構(31)を設ける。個々の装置
で、アクチュエータの可動域に位置ずれがあっても、各
装置で、アクチュエータの可動域を最大限利用した記憶
容量を設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記憶媒体
からヘッドにより情報を読み取り/書き込むディスク装
置において、アクチュエータの可動範囲を有効に使用し
て、記憶容量を高めるためのヘッド位置制御方法及びデ
イスク装置に関する。
【0002】磁気ディスク装置、光ディスク装置等のデ
ィスク記憶装置は、コンピュータ等の記憶装置として広
く利用されている。このようなディスク記憶装置では、
ディスクの記憶容量の増大が求められ、記憶容量は、年
年倍増している。
【0003】
【従来の技術】図17は、従来技術を説明するためのデ
イスク記憶装置の構成図、図18は、そのアクチュエー
タの可動範囲の説明図である。図17に示すように、記
憶デイスク90の各トラック0T−10000Tには、
位置情報が記録されている。位置情報は、トラック番号
とサーボパターンで構成される。
【0004】デイスク90をリード/ライトするヘッド
94は、アクチュエータ91により、デイスク90の半
径方向に移動される。この移動により、ヘッド94は、
デイスク90の各トラックに位置することができる。こ
のアクチュエータ91には、所定の可動範囲がある。即
ち、アクチュエータ91の移動特性が所望のものとなる
範囲に、可動範囲は、制限される。このため、アクチュ
エータ91に、外周ストッパ92と、内周ストッパ93
とが設けられている。
【0005】従って、ヘッド94は、このストッパ9
2,93で規定された範囲でしか、移動できない。一
方、図18は、異なるアクチュエータによるヘッドA,
B,C,Dの可動範囲を示している。即ち、デイスク中
心とアクチュエータ中心との距離、アクチュエータ中心
からのヘッドまでの距離は、各装置により、異なる。こ
の位置関係は、各装置で一致するように、設計、調整は
行われるが、誤差は、生じる。
【0006】近年のデイスク装置のトラック幅は、1μ
m以下であり、誤差が50μmあれば、50トラックず
れる。従って、図18のように、各装置で、ヘッドの可
動範囲が微妙に異なる。従来のセルフSTW方式では、
デイスク装置が、自己のアクチュエータを使用して、位
置情報を書き込み、各トラックをフォーマットするた
め、このずれは、記憶容量に影響しない。
【0007】一方、装置外部で、位置情報を書き込み、
トラックフォーマットを形成したデイスクを、デイスク
装置に組み込む方法が知られている。この方法では、専
用のサーボトラックライタで、デイスクに位置情報を書
き込むため、トラックピッチが小さくても、位置情報を
正確な位置に書き込むことができる。
【0008】しかし、このデイスクを、デイスク装置に
組み込む場合には、図18の可動範囲の相違を考慮する
必要がある。例えば、固定デイスク装置でも、可換デイ
スク装置のように、各可動範囲の共通範囲Common Area
を、各装置で、データ領域として、使用することが考え
られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術では、共通範囲は、アクチュエータの可動範囲
の一部であり、共通範囲以外は、データ領域として、使
用できない。このため、記憶容量を向上することができ
ないという問題が生じる。特に、トラックピッチが、1
μm以下となると、50μm程度の組み立て誤差をもっ
ても、50トラック分の記憶容量の低下が生じる。
【0010】本発明の目的は、アクチュエータの可動範
囲を有効に利用して、デイスクの記憶容量を増大するた
めディスク装置のヘッド位置制御方法及びデイスク装置
を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、アドレス変換によ
り、デイスクの記憶容量を増大するためのディスク装置
のヘッド位置制御方法及びデイスク装置を提供すること
にある。
【0012】本発明の更に他の目的は、外部でトラック
フォーマットされたデイスクと、アクチュエータの可動
範囲を有効に利用して、デイスクの記憶容量を増大する
ためのディスク装置のヘッド位置制御方法及びデイスク
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態のデイス
ク装置のヘッド位置制御方法は、デイスクの記録可能領
域内で、且つ前記デイスクに対し、前記ヘッドを移動す
るアクチュエータの可動制限位置に従うデータ領域を設
定するように、論理アドレスを、前記デイスクの物理ト
ラック位置に変換するステップと、前記ヘッドが前記デ
イスクのトラックから読み出した位置情報と、前記物理
トラック位置とに応じて、前記アクチュエータを駆動す
るステップとを有する。
【0014】本発明の一形態のデイスク装置では、複数
の物理トラックを有するデイスクと、前記デイスクの各
トラックのデータをリード/ライトするためのヘッド
と、前記デイスクに対し、前記ヘッドを移動するアクチ
ュエータと、論理アドレスに対応する前記ディスクの物
理トラックに前記ヘッドを位置制御する制御部とを有
し、前記制御部は、前記デイスクの記録可能領域内で、
且つ前記デイスクに対する前記アクチュエータの可動制
限位置に従うデータ領域を設定するように、前記論理ア
ドレスを、前記デイスクの物理トラック位置に変換し、
且つ前記ヘッドが前記デイスクのトラックから読み出し
た位置情報と、前記物理トラック位置とに応じて、前記
アクチュエータを駆動する。
【0015】この態様では、デイスクの記録可能領域全
体に、位置情報を記録したトラックをフォーマットして
おく。そして、このデイスクを組み込まれたデイスク装
置では、自己のアクチュエータの可動範囲に応じて、そ
の領域からデータ領域を設定する。この設定に応じて、
上位からの論理アドレスを、物理アドレスに変換し、ヘ
ッドを位置制御する。このため、トラックフォーマット
されたデイスクを、装置に組み込んだ場合も、各装置に
おいて、アクチュエータの可動範囲を有効に利用して、
記憶容量を増加できる。又、アドレスの変換により、容
易に実現できる。
【0016】又、本発明の他の態様のディスク装置のヘ
ッド位置制御方法は、前記変換ステップは、前記デイス
クに対し、前記アクチュエータを動作して、前記データ
領域の開始位置を測定するステップと、前記論理アドレ
スを、前記開始位置を用いて、前記物理トラック位置に
変換するステップとを有する。
【0017】本発明の他の態様のディスク装置は、前記
制御部は、前記デイスクに対し、前記アクチュエータを
動作して、前記データ領域を測定して得た前記データ領
域の開始位置を記憶するメモリと、前記論理アドレス
を、前記開始位置を用いて、前記物理トラック位置に変
換する変換部とを有する。
【0018】この態様では、前記変換のため、開始位置
を測定し、この開始位置を用いて、物理トラック位置に
変換しているため、変換のためのパラメータを、少なく
でき、メモリのデータの増加量を少なくでき、且つ変換
も容易である。しかも、装置内で測定するため、正確に
データ領域を設定できる。
【0019】更に、本発明の別のディスク装置のヘッド
位置制御方法は、前記測定ステップは、前記デイスクの
各々の面に対応して設けられた複数の前記ヘッドに対す
る前記データ領域を分割した複数の領域の各々の開始位
置を測定するステップと、前記論理アドレスを、対応す
るヘッド番号の対応する領域の前記開始位置を用いて、
前記物理トラック位置に変換するステップとを有する。
【0020】本発明の別のディスク装置は、前記ヘッド
は、前記デイスクの各々の面に対応して設けられた複数
の前記ヘッドからなり、前記メモリは、前記各々のヘッ
ドに対する前記データ領域を分割した複数の領域の各々
の開始位置を記憶し、前記制御部は、前記論理アドレス
を、対応するヘッド番号の対応する領域の前記開始位置
を用いて、前記物理トラック位置に変換する。
【0021】この態様では、1つのアクチュエータに複
数のヘッドに設けた場合、各ヘッド間に、組立て誤差に
より、ずれが生じるため、これを補正する。この場合、
回転型アクチュエータを使用した場合には、このずれ量
が、デイスクの外周と内周とで異なるため、データ領域
を、複数の領域に分け、各領域で、開始位置を設定し、
補正するようにした。
【0022】本発明の別のディスク装置のヘッド位置制
御方法は、前記測定ステップは、前記複数の領域の各々
の前記ヘッド間の開始位置のずれを測定するステップ
と、前記複数の領域の前記ずれに応じて、前記論理アド
レスに対応するヘッドアドレスを設定するステップとを
有する。
【0023】本発明の別のディスク装置は、前記メモリ
は、前記複数の領域の各々の前記ヘッド間の開始位置の
ずれを記憶し、且つ前記複数の領域の前記ずれに応じ
て、前記論理アドレスに対応する設定されたヘッドアド
レスを記憶する。
【0024】この態様では、領域毎の相対ずれを記憶す
る場合に、領域が重複しないように、相対位置ずれの基
準ヘッドを決定するものである。このため、相対ずれを
用いて、メモリ容量を削減しても、アドレス変換によ
り、領域の重複を防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、デイスク記憶装
置、他の位置制御方法、他の実施の形態の順で説明す
る。
【0026】**デイスク記憶装置** 図1は、本発明の一実施の形態のデイスク記憶装置の構
成図、図2は、図1のアクチュエータの説明図、図3
は、位置ずれの説明図、図4は、位置変換部の構成図、
図5は、位置変換の説明図、図6は、開始位置測定の説
明図、図7は、測定処理フロー図である。
【0027】図1には、デイスク記憶装置として、固定
型磁気デイスクドライブを例に示す。図1に示すよう
に、磁気ディスクドライブ1は、磁気ディスク2と、磁
気ヘッド3とを有する。磁気ディスク2は、図2に示す
ように、同心円の複数のトラックT0−T14000を
有し、各データトラックには、各々位置情報(トラック
番号、サーボ信号)が書き込まれた多数のセクターが設
けられている。例えば、3.5インチの磁気デイスク2
では、デイスク1面に、14000トラック設けられ、
1トラックに、1000セクター設けられる。
【0028】この磁気デイスク2の記録/再生可能領域
は、図2で示すように、0トラックT0から14000
トラックT14000である。これらのトラックは、図
3に示すように、デイスク装置2以外のSTW(Servo
Track Writer)20により、磁気デイスク2に書き込ま
れる。専用の装置のため、高密度でトラックを書き込む
ことができる。
【0029】図3に示すように、この磁気デイスク2
は、デイスクドライブ1のスピンドル4に取りつけられ
る。図3に示すように、装置間の位置誤差により、ST
W20のヘッド23,24の位置と、デイスク装置2の
ヘッド3−1,3−2の位置は、ずれる。
【0030】図1に戻り、磁気ヘッド3は、磁気ディス
ク2の情報を読み取り/書き込む。磁気ヘッド3は、M
R(GMR,TMR)素子と、ライト素子で構成され
る。磁気ディスク2は、スピンドルモータ4により、回
転される。回転型アクチュエータ5は、ボイスコイルモ
ータ(VCM)を有し、磁気ヘッド3を支持するととも
に、磁気ヘッド3を磁気ディスク2のトラック横断方向
に移動する。
【0031】パワーアンプ6は、アクチュエータ5のV
CMを駆動する。スピンドル駆動回路7は、スピンドル
モータ4を駆動する。制御回路8は、マイクロプロセッ
サと、デジタルシグナルプロセッサと、アナログ/デジ
タル変換器と、デジタル/アナログ変換器と、RAM1
1とからなる。
【0032】制御回路(以下、プロセッサという)8
は、磁気ヘッド3からの位置信号を読み取り、磁気ヘッ
ドの現在位置y [k ]を把握し、目標位置(物理トラッ
ク位置)rとの距離(位置誤差)に応じた制御値(制御
電流値)u [k ]を作成する。リード/ ライト回路9
は、プロセッサ8からの指示に応じて、磁気ヘッド3を
リード/ライト制御する。位置検出回路10は、磁気ヘ
ッド3のサーボ信号を復調して、位置信号をプロセッサ
8に出力する。
【0033】ハードディスクコントローラ12は、ホス
トコンピュータとのインターフェース制御を行う。この
ハードディスクコントローラ12には、RAM13が設
けられている。RAM13は、ホストコンピュータから
のデータや、ホストコンピュータへデータを格納する。
【0034】図2は、前記アクチュエータ5と、取りつ
けられた磁気デイスク2との関係図である。アクチュエ
ータ5の可動範囲Mは、アクチュエータ5の外周ストッ
パ50と、内周ストッパ51とで規制される。即ち、磁
気デイスク2の記録可能領域R(物理トラックT0−T
14000)Rより小さい領域Mで、ヘッド3−1が移
動できる。この領域Mを、データ領域という。例えば、
データ領域Mは、1000物理トラックから11000
物理トラックである。このデータ領域Mの開始位置は、
前述の如く、各アクチュエータ、各装置で異なる。この
データ領域は、図6以下で後述する測定により、測定さ
れる。
【0035】ホストからは、この物理トラックを直接示
さない論理アドレス(LBA)が与えられる。従って、
このように設定されたデータ領域の物理アドレスに、論
理アドレスを変換する必要がある。図4は、そのための
位置制御系の機能ブロック図、図5は、その説明図であ
る。
【0036】図4に示すように、MCU8は、インタフ
ェイス部30と、位置変換部31と、位置制御部32と
を有する。インタフェイス部30は、仮想位置テーブル
11−1を用いて、HDC12からの論理アドレスを仮
想位置(ヘッド、トラック)に変換する。図5に示すよ
うに、仮想位置は、磁気デイスク2の物理トラックに対
し、例えば、物理トラック0を基準とし、そのデイスク
面に設定された容量(トラック数)の範囲に設定され、
各装置に共通である。
【0037】位置変換部31は、補正テーブル11−2
を用いて、仮想位置を、データ領域内の物理トラックに
変換する。補正テーブル11−2は、各ヘッド3−1,
3−2のデータ領域の開始位置Xofsを、デイスク2
の物理トラック0からのトラック数で格納する。従っ
て、位置変換部31は、テーブル11−2から開始位置
Xofsを読み出し、仮想位置に加算して、実物理トラ
ックを計算する。この関係を、図5に示し、開始位置
は、外周ストッパの位置に対し、熱変形、衝撃による変
形のマージンを持って設定される。
【0038】位置制御部32は、物理トラック位置を、
目標位置とし、目標位置とヘッド3からの現在位置との
位置誤差により、制御値を計算する周知のサーボ制御部
であり、現在オブザーバ制御等を用いることができる。
ここで、テーブル11−2は、各ヘッド3−1,3−2
の開始位置を格納している。図2に示すように、1つの
アクチュエータ5に、2つ以上のヘッド3−1,3−2
が取りつけられた場合、取りつけ誤差により、各ヘッド
の位置が異なる。従って、各ヘッドの前述の開始位置も
異なるため、ヘッド毎に、開始位置を格納する。
【0039】次に、前述のデータ領域Mの開始位置を測
定する処理を説明する。このためには、MCU8が、ア
クチュエータ5をデイスクの外周側に移動させ、アクチ
ュエータ5が移動しなくなったときの、ヘッドが読み出
すトラックアドレスを検出する。これを、工場で行い、
テーブル11−2に格納する。
【0040】この時、前述のように、外部でフォーマッ
トされたデイスクを取り付ける装置では、回転中心の相
違から、偏心が生じる。図6は、このデイスクの偏心の
様子を示す。偏心しても、トラック全体に位置付けるた
めには、偏心の最大値が、外周ストッパ位置にあるトラ
ックを検出する必要がある。図6の場合は、トラック1
00番である。図7は、これを行うための測定処理フロ
ー図である。 (S1)開始セクタStart Sectorを「0」に設定する。 (S2)事前に決めておいたストッパに当たらないトラ
ック位置Seek StartTargetへシークする。 (S3)目標位置SeekTargetを、「−1」し、開始セク
タStart Sectorまで回転待ちし、目標トラックSeekTarg
etにシークする。 (S4)MCU8は、移動できるか判定する。例えば、
ヘッドの読み取るトラック番号がシークにより、変化す
るかを判定する。移動した場合には、ステップS3に戻
る。 (S5)移動できない場合には、その目標位置を、その
セクタ位置での、最外周位置として、テーブルに格納す
る。開始セクタを、「+1」する。 (S6)次に、開始セクタStartSectorが、最大セクタM
axSector以下かを判定する。以下なら、ステップS2に
戻る。 (S7)以下でないなら、前述のテーブルに格納した各
セクタでの最外周トラック位置から、最小値を求め、こ
れをストッパトラック位置とする。そして、終了する。
【0041】尚、この測定したストッパトラック位置か
ら熱変形等のマージンを見込み、開始位置を決定し、テ
ーブル11−2に設定する。このように、デイスクの記
録領域全体に、位置情報を記録したトラックを設けてお
き、デイスクを取り付けたデイスク装置では、自己の可
動範囲に応じて、データ領域を設定するため、各装置の
可動開始位置が異なっても、可動範囲を有効に利用し
て、記憶容量を増大できる。また、装置個々で、このデ
ータ領域を測定するため、記憶容量をより増大できる。
このデイスク装置として、ハードデイスク装置で説明し
たが、デイスクを固定する光デイスク、光磁気デイスク
装置にも適用できる。
【0042】**他の位置制御方法** 図8及び図9は、本発明の他の位置制御方法の説明図で
ある。図2に示したように、回転型アクチュエータ5を
使用した場合には、移動軌跡は円弧となる。このため、
アクチュエータ5に設けられた2つのヘッド3−1,3
−2の間の位置ずれは、図8に示すように、デイスク2
の外周と内周では、相違する。例えば、外周では、ヘッ
ド3−1が、1000番トラックにあるときは、ヘッド
3−2は、1002番トラックにあると、ヘッド間のず
れを2トラックであるとする。内周では、ヘッド3−1
が、10000番トラックにあるときは、ヘッド3−2
は、10004番トラックに位置し、ヘッド間のずれ
は、4トラックとなる。
【0043】即ち、前述のように、各ヘッドの全データ
領域を、開始位置Xf1,Xf2で定義する場合には、
このヘッド間のずれの相違は、ヘッド切り替え時のシー
ク時間の増加をもたらす。例えば、開始位置をヘッド3
−1は、1000トラック、ヘッド3−2は、1002
トラックとすると、ヘッド3−1が選択され、仮想位置
が9000トラックとすると、ヘッド3−1の物理アド
レスは、10000トラックとなり、ヘッド3−2の物
理アドレスは、10004トラックとなる。このため、
ヘッド3−2の仮想位置9000トラックを指定された
時、即ち、ヘッド切り替えの時に、前述の開始位置で
は、ヘッド3−2を、10002トラックに位置付ける
必要がある。従って、2トラック分のシークが必要とな
る。
【0044】このヘッド切り替え時のシークを防止する
には、前述のヘッド3−2の内周位置での開始位置を外
周位置での開始位置と異ならせれば良い。即ち、図9に
示すように、ヘッド間の位置ずれの相違に応じ、データ
領域Mを複数の領域M1−Mnに分割し、各々の領域に
開始位置を設定する。例えば、前述の例では、ヘッド3
−2の外周の領域の開始位置は、1002トラックのま
まとし、内周の領域の開始位置を、1004トラックと
する。
【0045】図10は、本発明の他の実施の形態の位置
制御部の構成図であり、前述のヘッド切り替えのシーク
を最小とするための構成である。図10において、図4
で示したものと、同一のものは、同一の記号で示してあ
る。
【0046】補正テーブル11−2は、2つのテーブル
110,111からなる。第1のテーブル110は、各
ヘッド3−1,3−2の各々の外周ストッパ位置を格納
する。第2のテーブル111は、各ヘッド3−1,3−
2の各々の領域の位置ずれ量を格納する。この位置ずれ
量は、その領域の前述の外周ストッパ位置からのずれ量
で定義される。
【0047】従って、位置変換部31は、与えられたヘ
ッド番号により、テーブル110を参照して、そのヘッ
ドの外周ストッパ位置を求め、次に、仮想トラック位置か
ら所属するゾーン(領域)を求める。そして、そのゾー
ンの位置ずれ量を、テーブル111から求める。仮想位
置に、外周ストッパ位置と位置ずれ量を加算して、物理
トラック位置を計算する。
【0048】外周ストッパの位置は、前述の測定によ
り、得られる。各ゾーンの位置ずれ量は、設定した各ゾ
ーンの所定トラックにシークし、各ヘッドの読み取るト
ラック番号から、ヘッド間の位置ずれを計算し、各ヘッ
ドの各ゾーンの位置ずれ量を計算する。この場合、基本
的には、基準となるヘッド、図9では、ヘッド3−1の
各領域の位置ずれ量は、ゼロであり、これにより、基準
ヘッドのデータ領域は、連続する。
【0049】この実施の形態で、両ヘッドの位置ずれ量
を格納している意味は、ヘッド切り替え時に、シーク距
離を最小にするため、基準ヘッド側も、同様に、ずらす
ことができるようにしている。
【0050】図11及び図12は、本発明の別の実施の
態様の位置変換の説明図である。図9、図10で説明し
た実施の態様の変形例である。図9及び図10で説明し
たように、複数のヘッドの各々に、領域を設定し、位置
ずれを補正することにより、ヘッド切り替え時のシーク
を減らすことができる。図9及び図10において、基準
ヘッドの位置ずれ量をゼロとすると、基準ヘッドの位置
ずれ量を格納する必要がない。従って、位置ずれ量の格
納領域を減少できる。即ち、基準ヘッドに対する他のヘ
ッドの相対位置ずれ量を格納することにより、メモリ容
量を削減して、同一の効果を奏することができる。
【0051】この場合、外周から内周に向かい、相対位
置ずれ量が増加することが、前提である。図11に示す
ように、基準ヘッド0に対し、ヘッド1の位置ずれ量Of
fsetが、減少する場合には、ヘッド1の各領域が重なっ
てしまう。これを防止するため、位置ずれ量が減少する
場合には、図12に示すように、基準ヘッドを、ヘッド
1に、従属ヘッドをヘッド0に置き換える。位置ずれ量
は、前述のものの符号を反転したものを使用する。
【0052】図13は、本発明の別の実施の形態の位置
制御部の構成図であり、前述のヘッド切り替えのシーク
を最小とするための構成である。図13において、図
4、図10で示したものと、同一のものは、同一の記号
で示してある。
【0053】補正テーブル11−2は、3つのテーブル
110,111、112からなる。第3のテーブル11
2は、インタフェイス処理部30で変換された仮想ヘッ
ド0,1の各々に対応する物理ヘッド番号を格納する。
第1のテーブル110は、仮想ヘッド0の外周ストッパ
位置を格納する。第2のテーブル111は、仮想ヘッド
0の各領域を基準として、仮想ヘッド1の各々の領域の
位置ずれ量を格納する。
【0054】従って、位置変換部31は、与えられた仮
想ヘッド番号により、テーブル112を参照して、対応
する物理ヘッド番号を求める。仮想ヘッド番号0のスト
ッパ位置を、テーブル110を参照して、求め、次に、仮
想トラック位置から所属するゾーン(領域)を求める。
そして、仮想ヘッド番号が「1」の場合は、そのゾーン
の位置ずれ量を、テーブル111から求める。位置変換
部31は、仮想ヘッドが「0」の場合は、仮想トラック
位置に、外周ストッパ位置を加算して、物理トラック位
置を計算する。又、位置変換部31は、仮想ヘッドが
「1」の場合は、仮想トラック位置に、ストッパ位置と
位置ずれ量を加算して、物理トラック位置を計算する。
【0055】外周ストッパの位置は、前述の測定によ
り、得られる。各ゾーンのヘッド間の位置ずれ量は、設
定した各ゾーンの所定トラックにシークし、各ヘッドの
読み取るトラック番号から、ヘッド間の位置ずれを計算
して得る。この測定方法を、図14に示す。 (S10)前述のように、各ゾーンのヘッド間の位置ず
れ量を計測する。 (S11)位置ずれ量を比較して、外周から内周に向け
て、ずれが増分かを判定する。 (S12)ずれが増分であれば、テーブル112に、仮
想ヘッド0に、ヘッド0を、仮想ヘッドに、ヘッド1を
設定し、測定した各領域のズレ量を、テーブル111に
格納して、終了する。 (S13)ずれが増分でない時は、図11で示したよう
に、領域の境界が重なるため、図12で示したように、
テーブル112に、仮想ヘッド0に、ヘッド1を、仮想
ヘッド1に、ヘッド0を設定する。そして、測定した各
領域のずれ量のを符号を反転して、テーブル111に格
納して、終了する。この実施の態様では、前述したメモ
リの削減の効果の他に、測定した位置ずれをそのまま使
用でき、測定処理が簡単となる。
【0056】[他の実施の態様]図15は、本発明の更
に他の実施の態様の位置制御部のブロック図である。図
中、図1、図4、図10、図13で示したものと同一の
ものは、同一の記号で示してある。図15において、位
置制御部32は、位置誤差を演算する演算器33と、サ
ーボコントローラ34とからなる。演算器33は、前述
の変換された物理トラック位置から、ヘッド3の読み取
った位置信号から復調された現在位置を差し引き、位置
誤差を演算する。サーボコントローラ34は、位置誤差
からアクチュエータ5の制御量を演算する。
【0057】サーボコントローラ34は、アクチュエー
タの位置におうじて、サーボループゲインの補正、ヘッ
ドの検出感度の補正、アクチュエータに加わるバイアス
力の補正等を行う。この位置決め制御に不可欠なキャリ
ブレーション結果による補正処理は、前述の仮想位置に
応じて行う。
【0058】即ち、各アクチュエータに共通な仮想位置
に応じて、キャリブレーション結果を読み出すことによ
り、全ての装置で共通の処理プログラムを利用できる。
若し、変換された物理位置を使用する場合には、アクチ
ュエータが同一の位置に在っても、物理位置は異なるた
め、共通のプログラムを利用できない。
【0059】図16は、本発明の他の実施の態様の説明
図であり、前述のテーブル11−2の格納位置を示す。
前述のように、テーブル11−2は、各装置で異なるた
め、格納位置が問題となる。1つの例は、回路上の不揮
発性メモリ(ROM)に記憶することである。
【0060】この場合、何らかの障害により、回路の交
換が必要な場合には、テーブル11−2も消失する。こ
のため、その装置は、再度テーブル11−2を作成する
手間がかかる。そこで、このような回路の交換があって
も、テーブル11−2が装置から消失しないように、デ
イスク媒体上に、テーブル11−2を記憶する。この場
合、装置固有のテーブル11−2を、図16に示すよう
に、データ領域の中央のトラック(固有情報記憶域)
に、記憶すると良い。このようにすると、熱変形、衝撃
を受けても、常にアクセスできる。この時、テーブル1
1−2には、前述の固有情報の記憶域を、飛ばして、ア
クセスするように、各領域の位置ズレを設定する。
【0061】以上、本発明を実施の態様により、説明し
たが、本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形が可
能であり、本発明の技術的範囲から排除するもではな
い。
【0062】
【発明の効果】デイスクの記録可能領域全体に、位置情
報を記録したトラックをフォーマットしておき、このデ
イスクを組み込まれたデイスク装置では、自己のアクチ
ュエータの可動範囲に応じて、その領域からデータ領域
を設定する。この設定に応じて、上位からの論理アドレ
スを、物理アドレスに変換し、ヘッドを位置制御する。
このため、トラックフォーマットされたデイスクを、装
置に組み込んだ場合も、各装置において、アクチュエー
タの可動範囲を有効に利用して、記憶容量を増加でき
る。又、アドレスの変換により、容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデイスク装置の構成図
である。
【図2】図1のアクチュエータとデイスクの説明図であ
る。
【図3】図1のデイスクのトラックとヘッドとの関係図
である。
【図4】図1のMCUの構成図である。
【図5】図4の位置変換動作の説明図である。
【図6】データ領域測定のための偏心の説明図である。
【図7】本発明の一実施の態様の変換位置測定フロー図
である。
【図8】本発明の他の位置変換方法を説明するためのヘ
ッド間の位置ズレ量の説明図である。
【図9】本発明の他の実施の態様の位置変換の説明図で
ある。
【図10】本発明の他の実施の態様の位置制御部のブロ
ック図である。
【図11】本発明の別の位置変換方法を説明するための
ヘッド間の位置ズレ量の説明図である。
【図12】本発明の別の実施の態様の位置変換の説明図
である。
【図13】本発明の別の実施の態様の位置制御部のブロ
ック図である。
【図14】本発明の別の位置変換のための位置ずれ量測
定フロー図である。
【図15】本発明の更に別の実施の態様の位置制御部の
ブロック図である。
【図16】本発明の一実施の態様のテーブル記憶域の説
明図である。
【図17】従来技術のデイスク装置の説明図である。
【図18】従来技術のデータ領域の説明図である。
【符号の説明】
1 デイスクドライブ 2 磁気デイスク 3 磁気ヘッド 4 スピンドル 5 回転型アクチュエータ 8 制御部 11−2 位置変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 美津雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山田 朋良 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D066 AA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理アドレスに対応するディスクの物理
    トラックにヘッドを位置制御するデイスク記憶装置のヘ
    ッド位置制御方法において、 前記デイスクの記録可能領域内で、且つ前記デイスクに
    対し、前記ヘッドを移動するアクチュエータの可動制限
    位置に従うデータ領域を設定するように、前記論理アド
    レスを、前記デイスクの物理トラック位置に変換するス
    テップと、 前記ヘッドが前記デイスクのトラックから読み出した位
    置情報と、前記物理トラック位置とに応じて、前記アク
    チュエータを駆動するステップとを有することを特徴と
    するディスク装置のヘッド位置制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のディスク装置のヘッド位置制
    御方法において、 前記変換ステップは、 前記デイスクに対し、前記アクチュエータを動作して、
    前記データ領域の開始位置を測定するステップと、 前記論理アドレスを、前記開始位置を用いて、前記物理
    トラック位置に変換するステップとを有することを特徴
    とするディスク装置のヘッド位置制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2のディスク装置のヘッド位置制
    御方法において、 前記測定ステップは、 前記デイスクの各々の面に対応して設けられた複数の前
    記ヘッドに対する前記データ領域を分割した複数の領域
    の各々の開始位置を測定するステップと、 前記論理アドレスを、対応するヘッド番号の対応する領
    域の前記開始位置を用いて、前記物理トラック位置に変
    換するステップとを有することを特徴とするディスク装
    置のヘッド位置制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3のディスク装置のヘッド位置制
    御方法において、 前記測定ステップは、 前記複数の領域の各々の前記ヘッド間の開始位置のずれ
    を測定するステップと、 前記複数の領域の前記ずれに応じて、前記論理アドレス
    に対応するヘッドアドレスを設定するステップとを有す
    ることを特徴とするディスク装置のヘッド位置制御方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の物理トラックを有するデイスク
    と、 前記デイスクの各トラックのデータをリード/ライトす
    るためのヘッドと、 前記デイスクに対し、前記ヘッドを移動するアクチュエ
    ータと、 論理アドレスに対応する前記ディスクの物理トラックに
    前記ヘッドを位置制御する制御部とを有し、 前記制御部は、 前記デイスクの記録可能領域内で、且つ前記デイスクに
    対する前記アクチュエータの可動制限位置に従うデータ
    領域を設定するように、前記論理アドレスを、前記デイ
    スクの物理トラック位置に変換し、且つ前記ヘッドが前
    記デイスクのトラックから読み出した位置情報と、前記
    物理トラック位置とに応じて、前記アクチュエータを駆
    動することを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項5のディスク装置において、 前記制御部は、 前記デイスクに対し、前記アクチュエータを動作して、
    前記データ領域を測定して得た前記データ領域の開始位
    置を記憶するメモリと、 前記論理アドレスを、前記開始位置を用いて、前記物理
    トラック位置に変換する変換部とを有することを特徴と
    するディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のディスク装置において、 前記ヘッドは、 前記デイスクの各々の面に対応して設けられた複数の前
    記ヘッドからなり、 前記メモリは、 前記各々のヘッドに対する前記データ領域を分割した複
    数の領域の各々の開始位置を記憶し、 前記制御部は、 前記論理アドレスを、対応するヘッド番号の対応する領
    域の前記開始位置を用いて、前記物理トラック位置に変
    換することを特徴とするディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のディスク装置において、 前記メモリは、 前記複数の領域の各々の前記ヘッド間の開始位置のずれ
    を記憶し、且つ前記複数の領域の前記ずれに応じて、前
    記論理アドレスに対応する設定されたヘッドアドレスを
    記憶することを特徴とするディスク装置。
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