JP2000028290A - 熱交換器におけるブラケットの固定構造 - Google Patents

熱交換器におけるブラケットの固定構造

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登志二 佐野
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付けが簡単で、かつ製造コストを減らすこ
とができるような熱交換器におけるブラケットの固定構
造を提供する。 【解決手段】 熱交換器1において、端部側に位置する
熱交換管3の外方側面に配設されるコルゲートフィン4
の外方側端部に、側辺から外方に向かって起立する一対
の起立片11を有するサイドチャンネル10を装着す
る。また、熱交換器1に固定される上ブラケット10
に、サイドチャンネル10の起立片11の外側面を覆う
かしめ片24と、このかしめ片24と対峙すると共に、
かしめ片24と共働して起立片11を挟持固定する固定
受部25を設ける。これにより、かしめ片24を内方に
向かってかしめて、サイドチャンネル10の起立片11
を、かしめ片24と固定受部25とで挟持して仮止めす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は熱交換器における
ブラケットの固定構造に関するもので、詳細には、平行
部を有する熱交換管の平行部間と、端部側に位置する熱
交換管の外方側面に熱交換用フィンを配設し、端部側の
熱交換用フィンの外方側面に補強部材を配設した熱交換
器におけるブラケットの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車や家屋の空調機器に利用
される熱交換器としては、平行部を有する熱交換管と、
これら熱交換管の平行部間に介在されると共に、端部側
に位置する熱交換管の外方側面に配設される熱交換用フ
ィンと、端部側の熱交換用フィンの外方側面に配設され
る補強部材とを具備するもの例えばパラレルフロー型や
サーペンタイン型等、種々の形状のものが知られてい
る。これらの熱交換器を、使用する場所に設置固定する
ためには、上記端側の熱交換用フィンの外方側面に配設
された取付部材例えばサイドチャンネルにブラケットを
装着固定するのが一般的である。
【0003】上記のような熱交換器におけるブラケット
の固定構造の場合、上記サイドチャンネルは、少なくと
もブラケットと接触する面側に、ろう材がクラッドされ
ており、熱交換用フィンの外方側端部にろう付接合され
ている。このサイドチャンネルは、側辺より熱交換器の
外方に向かって起立する一対の起立片が設けられてお
り、これら起立片によって形成される開口部に、上記ブ
ラケットの一端に形成されたフランジ部を挿入してブラ
ケットを装着した後、加熱手段例えば炉等の中で約60
0℃程度に加熱され、上記サイドチャンネルの表面に塗
布されたろう材が溶融することによって、ろう付接合さ
れる。
【0004】しかし、サイドチャンネルにブラケットを
装着してからろう付接合するまでの間に、ブラケットの
位置がずれてしまうことにより、不良品が発生する虞れ
がある。したがって、ブラケットをサイドチャンネルに
装着した段階で仮止めをする必要があった。この場合、
従来の仮止めとしては、サイドチャンネルとブラケット
をねじ止め又はリベット止めするか、あるいはサイドチ
ャンネルとブラケットの当接面端部に沿って例えばTI
G(Tungsten Inert GasArc)溶
接にて点溶接又はスポット溶接を行う等の方法が採用さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の仮止めにおいて、上記ねじ止め又はリベ
ット止めの場合は、サイドチャンネル及びブラケットに
ねじ又はリベット用の孔を穿設するのが面倒であると共
に、上記孔にねじ又はリベットを嵌挿するための位置合
わせが面倒であり、また、ろう付時に高温に晒されて寸
法誤差を生じるという問題があった。更に、構成部品及
び工数が増加するので、製造コストが増大するという問
題があった。
【0006】一方、TIG溶接による点溶接又はスポッ
ト溶接の場合は、工数が増加すると共に、溶接のための
ランニングコストが嵩むので、結果的に製造コストが増
大するという問題があった。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、サイドチャンネルにブラケットを装着した段階で行
う仮止めの工数を減らすと共に、仮止め作業を簡略化す
ることにより、組付けが簡単で、かつ製造コストを減ら
すことができるような熱交換器におけるブラケットの固
定構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下のように構成される。
【0009】請求項1記載の発明は、平行部を有する熱
交換管と、熱交換管の平行部間に介在されると共に、端
部側に位置する熱交換管の外方側面に配設される熱交換
用フィンと、端部側の熱交換用フィンの外方側面に配設
される補強部材とを具備する熱交換器におけるブラケッ
トの固定構造において、上記補強部材を、側辺より外方
に向かって起立する一対の起立片を有するチャンネル状
部材にて形成し、上記ブラケットに、上記補強部材の起
立片の外側面を覆うかしめ片と、このかしめ片と対峙す
ると共に、かしめ片と共働して起立片を挟持固定する固
定受部を設け、上記かしめ片を内方に向かってかしめる
ことにより、上記補強部材の起立片を、かしめ片と固定
受部とで挟持して仮止めすると共に、これらを一体にろ
う付接合してなる、ことを特徴とする。
【0010】この場合、上記固定受部は、上記かしめ片
と対峙すると共に、かしめ片と共働して上記起立片を挟
持固定できればよいので、両かしめ片間に位置する中実
状に形成してもよいし(請求項2)、あるいは中空状に
形成してもよい(請求項3)。また、固定受部を、両か
しめ片間に位置すると共に、それぞれのかしめ片と対峙
する2つの厚肉片にて形成してもよい(請求項4)。
【0011】上記のように構成される熱交換器における
ブラケットの固定構造によれば、かしめ片を内方に向か
ってかしめることにより、かしめ片と固定受部とで熱交
換器に装着された補強部材の起立片を挟持固定してブラ
ケットの仮止めをすることができるので、ろう付時に生
じる寸法誤差に関係なく確実に仮止めすることができ
る。また、仮止めの工数を削減することができると共
に、仮止め作業を簡略化することができ、更に、仮止め
のための構成部品を削除することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】◎第一実施形態 以下に、この発明の第一実施形態を添付図面に基づいて
詳細に説明する。ここでは、この発明を、パラレルフロ
ー型の熱交換器におけるブラケットの固定構造に適用し
た場合について説明する。図1は、この発明の第一実施
形態を適用した熱交換器の一例を示す概略正面図、図2
は図1のA部を拡大して示す断面斜視図、図3は図1の
B部を拡大して示す断面斜視図である。
【0013】この発明に係るパラレルフロー型の熱交換
器1は、例えば一対のヘッダーパイプ2と、これらヘッ
ダーパイプ2間を連通すべく架設される互いに平行な複
数の熱交換管3と、これら熱交換管3の間に介設される
と共に、熱交換管3の外方側面に配設される熱交換用フ
ィン例えばコルゲートフィン4とを具備しており、ヘッ
ダーパイプ2、熱交換管3及びコルゲートフィン4はろ
う付にて一体に接合されている。
【0014】また、このように構成される熱交換器1の
ヘッダーパイプ2間における、上端のコルゲートフィン
4及び下端のコルゲートフィン4には、側辺から熱交換
器1の外方側に向かって起立する一対の起立片11を両
側部に有する補強部材例えばサイドチャンネル10が、
それぞれろう付接合されている。この場合、上端のサイ
ドチャンネル10の上側には上ブラケット20がろう付
接合され、下端のサイドチャンネル10の下側には下ブ
ラケット30がろう付接合されている。
【0015】ヘッダーパイプ2は、例えばアルミニウム
材にて略円筒状に形成されており、その上下端部にはキ
ャップ部材5が被着されている(図2参照)。また、一
方のヘッダーパイプ2(図1では左側)の外方側上端付
近には、熱媒体の流入口6が設けられており、他方のヘ
ッダーパイプ2の外方側下端付近には、熱媒体の流出口
7が設けられている。
【0016】熱交換管3は、例えばアルミニウム製の押
出形材にて偏平な板状に形成されており、その内部に
は、長手方向に向かって貫通する複数に区画された熱媒
体の流路3a(図2参照)が形成されている。このよう
に形成される熱交換管3の両端部は、両ヘッダーパイプ
2の対峙する側に略平行かつ多段状に設けられたスリッ
ト(図示せず)に挿入され、ろう付固着されており、こ
れにより両ヘッダーパイプ2間が連通されている。
【0017】熱交換用フィンすなわちコルゲートフィン
4は、アルミニウム製の板材を屈曲することにより連続
波形状に形成されており、熱交換管3の間に介設される
と共に、最上段の熱交換管3の上側、及び最下段の熱交
換管3の下側にも配設されてろう付接合されている。
【0018】サイドチャンネル10は、両側部に一対の
起立片11が形成された略チャンネル状の例えばアルミ
ニウム製部材にて形成されており、その長手方向の両端
部には、ヘッダーパイプ2の側面に係合するための係合
部12が形成されている(図2参照)。この場合、起立
片11の両面側には、ろう材がクラッドされている。な
お、起立片11の片面側のみにろう材をクラッドしても
よい。このように形成されるサイドチャンネル10は、
上端部においては、起立片11が垂直上向きになるよう
にすなわち上向きに開口するように、下端部において
は、起立片11が垂直下向きになるようにすなわち下向
きに開口するように配設されている。また、それぞれの
サイドチャンネル10は、その係合部12がヘッダーパ
イプ2の側面にろう付けされ、基部の内方側面がコルゲ
ートフィン4とろう付けされている。
【0019】上ブラケット20は、例えばアルミニウム
製の押出形材にて形成されている。この場合、図2に示
すように、その上部にはクランク状に折曲されると共
に、厚さ方向に貫通する取付孔22を有する取付片21
が形成されており、下部には、サイドチャンネル10を
介して熱交換器1に上ブラケット10を固定するための
固定部23が形成されている。この固定部23は、固定
部23における基部側の両側端部から垂下するかしめ片
24と、これらかしめ片24間に位置する中空矩形状の
固定受部25とで構成されている。この場合、固定受部
25は、固定部23の基部に連なり、かしめ片25より
やや低めに形成されると共に、両側面がかしめ片24と
適宜隙間をおいて対峙するように形成されている。
【0020】一方、下ブラケット30は、上ブラケット
20と同様に、例えばアルミニウム製の押出形材にて形
成されている。この場合、図3に示すように、その下部
には断面略十文字状の取付部31が形成されており、上
部には、上ブラケット20の固定部23と同様な形状の
固定部32が、固定部23を上下方向に反転させた状態
で形成されている。すなわち、固定部32は、固定部3
2における基部側の両側端部から垂直上向きに起立する
かしめ片33と、これらかしめ片33間に位置する中空
矩形状の固定受部34とで構成されている。この場合、
固定受部34は、固定部32の基部に連なり、かしめ片
33より上下方向にやや短めに形成されると共に、両側
面がかしめ片33と適宜隙間をおいて対峙するように形
成されている。
【0021】上記のように形成されるブラケット20,
30は、かしめ片24,33と固定受部25,34との
間に形成される隙間に、サイドチャンネル10の両起立
片11が挿入された状態、つまりかしめ片24,33が
起立片11の外側面を覆う状態で、かしめ片24,33
の先端部付近の外方側面を、内方側に向かってかしめて
仮止めされると共に、一体にろう付接合されている。
【0022】次に、上記のように構成される熱交換器1
に、上ブラケット20又は下ブラケット30を仮止めす
る手順を、下ブラケット30の場合を代表して、図4を
参照して説明する。まず、ヘッダーパイプ2、熱交換管
3、コルゲートフィン4及びサイドチャンネル10を組
立てて治具等で固定しておき、この組立体における下部
側のサイドチャンネル10の両起立片11が、下ブラケ
ット30の固定部32における、かしめ片33と固定受
部34との間に形成された隙間に挿入されるように、下
ブラケット30をサイドチャンネル10に装着する(図
4(a)参照)。その後、両かしめ片33の先端部付近
の外方側面を、内方に向かってかしめて、かしめ片33
と固定受部34とで共働して起立片11を挟持固定する
ことにより、下ブラケット30が上記組立体に仮止めさ
れる(図4(b)参照)。
【0023】また、上ブラケット20を、上記組立体に
おける上部側のサイドチャンネル10に装着して仮止め
する場合も、上述した下ブラケット30と下部側のサイ
ドチャンネル10の場合と同様な手順で行う。このよう
にして上ブラケット20及び下ブラケット30が仮止め
された上記組立体を、加熱手段例えば炉等の中で約60
0℃程度に加熱することにより、予めクラッドされてい
たろう材が溶融して各構成部材同士がろう付接合され、
熱交換器1が形成される。
【0024】上記のようにして、サイドチャンネル10
に上ブラケット20又は下ブラケット30を装着して仮
止めすることにより、ろう付時に高温に晒されることに
よる寸法誤差に関係なく、確実に仮止めすることができ
る。また、仮止めの工数を削減することができると共
に、仮止め作業を簡略化することができ、更に、仮止め
のための構成部品を削除することができる。
【0025】◎第二実施形態 次に、この発明に係る熱交換器におけるブラケットの固
定構造の第二実施形態を、図5を参照して説明する。図
5は第二実施形態における仮止めの手順を示す要部拡大
断面図である。第二実施形態は、ブラケットの固定受部
を中実状に形成した場合である。
【0026】すなわち、例えば下ブラケット30Aにお
いて、上部に形成される固定部32Aを、上記第一実施
形態と同様なかしめ片33と、これらかしめ片33間に
位置すると共に、それぞれのかしめ片33と対峙する中
実矩形状の固定受部34Aとで構成した場合である。こ
の場合、固定受部34Aは、両かしめ片33との間に適
宜隙間を形成しており、この隙間に、サイドチャンネル
10の起立片11が挿入された状態、つまりかしめ片3
3が起立片11の外側面を覆う状態で、かしめ片33を
第一実施形態と同様にかしめることにより仮止めを行
う。なお、上ブラケットについても同様なので、説明を
省略する。
【0027】なお、第二実施形態におけるその他の部分
は上記第一実施形態と同様なので、同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0028】◎第三実施形態 次に、この発明に係る熱交換器におけるブラケットの固
定構造の第三実施形態を、図6を参照して説明する。図
6は第三実施形態における仮止めの手順を示す要部拡大
断面図である。第三実施形態は、ブラケットの固定受部
を、それぞれのかしめ片と対峙する厚肉片にて形成した
場合である。
【0029】すなわち、第三実施形態における下ブラケ
ット30Bにおいて、上部に形成される固定部32B
を、第一実施形態と同様なかしめ片33と、これらかし
め片33間に位置すると共に、それぞれのかしめ片33
と対峙する固定受部である2つの厚肉片34Bとで構成
した場合である。この場合、固定受部すなわち両厚肉片
34Bは、対峙するそれぞれのかしめ片33との間に適
宜隙間を形成しており、この隙間に、サイドチャンネル
10の起立片11が挿入された状態、つまりかしめ片3
3が起立片11の外側面を覆う状態で、かしめ片33を
第一実施形態と同様にかしめることにより仮止めを行
う。なお、上ブラケットについても同様なので、説明を
省略する。
【0030】なお、第三実施形態におけるその他の部分
は、上記第一実施形態と同様なので、同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0031】また、上記第一ないし第三実施形態では、
パラレルフロー型の熱交換器におけるブラケットの固定
構造について説明したが、この発明を、それ以外の熱交
換器例えばサーペンタイン型の熱交換器におけるブラケ
ットの固定構造に適用できることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の熱交
換器におけるブラケットの固定構造によれば、かしめ片
を内方に向かってかしめることにより、かしめ片と固定
受部とで熱交換器に装着された補強部材の起立片を挟持
固定してブラケットの仮止めをすることができるので、
ろう付時に生じる寸法誤差に関係なく確実に仮止めする
ことができる。また、仮止めの工数を削減することがで
きると共に、仮止め作業を簡略化することができ、更
に、仮止めのための構成部品を削除することができる。
したがって、熱交換器の組付けを簡単に行うことがで
き、また、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態を適用した熱交換器の
一例を示す概略正面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す断面斜視図である。
【図3】図1のB部を拡大して示す断面斜視図である。
【図4】第一実施形態における仮止めの手順を示す要部
拡大断面図である。
【図5】この発明の第二実施形態における仮止めの手順
を示す要部拡大断面図である。
【図6】この発明の第三実施形態における仮止めの手順
を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 3 熱交換管 4 コルゲートフィン(熱交換用フィン) 10 サイドチャンネル(補強部材) 11 起立片 20 上ブラケット(ブラケット) 24 かしめ片 25 固定受部 30,30A,30B 下ブラケット(ブラケット) 33 かしめ片 34,34A 固定受部 34B 厚肉片(固定受部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行部を有する熱交換管と、熱交換管の
    平行部間に介在されると共に、端部側に位置する熱交換
    管の外方側面に配設される熱交換用フィンと、端部側の
    熱交換用フィンの外方側面に配設される補強部材とを具
    備する熱交換器におけるブラケットの固定構造におい
    て、 上記補強部材を、側辺より外方に向かって起立する一対
    の起立片を有するチャンネル状部材にて形成し、 上記ブラケットに、上記補強部材の起立片の外側面を覆
    うかしめ片と、このかしめ片と対峙すると共に、かしめ
    片と共働して起立片を挟持固定する固定受部を設け、 上記かしめ片を内方に向かってかしめることにより、上
    記補強部材の起立片を、かしめ片と固定受部とで挟持し
    て仮止めすると共に、これらを一体にろう付接合してな
    る、ことを特徴とする熱交換器におけるブラケットの固
    定構造。
  2. 【請求項2】 上記固定受部を、両かしめ片間に位置す
    る中実状に形成してなる、ことを特徴とする請求項1記
    載の熱交換器におけるブラケットの固定構造。
  3. 【請求項3】 上記固定受部を、両かしめ片間に位置す
    る中空状に形成してなる、ことを特徴とする請求項1記
    載の熱交換器におけるブラケットの固定構造。
  4. 【請求項4】 上記固定受部を、両かしめ片間に位置す
    ると共に、それぞれのかしめ片と対峙する2つの厚肉片
    にて形成してなる、ことを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器におけるブラケットの固定構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001263980A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Zexel Valeo Climate Control Corp 熱交換器
JP2012087990A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Showa Denko Kk 液流通装置およびその製造方法
JP2015001362A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 株式会社デンソー 熱交換器
JP2015072084A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 サンデン株式会社 熱交換器
CN110524261A (zh) * 2019-09-17 2019-12-03 广东诺巴特智能设备有限公司 一种冷却管翅片的装配机

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