JP2015072084A - 熱交換器 - Google Patents

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【課題】振動する端板の振幅を小さくすることで熱交換効率の悪化や破損を防止することのできる熱交換器を提供する。
【解決手段】車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動の伝達によって振動する端板15の振幅が小さくなり、伝熱フィン14に作用する応力が小さくなるため、隣接して配置された伝熱フィン14の座屈を防止することができ、熱交換効率の悪化や室外熱交換器10の破損を防止することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、車両用空気調和装置に用いられる冷凍回路に設けられる熱交換器に関するものである。
従来、この種の熱交換器としては、互いに間隔をおいて平行に延びる一対のヘッダと、両端部がそれぞれ各ヘッダに接続され、ヘッダの延びる方向に互いに間隔をおいて配置された複数の熱交換チューブと、隣り合う熱交換チューブとの間及びヘッダの延びる方向の両外側に位置する熱交換チューブの外側に設けられた伝熱フィンと、ヘッダの延びる方向の両外側に位置する伝熱フィンの外側に設けられ、伝熱フィンと接する基部と基部の幅方向両側からヘッダの延びる方向の外側に向かって延びる延出部とを有する端板と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記熱交換器は、車両のエンジンルーム内の他の部材に、各端板に固定されたブラケットを介して取り付けられる。
特開2003−94135号公報
前記熱交換器には、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動がブラケットを介して伝わる。前記熱交換器に振動が伝わると、熱交換器を構成する部材のそれぞれが振動するが、特に、端板の熱交換器の重心位置の近傍に位置するブラケットが固定された部分の振幅が大きくなる場合がある。この場合には、振動する端板によって隣接して配置された伝熱フィンが座屈してしまい、熱交換効率が悪化したり熱交換器が破損したりするおそれがある。
本発明の目的とするところは、振動する端板の振幅を小さくすることで熱交換効率の悪化や破損を防止することのできる熱交換器を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、互いに間隔をおいて平行に延びる一対のヘッダと、両端部がそれぞれ各ヘッダに接続され、ヘッダの延びる方向に互いに間隔をおいて配置された複数の熱交換チューブと、隣り合う熱交換チューブとの間及びヘッダの延びる方向の両外側に位置する熱交換チューブの外側に設けられた伝熱フィンと、ヘッダの延びる方向の両外側に位置する伝熱フィンの外側に設けられ、伝熱フィンと接する基部と基部の幅方向両側からヘッダの延びる方向の外側に向かって延びる延出部とを有する端板と、端板のヘッダの延びる方向の外側に設けられ、他の部材への取り付けに用いられるブラケットと、を備えた熱交換器であって、端板のブラケットの取り付け位置以外の部分にロウ付けによって固定され、端板を補強する補強部材を備えている。
これにより、補強部材によって端板が補強されることから、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動が伝達することによって振動する端板の振幅が小さくなる。
また、本発明は、前記目的を達成するために、互いに間隔をおいて平行に延びる一対のヘッダと、両端部がそれぞれ各ヘッダに接続され、ヘッダの延びる方向に互いに間隔をおいて配置された複数の熱交換チューブと、隣り合う熱交換チューブとの間及びヘッダの延びる方向の両外側に位置する熱交換チューブの外側に設けられた伝熱フィンと、ヘッダの延びる方向の両外側に位置する伝熱フィンの外側に設けられ、伝熱フィンと接する基部と基部の幅方向両側からヘッダの延びる方向の外側に向かって延びる延出部とを有する端板と、端板のヘッダの延びる方向の外側に設けられ、他の部材への取り付けに用いられるブラケットと、を備えた熱交換器であって、ブラケットには、端板の延びる方向と平行に延びるように形成された端板との接続部を有し、ブラケットと端板とをロウ付けによって固定することで、端板を補強する補強構造が設けられている。
これにより、接続部によって端板が補強されることから、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動が伝達することによって振動する端板の振幅が小さくなる。
本発明によれば、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動が伝達することによって振動する端板の振幅を小さくすることができるので、隣接して配置された伝熱フィンの座屈を防止することができ、熱交換効率の悪化や熱交換器の破損を防止することが可能となる。
本発明の一実施形態を示す冷媒回路の概略図である。 熱交換器の正面図である。 熱交換器の要部分解図である。 端板及びブラケットの断面図である。 端板及び補強部材の断面図である。 ブラケット及び補強部材のその他の例を示す図である。 ブラケットのその他の例を示す図である。 ブラケットのその他の例を示す図である。 補強部材のその他の状態を示す図である。
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の端板を備えた熱交換器は、車両用空気調和装置等の冷凍回路に適用されるものである。この車両用空気調和装置は、図1に示すように、車室A外に設けられた熱交換器としての室外熱交換器10が接続された冷媒回路1を備えている。冷媒回路1には、室外熱交換器10の他に、冷媒を圧縮するための圧縮機2と、車室A内に設けられた室内熱交換器3と、冷媒を減圧するための膨張弁4と、が接続されている。
冷媒回路1は、室外熱交換器10において冷媒を放熱させるとともに、室内熱交換器3において冷媒を吸熱させることにより車室A内の冷房を行っている。
室外熱交換器10は、図2に示すように、それぞれ上下方向に延びるとともに、互いに間隔をおいて設けられた幅方向一対のヘッダ11と、一端が一方のヘッダ11に接続され、他端が他方のヘッダ11に接続された上下方向複数の熱交換チューブ12と、ヘッダ11に接続された受液器13と、各熱交換チューブ12の間及び上下方向両側に位置する熱交換チューブ12の外側に設けられた複数の伝熱フィン14と、上下方向の両外側に位置する伝熱フィン14の外側に設けられた一対の端板15と、各端板15の長手方向両側に設けられたブラケット16と、下側の端板15のブラケット16の取り付け位置以外の部分を補強するための補強部材17と、を備えている。
各ヘッダ11は、例えばアルミニウム等の金属からなる中空円筒状に形成された部材である。各ヘッダ11の外周部には、各熱交換チューブ12の端部が接続されている。
一方のヘッダ11には、圧縮機2から吐出された冷媒をヘッダ11内に流入させるための冷媒流入口11aと、ヘッダ11内の冷媒を室内熱交換器3に向かって流出させるための冷媒流出口11bと、が設けられている。
他方のヘッダ11には、ヘッダ11内の冷媒を受液器13に流入させるための冷媒流出路11cと、受液器13を通過した冷媒をヘッダ11内に流入させるための冷媒流入路11dと、が設けられている。
また、各ヘッダ11には、内部を上下方向に仕切る複数の仕切部11eが設けられ、仕切部11eによって各熱交換チューブ12における冷媒の流れ方向が決められる。図2においては、冷媒流入口11aから一方のヘッダ11内に流入した冷媒は、熱交換チューブ12aを流通して他方のヘッダ11内に流入する。また、熱交換チューブ12aを介して他方のヘッダ11内に流入した冷媒は、熱交換チューブ12bを流通して一方のヘッダ11内に流入する。熱交換チューブ12bを介して一方のヘッダ11内に流入した冷媒は、熱交換チューブ12cを流通して他方のヘッダ11内に流入し、冷媒流出路11cを介して受液器13に流入する。受液器13に流入した冷媒は、冷媒流入路11dを介して他方のヘッダ11内に流入し、熱交換チューブ12dを流通して一方のヘッダ11内に流入し、冷媒流出口11bから室内熱交換器3に向かって流出する。
各熱交換チューブ12は、例えばアルミニウム等の金属を押出成形することによって、平板状に形成された中空扁平状の管状部材である。各熱交換チューブ12は、流路断面の長手方向(幅方向)が冷媒と熱交換する空気の流通方向に向くように配置される。また、各熱交換チューブ12は、内部を流路断面の長手方向(幅方向)に仕切ることによって、冷媒が流通する流体流路としての冷媒流路が流路断面の長手方向(幅方向)に複数形成されている。
受液器13は、アルミニウム等の金属製の部材からなり、両端が閉鎖された円筒状に形成されている。受液器13は、ヘッダ11と同一方向である上下方向に中心軸が延びるように配置され、他方のヘッダ11に冷媒流出路11c及び冷媒流入路11dを介して接続されている。受液器13は、内部にドライヤ及びフィルタが収容されており、受液器13に流入した冷媒中の水分がドライヤによって除去されるとともに、流入した冷媒中の塵埃等の異物がフィルタによって捕捉される。
伝熱フィン14は、例えばアルミニウム等の金属板を波形状に形成した部材からなり、ロウ付けによって取り付けられている。
端板15は、例えば、ロウ材層を有するアルミニウム等の金属板をプレス加工することによって形成される。端板15は、長手方向に沿って延びる基部15aと、長手方向両端側を除く基部15aの短手方向両側から略直角をなして延びる延出部15bと、を有している。端板15は、長手方向両端部がそれぞれ各ヘッダ11に接続され、ロウ付けによってヘッダ11に固定される。また、端板15は、ロウ付けによって基部15aに対して伝熱フィン14が接続される。
ブラケット16は、端板15に接続される接続部16aと、接続部16aから延びるように設けられ、車室A外のエンジンルーム内の部材に係止される係止部16bと、を有している。接続部16aは、壁部15b間の寸法よりもやや小さい幅寸法を有し、壁部15bの高さ寸法と略同一の高さ寸法を有する四角柱状に形成されている。ブラケット16は、接続部16aが端板15の壁部15b間に収容された状態でカシメ等によって端板15に取り付けられる。端板15に取り付けられたブラケット16は、ロウ付けによって端板15に固定される。接続部16aと端板15との間には、端板15にロウ付けによって固定することによって端板15を補強する補強構造が構成される。係止部16bは、ボルトとナット等の締結部材によってエンジンルーム内の部材に固定される。係止部16bは、全てのブラケット16が締結部材によって固定される係止部16bである必要はない。例えば、一部のブラケット16を前記係止部16bとし、その他のブラケット16をエンジンルーム内の部材に係合する構造の係止部として、室外熱交換器10をエンジンルーム内の部材に取り付けることも可能である。
補強部材17は、平板状の金属板の幅方向両側を略直角に屈曲することによって、断面コ字状に形成した部材である。補強部材17は、幅方向の寸法が端板15の壁部15bの間の寸法よりもやや小さい寸法であり、高さ寸法が壁部15bの高さ寸法以下に形成されている。補強部材17は、屈曲された幅方向両端部を端板15の基部15a側に向けて壁部15bの間に収容された状態でカシメ等によって端板15に取り付けられる。端板15に取り付けられた補強部材17は、ロウ付けによって端板15に固定される。補強部材17は、幅方向一方のヘッダ11と幅方向一方のブラケット16との間、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16との間、幅方向他方のブラケット16と幅方向他方のヘッダ11との間、にそれぞれ隙間が生じることのない長さ寸法を有している。各補強部材17は、ロウ付けによって、幅方向一方のヘッダ11と幅方向一方のブラケット16との間、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16との間、幅方向他方のブラケット16と幅方向他方のヘッダ11との間、を接続する。ここで、幅方向一方のヘッダ11と幅方向一方のブラケット16との間、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16との間、幅方向他方のブラケット16と幅方向他方のヘッダ11との間、を接続するとは、ロウ付けによって互いに接続することが望ましいが、ロウ付けを行わず、補強部材17の端部を当接させた状態とした場合も含まれるものとする。
以上のように構成された熱交換器を備えた冷媒回路1において、圧縮機2を駆動させると、圧縮機2から吐出された冷媒は、室外熱交換器10において放熱した後、膨張弁4を介して減圧され、室内熱交換器3において吸熱した後、圧縮機2に吸入される。
この室外熱交換器10には、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動がブラケット16を介して伝わる。この室外熱交換器10は、下側の端板15のブラケット16の周りに応力集中が生じる。しかし、下側の端板15は、ブラケット16の接続部16a及び補強部材17によって補強されているため、振動が伝達することによって振動するときの振幅が小さくなる。
このように、本実施形態の熱交換器によれば、端板15のブラケット16の取り付け位置以外の部分にロウ付けによって固定され、端板15を補強する補強部材17を備えている。
これにより、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動の伝達によって振動する端板15の振幅が小さくなり、伝熱フィン14に作用する応力が小さくなるため、隣接して配置された伝熱フィン14の座屈を防止することができ、熱交換効率の悪化や室外熱交換器10の破損を防止することが可能となる。
また、補強部材17は、一端がヘッダ11に接続され、他端がブラケット16に接続されている。
これにより、補強部材17を介してブラケット16が剛性の高いヘッダ11に接続されるので、振動するブラケット16とヘッダ11の間の端板15の振幅を確実に小さくすることできる。
また、補強部材17は、両端部がそれぞれ一方のヘッダ11側のブラケット16及び他方のヘッダ11側のブラケット16に連結されている。
これにより、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16の間が補強部材17によって接続されることから、端板15の一方のブラケット16と他方のラケット16の間の部分に応力が集中する場合においても、振動する端板15の振幅を確実に小さくすることができる。
また、ブラケット16には、端板15の延びる方向と平行に延びるように形成された端板15との接続部16aを有し、ブラケット16と端板15とをロウ付けによって固定することで、端板15を補強する補強構造が設けられている。
これにより、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動の伝達によって振動する端板15の振幅をブラケット16の接続部16aによって小さくすることができるので、隣接して配置された伝熱フィン14の座屈を防止することができ、熱交換効率の悪化や室外熱交換器10の破損を防止することが可能となる。
尚、前記実施形態では、補強部材17によって、下側の端板15の幅方向一方のヘッダ11と幅方向一方のブラケット16との間、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16との間、幅方向他方のブラケット16と幅方向他方のヘッダ11との間、をそれぞれ接続するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。
前記実施形態の室外熱交換器10は、他方のヘッダ11の幅方向外側に受液器13が設けられているため、重心が他方のヘッダ11側に偏っている。この室外熱交換器10に対して、車両の走行やエンジンの駆動によって生じる振動がブラケット16を介して伝わると、下側の端板15の他方のヘッダ11側のブラケット16の周りに応力集中が生じると考えられる。このため、下側の端板15の幅方向他方のブラケット16近傍にのみ補強部材17を設けるようにしてもよい。
本発明では、室外熱交換器10の重心位置やブラケット16の位置に応じて、下側の端板15の幅方向一方のヘッダ11と幅方向一方のブラケット16との間、幅方向一方のブラケット16と他方のブラケット16との間、幅方向他方のブラケット16と幅方向他方のヘッダ11との間、のいずれかのみに補強部材17を取り付けるようにしても前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態では、下側の端板15のみを補強部材17によって補強するようにしたものを示したが、これに限られない。室外熱交換器10の重心位置やブラケットの位置等の条件に応じて、上下両側の端板15を補強部材17によって補強するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ブラケット16の接続部16aと補強部材17によって端板15を補強するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。補強部材17を用いることなく、ブラケット16の接続部16aのみで端板15を補強してもよい。また、補強構造を有しないブラケットを端板15に取り付け、補強部材17のみで端板15を補強してもよい。
また、前記実施形態では、ブラケット16と補強部材17をそれぞれ別部材として端板15にカシメ等によって組み付け、ロウ付けによって互いに固定するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、図6に示すように、ブラケットの接続部と補強部材を一体に形成した補強部材一体型のブラケット18を端板15に組み付けるようにしてもよい。この場合には、ブラケット及び補強部材を一部品として扱うことができるので、組み付け工数の低減を図ることが可能なる。
また、前記実施形態では、各ブラケット16の幅寸法を全て同一の幅寸法に形成したものを示したが、これに限られるものではない。例えば、図7に示すように、応力が集中する部分の近いブラケット19の幅寸法W2を他のブラケット16の幅寸法W1と比較して大きく形成するようにしてもよい。この場合、応力が集中する端板15の部分を大きな幅寸法W2のブラケット19で補強することで、振動の伝達によって振動する端板15の振幅を小さくすることができる。
また、前記実施形態では、係止部16bの幅寸法と同じ幅寸法の接続部16aを有するブラケット16を示したが、これに限られるものではない。例えば、係止部20bに対して幅寸法の大きな接続部20aが設けられたブラケット20を用いてもよい。
また、前記実施形態では、端板15に対してブラケット16及び補強部材17をカシメ等によって組み付けるようしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、端板15に対してブラケット16及び補強部材17をスポット溶接等の溶接又はリベット止めで組み付け、ロウ付けによって互いに固定するようにしてもよい。したがって、端板15に対するブラケット16及び補強部材17の組み付けは、スポット溶接、リベット止め、カシメ、ロウ付け等、組み付けが可能であれば方法を問わない。
また、前記実施形態では、補強部材17を断面コ字状に形成したものを示したがこれに限られるものではない。例えば、ブラケット16の接続部16aと同様に断面四角柱状に形成してもよいし、外形が四角形の筒状に形成してもよい。
また、前記実施形態では、端板15の延出部15bの間に補強部材17を固定するものを示したがこれに限られるものではない。例えば、図9に示すように、補強部材17が延出部15bの外側に配置されていても、補強部材17によって端板15を補強可能であればよい。
10 室外熱交換器、11 ヘッダ、12 熱交換チューブ、14 伝熱フィン、15 端板、16 ブラケット、16a 接続部、17 補強部材、18 ブラケット、19 ブラケット、20 ブラケット、20a 接続部、20b 係止部。

Claims (6)

  1. 互いに間隔をおいて平行に延びる一対のヘッダと、両端部がそれぞれ各ヘッダに接続され、ヘッダの延びる方向に互いに間隔をおいて配置された複数の熱交換チューブと、隣り合う熱交換チューブとの間及びヘッダの延びる方向の両外側に位置する熱交換チューブの外側に設けられた伝熱フィンと、ヘッダの延びる方向の両外側に位置する伝熱フィンの外側に設けられ、伝熱フィンと接する基部と基部の幅方向両側からヘッダの延びる方向の外側に向かって延びる延出部とを有する端板と、端板のヘッダの延びる方向の外側に設けられ、他の部材への取り付けに用いられるブラケットと、を備えた熱交換器であって、
    端板のブラケットの取り付け位置以外の部分にロウ付けによって固定され、端板を補強する補強部材を備えた
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 補強部材は、一端がヘッダに接続され、他端がブラケットに接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 端板には、複数のブラケットが設けられ、
    補強部材は、両端部がそれぞれブラケットに連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 補強部材は、ブラケットと一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5. 互いに間隔をおいて平行に延びる一対のヘッダと、両端部がそれぞれ各ヘッダに接続され、ヘッダの延びる方向に互いに間隔をおいて配置された複数の熱交換チューブと、隣り合う熱交換チューブとの間及びヘッダの延びる方向の両外側に位置する熱交換チューブの外側に設けられた伝熱フィンと、ヘッダの延びる方向の両外側に位置する伝熱フィンの外側に設けられ、伝熱フィンと接する基部と基部の幅方向両側からヘッダの延びる方向の外側に向かって延びる延出部とを有する端板と、端板のヘッダの延びる方向の外側に設けられ、他の部材への取り付けに用いられるブラケットと、を備えた熱交換器であって、
    ブラケットには、端板の延びる方向と平行に延びるように形成された端板との接続部を有し、ブラケットと端板とをロウ付けによって固定することで、端板を補強する補強構造が設けられている
    ことを特徴とする熱交換器。
  6. 端板には、複数のブラケットが設けられ、
    重心の位置に近いブラケットの接続部の長さ寸法を、それ以外のブラケットの接続部の長さ寸法よりも大きく形成した
    ことを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
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