JP2006322963A - ビデオ信号発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像表示装置の検査に際して、画像表示装置の入力回路に対応する出力回路を簡便に設定する。
【解決手段】 ビデオ信号発生装置10は、LVDSレシーバ32を介して入力したビデオ信号によって画像を表示するLCDモジュール30に対して、LVDSトランスミッタ15a〜15cのいずれかを介してビデオ信号を出力するものである。ビデオ信号発生装置10の特徴は、種類の異なる複数のLVDSトランスミッタ15a〜15cと、LVDSレシーバ32の種類に対応するLVDSトランスミッタをLVDSトランスミッタ15a〜15cの中から選択する出力回路選択部(手動スイッチ20a〜20c、リモートコントローラ17及びスイッチコントローラ16)と、を備えた点にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示装置に画像を表示させるためのビデオ信号を出力するビデオ信号発生装置に関する。
LVDS(Low Voltage Differential Signaling)とは、パラレル信号を低電圧差動のシリアル信号に変換して伝送する低電圧差動伝送方式のことをいう。LVDSによれば、ノイズ及び不要輻射を低減でき、かつ伝送線を削減できる。そのため、LVDSは、機器の内部接続をはじめ、液晶ディスプレイやスタッカブルHUBなどのディジタルインターフェースに用いられている(例えば下記特許文献1)。
LCDモジュールにはLVDSレシーバが内蔵され、このLCDモジュールの検査等に用いられるビデオ信号発生装置にはパラレルRGBディジタル信号をシリアル信号に変換するLVDSトランスミッタが内蔵されている。従来、ユーザにおけるLCDモジュールの表示確認及び検査では、LCDモジュールにビデオ信号発生装置を接続し、ビデオ信号発生装置から出力されるビデオ信号を用いてLCDモジュールに画像を表示していた。
特開平10−282933号公報
しかしながら、ビデオ信号発生装置は、LCDモジュールメーカが推奨するLVDSレシーバに対応する専用のLVDSトランスミッタを使用する必要があった。なぜなら、LVDSレシーバとLVDSタランスミッタとで、品種が違ったり、品種が同じでもICメーカが違ったりすると、整合がとれなくなるためである。そのため、多品種に渡るLCDモジュールの製品画像検査に際して、LVDSトランスミッタを内蔵した基板を品種ごとにケーブルで繋ぎ代えるような煩雑な作業を行っていた。
換言すると、従来、ビデオ信号発生装置の映像データ信号出力は、パラレルRGBディジタル出力及びシリアルLVDSディジタル出力との二系統に分離され、LCD側の入力回路構成により使い分けを行っていた。特に、シリアル出力であるLVDS信号出力では、ビデオ信号発生装置に搭載されたトランスミッタ用IC(パラレル−シリアル信号変換IC)を1機種しか提供していなかった。そのため、ビデオ信号発生装置のユーザはLCDモジュールの入力回路に使用されているLVDSレシーバ用IC(シリアル−パラレル信号復元IC)と「対」になるトランスミッタ基板を、ビデオ信号発生装置に外付けして対応しなければならかった。また、多機種のLCDモジュールに対応する切り替え制御がないため、煩雑なトランスミッタ交換を余儀なくされていた。
そこで、本発明の目的は、画像表示装置の検査に際して、画像表示装置の入力回路に対応する出力回路を簡便に設定し得る、ビデオ信号発生装置を提供することにある。
本発明に係るビデオ信号発生装置は、入力回路を介して入力したビデオ信号によって画像を表示する画像表示装置に対して、前記ビデオ信号を出力回路を介して出力するものである。そして、本発明に係るビデオ信号発生装置は、種類の異なる複数の前記出力回路と、前記入力回路の種類に対応する出力回路を前記複数の出力回路の中から選択する出力回路選択部と、を備えたことを特徴とする。
ビデオ信号発生装置では、画像表示装置を接続した後、画像表示装置の入力回路の種類に対応する出力回路を、予め備えた複数の出力回路の中から出力回路選択部によって選択する。すると、画像表示装置の入力回路とビデオ信号発生装置の出力回路とで整合性が得られるので、ビデオ信号発生装置から出力されたビデオ信号を使って画像表示装置で画像を表示することが可能となる。続いて、前回と異なる種類の入力回路を有する画像表示装置をビデオ信号発生装置に接続した場合も、その入力回路に対応する出力回路を出力回路選択部によって選択できるので、入力回路の種類ごとにケーブルを繋ぎ代える必要はない。したがって、画像表示装置の検査に際して、画像表示装置の入力回路に対応する出力回路を簡便に設定し得る。
前記出力回路選択部は、手動スイッチの操作に応じて、前記複数の出力回路の中から所定の出力回路を選択する、としてもよい。この場合は、半自動化が実現される。
前記画像表示装置は、前記入力回路の種類を示す入力側情報を記憶する入力側記憶部を有し、前記複数の出力回路の種類を示す出力側情報を記憶する出力側記憶部と、前記入力側記憶部から前記入力側情報を入力し、この入力側情報と前記出力側記憶部に記憶された出力側情報とを照合することにより、前記入力回路の種類に対応する出力回路を示す選択信号を出力する出力回路決定部と、を当該ビデオ信号発生装置の内部又は外部に備え、前記出力回路選択部は、前記出力回路決定部から出力された選択信号に応じて、前記入力回路の種類に対応する出力回路を前記複数の出力回路の中から選択する、としてもよい。この場合は、完全な自動化が実現される。
当該ビデオ信号発生装置が筐体内に収められ、前記複数の出力回路がそれぞれ別々のカード基板に内蔵され、これらの複数のカード基板を機械的かつ電気的に抜き差し自在に接続する複数の挿入口が前記筐体に設けられた、としてもよい。この場合は、新たな種類の入力回路に対しても、その入力回路に対応する新たな出力回路を内蔵したカード基板に交換することによって、対処することができる。また、カード基板の仕様は、ICカードとすることが好ましく、PCカードとすることがより好ましい。この場合は、既存の部品や設備を流用できるので、製造コストを低減できる。
前記画像表示装置はLCDモジュールであり、前記入力回路はLVDSレシーバであり、前記出力回路はLVDSトランスミッタである、としてもよい。この場合、LVDSはメーカや品種の違いによってレシーバとトランスミッタとの整合が得られなくなる場合が多いので、本発明の効果が顕著に現れる。
また、本発明は次のように言い換えることができる。1.二箇所以上複数のLVDSシリアル変換信号発生基板の挿入口を有し、カード基板状に形成したLVDSトランスミッタを複数並列に挿入し接続できる方法を採用したビデオ信号発生装置。2.複数のLVDSトランスミッタ基板の出力信号をリモートコントロールにより選択できる回路を有するビデオ信号発生装置。3.リモートコントロールする回路として、相補型MOSトランジスタをIC化したスイッチ切り替え回路としたことを特徴とするビデオ信号発生装置。4.リモートコントロールする回路として、外部接続したパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)のアルゴリズムを利用してソフトウェア上切り替える回路としたことを特徴とするビデオ信号発生装置。
更に換言すると、本発明は、画像表示装置であるLCDモジュールへ、ビデオ信号発生装置により信号を入力する場合に、LCDモジュール側の入力回路に合わせた出力回路を、差し込み式のカード基板としてビデオ信号発生装置内に必要数配置し、ビデオ信号発生装置のリモート機能によってこれらの出力回路の切り替えを制御可能とし、更に、LCDモジュールの製品識別コード信号に基づいて外部PCによりビデオ信号発生装置のリモートコントロール機能を制御可能としたことを特徴とするビデオ信号発生装置である。
本発明によれば、ビデオ信号発生装置のリモートコントロール切り替えにより、ユーザのLCDモジュールの推奨するLVDSトランスミッタ出力を得ることができる。その理由は、ビデオ信号発生装置のリモートコントロールによるトランジスタスイッチコントローラICを用いたスイッチ切り替え回路を、構成したためである。また、ユーザの所望するLVDS出力のカード基板によって、多品種のLCDモジュールに対して簡便に画像を検査できる。その理由は、ビデオ信号発生装置にカードスロットを設け、カード基板を抜き差し可能としたためである。
本発明に係るビデオ信号発生装置によれば、画像表示装置の入力回路の種類に対応する出力回路を、予め備えた複数の出力回路の中から選択することにより、入力回路の種類ごとにケーブルを繋ぎ代える必要がなくなるので、画像表示装置の検査に際して、画像表示装置の入力回路に対応する出力回路を簡便に設定できる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、特許請求の範囲における「画像表示装置」、「入力回路」及び「出力回路」は、それぞれ「LCDモジュール」、「LVDSレシーバ」及び「LVDSトランスミッタ」と具体化して言い換える。
図1は、本発明に係るビデオ信号発生装置の第一実施形態を示すブロック図である。図2は、図1のビデオ信号発生装置の外観を示す斜視図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
まず、構成の概要について説明する。図1に示すように、本実施形態のビデオ信号発生装置10は、LVDSレシーバ32を介して入力したビデオ信号によって画像を表示するLCDモジュール30に対して、LVDSトランスミッタ15a〜15cのいずれかを介してビデオ信号を出力するものである。このビデオ信号発生装置10の特徴は、種類の異なる複数のLVDSトランスミッタ15a〜15cと、LVDSレシーバ32の種類に対応するLVDSトランスミッタをLVDSトランスミッタ15a〜15cの中から選択する出力回路選択部(手動スイッチ20a〜20c、リモートコントローラ17及びスイッチコントローラ16)と、を備えた点にある。
図2に示すように、本実施形態では、ビデオ信号発生装置10が筐体40内に収められ、LVDSトランスミッタ15a〜15cがそれぞれ異なるカード基板41a〜41cに内蔵され、カード基板41a〜41cを機械的かつ電気的に抜き差し自在に接続する複数のスロット(挿入口)42a〜42cが筐体40に設けられている。カード基板41a〜41cは、PCカードの仕様になっている。
次に、作用の概要について説明する。図1に示すように、ビデオ信号発生装置10では、LCDモジュール30を接続した後、LVDSレシーバ32に対応するLVDSトランスミッタを、予め備えたLVDSトランスミッタ15a〜15cの中から選択する。すると、LVDSレシーバ32とLVDSトランスミッタ(LVDSトランスミッタ15a〜15cのいずれか)とで整合性が得られるので、ビデオ信号発生装置10から出力されたビデオ信号を使ってLCDモジュール30で画像を表示することが可能となる。続いて、前回と異なる種類のLVDSレシーバを有するLCDモジュール(図示せず)をビデオ信号発生装置10に接続した場合も、そのLVDSレシーバに対応するLVDSトランスミッタをLVDSトランスミッタ15a〜15cの中から選択できるので、LVDSレシーバ32の種類ごとにLVDSケーブル21を繋ぎ代える必要はない。したがって、LCDモジュール30の検査に際して、LCDモジュール30のLVDSレシーバ32に対応するLVDSトランスミッタを、LVDSトランスミッタ15a〜15cの中から簡便に設定し得る。
図2に示すように、新たな種類のLVDSレシーバに対しても、そのLVDSレシーバに対応する新たなLVDSトランスミッタを内蔵したカード基板に交換することによって、処理することができる。
次に、更に詳しく説明する。図1に示すように、ビデオ信号発生装置10は、電源回路11、ROM12、PLL13、パラレルRGBディジタル信号出力IC14、LVDSトランスミッタ15a〜15c、スイッチコントローラ16、リモートコントローラ17、手動スイッチ20a〜20c、RGBコネクタ18、LVDSコネクタ19等を備えている。一方、LCDモジュール30は、LVDSコネクタ31、LVDSレシーバ32、ゲートアレーコントローラ33、LCDドライバIC34,35、LCDパネル36等を備えている。LVDSコネクタ19とLVDSコネクタ31とは、LVDSケーブル21によって接続される。電源回路11は、ROM12を始め、ビデオ信号発生装置10及びLCDモジュール30の各ブロックに電力を供給する。少なくともLVDSトランスミッタ15a〜15c及びLVDSレシーバ32はIC化されている。
図2に示すように、ビデオ信号発生装置10は、LCDモジュール30のメーカ各社が推奨するLVDSトランスミッタ15a〜15cをそれぞれ内蔵するカード基板41a〜41cを、スロット42a〜42cに並列に差し込める構造を有する。各カード基板41a〜41cのLVDS出力信号は手動スイッチ20a〜20cの操作によって容易に切り替えられるので、LCDモジュール30のLVDSレシーバ32と「対」となる所定のLVDS出力信号を得ることができる。
次に、ビデオ信号発生装置10の動作を説明する。ROM12の映像データは、PLL(クロック信号発生回路)13に同期してパラレルRGBディジタル信号出力IC14に送られ、TTLレベルのパラレル信号となって出力される。続いて、このパラレル信号が三つに分岐され、それぞれLVDSトランスミッタ15a〜15cのカード基板41a〜41cに入力される。
各カード基板41a〜41cのLVDS出力信号は、後段のスイッチコントローラ16及び手動スイッチ20a〜20cによって切り替えられて、ユーザ所望のLVDS出力信号となってLVDSコネクタ19へ出力される。一方、パラレルRGBディジタル信号は単独信号としてRGBコネクタ18へ出力される。
ビデオ信号発生装置10からのLVDS出力信号は、専用のLVDSケーブル21及びLVDSコネクタ31を介してLVDSレシーバ32に入力される。LVDSレシーバ32によってパラレルRGBディジタル信号に戻された映像信号は、ゲートアレイコントローラ33によって映像データが分離される。その映像信号は、同期信号とともにLCDドライバ34,35に入力される。以上の処理によって、ROM12の映像データがLCDパネル36に画像として再現される。
図3は、図1のビデオ信号発生装置における出力回路選択部を示す回路図である。図4は、図3の出力回路選択部におけるトランジスタスイッチ回路を示す回路図である。以下、図1、図3及び図4に基づき説明する。
前述したように、出力回路選択部は、手動スイッチ20a〜20c、リモートコントローラ17及びスイッチコントローラ16から構成されている。手動スイッチ20a〜20cは、手動操作によって接点が開閉する一般的なものである。
リモートコントローラ17は、手動スイッチ20a〜20cのそれぞれの開閉に応じた選択スイッチ信号A〜Cを出力する。このとき、手動スイッチ20a〜20cの接点が閉であれば選択スイッチ信号A〜CはLレベル(オン)となり、手動スイッチ20a〜20cの接点が開であれば選択スイッチ信号A〜CはHレベル(オフ)となる。本実施形態におけるリモートコントローラ17は、例えば図7[1]に示すようなHレベル電圧V及びプルアップ抵抗器23a〜23cによって構成される。
スイッチコントローラ16は、LVDSトランスミッタ15aの出力ラインa1〜aNと手動スイッチ20aの出力ライン22aとの交点、LVDSトランスミッタ15bの出力ラインb1〜bNと手動スイッチ20bの出力ライン22bとの交点、及び、LVDSトランスミッタ15cの出力ラインc1〜cNと手動スイッチ20cの出力ライン22cとの交点に、それぞれ設けられた3N個のトランジスタスイッチ回路50から成る。
トランジスタスイッチ回路50は、nチャネルFET51、pチャネルFET52及びダイオード53,54から成る。nチャネルFET51及びpチャネルFET52は、400MHz以上の周波数で発信するLVDS出力信号(シリアル信号)に対して追随するCMOSインバータを構成している。すなわち、pチャネルFET52のソースが出力ラインc1に接続され、nチャネルFET51のソースがアースラインGndに接続され、nチャネルFET51及びpチャネルFET52のゲートが出力ライン22cに接続され、nチャネルFET51及びpチャネルFET52のドレインが出力ラインOc1に接続されている。ダイオード53はnチャネルFET51のドレイン−ソース間に接続され、ダイオード54はpチャネルFET52のドレイン−ソース間に接続されている。ダイオード53,54は、リップル信号を除去する働きをする。
次に、出力回路選択部の動作を説明する。スイッチコントローラ16は、LVDSトランスミッタ15aの出力ラインa1,a2,a3・・・aN、LVDSトランスミッタ15bの出力ラインb1、b2,b3・・・bN、及び、LVDSトランスミッタ15cの出力ラインc1、c2、c3・・・cNから、それぞれのLVDS出力信号を入力する。その一方で、スイッチコントローラ16は、リモートコントローラ17から選択スイッチ信号A,B,Cを入力する。その結果、選択スイッチ信号Aがオンかつ選択スイッチ信号B,Cがオフの場合、出力ラインOa1,Oa2,Oa3・・・OaNからのLVDS出力信号を得る。同様に、選択スイッチ信号Bによって出力ラインOb1、Ob2、Ob3・・・ObNからのLVDS出力信号が得られ、選択スイッチ信号Cによって出力ラインOc1,Oc2,Oc3・・・〇cNからのLVDS出力信号が得られる。この選択スイッチ信号A,B,Cによって得られたLVDS出力信号は、出力ラインO1〜ONからLVDSコネクタ19へ出力されて、ビデオ信号発生装置10からの映像出力信号となる。
図5は、本発明に係るビデオ信号発生装置の第二実施形態を示す構成図である。図6は、図5のビデオ信号発生装置のコンパレータを示す論理回路図である。以下、図1、図5及び図6に基づき説明する。ただし、第一実施形態と同じ部分又はほぼ同じ部分は、図示及び説明を省略する。
LCDモジュール30のゲートアレイコントローラ33は、LVDSレシーバ32の種類を示す入力側情報を記憶する。PC60は、LVDSトランスミッタ15a〜15cの種類を示す出力側情報を記憶するとともに、ゲートアレイコントローラ33から入力側情報を入力し、この入力側情報と記憶している出力側情報とを照合することにより、LVDSレシーバ32の種類に対応するLVDSトランスミッタ15a〜15のいずれかを示す選択信号を出力する。リモートコントローラ17及びスイッチコントローラ16は、PC60から出力された選択信号に応じて、LVDSトランスミッタ15a〜15の中からLVDSレシーバ32に対応するものを選択する。これにより、完全な自動化が実現される。
詳しく言えば、本実施形態では、LCDモジュール30に内蔵されたゲートアレイコントローラ33に回路固定されている品種固有のEDID(電子データ製品識別コード)を利用して、カード基板41a〜41cすなわちLVDSトランスミッタ15a〜15cの切り替えを、PC60によって制御する。
LCDモジュール30側のEDIDコードは、8bitの出力信号としてゲートアレイコントローラ33に回路固定されている。PC60は、EDIDコードのデータを取り込み、PC60内に予め記憶されている製品コードとEDIDコードとをコンパレータ(比較演算子)70で照合することにより、所定のLVDSトランスミッタ15a〜15cを選択する信号を、ビデオ信号発生装置10のリモートコントローラ17へ伝達する。これにより、スイッチコントローラ16が制御され、選択されたLVDSトランスミッタ15a〜15cのLVDS出力信号が得られる。
図5では、EDIDコードの8bitデータとPC60側に登録された8bitデータとを比較する一例を示している。LCDモジュール30のEDIDコード#11011100#をPC60に入力し、PC60側に予め登録された製品一覧の中からコード#11011100#に一致した製品信号を抽出し、その製品信号を次段のROM80へ3bitで出力する。
図6では、PC60にプログラムされる計算根拠となる、コンパレータ70の論理ゲート回路の動作を示している。入力信号の論理値の一致及び不一致に関して、出力Zの意味を次のように定める。入力X=入力Yのとき出力Z=1、入力X≠入力Yのとき出力Z=0とする。この結果を生じる論理式は、Z=X・Y+/X・/Yである。ただし、「/X」はXの上に―が付記された記号を示す。/Yも同様である。この論理式の真理値表は、以下のように、排他的論理和の否定と同じになる。
入力 出力
X Y Z
0 0 1
0 1 0
1 0 0
1 1 1
この真理値表を満たす動作をするコンパレータ70は、図6に示すように、アンドゲート71,72、オアゲート73及びノットゲート74,75によって構成できる。このコンパレータ70の動作の結果から、LCDモジュール30のEDIDコードにPC登録済みIDコードが一致した場合にのみ、次段のROM80へハイレベル信号及び製品識別コード信号が出力される。
ROM80には、例示した#11011100#の製品識別コードに相当する基板選択アドレスを、事前にプログラムしておく。この基板選択アドレスは、PC60の出力信号として図1のリモートコントローラ17に入力され、Aアドレス“001”、Bアドレス“010”、Cアドレス“100”のように3ビットで表わされる。本実施形態では3機種選択としたが、この基板選択アドレスを用いれば8機種まで選択可能である。本実施形態におけるリモートコントローラ17は、例えば図7[2]に示すような2進−10進デコーダによって構成される。
なお、本発明は、言うまでもなく、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、LCDの代わりにELディスプレイとしてもよく、LVDSの代わりにTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)としてもよい。
本発明に係るビデオ信号発生装置の第一実施形態を示すブロック図である。 図1のビデオ信号発生装置の外観を示す斜視図である。 図1のビデオ信号発生装置における出力回路選択部を示す回路図である。 図3の出力回路選択部におけるトランジスタスイッチ回路を示す回路図である。 本発明に係るビデオ信号発生装置の第二実施形態を示す構成図である。 図5のビデオ信号発生装置におけるコンパレータを示す論理回路図である。 図1のビデオ信号発生装置におけるリモートコントローラを示す回路図であり、図7[1]は第一例(第一実施形態)、図7[2]は第二例(第二実施形態)である。
符号の説明
10 ビデオ信号発生装置
11 電源回路
12 ROM
13 PLL
14 パラレルRGBディジタル信号出力IC
15a〜15c LVDSトランスミッタ(出力回路)
16 スイッチコントローラ(出力回路選択部)
17 リモートコントローラ(出力回路選択部)
20a〜20c 手動スイッチ(出力回路選択部)
18 RGBコネクタ
19 LVDSコネクタ
30 LCDモジュール(画像表示装置)
31 LVDSコネクタ
32 LVDSレシーバ(入力回路)
33 ゲートアレイコントローラ(入力側記憶部)
34,35 LCDドライバIC
36 LCDパネル
40 筐体
41a〜41c カード基板
42a〜42c スロット(挿入口)
60 PC(出力側記憶部及び出力回路決定部)

Claims (8)

  1. 入力回路を介して入力したビデオ信号によって画像を表示する画像表示装置に対して、前記ビデオ信号を出力回路を介して出力するビデオ信号発生装置において、
    種類の異なる複数の前記出力回路と、
    前記入力回路の種類に対応する出力回路を前記複数の出力回路の中から選択する出力回路選択部と、
    を備えたことを特徴とするビデオ信号発生装置。
  2. 前記出力回路選択部は、手動スイッチの操作に応じて、前記複数の出力回路の中から所定の出力回路を選択する、
    請求項1記載のビデオ信号発生装置。
  3. 前記画像表示装置は、前記入力回路の種類を示す入力側情報を記憶する入力側記憶部を有し、
    前記複数の出力回路の種類を示す出力側情報を記憶する出力側記憶部と、前記入力側記憶部から前記入力側情報を入力し、この入力側情報と前記出力側記憶部に記憶された出力側情報とを照合することにより、前記入力回路の種類に対応する出力回路を示す選択信号を出力する出力回路決定部と、を当該ビデオ信号発生装置の内部又は外部に備え、
    前記出力回路選択部は、前記出力回路決定部から出力された選択信号に応じて、前記入力回路の種類に対応する出力回路を前記複数の出力回路の中から選択する、
    請求項1記載のビデオ信号発生装置。
  4. 当該ビデオ信号発生装置が筐体内に収められ、前記複数の出力回路がそれぞれ別々のカード基板に内蔵され、これらの複数のカード基板を機械的かつ電気的に抜き差し自在に接続する複数の挿入口が前記筐体に設けられた、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のビデオ信号発生装置。
  5. 前記カード基板の仕様がPCカードである、
    請求項4記載のビデオ信号発生装置。
  6. 前記入力回路はLVDSレシーバであり、前記出力回路はLVDSトランスミッタである、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のビデオ信号発生装置。
  7. 前記画像表示装置はLCDモジュールである、
    請求項6記載のビデオ信号発生装置。
  8. 前記画像表示装置の検査の際に、前記ビデオ信号を伝送するケーブルを介して当該画像表示装置に接続される、
    請求項1乃至7のいずれかに記載のビデオ信号発生装置。
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