JP2001263980A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JP2001263980A JP2001263980A JP2000076104A JP2000076104A JP2001263980A JP 2001263980 A JP2001263980 A JP 2001263980A JP 2000076104 A JP2000076104 A JP 2000076104A JP 2000076104 A JP2000076104 A JP 2000076104A JP 2001263980 A JP2001263980 A JP 2001263980A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/001—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
- F28F9/002—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラケットを容易にサイドプレートに組み付
け、仮固定することができ、もって熱交換器の製造コス
トを低減することができる構造の熱交換器を提供するこ
と。 【解決手段】 媒体を流通するチューブと、前記チュー
ブに装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィン
を保持するサイドプレートと、前記サイドプレートにろ
う付けされたブラケットとを備えた熱交換器において、
前記サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、前記
ブラケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記ブラ
ケットの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有し、
前記サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁に、
互いに係合することにより組付け状態を保持する係止手
段を設けた。
け、仮固定することができ、もって熱交換器の製造コス
トを低減することができる構造の熱交換器を提供するこ
と。 【解決手段】 媒体を流通するチューブと、前記チュー
ブに装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィン
を保持するサイドプレートと、前記サイドプレートにろ
う付けされたブラケットとを備えた熱交換器において、
前記サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、前記
ブラケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記ブラ
ケットの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有し、
前記サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁に、
互いに係合することにより組付け状態を保持する係止手
段を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器に関し、
特に自動車用空調装置のコンデンサとして用いられる熱
交換器に関する。
特に自動車用空調装置のコンデンサとして用いられる熱
交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば自動車用空調装置のコンデンサ
として用いられる熱交換器としては、複数の偏平チュー
ブと波状フィンとが交互に積層されると共に、最も外側
に位置するチューブの外側にもフィンが配置され、この
フィンの更に外側にフィン保護等を目的とした補強用の
サイドプレートが配置されたものが知られている。
として用いられる熱交換器としては、複数の偏平チュー
ブと波状フィンとが交互に積層されると共に、最も外側
に位置するチューブの外側にもフィンが配置され、この
フィンの更に外側にフィン保護等を目的とした補強用の
サイドプレートが配置されたものが知られている。
【０００３】また、このような熱交換器においては、車
体等の固定フレームに取付けるためのブラケットを、サ
イドプレートに設けた構成が知られている。
体等の固定フレームに取付けるためのブラケットを、サ
イドプレートに設けた構成が知られている。
【０００４】このようなブラケットの取付け構造とし
て、例えば特開平６−１５９９７４号公報には、ブラケ
ットがサイドプレートに、その長さ方向への移動のみが
許容される態様において、スライド嵌合され、かつ、所
定の位置において、ねじにてサイドプレートに締結した
ものが提案されている。
て、例えば特開平６−１５９９７４号公報には、ブラケ
ットがサイドプレートに、その長さ方向への移動のみが
許容される態様において、スライド嵌合され、かつ、所
定の位置において、ねじにてサイドプレートに締結した
ものが提案されている。
【０００５】また、他の例として、ねじ等の締結手段を
使わず、組付け状態において仮固定するために、専用の
治具等を用いて位置決めし、アルゴン溶接等によるスポ
ット溶接を施したりしたうえで、炉中にて一体ろう付け
したものが知られている。
使わず、組付け状態において仮固定するために、専用の
治具等を用いて位置決めし、アルゴン溶接等によるスポ
ット溶接を施したりしたうえで、炉中にて一体ろう付け
したものが知られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ねじにて締結
する場合、サイドプレートとブラケットにねじ穴を形成
する必要があるうえ、ねじ止めの作業が面倒で、製造コ
スト増大の原因となった。
する場合、サイドプレートとブラケットにねじ穴を形成
する必要があるうえ、ねじ止めの作業が面倒で、製造コ
スト増大の原因となった。
【０００７】また、ねじ等の締結手段を使わないで一体
ろう付けする場合も、仮固定するために、アルゴン溶接
等によるスポット溶接を施す必要があり、高価な溶接設
備と熟練を要するのみならず、熱影響に関しての品質面
での配慮を怠ることができないものであった。
ろう付けする場合も、仮固定するために、アルゴン溶接
等によるスポット溶接を施す必要があり、高価な溶接設
備と熟練を要するのみならず、熱影響に関しての品質面
での配慮を怠ることができないものであった。
【０００８】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、ブラケットを容易にサイドプレートに組み付け、仮
固定することができ、もって熱交換器の製造コストを低
減することができる構造の熱交換器を提供することを課
題とする。
み、ブラケットを容易にサイドプレートに組み付け、仮
固定することができ、もって熱交換器の製造コストを低
減することができる構造の熱交換器を提供することを課
題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本願第１請求項に記載し
た発明は、媒体を流通するチューブと、前記チューブに
装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィンを保
持するサイドプレートと、前記サイドプレートにろう付
けされたブラケットとを備えた熱交換器において、前記
サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、前記ブラ
ケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記ブラケッ
トの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有し、前記
サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁に、互い
に係合することにより組付け状態を保持する係止手段を
設けた熱交換器である。
た発明は、媒体を流通するチューブと、前記チューブに
装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィンを保
持するサイドプレートと、前記サイドプレートにろう付
けされたブラケットとを備えた熱交換器において、前記
サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、前記ブラ
ケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記ブラケッ
トの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有し、前記
サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁に、互い
に係合することにより組付け状態を保持する係止手段を
設けた熱交換器である。
【００１０】本発明によれば、サイドプレートとブラケ
ットが係止手段により係合して組付け状態が保持される
ので、ねじ止めやスポット溶接等の作業が不要であり、
また、ブラケットが可撓性を有するので、ブラケットを
サイドプレートに圧入するだけというワンタッチの作業
でサイドプレートとブラケットを係合させることができ
る。
ットが係止手段により係合して組付け状態が保持される
ので、ねじ止めやスポット溶接等の作業が不要であり、
また、ブラケットが可撓性を有するので、ブラケットを
サイドプレートに圧入するだけというワンタッチの作業
でサイドプレートとブラケットを係合させることができ
る。
【００１１】本願第２請求項に記載した発明は、前記第
１請求項に記載の発明において、前記ブラケットは、押
出し成形してなる熱交換器である。
１請求項に記載の発明において、前記ブラケットは、押
出し成形してなる熱交換器である。
【００１２】本発明によれば、ブラケットが押出し成形
してなるものであるので、プレスによる折曲げ成形に比
べて金型費が低減できる。
してなるものであるので、プレスによる折曲げ成形に比
べて金型費が低減できる。
【００１３】本願第３請求項に記載した発明は、前記第
１又は第２請求項に記載の発明において、前記サイドプ
レートには、前記ブラケットを取り付けるための位置決
め手段を設けた熱交換器である。
１又は第２請求項に記載の発明において、前記サイドプ
レートには、前記ブラケットを取り付けるための位置決
め手段を設けた熱交換器である。
【００１４】本発明によれば、サイドプレートにブラケ
ットを取り付けるための位置決め手段を設けたので、位
置決めを容易に行うことができる。
ットを取り付けるための位置決め手段を設けたので、位
置決めを容易に行うことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る具体例を、
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１６】図１において、本例の熱交換器１は、フィ
ン４，４を介装して積層した複数のチューブ２，２と、
これらのチューブ２，２の両端にそれぞれ配置したヘッ
ダタンク３，３とを連通接続して構成している。
ン４，４を介装して積層した複数のチューブ２，２と、
これらのチューブ２，２の両端にそれぞれ配置したヘッ
ダタンク３，３とを連通接続して構成している。
【００１７】各ヘッダタンク３，３は、その内部を仕切
板３１で所定の間隔に区画し、また、その長手方向に亘
っては、所定の間隔で、チューブ２，２の端部を挿入す
るチューブ孔を設けている。更に、ヘッダタンク３の要
所には、熱交換媒体を取り入れる入口継手３２、及び、
熱交換媒体を排出する出口継手３３が配設されている。
板３１で所定の間隔に区画し、また、その長手方向に亘
っては、所定の間隔で、チューブ２，２の端部を挿入す
るチューブ孔を設けている。更に、ヘッダタンク３の要
所には、熱交換媒体を取り入れる入口継手３２、及び、
熱交換媒体を排出する出口継手３３が配設されている。
【００１８】また、積層されたチューブ２の上端側と下
端側には、チューブ２とフィン４とを補強するために横
断面コ字状のサイドプレート５が両ヘッダタンク３，３
間に亘って配設されている。
端側には、チューブ２とフィン４とを補強するために横
断面コ字状のサイドプレート５が両ヘッダタンク３，３
間に亘って配設されている。
【００１９】この構成によると、入口継手３２から取り
入れられた熱交換媒体は、所定のチューブ群単位で各ヘ
ッダタンク３，３を往復するように蛇行して通流され、
熱交換をしつつチューブ２，２を通過し、出口継手３３
から排出される。また、媒体の熱交換は、チューブ２，
２及びサイドプレート５，５の間に介装したフィン４，
４による放熱効果で促進される。
入れられた熱交換媒体は、所定のチューブ群単位で各ヘ
ッダタンク３，３を往復するように蛇行して通流され、
熱交換をしつつチューブ２，２を通過し、出口継手３３
から排出される。また、媒体の熱交換は、チューブ２，
２及びサイドプレート５，５の間に介装したフィン４，
４による放熱効果で促進される。
【００２０】また、この熱交換器１には、熱交換器１
を、例えば、車体側フレーム（図示省略）等のような固
定体側に取付けるブラケット６，６が、予め設けられて
いる。
を、例えば、車体側フレーム（図示省略）等のような固
定体側に取付けるブラケット６，６が、予め設けられて
いる。
【００２１】すなわち、熱交換器１の組立て途中に、下
側のサイドプレート５に組付けられたブラケット６，６
が仮止めされ、、熱交換器１の他の構成要素とともに、
次工程の炉中一体ろう付けにより、固着されている。
側のサイドプレート５に組付けられたブラケット６，６
が仮止めされ、、熱交換器１の他の構成要素とともに、
次工程の炉中一体ろう付けにより、固着されている。
【００２２】なお、本発明の熱交換器は、ラジエータ等
の各種用途の熱交換器、更には、チューブを蛇行状に曲
成したサーペンタインタイプ等の各種形式の熱交換器に
も広く適用され得るものである。
の各種用途の熱交換器、更には、チューブを蛇行状に曲
成したサーペンタインタイプ等の各種形式の熱交換器に
も広く適用され得るものである。
【００２３】上記の熱交換器において、下側のサイドプ
レート５は、ブラケット取付け用の部材として兼用され
ており、図２及び図３に示されるように、このサイドプ
レート５は、その両端の平板部を除く中間部が、横断面
下向きコ字状に形成され、かつ、その両側壁５１，５１
の下縁部に内方屈曲部５２，５２が形成された構造を有
するものとなされている。
レート５は、ブラケット取付け用の部材として兼用され
ており、図２及び図３に示されるように、このサイドプ
レート５は、その両端の平板部を除く中間部が、横断面
下向きコ字状に形成され、かつ、その両側壁５１，５１
の下縁部に内方屈曲部５２，５２が形成された構造を有
するものとなされている。
【００２４】この内方屈曲部はサイドプレート５の強度
を高めるとともにブラケット６との係止手段となる。
を高めるとともにブラケット６との係止手段となる。
【００２５】サイドプレート５の挿入部５３は、ヘッダ
タンク３に設けられたサイドプレート孔に挿入してろう
付けされる。
タンク３に設けられたサイドプレート孔に挿入してろう
付けされる。
【００２６】また、サイドプレート５の端部には、ヘッ
ダタンク３の外面と当接する当接部５４，５４を設けて
いる。すなわち、これらの当接部５４，５４は、挿入部
５３の付け根近傍に位置し、挿入部５３をサイドプレー
ト孔に挿入するとともにヘッダタンク３の外面と当接さ
れて、ろう付けによってこのヘッダタンク３の外面と接
合される。
ダタンク３の外面と当接する当接部５４，５４を設けて
いる。すなわち、これらの当接部５４，５４は、挿入部
５３の付け根近傍に位置し、挿入部５３をサイドプレー
ト孔に挿入するとともにヘッダタンク３の外面と当接さ
れて、ろう付けによってこのヘッダタンク３の外面と接
合される。
【００２７】サイドプレート５にはブラケット６を取り
付けるための位置決め手段となる膨出部（ビード）５
５，５５が設けられている。各ビード５５はサイドプレ
ート５の長手方向においてブラケット６の取り付け位置
をはさむように設けられ、サイドプレート５の長手方向
におけるブラケット６の移動を規制する。
付けるための位置決め手段となる膨出部（ビード）５
５，５５が設けられている。各ビード５５はサイドプレ
ート５の長手方向においてブラケット６の取り付け位置
をはさむように設けられ、サイドプレート５の長手方向
におけるブラケット６の移動を規制する。
【００２８】サイドプレート５の両端部には仮組時にフ
ィン４が垂れるのを防止するためのフィン押さえ５６が
設けられている。これは図３の断面図に示すように、フ
ィン４側に膨出したビードである。
ィン４が垂れるのを防止するためのフィン押さえ５６が
設けられている。これは図３の断面図に示すように、フ
ィン４側に膨出したビードである。
【００２９】なお、このサイドプレート５はアルミニウ
ムシートにプレス成形を施すことなどによって製作され
ている。
ムシートにプレス成形を施すことなどによって製作され
ている。
【００３０】図４はブラケットを示す斜視図である。ブ
ラケット６はサイドプレート５に比べて短尺な長さに設
計された部材で、上側を取付部６１とし、その下側に、
車体側のフレーム等の挿入孔に挿入される挿入部６２が
設けられている。
ラケット６はサイドプレート５に比べて短尺な長さに設
計された部材で、上側を取付部６１とし、その下側に、
車体側のフレーム等の挿入孔に挿入される挿入部６２が
設けられている。
【００３１】取付部６１は対向する一対の側壁６１１，
６１１を有する横断面上向きコ字状である。側壁６１
１，６１１の端縁は内方に屈曲して内方屈曲部６１２，
６１２を形成している。取付部６１の先端はサイドプレ
ート５の半中空部内のサイズ・形状に略一致したサイズ
・形状に形成されている。両側壁６１１，６１１にはサ
イドプレート５の内方屈曲部５２，５２と係合する係止
手段となる溝６１３，６１３が形成されている。
６１１を有する横断面上向きコ字状である。側壁６１
１，６１１の端縁は内方に屈曲して内方屈曲部６１２，
６１２を形成している。取付部６１の先端はサイドプレ
ート５の半中空部内のサイズ・形状に略一致したサイズ
・形状に形成されている。両側壁６１１，６１１にはサ
イドプレート５の内方屈曲部５２，５２と係合する係止
手段となる溝６１３，６１３が形成されている。
【００３２】ブラケット６の側壁６１１，６１１は少な
くともろう付け前においては可撓性を有し、図５に示す
ようにサイドプレート５に圧入すると、圧縮されてサイ
ドプレート５の内方屈曲部５２，５２間を通過し、その
後に復元して、図６に示すようにサイドプレート５の内
方屈曲部５２，５２とブラケット６の溝６１３，６１３
とが係合して組付け状態が保持される。
くともろう付け前においては可撓性を有し、図５に示す
ようにサイドプレート５に圧入すると、圧縮されてサイ
ドプレート５の内方屈曲部５２，５２間を通過し、その
後に復元して、図６に示すようにサイドプレート５の内
方屈曲部５２，５２とブラケット６の溝６１３，６１３
とが係合して組付け状態が保持される。
【００３３】このようにしてブラケット６，６が仮止め
され、熱交換器１の他の構成要素とともに、炉中一体ろ
う付けにより、固着される。
され、熱交換器１の他の構成要素とともに、炉中一体ろ
う付けにより、固着される。
【００３４】なお、このブラケット６は押出し成形によ
り製作されているので、プレスによる折曲げ成形に比べ
て金型費が低減できる。
り製作されているので、プレスによる折曲げ成形に比べ
て金型費が低減できる。
【００３５】このように本発明によれば、ねじ止めやス
ポット溶接等の作業が不要であり、ブラケット６をサイ
ドプレート５に圧入するだけというワンタッチの作業で
サイドプレート５とブラケット６を係合させることがで
きる。
ポット溶接等の作業が不要であり、ブラケット６をサイ
ドプレート５に圧入するだけというワンタッチの作業で
サイドプレート５とブラケット６を係合させることがで
きる。
【００３６】図７は本発明の他の具体例のブラケットを
示す。本例のブラケットは、外表面にろう材が被覆され
た所定板厚の板部材を、折曲げ加工して形成されてい
る。
示す。本例のブラケットは、外表面にろう材が被覆され
た所定板厚の板部材を、折曲げ加工して形成されてい
る。
【００３７】図８及び図９は、本発明の他の具体例のサ
イドプレートを示す。サイドプレート５にはブラケット
６を取り付けるための位置決め手段として切り起こし部
５７，５７が設けられている。各切り起こし部５７はサ
イドプレート５の長手方向においてブラケット６の取り
付け位置をはさむように設けられ、サイドプレート５の
長手方向におけるブラケット６の移動を規制する。
イドプレートを示す。サイドプレート５にはブラケット
６を取り付けるための位置決め手段として切り起こし部
５７，５７が設けられている。各切り起こし部５７はサ
イドプレート５の長手方向においてブラケット６の取り
付け位置をはさむように設けられ、サイドプレート５の
長手方向におけるブラケット６の移動を規制する。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本願第１請求項に
記載した発明は、媒体を流通するチューブと、前記チュ
ーブに装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィ
ンを保持するサイドプレートと、前記サイドプレートに
ろう付けされたブラケットとを備えた熱交換器におい
て、前記サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、
前記ブラケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記
ブラケットの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有
し、前記サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁
に、互いに係合することにより組付け状態を保持する係
止手段を設けた熱交換器である。
記載した発明は、媒体を流通するチューブと、前記チュ
ーブに装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィ
ンを保持するサイドプレートと、前記サイドプレートに
ろう付けされたブラケットとを備えた熱交換器におい
て、前記サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、
前記ブラケットもまた対向する一対の側壁を備え、前記
ブラケットの側壁は少なくともろう付け前は可撓性を有
し、前記サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁
に、互いに係合することにより組付け状態を保持する係
止手段を設けた熱交換器である。
【００３９】本発明によれば、サイドプレートとブラケ
ットが係止手段により係合して組付け状態が保持される
ので、ねじ止めやスポット溶接等の作業が不要であり、
また、ブラケットが可撓性を有するので、ブラケットを
サイドプレートに圧入するだけというワンタッチの作業
でサイドプレートとブラケットを係合させることができ
る。
ットが係止手段により係合して組付け状態が保持される
ので、ねじ止めやスポット溶接等の作業が不要であり、
また、ブラケットが可撓性を有するので、ブラケットを
サイドプレートに圧入するだけというワンタッチの作業
でサイドプレートとブラケットを係合させることができ
る。
【００４０】本願第２請求項に記載した発明は、前記第
１請求項に記載の発明において、前記ブラケットは、押
出し成形してなる熱交換器である。
１請求項に記載の発明において、前記ブラケットは、押
出し成形してなる熱交換器である。
【００４１】本発明によれば、ブラケットが押出し成形
してなるものであるので、プレスによる折曲げ成形に比
べて金型費が低減できる。
してなるものであるので、プレスによる折曲げ成形に比
べて金型費が低減できる。
【００４２】本願第３請求項に記載した発明は、前記第
１又は第２請求項に記載の発明において、前記サイドプ
レートには、前記ブラケットを取り付けるための位置決
め手段を設けた熱交換器である。
１又は第２請求項に記載の発明において、前記サイドプ
レートには、前記ブラケットを取り付けるための位置決
め手段を設けた熱交換器である。
【００４３】本発明によれば、サイドプレートにブラケ
ットを取り付けるための位置決め手段を設けたので、位
置決めを容易に行うことができる。
ットを取り付けるための位置決め手段を設けたので、位
置決めを容易に行うことができる。
【図１】 本発明の具体例に係り、熱交換器を示す正面
図である。
図である。
【図２】 本発明の具体例に係り、サイドプレートを示
す下面図である。
す下面図である。
【図３】 図２のＩ−Ｉ線矢視断面図である。
【図４】 本発明の具体例に係り、ブラケットを示す斜
視図である。
視図である。
【図５】 本発明の具体例に係り、サイドプレートとブ
ラケットを示す断面図である。
ラケットを示す断面図である。
【図６】 本発明の具体例に係り、サイドプレートとブ
ラケットを示す断面図である。
ラケットを示す断面図である。
【図７】 本発明の他の具体例に係り、ブラケットを示
す側面図である。
す側面図である。
【図８】 本発明の他の具体例に係り、サイドプレート
を示す下面図である。
を示す下面図である。
【図９】 図８のII−II線矢視断面図である。
１ 熱交換器 ２ チューブ ３ ヘッダタンク ３１ 仕切板 ３２ 入口継手 ３３ 出口継手 ４ フィン ５ サイドプレート ５１ 側壁 ５２ 内方屈曲部 ５３ 挿入部 ５４ 当接部 ５５ 位置決め手段（ビード） ５６ フィン押さえ ５７ 位置決め手段（切り起こし部） ６ ブラケット ６１ 取付部 ６１１ 側壁 ６１２ 内方屈曲部 ６１３ 溝 ６２ 挿入部
Claims (3)
- 【請求項１】 媒体を流通するチューブと、前記チュー
ブに装着されたフィンと、前記チューブ及び前記フィン
を保持するサイドプレートと、前記サイドプレートにろ
う付けされたブラケットとを備えた熱交換器において、 前記サイドプレートは対向する一対の側壁を備え、 前記ブラケットもまた対向する一対の側壁を備え、 前記ブラケットの側壁は少なくともろう付け前は可撓性
を有し、 前記サイドプレートの側壁と前記ブラケットの側壁に、
互いに係合することにより組付け状態を保持する係止手
段を設けたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 前記ブラケットは、押出し成形してなる
ことを特徴とする請求項１記載の熱交換器。 - 【請求項３】 前記サイドプレートには、前記ブラケッ
トを取り付けるための位置決め手段を設けたことを特徴
とする請求項１又は２記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000076104A JP2001263980A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000076104A JP2001263980A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001263980A true JP2001263980A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18593892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000076104A Pending JP2001263980A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001263980A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011169535A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Japan Climate Systems Corp | 熱交換器のブラケット固定構造 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000076104A patent/JP2001263980A/ja active Pending
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