JP2001264266A - 基板検査装置 - Google Patents

基板検査装置

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JP2001264266A JP2000070852A JP2000070852A JP2001264266A JP 2001264266 A JP2001264266 A JP 2001264266A JP 2000070852 A JP2000070852 A JP 2000070852A JP 2000070852 A JP2000070852 A JP 2000070852A JP 2001264266 A JP2001264266 A JP 2001264266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の厚さの検査対象に対してし焦点深度を高
精度に対応できること。 【解決手段】液晶基板1の厚さに対応した光路長切替部
材(光路長切替部材20−1〜20−4)20を、液晶
基板1と画像読取装置4の撮像系レンズ8との間に挿入
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示装
置の液晶基板やカラーフィルタ、素ガラスなどの検査対
象に付着したごみ、傷、むらなどを検査する基板検査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はミクロ観察装置における照明系と
観察系との構成図である。検査対象である液晶基板1
は、図示しないステージ上に載置され、このステージの
駆動により例えば矢印イ方向に移動可能となっている。
この液晶基板1の上方には、ミクロ観察装置本体に対し
てフレーム(門)2が設けられている。このフレーム2
には、照明装置3と観察系としての画像読取装置4とが
設けられている。
【0003】照明装置3は、同軸落射方式により照明光
を液晶基板1の面上に照射するもので、光源5を備えて
いる。この照明装置3は、同軸落射を行うために、照明
光の光路上にミラー6を配置し、かつこのミラー6の反
射光路上にビームスプリッタ7を配置したものとなって
いる。このビームスプリッタ7は、反射方向及び透過方
向が画像読取装置4の光軸と同軸となっている。なお、
照明装置3は、例えば液晶基板1の幅方向をカバーする
長さのライン状の照明光を液晶基板1に照射するものと
なっている。
【0004】画像読取装置4は、液晶基板1からの反射
光による液晶基板1の面上の画像を逐次取り込み、その
画像信号を図示しない画像処理ユニットに送るものとな
っている。この画像読取装置4は、撮像系レンズ8及び
ラインセンサ9を備えている。なお、画像読取装置4
は、例えば液晶基板1の幅方向をカバーするライン長さ
に形成されている。
【0005】このような構成であれば、照明装置3から
照明光が出力されると、この照明光は、ミラー6及びビ
ームスプリッタ7で反射して移動中の液晶基板1の面上
に照射される。この液晶基板1からの反射光は、ビーム
スプリッタ7を透過して画像読取装置4のラインセンサ
9に入射する。
【0006】この画像読取装置4は、ラインセンサ9で
液晶基板1の面上の画像を逐次取り込み、その画像信号
を図示しない画像処理ユニットに送る。この画像処理ユ
ニットは、画像読取装置4からの画像信号を取り込んで
画像処理し、液晶基板1上のごみ、傷、しみ、むら、配
線の短絡や断線などの欠陥を検査する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶基板1
には、厚さの異なるものが複数存在するので、ある厚さ
の液晶基板1に対して焦点が合っていたとしても、厚さ
の異なる液晶基板1に交換すると焦点深度がずれてしま
い、再度焦点合せを行わなければならない。この焦点合
せは、液晶基板1の厚さに応じて、液晶基板1を載置す
るステージを含む基板支持部により高さ調整して対応し
たり、又は画像読取装置4を昇降動作させて対応してい
る。
【0008】しかしながら、基板支持部により高さ調整
する方法では、基板支持部を含むユニット全体が大型化
するばかりでなく、高精度な高さ調整が要求されるため
にその要求に応じることが困難となる。
【0009】画像読取装置4を昇降動作させる方法で
は、光学系パーツを追加したり、又は高精度な高さ調整
機構を追加する必要がある。
【0010】なお、ミクロ観察装置に用いられている画
像読取装置(ラインセンサ9)4は、オートフォーカス
(AF)機能を備えておらず、仮にAF機能を備えたと
しても液晶基板1の検査時にリアルタイムに追従させる
のは困難である。
【0011】従って、基板支持部により高さ調整する方
法又は画像読取装置4を昇降動作させる方法で高さを調
整し、かつフォーカシングしなければ複数の厚さの液晶
基板1の検査に対応できない。いずれにしてもかかる高
さ調整は、高精度で行う必要がある。
【0012】そこで本発明は、複数の厚さの検査対象に
対して焦点深度を高精度に対応できる基板検査装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、光源と、この光源から光を略平行なライン光束で
検体対象に照射するライン照明と、前記検体対象からの
反射光を撮像レンズを介して撮像する撮像手段と、前記
撮像レンズと前記検査対象との間に前記検体対象の厚み
に応じて前記撮像手段の焦点位置を補正する平行平面光
透過体を挿脱可能に設けたことを特徴とする基板検査装
置である。
【0014】請求項2記載による本発明は、請求項1記
載の基板検査装置において、前記平行平面光透過体は、
焦点位置が設定されたある検査対象に対して板厚の異な
る前記検査対象毎との板厚差に相当する焦点補正量を満
たす板厚に形成されたものである。
【0015】請求項3記載による本発明は、請求項1記
載の基板検査装置において、前記平行平面光透過体は、
前記検査対象の板厚に応じた切替指令に基づいて切り替
えられるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、図8と同一部分に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0017】図1は本発明を適用したフラットパネルデ
ィスプレイ(FPD)の一種である液晶ディスプレイの
液晶基板を検査する基板検査装置の構成図である。検査
対象である液晶基板1は、ステージ10上に載置されて
いる。このステージ10は、ステージ駆動部11の駆動
によって矢印イ方向に所定の速度で移動するものとなっ
ている。
【0018】本装置本体のベースに取り付けられた門型
のフレーム2には、同軸落射方式を構成するようにライ
ン状の照明装置3及びラインセンサからなる画像読取装
置4が設けられている。
【0019】これら照明装置3及び画像読取装置4の具
体例を図2に示す。照明装置3は、各光源12の間にツ
インランプ13を設けた構成となっている。このツイン
ランプ13の長さは、例えば液晶基板1の幅方向の長さ
をカバーする長さとなっている。このツインランプ13
に代えて、光源から発せられる光を複数の光ファイバ
ー、シリンドリカルレンズで偏平状光線に変換するライ
ンファイバー照明装置を用いることも可能である。
【0020】画像読取装置4は、1つの又は複数のライ
ンセンサカメラ14をライン状に配列したものとなって
いる。本実施の形態では、図2に示すようにラインセン
サカメラ14を液晶基板1の幅方向の長さをカバーでき
るように4台数配置し、これらラインセンサカメラ14
の画像取込口にはそれぞれレンズ15が取付けられてい
る。
【0021】照明装置3は、光源制御部12の制御によ
り光源5の明るさが制御されるようになっている。又、
画像読取装置4から出力される画像信号は、A/D変換
器16によりディジタルデータに変換されて画像処理ユ
ニット17に送られている。
【0022】この画像処理ユニット17は、画像読取装
置4から出力された画像信号を取り込んで画像処理し、
液晶基板1上のごみ、傷、しみ、むら、配線の短絡や断
線などの欠陥をミクロ検査する機能を有している。
【0023】メインパーソナルコンピュータ18は、液
晶基板1に対するミクロ検査の一連の動作を制御するも
ので、光源制御部12に対して明るさ制御指令を発する
と共に、ステージ駆動部11に対して駆動指令を発し、
かつ画像処理ユニット17に対して画像処理指令を発す
る機能を有している。
【0024】上記フレーム2には、光路長切替機構19
が設けられている。この光路長切替機構19は、複数あ
る液晶基板1の厚さに対応させて液晶基板1の像が画像
読取装置4の焦点位置を補正する平行平面光透過体から
なる光路長切替部材20を、液晶基板1と画像読取装置
4内の撮像系レンズ8との間の観察光軸上に挿脱する機
能を有している。
【0025】具体的に光路長切替機構19は、例えばエ
アーシリンダにより光路長切替部材20を、液晶基板1
と撮像系レンズ8との間の観察光軸上に挿脱するものと
なっている。
【0026】光路長切替部材20は、画像読取装置4が
図2に示すように複数(4台)のラインセンサカメラ1
4をライン状に配列した構成であれば、図3に示すよう
に支持板21に同数4個の光路長切替部材20−1〜2
0−4を各ラインセンサカメラ14の位置に対応してラ
イン状に配列したユニット23となっている。
【0027】この光路長切替部材20を備えれば、この
光路長切替部材20を挿入しないときの液晶基板1の厚
さと、光路長切替部材20を挿入したときの液晶基板1
の厚さとの2種類の液晶基板1の厚さに対応して画像読
取装置4の焦点位置を補正することが出来る。
【0028】又、2種類以上の液晶基板1の厚さに対応
するためには、図4に示すように4個を1組とする光路
長切替部材を液晶基板1の厚さの種類に対応させて複数
組(n)配列すればよい。これら光路長切替部材20−
1〜20−4…n−1〜n−4は、図中横方向の各ライ
ン別に液晶基板1の厚さに対応し光路長が異なる板厚と
なっている。
【0029】ここで、光路長切替部材20を、液晶基板
1と撮像系レンズ8との間の観察光軸上に挿脱したとき
の光路長補正について図5(a)(b)を参照して説明する。
【0030】画像読取装置4の焦点距離が短い場合に
は、屈折率の高い光路長切替部材20を、液晶基板1と
撮像系レンズ8との間に挿入し、画像読取装置4の焦点
距離を長くすることが好ましい。
【0031】例えば、図5に示す各光路長切替部材20
−1〜20−4の厚みをt、各屈折率をn’、ミクロ観
察装置が設置されるのを空気中と仮定して空気の屈折率
を「1」と近似すると、各光路長切替部材20−1〜2
0−4を液晶基板1と撮像系レンズ8との間に挿入した
ときの焦点距離が長くなる距離をΔとすると、次式(1)
が成立する。
【0032】 t=Δ・n/(n−1) …(1) この式(1)が成立することを証明すると、図5(a)に示す
ように各光路長切替部材20−1〜20−4を挿入すべ
き厚みtなる1次元空間に、同図(b)に示すように屈折
率nの各光路長切替部材20−1〜20−4を挿入する
と、これら光路長切替部材20−1〜20−4中の光路
はt・nの真空長に相当するので、空気換算(屈折率
n’)では、図5(a)(b)から次式(2)及び(3)が成立す
る。
【0033】 f/n’=(f+Δ−t)/n’+t/n …(2) よって、各光路長切替部材20−1〜20−4の厚みt
について求めると、 t=Δ・n(n−n’) …(3) が得られる。n’=1を代入すれば、上記式(1)が導き
出せる。
【0034】従って、焦点位置が設定されたある検査対
象、例えば厚さ0.7mmの液晶基板1から厚さ0.5
mmの液晶基板1に差し替えられると、撮像系レンズ8
の主点から液晶基板1まての距離Δが0.2mmだけ長
くなり、この液晶基板1の板厚差Δが画像取込装置4の
焦点位置の補正量となる。
【0035】上記式(1)から Δ=t{(n−1)/n} …(4) が導かれるので、 0.2=t{(n−1)/n} …(5) が成立する。
【0036】各光路長切替部材20−1〜20−4の屈
折率nは、例えばBSL7を採用すると、n=1.51
633であるので、これを上記式(5)に代入すると、各
光路長切替部材20−1〜20−4の厚みtは、 t=0.587 となる。同様にして、基準となる液晶基板1に対する板
厚の異なる各種液晶基板の板厚差Δから各種液晶基板に
対応する光路長切替部材の厚みtを求める。
【0037】上記メインパーソナルコンピュータ18
は、焦点位置が設定された基準となる液晶基板1に対し
て厚さの異なる複数種類の液晶基板1の厚さに対応して
挿入すべき例えば各光路長切替部材20−1〜20−4
の厚みとの関係を記憶し、差し替えられる液晶基板1の
厚さ情報に応じて光路長切替機構19に対して光路長切
替部材の切替指令を発する機能を有し、厚さ情報は予め
入力されている基板データであってもよいし、液晶基板
1の厚さを直接計測したデータであってもよい。この光
路長切替部材の切替指令では、最も厚い液晶基板1基準
として順次薄い液晶基板1に対応する光路長切替部材2
0−1〜20−4の順序で切り替えてもよいし、対象と
なる液晶基板1に対応する板厚の光路長切替部材20−
1〜20−4を選択的に切り替えるようにしてもよい。
【0038】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0039】メインパーソナルコンピュータ18は、液
晶基板1の全面に対するミクロ検査の一連の動作を制御
するために、光源制御部12に対して明るさ制御指令を
発すると共に、ステージ駆動部11に対して駆動指令を
発し、かつ画像処理ユニット17に対して画像処理指令
を発する。これにより、ステージ10上に載置されてい
る液晶基板1は、ステージ駆動部11の駆動により矢印
イ方向に所定の速度で移動する。
【0040】この状態に、照明装置3の光源5から発せ
られたライン状照明光は、ミラー6及びビームスプリッ
タ7で反射して移動中の液晶基板1の面上に照射され
る。この液晶基板1からの反射光は、再びビームスプリ
ッタ7を透過して画像読取装置4に入射する。
【0041】この画像読取装置4は、入射した液晶基板
1の面上の画像を逐次取り込み、その画像信号を出力す
る。この画像信号は、A/D変換器16によりディジタ
ル画像信号に変換されて画像処理ユニット17に送られ
る。
【0042】この画像処理ユニット17は、ディジタル
信号を取り込んで画像処理し、液晶基板1の全面上のご
み、傷、しみ、むら、配線の短絡や断線などの欠陥をミ
クロ検査する。又、この画像処理ユニット17は、ご
み、傷、しみ、むら、配線の短絡や断線などの欠陥の位
置やサイズの情報を得、この情報を基に欠陥の数が規定
値を超えたり、大きな欠陥が検出されると、その液晶基
板1をNG(ノーグッド)判定する。
【0043】次に、ステージ10上の液晶基板1が厚さ
の異なる別の液晶基板1に差し替えられると、メインパ
ーソナルコンピュータ18は、次に差し替えられる液晶
基板1の厚さに応じた光路長切替部材20の切替指令を
光路長切替機構19に対して発する。この光路長切替部
材20の切替指令は、最も厚い液晶基板1に対応する光
路長切替部材を基準として順次薄い液晶基板1に対応す
る光路長切替部材の順序で切り替える。
【0044】光路長切替機構19は、差し替えられる液
晶基板1の厚さに応じた光路長切替部材、例えば図3に
示す屈折率の高い光路長切替部材20−1〜20−4を
エアーシリンダの動作により液晶基板1と撮像系レンズ
8との間に挿入する。
【0045】例えば画像読取装置4の倍率が高倍率で焦
点距離が短い場合、撮像系レンズ8が液晶基板1に接触
する可能性があるが、例えば図3に示す屈折率の高い光
路長切替部材20−1〜20−4を、液晶基板1と撮像
系レンズ8との間に挿入すると、画像読取装置4の焦点
距離を長くするように作用する。このように画像読取装
置4の焦点距離が長くなるように作用すれば、画像読取
装置4の撮像系レンズ8に干渉することなく、画像読取
装置4の焦点位置を対象とする液晶基板1の検査面に合
わせることができる。
【0046】従って、光源5から発せられた照明光は、
ミラー6及びビームスプリッタ7で反射して差し替えら
れた液晶基板1の面上に照射され、その反射光が画像読
取装置4に入射する。この画像読取装置4は、入射した
液晶基板1の面上の画像を逐次取り込み、その画像信号
を出力する。この画像信号は、A/D変換器16により
ディジタル画像信号に変換されて画像処理ユニット17
に送られる。
【0047】この画像処理ユニット17は、ディジタル
画像信号を取り込んで画像処理し、差し替えられた液晶
基板1の全面上のごみ、傷、しみ、むら、配線の短絡や
断線などの欠陥をミクロ検査し、かつこれら欠陥の位置
やサイズの情報を基に欠陥の数が規定値を超えたり、大
きな欠陥が検出されると、その液晶基板1をNG判定す
る。
【0048】このように上記一実施の形態においては、
液晶基板1の厚さに対応した光路長切替部材20を、液
晶基板1と画像読取装置4の撮像系レンズ8との間に挿
入するようにしたので、異なる厚さの液晶基板1に差し
替えられてもステージ10を昇降させたり、画像読取装
置4を昇降動作させることなく、液晶基板1と画像読取
装置4との間隔を変更せずにそのままの状態で、画像取
込装置4の焦点位置を補正することができる。これによ
り、ミクロ観察装置に用いられている画像読取装置4に
AF機能が備えられていなくても、液晶基板1の板厚に
応じた光路長切替部材20に切り替えだけで、液晶基板
1の検査時に液晶基板1の面にフォーカスをリアルタイ
ムに合せることが可能となる。
【0049】又、光路長切替部材20−1〜20−4の
切替は、最も厚い液晶基板1に対応する光路長切替部材
を基準として順次薄い液晶基板1に対応する光路長切替
部材の順序で切り替えるので、液晶基板1と画像読取装
置4の撮像系レンズ8との接触を避けることができる。
【0050】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通りに変形してもよい。
【0051】例えば、液晶基板1と画像読取装置4の撮
像系レンズ8との間への光路長切替部材20の挿脱は、
図6に示すように矢印ロ方向に移動させたり、又は矢印
ハ方向に移動させるようにすればよい。
【0052】又、光路長切替部材は、例えばラインセン
サカメラが1台で対応できる場合には、図7に示すよう
に円形の支持板22に光路長の異なる複数の光路長切替
部材、例えば光路長切替部材20−1〜20−4を同一
円周上に配列したユニット23としてもよい。この光路
長切替機構23であれば、中心軸24で回転させること
により液晶基板1の厚さに対応した光路長切替部材20
−1〜20−4のうち対応する1つを液晶基板1と撮像
系レンズ8との間に挿入するものとなる。
【0053】又、液晶基板1のミクロ観察に限らず、カ
ラーフィルタや素ガラスなどの検査対象に付着したご
み、傷、むらなどを検査するためにも適用できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数の厚さの検査対象に対して焦点深度を高精度に対応で
きる基板検査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態を
示す構成図。
【図2】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける照明装置及び画像読取装置の具体例を示す図。
【図3】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける光路長切替部材の構成図。
【図4】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける光路長切替部材を複数配列した構成図。
【図5】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける光路長切替部材を挿脱したときの光路長補正を示
す模式図。
【図6】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける光路長切替部材の挿脱方向を示す図。
【図7】本発明に係わる基板検査装置の一実施の形態に
おける光路長切替部材の変形列を示す構成図。
【図8】従来のミクロ観察装置における照明系と観察系
との構成図。
【符号の説明】
1:液晶基板 2:フレーム(門) 3:照明装置 4:画像読取装置 5:光源 6:ミラー 7:ビームスプリッタ 8:撮像系レンズ 9:ラインセンサ 10:ステージ 11:ステージ駆動部 12:光源制御部 13:ツインランプ 14:ラインセンサカメラ 15:マクロレンズ 16:A/D変換器 17:画像処理ユニット 18:メインパーソナルコンピュータ 19:光路長切替機構 20,23:光路長切替部材 20−1〜20−4:光路長切替部材 20−1〜20−4…n−1〜n−4:光路長切替部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 この光源から光を略平行なライン光束で検体対象に照射
    するライン照明と、 前記検体対象からの反射光を撮像レンズを介して撮像す
    る撮像手段と、 前記撮像レンズと前記検査対象との間に前記検体対象の
    厚みに応じて前記撮像手段の焦点位置を補正する平行平
    面光透過体を挿脱可能に設けたことを特徴とする基板検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記平行平面光透過体は、焦点位置が設
    定されたある検査対象に対して板厚の異なる前記検査対
    象毎との板厚差に相当する焦点補正量を満たす板厚に形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の基板検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記平行平面光透過体は、前記検査対象
    の板厚に応じた切替指令に基づいて切り替えられること
    を特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
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