JP2013193429A - インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、インクジェット記録装置の電源遮断時における記録制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、インクジェット記録装置の電源遮断時における記録制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置の動作中に第1の開閉手段(電源スイッチ)がオフされたときでも、記録中の画像について記録の停止又は継続かの選択ができるようにする。
【解決手段】画像を記録する記録手段と、装置外部からの電力を所定の電圧に変換して供給する電力供給手段と、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第1の開閉手段120と、前記第1の開閉手段120と並列に設置され、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第2の開閉手段109と、前記第1の開閉手段120が開状態となったことを検知する検知手段と、記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段120の開状態を検知したとき、前記記録手段による記録をページ途中であっても停止する制御手段と、前記画像記録手段の停止中において、当該記録を中止するか、記録するかのいずれかの選択を受け付けるための受付手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明はインクジェット記録装置、インクジェット記録システム、インクジェット記録装置の電源遮断時における記録制御方法に関する。
インクジェット記録装置において、記録中に何らかの原因で電源がオフされたとしても、記録終了までは電源供給を保持する目的で、電源供給を少なくとも記録終了までは保持する電源供給保持手段を設けたものは既に知られている(特許文献1)。
この従来のインクジェット記録装置は、以下で説明する本発明のインクジェット記録装置とは電源スイッチが操作されたことを検出し、記録中であれば電源供給を保持する点では似ている点がある。
しかし、このインクジェット記録装置では、記録動作中に何らかの原因で電源スイッチがオフ状態になっても、電源供給を少なくとも記録終了まで保持してしまうため、操作者がすぐに記録を停止して電源の供給を止めたくても止めることができなかったり、或いは記録を用紙の後端まで完了させたい場合とすぐに記録を停止したい場合とで、その選択ができないという問題があり、また、複数枚の記録出力時も全ての記録が完了するまでは電源供給が止まらないから、その間電力を余計に消費してしまうという問題もある。
本発明は、従来の前記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、インクジェット記録装置において、記録実行中に第1の開閉手段(電源スイッチ)が開放(オフ)されたときでも、記録を即時に停止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択ができるようにすることである。
本発明は、記録媒体に記録を行う記録手段と、装置外部からの電力を所定の電圧に変換して供給する電力供給手段と、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第1の開閉手段と、前記第1の開閉手段と並列に設置され、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第2の開閉手段と、前記第1の開閉手段が開状態となったことを検知する検知手段と、前記記録手段による記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、ページ途中であっても記録停止を行う制御部と、前記記録手段による記録停止中に、当該記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択を受け付けるための受付手段と、を有するインクジェット記録装置である。
本発明によれば、記録動作中に第1の開閉手段がオフされたとき、画像記録を中断して、その中断中に当該記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択を行うことができる。そのため、従来のように複数枚の記録出力時に全ての記録が完了するまでは電源供給が止まらないということはなく、消費電力等を削減することができる。
図1A,1Bはインクジェット記録装置の全体構成について説明する図である。 インクジェット記録装置のシステム構成について説明する図である。 商用電源からの電力供給のための回路図である。 維持機構を模式的に示した図である。 記録中にメインスイッチがオフされた場合のシステム制御部による制御手順を示すフローチャ−トである。 記録中にメインスイッチがオフされた場合の表示部の可視表示例である。 記録中にメインスイッチがオフされ、記録動作を途中で中止した場合の表示部の可視表示例である。
次に、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態であるインクジェット記録装置について図面を参照して説明する。
図1Aは、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成について説明する図である。
このインクジェット記録装置100は、記録手段である記録ヘッドを主走査方向に往復駆動させて記録を行ういわゆるシリアル型インクジェット記録装置である。本インクジェット記録装置100は、図1に示すように、保持用の本体フレーム70を備えている。インクジェット記録装置100の内部にはガイドロッド1及び幅ガイドロッド2が掛け渡され、これらのガイドロッド1及び副ガイドロッド2に、キャリッジ5が矢印A方向(主走査方向)に動作可能に保持される。
キャリッジ5は、タイミングベルト10と接続しており、主走査モータ9と駆動プーリ28によってタイミングベルト10を駆動させることで主走査方向Aにおいて往復移動する。タイミングベルト10には制圧コロ12によって張力が掛けられており、弛むことなくキャリッジ5を駆動させることができる。
印字媒体(例えば、記録用紙)150はキャリッジ5が往復移動する下側を矢印B方向(副走査方向)へ間欠的に搬送され、キャリッジ5に搭載された記録ヘッドからインクを吐出し、所定の画像を形成する。
インクジェット記録装置100においては、インクを供給するカートリッジ60と記録ヘッドをクリーニングする維持機構108が備えられている。ここで記録ヘッドの保護手段である維持機構108には、記録ヘッドが非動作状態のときに、記録ヘッドの吐出口形成面を覆うキャップが備えられ、記録ヘッドの保護を行う。
即ち、インクジェット記録装置100では、記録ヘッドを長時間動作させない場合に、インク溶剤の蒸発に伴う増粘等によってインクが吐出しなかったり、記録に適さない状態になったりする。そこで、これを防止するため、キャップで記録ヘッドの吐出口形成面を覆っている。キャップは、一般にインクジェット記録装置内の記録ヘッドの待機位置(ホームポジション)に配置されており、動作直前に覆った吐出口形成面から隔離するようにモータ等によって駆動制御される。
キャリッジ5内には、エンコーダセンサが配置されており、主走査方向Aに掛け渡されたエンコーダシートを連続的に読み取ることで、主走査方向位置を検知しながら駆動する。
インクジェット記録装置100は、後述する操作部104、表示部105、音声出力部106を備えている。
なお、操作部104、表示部105、音声出力部106は本実施形態のインクジェット記録装置と別体に設けてもよい。図1Bはその実施形態である。この場合は、インクジェット記録装置と操作部104、表示部105及び音声出力部106とでインクジェット記録システムを構成する。
図2は、インクジェット記録装置のシステム構成について説明する図である。
図2において、システム制御部101は、CPU等から構成され、インクジェット記録装置が動作するための基本プログラムに基づきインクジェット記録装置各部を制御して所定の動作を実行する。
ROM102は、インクジェット記録装置が動作するための基本プログラムが格納されている。
RAM103は、インクジェット記録装置に固有な各種の情報を記憶し、記録中に第1の開閉手段であるメインスイッチがオフされたときに記録動作を中止するか継続するかの設定内容を記憶する。
なお、この設定のため、システム制御部101は操作者の設定要求を受け付け、その設定内容をRAM103に記憶させる処理を行うが、その一連の処理を行う手段をここでは設定手段という。
操作部104は、各種操作キーを備え操作者が各種操作を行う。
表示部105は、システム制御部101の制御によりインクジェット記録装置の操作方法やインクジェット記録装置の動作状態を表示し、操作者へのメッセージを表示する。
音声出力部106は、システム制御部101の制御により操作者へのメッセージを音声出力する。
なお、表示部105及び音声出力部106を総称してここで便宜上「表示手段」という。即ち、表示手段というときは、表示部105若しくは音声出力部106、又はその両者を指す。
記録ヘッド107は、インクを吐出して画像情報を印字媒体に印字出力する。
維持機構108は、記録ヘッドのメンテナンスのためのクリーニングを行う。
第2の開閉手段である第2スイッチ109は、システム制御部101の制御により切り替えを行うリレーで、第1の開閉手段である手動のメインスイッチ120のオフ時に、商用電源からの電流経路の開閉を行う。また、システム制御部101は、記録ヘッド107がホームポジション(HP)から離れることで記録動作を開始すると、第2スイッチ109をオンする。
検出手段である主走査位置検出部110は、記録ヘッド107の主走査上の位置を検出する。
検知手段であるメインスイッチ検出部111は、手動で切り替えられるメインスイッチのオン・オフ状態を検出する。
図3は、商用電源からの電力供給のための回路図である。
図中、第1の開閉手段であるメインスイッチ120は、操作者が手動でインクジェット記録装置への電力供給のオン・オフを行うためのスイッチである。メインスイッチ120の下側スイッチ120bは商用電源からの電力をオン・オフするもので、メインスイッチ120の上側スイッチ120aはオン・オフ状態をシステム制御部101へ伝えるためのものでる。
図2のメインスイッチ検出部111は、この上側スイッチ120aのオン・オフを検出するシステム制御部101側部分である。下側スイッチ120bは一次側回路で、上側スイッチ120aは二次側回路になり、必要な距離をもって絶縁されている。
第2の開閉手段である第2スイッチ109は、システム制御部101の制御により切り替えを行うリレーで、メインスイッチ120のオフ時に、商用電源からの電流経路の開閉を行い、これがオンの間はメインスイッチ120の下側スイッチ120bの開閉如何によらず、商用電源からの電力はオンに維持される。
絶縁トランス121は、商用電源から供給された電力を絶縁状態で変圧して、二次側回路へ電力を供給する。整流平滑部122は、絶縁トランス121で変圧された交流電力をダイオードブリッジにより直流電力に整流し、コンデンサにより平滑する。
DC−DCコンバータ123は、整流平滑部からの電力を使ってインクジェット記録装置各部に必要な電圧Vdd、Vcc、Vaaを作成し、インクジェット記録装置各部へ供給する。
図4は記録ヘッドの保護手段である維持機構108を模式的に示した図である。
この維持機構108はキャリッジの走査方向一方側の非印字領域に配置されており、図中中央部にある保湿キャップ108(1)が、記録ヘッド107の非動作時に記録ヘッド107のノズル形成面を覆い、記録ヘッド107を乾燥から保護する。
維持機構108は、キャリッジ内の各色の記録ヘッド107にそれぞれ対応した保湿キャップ108(1)と、吸引キャップ108(2)とを備えている。保湿キャップ108(1)は、非記録動作時に各記録ヘッド107の吐出口をキャッピングして吐出口を湿潤状態に保っている。
保湿キャップ108(1)は維持DCモータ108(3)により昇降して、記録ヘッド107をキャッピングしたり解除したりする。維持保湿ユニットHP(ホームポジション)検知センサ108(4)は、保湿キャップ108(1)を含む維持保湿ユニットの位置を検出する。
吸引キャップ108(2)は保湿キャップ108(1)より印字領域側に設けられており、吸引孔が設けられている。この吸引孔には吸引手段(吸引ポンプ108(5))が取り付けられている。吸引キャップ108(2)は、吸引手段(吸引ポンプ)108(5)で気泡や吐出口に付着したゴミなどをインクとともに吸い出して、吐出不良を改善する機能を有している。
記録ヘッド107の吸引動作は吸引ポンプが108(5)が作動することにより行われる。吸引キャップ108(2)は維持ST(ステッピング)モータ108(9)により移動して記録ヘッド107に密着する。維持吸引ユニットHP検知センサ108(8)は、維持吸引ユニットの位置を検出する。
空吐出受け108(6)は、記録開始前までに吐出口のメニスカスを整えて安定した吐出性能を維持するために吐出するインクを受け取るために設けられている。
ワイパ108(7)は記録ヘッド107の吐出口を有する面に付着したインクを清掃するために設けられている。
これらの維持機構108により、記録ヘッド107の乾燥を防ぎ、良好なインク吐出状態を維持することができる。
図5は、記録中にメインスイッチ120がオフされた場合のシステム制御部101による制御手順を示すフローチャ−トである。
初期状態において、第1の開閉手段であるメインスイッチ120はオン、第2スイッチ109はオフである(S101)。これにより、商用電源からの電力をオンしそれによって記録動作(印字動作)(S102、YES)またはメンテナンス動作(S110、YES)を開始し、記録ヘッド107がホームポジション(HP)から離れると、システム制御部101は第2スイッチ109をオンする(S103)。これにより、インクジェット記録装置への商用電源からの電力は第2スイッチ109からも供給される。そのため、記録ヘッド107の動作中に仮にメインスイッチ120がオフされても、商用電源からの電力供給は継続される。
次に、記録ヘッド107の動作中に、操作者が、例えば記録を中止する等の理由でメインスイッチ120をオフすると(S104、YES)、メインスイッチ120内の上側スイッチ120aがオフし、それをメインスイッチ検出部111が検出して、システム制御部101へ伝える。この場合、記録動作中でなく(S105、NO)、インクジェット記録装置がメンテナンス動作中であれば(S106、YES)、システム制御部101は、予め定めた必要なメンテナンス動作のみ継続して行い(S107)、その後、記録ヘッド107をホームポジションへ移動させ、記録ヘッド107をキャッピングして(S108)、記録ヘッド107の吐出口を保護する。なお、記録ヘッド107のキャッピング後に、システム制御部101は第2スイッチ109をオフして(S109)、商用電源からの電流経路を開き、電源オフ状態にして処理を終了する。
ステップS106において、メンテナンス動作中でなければ、ステップS108に移行する。
ステップS104で、メインスイッチ検出部111がメインスイッチ120のオフを検出したとき(S104、YES)、記録中であれば(S105、YES)、システム制御部101は、ページ途中であっても記録を一時停止する(S111)。つまり、インクジェット記録装置では、記録ヘッドの移動、インクの吐出、記録紙の送りの停止を行うことによりページの途中であっても、記録を一時停止することができるため、このような記録制御を行う。ここで、記録中の画像をページ途中で記録を中止するか否かを、音声出力部106からの音声表示又は表示部105による可視表示により操作者に選択(入力)を促す(S112)。なお、記録を中止するか否かについて予め設定済みである場合であっても、ここで記録を中止するか否かの変更が可能である。
記録継続の入力がなく(S113、NO)、その状態が所定時間継続したときは(S114、YES)、システム制御部101は予めRAM103に設定されている内容を読み出し、その内容が記録継続する設定になっていない、つまり、記録を中止する設定になっているときは(S115、NO)、印字(記録)動作を再開し記録途中で中止したことを印字(併せて中止した理由を印字してもよい)して記録紙を出力し(S116)、記録ヘッド107をホームポジションに移動させ、記録ヘッド107をキャッピングして(S108)、記録ヘッド107の吐出口を保護する。記録ヘッド107のキャッピング後に、システム制御部101は第2スイッチ109をオフして(S109)、商用電源からの電流経路を開き、電源オフ状態にして処理を終了する。
ステップS113で、記録継続の入力があったときは(S113、YES)、更に最終ページまで記録するか否かを、音声出力部106による音声表示又は表示部105による可視表示により表示して操作者に選択(入力)を促す(S117)。
ステップS114で所定の時間経過後(S114、YES)、システム制御部101はRAM103の内容を読み出し、予めRAM103に設定されていた内容が記録継続であった場合(S115、YES)も、同様に、更に最終ページまで記録するか否かを、音声出力部106による音声表示または表示部105による可視表示により表示して操作者に選択(入力)を促す(S117)。
ステップS117で「最終ページまで記録する」の入力があったときは(S117、YES)、記録を再開し最終ページまで印字(記録)出力を行い(S119)、記録終了後記録ヘッド107をホームポジションに移動させ、記録ヘッド107をキャッピングして(S108)、記録ヘッド107の吐出口を保護する。
ステップS117で「最終ページまで記録する」の入力がなければ(S117、NO)、記録を再開し記録中のページを記録出力した後(S118)、記録ヘッド107をホームポジションに移動させ、記録ヘッド107をキャッピングして(S108)、記録ヘッド107の吐出口を保護する。記録ヘッド107のキャッピングを実施した後、システム制御部101は第2スイッチ109をオフして(S109)、商用電源からの電流経路を閉じ、要求をオフにして処理を終了する。
本実施形態によれば、ステップS111で記録を一時停止することにより、その記録の停止から所定の時間内において操作者が記録を中止するか継続するかの選択ができる。予め記録中止又は継続が設定されていても、記録一時停止中に記録中止又は継続の変更が可能である。前記システム制御部101は、前記録一時停止から所定の時間内において、前記予め設定する手段の設定を無効にして、前記設定の変更を可能にする。
図6、図7は、表示部における可視表示例である。
図6は、記録中にメインスイッチ120がオフされた場合の表示部の可視表示例である。
ここでは、選択を促す表示、即ち「メインスイッチがオフになりました。記録を継続しますか?」の表示と共に、選択(入力)を実行するための「はい」、「いいえ」の選択ボタンが表示されている。操作者は、この選択ボタンにより選択(入力)を行う。したがって、この選択ボタンは選択を受け付ける受付手段を構成する。
図7は、記録中にメインスイッチ120がオフされ、記録動作を途中で中止した場合の表示部の可視表示例である。
ここでは、「メインスイッチがオフになったため、記録を途中で中止しました。」と表示される。なお、この表示は一例であって、例えば「記録を途中で中止しました。」と中止したことのみを表示してもよいことは勿論である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本実施形態の効果をまとめると次のとおりである。
(1)前記表示にしたがって記録途中の画像についてページ途中での記録中止が選択されるか、または何の選択も行われないとき、システム制御部は画像記録を途中で中止した理由及び中止した旨を記録出力して、記録動作を終了する。それによって、記録がページ途中で中止されたこととその理由を操作者が認識できる。また、その後商用電源がオフになっても、印字出力された紙が残るため、操作者がその場所を離れていても、記録の中止とその理由を認識することができる。
(2)前記記録ヘッドによる記録中に検知手段であるメインスイッチ検出部が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、記録途中の画像についてページ途中で記録を中止するか否かの選択を予め設定する手段を有するため、予め所望の設定を行うことができ、メインスイッチのオフ時に操作者の入力が不要になるという効果がある。
(3)前記記録ヘッドによる記録動作の停止から所定の時間内において、システム制御部は、前記予め設定する手段の設定を無効にして選択の変更を可能にする。そのため、記録の中止か継続かについて、予め設定されている内容に対し、操作者がその場で希望する設定に変更することができる。
(4)前記表示手段が、視覚的に選択(入力)を促す手段又は音声により聴覚的に選択(入力)を促す手段であるため、記録を中止するか継続するかの選択が行えることを操作者が容易に認識できる。
(5)前記表示にしたがって記録途中の画像についてページ途中での記録中止が選択されるか、または何の選択も行われないとき、記録を途中で中止した理由及び中止した旨を表示又は音声で伝える表示手段を有するため、操作者が記録中止になった理由を認識できるとともに、次回の電源オン時に記録紙ジャム状態になったままになっていることを防ぐことができる。
(6)前記記録ヘッドによる記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、システム制御部は予め定めたメンテナンス動作のみ継続した後、前記保護手段により記録ヘッドを保護状態に設定し、前記第2のスイッチをオフにして商用電源からの電流経路を開くため、メインスイッチのオフ後でも、記録ヘッドの保護が実施され、インク吐出性能の劣化を防止したり記録ヘッドの故障を防止したりすることができる。
(7)前記第2のスイッチは通常オフ状態であり、システム制御部は記録動作中およびメンテナンス動作中のみオン状態にするため、消費電力を節減することができる。
なお、以上の説明では、本実施形態の制御はシステム制御部で行うとしているがこれに限定されない。即ち、システム制御部はシステム全体を制御するシステム制御部でなく、専用の制御部として構成してもよい。
1・・・ガイドロッド、2・・・副ガイドロッド、5・・・キャリッジ、9・・・主走査モータ、12・・・制圧コロ、10・・・タイミングベルト、70・・・フレーム、100・・・インクジェット記録装置、101・・・システム制御部、104・・・操作部、105・・・表示部、108・・・維持機構、109・・・第2スイッチ、120・・・メインスイッチ、120a・・・上側スイッチ(メインスイッチ検出部)、120b・・・下側スイッチ、121・・・絶縁トランス、123・・・DC―DCコンバータ、150・・・印字媒体。
特開平6−161613号公報

Claims (10)

  1. 記録媒体に記録を行う記録手段と、
    装置外部からの電力を所定の電圧に変換して供給する電力供給手段と、
    前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第1の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段と並列に設置され、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第2の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段が開状態となったことを検知する検知手段と、
    前記記録手段による記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、ページ途中であっても記録停止を行う制御部と、
    前記記録手段による記録停止中に、当該記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択を受け付けるための受付手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項に1記載されたインクジェット記録装置において、
    前記記録停止中に前記ページ途中での記録中止が選択されるか、または何の選択も行われないことを条件に、前記制御部は、当該記録を中止した旨を前記記録手段に記録させて記録動作を終了することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、
    前記記録中に前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、記録途中の画像についてページ途中で記録を中止するか否かの選択を予め設定する設定手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項3に記載されたインクジェット記録装置において、
    前記制御部は、前記記録停止から所定の時間内において、前記予め設定する設定手段の設定を無効にして、前記設定の変更を可能にすることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、
    前記記録手段による記録停止中に、ページ途中で記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの表示を行う表示手段を備え、
    前記表示手段は視覚的に又は音声により聴覚的に前記表示を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項5に記載されたインクジェット記録装置において、
    前記表示手段は、前記表示が実行され、ページ途中での記録中止が選択されるか、または何の選択も行われないことを条件に、当該記録を途中で中止した旨を視覚的に又は音声により聴覚的に表示を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、
    前記インクジェット記録装置はノズルよりインク滴を吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、記録ヘッドを保護する保護手段を備え、
    前記記録手段による記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、前記制御部は、予め定めたメンテナンス動作のみ継続した後、前記保護手段により記録ヘッドを保護状態に設定し、前記第2の開閉手段をオフにして商用電源からの電流経路を開くことを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載されたインクジェット記録装置において、
    前記第2の開閉手段は通常オフ状態であり、前記制御部は記録動作中およびメンテナンス動作中のみオン状態にすることを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 記録媒体に記録を行う記録手段と、
    装置外部からの電力を所定の電圧に変換して供給する電力供給手段と、
    前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第1の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段と並列に設置され、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第2の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段が開状態となったことを検知する検知手段と、
    前記記録手段による記録中に前記検知手段が前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、ページ途中であっても記録停止を行う制御部と、を有するインクジェット記録装置と、
    前記記録手段の記録停止中に、当該記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択を受け付けるための受付手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録システム。
  10. 記録媒体に記録を行う記録手段と、
    装置外部からの電力を所定の電圧に変換して供給する電力供給手段と、
    前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第1の開閉手段と、
    前記第1の開閉手段と並列に設置され、前記装置外部から前記電力供給手段への電流経路を開閉する第2の開閉手段と、を備えたインクジェット記録装置の電源遮断時における記録制御方法であって、
    前記第1の開閉手段が開状態となったことを検知する検知工程と、
    前記記録手段による記録中に前記検知工程において前記第1の開閉手段の開状態を検知したとき、ページ途中であっても記録停止を行う記録停止工程と、
    前記記録手段の記録停止中において、当該記録を中止するか、当該記録中のページの最後まで記録するか、当該記録に係るジョブの最終ページまで記録するかのいずれかの選択を受け付ける工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の電源遮断時における記録制御方法。
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