JP2001265313A - 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2001265313A
JP2001265313A JP2000070282A JP2000070282A JP2001265313A JP 2001265313 A JP2001265313 A JP 2001265313A JP 2000070282 A JP2000070282 A JP 2000070282A JP 2000070282 A JP2000070282 A JP 2000070282A JP 2001265313 A JP2001265313 A JP 2001265313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
processing
image
image signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000070282A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Shigeta
和之 繁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000070282A priority Critical patent/JP2001265313A/ja
Publication of JP2001265313A publication Critical patent/JP2001265313A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる方式で伝送された画像信号に係る画像
を少ない回路規模にて表示可能とする。 【解決手段】 信号処理装置は、互いに異なる伝送方式
の第1、第2の画像信号とを入力する入力手段と、メモ
リ部を用いて前記第1の画像信号を処理して所定の形態
の画像信号を得る第1の信号処理手段と、前記メモリ部
を用いて前記第2の画像信号を処理して前記所定の形態
の画像信号を得る第2の信号処理手段と、入力される画
像信号の伝送方式を検出する検出手段と、この検出結果
に応じて前記第1の信号処理手段により得られた画像信
号と前記第2の信号処理手段により得られた画像信号と
を選択的に出力するよう前記第1の信号処理手段と第2
の信号処理手段とを制御する制御手段と、前記制御手段
により選択された画像信号を表示デバイスに出力する出
力手段とを備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号処理装置、信号
処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関
し、特には、異なる複数の伝送方式により伝送された画
像信号の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイも多様なフォーマッ
トの画像信号に対応した画像を表示するものが増えてい
る。
【0003】特に、以前はいわゆるテレビジョンモニタ
とパーソナルコンピュータ(以下PC)用のディスプレ
イは全くの別物であったが、相互の融合化が進み、PC
からの画像を表示できるテレビや、テレビジョン放送信
号を入力できるPCのディスプレイが現れてきた。ま
た、デジタルテレビやMPEGなどの新しいフォーマッ
トの映像ソースの出現や3次元グラフィックスの高度化
が進み、動画像を表示する機会も増えている。
【0004】更に、ワイド対応の液晶やプラズマディス
プレイ、リアプロジェクション型モニタや前面投射型の
プロジェクタなどの大画面の表示装置において、映画や
テレビ、ホームビデオ、プレゼンテーション、テレビ会
議、各種資料の表示等のさまざまな映像ソースをオフィ
スや家庭で利用する場面が増加している。
【0005】こうした中で、さまざまな画像フォーマッ
トに対応するために、ディスプレイは、画像信号の画素
数を表示部にて表示可能な表示画素数に変換する解像度
変換機能や、画像信号の画面の更新周波数(以下フレー
ムレート)を表示部にて表示可能なフレームレートに変
換するフレームレート変換機能を持つものが考えられて
いる。
【0006】また、ディスプレイはより多くの画素数を
表示可能とすることで、コンピュータグラフィクスやC
AD画面、HDTVなどのより高精細な画像の表示や、
コンピュータとテレビなどの複数の画面を領域を分割し
て表示するマルチ画面表示を実現可能としている。特
に、最近は部分書き換え方式と呼ばれるPCからの画像
信号の伝送方式が提案され、より高画素数の画像の表示
が可能になってきた。
【0007】ここで、部分書き換え方式とは、先に伝送
した1画面分の画像データに対し、その一部のみを書き
換えたいときに、新たに1画面分の画像データを伝送す
るのではなく、その書き換え部分の画像データのみを伝
送するものである。
【0008】また、ディスプレイとPCとの間では、D
DC(Display Data Channel)通信と呼ばれる方式にて情
報のやり取りが行われる。DDC通信とは、ディスプレ
イに関連する技術の標準化団体であるVESA(Video E
lectronic Standard Association)が勧告した、コンピ
ュータが表示装置を制御するためのやり取りの標準であ
る。この通信方法にのっとって、同じくVESAが標準
化したEDID(Extended Display Identification Dat
a)形式のディスプレイの情報がディスプレイからPCに
伝送される。
【0009】DDC通信では、PCの起動時か、PCと
ディスプレイを接続してホットプラグ機能(ディスプレ
イとPCを接続した時点を検出してDDC通信を行う機
能)が働いたときに、表示可能な解像度、フレームレー
ト、部分書き換えか通常の伝送か等のディスプレイの表
示属性をディスプレイからPCに伝送し、PCがこれに
対応した画像信号をディスプレイに伝送する。
【0010】ディスプレイでは、伝送された画像信号の
伝送方式を判別し、それぞれの画像信号に対して処理を
施すことにより部分書き換え方式の画像信号と通常の画
像信号の両方の画像を表示可能としている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如き表
示装置には、以下に述べる2つの問題点がある。
【0012】まず、第1に複数の伝送方式に対応するこ
とで、回路規模が大きくなるという問題である。
【0013】部分書き換え処理も、フレームレート変換
処理も、各処理ごとにダブルバッファ機能が必要なた
め、各処理回路に対してそれぞれ最低2フレーム分のメ
モリが必要となる。ここでダブルバッファ機能とは、画
像データを読み出しているメモリとは別にもう1フレー
ム分のメモリを用意して次の画面の画像データを書き込
み、これら2フレーム分のメモリの書き込みと読み出し
を1フレーム毎に交互に行う動作のことである。これに
より、画面の表示を行っている途中で書き換え途中の画
像が表示されてしまうことを防止できる。
【0014】1画素8ビットの画像データの場合、QX
GA(2048×1536画素)の解像度での1色の1
画面のデータ量は、25Mビットとなり、RGB3色で
ダブルバッファ機能を実現するためには、151Mビッ
トのメモリが必要になる。更に、部分書き換え処理とフ
レームレート変換処理の両者をあわせると、302Mビ
ットのメモリが必要になる。
【0015】また、メモリ容量以外にも、アドレス管理
等のメモリ制御回路の回路規模や配線数も増大するた
め、回路全体として規模が増大すると共に、製品のコス
トが上昇してしまう。このことは、MPEGやJPEG
といった復号方式に従う画像データを受信して表示する
場合も同様である。特に、入力画像データの伝送方式が
増加するほど回路規模も増大する。
【0016】第2の問題点として、DDC通信特有の問
題がある。
【0017】現在のDDC規格(Ver.3)では、表示画面
の解像度決定のためにEDIDデータの授受を行うタイ
ミングが、PCの起動時やホットプラグ機能でのPCと
ディスプレイの接続検出時に限られている。更に、ディ
スプレイからはDDC通信でEDIDデータをPCに伝
送するものの、このEDIDデータ(Ver.3)は表示可能
な解像度の一覧を示すだけで、実際の解像度はこれを参
照したPCのグラフィック描画部が決定して、ディスプ
レイに該当解像度の画像データを一方的に出力する構成
である。ディスプレイは伝送された画像データから解像
度を判別することにより、どの解像度でPCから画像デ
ータが伝送されたかを推定しているに過ぎない。
【0018】このため、PCから伝送される画像データ
に対してディスプレイは、誤った解像度で画像を表示す
る、あるいは表示できないケースが生じる。特に、通常
のPCの画像伝送で用いられる全画面書き換え方式以外
の、部分書き換え方式やMPEG、JPEGといった方
式に従う画像データの伝送時では、こうした問題が顕著
となる。
【0019】例えば、部分書き換えの伝送方式の場合に
は、このDDC通信が正確に動作しないと、PCが通常
の全画面書き換え信号を伝送したものをディスプレイが
部分書き換え方式と誤って処理して正しい画像を表示で
きなくなってしまう。また、仮にディスプレイが通常伝
送方式と認識できたとしても、部分書き換え方式前提で
要求した解像度でPCが全画面方式で画像信号を伝送し
た場合、ディスプレイでは処理速度が間に合わない。ま
た、伝送方式の再設定を要求しようとしても今のDDC
通信では対応できない。
【0020】本発明は前述の如き問題点を解決すること
を目的とする。
【0021】本願の他の目的は、異なる方式で伝送され
た画像信号に係る画像を少ない回路規模にて表示可能と
する処にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、部分書き換え方式の第1の画像
信号と前記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の第2
の画像信号とを入力する入力手段と、メモリ部と、前記
メモリ部を用いて前記第1の画像信号を処理して所定の
形態の画像信号を得る第1の信号処理手段と、前記メモ
リ部を用いて前記第2の画像信号を処理して前記所定の
形態の画像信号を得る第2の信号処理手段と、前記入力
手段により入力される画像信号の伝送方式を検出する検
出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記第1の
信号処理手段により得られた画像信号と前記第2の信号
処理手段により得られた画像信号とを選択的に出力する
よう前記第1の信号処理手段と第2の信号処理手段とを
制御する制御手段と、前記制御手段により選択された画
像信号を表示デバイスに出力する出力手段とを備える構
成とした。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0024】まず、本形態にて扱う部分書き換え方式に
ついて説明する。
【0025】図3において、301、303、305、
307は連続した4枚の画像を示しており、各画面がP
C用のディスプレイに表示されている。各画面の画素数
はQXGAとしている。ここで、309がPCのマウス
の指示位置を示す矢印の形をしたカーソルである。この
矢印の領域は縦横共に100画素とする。図3では、3
01〜307において、矢印が左下から右上に移動して
いる。
【0026】現在一般的な表示画素数である、1画素8
ビット、RGB3色のXGA(1024×768画素)
の60フレームの画像データの伝送速度は1.56Gビ
ット/s(約65MHzのクロック×24ビットに相
当)である。ここで、図3のQXGAの画像を全て伝送
した場合、その伝送速度は6.24Gビット/sとな
り、前述の一般的な画像データの伝送速度の4倍となっ
てしまう。
【0027】これは、ディスプレイの規格化団体DDW
G(Digital Display Working Group)が策定したDVI
(Digital Video Interface)規格などで採用しているT
MDS(Transmission Minimized Differential Signali
ng)規格の伝送素子の伝送速度を越えてしまい、現実的
ではない。
【0028】そこで、部分書き換え方式は、図3におい
て移動したマウス309に対応した領域の画像のみを書
き換えるようにしている。これにより、マウス309の
領域100画素×100画素の画像データを伝送したと
しても、1画面の全体の画素数の約315分の1とな
り、より低速で画像データを伝送可能となる。部分書き
換え方式では、このような書き換え部分の画像データ及
び画面上の位置を示すアドレスを所定量のデジタルデー
タからなるパケット形式にて伝送している。
【0029】次に、本発明の実施形態として、PCから
受信した画像データを表示する装置について説明する。
【0030】図1は本発明が適用される表示装置を含む
システムの構成を示す図である。
【0031】図1において、100は本発明が適用され
るディスプレイで、PC10から出力される画像データ
を処理して受信した画像データに係る画像を表示する。
【0032】PC10からは伝送路10aを介して画像
データが出力される。10aは前述のDVI規格のTD
MS等のPC用の画像信号伝送方式で信号が伝送される
伝送路である。101は伝送路10aを介して伝送され
た全画面書き換え方式、部分書き換え方式を含む各種の
伝送方式の画像データを受信し、画像データ101aと
制御データ101bに分離して部分書き換え制御回路1
05及びフレームレート変換処理回路107に出力する
画像データ受信部である。また、画像データ受信部10
1は受信した画像データをデコードすることにより水平
同期信号(HD)、垂直同期信号(VD)、データイネ
ーブル(DE)等の同期信号101cを得、フレームレ
ート変換処理回路107に出力する。
【0033】103が本形態の特徴とする入力処理回路
であり、部分書き換え処理回路105、フレームレート
変換処理回路107、メモリ書き込み制御回路109、
メモリ部111及びメモリ読み出し制御回路113を有
する。
【0034】部分書き換え処理回路105は画像データ
受信部101から出力された部分書き換え方式の画像デ
ータをデコードし、画像データ105a及び書き換えア
ドレス105bを生成してメモリ書き込み制御回路10
9に出力する。また、フレームレート変換処理回路10
7は画像データ受信部101から出力された全画面書き
換え方式の画像データ及びHD,VD,CLKを入力
し、画像データ107aと対応する書き込みアドレス1
07bをメモリ書き込み制御回路109に出力する。
【0035】メモリ書き込み制御回路109は後述の如
く制御回路127により制御され、部分書き換え処理回
路105からの画像データ、アドレスデータと、フレー
ムレート変換処理回路107からの画像データ、アドレ
スデータを選択して画像データ109a、アドレスデー
タ109bとしてメモリ部111に出力する。
【0036】メモリ部111は前述のダブルバッファ機
能を実現可能な容量(少なくとも2フレーム分の画像デ
ータを記憶可能な容量)を有し、メモリ書き込み制御回
路109からのアドレス109bに従い、画像データ1
09aを記憶する。
【0037】メモリ読み出し制御回路113は、ディス
プレイ100のシステムクロックを発生する発振器11
5からのクロック及びタイミングジェネレータ117か
らの同期信号、及び、制御回路127からの表示モード
情報に従いメモリ111からの画像データの読み出しア
ドレス113aを生成し、メモリ部111に出力する。
メモリ部111はこの読み出しアドレス113aに応じ
て画像データ111aをメモリ読み出し制御回路113
に出力する。
【0038】メモリ読み出し制御回路113により読み
出された画像データは解像度変換回路119に出力され
る。解像度変換回路119は制御回路127からの表示
モード情報に従ってメモリ読み出し制御回路113から
の画像データの解像度を変換し、出力処理回路121に
出力する。出力処理回路121は解像度変換処理が施さ
れた画像データに対して表示部123における表示のた
めに必要な所定の処理を施し、表示部123に出力す
る。表示部123は液晶表示デバイスを有し、出力処理
回路121からの画像データに従う画像を表示する。
【0039】また、フォーマット検出回路125は画像
データ受信部101で受信した画像データの伝送方式と
画像属性(表示モード:解像度、フレームレート等)を
検出し、制御回路127に出力する。127はディスプ
レイ100の動作を制御する制御回路であり、マイクロ
コンピュータを有する。制御回路127はフォーマット
検出回路125からの検出結果に応じてメモリ書き込み
制御回路109、メモリ読み出し制御回路113、解像
度変換回路119等を制御する。129はEDID通信
部で、PC10に対して伝送路129aを介してディス
プレイ100の属性情報を出力する。PC10はこのデ
ィスプレイ属性情報に従い画像データを生成してディス
プレイ100に出力する。
【0040】本形態では、DVI等の規格で画像データ
受信部101で受信したデータをその画像伝送方式に応
じて部分書き換え処理回路105とフレームレート変換
処理回路107でデコードした画像データ及びアドレス
をメモリ書き込み制御回路109で選択してメモリ部1
11に出力する。メモリ部111以降の回路は、画像伝
送方式によらず共通の回路を使用し、解像度変換、出力
処理を施して表示部123に出力する。これにより、容
量の大きくなりがちなメモリ部と、メモリに関連した配
線数やICの出力ピン数が多くなりがちなメモリ制御部
を部分書き換え処理とフレームレート変換処理とで共用
できるため、回路規模を抑えることができ、コストが削
減される。部分書き換えは画面の一部の画像データのみ
の更新作業であり、また、フレームレート変換処理は全
画面書き換えによる画像データの更新作業であるため、
両者を同時に使用することはない。このため、各伝送方
式で使用しない無駄な回路ブロックの割合を削減でき
る。
【0041】また、フォーマット検出回路125により
入力する画像データの伝送方式(部分書き換え方式か、
全画面書き換え方式か)と画像属性(解像度、フレーム
レート等)を検出し、その検出結果に従って部分書き換
え処理回路105とフレームレート変換処理回路107
を選択すると共に、検出した伝送方式と画像属性が適切
でない場合にEDID通信回路129からPC10にE
DID情報を再通信する構成としている。これにより、
従来部分書き換え信号の表示装置において、全画面書き
換え信号のみしか対応していないPCを接続した場合
や、PCに対するDDC通信がうまく設定できずに、P
Cが部分書き換え信号でなく、全画面書き換え信号を出
力した場合にも、適切な画像属性で表示することを可能
にしている。
【0042】PCのグラフィックカードは、ディスプレ
イから送られたEDID情報を検出し、記述されている
画像伝送方式と解像度などの画像属性のリストから、出
力可能な信号を選択してディスプレイに出力する。この
ためどの画像属性や伝送方式の画像データを送るかは、
基本的にPC側が決定権を持っており、ディスプレイは
その選択された結果を受信した画像データからしか知る
ことができない。
【0043】ところが、最近のPCはグラフィックカー
ドの機能の増加に伴い、Video BIOSの容量が不足するた
め、EDIDのための容量を削減してEDID情報を一
部しか読まない機種が存在する。また、EDIDで示し
た表示可能な属性情報のリストの読み方も、PCのOS
やグラフィックカードのドライバソフトに依存するた
め、解釈の仕方が一定ではなく、ディスプレイ側が期待
する画像データが伝送されない場合も多い。
【0044】例えば、“部分書き換え方式ならQXGA
の解像度まで表示可能であるが、全画面書き換え方式で
あればXGAの解像度でフレームレートが60フレーム
/秒まで”というEDID記述であっても、PCが“全
画面書き換え方式でQXGAはで”と解釈してしまう
と、伝送される画像データの伝送速度が高すぎるため、
ディスプレイで画像データを処理できない。
【0045】前述のように、DDC通信はPCの起動時
やPCとディスプレイとの接続時に限られているため、
一度ディスプレイ側で表示できない伝送方式や画像属性
の画像データをPCが出力すると、ディスプレイは画像
を正しく表示できなくなってしまう。
【0046】本形態では、制御回路127によりEDI
D情報を適切な形に編集し、こうした場合に伝送方式と
画像属性とが適切でない旨をEDID通信部からPCに
再送信する。例えば、前述の例では、“部分書き換えの
伝送方式ならQXGAまで表示可能であるが、全画面書
き換え方式であればXGAの解像度でフレームレートが
60Hzまで”というEDID記述部分を削除して、
“全画面書き換えの方式のみで、XGAの解像度でフレ
ームレートが60Hz”という記述に変更することで、
PCの誤解釈を避けることができる。
【0047】また、例えば、ホットプラグの検出端子を
利用して、擬似的にPCとディスプレイの接続を一旦外
して、再接続されたようにホットプラグの検出信号を操
作して、再編集したEDID情報をPCに検出させるこ
とで、このEDID情報に沿った画像データをPCに出
力させることができる。
【0048】ホットプラグ機能は、例えばPC側で検出
端子が抵抗によりある電位にプルアップまたはプルダウ
ンされており、ディスプレイ側で検出端子に対応する端
子に別の電位を設定しておき、両者が接続することによ
りPC側の電位が変化することを利用して実現してい
る。このため、本形態では、EDID通信部129でこ
の検出端子の電位を操作するスイッチを設け、ホットプ
ラグ機能を働かせた後、DDC企画に従ったEDID情
報を送信する構成とした。
【0049】次に、入力処理回路103について説明す
る。
【0050】図2は入力処理回路103の構成を示すブ
ロック図である。
【0051】本形態において、全画面書き換え方式の場
合は同期信号とクロックに同期したシーケンシャルな画
像データ列が入力され、部分書き換え方式の場合はクロ
ックに同期して書き換え部分のアドレスデータと画像デ
ータとがパケット形式で伝送される。
【0052】図2において、105は部分書き換え処理
回路であり、ビットデータデコーダ201、ビットアド
レスデコーダ203を有する。107はフレームレート
変換処理回路であり、データバスラッチ回路205、水
平アドレスデコーダ207、垂直アドレスデコーダ20
9を有する。また、109はメモリ書き込み制御回路で
あり、データバススイッチ211と制御バススイッチ2
13とを有する。
【0053】部分書き換え処理回路105において、2
01はクロックに同期してパケット伝送されたデータか
ら各パケットの所定位置に多重された書き換え部分の画
像データを抽出するビットデータデコーダであり、抽出
した画像データ105aをデータバススイッチ211に
出力する。また、203はクロックに同期してパケット
伝送されたデータから各パケットの所定位置に多重され
た書き換え部分のアドレスデータを抽出するビットアド
レスデコーダであり、抽出したアドレスデータ105b
を制御バススイッチ213に出力する。
【0054】フレームレート変換処理回路107におい
て、205は同期信号に同期したシーケンシャルな画像
データをアドレスデコーダの処理タイミングと同期させ
るためのデータラッチ回路であり、画像データ107a
をデータバススイッチ109に出力する。また、207
は水平アドレスデコーダであり、水平同期信号(HD)
によりリセットされクロックCLKをカウントするカウ
ンタを有し、このカウント値によりメモリ111の水平
アドレスを生成して垂直アドレスと共にアドレス107
bを制御バススイッチ213に出力する。また、109
は垂直アドレスデコーダであり、垂直同期信号によりリ
セットされ水平同期信号をカウントするカウンタを有
し、このカウント値によりメモリ111の垂直アドレス
を生成して制御バススイッチ213に出力する。
【0055】メモリ書き込み制御回路109において、
211は制御回路127からのモード情報に応じて画像
データ105a、107aを選択してメモリ部111に
出力するデータバススイッチである。また、213は制
御回路127からのモード情報に応じてアドレスデータ
105b、107bを選択してメモリ部111に出力す
る制御バススイッチである。
【0056】このように、入力処理回路103において
は、部分書き換え処理回路105とフレームレート変換
処理回路107は、入力する画像データと同期信号、及
びクロックから、各伝送方式に対応してメモリ書き込み
用の画像データと制御データのデコードを行い、この各
出力をバススイッチで制御回路127の指示に従って選
択出力する。この結果、デコーダ回路などの限られた両
方式の回路を用意するのみで、メモリ書き込み選択回路
以降のメモリや制御部の共用化が可能になり、回路規模
の有効な削減が可能となる。
【0057】このように、本形態では、入力画像データ
の伝送方式に対応して部分書き換え処理回路105とフ
レームレート変換処理回路107とを切り替え、メモリ
部及びその制御回路を共用することにより、回路規模と
コストを抑えた表示装置を提供することができる。
【0058】なお、本形態では、入力画像データの伝送
方式として、部分書き換え方式と全画面書き換え方式に
ついて説明したが、これ以外にも、例えば、MPEGや
JPEG等で圧縮・符号化された画像データを受信して
表示する場合にも本発明を適用可能である。
【0059】また、伝送方式と画像属性とを検出して、
EDID情報を再編集してPCに再送信可能な構成とす
ることで、異なる伝送方式と画像属性の混在したシステ
ムにおいてもPCからディスプレイに適応した最適な画
像データを伝送するようPCを制御することができ、多
様化した出力データにも柔軟に対応して画像を表示可能
となる。
【0060】本形態においては、部分書き換え処理回路
及びフレームレート変換処理回路を選択して一部回路を
共用する入力処理部をハード的に説明したが、これらの
信号処理部は、プログラムによりソフト的に機能が実行
されるものであっても本発明の実施形態の一つとなるも
のである。
【0061】従って、これらのプログラムを記憶する媒
体は本発明の実施形態の一つとなる。
【0062】以下、本発明を適用した第2の実施形態と
して、メディアプロセッサやDSP(Digital Signal Pr
ocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)
などのプログラマブルロジック等により、部分書き換え
処理回路及びフレームレート変換処理回路の機能を実現
するディスプレイシステムについて説明する。
【0063】図4は本実施形態におけるディスプレイシ
ステムの構成を示す図である。
【0064】図4において、401、403はそれぞ
れ、PC20、PC30から出力されたDVI規格のT
MDS信号等の画像データ20a、30aを受信し、画
像データと制御コードにデコードする受信部である。4
05は不図示の操作スイッチにより画像データ受信部4
01、403からの画像データ、制御データ及び同期、
クロック等のデータを選択して出力する入力系統選択回
路である。
【0065】407は信号処理プログラム実行回路であ
り、プログラムにより内部回路の処理を変更できるFP
GAなどのプログラマブルロジックや、プログラムによ
り入力信号に対して演算を行うメディアプロセッサ、D
SP等で構成される。
【0066】409は信号処理プログラム実行回路40
7の処理内容を記述したプログラムを記憶するプログラ
ム記憶部であり、部分書き換えプログラム409a及び
フレームレート変換プログラム409bを記憶する。4
09aは部分書き換えプログラムであり、部分書き換え
方式のデータをデコードしてメモリ411の画像データ
を書き換えると共に、出力同期信号と出力クロックに同
期してシーケンシャルに画像データを読み出す部分書き
換えプログラムである。また、409bは全画面書き換
え方式の画像データを入力同期信号と入力クロックに同
期してメモリ411に書き込み、出力同期信号と出力ク
ロックに同期してシーケンシャルに読み出すフレームレ
ート変換プログラムである。
【0067】411は画像メモリであり、信号処理プロ
グラム実行回路409からの画像データを記憶すると共
に、記憶した画像データを読み出して出力する。407
aは制御バスであり、メモリ部411の書き込み、読み
出し制御信号及びアドレスを伝送する。また、407b
はデータバスであり、メモリ部411との間で画像デー
タの授受を行う。なお、メモリ部411はダブルバッフ
ァ機能を実現可能な容量を通する。
【0068】413は解像度変換処理回路で、制御回路
421からの表示モード情報に基づいて入力画像データ
の解像度を変換し、出力処理回路415に出力する。4
15は出力処理回路で、解像度変換処理が施された画像
データに対して表示部417による表示処理に必要な処
理を施し、表示部417に出力する。表示部417は液
晶表示デバイスを有し、出力処理回路415からの画像
データに応じた画像を表示する。
【0069】419はフォーマット検出回路であり、入
力系統選択回路405により選択された画像データの所
定のコードに基づいて入力された画像データの伝送方式
と画像属性を検出し、検出結果を制御回路421に出力
する。
【0070】421は制御回路であり、フォーマット検
出回路419から出力される伝送方式及び画像属性の情
報に基づいてプログラム記憶部409に記憶された部分
書き換えプログラム409a及びフレームレート変換プ
ログラム409bを選択して実行させる。また、制御回
路421は解像度変換回路413を制御して、入力画像
データの画像属性に応じた解像度変換処理を行う。
【0071】423はPC20とPC30のどちらに対
してEDID情報の伝送を行うかを選択するEDID情
報通信部選択回路であり、制御回路421により制御さ
れる。
【0072】425及び427はそれぞれEDID情報
通信部であり、制御回路421により生成され、選択回
路423を介して出力されたEDID情報425a、4
25bをそれぞれPC20、PC30に出力する。
【0073】次に、図5のフローチャートを用いて図4
のディスプレイによる入力データの切り替えに伴う処理
を説明する。
【0074】図5は図4の制御回路421による入力切
り替え処理に伴う制御動作を示すフローチャートであ
る。
【0075】S501において入力系統の切り替えがユ
ーザにより指示されると、指示に応じて入力系統を切り
替え、S503においてフォーマット検出回路419に
より入力画像データの伝送方式及び画像属性を検出す
る。そして、S505においてこの検出結果から入力信
号の画像属性と伝送方式が表示可能などうか判断する。
【0076】画像属性、伝送方式が適切でないと判断し
た場合には、S507において、前述の実施形態と同様
に制御回路421によりEDID情報の再編集を行い、
S501で選択した入力系統に応じたEDID情報通信
部425または427を介してEDID情報を送信す
る。そして、S503において再度入力画像信号のフィ
ーマットを検出する。
【0077】一方、S505で適切であると判断した場
合、S509において入力信号の伝送方式が部分書き換
え方式か、あるいは全画面書き換え方式かを判別する。
【0078】入力信号が部分書き換え方式である場合、
S511においてプログラム制御部409を制御して部
分書き換えプログラム409aを信号処理プログラム実
行回路407に出力し、S513において信号処理プロ
グラム実行回路407により部分書き換えプログラムに
従って入力画像データを処理する。
【0079】また、入力信号がフレームレート変換方式
である場合、S511においてプログラム制御部409
を制御してフレームレート変換プログラム409bを信
号処理プログラム実行回路407に出力し、S513に
おいて信号処理プログラム実行回路407によりフレー
ムレート変換プログラムに従って入力画像データを処理
する。
【0080】そして、S515において各伝送モードに
従って処理された画像データに対して、解像度変換、出
力処理を施し、表示部417に表示する。
【0081】本形態では、このように、伝送方式に対応
して部分書き換え処理とフレームレート変換処理を実行
するため、各処理を制御するプログラムを検出した伝送
方式に従って選択してプログラム実行部に読み込むこと
により、プログラム実行部やメモリ回路を共用すること
ができ、回路規模及びコストを大幅に削減することがで
きる。
【0082】なお、本形態では、入力信号として部分書
き換え信号と全画面書き換え信号とを扱う場合について
説明したが、画像伝送方式はこれに限らず、MPEGや
JPEGに従って圧縮・符号化された画像データを処理
する場合にも同様に本発明を適用可能である。
【0083】この場合は、図4のプログラム記憶部40
9にMPEGやJPEGのデコーダプログラムを持ち、
伝送方式に対応してプログラム実行回路407に読み込
み、実行するこことで画像データを得ることができる。
【0084】この他、デジタルテレビや、そのセットト
ップボックスはMPEGのトランスポートストリームの
形態で伝送されたデータをDSP上のプログラムにより
処理しているが、現在のところこれらはすべて本形態で
説明したような異なる伝送方式には対応しておらず、従
って、本形態の如き複数の異なる伝送形態に応じて回路
を切り替える構成も持っていない。本発明を用いること
により、これらMPEG方式の映像、音声機器と部分書
き換え方式のPC等の異なる画像伝送方式により伝送さ
れた信号を受信してこれを表示することが可能となる。
【0085】このように、プログラムにより処理動作を
変更可能な処理回路を持ち、入力画像信号の伝送方式に
応じて処理プログラムを選択して読み込むことにより、
複数の系統それぞれについて処理回路を設けることな
く、回路の共通化を図ることが可能となり、回路規模の
増大を抑えて製品のコストを抑えることができる。
【0086】特に、入力系統数や画像伝送方式の数が増
加するほどその効果は大きい、また、各入力系統毎にフ
ォーマットを検出して、編集したEDID情報を再送信
可能とすることで、各系統毎に最適な画像属性で表示を
行うようにPCを制御でき、高画質でかつ信頼性の高い
画像表示機能を実現可能である。
【0087】また、プログラムを読み込むことで処理機
能を切り替えることにより、将来新たな伝送方式が提案
された場合にも、プログラムの追加だけで用意にこれら
新たな伝送方式に対応することができる。
【0088】また、図4では、2つのPC20,30か
らそれぞれ異なる伝送方式の画像信号を入力している
が、例えば、1つの伝送路を介して異なる伝送方式の信
号を受信するように構成することも可能である。
【0089】また、図4では部分書き換え処理及びフレ
ームレート変換処理をプログラムにて実現したが、例え
ば、制御回路421による図5の如き処理を含む処理を
ソフトウェアにより実現することも可能である。この
際、このプログラムを記憶する記憶媒体も本発明を構成
する。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の異なる伝送方式にて伝送される画像信号に応じた
画像を良好に表示可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるディスプレイシステムの構
成を示す図である。
【図2】図1の入力処理回路の構成を示す図である。
【図3】部分書き換え伝送方式を説明するための図であ
る。
【図4】本発明が適用されるディスプレイシステムの他
の構成を示す図である。
【図5】図4の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分書き換え方式の第1の画像信号と前
    記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の第2の画像信
    号とを入力する入力手段と、 メモリ部と、 前記メモリ部を用いて前記第1の画像信号を処理して所
    定の形態の画像信号を得る第1の信号処理手段と、 前記メモリ部を用いて前記第2の画像信号を処理して前
    記所定の形態の画像信号を得る第2の信号処理手段と、 前記入力手段により入力される画像信号の伝送方式を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記第1の信号処理手
    段により得られた画像信号と前記第2の信号処理手段に
    より得られた画像信号とを選択的に出力するよう前記第
    1の信号処理手段と第2の信号処理手段とを制御する制
    御手段と、 前記制御手段により選択された画像信号を表示デバイス
    に出力する出力手段とを備える信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の伝送方式は全画面書き換え方
    式であることを特徴とする請求項1記載の信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の信号処理手段は前記第2の画
    像信号から画像データ、同期信号及びクロックを抽出
    し、前記同期信号及びクロックに応じて生成したアドレ
    スと前記画像データとを前記メモリ部に出力することを
    特徴とする請求項2記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の伝送方式は前記画像信号の符
    号化方式に関わる方式であることを特徴とする請求項1
    記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の形態の画像信号は前記表示デ
    バイスに応じたフレームレートを有することを特徴とす
    る請求項1記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の形態の画像信号は前記表示デ
    バイスに応じた解像度を有することを特徴とする請求項
    1記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の信号処理手段は前記入力画像
    信号中から画像データ及びこの画像データのアドレスを
    検出し、前記画像データ及び前記アドレスを前記メモリ
    部に出力することを特徴とする請求項1記載の信号処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の画像信号または第2の画像信
    号の信号源に対して前記第1または第2の信号処理手段
    にて処理可能な伝送方式を示す表示情報を通信する通信
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の信号処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は前記信号源の電源投入時
    及び前記入力手段に対する前記信号源の接続時以外の任
    意のタイミングで前記表示情報を伝送するよう前記通信
    手段を制御することを特徴とする請求項8記載の信号処
    理装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は更に、前記入力手段に
    より入力される画像信号の属性情報を検出し、前記制御
    手段は前記属性情報に応じて前記第1及び第2の信号処
    理手段を制御することを特徴とする請求項1記載の信号
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の画像信号または第2の画像
    信号の信号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な
    画像の属性情報を示す表示情報を通信する通信手段を備
    えることを特徴とする請求項10記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は前記信号源の電源投入
    時及び前記入力手段に対する前記信号源の接続時以外の
    任意のタイミングで前記表示情報を伝送するよう前記通
    信手段を制御することを特徴とする請求項11記載の信
    号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記通信手段は前記表示情報をEDI
    D形式で伝送することを特徴とする請求項11記載の信
    号処理装置。
  14. 【請求項14】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    全画面書き換え方式の第2の画像信号とを入力する入力
    手段と、 前記第1の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第1の処理手段と、 前記第2の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第2の処理手段と、 メモリ部と、 前記メモリ部に記憶された画像データを読み出し、所定
    フレームレートの画像データとして表示デバイスに出力
    する出力手段と、 前記入力手段より入力される画像信号の伝送方式を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記第1の処理手段に
    より得られた画像データ及びアドレスデータと前記第2
    の処理手段により得られた画像データ及びアドレスデー
    タとを選択的に前記メモリ部に出力する制御手段とを備
    える信号処理装置。
  15. 【請求項15】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    全画面書き換え方式の第2の画像信号とを入力する入力
    手段と、 前記第1の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第1の処理手段と、 前記第2の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第2の処理手段と、 メモリ部と、 前記メモリ部に記憶された画像データを読み出して表示
    デバイスに出力する出力手段と、 前記入力手段より入力される画像信号の伝送方式を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記第1の処理手段
    により得られた画像データ及びアドレスデータを前記メ
    モリ部に出力すると共に前記出力手段により所定のフレ
    ームレートの画像データを前記表示デバイスに出力する
    第1のモードと、前記第2の処理手段により得られた画
    像データ及びアドレスデータを前記メモリ部に出力する
    と共に前記出力手段により前記所定のフレームレートの
    画像データを前記表示デバイスに出力する第2のモード
    との間でモードを切り替えるモード切替手段とを備える
    信号処理装置。
  16. 【請求項16】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    前記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の第2の画像
    信号とを入力する入力手段と、 メモリ部と、 前記第1の画像信号用の第1の処理プログラムと前記第
    2の画像信号用の第2の処理プログラムとを記憶する記
    憶部と、 前記記憶部に記憶された処理プログラムに従って前記入
    力手段により入力された画像信号を処理する処理手段
    と、 前記入力手段により入力される画像信号の伝送方式を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記第1のプログラム
    と前記第2のプログラムとを選択的に用いて処理を行う
    よう前記処理手段を制御する制御手段と、 前記処理手段により処理された画像信号を表示デバイス
    に出力する出力手段とを備える信号処理装置。
  17. 【請求項17】 信号源より伝送された画像信号を入力
    する入力手段と、 前記入力された画像信号の伝送方式を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記入力画像信号を処
    理して表示デバイスに出力する処理手段と、 前記信号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な伝
    送方式を示す情報を任意のタイミングで送信する送信手
    段とを備える信号処理装置。
  18. 【請求項18】 信号源より伝送された画像信号を入力
    する入力手段と、 前記入力された画像信号の画像属性を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記入力画像信号を処
    理して表示デバイスに出力する処理手段と、 前記信号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な画
    像属性を示す情報を任意のタイミングで送信する送信手
    段とを備える信号処理装置。
  19. 【請求項19】 信号源より伝送された画像信号を入力
    する入力手段と、 前記入力された画像信号の伝送方式及び画像属性を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記入力画像信号の伝
    送方式及び画像属性が前記表示デバイスにおいて適切な
    表示が可能か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により適切でないと判定した場合に前記信
    号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な伝送方式
    及び画像属性を示す情報を送信する送信手段とを備える
    信号処理装置。
  20. 【請求項20】 信号源より部分書き換え方式の第1の
    画像信号と前記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の
    第2の画像信号とを入力する入力手段と、 メモリ部と、 前記メモリ部を用いて前記第1の画像信号を処理して所
    定の形態の画像信号を得る第1の信号処理手段と、 前記メモリ部を用いて前記第2の画像信号を処理して前
    記所定の形態の画像信号を得る第2の信号処理手段と、 前記入力手段により入力される画像信号の伝送方式及び
    画像属性を検出する検出手段と、 前記所定の形態の画像信号を表示デバイスに出力する出
    力手段と、 前記表示デバイスにて表示可能な伝送方式及び画像属性
    を示す表示情報を前記信号源に送信する送信手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記第1の信号処理
    手段により得られた画像信号と前記第2の信号処理手段
    により得られた画像信号とを選択的に出力するよう前記
    第1の信号処理手段と第2の信号処理手段とを制御する
    と共に、前記表示情報を前記信号源に送信するよう前記
    送信手段を制御する制御手段とを備える信号処理装置。
  21. 【請求項21】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    前記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の第2の画像
    信号とを入力して処理する方法であって、 メモリ部を用いて前記第1の画像信号を処理して所定の
    形態の画像信号を得る第1の信号処理ステップと、 前記メモリ部を用いて前記第2の画像信号を処理して前
    記所定の形態の画像信号を得る第2の信号処理ステップ
    と、 前記入力手段により入力される画像信号の伝送方式を検
    出する検出ステップと、 前記検出手段の検出結果に応じて前記第1の信号処理手
    段により得られた画像信号と前記第2の信号処理手段に
    より得られた画像信号とを選択的に出力するよう前記第
    1の信号処理手段と第2の信号処理手段とを制御する制
    御ステップと、 前記制御手段により選択された画像信号を表示デバイス
    に出力する出力ステップとを備える信号処理方法。
  22. 【請求項22】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    全画面書き換え方式の第2の画像信号とを入力して処理
    する方法であって、 前記第1の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第1の処理ステップと、 前記第2の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第2の処理ステップと、 メモリ部に記憶された画像データを読み出し、所定フレ
    ームレートの画像データとして表示デバイスに出力する
    出力ステップと、 前記入力される画像信号の伝送方式を検出する検出ステ
    ップと、 前記検出ステップの検出結果に応じて前記第1の処理手
    段により得られた画像データ及びアドレスデータと前記
    第2の処理手段により得られた画像データ及びアドレス
    データとを選択的に前記メモリ部に出力する制御ステッ
    プとを備える信号処理方法。
  23. 【請求項23】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    全画面書き換え方式の第2の画像信号とを入力して処理
    する方法であって、前記第1の画像信号を処理して画像
    データとアドレスデータとを得る第1の処理ステップ
    と、 前記第2の画像信号を処理して画像データとアドレスデ
    ータとを得る第2の処理ステップと、 メモリ部に記憶された画像データを読み出して表示デバ
    イスに出力する出力ステップと、 前記入力される画像信号の伝送方式を検出する検出ステ
    ップと、 前記検出ステップの検出結果に応じて、前記第1の処理
    ステップにより得られた画像データ及びアドレスデータ
    を前記メモリ部に出力すると共に所定のフレームレート
    の画像データを前記表示デバイスに出力する第1のモー
    ドと、前記第2の処理ステップにより得られた画像デー
    タ及びアドレスデータを前記メモリ部に出力すると共に
    前記所定のフレームレートの画像データを前記表示デバ
    イスに出力する第2のモードとの間でモードを切り替え
    るモード切替ステップとを備える信号処理方法。
  24. 【請求項24】 部分書き換え方式の第1の画像信号と
    前記部分書き換え方式とは異なる伝送方式の第2の画像
    信号とを入力して処理方法であって、 記憶部に記憶された前記第1の画像信号用の第1の処理
    プログラムと前記第2の画像信号用の第2の処理プログ
    ラムとに従って前記入力された画像信号を処理する処理
    ステップと、 前記入力される画像信号の伝送方式を検出する検出ステ
    ップと、 前記検出ステップの検出結果に応じて前記第1のプログ
    ラムと前記第2のプログラムとを選択的に用いて処理を
    行うよう前記処理ステップを制御する制御ステップと、 前記処理ステップにより処理された画像信号を表示デバ
    イスに出力する出力ステップとを備える信号処理方法。
  25. 【請求項25】 信号源より伝送された画像信号を入力
    して処理する不法であって、 前記入力された画像信号の伝送方式を検出する検出し、 前記検出結果に応じて前記入力画像信号を処理して表示
    デバイスに出力する戸と共に、 前記信号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な伝
    送方式を示す情報を任意のタイミングで送信する信号処
    理方法。
  26. 【請求項26】 信号源より伝送された画像信号を入力
    して処理する方法であって、 前記入力された画像信号の画像属性を検出し、 前記検出結果に応じて前記入力画像信号を処理して表示
    デバイスに出力すると共に、 前記信号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な画
    像属性を示す情報を任意のタイミングで送信する信号処
    理方法。
  27. 【請求項27】 信号源より伝送された画像信号を入力
    して処理する方法であって、 前記入力された画像信号の伝送方式及び画像属性を検出
    し、 前記検出結果に応じて前記入力画像信号の伝送方式及び
    画像属性が前記器表示デバイスにおいて適切な表示が可
    能か否かを判定と共に、 前記判定手段により適切でないと判定した場合に前記信
    号源に対して前記表示デバイスにて表示可能な伝送方式
    及び画像属性を示す情報を送信する信号処理方法。
  28. 【請求項28】 請求項21〜請求項27に記載の方法
    を実現可能なプログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
JP2000070282A 2000-03-14 2000-03-14 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Withdrawn JP2001265313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070282A JP2001265313A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070282A JP2001265313A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265313A true JP2001265313A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18589043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070282A Withdrawn JP2001265313A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265313A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356753A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Canon Inc 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体
JP2005084881A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Chi Mei Electronics Corp 画像表示制御方法、画像表示装置、画像処理装置および画像表示制御システム
JP2005292437A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置及びその方法、並びに表示装置及びその方法
JP2006322963A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nec Fielding Ltd ビデオ信号発生装置
US7893951B2 (en) 2006-03-08 2011-02-22 Sony Corporation Image display apparatus and image display method
JP2012226310A (ja) * 2011-04-08 2012-11-15 Canon Inc 映像表示装置、映像出力装置、及びその制御方法、映像提示システム
JP2013242357A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
KR101376066B1 (ko) 2010-02-18 2014-03-21 삼성전자주식회사 영상 표시 시스템 및 그 표시 방법
CN112242114A (zh) * 2020-08-31 2021-01-19 苏州华兴源创科技股份有限公司 一种标识待显示模组状态的装置及系统
JP2021114708A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 シャープ株式会社 表示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356753A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Canon Inc 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体
JP2005084881A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Chi Mei Electronics Corp 画像表示制御方法、画像表示装置、画像処理装置および画像表示制御システム
JP2005292437A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置及びその方法、並びに表示装置及びその方法
JP2006322963A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nec Fielding Ltd ビデオ信号発生装置
US7893951B2 (en) 2006-03-08 2011-02-22 Sony Corporation Image display apparatus and image display method
KR101376066B1 (ko) 2010-02-18 2014-03-21 삼성전자주식회사 영상 표시 시스템 및 그 표시 방법
JP2012226310A (ja) * 2011-04-08 2012-11-15 Canon Inc 映像表示装置、映像出力装置、及びその制御方法、映像提示システム
JP2013242357A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2021114708A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 シャープ株式会社 表示装置
CN112242114A (zh) * 2020-08-31 2021-01-19 苏州华兴源创科技股份有限公司 一种标识待显示模组状态的装置及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7180511B2 (en) Display control system for displaying image information on multiple areas on a display screen
US6771278B2 (en) Image processing system, image display method, recording medium and image display apparatus
JP4541482B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4674637B2 (ja) 送信装置、受信装置および送受信装置
US7800623B2 (en) Bypassing pixel clock generation and CRTC circuits in a graphics controller chip
JP3945355B2 (ja) 映像表示装置
US8169380B2 (en) System and method for driving and receiving data from multiple touch screen devices
US8339441B2 (en) Frame processing device, television receiving apparatus and frame processing method
TW200910947A (en) Communication system, video signal transmission method, transmitter, transmitting method, receiver, and receiving method
JP2010073054A (ja) 画像表示装置、コネクタ表示方法、伝送路状態検出装置、伝送路状態検出方法および半導体集積回路
EP1672922A2 (en) Electronic device and method of controlling same
US8054322B2 (en) Computer system and control method thereof
US20150163450A1 (en) Video display system, source device, sink device, and video display method
JP4541506B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体
US20240040079A1 (en) Reception Device, Method for Controlling Reception Device, and Transmission/Reception System
JP2001265313A (ja) 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US7102694B2 (en) Apparatus and method for eliminating afterimage state
WO2010114512A1 (en) System and method of transmitting display data to a remote display
JP5725604B2 (ja) 表示装置、電子機器、及び機器制御システム
KASAI et al. Digital Packet Video Link for super high resolution display
KR101506030B1 (ko) 멀티비전 시스템 및 그 화면 구현 방법
US8279207B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JPH09116827A (ja) 縮小映像信号処理回路
JP3973378B2 (ja) 表示装置
KR100547624B1 (ko) 영상신호 변환을 이용한 고화질티브이 수신장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605