JP2001265676A - ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法 - Google Patents

ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法

Info

Publication number
JP2001265676A
JP2001265676A JP2000075716A JP2000075716A JP2001265676A JP 2001265676 A JP2001265676 A JP 2001265676A JP 2000075716 A JP2000075716 A JP 2000075716A JP 2000075716 A JP2000075716 A JP 2000075716A JP 2001265676 A JP2001265676 A JP 2001265676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
command
network system
counter
communication abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000075716A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaya Kobori
隆哉 小堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2000075716A priority Critical patent/JP2001265676A/ja
Publication of JP2001265676A publication Critical patent/JP2001265676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのようなリトライ式の通信異常をも、簡単
かつ実時間で模擬できるようにする。 【解決手段】 複数の装置が並設されるネットワークシ
ステムで、送信元装置からのコマンドを無視するか否
か、無視するとしたらその回数は何回かを設定するカウ
ンタ1と、送信元へのレスポンスを無発行とするか否
か、無発行するとしたらその回数は何回かを設定するカ
ウンタ2とを設け、コマンド/レスポンス回数を任意に
設定してリトライ式の通信異常を、特別な機器等を用い
ることなく実時間で模擬できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コマンド(要
求)/レスポンス(応答)方式により送達確認を行なう
LAN(Local Area Network)など
のネットワークシステムにおける通信模擬方法、特に異
常発生時の応答の再送(リトライ)機能等の評価を可能
にするための通信異常模擬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コマンドとこれに対するレスポンスによ
る確認応答を行なうネットワークシステムでは、一般に
図7のように受信したコマンドに対するコマンド処理
(参照)およびそのレスポンス返送処理(参照)が
行なわれる。ところで、このようなネットワークシステ
ムにおいて、コマンドまたはレスポンスが外乱のため不
達となった場合の対処方法として、例えば送信元で時間
監視を行ない、一定時間経過してもレスポンスがないこ
とを検出して、再送信を行なう再送(リトライ)機能を
持たせるようにしたものが多い。なお、この再送機能
は、伝送効率の低下やアプリケーションの負荷増加を避
けるため、上位のアプリケーションからの指示ではな
く、ネットワーク制御部が自動的に実行するようにして
いる場合が多い。
【0003】このようなネットワーク装置,機器の開発
の際、その機能の検証を行なう方法として、従来から以
下のようなものがある。 インサーキットエミュレータ(マイクロプロセッサシ
ステムにおけるハードウエアの動作確認,ソフトウエア
のデバッグ等を行なう装置)を用いて動作を停止させ、
コマンドまたはレスポンスの受信が失敗した状態を模擬
的に作り、動作を確認する。 伝送路にノイズ等の外乱を印加したり伝送信号のレベ
ルを低下させ、ランダムにコマンドまたはレスポンスが
到達しない状態を作って動作させ、モニタやアナライザ
などにより伝送状態をトレースし、トレース結果を分析
して動作を確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法,には下記のような問題がある。 インサーキットエミュレータを用いて動作を停止させ
る方法について 停止しても問題とならないようネットワーク制御部の他
の時間監視機能(例えばウォッチドッグタイマなど)を
停止させるなど、評価を行なうための特別な作業が必要
になるだけでなく、実時間での評価ができない。特に、
通信権をトークンや時分割などの方式で制御する実時間
性の高いネットワークシステムにおいては、この方法で
検証するには、送信元と送信先の2つのステーションの
みを対向させた構成に限定して実施するなど、限定され
たシステムの模擬しかできず、多数のステーションが接
続された実環境での模擬ができない。
【0005】外乱の印加や伝送信号のレベル低下によ
る方法について 不達の発生タイミングがランダムであるため、特定の条
件に対する動作検証を行なうことができない。すなわ
ち、再送機能を有する場合、再送されたコマンドやデー
タを送信先では複数回処理(重複処理)しないようにす
るため、何回目のものであるかの順序番号などを用いて
重複の回避を図ることが多いが、このような通信システ
ムでは、コマンドが不達になった場合とレスポンスが不
達になった場合とで、コマンドを受けた際の処理が異な
る。この処理の検証を確実に行なうには、コマンドまた
はレスポンスを特定して不達を起こさせることが必要で
あるが、このような条件を意図的に作り出すのは不可能
である。
【0006】また、確認のために使用するモニタ,アナ
ライザなどの機器は、標準的な通信手段(イーサネット
(登録商標),RS232Cなど)であれば市販品を入
手できるが、新規に開発された通信方式を持つネットワ
ークでは入手できないか、自作しなければならない。ま
た、再送を行なう上限数は複数回であることが多く、コ
マンドが複数回連続して不達となるケース、レスポンス
が複数回連続して不達となるケースの他、さらにこれら
を組み合わせたケースがありうるが、上記,の方法
では複合的なケースの模擬は極めて難しい。以上のよう
な理由により、従来の方法では充分な検証ができず、信
頼性に欠けるという問題がある。したがって、この発明
の課題は、特にどのようなリトライ方式の通信異常で
も、実時間でその動作を模擬可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、複数の装置が並設された
ネットワークシステムで、コマンドを発した送信元装置
が、送信先装置からのレスポンスの有無を確認し、応答
がない場合は自動的にコマンドを再送するに当たり、前
記コマンドについてこれを無視するか否か、無視すると
したらその回数は何回かの設定と、レスポンスについて
これを返送するか否か、返送しないとしたらその回数は
何回かの設定とを、前記各装置に予め行なって通信異常
を模擬することを特徴とする。
【0008】上記請求項1の発明においては、前記コマ
ンド設定およびレスポンス設定は、外部からの設定が可
能なカウンタによりそれぞれ行なうことができ(請求項
2の発明)、または、前記コマンド設定およびレスポン
ス設定は、外部からの設定が可能なメモリにより行なう
ことができる(請求項3の発明)。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
すフローチャートである。これは、ネットワークシステ
ムに並設される複数の装置にカウンタ1,2(図示な
し)を設け、コマンド処理とレスポンス返送を行なう通
信態様を模擬するものである。ここで、カウンタ1には
コマンド処理を無視するかどうか、無視するとしたらそ
の回数は何回かを外部から設定可能であり、同様にカウ
ンタ2にはレスポンスについてこれを返送するか否か、
返送しないとしたらその回数は何回かの設定が外部から
可能である。また、カウンタ1はその値が「0」のとき
は正常にコマンド処理を実行し、「0」以外の値では0
になるまで「1」を減算し(ステップ〜参照)、同
様にカウンタ2はその値が「0」のときは正常にレスポ
ンス返送処理を実行し、「0」以外の値では0になるま
で「1」を減算する(ステップ〜参照)。
【0010】したがって、カウンタ1,2に設定する値
を変えることにより、通信態様を変えることができる。
図2〜図4は異なる通信例を説明する説明図である。図
2はカウンタ1=1,カウンタ2=0の場合を示し、カ
ウンタ1=1であることからコマンド処理を1回無視
し、カウンタ2=0であることからレスポンスを正常に
返送する様子が示されている。図3はカウンタ1=0,
カウンタ2=2の場合で、コマンド処理は正常に行な
い、レスポンスを2回無発行とする例であり、同様に、
図4はカウンタ1=2,カウンタ2=1の場合で、コマ
ンド処理を2回無視し、レスポンスについて1回無発行
とする例である。
【0011】図5はこの発明の第2の実施の形態を説明
する説明図で、同図(a)はフローチャート、同図
(b)はここで用いられるメモリテーブルTの構成例を
示す。図1ではコマンド処理を終了した後にレスポンス
処理の判断をしていて融通性に欠けるので、ここではコ
マンド無視,レスポンス無発行を任意に組み合わせられ
るようにしたものである。そのために図5(b)に示す
ようなテーブルTを用いる。なお、図5(a)のルート
はコマンド無視,レスポンス無発行を任意回数実行す
る場合、ルートはコマンド無視,レスポンス無発行を
しない場合、ルートはレスポンス無発行をしない場合
をそれぞれ示す。
【0012】テーブルTは不達を発生させる回数MAX
とその(i+1)回目の不達のモード、すなわちコマン
ドの不達かレスポンスの不達かを示す。ここでは(i+
1)回目のモードMode(i)の内容が0でコマンド
の不達を、0以外でレスポンスの不達を指示するものと
する。また、カウンタiは受信処理が起動された回数を
カウントする。そして、試験開始前にはMAX,Mod
e(i)にそれぞれ実施したい検証条件に応じた値を設
定するとともに、カウンタiには0を初期値として設定
するものとする。
【0013】従って、いま図6(b)のようにMAX=
5,Mode(0)=1,Mode(1)=0,Mod
e(2)=0,Mode(3)=1,Mode(4)=
0と設定すると、1回目はレスポンス不達,2回目はコ
マンド不達,3回目はコマンド不達,4回目はレスポン
ス不達,5回目はコマンド不達となり、その動作は図6
(a)のようになる。このように、テーブルTを用いる
ことにより、コマンド/レスポンスの不達の様子を任意
に設定して検証することが可能となる。なお、最終的に
はコマンド処理,レスポンス処理をして一連の処理を終
了することは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、実時間でリトライ式
の通信、特に通信異常を模擬できるので、どのような場
合にも対応でき、信頼性が向上する。また、インサーキ
ットエミュレータ等の機器が不要となるので、模擬を簡
単,安価に行なうことができる。特に、請求項3の発明
によれば、コマンドの無視,レスポンスの無発行の組み
合わせを任意に設定できるため、従来実現不可能であっ
たリトライ式通信の通信異常も簡単に模擬することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図2】図1における第1の通信例を示す説明図であ
る。
【図3】図1における第2の通信例を示す説明図であ
る。
【図4】図1における第3の通信例を示す説明図であ
る。
【図5】この発明の第2の実施の形態を説明する説明図
である。
【図6】図5における通信例を示す説明図である。
【図7】従来の通信例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 T…メモリテーブル(制御テーブル)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GB02 HA06 JB10 KA12 MC13 MD06 ME08 5K030 GA14 HA04 HC14 LA02 MC03 5K033 AA05 CB04 EA00 5K035 AA04 BB03 CC08 CC10 DD03 EE07 FF04 LL06 9A001 CC07 LL05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置が並設されたネットワークシ
    ステムで、コマンドを発した送信元装置が、送信先装置
    からのレスポンスの有無を確認し、応答がない場合は自
    動的にコマンドを再送するに当たり、 前記コマンドについてこれを無視するか否か、無視する
    としたらその回数は何回かの設定と、レスポンスについ
    てこれを返送するか否か、返送しないとしたらその回数
    は何回かの設定とを、前記各装置に予め行なって通信異
    常を模擬することを特徴とするネットワークシステムに
    おける通信異常模擬方法。
  2. 【請求項2】 前記コマンド設定およびレスポンス設定
    は、外部からの設定が可能なカウンタによりそれぞれ行
    なうことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシ
    ステムにおける通信異常模擬方法。
  3. 【請求項3】 前記コマンド設定およびレスポンス設定
    は、外部からの設定が可能なメモリにより行なうことを
    特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムにお
    ける通信異常模擬方法。
JP2000075716A 2000-03-17 2000-03-17 ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法 Pending JP2001265676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075716A JP2001265676A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075716A JP2001265676A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265676A true JP2001265676A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18593563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000075716A Pending JP2001265676A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005916A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Hitachi Ltd ネットワーク装置、ネットワークシステム、および、タフネス性確認方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005916A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Hitachi Ltd ネットワーク装置、ネットワークシステム、および、タフネス性確認方法
JP4564412B2 (ja) * 2005-06-21 2010-10-20 株式会社日立製作所 ネットワーク装置、ネットワークシステム、および、タフネス性確認方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6859696B2 (en) System and method for monitoring machine status
US20120278790A1 (en) Collaborative Software Debugging In A Distributed System With Real-Time Variable Modification Indicators
JP4277030B2 (ja) 通信制御システム
CN112737886B (zh) 一种工装测试方法、系统、电子设备和存储介质
CN110704323A (zh) 基于轨道交通线路数据的数据自动化测试方法及装置
CN109728943A (zh) 故障模拟器及计算机联锁can总线通信故障测试方法
TW201638778A (zh) 基於虛擬機器進行硬體裝置測試之電腦系統及方法
CN115733741B (zh) 一种针对待测系统的异常场景测试方法和装置
JP2001265676A (ja) ネットワークシステムにおける通信異常模擬方法
CN111552263B (zh) 用于检查工业设施的方法、计算机可读存储介质和系统
US5533195A (en) Testing tool for diagnosing defective computer system devices
CN112905445B (zh) 一种基于日志的测试方法、装置及计算机系统
JP2003316603A (ja) プログラム検証システム
CN114745257A (zh) 数据帧调试方法、装置、设备及存储介质
CN209640121U (zh) 一种触摸屏测试系统
KR101174716B1 (ko) 장비 검증 장치 및 시스템
CN117540565A (zh) 基于软件定义的轨旁仿真方法、系统、电子设备及介质
JP3315266B2 (ja) 自己診断状況表示方式
JPH07334385A (ja) 保守診断機能の検証方法
JP3057539B2 (ja) 通信エミュレータ装置
JP3613930B2 (ja) Ieee1394プロトコル検査方法及び装置
JPH08278924A (ja) アダプタ診断システム
CN117290213A (zh) 程序调试方法及调试装置
JPH07202990A (ja) デバッグ装置
CN117755366A (zh) Ci状态模拟方法、装置及存储介质