JP2001265174A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001265174A
JP2001265174A JP2000080363A JP2000080363A JP2001265174A JP 2001265174 A JP2001265174 A JP 2001265174A JP 2000080363 A JP2000080363 A JP 2000080363A JP 2000080363 A JP2000080363 A JP 2000080363A JP 2001265174 A JP2001265174 A JP 2001265174A
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image forming
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非使用時における無駄な電力の消費を抑制
し、操作者に対して、主電源遮断の実行指示を受け付け
たことを直ちに案内することで、操作者に対する心理的
な不安を解消することができる画像形成装置を得る。 【解決手段】 遮断受付手段により主電源の遮断の実行
指示を受け付けた際に(S1のY)、実行中判断手段によ
り画像形成動作の実行中であると判断した場合には(S
2のY)、表示手段により主電源の遮断の実行指示を受
け付けた旨を案内する案内情報を表示部に表示させ(S
4)、終了判断手段により画像形成動作が終了したと判
断した場合に(S6のY)、主電源遮断手段により主電源
を遮断することにより(S8)、ジョブの実行中に主電源
の遮断の実行指示を受け付けた場合にも、実行中の画像
形成動作に支障を来たすことなく、操作者に対して、主
電源の遮断の実行指示を受け付けた旨を案内することが
可能になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、FAX、
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定のジョブに応じて画像形成部
を駆動して−画像形成動作を実行することにより、例え
ば用紙に対して所定の情報をプリント出力するようにし
た画像形成装置がある。
【0003】近年の画像形成装置では、非使用時におけ
る無駄な電力の消費を抑制する等の省エネ対策がなされ
た画像形成装置も提案されている。
【0004】特開平9−230754号公報には、自ら
主電源を遮断する主電源遮断手段と、この主電源遮断手
段に対して主電源の遮断の実行を指示する主電源遮断指
示キーとを設け、ジョブ実行中に主電源の遮断の実行指
示を受け付けた場合には、当該ジョブを終了してから主
電源を遮断するようにした画像形成装置が開示されてい
る。これによって、主電源遮断指示キーにより主電源の
遮断の実行を指示しておくことで、操作者が装置の目の
前にいなくても、非使用時の無駄な電力の消費を抑制す
ることが可能になる。
【0005】また、特開平9−230754号公報に開
示された画像形成装置では、ジョブが正常に終了したか
を判別してこの判別結果を表示部に表示させることで、
操作者に対して、ジョブの終了状態を案内することが可
能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
230754号公報に開示された画像形成装置では、ジ
ョブの実行中に主電源の遮断の実行が指示されて主電源
の遮断の実行を待機している状態にある場合にも、通常
のジョブ実行と同様の画像形成動作がなされる。また、
ジョブが正常に終了したかの判断結果も主電源の遮断時
に明らかとなる。このため、操作者に対して、主電源遮
断を待機している状態であることを案内することができ
ない。また、操作者に対して、画像形成動作が終了する
まで主電源が適正に遮断されるかを確認させることがで
きない。このため、実際に主電源が正常に遮断されるま
で、操作者に対して、心理的な不安を与えてしまう。
【0007】また、特開平9−230754号公報に開
示された画像形成装置では、主電源の遮断の実行が指示
された後では新たなジョブの受け付けを行わない。つま
り、一度主電源の遮断の実行が指示された場合には、主
電源を遮断して、操作者の指示によって再起動してから
新たに受け付けたジョブに係る画像形成動作を実行す
る。このため、操作者の作業が煩雑になり、操作者に係
る負担が大きくなってしまう。
【0008】さらに、ジョブの実行中に主電源の遮断の
実行が指示された場合には、当該ジョブが終了するまで
主電源を遮断しない。このため、操作者は、都合等によ
り遮断指示後直ちに主電源を遮断させたい場合にも、ジ
ョブの終了まで主電源の遮断を待たなくてはならない。
【0009】またさらに、特開平9−230754号公
報に開示された画像形成装置では、主電源の遮断の実行
を伴う画像形成動作としてプリント出力の実行を指示し
た操作者が当該プリント出力が終了する前に装置から離
れた場合、プリント出力された用紙が必要なものである
のかをこの操作者以外の者に対して判断させることがで
きない。このため、例えば、プリント出力された用紙の
処理について複数の者に聞いて回る等しなければなら
ず、プリント出力された用紙の処理が煩雑になってしま
う。
【0010】本発明は、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、操作者に対して、主電源遮断の実行指示
を受け付けたことを直ちに案内することで、操作者に対
する心理的な不安を解消することができる画像形成装置
を得ることを目的とする。
【0011】本発明は、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、煩雑な操作を解消して利便性を向上させ
ることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
【0012】本発明は、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、状況に応じて主電源の遮断を実行するタ
イミングを変えることで利便性を向上させることができ
る画像形成装置を得ることを目的とする。
【0013】本発明は、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、操作者に対して、主電源の遮断の実行が
指示された際に実行した画像形成動作の内容を容易に把
握させることができる画像形成装置を得ることを目的と
する。
【0014】本発明は、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、主電源遮断後にも主電源が遮断される以
前に実行されていたジョブ内容を案内することで利便性
を向上させることができる画像形成装置を得ることを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、所定のジョブを受け付けるジョブ受付手
段と、前記ジョブ受付手段が受け付けた前記ジョブに応
じて画像形成部を駆動することにより画像形成動作を実
行する画像形成手段と、所定事項を表示する表示部と、
装置本体の主電源の遮断の実行指示を受け付ける遮断受
付手段と、前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の
実行指示を受け付けた場合に、前記画像形成動作の実行
中であるか否かを判断する実行中判断手段と、前記実行
中判断手段により前記画像形成動作の実行中であると判
断した場合に、前記主電源の遮断の実行指示を受け付け
た旨を案内する案内情報を前記表示部に表示させる表示
手段と、前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の実
行指示を受け付けるまでに前記ジョブ受付手段が受け付
けた前記ジョブに係る前記画像形成動作が終了したか否
かを判断する終了判断手段と、前記終了判断手段により
前記画像形成動作が終了したと判断した場合に前記主電
源を遮断する主電源遮断手段と、を備える。
【0016】したがって、遮断受付手段によって主電源
の遮断の実行指示が受け付けられ、実行中判断手段によ
って画像形成手段による画像形成動作の実行中であると
判断された場合には、主電源の遮断の実行指示が受け付
けられた旨を案内する案内情報が表示手段によって表示
部に表示される。終了判断手段によって画像形成動作が
終了したと判断された場合には、主電源遮断手段によっ
て主電源が遮断される。これによって、画像形成動作の
実行中に主電源の遮断指示を受け付けた場合にも、実行
中の画像形成動作に支障を来たすことなく、操作者に対
して、主電源の遮断の実行指示を受け付けた旨を案内す
ることが可能になる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記遮断受付手段により前記主電
源の遮断の実行指示を受け付けた後に、新たなジョブを
受け付ける新ジョブ受付手段を備え、前記終了判断手段
は、前記新ジョブ受付手段による前記新たなジョブに係
る前記画像形成動作が終了したか否かを判断する。
【0018】したがって、新ジョブ受付手段によって受
け付けられた新たなジョブに係る画像形成動作が、終了
判断手段によって終了したと判断された場合に、主電源
が遮断される。これによって、主電源の遮断の実行指示
を受け付けた後に受け付けた新たなジョブを、主電源を
遮断する前に実行することが可能になる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記遮断受付手段により前記主電
源の遮断の実行指示を受け付けた後に前記新ジョブ受付
手段が前記新たなジョブを受け付けた場合、前記表示手
段は、前記新たなジョブを受け付けた旨と前記新たなジ
ョブに係る前記画像形成動作終了後に前記主電源を遮断
する旨とを案内する前記案内情報を前記表示部に表示さ
せる。
【0020】したがって、主電源の遮断の実行指示が受
け付けられた後に新たなジョブが受け付けられた場合に
は、新たなジョブを受け付けた旨と新たなジョブに係る
画像形成動作終了後に主電源を遮断する旨とを案内する
前記案内情報が表示部に表示される。これによって、主
電源の遮断の実行指示を受け付けた後に受け付けた新た
なジョブに係る画像形成動作を主電源を遮断する前に実
行するとともに、操作者に対して、主電源の遮断の実行
指示を受け付けた旨を案内することが可能になる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像形成装置において、前記遮断受付手段に
より前記主電源の遮断の実行指示を受け付けた場合に、
前記主電源遮断手段が前記主電源を遮断するまでの時間
である残り時間を算出する残り時間算出手段を備え、前
記表示手段は、前記残り時間算出手段により算出した前
記残り時間を前記表示部に表示させる。
【0022】したがって、主電源の遮断の実行指示が受
け付けられた場合には、残り時間算出手段によって算出
された残り時間が表示手段によって表示部に表示され
る。これによって、操作者に対して、主電源の遮断まで
の残り時間を案内することで、操作者に対して、心理的
な不安を解消させることが可能になる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、前記装置本体の稼動時に
点灯し、前記主電源の遮断時に消灯するLEDランプを
備え、前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の実行
指示を受け付けた場合には、前記表示手段を無効とし、
前記LEDランプを点滅させるようにした。
【0024】したがって、主電源の遮断の実行指示が受
け付けられた場合には、表示手段が無効とされ、LED
ランプが点滅される。これによって、不必要な部材を駆
動させずに、操作者に対して、主電源の遮断の実行指示
を受け付けた旨を案内することが可能になる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5記載の画像形成装置において、前記主電
源遮断手段による前記主電源の遮断の実行中止の指示を
受け付ける中止受付手段と、前記終了判断手段により前
記画像形成動作が終了したと判断した場合に、前記中止
受付手段による前記主電源の遮断の実行中止の指示の有
無を判断する中止判断手段と、を備え、前記主電源遮断
手段は、前記中止判断手段による前記主電源の遮断の実
行中止の指示がないと判断した場合に前記主電源を遮断
する。
【0026】したがって、主電源の遮断の実行指示が受
け付けられた場合でも、中止受付手段による主電源の遮
断の実行中止の指示が受け付けられていないと中止判断
手段によって判断された場合にのみ主電源が遮断され
る。これによって、一度受け付けた主電源の遮断の実行
指示を取り消すことが可能になる。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項2または3
記載の画像形成装置において、前記実行中判断手段によ
り前記画像形成動作の実行中であると判断した時点で実
行中の頁に係る前記画像形成動作が終了したか否かを判
断する頁終了判断手段を備え、前記電源遮断手段は、前
記新ジョブ受付手段が前記主電源の遮断の実行指示を受
け付けた後に前記新たなジョブを受け付けたと判断し、
かつ、前記頁終了判断手段が該当頁に係る前記画像形成
動作が終了したと判断した場合に前記主電源を遮断す
る。
【0028】したがって、新ジョブ受付手段によって新
たなジョブが受け付けられたと判断され、かつ、頁終了
判断手段によって該当頁に係る画像形成動作が終了した
と判断された場合にのみ主電源が遮断される。これによ
って、頁単位での画像形成動作に関して支障を来たすこ
となく、主電源の遮断の実行指示の受け付け後、迅速に
主電源を遮断することが可能になる。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成装置において、前記頁終了判断手段を有効にする
頁モードと、前記終了判断手段を有効にするジョブモー
ドとのいずれか一方を切替自在に設定する終了モード設
定手段を備える。
【0030】したがって、終了モード設定手段によって
頁モードとジョブモードとが切替自在に設定される。こ
れによって、状況に応じて、適宜電源を遮断することが
できる。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の画像形成装置において、前記頁終了判断手段が前
記該当頁に係る前記画像形成動作が終了したと判断した
時点で前記主電源を遮断した場合に、未終了である前記
ジョブの内容を不揮発性の記憶領域に記憶させる記憶手
段を備える。
【0032】したがって、該当頁に係る画像形成動作が
終了したと判断された時点で主電源が遮断された場合に
は、未終了であるジョブの内容が記憶手段によって不揮
発性の記憶領域に記憶される。これによって、操作者に
対して、中断したジョブの内容を追って確認させること
が可能になる。
【0033】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
画像形成装置において、前記装置本体の起動時に、前記
記憶領域を参照して、未終了である前記ジョブの内容が
記憶されているか否かを判断するジョブ内容判断手段を
備え、前記装置本体の起動時に、前記ジョブ内容判断手
段により未終了である前記ジョブの内容が記憶されてい
ると判断した場合、前記画像形成手段は記憶されている
前記ジョブの内容に基づいて前記画像形成動作を実行す
る。
【0034】したがって、装置本体の起動時に、ジョブ
内容判断手段によって未終了であるジョブの内容が記憶
されていると判断された場合には、記憶されているジョ
ブの内容に基づいて画像形成動作が実行される。これに
よって、前回の画像形成動作に際して未終了であったジ
ョブを、装置本体の起動時に、自動的に終了させること
が可能になる。
【0035】請求項11記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6記載の画像形成装置において、前記
遮断受付手段により前記主電源の遮断の実行指示を受け
付けた後に実行した前記画像形成動作に係る前記ジョブ
の内容を記憶領域に記憶させる記憶手段と、前記記憶領
域に記憶されている前記ジョブの内容を用紙に対してプ
リント出力するプリント手段と、を備え、前記主電源遮
断手段は、前記プリント手段による前記プリント出力終
了後に前記主電源を遮断する。
【0036】したがって、主電源の遮断の実行指示が受
け付けられた場合には、記憶手段によって記憶領域に記
憶されているジョブの内容がプリント手段によってプリ
ント出力される。これによって、主電源の遮断に際し
て、操作者が周囲にいない場合にも、実行したジョブの
内容を確実に案内することが可能になる。
【0037】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、前記プリント手段を有効とす
るプリントモードと、前記プリント手段を無効とする非
プリントモードとを切替自在に設定するモード設定手段
を備える。
【0038】したがって、モード設定手段によってプリ
ントモードと非プリントモードとが切替自在に設定され
る。これによって、例えば主電源の遮断に際して、操作
者が周囲にいなくなるような場合にプリントモードを設
定することにより、必要時のみにジョブの内容をプリン
ト出力することが可能になる。
【0039】請求項13記載の発明は、請求項11また
は12記載の画像形成装置において、前記プリント手段
は、前記ジョブの内容を単一の前記ジョブに係る前記画
像形成動作毎にプリント出力する。
【0040】したがって、プリント手段によって単一の
ジョブに係る画像形成動作毎にプリント出力される。こ
れによって、主電源の遮断に際して、操作者が周囲にい
ない場合にも、実行したジョブの内容をジョブ毎に確実
に案内することが可能になる。
【0041】請求項14記載の発明は、請求項11また
は12記載の画像形成装置において、前記プリント手段
は、前記ジョブの内容を単一の用紙に対してプリント出
力する。
【0042】したがって、プリント手段によってジョブ
の内容が単一の用紙に対してプリント出力される。これ
によって、不必要な用紙の消費を低減することが可能に
なる。
【0043】請求項15記載の発明は、請求項11、1
2、13または14記載の画像形成装置において、時刻
を計測するタイマを備え、前記記憶手段は、少なくとも
前記タイマにより計測される前記画像形成動作の実行時
刻を前記ジョブの内容として記憶させる。
【0044】したがって、少なくともタイマにより計測
される画像形成動作の実行時刻がジョブの内容として記
憶される。これによって、誰に対しても認識しやすい情
報をプリント出力することにより、プリント出力された
ジョブ内容を容易に把握させることが可能になる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、画
像形成装置として複合機1への適用例である。ここで、
複合機1とは、複写機、プリンタおよびファクシミリ
(以下、FAXと称する)としての機能を、1台の機器で
実行するものを意味する。
【0046】図1は本発明の第1の実施の形態の複合機
1の概略構成を示す縦断正面図である。複合機1は、原
稿の画像を読み取る画像読取ユニット2と、画像読取ユ
ニット2で読み取った原稿の画像データに基づいた画像
形成を電子写真方式で行う画像形成ユニット3と、画像
形成ユニット3から排紙された用紙のステープル処理を
するフィニッシャユニット4とを備えている。
【0047】また、複合機1は、操作者による所定のキ
ー操作を受け付ける複数の操作キーと各種の情報を表示
する表示部としての液晶ディスプレイDとからなる操作
部(図2参照)57を備えている。
【0048】ここで、図2は操作部57を示す平面図で
あり、図3は通常状態の複合機1の液晶ディスプレイD
の表示態様を示す平面図である。操作部57に設けられ
た操作キーには、それぞれ操作されることにより、コピ
ー枚数の設定等に使用される数字キー57a、コピー動
作の開始を指示するジョブ受付手段としてのコピースタ
ートキー57b、設定した内容の取り消しや一定時間以
上の押し下げにより予熱状態の設定を指示するモードク
リア/予熱キー57c、主電源のON/OFFを切り替
える遮断受付手段としての電源自動遮断スイッチ60が
設けられている。電源自動遮断スイッチ60は、複合機
1の不必要な消費エネルギーの抑制(以降、省エネとす
る)のために主電源の遮断の実行を指示する際に使用さ
れるものであり、主電源を正規にON/OFFするスイ
ッチ(図示せず)は、別に設けられている。
【0049】液晶ディスプレイDの表示面側にはタッチ
パネルが積層されている。このタッチパネルのXY座標
と、液晶ディスプレイDの表示内容との同期をとること
により、液晶ディスプレイDも操作キーとして機能させ
る。液晶ディスプレイDに表示される内容としては、操
作ガイダンスや実行中のジョブの案内情報の他に、プリ
ント出力する濃度の自動指定を指示する自動濃度キー5
7d、プリント出力する用紙の自動選択を指示する自動
用紙選択キー57e、プリント出力する情報の変倍の実
行を指示する変倍キー57f等のプリント出力における
各種の条件を指定するキーや、ステープル処理の実行を
指示するステープルキー57g、スタック処理の実行を
指示するスタックキー57h、ソートプリントの実行を
指示ソートキー57i等のプリント出力における各種の
動作を指定するキー等の位置を案内する情報がある。ま
た、操作部57には、電源自動遮断スイッチ60の操作
に応じて点灯/消灯するLEDランプとしての主電源O
N LED57jと、主電源のスイッチのON/OFF
切替操作に応じて点灯/消灯する主電源LED57kが
設けられている。
【0050】画像読取ユニット2は、読取装置5と、自
動原稿送り装置6とを備えている。
【0051】読取装置5は、原稿を載置するコンタクト
ガラス7と読取光学系8とを備えている。読取光学系8
は、露光ランプ9、第1ミラー10、レンズ11、CC
Dイメージセンサ12、第2ミラー13および第3ミラ
ー14等で構成されている。露光ランプ9及び第1ミラ
ー10は、第1キャリッジ15に搭載されている。第2
ミラー13及び第3ミラー14は、第2キャリッジ16
に搭載されている。原稿の画像を読み取る際には、図示
しないスキャナ駆動モータにより第1キャリッジ15と
第2キャリッジ16とを2対1の速度比で駆動すること
で、原稿とCCDイメージセンサ12との光路長を一定
にして露光走査する。露光走査された原稿の画像は、C
CDイメージセンサ12によって光学的に読み取られた
後、電気信号に変換され、所定の画像処理がなされる。
【0052】自動原稿送り装置6は、原稿台17にセッ
トされたシート状の原稿を一枚ずつコンタクトガラス7
上に自動的に供給する装置である。原稿台17にセット
された原稿が原稿セット検知センサ69によって原稿台
17上に原稿が載置されたことが検出されると、この原
稿は、給送ローラ18によって原稿読み取りセンサ19
上側の位置に送り込まれる。原稿は、原稿読み取りセン
サ19の上側を一定の速度で通過する際に、原稿読み取
りセンサ19に対峙する面の画像が読み取られる。画像
が読み取られた原稿は、排紙トレイ70に排紙される。
【0053】画像形成ユニット3は、書き込みユニット
20を備えている。この書き込みユニット20は、レー
ザ出力ユニット21、結像レンズ22、ミラー23で構
成されている。特に図示しないが、レーザ出力ユニット
21の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
と、モータによって高速かつ定速で回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)とが設けられている。書き込みユニ
ット20から出力されるレーザ光は感光体24に照射さ
れ、これによって感光体24の表面には静電潜像が形成
される。
【0054】ここで、感光体24の表面に形成された静
電潜像を現像して用紙上に画像形成する画像形成動作の
手順について、その概略を以下に説明する。まず、第1
トレイ25、第2トレイ26、第3トレイ27に積載さ
れた用紙を、各々、第1給紙装置28、第2給紙装置2
9、第3給紙装置30によって給紙し、縦搬送ユニット
31によって感光体24に当接する位置まで搬送する。
書き込みユニット20からのレーザ光によって、所定の
画像データを感光体24の表面に露光させることで静電
潜像を形成する。この感光体24上の静電潜像に対し
て、現像ユニット33を通過する際にトナーを定着させ
ることで顕像化し、感光体24表面にトナー像を形成す
る。そして、感光体24の回転と等速で回転する搬送ベ
ルト34によって用紙をタイミング調整して搬送しなが
ら、感光体24上のトナー像を転写させる。この用紙に
対して、定着ユニット35にて加圧および加熱すること
で転写させたトナー像を定着させた後、排紙ユニット3
6によってフィニッシャユニット4に排出させる。ここ
に、画像読取ユニット2、書き込みユニット20、感光
体24、現像ユニット33、搬送ベルト34および定着
ユニット35が画像形成手段とされている。
【0055】また、用紙の両面に画像を形成する場合
は、第1トレイ25、第2トレイ26あるいは第3トレ
イ27から給紙して片面に画像が形成された用紙を、反
転経路切替爪(図示しない)を切り替えることにより、フ
ィニッシャユニット4側に導かずに両面入紙搬送路38
に搬送し、反転ユニット39でスイッチバック反転し、
用紙揃えジョガー(図示せず)で両サイドを揃えた後に、
両面搬送ローラ41で駆動される両面搬送ユニット42
に送る。両面搬送ユニット42に送られた用紙を再度縦
搬送ユニット31に送って裏面に画像を形成した後、フ
ィニッシャユニット4に排紙する。
【0056】用紙を反転して排出する場合は、反転ユニ
ット39でスイッチバック反転した用紙を、両面搬送ユ
ニット42に送らずに反転排紙搬送路43に送り出して
フィニッシャユニット4に排紙する。
【0057】フィニッシャユニット4は、画像形成ユニ
ット3から排紙された用紙を、一旦スタックするスタッ
クトレイ44と、スタックトレイ44に溜められた用紙
束を綴じるステープル処理を行うステープラユニット4
5と、ステープル処理された用紙束が排紙される上排紙
トレイ46および下排紙トレイ47とを備えている。上
排紙トレイ46および下排紙トレイ47のそれぞれに
は、上排紙トレイ46および下排紙トレイ47に画像形
成後の用紙の有無を検出する排紙センサ48、49が設
けられている。
【0058】次に、図4に基づいて、複合機1の制御系
の電気的な接続について作用的に説明する。複合機1
は、複合機1を駆動制御するメイン制御部50を備えて
いる。このメイン制御部50は、各部を集中的に駆動制
御するCPU51、制御プログラム等の固定的なデータ
を格納するROM52、可変的なデータを書き換え自在
に記憶するRAM53、主電源が遮断された状態でも各
種のデータを記憶保持する不揮発性の記憶領域としての
不揮発RAM54、パーソナルコンピュータ等の外部装
置との間で情報の授受を行うシリアルI/F55、時刻
の計測や各部の同期をとるためのタイマ56、および、
パーソナルコンピュータ等の外部装置との間で情報の授
受を行う通信インターフェイス(I/F)S等がバスライ
ン接続されることにより形成されている。
【0059】RAM53は、コピースタートキー57b
の操作あるいは通信インターフェイスSを介して受信し
た外部装置からの情報により、実行を指示された各種ジ
ョブを一時記憶する。本実施の形態でのジョブとは、自
動原稿送り装置6に載置された複数枚の原稿の画像をプ
リント情報として順次プリント出力する画像形成動作、
あるいは、別のジョブ受付手段としての通信インターフ
ェイスSを介して外部装置から受け付けたプリント情報
に基づいてプリント出力する画像形成動作の実行を指示
するプリント情報およびコマンドである。
【0060】不揮発RAM54は、電池(図示せず)によ
りバックアップされており、複合機1の電源が遮断され
た状態でも記憶した内容を保持する。
【0061】メイン制御部50には、感光体24を回転
させるためのモータ(図示せず)、第1、第2および第3
給紙装置28、29、30を駆動するモータ(図示せ
ず)、反転ユニット39の反転経路切替爪を操作するソ
レノイド(図示せず)、両面搬送ユニット42の両面搬送
ローラ41を駆動するモータ(図示せず)、用紙揃えジョ
ガーを駆動するモータ(図示せず)等が各種交流負荷ある
いは各種直流負荷として接続されている。また、メイン
制御部50には、原稿読み取りセンサ19や定着ユニッ
ト35に設けられた温度センサ(図示せず)等の各種セン
サが接続されている。
【0062】メイン制御系50の主電源は、商用主電源
58である。商用主電源58には、ドライバ62により
ON/OFF駆動制御されるソレノイド59に接続され
た電源自動遮断スイッチ60を介して、電源ユニット6
1が接続/遮断自在に接続されている。詳細は後述する
が、メイン制御系50は、電源自動遮断スイッチ60が
手動により接続側へ切り替えられて商用主電源58と電
源ユニット61とが接続されている際に、ドライバ62
を介してソレノイド59を吸引側へ駆動制御して電源自
動遮断スイッチ60をOFF側へ動作させることにより
主電源を遮断する。
【0063】CPU51や各種センサ等には、商用主電
源58で生成されたロジック負荷用定電圧Vccが供給
される。操作部57の液晶ディスプレイ等には、商用主
電源58で生成された軽負荷用定電圧VLが供給され
る。感光体24を回転させるためのモータ、第1、第2
および第3給紙装置28、29、30を駆動するモー
タ、反転ユニット39の反転経路切替爪を操作するソレ
ノイド、両面搬送ユニット42の両面搬送ローラ41を
駆動するモータ、用紙揃えジョガーを駆動するモータ等
には、重負荷用定電圧VHが供給される。
【0064】ところで、電源ユニット61には、メイン
制御部50に接続されたドライバ63によりON/OF
F駆動制御されるリレー64、65が接続されている。
このリレー64、65によって、商用主電源58で生成
される軽負荷用定電圧VL、重負荷用定電圧VH等の出
力を制御する。
【0065】加えて、メイン制御部50には、自動原稿
送り装置6、フィニッシャユニット4、操作部57等
が、シリアルI/F55を介して接続されている。自動
原稿送り装置6、フィニッシャユニット4、操作部57
等は、シリアルI/F55を介して、メイン制御部50
により通信制御される。
【0066】次に、図5を参照して、複合機1が主電源
遮断処理について説明する。図5は、主電源遮断処理の
概略を示すフローチャートである。主電源遮断処理で
は、操作者によって電源自動遮断スイッチ60が操作さ
れることによる主電源の遮断の実行指示を受け付けたと
判断するまで待機する(S1)。
【0067】ステップS1で、電源自動遮断スイッチ6
0が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を受
け付けたと判断した場合には(S1のY)、主電源の遮断
の実行指示を受け付けたと判断した時点でRAM53に
一時記憶したジョブを実行中であるか否かを判断する
(S2)。ここに、実行中判断手段としての機能が実行さ
れる。
【0068】ステップS2で、主電源の遮断の実行指示
を受け付けたと判断した時点でRAM53に一時記憶し
たジョブを実行中であると判断した場合には(S2の
Y)、以下に述べるように、RAM53に一時記憶した
ジョブの内容から主電源の遮断を実行するまでの残り時
間を算出する(S3)。ここに、主電源の遮断の実行指示
が受け付けられた場合には、受け付けたジョブに基づい
て残り時間が算出される残り時間算出手段としての機能
が実行される。
【0069】ここで、残り時間の算出について説明す
る。残り時間は、実行するジョブにおいて画像が形成さ
れる用紙サイズと当該用紙サイズの画像を形成するため
に要する時間、画像形成後の用紙を排紙トレイへ排紙す
るまでに要する時間、指定枚数、排紙後の処理の時間等
の残り時間算出要素に基づいて算出される。本実施の形
態では、残り時間算出要素のうちB5、A4等の規定の
用紙サイズと、当該サイズの用紙に対してプリント出力
する際に要する時間とが対応づけられて予めROM52
に格納されている。また、別の残り時間算出要素とし
て、ROM52には、画像形成後の用紙を排紙トレイへ
排紙するまでに要する時間、排紙後の処理の時間等の予
め規定される情報が格納されている。
【0070】通信インターフェイスSを介して外部装置
から受け付けたジョブに基づいて所定のプリント情報を
プリント出力する場合の残り時間は、当該ジョブに含ま
れている残り時間算出要素としての用紙サイズとプリン
ト枚数とに基づいて容易に算出することができる。一
方、自動原稿送り装置に載置された複数枚の原稿の画像
をプリント出力するジョブの実行に際しての残り時間
は、例えば、自動原稿送り装置に載置された原稿の枚
数、画像を形成させたい用紙サイズおよびプリント枚数
の入力を要求するメッセージを液晶ディスプレイDに表
示させることで、操作者に対して入力を必要とする残り
時間算出要素を把握させ、要求した所定の情報が入力さ
れた場合に算出することが可能である。
【0071】ステップS3で残り時間を算出すると、算
出された残り時間と、主電源の遮断の実行の指示を受け
付けたことを案内する案内情報としてのメッセージと、
主電源の遮断の実行の中断指示を受け付ける中止受付手
段としてのキャンセルキーCを、液晶ディスプレイDに
表示させる(S4)。ここに、表示手段としての機能が実
行される。
【0072】そして、液晶ディスプレイDに所定事項を
表示させた状態で、電源自動遮断スイッチ60が操作さ
れることによる主電源の遮断の実行指示を受け付けるま
でにRAM53に一時記憶したジョブが終了したと判断
するまで、RAM53に一時記憶したジョブを続行する
(S5)。ここに、終了判断手段としての機能が実行され
る。
【0073】なお、ステップS3で、情報の不足等によ
り残り時間の算出が不可能である場合には、図6にしめ
すように、「電源遮断処理実行中です」等の主電源の遮
断の実行が指示された旨を案内するメッセージMとキャ
ンセルキーCとを液晶ディスプレイDに表示させ、RA
M53に一時記憶したジョブを続行する。
【0074】ステップS6で、RAM53に一時記憶し
たジョブが終了したと判断すると(S6のY)、主電源の
遮断の実行が指示されてからRAM53に一時記憶した
ジョブを終了するまでにキャンセルキーCの操作があっ
たか否かを判断する(S7)。ここに、中止判断手段とし
ての機能が実行される。
【0075】ステップS7で、主電源遮断が指示されて
からRAM53に一時記憶したジョブを終了するまでに
キャンセルキーCの操作がないと判断すると(S7の
N)、ソレノイドを吸引して電源自動遮断スイッチ60
をOFF側へ移動させることにより、主電源の遮断を実
行する(S8)。ここに、主電源遮断手段としての機能が
実行される。
【0076】一方、ステップS7で、主電源の遮断の実
行が指示されてからRAM53に一時記憶したジョブを
終了するまでにキャンセルキーCの操作があったと判断
すると(S7のY)、主電源遮断を実行せずに電源遮断処
理を終了する。主電源の遮断の実行中止の指示がない場
合のみに主電源を遮断することにより、一度受け付けた
主電源の遮断の実行指示を取り消すことが可能になるの
で、操作者に対して利便性の高い複合機1を提供するこ
とができる。
【0077】ここに、主電源の遮断の実行指示が受け付
けられ、画像形成動作の実行中であると判断された場合
には、主電源の遮断の実行が指示が受け付けられたこと
を案内するメッセージMが表示部に表示され、画像形成
動作が終了したと判断された場合に主電源が遮断され
る。
【0078】これによって、画像形成動作の実行中に主
電源の遮断指示を受け付けることにより主電源の遮断が
直ちに実行されない場合にも、実行中の画像形成動作に
支障を来たすことなく、操作者に対して、主電源の遮断
の実行を指示した操作者に対して、主電源の遮断の実行
指示を受け付けた旨を案内することができ、非使用時に
おける無駄な電力の消費を抑制し、操作者に対する心理
的な不安を解消することができる。
【0079】なお、本実施の形態では、自動原稿送り装
置6に載置された複数枚の原稿の画像をプリント情報と
して順次プリント出力する画像形成動作、あるいは、通
信インターフェイスSを介して外部装置から受け付けた
プリント情報に基づいてプリント出力する画像形成動作
の実行を指示するプリント情報およびコマンドをジョブ
としたが、これに限るものではなく、例えば画像読取ユ
ニット2での原稿の画像の読み取り、および、読み取っ
た画像データを電子的に所定の記憶領域に記憶する画像
形成動作の実行を指示するコマンドをジョブとしてもよ
い。
【0080】また、本実施の形態では、画像形成装置と
して複合機1に適用したが、これに限るものではなく、
例えば、それぞれが単体で構成される複写機、プリン
タ、FAX等に適用してもよい。
【0081】次に、本発明の第2の実施の形態を図7に
基づいて説明する。第2の実施の形態は、主電源遮断の
指示を受け付けた際に他のジョブを実行中である場合
に、主電源遮断まで待機する状態が第1の実施の形態と
異なる点である。第1の実施の形態と同一部分は同一符
号で示し、説明も省略する。
【0082】図7は、本発明の第2の実施の形態の主電
源遮断処理の概略を示すフローチャートである。主電源
遮断処理では、操作者によって電源自動遮断スイッチ6
0が操作されることによる主電源遮断の指示を判断する
まで待機する(S11)。
【0083】ステップS11で、電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源遮断の指示を判断し
た場合には(S11のY)、主電源遮断の指示を判断した
時点でRAM53に一時記憶したジョブを実行中である
か否かを判断する(S12)。
【0084】ステップS12で、主電源遮断の指示を判
断した時点でRAM53に一時記憶したジョブを実行中
であると判断した場合には(S12のY)、液晶ディスプ
レイの表示を遮断し、主電源ON LEDを点滅させ
(S13)、RAM53に一時記憶したジョブが終了した
と判断するまでジョブを続行する(S14)。
【0085】ステップS15で、RAM53に一時記憶
したジョブが終了したと判断した場合には(S15の
Y)、ソレノイドを吸引して電源自動遮断スイッチ60
をOFF側へ移動させることにより、主電源の遮断を実
行して処理を終了する(S16)。ここに、主電源遮断手
段としての機能が実行される。
【0086】ここに、主電源の遮断の実行指示を受け付
けた場合に、液晶ディスプレイDの表示が無効とされ、
主電源ON LED57jが点滅される。
【0087】これによって、ジョブを実行中に主電源遮
断が指示されることにより主電源遮断が直ちに実行され
ない場合にも、主電源の遮断の実行を指示した操作者に
対してなぜ主電源が遮断されないのかを主電源ON L
ED57jの点滅によって案内することにより、不必要
な部材の使用を極力抑えて、操作者に対して主電源の遮
断の指示を受け付けたことを案内することができ、より
省エネ性の高い複合機1を提供することができる。
【0088】なお、特に図示していないが、電源遮断処
理の実行中にキャンセルキーCが操作された場合には、
図5で説明したものと同様に、電源の遮断処理を中断す
る。
【0089】次に、本発明の第3の実施の形態を図8な
いし図11に基づいて説明する。第3の実施の形態は、
他のジョブを実行中に主電源の遮断の実行が指示された
場合における主電源の遮断の終了モードが、主電源の遮
断を即実行する頁モードとしての即実行モードか、全て
のジョブの終了後に主電源の遮断を実行するジョブモー
ドかを、操作者が任意に選択可能である点が第1の実施
の形態と異なる点である。
【0090】本実施の形態では、終了モードは、主電源
の遮断の実行指示を受け付けたと判断した場合に、図8
に示すように、液晶ディスプレイDに終了モードの設定
を要求するメッセージMといずれか一方の終了モードを
指定する選択キーKとを表示させた状態で、操作者によ
り任意に設定された終了モードが設定される。また、本
実施の形態では、操作者による格別の設定がなされない
場合には、デフォルトとしてジョブモードが自動的に設
定される。ここに、終了モード設定手段としての機能が
実行される。
【0091】図9は、本発明の第3の実施の形態の主電
源遮断処理の概略を示すフローチャートである。主電源
遮断処理では、操作者によって電源自動遮断スイッチ6
0が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を受
け付けたと判断するまで待機する(S21)。
【0092】ステップS21で、電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を
受け付けたと判断した場合には(S21のY)、主電源の
遮断の実行指示を受け付けたと判断した時点でジョブを
実行中であるか否かを判断する(S22)。
【0093】ステップS22で、主電源の遮断の実行指
示を受け付けたと判断した時点でジョブを実行中である
と判断した場合には(S22のY)、図8に示すように、
液晶ディスプレイDに所定事項を表示させ(S23)、終
了モードが即実行モードに設定されているかジョブモー
ドに設定されているかを判断する(S24)。
【0094】ステップS24で、終了モードが即実行モ
ードに設定されていると判断した場合には(S24の
Y)、実行中の頁に係る画像形成動作が終了したと判断
するまで(S26のY)、ジョブを続行する(S25)。
【0095】ステップS26で、実行中の頁に係る画像
形成動作が終了したと判断した場合には(S26のY)、
残りジョブを不揮発RAM54に記憶し(S27)、ソレ
ノイドを吸引して電源自動遮断スイッチ60をOFF側
へ移動させることにより、主電源の遮断を実行する(S
28)。ここに、即実行モードの設定下では、画像形成
動作の実行中である頁に係る画像形成動作が終了した時
点で主電源が遮断される主電源遮断手段としての機能
と、未終了であるジョブの内容が記憶される記憶手段と
しての機能が実行される。
【0096】ここで、本実施の形態の残りジョブとは、
通信インターフェイスSを介して受信したジョブを完全
に終了していない状態で主電源を遮断した場合に、受信
してRAM53に一時記憶した全ジョブのうちでまだ終
了していないジョブを意味する。残りジョブは、通常受
け付けるジョブと同様に、プリント情報と、このプリン
ト情報のプリント出力の実行を指示するコマンドとによ
り形成されている。
【0097】一方、ステップS24で、終了モードが即
実行モードに設定されていないと判断した場合には(S
24のN)、ジョブモードが設定されていると判断し、
RAM53に一時記憶したジョブが終了したと判断する
まで(S30のY)、RAM53に一時記憶したジョブを
続行する(S29)。
【0098】ステップS30で、ジョブが終了したと判
断した場合には(S30のY)、主電源の遮断の実行が指
示されてからRAM53に一時記憶したジョブを終了す
るまでに新たなジョブの実行を受け付けたか否かを判断
する(S31)。ここに、新ジョブ受付手段としての機能
が実行される。
【0099】ステップS31で、主電源の遮断の実行が
指示されてからRAM53に一時記憶したジョブを終了
するまでに新たなジョブの実行を受け付けたと判断した
場合には(S31のY)、図10に示すように、主電源の
遮断の実行が指示された旨を液晶ディスプレイに表示さ
せ(S32)、新たなジョブが終了したと判断するまで
(S30のY)、当該ジョブを実行する(S33)。
【0100】一方、ステップS31で、主電源の遮断の
実行が指示されてからRAM53に一時記憶したジョブ
を終了するまでに新たなジョブの実行を受け付けていな
いと判断した場合には(S31のN)、ステップS28に
進み、ソレノイドを吸引して電源自動遮断スイッチ60
をOFF側へ移動させることにより、主電源の遮断を実
行する。
【0101】これによって、必要に応じて、直ちに主電
源を遮断することが可能になるので、状況に応じて主電
源の遮断を実行するタイミングを変えることで、複合機
1の利便性を向上させることができる。
【0102】ここで、ステップS27で不揮発RAM5
4に記憶した残りジョブの処理について図11に基づい
て説明する。図11は、不揮発RAM54に残りジョブ
がある場合に実行する残りジョブ処理の概略を説明する
フローチャートである。
【0103】残りジョブ処理では、まず、装置が起動さ
れると、コピー動作の実行が可能な状態になるまで(S
35のY)、ウォーミングアップ処理を行う(S34)。
【0104】ステップS35で、コピー動作の実行が可
能な状態になったと判断すると(S35のY)、不揮発R
AM54を検索して残りジョブの有無を判断する(S3
6)。ここに、ジョブ内容判断手段としての機能が実行
される。
【0105】ステップS36で、不揮発RAM54に残
りジョブがあると判断すると(S36のY)、この残りジ
ョブに基づいて所定の画像形成動作を実行する(S3
7)。
【0106】ここに、複合機1の起動時に、前回の画像
形成動作で未終了であるジョブの内容が記憶されている
場合には、記憶されているジョブの内容に基づいて画像
形成動作が実行される。
【0107】これによって、ジョブを実行中に主電源の
遮断の実行が指示された場合にも、主電源を即遮断する
か実行中のジョブあるいは新たに受け付けたジョブを終
了してから主電源を遮断するかを、操作者が任意に選択
できる。また、ジョブの実行中に主電源を即遮断した場
合にも、通信インターフェイスSにより外部装置から受
信したジョブであれば主電源を再投入後に、残りのジョ
ブが実行されるため、操作者が再びデータを送り直すと
いう煩雑な操作を行う必要がなく、複合機1の利便性を
向上させることができる。
【0108】なお、特に図示していないが、電源遮断処
理の実行中にキャンセルキーCが操作された場合には、
図5で説明したものと同様に、電源の遮断処理を中断す
る。
【0109】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図12ないし図13に基づいて説明する。第4の実
施の形態は、主電源遮断処理の実行を受けた状態でジョ
ブを終了した際に、当該ジョブの内容を合わせてプリン
ト出力する点が第1の実施の形態と異なる点である。
【0110】図12は、本発明の第4の実施の形態の主
電源遮断処理の概略を示すフローチャートである。主電
源遮断処理では、操作者によって電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を
受け付けたと判断するまで待機する(S41)。
【0111】ステップS41で、電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を
受け付けたと判断した場合には(S41のY)、主電源の
遮断の実行指示を判断した時点でRAM53に一時記憶
したジョブを実行中であるか否かを判断する(S42)。
【0112】ステップS42で、主電源の遮断の実行指
示を受け付けたと判断した時点でRAM53に一時記憶
したジョブを実行中であると判断した場合には(S42
のY)、図13に示すように、液晶ディスプレイDに所
定事項を表示させ(S43)、主電源の遮断の実行指示を
受け付けた後に実行したジョブの内容を不揮発RAM5
4に記憶する(S44)。
【0113】ここで、図13は、主電源の遮断の実行指
示を受け付けたと判断した場合における液晶ディスプレ
イDの表示態様を示す平面図である。液晶ディスプレイ
Dには、ジョブの内容をプリント出力するプリントモー
ドとプリント出力しない非プリントモードとのいずれか
一方のモードの設定を要求するメッセージMと選択キー
Kとが表示されている。この状態で、操作者によりいず
れかの選択キーKが操作されることにより、任意に設定
されたモードが設定される。なお、本実施の形態では、
操作者による格別の設定がなされない場合には、デフォ
ルトとしてプリントモードが自動的に設定される。ここ
に、モード設定手段としての機能が実行される。
【0114】そして、RAM53に一時記憶したジョブ
が終了したと判断するまで(S46のY)、RAM53に
一時記憶したジョブを続行する(S45)。
【0115】ステップS46で、RAM53に一時記憶
したジョブが終了したと判断した場合には(S46の
Y)、主電源の遮断の実行が指示されてからRAM53
に一時記憶したジョブを終了するまでにあらたなジョブ
の実行を受け付けたか否かを判断する(S47)。
【0116】ステップS47で、主電源の遮断の実行が
指示されてからRAM53に一時記憶したジョブを終了
するまでに新たなジョブの実行を受け付けたと判断した
場合には(S47のY)、少なくとも主電源の遮断の実行
指示を受け付けた後に実行したジョブに係る画像形成動
作の実行時刻を含むジョブ内容を不揮発RAM54に記
憶し(S44)、新たなジョブが終了したと判断するまで
(S46のY)、ジョブを続行する(S45)。
【0117】一方、ステップS47で、主電源の遮断の
実行が指示されてからRAM53に一時記憶したジョブ
を終了するまでに新たなジョブの実行を受け付けていな
いと判断した場合には(S47のN)、プリントモードが
設定されているか否かを判断する(S48)。
【0118】ステップS48で、プリントモードが設定
されていると判断した場合には(S48のY)、不揮発R
AM54に記憶されているジョブ内容を単一の用紙に印
字出力し(S49)、ソレノイドを吸引して電源自動遮断
スイッチ60をOFF側へ移動させることにより、主電
源の遮断を実行する(S50)。ここに、プリント手段と
しての機能、および、主電源遮断手段としての機能が実
行される。
【0119】一方、ステップS48で、プリントモード
が設定されていないと判断した場合には(S48のN)、
そのままソレノイドを吸引して電源自動遮断スイッチ6
0をOFF側へ移動させることにより、主電源の遮断を
実行する(S50)。
【0120】ここに、画像形成動作が終了した場合に、
不揮発RAM54に記憶されたジョブの内容がプリント
出力される。
【0121】プリント出力に際しては、不揮発RAM5
4に記憶されているジョブ内容が単一用紙にプリント出
力されるが、不揮発RAM54に記憶されているジョブ
内容が多量である場合には、プリント情報が複数枚に亘
って印字出力される。
【0122】不揮発RAM54に記憶される内容は、少
なくとも当該ジョブを実行した時刻を含んでいる。これ
によって、馴染み易い情報をプリント出力することによ
り、プリント出力を指示した以外の者にも、プリント出
力された用紙の分別を容易にさせることができる。
【0123】これによって、主電源の遮断に際して操作
者が周囲にいない場合にも、実行したジョブの内容を案
内することが可能になるので、非使用時における無駄な
電力の消費を抑制するとともに、例えば電源の遮断を指
示した直後に装置から離れてしまった場合にも、操作者
に対して、主電源の遮断の実行が指示された際にプリン
ト出力した用紙を容易に分別させることができる。
【0124】なお、特に図示していないが、電源遮断処
理の実行中にキャンセルキーCが操作された場合には、
図5で説明したものと同様に、電源の遮断処理を中断す
る。
【0125】次に、本発明の第5の実施の形態について
図14に基づいて説明する。第5の実施の形態は、不揮
発RAM54に記憶したジョブ内容毎に異なる用紙に印
字出力する点が第4の実施の形態と異なる点である。
【0126】図14は、本発明の第5の実施の形態の主
電源遮断処理の概略を示すフローチャートである。主電
源遮断処理では、操作者によって電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を
受け付けたと判断するまで待機する(S61)。
【0127】ステップS61で、電源自動遮断スイッチ
60が操作されることによる主電源の遮断の実行指示を
受け付けたと判断した場合には(S61のY)、主電源の
遮断の実行指示を受け付けたと判断した時点でRAM5
3に一時記憶したジョブを実行中であるか否かを判断す
る(S62)。
【0128】ステップS62で、主電源の遮断の実行指
示を受け付けたと判断した時点でRAM53に一時記憶
したジョブを実行中であると判断した場合には(S62
のY)、図13に示すように、液晶ディスプレイに所定
事項を表示させ(S63)、主電源の遮断の実行指示を受
け付けた後に実行したジョブの内容を不揮発RAM54
に記憶する(S64)。
【0129】そして、新たなジョブが終了したと判断す
るまで(S66のY)、ジョブを続行する(S65)。
【0130】ステップS66で、新たなジョブが終了し
たと判断した場合には(S66のY)、プリントモードが
設定されているか否かを判断する(S67)。
【0131】ステップS67で、プリントモードが設定
されていると判断した場合には(S67のY)、不揮発R
AM54に記憶されているジョブ内容を単一のジョブ毎
に異なる用紙にプリント出力し(S68)、主電源の遮断
の実行が指示されてからRAM53に一時記憶したジョ
ブを終了するまでに新たなジョブを受け付けたか否かを
判断する(S69)。
【0132】ステップS69で、主電源の遮断の実行が
指示されてからRAM53に一時記憶したジョブを終了
するまでに新たなジョブを受け付けたと判断した場合に
は(S69のY)、主電源の遮断の実行指示を受け付けた
後に実行したジョブ内容を不揮発RAM54に記憶し
(S64)、新たなジョブが終了したと判断するまで(S
66のY)、ジョブを続行する(S65)。
【0133】ステップS64からステップS69の処理
は、主電源の遮断の実行が指示されてからRAM53に
一時記憶したジョブを終了するまでに受け付けた新たな
ジョブ、または、既に受け付けたジョブ等の他のジョブ
がないと判断するまで繰り返して実行する。
【0134】一方、ステップS69で、新たなジョブが
ないと判断した場合には(S69のN)、そのままソレノ
イドを吸引して電源自動遮断スイッチ60をOFF側へ
移動させることにより、主電源の遮断を実行する(S7
0)。
【0135】ここに、不揮発RAM54に記憶されたジ
ョブの内容が単一のジョブが終了する毎にプリント出力
される。
【0136】これによって、主電源の遮断に際して操作
者が周囲にいない場合にも、実行したジョブの内容をジ
ョブ毎に案内することが可能になるので、例えば、1ト
レイに複数のジョブに係る用紙が積層され、電源の遮断
を指示した直後に装置から離れてしまった場合にも、実
行した内容が後からでも容易に判断させることができ
る。
【0137】なお、特に図示していないが、電源遮断処
理の実行中にキャンセルキーCが操作された場合には、
図5で説明したものと同様に、電源の遮断処理を中断す
る。
【0138】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、主電源の遮断の実行指示を受け付け、画像形成動
作の実行中であると判断した場合に、主電源の遮断の実
行指示を受け付けた旨を案内する案内情報を表示部に表
示させ、画像形成動作が終了したと判断した場合に、主
電源を遮断することにより、画像形成動作の実行中に主
電源の遮断指示を受け付けた場合にも、実行中の画像形
成動作に支障を来たすことなく、操作者に対して、主電
源の遮断の実行指示を受け付けた旨を案内することが可
能になるので、非使用時における無駄な電力の消費を抑
制し、操作者に対して、主電源遮断の実行指示を受け付
けたことを直ちに案内することで、操作者に対する心理
的な不安を解消することができる。
【0139】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、受け付けた新たなジョブに
係る画像形成動作が終了したと判断した場合に、主電源
を遮断することにより、主電源の遮断の実行指示を受け
付けた後に受け付けた新たなジョブを、主電源を遮断す
る前に実行することが可能になるので、非使用時におけ
る無駄な電力の消費を抑制し、煩雑な操作を解消して利
便性を向上させることができる。
【0140】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、主電源の遮断の実行指示を
受け付けた後に新たなジョブを受け付けた場合に、新た
なジョブを受け付けた旨と新たなジョブに係る画像形成
動作終了後に主電源を遮断する旨とを案内する案内情報
を表示部に表示させることにより、主電源の遮断の実行
指示を受け付けた後に受け付けた新たなジョブに係る画
像形成動作を主電源を遮断する前に実行するとともに、
操作者に対して、主電源の遮断の実行指示を受け付けた
旨を案内することが可能になるので、非使用時における
無駄な電力の消費を抑制し、操作者に対する心理的な不
安を解消するとともに煩雑な操作を解消して利便性を向
上させることができる。
【0141】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像形成装置において、主電源の遮断
の実行指示を受け付けた場合に、算出した残り時間を表
示部に表示させることにより、操作者に対して、主電源
の遮断までの残り時間を案内することで、操作者に対し
て、心理的な不安を解消させることが可能になるので、
操作者に対する心理的な不安を解消することができる。
【0142】請求項5記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像形成装置において、主電源の遮断の実
行指示を受け付けた場合に、表示手段を無効とし、LE
Dランプを点滅させることにより、不必要な部材を駆動
させずに、操作者に対して、主電源の遮断の実行指示を
受け付けた旨を案内することが可能になるので、より省
エネ性を向上させることができる。
【0143】請求項6記載の発明によれば、請求項1、
2、3、4または5記載の画像形成装置において、主電
源の遮断の実行指示を受け付けた場合でも、主電源の遮
断の実行中止の指示を受け付けていない場合にのみ主電
源を遮断することにより、一度受け付けた主電源の遮断
の実行指示を取り消すことが可能になるので、操作者に
対して、利便性の高い画像形成装置を提供することがで
きる。
【0144】請求項7記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載の画像形成装置において、主電源の遮断の実
行指示の受け付け後に新たなジョブを受け付けたと判断
し、かつ、該当頁に係る画像形成動作を終了したと判断
した場合にのみ主電源を遮断することにより、頁単位で
の画像形成動作に関して支障を来たすことなく、主電源
の遮断の実行指示の受け付け後、迅速に主電源を遮断す
ることが可能になるので、非使用時における無駄な電力
の消費を抑制することができる。
【0145】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の画像形成装置において、頁モードとジョブモードと
を切替自在に設定することにより、状況に応じて、適宜
電源を遮断することができるので、非使用時における無
駄な電力の消費を抑制し、状況に応じて主電源の遮断を
実行するタイミングを変えることで利便性を向上させる
ことができる。
【0146】請求項9記載の発明によれば、請求項7ま
たは8記載の画像形成装置において、該当頁に係る画像
形成動作が終了したと判断した時点で主電源を遮断した
場合に、未終了であるジョブの内容を不揮発性の記憶領
域に記憶することにより、操作者に対して、中断したジ
ョブの内容を追って確認させることが可能になるので、
非使用時における無駄な電力の消費を抑制し、主電源遮
断後にも主電源が遮断される以前に実行されていたジョ
ブ内容を案内することで利便性を向上させることができ
る。
【0147】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の画像形成装置において、装置本体の起動時に、未
終了であるジョブの内容が記憶されていると判断した場
合に、記憶されているジョブの内容に基づいて画像形成
動作を実行することにより、前回の画像形成動作に際し
て未終了であったジョブを、装置本体の起動時に、自動
的に終了させることが可能になるので、非使用時におけ
る無駄な電力の消費を抑制し、主電源遮断後にも主電源
が遮断される以前に実行されていたジョブ内容を案内す
ることで利便性を向上させることができる。
【0148】請求項11記載の発明によれば、請求項
1、2、3、4、5または6記載の画像形成装置におい
て、主電源の遮断の実行指示を受け付けた場合に、記憶
領域に記憶されているジョブの内容をプリント出力する
ことにより、主電源の遮断に際して、操作者が周囲にい
ない場合にも、実行したジョブの内容を確実に案内する
ことが可能になるので、非使用時における無駄な電力の
消費を抑制し、操作者に対して、主電源の遮断の実行が
指示された際に実行した画像形成動作の内容を容易に把
握させることができる。
【0149】請求項12記載の発明によれば、請求項1
1記載の画像形成装置において、プリントモードと非プ
リントモードとを切替自在に設定することにより、例え
ば主電源の遮断に際して、操作者が周囲にいなくなるよ
うな場合にプリントモードを設定することで、状況に応
じて必要時のみにジョブの内容をプリント出力すること
が可能になるので、用紙を不必要に消費することなくよ
り省エネ性の高い画像形成装置を得ることができる。
【0150】請求項13記載の発明によれば、請求項1
1または12記載の画像形成装置において、単一のジョ
ブに係る画像形成動作毎にプリント出力することによ
り、主電源の遮断に際して、操作者が周囲にいない場合
にも、実行したジョブの内容をジョブ毎に確実に案内す
ることが可能になるので、非使用時における無駄な電力
の消費を抑制し、操作者に対して、主電源の遮断の実行
が指示された際に実行した画像形成動作の内容を容易に
把握させることができる。
【0151】請求項14記載の発明によれば、請求項1
1または12記載の画像形成装置において、ジョブの内
容を単一の用紙に対してプリント出力することにより、
不必要な用紙の消費を低減することが可能になるので、
より省エネ性の高い画像形成装置を得ることができる。
【0152】請求項15記載の発明によれば、請求項1
1、12、13または14記載の画像形成装置におい
て、少なくともタイマによって計測した画像形成動作の
実行時刻をジョブの内容として記憶することにより、誰
に対しても認識しやすい情報をプリント出力して、プリ
ント出力されたジョブ内容を容易に把握させることが可
能になるので、利便性の高い画像形成装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の複合機1の概略構
成を示す縦断正面図である。
【図2】操作部を示す平面図である。
【図3】通常状態の複合機の液晶ディスプレイの表示態
様を示す平面図である。
【図4】複合機の制御系の電気的な接続を示すブロック
図である。
【図5】主電源遮断処理の概略を示すフローチャートで
ある。
【図6】複合機の液晶ディスプレイの表示態様を示す平
面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の主電源遮断処理の
概略を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態の液晶ディスプレイ
の表示態様を示す平面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の主電源遮断処理の
概略を示すフローチャートである。
【図10】複合機の液晶ディスプレイの表示態様を示す
平面図である。
【図11】不揮発RAM54に残りジョブがある場合に
実行する残りジョブ処理の概略を説明するフローチャー
トである。
【図12】本発明の第4の実施の形態の主電源遮断処理
の概略を示すフローチャートである。
【図13】複合機の液晶ディスプレイの表示態様を示す
平面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態の主電源遮断処理
の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 54 記憶領域、不揮発性の記憶領域 56 タイマ 57b ジョブ受付手段 57j LEDランプ 60 遮断受付手段 D 表示部 M 案内情報 S ジョブ受付手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 H04N 1/00 C H04N 1/00 E G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 CQ22 CQ28 CQ34 HH11 HJ07 HK19 HK21 HN02 HN05 HN15 HT04 HT07 HT09 HT11 2H027 DA31 DA38 EE06 EF17 EK01 EK10 FA37 FD08 GA20 GA23 GA47 GA60 GB09 ZA01 ZA07 5C062 AA02 AB20 AB25 AB43 AB51 AC05 AC22 AC58 AE15 AF07 BA00 9A001 DD07 DD11 JJ35 KK31 KK32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のジョブを受け付けるジョブ受付手
    段と、 前記ジョブ受付手段が受け付けた前記ジョブに応じて画
    像形成部を駆動することにより画像形成動作を実行する
    画像形成手段と、 所定事項を表示する表示部と、 装置本体の主電源の遮断の実行指示を受け付ける遮断受
    付手段と、 前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の実行指示を
    受け付けた場合に、前記画像形成動作の実行中であるか
    否かを判断する実行中判断手段と、 前記実行中判断手段により前記画像形成動作の実行中で
    あると判断した場合に、前記主電源の遮断の実行指示を
    受け付けた旨を案内する案内情報を前記表示部に表示さ
    せる表示手段と、 前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の実行指示を
    受け付けるまでに前記ジョブ受付手段が受け付けた前記
    ジョブに係る前記画像形成動作が終了したか否かを判断
    する終了判断手段と、 前記終了判断手段により前記画像形成動作が終了したと
    判断した場合に前記主電源を遮断する主電源遮断手段
    と、を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記遮断受付手段により前記主電源の遮
    断の実行指示を受け付けた後に、新たなジョブを受け付
    ける新ジョブ受付手段を備え、 前記終了判断手段は、前記新ジョブ受付手段による前記
    新たなジョブに係る前記画像形成動作が終了したか否か
    を判断する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記遮断受付手段により前記主電源の遮
    断の実行指示を受け付けた後に前記新ジョブ受付手段が
    前記新たなジョブを受け付けた場合、前記表示手段は、
    前記新たなジョブを受け付けた旨と前記新たなジョブに
    係る前記画像形成動作終了後に前記主電源を遮断する旨
    とを案内する前記案内情報を前記表示部に表示させる請
    求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記遮断受付手段により前記主電源の遮
    断の実行指示を受け付けた場合に、前記主電源遮断手段
    が前記主電源を遮断するまでの残り時間を算出する残り
    時間算出手段を備え、 前記表示手段は、前記残り時間算出手段により算出した
    前記残り時間を前記表示部に表示させる請求項1、2ま
    たは3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置本体の稼動時に点灯し、前記主
    電源の遮断時に消灯するLEDランプを備え、 前記遮断受付手段により前記主電源の遮断の実行指示を
    受け付けた場合には、前記表示手段を無効とし、前記L
    EDランプを点滅させるようにした請求項1または2記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記主電源遮断手段による前記主電源の
    遮断の実行中止の指示を受け付ける中止受付手段と、 前記終了判断手段により前記画像形成動作が終了したと
    判断した場合に、前記中止受付手段による前記主電源の
    遮断の実行中止の指示の有無を判断する中止判断手段
    と、を備え、 前記主電源遮断手段は、前記中止判断手段による前記主
    電源の遮断の実行中止の指示がないと判断した場合に前
    記主電源を遮断する請求項1、2、3、4または5記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記実行中判断手段により前記画像形成
    動作の実行中であると判断した時点で実行中の頁に係る
    前記画像形成動作が終了したか否かを判断する頁終了判
    断手段を備え、 前記電源遮断手段は、前記新ジョブ受付手段が前記主電
    源の遮断の実行指示を受け付けた後に前記新たなジョブ
    を受け付けたと判断し、かつ、前記頁終了判断手段が該
    当頁に係る前記画像形成動作が終了したと判断した場合
    に前記主電源を遮断する請求項2または3記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記頁終了判断手段を有効にする頁モー
    ドと、前記終了判断手段を有効にするジョブモードとの
    いずれか一方を切替自在に設定する終了モード設定手段
    を備える請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記頁終了判断手段が前記該当頁に係る
    前記画像形成動作が終了したと判断した時点で前記主電
    源を遮断した場合に、未終了である前記ジョブの内容を
    不揮発性の記憶領域に記憶させる記憶手段を備える請求
    項7または8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記装置本体の起動時に、前記記憶領
    域を参照して、未終了である前記ジョブの内容が記憶さ
    れているか否かを判断するジョブ内容判断手段を備え、 前記ジョブ内容判断手段により未終了である前記ジョブ
    の内容が記憶されていると判断した場合、前記画像形成
    手段は記憶されている前記ジョブの内容に基づいて前記
    画像形成動作を実行する請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記遮断受付手段により前記主電源の
    遮断の実行指示を受け付けた後に実行した前記画像形成
    動作に係る前記ジョブの内容を記憶領域に記憶させる記
    憶手段と、 前記記憶領域に記憶されている前記ジョブの内容を用紙
    に対してプリント出力するプリント手段と、を備え、 前記主電源遮断手段は、前記プリント手段による前記プ
    リント出力終了後に前記主電源を遮断する請求項1、
    2、3、4、5または6記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記プリント手段を有効とするプリン
    トモードと、前記プリント手段を無効とする非プリント
    モードとを切替自在に設定するモード設定手段を備える
    請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記プリント手段は、前記ジョブの内
    容を単一の前記ジョブに係る前記画像形成動作毎にプリ
    ント出力する請求項11または12記載の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記プリント手段は、前記ジョブの内
    容を単一の用紙に対してプリント出力する請求項11ま
    たは12記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 時刻を計測するタイマを備え、 前記記憶手段は、少なくとも前記タイマにより計測され
    る前記画像形成動作の実行時刻を前記ジョブの内容とし
    て記憶させる請求項11、12、13または14記載の
    画像形成装置。
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