JP2001264207A - リーク測定器 - Google Patents

リーク測定器

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JP2001264207A
JP2001264207A JP2000077926A JP2000077926A JP2001264207A JP 2001264207 A JP2001264207 A JP 2001264207A JP 2000077926 A JP2000077926 A JP 2000077926A JP 2000077926 A JP2000077926 A JP 2000077926A JP 2001264207 A JP2001264207 A JP 2001264207A
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JP
Japan
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pressure chamber
pressure
piston
leak
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000077926A
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English (en)
Inventor
Shizuo Matsumura
静雄 松村
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象側に、ホースなど、圧力によって膨
脹してしまう要素が接続されていた場合にも、測定対象
のリーク量を測定できるリーク測定器を提供すること。 【解決手段】 ピストン1で、シリンダC内を一方の圧
力室5と他方の圧力室6とに区画するとともに、一方の
圧力室5を加圧源に接続し、他方の圧力室6を測定対象
Aである回路などに接続し、一方の圧力室を加圧したと
きのピストンPの移動量で、測定対象Aのリーク量を測
定する構成にする一方、上記両圧力室内におけるピスト
ンの受圧面積を等しくし、他方の圧力室6と加圧源とを
接続する連通路13を設けるとともに、連通路13中に
開閉弁14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリンダ内のピ
ストンの移動量で、測定対象である回路などの漏れを検
出するためのリーク測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリーク測定器として、図3に示
すものが従来から知られている。この従来のリーク測定
器は、金属製のシリンダCのシリンダチューブ1内にピ
ストン保持部2を形成するとともに、このピストン保持
部2にピストンPを摺動自在に保持させている。また、
このシリンダチューブ1の両端は金属製のキャップ3,
4でふさいでいる。これによって、シリンダC内を一方
の圧力室5と他方の圧力室6とに区画している。
【0003】また、このピストンPは、その軸線上に検
出孔7を形成している。この検出孔7は、一方の圧力室
5側だけに開口させている。そして、上記検出孔7の底
部を含めた一方の圧力室5側の受圧面積S1と、他方の
圧力室6の受圧面積S2とを等しくしている。このよう
にした検出孔7の開口部分にはコイルからなるセンサー
素子8を設けている。
【0004】さらに、上記一方の圧力室5側には、検出
棒9を固定しているが、この検出棒9は上記検出孔7の
内径よりも小さくして、それら両者を非接触の状態に保
っている。このように非接触状態を保っているので、一
方の圧力室5の圧力が検出孔7の底部にも作用すること
になる。したがって、上記したように両圧力室における
受圧面積S1およびS2が等しくなる。
【0005】上記検出棒9にはコア10を設け、このコ
ア10と上記センサー素子8とで、非接触のストローク
センサーとしての差動トランスを構成している。また、
上記検出棒9は、シリンダCの外側に設けた検出器11
と電気的に接続されている。このようにした差動トラン
スは、コア10の位置に応じて誘起電圧が変化するもの
で、この誘起電圧の変化を検出器11で検出することに
よって、ピストンPの移動量を検出する。
【0006】そして、一方の圧力室5を図示していない
加圧源に接続し、他方の圧力室6を測定対象Aに接続し
たとき、その測定対象A側に漏れがなければ、両圧力室
5,6内の圧力が等しくなる。すなわち、一方の圧力室
5側の圧力を上昇させたとき、測定対象A側に漏れがな
ければ、ピストンPは移動できない。このようにピスト
ンPが移動できないということは、一方の圧力室5側に
おけるピストンPに対する作用力と、他方の圧力室6側
の反力とが釣り合っていることを意味する。しかも、上
記したようにピストンPの受圧面積S1とS2とが等し
いので、ピストンPに作用する力が上記のように釣り合
っているときには、両圧力室5,6内の圧力は等しい。
【0007】このような状態で、測定対象A側で漏れが
発生すると、他方の圧力室6内の圧力が、その漏れ量分
だけ低くなる。そのためにピストンPが図面右方向に移
動するが、この移動量は測定対象Aのリーク量に比例す
る。また、このとき、前記差動トランスに、ピストンP
の移動量に応じた誘起電圧が発生する。そこで、上記誘
起電圧を検出部11から検出することにより、ピストン
Pの移動量すなわち測定対象A側の漏れ量を測定する。
なお、上記のようにした従来のリーク測定器を使用する
ときには、まず最初に他方の圧力室6を測定対象Aに接
続してそこに圧力を導き、その後に、一方の圧力室5側
の圧力を上昇させていく。ただし、この一方の圧力室5
にも、初期圧を作用させているが、その圧力はかなり低
いものにしている。
【0008】初期状態で測定対象Aを接続すると、一方
の圧力室5よりも測定対象A側の圧力が高いので、ピス
トンPが左側へ移動する。そして、ピストンPは、一方
の圧力室5側のストロークエンドまで移動してキャップ
3に接触する。この状態で、測定を開始する。すなわ
ち、一方の圧力室5の圧力を上昇させていく。そして、
一方の圧力室5側のストロークエンドからのピストンP
の移動量によって、リーク量を検出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなリーク測
定器は、ピストンPの移動量を測定することによって、
微小なリーク量を測定するというものである。つまり、
リーク量を正確に検出するためには、ピストンPの移動
量を正確に検出しなければならない。ところが、油圧回
路などの測定対象A中の特定のものや、この測定対象A
と他方の圧力室6とを接続するホース12などが、圧力
によって、変形してしまうような場合には、正確な測定
ができない。
【0010】すなわち、一方の圧力室5を加圧したとき
に、その圧力によって、他方の圧力室6に接続したホー
スが膨らんでしまうと、その体積変化に応じてピストン
Pが右へ移動する。このような、ホースの膨脹量は、本
来、測定しようとしているリーク量に比べて大きな量で
ある。そのため、ホースが膨脹してピストンPが移動し
てしまうと、測定対象Aにリークがあっても、ピストン
Pの移動量のうちリークによる分がどれだけあるのかわ
からない。つまり、リーク量の測定が不能になる。
【0011】そこで、この発明の目的は、測定対象側
に、ホースなど、圧力によって膨脹してしまう要素が接
続されていた場合にも、測定対象のリーク量を測定でき
るリーク測定器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダに
設けたピストンで、シリンダ内を一方の圧力室と他方の
圧力室とに区画するとともに、この一方の圧力室を加圧
源に接続し、他方の圧力室を測定対象である回路などに
接続し、一方の圧力室を加圧したときのピストンの移動
量で、測定対象である回路などのリーク量を測定する構
成にする一方、上記両圧力室内におけるピストンの受圧
面積を等しくしたリーク測定器を前提とする。この発明
は、上記測定器を前提とし、上記他方の圧力室と加圧源
とを接続する連通路を設けるとともに、この連通路中に
開閉弁を設けた点に特徴を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示す第1実施例は、ピスト
ン保持部2に連通路13を形成し、その中間に開閉弁1
4を設けた以外は、上記従来例と同様である。上記開閉
弁14を開くと、連通路13が開通し、両方の圧力室
5,6が連通する。両圧力室5,6が連通すると、一方
の圧力室に接続した加圧源が、他方の圧力室6にも接続
されることになる。
【0014】この第1実施例のリーク測定器によって、
測定対象Aのリーク量を測定する方法を説明する。初め
に、一方の圧力室5に加圧源を接続し、他方の圧力室6
に測定対象Aを接続する。そして、ピストンPを左側の
ストロークエンドまで移動する。ただし、測定対象A内
の圧力が高い場合には、その圧力でピストンPは左側へ
移動するので、特にピストンPを移動させなくても、測
定対象Aを他方の圧力室6に接続するだけで良い。
【0015】次に、開閉弁14を開き、連通路13を連
通させ、一方の圧力室5を図示しない加圧源により加圧
する。このとき、上記一方の圧力室5と他方の圧力室6
とは連通している。つまり、上記加圧源からの圧力は、
他方の圧力室6内を介して、測定対象Aまで作用する。
そこで、他方の圧力室6と測定対象Aとを接続するホー
ス12や、測定対象A中のホースなど、加圧によって体
積変化を生じる構成要素は、上記圧力によって膨脹す
る。このような体積膨脹が平衡に達すれば、上記加圧源
からの圧力流体の供給が止まる。このとき、両圧力室
5,6は連通しているの内部圧力は同じである。したが
って、ピストンPは、初期の状態、すなわち、左へ移動
した状態を保っている。
【0016】上記のように、加圧源により加圧されたホ
ースなどの体積膨脹が平衡に達したら、上記開閉弁13
を閉じる。そして、所定時間放置する。なお、ここで測
定しようとするリーク量は、通常は非常に小さな量であ
る。大量にリークが発生していた場合には、わざわざ測
定するまでもないからである。そのため、リーク量を測
定するときには、有る程度の時間放置する必要がある。
このとき、測定対象A側にリークが有れば、そのリーク
量に応じてピストンPが右方向へ移動する。そこで、こ
のピストンPの移動量から、上記所定時間内のリーク量
を検出することができる。
【0017】つまり、この第1実施例の測定器では、加
圧によって、体積膨脹する要素は、予め加圧して平衡状
態まで、膨脹させてしまう。その後、改めて、リーク量
を測定するので、微小なリーク量が、大きな体積膨脹量
と一緒になってしまうことがない。したがって、正確な
リーク量測定ができる。また、ホースなどを膨脹させる
段階で、差奥低対象Aからリークが有ったとしても、そ
のリーク量は、ホースなどの体積膨脹量に比べて非常に
少ない量である。そこで、体積膨脹が平衡に達したかど
うかを判断する際に、リーク量が影響を与えることはな
い。
【0018】図2に示す第2実施例は、シリンダCの外
部に、加圧源と測定対象A側とを短絡させる連通路15
を設けている。そして、上記連通路15中にソレノイド
式の開閉弁16を設けている。この点が上記第1実施例
と異なるが、それ以外の構成は、上記第1実施例と同様
である。この測定器においても、先ず、初めに開閉弁1
6を開いて、加圧源と測定対象A側とを短絡させ、ホー
スなどを膨脹させる。上記膨脹が平衡に達したら、開閉
弁16を閉じて、リーク量測定に入る。
【0019】上記第1,第2実施例のようなリーク測定
器を用いれば、測定対象側に、ホースなど、圧力によっ
て体積膨脹するようなものが接続されていても、その膨
脹によってピストンが移動しない。そのため、膨脹の影
響を受けないで、測定対象からのリーク量を正確に測定
できる。
【0020】
【発明の効果】この発明のリーク測定器によれば、測定
対象側にホースなど、加圧されることによって体積膨脹
するようなものが接続されていても、正確なリーク量測
定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
C シリンダ P ピストン 5 (一方の)圧力室 6 (他方の)圧力室 A 測定対象 13 連通路 14 開閉弁 15 連通路 16 開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに設けたピストンで、シリンダ
    内を一方の圧力室と他方の圧力室とに区画するととも
    に、この一方の圧力室を加圧源に接続し、他方の圧力室
    を測定対象である回路などに接続し、一方の圧力室を加
    圧したときのピストンの移動量で、測定対象である回路
    などのリーク量を測定する構成にする一方、上記両圧力
    室内におけるピストンの受圧面積を等しくしたリーク測
    定器において、上記他方の圧力室と加圧源とを接続する
    連通路を設けるとともに、この連通路中に開閉弁を設け
    たリーク測定器。
JP2000077926A 2000-03-21 2000-03-21 リーク測定器 Pending JP2001264207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888865B1 (ko) 2007-10-11 2009-03-17 (주)삼우기계 유압 구동식 수압펌프
EP3730805A1 (en) * 2019-04-24 2020-10-28 Claverham Limited Leak detection

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